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発明の名称 機械翻訳装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−219956
公開日 平成7年(1995)8月18日
出願番号 特願平6−11530
出願日 平成6年(1994)2月3日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小鍜治 明 (外2名)
発明者 秋山 薫子
要約 目的
翻訳後の訳文に対して、文字列の書き直しや再翻訳を行わずに訳文文字列を指定し、指定された訳文文字列を原文文字列に変更することができる機械翻訳装置を提供する。

構成
翻訳処理を行う際に、原文文字列と訳文文字列の対応関係を原文・訳文文字列対応関係記憶部9に記憶し、訳文文字列に対して原文文字列への変更要求があった場合、その対応を見て訳文文字列を原文文字列に変更する。
特許請求の範囲
【請求項1】原文を入力する入力手段と、入力原文文字列を記憶する原文記憶部、単語に関する文法情報や意味情報と訳語を記憶している単語辞書と、前記単語辞書の情報を用いて原言語の解析を行い、原言語の解析と目的言語の構文への変換生成を行う翻訳実行部と、原言語の解析と目的言語の構文への変換生成を行うのに用いる文法規則を記憶した翻訳ルール辞書と、翻訳処理により得られた訳文を記憶する訳文記憶部と、翻訳処理の際に得られる原文文字列と訳文文字列の対応関係を記憶する原文・訳文文字列対応関係記憶部と、原文と訳文を対応させて表示する表示手段と、翻訳実行部の動作、原文と訳文の記憶及び表示を制御する翻訳制御部と、原文文字列に再変換する訳文文字列の指定を行うユーザインターフェイス部を備えることを特徴とする機械翻訳装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原言語から目的言語への機械翻訳装置に関するもので、特に、外国語から日本語への翻訳に適する機械翻訳装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の機械翻訳装置においては、翻訳後の訳文中の文字列を原文文字列に変更する場合、翻訳後の訳文に対して訳文文字列の修正を行うポストエデット機能を用いて訳文を書き直すか、翻訳前の原文に対して原文をどの様に翻訳させるかの指定を行うプリエディト機能を用いて原文で出力したい文字列を原文指定し再翻訳するかであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記のような従来の機械翻訳装置では、翻訳後の訳文中の文字列を原文文字列に変更する場合、ユーザには時間と手間を労し、極めて使い勝手の悪いものであった。
【0004】本発明は、上記のような手間と時間をかけずに訳文中の文字列を即座に原文文字列に変更する機械翻訳装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、原文を入力する入力手段と、入力原文文字列を記憶する原文記憶部、単語に関する文法情報や意味情報、訳語を記憶している単語辞書と、前記単語辞書の情報を用いて原言語の解析を行い、目的言語の構文への変換生成を行う翻訳実行部と、原言語の解析と目的言語の構文への変換生成を行うのに用いる文法規則を記憶した翻訳ルール辞書と、翻訳処理により得られた訳文を記憶する訳文記憶部と、翻訳処理の際に得られる原文文字列と訳文文字列の対応関係を記憶する原文・訳文文字列対応関係記憶部と、原文と訳文を対応させて表示する表示手段と、翻訳実行部の動作、原文と訳文の記憶及び表示を制御する翻訳制御部と、原文文字列に再変換する訳文文字列の指定を行うユーザインターフェイス部を備える。
【0006】
【作用】本発明においては、翻訳処理を行う際に、原文文字列と訳文文字列の対応関係を記憶しておき、ユーザが翻訳後の訳文に対して、原文文字列に変更したい訳文文字列を指定することにより、指定された訳文文字列について、原文文字列との対応関係を検索し、原文文字列に変更する。
【0007】
【実施例】本発明の第1の実施例について図面を参照しながら説明を行う。
