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発明の名称 献立支援装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−219965
公開日 平成7年(1995)8月18日
出願番号 特願平6−11548
出願日 平成6年(1994)2月3日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小鍜治 明 (外2名)
発明者 金澤 靖之
要約 目的
多数の料理の画像を眺め、その中から気に入った料理を、視覚的、直感的に選んで献立を決定できる献立支援装置を提供する。

構成
料理画像記憶手段10aにより料理の出来上りのカラー画像を記憶し、画像読出手段12によりその画像を読み出して画像メモリ14に書き込み、表示手段15により料理の画像を表示し、画像指定手段16により表示手段15に表示された料理の画像を選択させるることにより、献立に含める料理を決定する。
特許請求の範囲
【請求項1】複数の料理の画像情報が記憶された料理画像記憶手段と、画像情報の読み出しを指示する読出指示手段と、前記読出指示手段の指示に基づき、前記料理画像記憶手段に記憶された画像情報を読み出す画像読出手段と、画像情報を表示する表示手段と、前記表示手段に表示される画像情報の中から所望の画像情報を指定する画像指定手段と、前記画像指定手段により指定された画像情報に対応する料理を記憶する指定料理記憶手段とを具備する献立支援装置。
【請求項2】読出指示手段は、画像の読み出しを最後に指示してから経過した時間を計測する計時手段を有し、計時手段により計測された時間経過が所定の値に達したときに、新たな画像の読み出しを指示する請求項1記載の献立支援装置。
【請求項3】読出指示手段は、新たな画像の読み出しを指示する時間間隔を設定し得る時間間隔設定手段を有し、計時手段により計測された時間経過が前記時間間隔設定手段により設定された時間間隔に達した時に、新たな画像の読み出しを指示する請求項2記載の献立支援装置。
【請求項4】画像指定手段は、時間経過に伴う新たな画像の読み出し指示が読出指示手段により行なわれているとき以外にのみ、画像情報を指定し得る請求項2記載の献立支援装置。
【請求項5】料理の詳細情報を記憶した詳細情報記憶手段と、この詳細情報を前記詳細情報記憶手段から読み出し、読み出した詳細情報を、時間経過に伴う新たな画像の読み出し指示が読出指示手段により行なわれているとき以外にのみ、表示手段に表示せしめる詳細情報読出手段を有する請求項2記載の献立支援装置。
【請求項6】指定料理記憶手段により記憶された料理の画像情報を記憶し、この記憶した画像情報を表示手段に表示せしめる指定料理画像記憶手段を有する請求項1記載の献立支援装置。
【請求項7】指定料理画像記憶手段は、画像情報を記憶する記憶手段と、画像情報を拡大または縮小する画像サイズ変更手段を有し、前記画像サイズ変更手段により解像度が変換された画像を表示手段に表示せしめる請求項6記載の献立支援装置。
【請求項8】表示手段の表示画面を2つの領域に分割し、分割した2つの領域の一方には画像読出手段により読み出された画像情報を表示し、他方には指定料理画像記憶手段により記憶された画像情報を表示する請求項6記載の献立支援装置。
【請求項9】料理の名称を記憶する料理名記憶手段と、前記料理名記憶手段に記憶された料理の名称を読み出し、表示手段に表示せしめる料理名読出手段を有する請求項1記載の献立支援装置。
【請求項10】料理画像記憶手段に記憶される料理の画像情報と料理名記憶手段に記憶される料理の名称は、相異なる媒体上に置かれる請求項8記載の献立支援装置。
【請求項11】画像読出手段による画像情報の読み出しと料理名読出手段による料理名の読み出しとを並行して実行し得る請求項9記載の献立支援装置。
【請求項12】表示手段を調理器のドアに配置した請求項1記載の献立支援装置。
【請求項13】表示手段を調理器の側面に配置した請求項1記載の献立支援装置。
【請求項14】表示手段を食品保存器のドアに配置した請求項1記載の献立支援装置。
【請求項15】表示手段を食品保存器の側面に配置した請求項1記載の献立支援装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、食事の献立の決定を支援する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、主婦が献立を考える際に参考にする資料としては、料理の写真や素材、調理手順、その料理に含まれる栄養などが記された本が用いられてきた。
【0003】しかし、本で提供される情報は固定的なものであり、必ずしも使い勝手がよいとは言えなかった。例えば、本には4人分を標準として材料の量が記載されており、一方、その本を用いる家庭は3人家族であるといった状況も多く存在し、こうした場合には、料理の材料を買いに行く際に、本に記された材料の量を家庭の人数に合わせて計算し直す必要があった。もう一つ例をあげると、本によっては、各料理ごとに個別に、タンパク質が何グラム、ビタミンAが何単位といった、その料理で摂取できる栄養が記載されているが、複数の料理を組み合わせて夕食の献立を決めた場合に、その夕食全体で摂取できる栄養の総量を知ろうとすると、各料理の栄養量をユーザが加算して、わざわざ計算しなければならなかった。
【0004】これらの問題を解決するために、近年では、料理の本に記載されているのと同様の情報を電子化して記憶する、いわゆる献立支援装置が提案されている。こうした装置においては、情報が電子化して記憶されているので、家族の人数に応じて料理に必要な材料の量を算出したり、複数料理の栄養の合計を算出したりするための、演算機能を容易に内蔵させることができる。
【0005】こうした献立支援装置では、従来、ユーザが所望の料理を見いだすための操作としては、汎用のデータベースと同様の操作が想定されていた。すなわち、各料理は予め主たる素材(例えば、肉・魚・野菜)や調理方法(例えば、フランス料理風・中華料理風)などで体系的に分類して記憶されており、ユーザが所望の料理の情報を得るには、主たる素材や調理方法などのキーワードを検索条件として入力し、その後、一覧表として表示された検索条件に合致する料理群の名称の中から、所望の料理の名称を選択するという操作が要求されていた。そして、料理の写真は一切表示されないか、あるいは、表示される場合でも、料理が選択された後に初めて表示されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、主婦をはじめとした一般ユーザにとっては、料理を選ぶ操作としては、本をパラパラとめくって多数の料理の写真を眺め、その中から気に入ったものを選ぶという視覚的、直感的な方法の方が、材料や調理方法を指定して料理を論理的に絞り込んでゆく方法よりも、はるかに平易で使いやすい。すなわち、献立を考えるための操作という観点からは、従来の献立支援装置は、本よりも使い勝手が悪いと言わざるをえない。
【0007】本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、多数の料理の写真を眺め、その中から気に入った料理を、視覚的、直感的に選んで献立を決定できる、本と同等以上の使い勝手が得られる献立支援装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成するために、下記の構成とした。
