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発明の名称 イメージ編集装置および編集方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−200581
公開日 平成7年(1995)8月4日
出願番号 特願平5−352288
出願日 平成5年(1993)12月28日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】中島 司朗
発明者 経田 樹朗
要約 目的
複数個づつ縮小して表示されたアウトライン図形等の置き換え候補の中から選択した図形等を作成中の文書に組み込み可能なイメージ編集装置および編集方法を提供する。

構成
あらかじめ作成された上作成中の文書とは別に作成の上格納されたアウトライン図形等がビットマップ図形へ展開された上表示される。そして、イメージの置き換え要求が入力された際に、表示されている中から選択された置き換え候補のアウトライン図形をビットマップ図形へ展開して、元図と置き換える。
特許請求の範囲
【請求項1】 表示部と、図形を入力する図形入力部と、入力された図形を記憶する図形記憶部と、前記図形記憶部の記憶する図形を前記表示部の所定の位置に表示させる記憶図形表示制御部と、前記記憶図形表示制御部の制御のもとで表示されている複数の図形の中からユーザの選択した図形を前記表示部上の別途ユーザにより指定された他の領域の所定位置に追加して若しくは移動の上表示可能とさせる選択図形表示位置追加変更部と、前記選択図形表示位置追加変更部により追加若しくは移動された図形を当該図形の表示領域にある別途作成された映像とあわせてデータとして一体化されたイメージを合成する選択図形挿入イメージ合成部と、前記選択図形挿入イメージ合成部により合成されたイメージを出力する出力部とを有していることを特徴とするイメージ編集装置。
【請求項2】 前記記憶図形表示制御部は、前記図形記憶部の記憶する図形をそのままの大きさで前記表示部の所定位置に表示すると表示面積と表示された図形の大きさに不釣合が生じる場合には、表示される図形の大きさを拡大若しくは縮小する図形拡大縮小表示制御部を有していることを特徴とする請求項1記載のイメージ編集装置。
【請求項3】 前記選択図形表示位置追加変更部は、前記他の領域の所定位置に既に他の図形が表示されている場合には、当該他の図形の表示を消去すること若しくは当該他の図形とユーザの選択した図形の表示位置を相互に交換させることの少なくも一を行う図形表示訂正部を有していることを特徴とする請求項1記載のイメージ編集装置。
【請求項4】 前記選択図形表示位置追加変更部は、ユーザが指定した他の領域の所定位置の表示面積とユーザの選択した図形の大きさとに不釣合が生じる場合には、図形を追加して若しくは移動の上表示する際に適切な大きさに拡大若しくは縮小する選択図形拡大縮小表示制御部を有していることを特徴とする請求項1若しくは請求項2若しくは請求項3記載のイメージ編集装置。
【請求項5】 入力された上前記図形記憶部に記憶されている図形の訂正、追加、削除を可能とさせる図形訂正部を有していることを特徴とする請求項1若しくは請求項2若しくは請求項3記載のイメージ編集装置。
【請求項6】 表示部と、線を構成する点の座標位置及び接続関係についてのデータを入力する図形データ入力部と、前記図形データ入力部から入力されたデータをもとに各点を結ぶ線を補間して生成の上図形を生成する図形生成部と、前記図形生成部の生成した図形を記憶する図形記憶部と、前記図形記憶部の記憶する図形を前記表示部の所定の位置に表示させる記憶図形表示制御部と、前記記憶図形表示制御部の制御のもとで表示されている複数の図形の中からユーザの選択した図形を前記表示部上の別途ユーザにより指定された他の領域の所定位置に追加して若しくは移動の上表示可能とさせる選択図形表示位置追加変更部と、前記選択図形表示位置追加変更部により追加若しくは移動された図形を当該図形の表示領域にある別途作成された映像とあわせてデータとして一体化されたイメージを合成する選択図形挿入イメージ合成部と、前記選択図形挿入イメージ合成部により合成されたイメージを出力する出力部とを有していることを特徴とするイメージ編集装置。
【請求項7】 前記記憶図形表示制御部は、前記図形記憶部の記憶する図形をそのままの大きさで前記表示部の所定位置に表示すると表示面積と表示された図形の大きさに不釣合が生じる場合には、表示される図形の大きさを拡大若しくは縮小する図形拡大縮小表示制御部を有していることを特徴とする請求項6記載のイメージ編集装置。
【請求項8】 前記図形表示位置追加変更部は、前記他の領域の所定位置に既に他の図形が表示されている場合には、当該他の図形の表示を消去すること若しくは当該他の図形とユーザの選択した図形の表示位置を相互に交換させることの少なくも一を行う図形表示訂正部を有していることを特徴とする請求項6記載のイメージ編集装置。
【請求項9】 前記選択図形表示位置追加変更部は、ユーザが指定した他の領域の所定位置の表示面積とユーザの選択した図形の大きさとに不釣合が生じる場合には、当該図形を追加して若しくは移動して表示する際に適切な大きさに拡大若しくは縮小する選択図形拡大縮小表示制御部を有していることを特徴とする請求項6若しくは請求項7若しくは請求項8記載のイメージ編集装置。
【請求項10】 前記図形記憶部に記憶している図形が図形データとしては線情報のみであるときは、色彩、輝度についての情報を生成可能とさせた上記憶させる図形訂正部を有していることを特徴とする請求項6若しくは請求項7若しくは請求項8記載のイメージ編集装置。
【請求項11】 前記記憶図形表示制御部は、前記図形記憶部に記憶している図形のうち、ユーザに指定された図形のみを前記表示部に表示可能とさせる表示図形選択部を有していることを特徴とする請求項1若しくは請求項2若しくは請求項3若しくは請求項6若しくは請求項7若しくは請求項8記載のイメージ編集装置。
【請求項12】 前記記憶図形表示制御部は、前記図形記憶部に記憶している図形の表示順次を指定、変更、学習可能とさせる表示順序制御部を有していることを特徴とする請求項1若しくは請求項2若しくは請求項3若しくは請求項6若しくは請求項7若しくは請求項8記載のイメージ編集装置。