【0008】図1は、本発明の第1の実施例における機械翻訳装置の機能ブロック図である。同図において、1は原文の文字列を入力する入力手段である。2は単語に関する文法情報や意味情報と訳語など翻訳に必要な情報を記憶している単語辞書、3は単語辞書2を用いて原文を翻訳する翻訳実行部である。4は翻訳実行部3で翻訳を行う際に用いる文法規則を記憶した翻訳ルール辞書、5は原文と訳文を対応づけて表示する表示手段、6は翻訳実行部3の動作などを制御する翻訳制御部、7は入力原文文字列を記憶する原文記憶部、8は翻訳結果である訳文を記憶する訳文記憶部、9は翻訳実行部3で翻訳を行う際にわかる原文文字列と訳文文字列の対応関係を憶えておく原文・訳文文字列対応関係記憶部、10は原文文字列に戻したい文字列の指定を行うなどユーザとのやりとりを行うユーザインターフェイス部である。
【0009】上記のように構成された装置において、この装置の動作について説明する。まず、入力手段1により入力された原文文字列に対し、翻訳制御部6を動作させ、翻訳実行部3にて単語辞書2と翻訳ルール辞書4を用いて翻訳処理を行う。この翻訳の処理過程において、原文文字列と訳文文字列の対応関係を原文・訳文文字列対応関係記憶部9に格納しておく。入力手段1により入力された原文は原文記憶部7に、翻訳実行部3により翻訳された訳文は訳文記憶部8に格納される。翻訳処理が終了したところで訳文文字列に対して原文文字列に戻したい旨の要求がユーザよりユーザインターフェイス部10を介して行われた時、翻訳制御部6が訳文文字列に対応する原文文字列を原文・訳文文字列対応関係記憶部9から検索し、訳文記憶部8に格納されていた訳文中の該当文字列を先ほど検索した原文文字列に置き換え、表示手段5を用いて、訳文を表示し直す。
【0010】以下、図2のフローチャートを参照しながら訳文文字列の原文文字列への置き換え処理の説明を行う。
【0011】ユーザよりユーザインターフェイス部10を介して訳文文字列の原文文字列への変更要求があると、ステップA1で原文文字列への変更処理が開始される。
【0012】この時、ユーザからは、ユーザインターフェイス部10を介して原文文字列へ変更したい訳文文字列が指定されている。まず、ステップB1にて訳文記憶部8の訳文中から、ユーザインターフェイス部10を介して原文文字列への変更要求指定のあった訳文文字列を取り出す。次に、ステップC1で、原文・訳文文字列対応関係記憶部9が、そこに格納されている原文・訳文文字列対応関係データを、ステップB1で訳文記憶部8から取り出した指定訳文文字列を用いて検索し、その指定訳文文字列に対応する原文文字列を見つけ出す。ステップD1で、原文・訳文文字列対応関係記憶部9が原文・訳文文字列対応関係データを検索した結果得た指定訳文文字列に対応する原文文字列を取り出す。ステップE1にて、訳文記憶部8に格納されている訳文中の指定訳文文字列を原文・訳文文字列対応関係記憶部9で見つけ出した原文文字列に変更し、訳文記憶部8に格納し直す。その後、ステップF1で表示手段5を用いて、指定訳文文字列を原文文字列に変更した新しい訳文の表示を行い、処理を終了する。
【0013】次に、例文を用いて詳しく説明を行う。
原文 : My name is Brown.上記の文について翻訳処理を行うと、訳文 : 私の名前は茶色です。
という、訳文が得られる。
【0014】この翻訳処理を行うことにより、図3のような原文・訳文文字列対応関係データが原文・訳文文字列対応関係記憶部9に格納される。ここで、ユーザより「茶色」という訳文文字列を原文文字列に変更する要求が起こると、図3の訳文・原文文字列対応関係データを訳文文字列「茶色」を基に検索し、その結果、「茶色」に対応する原文文字列が「Brown」であることがわかるので、訳文記憶部8に格納されている訳文中の「茶色」を「Brown」に変更し、新たな訳文を生成し表示する。その結果、以下のように訳文は変更され、原文・訳文文字列対応関係データは図4のようになる。
【0015】訳文 : 私の名前は Brown です。
次に本発明の第2の実施例について説明する。本発明の第2の実施例における機械翻訳機では、上記の訳文文字列の原文文字列への変更処理の対象を1箇所に限定せず、指定された訳文文字列が翻訳対象ファイル中に複数箇所存在する場合に、それら全てを一度に原文文字列に変更するものである。従って、本実施例の構成は第1の実施例のものと同様である。
【0016】これは、原文・訳文文字列対応関係記憶部9の原文・訳文対応関係データを検索する際に、指定された訳文文字列と原文文字列の対応関係を一つのパターンとして記憶し、それと同じ対応関係にあるものを翻訳対象ファイル中全ての訳文文字列に対しての原文・訳文文字列対応関係データから検索し、該当する箇所全ての訳文文字列を原文文字列に変更することによって実現できる。