【0009】すなわち、献立支援装置は、複数の料理の画像情報が記憶された料理画像記憶手段と、画像情報の読み出しを指示する読出指示手段と、読出指示手段の指示に基づき、料理画像記憶手段に記憶された画像情報を読み出す画像読出手段と、画像情報を表示する表示手段と、表示手段に表示される画像情報の中から所望の画像情報を指定する画像指定手段と、画像指定手段により指定された画像情報に対応する料理を記憶する指定料理記憶手段を具備する構成とした。
【0010】また、読出指示手段は、画像の読み出しを最後に指示してから経過した時間を計測する計時手段を有し、計時手段により計測された時間経過が所定の値に達したときに、新たな画像の読み出しを指示する構成とした。
【0011】また、読出指示手段は、新たな画像の読み出しを指示する時間間隔を設定し得る時間間隔設定手段を有し、計時手段により計測された時間経過が時間間隔設定手段により設定された時間間隔に達した時に、新たな画像の読み出しを指示する構成とした。
【0012】また、画像指定手段は、時間経過に伴う新たな画像の読み出し指示が読出指示手段により行なわれているとき以外にのみ、画像情報を指定し得る構成とした。
【0013】また、料理の詳細情報を記憶した詳細情報記憶手段と、この詳細情報を詳細情報記憶手段から読み出し、読み出した詳細情報を、時間経過に伴う新たな画像の読み出し指示が読出指示手段により行なわれているとき以外にのみ表示手段に表示せしめる詳細情報読出手段を付加した構成とした。
【0014】また、指定料理記憶手段により記憶された料理の画像情報を記憶し、この記憶した画像情報を表示手段に表示せしめる指定料理画像記憶手段を付加した構成とした。
【0015】また、指定料理画像記憶手段は、画像情報を記憶する記憶手段と、画像情報を拡大または縮小する画像サイズ変更手段を有し、画像サイズ変更手段により拡大または縮小された画像を表示手段に表示せしめる構成とした。
【0016】また、表示手段の表示画面を2つの領域に分割し、分割した2つの領域の一方には画像読出手段により読み出された画像情報を表示し、他方には指定料理画像記憶手段により記憶された画像情報を表示する構成とした。
【0017】また、料理の名称を記憶する料理名記憶手段と、料理名記憶手段に記憶された料理の名称を読み出し、表示手段に表示せしめる料理名読出手段を付加した構成とした。
【0018】また、料理画像記憶手段に記憶される料理の画像情報と料理名記憶手段に記憶される料理の名称を、相異なる媒体上に置く構成とした。
【0019】また、画像読出手段による画像情報の読み出しと料理名読出手段による料理名の読み出しとを並行して実行し得る構成とした。
【0020】また、表示手段を調理器のドアに配置した構成とした。また、表示手段を調理器の側面に配置した構成とした。
【0021】また、表示手段を食品保存器のドアに配置した構成とした。また、表示手段を食品保存器の側面に配置した構成とした。
【0022】
【作用】上記構成により以下の作用が得られる。
【0023】すなわち、料理画像記憶手段に記憶された料理の画像情報を、読出指示手段の指示に基づき、画像読出手段にて読み出して表示手段に表示し、画像指定手段にて表示手段に表示される画像情報の中から所望の画像情報を指定することにより献立に含める料理を決定するので、ユーザは、料理の画像情報に基づいて料理を選択することが可能となる。
【0024】また、計時手段にて画像の読み出しを最後に指示してから経過した時間を計測し、この経過時間が所定の値に達したときに新たな画像の読み出しを行なうことにより、表示手段に一定時間間隔で料理の画像情報を次々と表示させるので、ユーザは、あたかも紙に印刷された写真をパラパラとめくり読みするかのような感覚で、献立に含めるべき料理を見い出すことが可能となる。
【0025】また、時間間隔設定手段により、画像情報を最後に読み出してから新たな画像情報を読み出すまでの時間間隔を、ユーザが自由に設定することを可能としている。
【0026】また、時間経過に伴う新たな画像の読み出し指示が読出指示手段により行なわれているとき以外にのみ、画像指定手段にて料理の画像を指定できるよう制御するので、画像の読み出しの進行に伴って、ユーザが所望したのとは異なる料理が選択されるのを、未然に防止することが可能となる。
【0027】また、時間経過に伴う新たな画像の読み出し指示が読出指示手段により行なわれているとき以外にのみ、料理の詳細情報を表示手段にて表示するので、連続して料理の画像を読み出し表示している期間には、詳細情報がわずかな時間だけ表示されて表示手段の表示画面がちらつくのを未然に防止するとともに、画像の連続的な読み出しを停止した際には、画像に対応する料理の詳細情報を表示することが可能となる。
【0028】また、既に選択された料理の画像情報を、新たに選択するか否かを検討中の料理の画像情報と並べて表示手段にて表示することにより、各料理の色合いのバランスも考慮しながらユーザが献立を決定することを可能とする。
【0029】また、既に選択された料理の画像情報を画像サイズ変更手段にて拡大もしくは縮小することにより、表示手段の表示画面の有効利用を可能とする。
【0030】また、表示手段の表示画面を2つの領域に分割し、分割した2つの領域の一方には画像読出手段により読み出された画像情報を表示し、他方には指定料理画像記憶手段により記憶された画像情報を表示することにより、画像読出手段により読み出された画像情報と指定料理画像記憶手段により読み出された画像情報を、ユーザが一目で区別できるように表示することが可能となる。
【0031】また、料理名読出手段にて料理名記憶手段から読み出した料理名を表示手段にて文字として表示することにより、ユーザに、画像情報により直感的に見いだした料理を、料理名により再確認させることが可能となり、料理の選択を高速かつ正確に行なわせることが可能となる。
【0032】また、料理画像記憶手段に記憶される料理の画像情報と料理名記憶手段に記憶される料理の名称を、相異なる媒体上に置くことにより、両者を同一媒体上に置く場合と比較して、ディスクのシーク時間等、これら記憶されている情報の読み出しに要する時間を削減し、画像情報の読み出しと料理名の読み出しを高速化することが可能となる。
【0033】また、画像読出手段による画像情報の読み出しと料理名読出手段による料理名の読み出しとを並行して実行することにより、画像情報の読み出しと料理名の読み出しを一層高速にすることが可能となる。
【0034】また、表示手段を調理器のドアに配置することにより、調理器のドア面を有効に活用して、献立支援装置を実現することが可能となる。
【0035】また、表示手段を調理器の側面に配置することにより、調理器の側面を有効に活用して、献立支援装置を実現することが可能となる。
【0036】また、表示手段を食品保存器のドアに配置することにより、食品保存器のドア面を有効に活用して、献立支援装置を実現することが可能となる。
【0037】また、表示手段を食品保存器の側面に配置することにより、食品保存器の側面を有効に活用して、献立支援装置を実現することが可能となる。
【0038】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面を参照しながら説明する。