【請求項13】 前記出力部は、前記選択図形挿入イメージ合成部が、データとして一体化されたイメージの合成に際して採り入れた図形そのものについては、出力する相手方にあわせて前記図形記憶部の記憶する図形データを直接使用して、拡大、縮小、補間等の処理を施した上出力することを特徴とする請求項1若しくは請求項2若しくは請求項3若しくは請求項6若しくは請求項7若しくは請求項8記載のイメージ編集装置。
【請求項14】 前記出力部は、前記選択図形挿入イメージ合成部が、データとして一体化されたイメージの合成に際して採り入れた図形そのものについては、出力する相手方にあわせて前記図形記憶部の記憶する図形データを直接使用して、拡大、縮小、補間等の処理を施した上出力することを特徴とする請求項5記載のイメージ編集装置。
【請求項15】 前記出力部は、前記選択図形挿入イメージ合成部が、データとして一体化されたイメージの合成に際して採り入れた図形そのものについては、出力する相手方にあわせて前記図形記憶部の記憶する図形データを直接使用して、拡大、縮小、補間等の処理を施した上出力することを特徴とする請求項10記載のイメージ編集装置。
【請求項16】 イメージ合成に使用する主表示部と、主表示部と別置かつ図形表示用の副表示部と、図形を入力する図形入力部と、入力された図形を記憶する図形記憶部と、前記図形記憶部の記憶する図形を前記副表示部の所定の位置に表示させる記憶図形表示制御部と、前記記憶図形表示制御部の制御のもとで副表示部に表示されている複数の図形の中からユーザの選択した図形を前記主表示部上の別途ユーザにより指定された所定位置に追加して若しくは移動の上表示可能とさせる選択図形表示位置追加変更部と、前記選択図形表示位置追加変更部により主表示部に表示された図形を当該主表示部にある別途作成された映像とあわせてデータとして一体化されたイメージを合成する選択図形挿入イメージ合成部と、前記選択図形挿入イメージ合成部により合成されたイメージを出力する出力部とを有していることを特徴とするイメージ編集装置。
【請求項17】 イメージ合成に使用する主表示部と、主表示部と別置かつ図形表示用の副表示部と、線を構成する点の座標位置及び接続関係についてのデータを入力する図形データ入力部と、前記図形データ入力部から入力されたデータをもとに各点を結ぶ線を補間して生成の上図形を生成する図形生成部と、前記図形生成部の生成した図形を記憶する図形記憶部と、前記図形記憶部の記憶する図形を前記副表示部の所定の位置に表示させる記憶図形表示制御部と、前記記憶図形表示制御部の制御のもとで副表示部に表示されている複数の図形の中からユーザの選択した図形を前記主表示部上の別途ユーザにより指定された所定位置に追加して若しくは移動の上表示可能とさせる選択図形表示位置追加変更部と、前記選択図形表示位置追加変更部により主表示部に表示された図形を当該主表示部にある別途作成された映像とあわせてデータとして一体化されたイメージを合成する選択図形挿入イメージ合成部と、前記選択図形挿入イメージ合成部により合成されたイメージを出力する出力部とを有していることを特徴とするイメージ編集装置。
【請求項18】 前記記憶図形表示制御部は、前記図形記憶部の記憶する図形をそのままの大きさで前記副表示部の所定位置に表示すると表示面積と表示された図形の大きさに不釣合が生じる場合には、表示される図形の大きさを拡大若しくは縮小する図形拡大縮小表示制御部を有していることを特徴とする請求項16若しくは請求項17記載のイメージ編集装置。
【請求項19】 前記選択図形表示位置追加変更部は、前記主表示部の所定位置に既に他の図形が表示されている場合には、当該他の図形の表示を消去すること若しくは当該他の図形とユーザの選択した図形の表示位置を相互に交換させることの少なくも一を行う図形表示訂正部を有していることを特徴とする請求項16若しくは請求項17記載のイメージ編集装置。
【請求項20】 前記選択図形表示位置追加変更部は、ユーザが指定した前記主表示部の所定位置の表示面積とユーザの選択した図形の大きさとに不釣合が生じる場合には、図形を追加して若しくは移動の上表示する際に適切な大きさに拡大若しくは縮小する選択図形拡大縮小表示制御部を有していることを特徴とする請求項16若しくは請求項17記載のイメージ編集装置。
【請求項21】 前記図形記憶部に記憶している図形の訂正、追加、削除を可能とさせる図形訂正部を有していることを特徴とする請求項16若しくは請求項17記載のイメージ編集装置。
【請求項22】 前記副表示部は、他のワードプロセッサーの表示部であり、前記記憶図形表示制御部は、他のワードプロセッサーに図形記憶部の有する図形データを当該他のワードプロセッサーが表示可能な態様で転送可能とする回線接続部を有していることを特徴とする請求項16若しくは請求項17記載のイメージ編集装置。
【請求項23】 前記副表示部は、テレビジョン受像機の表示部であり、前記記憶図形表示制御部は、テレビジョン受像機に図形記憶部の有する図形データを当該テレビジョン受像機が表示可能な態様で転送可能とする回線接続部を有していることを特徴とする請求項16若しくは請求項17記載のイメージ編集装置。
【請求項24】 前記記憶図形表示制御部は、前記図形記憶部に記憶している図形のうち、ユーザに指定された図形のみを前記副表示部に表示可能とさせる表示図形選択部を有していることを特徴とする請求項16若しくは請求項17記載のイメージ編集装置。
【請求項25】 前記記憶図形表示制御部は、前記図形記憶部に記憶している図形を副表示部に表示するに際して、その表示順序を指定、変更、学習可能とさせる表示順序制御部を有していることを特徴とする請求項16若しくは請求項17記載のイメージ編集装置。
【請求項26】 前記出力部は、前記選択図形挿入イメージ合成部が、データとして一体化されたイメージの合成に際して採り入れた図形そのものについては、出力する相手方にあわせて前記図形記憶部の記憶する図形データを直接使用して、拡大、縮小、補間等の処理を施した上出力することを特徴とする請求項18若しくは請求項19若しくは請求項20記載のイメージ編集装置。
【請求項27】 前記出力部は、前記選択図形挿入イメージ合成部が、データとして一体化されたイメージの合成に際して、採り入れた図形そのものについては、出力する相手方にあわせて前記図形記憶部の記憶する図形データを直接使用して、拡大、縮小、補間等の処理を施した上出力することを特徴とする請求項19記載のイメージ編集装置。