【0017】この処理を図5のフローチャートを用いて説明すると、ユーザよりユーザインターフェイス部10を介して訳文文字列の原文文字列への変更を翻訳対象ファイル中の全ての文に対して行うという要求があると、ステップA2で原文文字列への変更処理(翻訳ファイル中の全ての文が対象)が開始される。この時、ユーザからは、ユーザインターフェイス部10を介して原文文字列へ変更したい訳文文字列が指定されている。
【0018】まず、ステップB2にて訳文記憶部8の訳文文字列中から、ユーザインターフェイス部10を介して原文文字列への変更要求指定のあった訳文文字列を取り出す。
【0019】次に、ステップC2で、原文・訳文文字列対応関係記憶部9が、そこに格納されている原文・訳文文字列対応関係データを、ステップB2で訳文記憶部8から取り出した指定訳文文字列を用いて検索し、その指定訳文文字列に対応する原文文字列を見つけ出す。ここまでは、第1の実施例の処理と同様の処理が行われる。ステップC2で原文・訳文文字列対応関係記憶部9が、原文・訳文文字列対応関係データより、指定訳文文字列に対応する原文文字列を見つけ出した後、ステップD2でこの指定訳文文字列と原文文字列の関係を1つの対応パターンとして、原文・訳文文字列対応関係記憶部9に記憶し、ステップE2で、この対応パターンとマッチするデータが原文・訳文文字列対応関係データ中に存在するか否かを判断し、存在する場合、ステップF2で、原文・訳文文字列対応関係記憶部9が原文・訳文文字列対応関係データを検索した結果得た指定訳文文字列に対応する原文文字列を取り出し、ステップG2にて、訳文記憶部8に格納されている訳文文字列中の指定訳文文字列を原文・訳文文字列対応関係記憶部9で見つけ出した原文文字列に変更し、訳文記憶部8に格納し直す。
【0020】その後、ステップH2で表示手段5を用いて、指定訳文文字列を原文文字列に変更した新しい訳文の表示を行う。ステップF2,G2,H2の処理をマッチする原文・訳文文字列の対応パターンがなくなるまで行い、処理を終了する。
【0021】次に本発明の第3の実施例について説明する。本発明の第3の実施例における機械翻訳機では、第1の実施例及び第2の実施例の機能を用いて原文文字列に変更された訳文文字列を元の訳文文字列に戻す機能を実現するものである。
【0022】即ち、訳文記憶部8に格納されている訳文文字列を原文文字列に変更する時、その当該原文文字列にその旨をマークしておくことにより、そのマークを目印に原文文字列を使って原文・訳文文字列対応関係データを検索し、原文文字列を元の訳文文字列に変更することが可能となり、この機能は実現できる。
【0023】この処理を図6のフローチャートを用いて説明すると、ユーザよりユーザインターフェイス部10を介して原文文字列へ変更した訳文文字列を元の訳文文字列に変更する要求があると、ステップA3で訳文文字列への変更処理が開始される。この時、原文文字列に変更された訳文文字列に対しては、原文・訳文文字列対応関係記憶部9の原文・訳文文字列対応関係データの原文文字列変更フラグがONになっているものとする。まず、ステップB3にて、原文・訳文文字列対応関係記憶部9で、そこに格納されている原文・訳文文字列対応関係データの中から訳文文字列を原文文字列に変更したフラグがONになっているものの検索を行う。フラグがONのデータについて、ステップC3で原文・訳文文字列対応関係記憶部9の原文・訳文文字列対応関係データの、フラグがONの原文文字列の訳文文字列を取り出し、フラグをOFFにする。ステップD3にて、訳文記憶部8に格納されている訳文中の指定原文文字列を原文・訳文文字列対応関係記憶部9で見つけ出した訳文文字列に変更し、訳文記憶部8に格納し直す。その後、ステップE3で表示手段5を用いて、指定原文文字列を訳文文字列に変更した元の訳文の表示を行う。ステップC3,D3,E3の処理をフラグがONのデータがなくなるまで行い、処理を終了する。
【0024】また、この処理は、元の訳文文字列に戻したい原文文字列を指定することにより、一文単位で原文文字列に変更する処理を行うことも、1翻訳対象ファイル中にある複数のある決まった原文文字列を訳文文字列に変更する処理を行うことも可能である。
【0025】
【発明の効果】上記のように、翻訳処理を行う際に原文文字列と訳文文字列の対応関係を記憶しておくことにより、訳文文字列に対してその原文文字列を容易に知ることができ、翻訳後の訳文中の文字列を原文文字列に変更する処理が時間をかけずに行える。




 

 


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