【0039】(実施例1)図1は、本発明の献立支援装置の第1の実施例の構成を示すブロック図である。図1において、10はデータベースであり、料理の出来上りのカラー写真を電子化した画像情報を複数の料理について記憶している料理画像記憶手段10aと、料理名を文字コード列として記憶している料理名記憶手段10bを有している。また、11は読出指示手段であり、内部に押しボタン11aを有している。また、12はCPU(中央処理装置)とメモリとソフトウェアで実現された画像読出手段であり、内部に識別子記憶手段12aを有している。また、13は料理名読出手段であり、内部にキャラクタジェネレータ13aを有している。また、14は画像メモリ、15はビットマップディスプレイからなる表示手段である。また16は画像指定手段であり、内部に押しボタン16aを有している。また、17は指定料理記憶手段であり、内部にメモリ17aを有している。また、18は手順表示指示手段であり、内部に押しボタン18aを有している。また、19は調理手順表示手段である。これら各部は、信号線508〜518により接続されている。
【0040】また、図2は、表示手段15に表示される画像の例を示す説明図である。図2中、20は表示手段15の表示画面、21は料理画像表示領域、22は料理名表示領域である。
【0041】以下、図1の各部の動作を説明する。料理画像記憶手段10aは、N個(N≧2)の料理の画像情報を、ランダムアクセス可能な光ディスク上に記憶している。各料理は、1〜Nの数字からなる識別子で識別され、料理の画像情報は、この識別子を用いて読み出すことができる。
【0042】料理名記憶手段10bは、各料理の名称を文字コード列として、ランダムアクセス可能なハードディスク上に記憶している。これらの料理名は、料理の識別子を用いて読み出すことができる。
【0043】読出指示手段11中の押しボタン11aが押下されることにより、本献立支援装置の動作が開始する。読出指示手段11は、押しボタン11aが押下されたとき、次画像読出指示命令を信号線510に出力する。押しボタン11aが押下されていないときには、信号線510に何も出力しない。
【0044】画像読出手段12中の識別子記憶手段12aは、料理の識別子の値を1つだけ記憶している。記憶している値の初期値は、料理の識別子の最小値1である。
【0045】画像読出手段12は、当該献立支援装置の動作が始まる際に、識別子記憶手段12aの初期値1を信号線511に出力する。また、信号線510を介して次画像読出指示命令を供給されたときには、識別子記憶手段12aが記憶している識別子の値を読み出し、料理の識別子の最大値Nと比較する。比較の結果、読み出した値が料理の識別子の最大値Nより小さい場合には、読み出した値に1を加えた値を新たに識別子記憶手段12aに記憶させるとともに、この新たに記憶させた値を信号線511に出力する。一方、読み出した値が料理の識別子の最大値Nと等しい場合には、料理の識別子の最小値1を新たに識別子記憶手段12aに記憶させるとともに、この新たに記憶させた値1を信号線511に出力する。従って、例えば料理の個数が200個であり、初期状態から始めて押しボタン11aが200回押下された場合には、画像読出手段12が信号線511に出力する値は、動作開始時に出力される値を含めて、順に、1、2、3、………、199、200、1となる。
【0046】料理画像記憶手段10aは、信号線511を介して供給される値を料理の識別子として読み込み、この識別子が示す料理の画像情報を光ディスクから読み出して信号線512に出力する。
【0047】画像読出手段12は、この画像情報を信号線512を介して読み込み、画像メモリ14の、料理画像表示領域21に対応する所定の領域に、信号線513を介して書き込む。
【0048】料理名記憶手段10bは、信号線511を介して供給される値を料理の識別子として読み込み、この識別子が示す料理の名称を文字コード列としてハードディスクから読み出して信号線508に出力する。この文字コード列の読み出しならびに出力は、料理画像記憶手段10aによる画像情報の読み出しならびに出力と同時に並行して行なわれる。
【0049】料理名読出手段13は、この文字コード列を読み込んでキャラクタジェネレータ13aに入力し、画像情報に変換した後、画像メモリ14の、料理名表示領域22に対応する所定の領域に、信号線509を介して書き込む。
【0050】表示手段15は、画像メモリ14に書き込まれた画像情報を信号線514を介して読み込み、ビットマップディスプレイに表示する。
【0051】従って、表示手段15上の料理画像表示領域21と料理名表示領域22には、当該献立支援装置の動作開始時には、識別子1が表わす料理の出来上りのカラー画像とその料理名が表示され、以後、押しボタン11aが押下されるたびに、表示される料理の画像と料理名が、識別子2、3、4、…が表わすものに順次変更されてゆく。
【0052】画像指定手段16は、押しボタン16aが押下されたとき、料理記憶命令を信号線515に出力する。画像指定手段16は、押しボタン16aが押下されていないときには、信号線515に何も出力しない。
【0053】指定料理記憶手段17中のメモリ17aは、料理の識別子を最大4個まで記憶する。
【0054】図3A、図3Bならびに図3Cは、メモリ17aに記憶される料理の識別子の例を示す説明図である。メモリ17aは、4個の料理の識別子を記憶するために4個の記憶アドレスA1〜A4を有している。初期状態では、図3Aに示すように全アドレスA1〜A4に、未使用であることを示す特別な値nullを記憶している。
【0055】図1に戻って、指定料理記憶手段17は、信号線515を介して料理記憶命令が供給されたとき、識別子記憶手段12aが記憶している識別子の値を信号線516を介して読み出し、その値を、メモリ17a中の未使用の領域のうち、最も前方に位置するアドレスに記憶する。例えば、メモリの記憶内容が図3Aの状態であり、値が23である識別子が識別子記憶手段12aに記憶されている状態で、信号線515を介して料理記憶命令が供給された場合には、図3Bに示すように、メモリ17aのアドレスA1の値をnullから23に書き換える。さらに、メモリ17aに記憶されている値が図3Bの状態であり、識別子記憶手段12aに記憶されている識別子の値が75であるときに、信号線515を介して料理記憶命令が供給された場合には、図3Cに示すように、メモリ17aのアドレスA2の値をnullから75に書き換える。
【0056】手順表示指示手段18は、押しボタン18aが押下されると、信号線517に調理手順表示命令を出力する。押しボタン18aが押下されていないときには、信号線517に何も出力しない。
【0057】調理手順表示手段19は、信号線517を介して調理手順表示命令が供給されたとき、メモリ17aに記憶されている、nullでない料理の識別子の値を全て読み込み、それら識別子が示す料理の調理手順を順次表示する。なお、調理手順表示手段19が如何にして調理手順を表示するかについては、公知の技術(例えば、特開平5ー187641号公報を参照)をそのまま用いればよいので、詳しい説明は省略する。
【0058】本実施例によれば、献立に含める料理を、料理名だけに基づいて決定するのではなく、表示手段15に表示される料理の出来上りのカラー画像情報を見て決定できるので、ユーザは本を眺めるのに近い感覚で献立支援装置を操作し、献立の料理を決定することが可能となる。
【0059】また、料理を体系的に分類するキーワードの入力が必要ないので、キーボードの使用に馴れていないユーザでも、献立支援装置を容易に操作することが可能となる。