【請求項28】 前記出力部は、前記選択図形挿入イメージ合成部が、データとして一体化されたイメージの合成に際して、採り入れた図形そのものについては、出力する相手方にあわせて前記図形記憶部の記憶する図形データを直接使用して、拡大、縮小、補間等の処理を施した上出力することを特徴とする請求項20記載のイメージ編集装置。
【請求項29】 平面に表示された図形を光/電気変換で読み込んだ上で前記図形記憶部に入力可能な図形読み込み部を有していることを特徴とする請求項1若しくは請求項16記載のイメージ編集装置。
【請求項30】 図形を入力する図形入力ステップ若しくは入力された線を構成する点の座標位置及び接続関係についてのデータから各点を結ぶ線を補間して生成の上図形を生成する図形生成ステップの少なくも一と、前記ステップにして入力された若しくは生成された図形を記憶する図形記憶ステップと、前記図形記憶ステップにて記憶した図形を表示装置の所定の位置に表示させる記憶図形表示制御ステップと、前記記憶図形表示制御ステップの作用のもとで表示されている複数の図形の中からユーザの選択した図形を表示部装置の別途ユーザにより指定された他の領域の所定位置に追加して若しくは移動の上表示させる選択図形表示追加変更ステップと、前記選択図形表示追加変更ステップにより移動された図形を当該図形の表示領域にある別途作成された映像とあわせてデータとして一体化されたイメージを合成する選択図形挿入イメージ合成ステップと、前記選択図形挿入イメージ合成ステップにより合成されたイメージを出力する出力ステップとを有していることを特徴とするイメージ編集方法。
【請求項31】 前記記憶図形表示制御ステップは、前記図形記憶ステップにて記憶した図形をそのままの大きさで表示装置の所定位置に表示すると表示面積と表示された図形の大きさに不釣合が生じる場合には、表示される図形の大きさを拡大若しくは縮小する図形拡大縮小表示制御ステップを有していることを特徴とする請求項30記載のイメージ編集方法。
【請求項32】 前記選択図形表示追加変更ステップは、ユーザが指定した他の領域の所定位置の表示面積とユーザの選択した図形の大きさとに不釣合が生じる場合には、図形を移動の上表示する際に適切な大きさに拡大若しくは縮小する選択図形拡大縮小表示制御ステップを有していることを特徴とする請求項30記載のイメージ編集方法。
【請求項33】 図形を入力する図形入力ステップ若しくは入力された線を構成する点の座標位置及び接続関係についてのデータから各点を結ぶ線を補間して生成の上図形を生成する図形生成ステップの少なくも一と、前記ステップにて入力された若しくは生成された図形を記憶する図形記憶ステップと、前記図形記憶ステップにて記憶した図形を図形表示用として設けられた副表示装置の所定の位置に表示させる記憶図形表示制御ステップと、前記記憶図形表示制御ステップの作用のもとで図形表示用の副表示装置に表示されている複数の図形の中からユーザの選択した図形を副表示装置と別体のイメージ合成に使用する主表示装置の別途ユーザにより指定された所定位置に追加して若しくは移動の上表示させる選択図形表示部追加変更ステップと、前記選択図形表示部追加変更ステップにより主表示装置に表示された図形を当該主表示装置にある別途作成された映像とあわせてデータとして一体化されたイメージを合成する選択図形挿入イメージ合成ステップと、前記選択図形挿入イメージ合成ステップにより合成されたイメージを出力する出力ステップとを有していることを特徴とするイメージ編集方法。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、イメージ編集装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、マイクロコンピュータ等を利用したワードプロセッサーに代表される文書作成装置の発達に伴い、例えば、公開特許公報平02ー25976号に示されているようにイメージを含んだ文書が作成可能となってきている。以下、従来技術に係るイメージを編集できるイメージ編集装置の一例を図面を用いて説明する。
【0003】図10は、従来のイメージ編集装置の構成図を示すものである。本図において、1001は図面であり、1002は画像入力手段であり、1003は画像記憶手段であり、1004は画像指定手段であり、1005は対象画像記憶手段であり、1006は画像演算手段であり、1007は構造検出手段であり、1008は構造記憶手段であり、1009は図形設定手段であり、1010は図形記憶手段であり、1011は図形選択手段であり、1012は画像生成手段であり、1013は生成画像記憶手段であり、1014は画像組み込み手段であり、1018は出力手段であり、1019は画像変更手段である。
【0004】次に、上記各部のハード面について簡単に説明する。画像記憶手段1003、対象画像記憶手段1005、構造記憶手段1008等の記憶手段の記憶部は高速半導体メモリ等よりなる。画像入力手段1002、画像指定手段1004、図形選択手段1011等の機能は、ユーザによるキーボード、マウス、電子ペンとディジタイザー等の入力盤等を介しての指示のもと発揮される。出力手段1018はCRT、液晶式表示部や印刷機よりなる。構造検出手段1007の構造検出や画像組み手段1014の画像組み込みは二値のディジタル情報化された上記憶された画像等を組み込み解析することよりなされる。また、記憶されている二値のディジタル化された情報には改行、走査線上の位置等を示す所定の印も含まれているため、この所定の印も解析に利用される。ただし、これらは全ていわば周知の技術であるため、これ以上の説明は省略する。
【0005】次に、上記各部の動作の内容について説明する。画像指定手段1004は、画像入力手段1002から入力された図面1001に対して変更したい画像を指定する。画像演算手段1006は、変更指定された画像部分を消去し、残りの画像を画像記憶手段1003に記憶させる。対象画像記憶手段1005は、変更指定された画像部分を記憶しており、構造抽出手段1007は変更指定された画像部分の構造情報を抽出した上で、構造記憶手段1008に記憶させる。図形設定手段1009は、組み込む図形を入力し、図形記憶手段1010は組み込む図形を記憶する。図形選択手段1011は、図形記憶手段1010に記憶された図形の中から図面に組み込む図形を選択し、画像生成手段1012は入力された図形を上記構造情報に合わせて変形し、更に変形された図形から画像情報を生成する。画像情報は、生成画像記憶手段1013に記憶され、画像組み込み手段1014は、生成画像記憶手段1013に記憶された画像情報を画像記憶手段1003に記憶された画像情報に組み込み、この上で合成した画像情報を作成する。画像変更手段1019は、画像記憶手段1003に記憶された画像情報の編集を行い、出力手段1018は画像情報を出力する。