【0060】また、画像読出手段12による画像情報の読み出しと、料理名読出手段13による料理名の読み出しは同時に並行して行なわれるので、これら2つの情報を逐次的に読み出す場合よりも、料理の画像情報と料理名を高速に表示手段15に表示することができる。なお、画像読出手段12による画像情報の読み出しと料理名読出手段13による料理名の読み出しを逐次的に行なう場合であっても、料理画像記憶手段10aにて記憶される画像情報と料理名記憶手段10bにて記憶される料理名とは、相異なる媒体上に置く方がよい。なぜならば、一般に記憶媒体上に情報を記憶する場合、画像情報は画像情報でまとめて互いに隣接したトラックに記憶し、料理名は料理名でまとめて互いに隣接したトラックに記憶するが、画像情報と料理名といった全く異なる情報は相互に離れた位置に置かれることが多く、画像情報の次に料理名を読み出し、次に再び画像情報を読み出すというように異なる種類の情報同士が相互に連続して読み出されると、ディスクのシーク時間などのオーバーヘッドが大きくなりがちであるが、異なる種類の情報は互いに異なる媒体上に置くことによってこのオーバーヘッドを回避できるからである。
【0061】(実施例2)図4は、本発明の献立支援装置の第2の実施例の構成を示すブロック図である。図4中、40はデータベースである。データベース40は、図1のデータベース10と比較して、料理画像記憶手段10aと料理名記憶手段10bに加えて、詳細情報記憶手段40cを含む点が異なっている。また、41は読出指示手段である。また、42は画像読出手段であり、内部に識別子記憶手段42aを有している。また、43は料理名読出手段であり、内部にキャラクタジェネレータ43aを有している。また、44は画像メモリ、45はビットマップディスプレイからなる表示手段である。また、46は画像指定手段である。また、47は詳細情報読出手段であり、内部にキャラクタジェネレータ47aを有している。また、540〜542は信号線である。この他、図1と同じ構成要素については図1と同一の番号を付している。
【0062】図5は、図4の読出指示手段41の詳細な構成例を示すブロック図である。図5中、50〜54は押しボタン、55は読出方向記憶手段、56は時間経過を計測する計時手段、57は制御手段であり、これら各部は、信号線550〜558により接続されている。
【0063】また、図7は、表示手段45に表示される画像の例を示す説明図である。図7中、70は表示手段45の表示画面、71は料理画像表示領域、72は料理名表示領域、73は詳細情報表示領域である。
【0064】本実施例の献立支援装置は、読出指示手段41中の押しボタン50〜54のいずれかが押下されることにより動作が開始する。
【0065】制御手段57は、信号線550〜554を常時監視しており、これらの信号線を介して、押しボタン50〜54が押下されたことを感知したとき、各ボタンに応じた動作を行なう。押しボタン50が押下された場合には、次画像読出命令を1度だけ、信号線510に出力する。押しボタン51が押下された場合には、前画像読出命令を1度だけ、信号線510に出力する。押しボタン52が押下された場合には、次画像読出命令を1度信号線510に出力するとともに、信号線555を介して読出方向記憶手段55に順方向の読み出しを示す値「FORWARD」を書き込み、さらに、計時開始命令を信号線557に出力する。さらに、信号線540には、後に押しボタン54が押下されるまで、連続読出中信号を出力し続ける。押しボタン53が押下された場合には、前画像読出命令を1度信号線510に出力するとともに、信号線555を介して読出方向記憶手段55に逆方向の読み出しを示す値「BACKWARD」を書き込み、さらに、計時開始命令を信号線557に出力する。さらに、信号線540には、後に押しボタン54が押下されるまで、連続読出中信号を出力し続ける。押しボタン54が押下された場合には、計時停止命令を信号線557に出力するとともに、信号線540への連続読出中信号の出力を停止する。また、制御手段57は、動作開始時には、計時停止命令を信号線557に出力し、信号線540には連続読出中信号を出力しない。
【0066】計時手段56は、信号線557を介して計時開始命令が供給されると、以後、時間の経過を計測し、所定の時間間隔で、計時検出信号を信号線558に繰り返し出力する。また、信号線557を介して計時停止命令が供給されると、以後の時間の経過の計測と、計時検出信号の出力を停止する。なお、この計時手段56の構成例は、後に詳しく述べる。
【0067】制御手段57は、信号線558を介して計時検出信号が供給されたとき、読出方向記憶手段55に記憶されている値を信号線556を介して読み出し、この値が「FORWARD」である場合には、次画像読出命令を1度信号線510に出力する。一方、読み出した値が「BACKWARD」である場合には、前画像読出命令を1度信号線510に出力する。
【0068】従って、読出指示手段41全体は、以下のように動作する。すなわち、押しボタン50が押下された場合には、次画像読出命令を1度だけ信号線510に出力する。押しボタン51が押下された場合には、前画像読出命令を1度だけ信号線510に出力する。押しボタン52が押下された場合には、以後、押しボタン54が押下されるまで、連続読出中信号を信号線540に出力し続けるとともに、次画像読出命令を所定の時間間隔で繰り返し信号線510に出力する。押しボタン53が押下された場合には、以後、押しボタン54が押下されるまで、連続読出中信号を信号線540に出力し続けるとともに、前画像読出命令を所定の時間間隔で繰り返し信号線510に出力する。
【0069】次に、計時手段56の構成例について述べる。図6は、計時手段56の構成例を示すブロック図である。図6中、60は水晶発振器、61は分周器、62は計数器、63は時間間隔設定手段である。時間間隔設定手段63は、内部に、レジスタ63aとテンキー63bを有している。また、64は制御手段であり、これら各部は信号線560〜565により接続されている。
【0070】制御手段64は、信号線557を介して計時開始命令を供給されたとき、発振許可信号を信号線560に、分周許可信号を信号線561に、計数許可信号を信号線562に出力する。一方、信号線557を介して計時停止命令を供給されたとき、発振禁止信号を信号線560に、分周禁止信号を信号線561に、計数禁止信号を信号線562に出力する。
【0071】水晶発振器60は、信号線560を介して発振許可信号を供給されると、以後、1メガヘルツの方形波を信号線563に出力し、信号線560を介して発振禁止信号を供給されると、方形波の出力を停止する。
【0072】分周器61は、信号線561を介して分周許可信号が供給されたとき、信号線563を介して供給される方形波を1万分の1に分周して100ヘルツの方形波を信号線564に出力し、信号線561を介して分周禁止信号が供給されたとき、分周と方形波の出力を停止する。
【0073】時間間隔設定手段63中のレジスタ63aは、初期値として値25を記憶している。
【0074】時間間隔設定手段63は、テンキー64aによりユーザから数値が入力されると、レジスタ63aの値を、その入力された値に書き換える。
【0075】計数器62は、信号線562を介して計数許可信号を供給されたとき、信号線565を介してレジスタ63aの値を読み込み、計数値とする。この後、信号線564を介して供給される方形波の信号がローレベルからハイレベルに切り替わったとき、計数値が1であるか否かを判定し、計数値が1でない場合には、それまでの計数値から1だけ減じた値を新たな計数値とする。一方、計数値が1である場合には、信号線565を介してレジスタ63aの値を読み込み、新たな計数値とするとともに、計時検出信号を信号線558に出力する。信号線562を介して計数禁止信号を供給されると、計数値の変更と計時検出信号の出力を停止する。
【0076】従って、レジスタ63aに記憶されている値をKで表わすと、計時手段56は、計時開始命令が信号線557を介して供給された後、信号線558にK×10ミリ秒周期で計時検出信号を出力することになる。具体的には、例えば、レジスタ63aに記憶されている値が初期値25である場合には、250ミリ秒間隔で計時検出信号を出力する。また、レジスタ63aに記憶できる値の範囲を1〜100とすると、10ミリ秒から1秒の間で、10ミリ秒間隔で、計時検出信号が出力される時間間隔を設定することが可能となる。設定可能な時間間隔としては、200ミリ秒〜1秒の間に含まれる時間を、少なくとも1つ含むようにするのが望ましい。
【0077】図4に戻って、画像読出手段42中の識別子記憶手段42aは、料理の識別子の値を1つだけ記憶している。記憶している値の初期値は、料理の識別子の最小値1である。
【0078】画像読出手段42は、当該献立支援装置の動作が始まる際に、識別子記憶手段42aの初期値1を信号線511に出力する。また、信号線510を介して次画像読出指示命令を供給されたときには、識別子記憶手段42aが記憶している識別子の値を読み出して、料理の識別子の最大値Nと比較する。比較の結果、読み出した値が料理の識別子の最大値Nより小さい場合には、読み出した値に1を加えた値を新たに識別子記憶手段42aに記憶させるとともに、この新たに記憶させた値を信号線511に出力する。一方、読み出した値が料理の識別子の最大値Nと等しい場合には、料理の識別子の最小値1を新たに識別子記憶手段42aに記憶させるとともに、この新たに記憶させた値1を信号線511に出力する。また、信号線510を介して前画像読出指示命令を供給されたときには、識別子記憶手段42aが記憶している識別子の値を読み出して、料理の識別子の最小値1と比較する。比較の結果、読み出した値が料理の識別子の最小値1より大きい場合には、読み出した値から1を減じた値を新たに識別子記憶手段42aに記憶させるとともに、この新たに記憶させた値を信号線511に出力する。一方、読み出した値が料理の識別子の最小値1と等しい場合には、料理の識別子の最大値Nを新たに識別子記憶手段42aに記憶させるとともに、この新たに記憶させた値Nを信号線511に出力する。
【0079】料理画像記憶手段10aは、信号線511を介して供給される値を料理の識別子として読み込み、この識別子が示す料理の画像情報を信号線512に出力する。
【0080】画像読出手段42は、この画像情報を信号線512を介して読み込み、画像メモリ44の、料理画像表示領域71に対応する所定の領域に、信号線513を介して書き込む。
【0081】料理名記憶手段10bは、信号線511を介して供給される値を料理の識別子として読み込み、この識別子が示す料理の名称を文字コード列として信号線508に出力する。
【0082】料理名読出手段43は、この文字コード列を読み込んでキャラクタジェネレータ43aに入力し、画像情報に変換した後、この画像情報を、画像メモリ44の料理名表示領域72に対応する所定の領域に、信号線509を介して書き込む。
【0083】詳細情報記憶手段40cは、各料理の詳細情報として、料理の総カロリーや塩分、タンパク質、脂肪、ビタミン、ミネラル、繊維質の含有量などの栄養価をはじめ、その他、材料や調理方法、調理に要する時間、料理の由来など、その料理に関する様々な詳細情報を文字コード列として記憶しており、各料理の詳細情報を、料理の識別子を用いて読み出すことができる。詳細情報記憶手段40cは、信号線511を介して料理の識別子が供給されたとき、その識別子が示す料理の詳細情報を文字コード列として信号線541に出力する。
【0084】詳細情報読出手段47は、信号線541を介して文字コード列が供給されたとき、信号線540を参照する。信号線540に連続読出中信号が供給されている場合には、信号線541を介して供給された文字コード列を無視し、メモリ44の詳細情報表示領域73に対応する領域の全画素を、信号線542を介して白色でぬりつぶす。一方、信号線540に連続読出中信号が供給されていない場合には、信号線541を介して供給された文字コード列を読み込んでキャラクタジェネレータ47aに入力し、画像情報に変換した後、この画像情報を、画像メモリ44の詳細情報表示領域73に対応する所定の領域に、信号線542を介して書き込む。
【0085】表示手段45は、画像メモリ44に書き込まれた画像情報を信号線514を介して読み込み、ビットマップディスプレイに表示する。
【0086】画像指定手段46は、押しボタン46aが押下されたとき、信号線540を参照する。参照の結果、連続読出中信号が信号線540に供給されていない場合には、料理記憶命令を信号線515に出力する。一方、連続読出中信号が信号線540に供給されている場合には、信号線515に何も出力しない。また、押しボタン46aが押下されていないときには、信号線515に何も出力しない。
【0087】指定料理記憶手段17、手順表示指示手段18ならびに調理手順表示手段19の動作に関しては、図1の各構成要素の動作と全く同じなので、詳しい説明は省略する。
【0088】本実施例によれば、当該献立支援装置のユーザは、表示手段19に表示される料理の画像および名称を、押しボタン50、51の押下により1つずつ順に変更し、また、押しボタン52、53の押下により連続して一定周期で変更し、押しボタン54の押下によりその一定周期での変更を停止することができるので、あたかも紙に印刷された写真をパラパラとめくり読みするかのような感覚で、献立に含めるべき料理を見い出すことが可能となる。
【0089】また、時間間隔設定手段63により、ひとつの料理が表示されてから次の料理が表示されるまでの時間間隔を自由に設定できるので、ユーザの好みに応じたスピードでめくり読みを行なうことが可能となる。
【0090】さらに、連続してめくり読みを行なっている際には画像指定手段46が料理記憶命令を信号線515に出力せず、押しボタン54を用いて表示手段45に表示される料理の変更を停止した後にのみ、画像指定手段46が料理記憶命令を信号線515に出力するので、本献立支援装置のユーザが、表示手段45に表示された料理を見た後、押しボタン46aを押下し終えるまでに、新たな料理が表示手段45に表示されてしまい、ユーザが所望したのとは異なる料理が指定料理記憶手段17に記憶されてしまうという問題の発生を、未然に防止することも可能である。
【0091】また、めくり読みにて見いだした料理の詳細情報の一部として栄養価が表示されるので、例えば、血圧が高い人は塩分の多い料理は避け、あるいは、体重を減らそうと考えている人は総カロリーが多い料理は避けるなど、ユーザが自らの健康に留意した献立を考えるのを支援することも可能である。
【0092】また、めくり読みにて見いだした料理の詳細情報の一部として調理に要する時間が表示されるので、例えば、夕食の準備にかける時間をあまり長くかけられない場合には調理時間が1時間以上の料理は避けるなど、ユーザが自らの都合に応じた献立を考えるのを支援することも可能である。