【0006】以上の作用により、図、絵画を挿入したイメージとしての文書が作成される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来のものは、イメージの編集を効果的に行うために、スキャナー等の入力装置で図形を入力可能としたり、予めディジタイザー等で入力された外形の座標位置に関する情報から構成されたアウトライン図形を用意したりしている。ところが、スキャナー等の入力装置で入力した図形は、一旦ビットマップに変換されることとなるが、この入力装置の解像度が低いため、画質が悪いことが多い。又予め用意されたアウトライン図形を修正する場合に、修正のために新たに書き加える図形は曲線、直線等のストロークもしくは色彩を追加したりしてビットマップで構成された図形であるため、多くの場合元イメージに比して画質が悪い。
【0008】また、同じく多くの場合、ワードプロセッサーに装備されたCRT等の表示装置は表示面積に制約があるため、編集対象の素材としての多数の図形や一応合成したイメージ等を大きく、あるいは等寸法大で表示するのは困難なことが多く、このため見難い。この一方で多くの家庭や事業所では旧式のあるいはたまたまあきのあるワードプロセッサーやあまり使用しないテレビジョン受像機に折角表示装置がついているのに、これらを有効に活用することもなされていない。特に、多くのテレビジョン受像機はカラー表示が可能であるのにこれが生かされていない。
【0009】更に、電子ペンとディジタイザー等で入力されたアウトライン図形の座標点をプログラム的に補間した上で表示、印刷等するのは時間がかかる。本発明は、以上の問題点に鑑み、画質の良いイメージを入力の上編集が単に可能なだけでなく、必要な記憶資源容量が少なく、応答性、編集のためのイメージの選択が便利、かつ安価なイメージ編集装置を提供する目的でなされたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため、請求項1の発明においては、表示部と、絵画等の図形を入力する図形入力部と、入力された図形を記憶する図形記憶部と、前記図形記憶部の記憶する図形を前記表示部の所定の位置に表示させる記憶図形表示制御部と、前記記憶図形表示制御部の制御のもとで表示されている複数の図形の中からユーザの選択した図形を前記表示部上の別途ユーザにより指定された他の領域、例えば別のウィンドウの所定位置に追加して若しくは移動の上表示可能とさせる選択図形表示位置追加変更部と、前記選択図形表示位置追加変更部により追加若しくは移動された図形を当該図形の表示領域にある別途作成された文章等の映像とあわせてデータとして一体化されたイメージを合成する選択図形挿入イメージ合成部と、前記選択図形挿入イメージ合成部により合成されたイメージを出力する出力部とを有していることを特徴としている。
【0011】請求項2の発明においては、前記記憶図形表示制御部は前記図形記憶部の記憶する図形をそのままの大きさで前記表示部の所定位置に表示すると表示面積と表示された図形の大きさに不釣合が生じる場合には、表示される図形の大きさを拡大若しくは縮小する図形拡大縮小表示制御部を有していることを特徴としている。
【0012】請求項3の発明においては、前記選択図形表示位置追加変更部は前記他の領域の所定位置に既に他の図形が表示されている場合には、当該他の図形の表示を消去すること若しくは当該他の図形とユーザの選択した図形の表示位置を相互に交換させることの少なくも一を行う図形表示訂正部を有していることを特徴としている。
【0013】請求項4の発明においては、前記選択図形表示位置追加変更部はユーザが指定した他の領域の所定位置の表示面積とユーザの選択した図形の大きさとに不釣合が生じる場合には図形を追加して若しくは移動の上表示する際に適切な大きさに拡大若しくは縮小する選択図形拡大縮小表示制御部を有していることを特徴としている。
【0014】請求項5の発明においては、入力された上図形記憶部に記憶している図形の訂正、追加、削除を可能とさせる図形訂正部を有していることを特徴としている。請求項6の発明においては、表示部と、線を構成する点の座標位置及び接続関係についてのデータを入力する図形データ入力部と、前記図形データ入力部から入力されたデータをもとに各点を結ぶ線を補間して生成の上図形を生成する図形生成部と、前記図形生成部の生成した図形を記憶する図形記憶部と、前記図形記憶部の記憶する図形を前記表示部の所定の位置に表示させる記憶図形表示制御部と、前記記憶図形表示制御部の制御のもとで表示されている複数の図形の中からユーザの選択した図形を前記表示部上の別途ユーザにより指定された他の領域の所定位置に追加して若しくは移動の上表示可能とさせる選択図形表示位置追加変更部と、前記選択図形表示位置追加変更部により追加若しくは移動された図形を当該図形の表示領域にある別途作成された映像とあわせてデータとして一体化されたイメージを合成する選択図形挿入イメージ合成部と、前記選択図形挿入イメージ合成部により合成されたイメージを出力する出力部とを有していることを特徴としている。
【0015】請求項7の発明においては、前記記憶図形表示制御部は前記図形記憶部の記憶する図形をそのままの大きさで前記表示部の所定位置に表示すると表示面積と表示された図形の大きさに不釣合が生じる場合には、表示される図形の大きさを拡大若しくは縮小する図形拡大縮小表示制御部を有していることを特徴としている。
【0016】請求項8の発明においては、前記図形表示位置追加部は前記他の領域の所定位置に既に他の図形が表示されている場合には当該他の図形の表示を消去すること若しくは当該他の図形とユーザの選択した図形の表示位置を相互に交換させることの少なくも一を行う図形表示訂正部を有していることを特徴としている。請求項9の発明においては、前記選択図形表示位置追加変更部はユーザが指定した他の領域の所定位置の表示面積とユーザの選択した図形の大きさとに不釣合が生じる場合には、当該図形を追加して若しくは移動して表示する際に適切な大きさに拡大若しくは縮小する選択図形拡大縮小表示制御部を有していることを特徴としている。
【0017】請求項10の発明においては、前記図形記憶部に記憶している図形が図形データとしては線情報のみであるときは、色彩、輝度についての情報を生成可能とさせた上記憶させる図形訂正部を有していることを特徴としている。請求項11の発明においては、前記記憶図形表示制御部は前記図形記憶部に記憶している図形のうちユーザに指定された図形のみを前記表示部に表示可能とさせる表示図形選択部を有していることを特徴としている。
【0018】請求項12の発明においては、前記記憶図形表示制御部は前記図形記憶部に記憶している図形の表示順次を指定、変更、学習可能とさせる表示順序制御部を有していることを特徴としている。請求項13の発明においては、前記出力部は前記選択図形挿入イメージ合成部がデータとして一体化されたイメージの合成に際してイメージに採り入れた図形そのものについては、出力する相手方の印刷や表示に際しての処理能力にあわせて図形記憶部の記憶する図形データを直接使用して、拡大、縮小、補間等の処理を施した上で出力することを特徴としている。
【0019】請求項14の発明においては、前記出力部は前記選択図形挿入イメージ合成部がデータとして一体化されたイメージの合成に際して採り入れた図形そのものについては、出力する相手方にあわせて前記図形記憶部の記憶する図形データを直接使用して、拡大、縮小、補間等の処理を施した上で出力することを特徴としている。
【0020】請求項15の発明においては、前記出力部は選択図形挿入イメージ合成部がデータとして一体化されたイメージの合成に際して採り入れた図形そのものについては、出力する相手方にあわせて前記図形記憶部の記憶する図形データを直接使用して、拡大、縮小、補間等の処理を施した上で出力することを特徴としている。
【0021】請求項16の発明においては、イメージ合成に使用する主表示部と、主表示部と別置かつ図形表示用の副表示部と、図形を入力する図形入力部と、入力された図形を記憶する図形記憶部と、前記図形記憶部の記憶する図形を前記副表示部の所定の位置に表示させる記憶図形表示制御部と、前記記憶図形表示制御部の制御のもとで副表示部に表示されている複数の図形の中からユーザの選択した図形を前記主表示部上の別途ユーザにより指定された所定位置に追加して若しくは移動の上表示可能とさせる選択図形表示位置追加変更部と、前記選択図形表示位置追加変更部により主表示部に表示された図形を当該主表示部にある別途作成された映像とあわせてデータとして一体化されたイメージを合成する選択図形挿入イメージ合成部と、前記選択図形挿入イメージ合成部により合成されたイメージを出力する出力部とを有していることを特徴としている。
【0022】請求項17の発明においては、イメージ合成に使用する主表示部と、主表示部と別置かつ図形表示用の副表示部と、線を構成する点の座標位置及び接続関係についてのデータを入力する図形データ入力部と、前記図形データ入力部から入力されたデータをもとに各点を結ぶ線を補間して生成の上図形を生成する図形生成部と、前記図形生成部の生成した図形を記憶する図形記憶部と、前記図形記憶部の記憶する図形を前記副表示部の所定の位置に表示させる記憶図形表示制御部と、前記記憶図形表示制御部の制御のもとで副表示部に表示されている複数の図形の中からユーザの選択した図形を前記主表示部上の別途ユーザにより指定された所定位置に追加して若しくは移動の上表示可能とさせる選択図形表示位置追加変更部と、前記選択図形表示位置追加変更部により主表示部に表示された図形を当該主表示部にある別途作成された映像とあわせてデータとして一体化されたイメージを合成する選択図形挿入イメージ合成部と、前記選択図形挿入イメージ合成部により合成されたイメージを出力する出力部とを有していることを特徴としている。
【0023】請求項18の発明においては、前記記憶図形表示制御部は前記図形記憶部の記憶する図形をそのままの大きさで前記副表示部の所定位置に表示すると表示面積と表示された図形の大きさに不釣合が生じる場合には、表示される図形の大きさを拡大若しくは縮小する図形拡大縮小表示制御部を有していることを特徴としている。
【0024】請求項19の発明においては、前記選択図形表示位置追加変更部は前記主表示部の所定位置に既に他の図形が表示されている場合には、当該他の図形の表示を消去すること若しくは当該他の図形とユーザの選択した図形の表示位置を相互に交換させることの少なくも一を行う図形表示訂正部を有していることを特徴としている。
【0025】請求項20の発明においては、前記選択図形表示位置追加変更部はユーザが指定した前記主表示部の所定位置の表示面積とユーザの選択した図形の大きさとに不釣合が生じる場合には、図形を追加して若しくは移動の上表示する際に適切な大きさに拡大若しくは縮小する選択図形拡大縮小表示制御部を有していることを特徴としている。
【0026】請求項21の発明においては、前記記憶図形表示制御部は前記図形記憶部に記憶している図形の訂正、追加、削除を可能とさせる図形訂正部を有していることを特徴としている。請求項22の発明においては、前記副表示部は他のワードプロセッサーのCRT等よりなる表示部であり、前記記憶図形表示制御部は他のワードプロセッサーに図形記憶部の有する図形データを当該他のワードプロセッサーが表示可能な態様で転送可能とする回線接続部を有していることを特徴としている。
【0027】請求項23の発明においては、前記副表示部はテレビジョン受像機の表示部であり、前記記憶図形表示制御部はテレビジョン受像機に図形記憶部の有する図形データを当該テレビジョン受像機が表示可能な態様で転送可能とするチューナー調整部等を含む回線接続部を有していることを特徴としている。請求項24の発明においては、前記記憶図形表示制御部は前記図形記憶部に記憶している図形のうち、ユーザに指定された図形のみを前記副表示部に表示可能とさせる表示図形選択部を有していることを特徴としている。
【0028】請求項25の発明においては、前記記憶図形表示制御部は前記図形記憶部に記憶している図形を副表示部に表示するに際してその表示順序を指定、変更、学習可能とさせる表示順序制御部を有していることを特徴としている。請求項26の発明においては、前記出力部は前記選択図形挿入イメージ合成部がデータとして一体化されたイメージの合成に際して、採り入れた図形そのものについては、出力する相手方にあわせて前記図形記憶部の記憶する図形データを直接使用して、拡大、縮小、補間等の処理を施した上出力することを特徴としている。