【0093】(実施例3)図8は、本発明の献立支援装置の第3の実施例の構成を示すブロック図である。図8中、80はデータベースである。データベース80は、図4のデータベース40と比較して、料理画像記憶手段10aと料理名記憶手段10bならびに詳細情報記憶手段40cに加えて、各料理の属性を記憶した料理属性記憶手段80dを含む点が異なっている。また、81はキーボードである。また、82は画像読出手段であり、内部にメモリ82aとアドレスレジスタ82b、最終アドレスレジスタ82cを有している。また、83は指定料理画像記憶手段であり、内部に画像サイズ変更手段83aと画像メモリ83bを有している。また、85はビットマップディスプレイからなる表示手段である。また、87は指定料理記憶手段であり、内部にメモリ87aを有している。また、580〜584は信号線である。その他、図4の献立支援装置と同一の構成要素に関しては、図4と同じ番号を付している。
【0094】また、図9は、メモリ82aの記憶内容を示す説明図である。図9中、B1〜B5はアドレスである。
【0095】また、図10は、表示手段85に表示される画像の例を示す説明図である。図10中、100は表示手段85の表示画面、101は料理画像表示領域、102は料理名表示領域、103は詳細情報表示領域、104a〜104dは指定料理画像表示領域である。料理画像表示領域101と料理名表示領域102ならびに詳細情報表示領域103は、表示画面100の下部70%に含まれ、この70%分の画像は画像メモリ44から読み出して表示される。一方、指定料理画像表示領域104a〜104dは、表示画面100の上部30%に含まれ、この30%分の画像は画像メモリ83bから読み出して表示される。
【0096】以下、図8の各部の動作を説明する。データベース80中の料理属性記憶手段80dは、各料理ごとに、その料理の主たる素材(例えば、牛肉、鯛、ほうれん草など)、調理方法(例えば、フランス料理風・中華料理風など)、その料理を食べたときの摂取エネルギー(何カロリーになるか)や栄養価(例えば、タンパク質が何グラム・ビタミンAが何単位など)を、その料理の属性として記憶しており、これらの属性を入力として、入力された属性に合致する料理群の識別子を出力することができる。
【0097】キーボード81から、献立に含めたい料理の属性が入力されることにより、本献立支援装置の動作が開始する。キーボード81から入力された属性は、信号線580に出力される。
【0098】料理属性記憶手段80dは、信号線580を介して供給される属性を読み込み、その属性に合致する料理群の識別子を、信号線581に出力する。
【0099】画像読出手段82中のメモリ82aは、料理の識別子を記憶するメモリであり、アドレスレジスタ82bおよび最終アドレスレジスタ82cは、メモリ82aのアドレスを記憶するレジスタである。
【0100】画像読出手段82は、信号線581を介して料理群の識別子が供給されたとき、供給された識別子を1つずつ、メモリ82aの最も前方に位置するアドレスB1から順に書き込む。また、アドレスレジスタ82bにはアドレスB1を書き込み、最終アドレスレジスタ82cには、メモリ82aのアドレスのうち、識別子を書き込んだ最も後方に位置するアドレスを書き込む。さらに、メモリ82aのアドレスB1に記憶されている値を信号線511に出力する。例えば、供給された料理の識別子が7、43、182の3つであった場合には、図9に示すように、メモリ82aの最も前方に位置するアドレスB1には7が、次のアドレスB2には43が、次のアドレスB3には182が書き込まれ、アドレスレジスタ82bにはアドレスB1が、最終アドレスレジスタ82cにはアドレスB3が書き込まれることになる。また、信号線511にはメモリ82aのアドレスB1に記憶されている値7が出力される。
【0101】読出指示手段41は、図4の読出指示手段41と全く同様にして、次画像読出指示命令もしくは前画像読出指示命令を、信号線510に出力する。
【0102】画像読出手段82は、信号線510を介して次画像読出指示命令を供給されたとき、アドレスレジスタ82bに記憶されている値と最終アドレスレジスタ82cに記憶されている値を読み出して比較する。比較の結果、アドレスレジスタ82bに記憶されていた値の方が最終アドレスレジスタ82cに記憶されていた値よりも小さい場合には、アドレスレジスタ82bが示すアドレスの1つ後方に位置するアドレスを算出してアドレスレジスタ82bに記憶させるとともに、この算出したアドレスに記憶されているメモリ82aの値を読み出して信号線511に出力する。一方、比較の結果、両者が等しい場合には、メモリ82aの最も前方に位置するアドレスB1をアドレスレジスタ82bに記憶させるとともに、アドレスB1に記憶されているメモリ82aの値を読み出して信号線511に出力する。例えば、先にも例にあげた図9の識別子群がメモリ82aに記憶されている場合を例にとると、アドレスレジスタ82bの値がB1であった場合にはアドレスレジスタ82bの値がB2に書き換えられてメモリ82aのアドレスB2に記憶されている値43が信号線511に出力され、アドレスレジスタ82bの値がB2であった場合にはアドレスレジスタ82bの値がB3に書き換えられてメモリ82aのアドレスB3に記憶されている値182が信号線511に出力され、アドレスレジスタ82bの値がB3であった場合にはアドレスレジスタ82bの値がB1に書き換えられてメモリ82aのアドレスB1に記憶されている値7が信号線511に出力されることになる。
【0103】また、画像読出手段82は、信号線510を介して前画像読出指示命令を供給されたとき、アドレスレジスタ82bに記憶されている値とメモリ82aの先頭アドレスB1を比較する。比較の結果、アドレスレジスタ82bに記憶されていた値の方がアドレスB1よりも大きい場合には、アドレスレジスタ82bが示すアドレスの1つ前方に位置するアドレスを算出してアドレスレジスタ82bに記憶させるとともに、この算出したアドレスに記憶されているメモリ82aの値を読み出して信号線511に出力する。一方、比較の結果、両者が等しい場合には、最終アドレスレジスタ82cに記憶されている値を読み出し、その読み出した値をアドレスレジスタ82bに記憶させるとともに、最終アドレスレジスタ82cから読み出したアドレスに記憶されているメモリ82aの値を読み出して信号線511に出力する。
【0104】例えば、先にも例にあげた図9の識別子群がメモリ82aに記憶されている場合を例にとると、アドレスレジスタ82bの値がB3であった場合にはアドレスレジスタ82bの値がB2に書き換えられてメモリ82aのアドレスB2に記憶されている値43が信号線511に出力され、アドレスレジスタ82bの値がB2であった場合にはアドレスレジスタ82bの値がB1に書き換えられてメモリ82aのアドレスB1に記憶されている値7が信号線511に出力され、アドレスレジスタ82bの値がB1であった場合にはアドレスレジスタ82bの値がB3に書き換えられてメモリ82aのアドレスB3に記憶されている値182が信号線511に出力されることになる。このようにして、信号線511には、キーボード81から入力された属性に合致する料理群の識別子が、順次出力される。