【0029】請求項27の発明においては、前記出力部は前記選択図形挿入イメージ合成部がデータとして一体化されたイメージの合成に際して、採り入れた図形そのものについては、出力する相手方にあわせて前記図形記憶部の記憶する図形データを直接使用して、拡大、縮小、補間等の処理を施した上出力することを特徴としている。
【0030】請求項28の発明においては、前記出力部は前記選択図形挿入イメージ合成部がデータとして一体化されたイメージの合成に際して、採り入れた図形そのものについては、出力する相手方にあわせて前記図形記憶部の記憶する図形データを直接使用して、拡大、縮小、補間等の処理を施した上出力することを特徴としている。
【0031】請求項29の発明においては、紙等の平面に写真、印刷等で表示された図形を光/電気変換で読み込んだ上で前記図形記憶部に入力可能な図形読み込み部を有していることを特徴としている。請求項30の発明においては、図形を入力する図形入力ステップ若しくは入力された線を構成する点の座標位置及び接続関係についてのデータから各点を結ぶ線を補間して生成の上図形を生成する図形生成ステップの少なくも一と、前記ステップにて入力された若しくは生成された図形を記憶する図形記憶ステップと、前記図形記憶ステップにて記憶した図形を表示装置の所定の位置に表示させる記憶図形表示制御ステップと、前記記憶図形表示制御ステップの作用のもとで表示されている複数の図形の中からユーザの選択した図形を表示部装置の別途ユーザにより指定された他の領域の所定位置に追加して若しくは移動の上表示させる選択図形表示追加変更ステップと、前記選択図形表示追加変更ステップにより移動された図形を当該図形の表示領域にある別途作成された映像とあわせてデータとして一体化されたイメージを合成する選択図形挿入イメージ合成ステップと、前記選択図形挿入イメージ合成ステップにより合成されたイメージを出力する出力ステップとを有していることを特徴としている。
【0032】請求項31の発明においては、前記記憶図形表示制御ステップは前記図形記憶ステップにて記憶した図形をそのままの大きさで表示装置の所定位置に表示すると表示面積と表示された図形の大きさに不釣合が生じる場合には、表示される図形の大きさを拡大若しくは縮小する図形拡大縮小表示制御ステップを有していることを特徴としている。
【0033】請求項32の発明においては、前記選択図形表示追加変更ステップはユーザが指定した他の領域の所定位置の表示面積とユーザの選択した図形の大きさとに不釣合が生じる場合には、図形を移動の上表示する際に適切な大きさに拡大若しくは縮小する選択図形拡大縮小表示制御ステップを有していることを特徴としている。
【0034】請求項33の発明においては、図形を入力する図形入力ステップ若しくは入力された線を構成する点の座標位置及び接続関係についてのデータから各点を結ぶ線を補間して生成の上図形を生成する図形生成ステップの少なくも一と、前記ステップにて入力された若しくは生成された図形を記憶する図形記憶ステップと、前記図形記憶ステップにて記憶した図形を図形表示用として設けられた副表示装置の所定の位置に表示させる記憶図形表示制御ステップと、前記記憶図形表示制御ステップの作用のもとで図形表示用の副表示装置に表示されている複数の図形の中からユーザの選択した図形を副表示装置と別体のイメージ合成に使用する主表示装置の別途ユーザにより指定された所定位置に追加して若しくは移動の上表示させる選択図形表示部追加変更ステップと、前記選択図形表示部追加変更ステップにより主表示装置に表示された図形を当該主表示装置にある別途作成された映像とあわせてデータとして一体化されたイメージを合成する選択図形挿入イメージ合成ステップと、前記選択図形挿入イメージ合成ステップにより合成されたイメージを出力する出力ステップとを有していることを特徴としている。
【0035】
【作用】上記構成により、請求項1の発明においては、表示部が所定の文書や図形等の表示を行う。図形記憶部が図形を入力する。図形記憶部が入力された図形を記憶する。記憶図形表示制御部が、図形記憶部の記憶する図形を前記表示部の所定の位置に表示させる。選択図形表示位置追加変更部が、記憶図形表示制御部の制御のもとで表示されている複数の図形の中からユーザの選択した図形を表示部上の別途ユーザにより指定された他の領域(ウィンドウ等)の所定位置に追加して若しくは移動の上表示可能とさせる。選択図形挿入イメージ合成部が、選択図形表示位置追加変更部により移動された図形を当該図形の表示領域にある別途作成された映像とあわせてデータとして一体化されたイメージを合成する。出力部が、選択図形挿入イメージ合成部により合成されたイメージを印刷機やフロッピーディスクやハードディスクに出力する。
【0036】請求項2の発明においては、記憶図形表示制御部内の図形拡大縮小表示制御部が、図形記憶部の記憶する図形をそのままの大きさで表示部の所定位置に表示すると表示面積と表示された図形の大きさに不釣合が生じるため、大きすぎて入らなかったり小さすぎて見にくかったりする等の不都合が生じる場合には、ユーザの指示やあらかじめのプログラムに従って表示される図形の大きさを適宜拡大若しくは縮小する。
【0037】請求項3の発明においては、選択図形表示位置追加変更部内の図形表示位置交換部が、他の領域の所定位置に既に他の図形が表示されている場合には、当該他の図形の表示を消去すること若しくは当該他の図形とユーザの選択した図形の表示位置を相互に交換させる。請求項4の発明においては、選択図形表示位置追加変更部内の選択図形拡大縮小表示制御部が、ユーザが指定した他の領域の所定位置の表示面積とユーザの選択した図形の大きさとに不釣合が生じる場合には、図形を追加して若しくは移動の上表示する際に適切な大きさに拡大若しくは縮小する。
【0038】請求項5の発明においては、記憶図形表示制御部内の図形訂正部が、入力された上図形記憶部に記憶している図形のユーザによる訂正、追加、削除を可能とさせる。請求項6の発明においては、表示部が所定の文書や図形等を表示する。図形データ入力部が、線を構成する点の座標位置及び接続関係についてのデータを入力する。図形生成部がこの入力されたデータから点間を結ぶ線を補間して図形を生成する。図形記憶部が生成された図形を記憶する。記憶図形表示制御部が、図形記憶部の記憶する図形を表示部の所定の位置に表示させる。選択図形表示位置追加変更部が、記憶図形表示制御部の制御のもとで表示されている複数の図形の中からユーザの選択した図形を新たに図形記憶部から読み出す等した上で表示部上の別途ユーザにより指定された他の領域の所定位置に追加若しくは移動の上表示可能とさせる。選択図形挿入イメージ合成部が、選択図形表示位置追加変更部により追加若しくは移動された図形を当該図形の表示領域にある別途作成された映像とあわせてデータとして一体化されたイメージを合成する。出力部が、選択図形挿入イメージ合成部により合成されたイメージを出力する。
【0039】請求項7の発明においては、記憶図形表示制御部内の図形拡大縮小表示制御部が、図形記憶部の記憶する図形をそのままの大きさで表示部の所定位置に表示すると表示面積と表示された図形の大きさに不釣合が生じる場合には、表示される図形の大きさを拡大若しくは縮小する。請求項8の発明においては、図形表示位置追加変更部内の図形表示訂正部が、他の領域の所定位置に既に他の図形が表示されている場合には、当該他の図形のVRAM上の記憶を消去する等により表示装置上での表示を消去の上、これに換えてユーザの選択した図形をVRAMに書き込む等により表示させるか同様の手順で2つの図形の表示位置を交換させることの少なくも一を行う。
【0040】請求項9の発明においては、選択図形表示位置追加変更部内の選択図形拡大縮小表示制御部が、ユーザが指定した他の領域の所定位置の表示面積とユーザの選択した図形の大きさとに不釣合が生じる場合には、当該図形を追加して若しくは移動して表示する際に適切な大きさに拡大若しくは縮小する。請求項10の発明においては、図形訂正部が図形記憶部に記憶している図形が図形データとしては線情報のみであるときは、ユーザに色彩、輝度についての情報を生成可能とさせた上記憶させる。
【0041】請求項11の発明においては、記憶図形表示制御部内の表示図形選択部が、図形記憶部に記憶している図形のうち、ユーザに指定された図形のみを前記表示部に表示可能とさせる。請求項12の発明においては、記憶図形表示制御部内の表示順序制御部が、図形記憶部に記憶している図形の表示順次を指定、変更、学習可能とさせる。
【0042】請求項13の発明においては、出力部は、選択図形挿入イメージ合成部がデータとして一体化されたイメージの合成に際して採り入れた図形そのものについては、出力する相手方の処理能力にあわせて前記図形記憶部の記憶する図形データを直接使用して、拡大、縮小、補間等の処理を施した上で出力する。請求項14の発明においては、出力部は、前記選択図形挿入イメージ合成部はデータとして一体化されたイメージの合成に際して採り入れた図形そのものについては、出力する相手方にあわせて前記図形記憶部の記憶する図形データを直接使用して、拡大、縮小、補間等の処理を施した上出力する。
【0043】請求項15の発明においては、出力部は選択図形挿入イメージ合成部が、データとして一体化されたイメージの合成に際して採り入れた図形そのものについては、出力する相手方にあわせて前記図形記憶部の記憶する図形データを直接使用して、拡大、縮小、補間等の処理を施す。請求項16の発明においては、主表示部が、イメージ合成に使用される。主表示部と別置の副表示部が、図形を表示する。図形入力部が図形を入力する。図形記憶部が、入力された図形を記憶する。記憶図形表示制御部が、図形記憶部の記憶する図形を副表示部の所定の位置に表示させる。選択図形表示位置追加変更部が、記憶図形表示制御部の制御のもとで副表示部に表示されている複数の図形の中からユーザの選択した図形を主表示部上の別途ユーザにより指定された所定位置に追加して若しくは移動の上表示可能とさせる。選択図形挿入イメージ合成部が、選択図形表示位置追加変更部により主表示部に表示された図形を当該主表示部にある別途作成された映像とあわせてデータとして一体化されたイメージを合成する。出力部が、選択図形挿入イメージ合成部により合成されたイメージを出力する。
【0044】請求項17の発明においては、主表示部がイメージ合成に使用される。主表示部と別置の副表示部が図形を表示する。図形データ入力部が線を構成する点の座標位置及び接続関係についてのデータを入力する。図形生成部が前記図形データ入力部から入力されたデータをもとに各点を結ぶ線を補間して生成の上図形を生成する。図形記憶部が、図形生成部が生成した図形を記憶する。記憶図形表示制御部が、図形記憶部の記憶する図形を副表示部の所定の位置に表示させる。選択図形表示位置追加変更部が、記憶図形表示制御部の制御のもとで副表示部に表示されている複数の図形の中からユーザの選択した図形を主表示部上の別途ユーザにより指定された所定位置に追加して若しくは移動の上表示可能とさせる。選択図形挿入イメージ合成部が、選択図形表示位置追加変更部により主表示部に表示された図形を当該主表示部にある別途作成された映像とあわせてデータとして一体化されたイメージを合成する。出力部が、前記図形生成部の生成した前記選択図形挿入イメージ合成部により合成されたイメージを出力する。
【0045】請求項18の発明においては、記憶図形表示制御部内の図形拡大縮小表示制御部が、図形記憶部の記憶する図形をそのままの大きさで副表示部の所定位置に表示すると表示面積と表示された図形の大きさに不釣合が生じる場合には、表示される図形の大きさを拡大若しくは縮小する。請求項19の発明においては、選択図形表示位置追加変更部内の図形表示訂正部が、主表示部の所定位置に既に他の図形が表示されている場合には、当該他の図形を消去すること若しくは当該他の図形とユーザの選択した図形の表示位置を相互に交換させることの少なくも一を行う。
【0046】請求項20の発明においては、選択図形表示位置追加変更部内の選択図形拡大縮小表示制御部が、ユーザが指定した主表示部の所定位置の表示面積とユーザの選択した図形の大きさとに不釣合が生じる場合には、図形を追加して若しくは移動の上表示する際に適切な大きさに拡大若しくは縮小する。請求項21の発明においては、図形訂正部が、図形記憶部に記憶している図形の訂正、追加、削除を可能とさせる。
【0047】請求項22の発明においては、副表示部は、他のワードプロセッサーの表示部である。記憶図形表示制御部内の回線接続部が、図形記憶部の有する図形データを当該他のワードプロセッサーが表示可能な態様で転送可能とする。請求項23の発明においては、副表示部は、テレビジョン受像機の表示部である。記憶図形表示制御部内の回線接続部が、図形記憶部の有する図形データを当該テレビジョン受像機が表示可能な態様で転送可能とする。