【0105】料理画像記憶手段10aは、信号線511を介して供給される値を料理の識別子として読み込み、この識別子が示す料理の画像情報を信号線512に出力する。
【0106】画像読出手段82は、この画像情報を信号線512を介して読み込み、画像メモリ44の、料理画像表示領域101に対応する所定の領域に、信号線513を介して書き込む。
【0107】料理名記憶手段10bは、信号線511を介して供給される値を料理の識別子として読み込み、この識別子が示す料理の名称を文字コード列として信号線508に出力する。
【0108】料理名読出手段43は、この文字コード列を読み込んでキャラクタジェネレータ43aに入力し、画像情報に変換した後、画像メモリ44の、料理名表示領域102に対応する所定の領域に、信号線509を介して書き込む。
【0109】詳細情報記憶手段40cは、各料理の栄養価や調理方法、料理の由来など、その料理に関する詳細情報を文字コード列として記憶しており、各料理の詳細情報を、料理の識別子を用いて読み出すことができる。詳細情報記憶手段40cは、信号線511を介して料理の識別子が供給されたとき、その識別子が示す料理の詳細情報を文字コード列として信号線541に出力する。
【0110】詳細情報読出手段47は、信号線541を介して文字コード列が供給されたとき、信号線540を参照する。信号線540に連続読出中信号が供給されている場合には、信号線541を介して供給された文字コード列を無視し、メモリ44の詳細情報表示領域103に対応する領域の全画素を、信号線542を介して白色でぬりつぶす。一方、信号線540に連続読出中信号が供給されていない場合には、信号線541を介して供給された文字コード列を読み込んでキャラクタジェネレータ47aに入力し、画像情報に変換した後、この画像情報を、画像メモリ44の詳細情報表示領域103に対応する所定の領域に、信号線542を介して書き込む。
【0111】表示手段85は、表示画面100の上部30%分の画像情報を画像メモリ83bから信号線584を介して読み込み、下部70%分の画像情報を画像メモリ44から信号線514を介して読み込み、両方の画像情報を合成してビットマップディスプレイに表示する。但し、画像メモリ83b中の画像情報は、後に述べるように、初期状態では全画素が白色に初期化されている。従って、画像メモリ83bの内容が書き換えられるまでは、表示手段85上の表示画面100の上部30%に含まれる指定料理画像表示領域104a〜104dは白色でぬりつぶされている。表示画面100の下部70%に含まれる料理画像表示領域101と料理名表示領域102ならびに詳細情報表示領域103には、キーボード81から入力された属性に合致する料理の出来上りのカラー画像と料理名ならびに詳細情報が、順次表示されることになる。
【0112】画像指定手段46は、図4の画像指定手段46と全く同様にして、料理記憶命令を信号線515に出力する。
【0113】指定料理記憶手段87は、信号線515を介して料理記憶命令が供給されたとき、メモリ82aに記憶されている料理の識別子のうち、アドレスレジスタ82bの値が示すアドレスに記憶されている識別子を、信号線516を介して読み出し、メモリ87a中の未使用の領域のうち、最も前方に位置するアドレスに記憶する。
【0114】指定料理画像記憶手段83中の画像メモリ83bは、当該献立支援装置のユーザが所望した料理の画像情報を記憶するメモリである。初期状態においては、画像メモリ83bの全画素が白画素に設定されている。
【0115】指定料理画像記憶手段83は、信号線515に料理記憶命令を供給されたとき、画像メモリ44の、料理画像表示領域101に対応する所定の領域の画像を信号線582を介して読み込み、画像サイズ変更手段83aに入力する。
【0116】画像サイズ変更手段83aは、入力された画像から、その画像を縦方向、横方向ともに2分の1に間引いた画像情報を生成し、指定料理画像表示領域104a〜104dうち全画素が白色に設定された最も左方に位置する領域に対応する画像メモリ83bの領域に、生成した画像情報を信号線583を介して書き込む。
【0117】画像メモリ83bに書き込まれた画像情報は、前述したように、表示手段85により表示される。
【0118】従って、表示手段85の指定料理画像表示領域104a〜104dには、押しボタン16aが押下されたときに料理画像表示領域101に表示されていた料理の画像情報が、縮小されて順次表示されることになる。
【0119】手順表示指示手段18および調理手順表示手段19の動作は、図1及び図4の手順表示指示手段18および調理手順表示手段19の動作と全く同じなので、詳しい説明は省略する。
【0120】本実施例によれば、キーボード81から入力された属性に合致する料理に対してのみ、表示手段85の料理画像表示領域100、料理名表示領域101ならびに詳細情報表示領域102に、料理の出来上りの画像情報とその名称ならびに詳細情報を順次表示させることが可能となる。
【0121】また、画像指定手段46にて指定された画像情報については、表示画面100中の指定料理画像表示領域104a〜104dに、料理画像表示領域100に表示される料理の画像が変更された後も縮小して表示し続けるので、ユーザは、各料理間の色合いのバランスを目で確認しながら、献立に含める料理を決定することが可能となる。料理の本と比較した場合、1冊の本に載っている複数の料理の色合いのバランスを確認するためには、各料理の写真が載っている複数のページを交互に参照する必要が生じるが本実施例によれば複数の料理が画像を同時に表示するので複数の料理間の色合いのバランスを一本よりも容易に確認することができる。
【0122】また、表示手段85の表示画面100を上部30%と下部70%に分割し、下部70%には画像読出手段により読み出された画像情報を表示し、上部30%には指定料理画像記憶手段により記憶された画像情報を表示しているので、画像読出手段により読み出された画像情報と指定料理画像記憶手段により読み出された画像情報を、ユーザが一目で区別することが可能となる。
【0123】なお、この発明は上記実施例にのみ限定されるものではなく、要旨を変更しない範囲で適宜変更して実施できる。
【0124】例えば、実施例1においては、メモリ17aが記憶し得る識別子の数の上限値を4としたが、これより大きな値としてもよいし、これより小さな値としてもよい。
【0125】また、実施例1においては、料理画像記憶手段10aは光ディスクに画像情報を記憶し、料理名記憶手段はハードディスクに料理名を記憶しているとしたが、これらの情報の記憶媒体には、半導体メモリなど、他の媒体を用いてもよい。
【0126】また、実施例1〜3において、表示手段15、45、85は、ビットマップディスプレイに限定されるものではなく、テレビ画面のようなラスタースキャン形のディスプレイなど、他の形式の表示装置であってもよいし、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイなど、画像情報を表示できるものであれば、実現形態による制限はない。
【0127】また、押しボタン11a、16a、46a、18a、50〜54は、キーボードを設けて特定のキーもしくはキーボードより入力されるコマンドで代用してもよいし、表示手段上15、45、85上に該当するアイコンを表示し、マウスやライトペンなどのポインティングデバイスでアイコンを選択することにより実現してもよい。
【0128】また、実施例1〜3において、調理手順表示手段19の代わりに、各料理に必要な素材のデータベースとプリンタを設け、献立に必要な全ての素材の一覧表を印刷させるなど、メモリ17aに記憶された料理の識別子を、他の目的に利用してもよい。この場合には、さらに家族の人数を入力するテンキーも同時に設け、人数に応じた素材の量を自動的に算出させてもよい。このようにすれば、素材の量を人数に応じてユーザがわざわざ計算する必要がないので、本よりも使い勝手のよい献立支援装置を実現することができる。
【0129】また、料理名記憶手段10bと料理名読出手段13、43を設けず、料理の画像情報だけを用いて、ユーザに献立に含めるべき料理を決定させてもよい。
【0130】また、実施例3においては、表示手段85の詳細情報表示領域103に、料理画像表示領域101に表示されている料理の栄養価だけを表示するのではなく、献立画像表示領域104a〜104dに表示されている料理の栄養価と合算した値を算出して表示してもよい。このようにすれば、献立全体で摂取する栄養価の総料をユーザがわざわざ計算する必要がなくなるので、本よりも使い勝手のよい献立支援装置を実現することができる。
【0131】また、実施例2〜3では、キャラクタジェネレータ43aとキャラクタジェネレータ47aを独立したものとして説明したが、両者を共用するように献立支援装置を構成してもよいのはもちろんである。
【0132】また、実施例3においては、料理の材料など、詳細情報記憶手段40cと料理属性記憶手段80dが共通して記憶する情報を、個別に記憶させるのではなく、共有させてもよい。
【0133】また、画像サイズ変更手段83aが画像情報を間引く際の間引率は、2分の1以外の値としてもよいし、画像を間引いて縮小する代わりに画像を拡大するようにしてもよい。
【0134】また、表示手段85が画像メモリ83と画像メモリ44から画像情報を読み込む割合は、30%と70%ではなく他の比率としてもよいし、また、画像メモリ83から読み込んだ画像情報を表示画面100の左部に表示し、画像メモリ44から読み込んだ画像情報を表示画面100の右部に表示するなど、表示画面の配置を変更してもよい。
【0135】また、本献立支援装置は、パーソナルコンピュータなどの汎用コンピュータ上にソフトウェアで実現してもよいし、専用ハードウェアにより実現してもよい。
【0136】また、本献立支援装置を、電子レンジやオーブンレンジなどの調理器や、冷蔵庫などの食品保存器に組み込みんでもよい。この場合、表示手段を調理器や食品保存器の側面に組み込むことにより、台所の空間を新たに占有することなく、献立支援装置を設置することが可能となる。また、表示手段を、調理器や食品保存器の側面ではなく、ドア面に組み込んでもよい。このようにすれば、通常、調理器や食品保存器を設置する場合、ドア面は他の家具や器具に隠れないように設置されるので、表示手段を側面に組み込む場合と比較して、表示手段が他の家具や機器に隠れないことが保証されるという利点がある。
【0137】
【発明の効果】以上、様々な例を用いて説明したように、本発明によれば、多数の料理の画像を眺め、その中から気に入った料理を、視覚的、直感的に選んで献立を決定できる献立支援装置を実現することが可能となる。
【0138】さらに具体的に言えば、料理画像記憶手段に記憶された料理の画像情報を、読出指示手段の指示に基づき、画像読出手段にて読み出して表示手段に表示し、画像指定手段にて表示手段に表示される画像情報の中から所望の画像情報を指定することにより献立に含める料理を決定するので、ユーザは、料理の画像情報に基づいて料理を選択することが可能となる。
【0139】また、計時手段にて画像の読み出しを最後に指示してから経過した時間を計測し、この経過時間が所定の値に達したときに新たな画像の読み出しを行なうことにより、表示手段に一定時間間隔で料理の画像情報を次々と表示させるので、ユーザは、あたかも紙に印刷された写真をパラパラとめくり読みするかのような感覚で、献立に含めるべき料理を見い出すことが可能となる。
【0140】また、時間間隔設定手段により、画像情報を最後に読み出してから新たな画像情報を読み出すまでの時間間隔を、ユーザが自由に設定することを可能としている。
【0141】また、時間経過に伴う新たな画像の読み出し指示が読出指示手段により行なわれているとき以外にのみ、画像指定手段にて料理の画像を指定できるよう制御するので、画像の読み出しの進行に伴って、ユーザが所望したのとは異なる料理が選択されるのを、未然に防止することが可能となる。
【0142】また、時間経過に伴う新たな画像の読み出し指示が読出指示手段により行なわれているとき以外にのみ、料理の詳細情報を表示手段にて表示するので、連続して料理の画像を読み出し表示している期間には、詳細情報がわずかな時間だけ表示されて表示手段の表示画面がちらつくのを未然に防止するとともに、画像の連続的な読み出しを停止した際には、画像に対応する料理の詳細情報を表示することが可能となる。
【0143】また、既に選択された料理の画像情報を、新たに選択するか否かを検討中の料理の画像情報と並べて表示手段にて表示することにより、各料理の色合いのバランスも考慮しながらユーザが献立を決定することを可能とする。
【0144】また、既に選択された料理の画像情報を画像サイズ変更手段にて拡大もしくは縮小することにより、表示手段の表示画面の有効利用を可能とする。
【0145】また、表示手段の表示画面を2つの領域に分割し、分割した2つの領域の一方には画像読出手段により読み出された画像情報を表示し、他方には指定料理画像記憶手段により記憶された画像情報を表示することにより、画像読出手段により読み出された画像情報と指定料理画像記憶手段により読み出された画像情報を、ユーザが一目で区別できるように表示することが可能となる。
【0146】また、料理名読出手段にて料理名記憶手段から読み出した料理名を表示手段にて文字として表示することにより、ユーザに、画像情報により直感的に見いだした料理を、料理名により再確認させることが可能となり、料理の選択を高速かつ正確に行なわせることが可能となる。
【0147】また、料理画像記憶手段に記憶される料理の画像情報と料理名記憶手段に記憶される料理の名称を、相異なる媒体上に置くことにより、両者を同一媒体上に置く場合と比較して、ディスクのシーク時間等、これら記憶されている情報の読み出しに要する時間を削減し、画像情報の読み出しと料理名の読み出しを高速化することが可能となる。
【0148】また、画像読出手段による画像情報の読み出しと料理名読出手段による料理名の読み出しとを並行して実行することにより、画像情報の読み出しと料理名の読み出しを一層高速にすることが可能となる。
【0149】また、表示手段を調理器のドアに配置することにより、調理器のドア面を有効に活用して、献立支援装置を実現することが可能となる。
【0150】また、表示手段を調理器の側面に配置することにより、調理器の側面を有効に活用して、献立支援装置を実現することが可能となる。
【0151】また、表示手段を食品保存器のドアに配置することにより、食品保存器のドア面を有効に活用して、献立支援装置を実現することが可能となる。
【0152】また、表示手段を食品保存器の側面に配置することにより、食品保存器の側面を有効に活用して、献立支援装置を実現することが可能となる。




 

 


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