【0048】請求項24の発明においては、記憶図形表示制御部内の表示図形選択部が、図形記憶部に記憶している図形のうち、ユーザに指定された図形のみを副表示部に表示させる。請求項25の発明においては、記憶図形表示制御部内の表示順序制御部が、図形記憶部に記憶している図形を副表示部に表示するに際してその表示順序を指定、変更、学習可能とさせる。
【0049】請求項26の発明においては、出力部は、選択図形挿入イメージ合成部がデータとして一体化されたイメージの合成に際して採り入れた図形そのものについては、出力する相手方にあわせて図形記憶部の記憶する図形データを直接使用して、拡大、縮小、補間等の処理を施した上出力する。請求項27の発明においては、出力部は、選択図形挿入イメージ合成部がデータとして一体化されたイメージの合成に際して採り入れた図形そのものについては、出力する相手方にあわせて図形記憶部の記憶する図形データを直接使用して、拡大、縮小、補間等の処理を施した上出力する。
【0050】請求項28の発明においては、出力部は、前記選択図形挿入イメージ合成部がデータとして一体化されたイメージの合成に際して採り入れた図形そのものについては、出力する相手方にあわせて図形記憶部の記憶する図形データを直接使用して、拡大、縮小、補間等の処理を施す。請求項29の発明においては、図形読み込み部が平面に表示された図形を光/電気変換で読み込んだ上で図形記憶部に入力可能としている。
【0051】請求項30の発明においては、図形入力ステップにて図形が入力されるか、図形生成ステップにて入力された線を構成する点の座標位置及び接続関係についてのデータから各点を結ぶ線を補間して図形を生成することの少なくも一がなされる。図形記憶ステップにて前記ステップにて入力された若しくは生成された図形を記憶する。記憶図形表示制御ステップにて図形記憶ステップにて記憶した図形を表示装置の所定の位置に表示させる。選択図形表示追加変更ステップにて記憶図形表示制御ステップの作用のもとで表示されている複数の図形の中からユーザの選択した図形を表示装置の別途ユーザにより指定された他の領域の所定位置に追加して若しくは移動の上表示させる。選択図形挿入イメージ合成ステップにて選択図形表示追加変更ステップにより移動された図形を当該図形の表示領域にある別途作成された映像とあわせてデータとして一体化されたイメージを合成する。出力ステップにて選択図形挿入イメージ合成ステップにより合成されたイメージを出力する。
【0052】請求項31の発明においては、記憶図形表示制御ステップ内の図形拡大縮小表示制御ステップにて、図形記憶ステップにて記憶した図形をそのままの大きさで表示装置の所定位置に表示すると表示面積と表示された図形の大きさに不釣合が生じる場合には、表示される図形の大きさを拡大若しくは縮小する。請求項32の発明においては、選択図形表示追加変更ステップ内の選択図形拡大縮小表示制御ステップにて、ユーザが指定した他の領域の所定位置の表示面積とユーザの選択した図形の大きさとに不釣合が生じる場合には、図形を移動の上表示する際に適切な大きさに拡大若しくは縮小する。
【0053】請求項33の発明においては、図形を入力する図形入力ステップ若しくは入力された線を構成する点の座標位置及び接続関係についてのデータから各点を結ぶ線を補間して生成の上図形を生成する図形生成ステップの少なくも一がなされる。図形記憶ステップにて図形を記憶する。記憶図形表示制御ステップにて図形記憶ステップにて記憶した図形を図形表示用の副表示装置の所定の位置に表示させる。選択図形表示部追加変更ステップにて記憶図形表示制御ステップの作用のもとで図形表示用の副表示装置に表示されている複数の図形の中からユーザの選択した図形を前記図形表示用の副表示装置と別体のイメージ合成に使用する主表示装置上の別途ユーザにより指定された所定位置に追加して若しくは移動の上表示させる。選択図形挿入イメージ合成ステップにて選択図形表示部追加変更ステップにより主表示装置に表示された図形を当該主表示装置にある別途作成された映像とあわせてデータとして一体化されたイメージを合成する。出力ステップにて選択図形挿入イメージ合成ステップにより合成されたイメージを出力する。
【0054】
【実施例】以下、本発明に係るイメージ編集装置及び編集方法を実施例にもとづいて説明する。
(作用、原理面)以下、本発明の構成、作用等を各実施例に基づいて説明するに先立ち、各構成要素の作用原理面、言葉を換えていうならば実現性について先に一括して説明する。
【0055】本イメージ編集装置のユーザによる各種操作、指示や図形の入力はキーボード、操作盤、マウス、電子ペンとディジタイザー、光学的読み取り装置等によりなされる。ここに、電子ペンとは、先端に磁気発生機を装備したペンである。ディジタイザーとは、絶縁性の板の中に奥行き(深さ)を違えてX(左右)方向及びY(上下)方向に極く細い金属細線を等間隔かつ緻密に埋め込んだ上で、該金属細線に所定の交流を一定の規則で流すようにしたものである。そして、これに電子ペンを接続させれば、X方向Y方向とも金属細線内の交流が変化するため、接触位置(点)の座標及び接触時間を検出可能となる。
【0056】光学的読み取り装置は、基本的にはファクシミリ機の送信部等に設けられているものと同じであり、図形等が描かれた用紙等を所定位置から挿入すると、光学的な読み取り部が副走査方向に移動しこれにより用紙上の図形を読み取るものである。更に、色彩についても、別途入力者の電子ペンを変更するや特殊な読み取り装置を使用する等の指示により入力可能である。そして、これらにより図形はこれを構成する線が、その線を構成する点の座標位置や各点が連続した同一の線の点として入力されたか否か等の接続に関する情報たるアウトラインイメージや画素からなるビットマップとして入力される。以上の他、アウトラインイメージ内に更に斜線を幾本も入力して塗りつぶすことにより、ビットマップ化することも可能である。更に入力された点の位置情報等は、CRT等に表示するに際しては必要な補間がなされる。これは、ディジタイザーの二方向の金属細線のつくる格子点の密度がCRTの輝点(画素)よりも粗い場合には2つの格子点に相当する2つの画素間の画素も輝く等して連続した線とする等であり、手書き入力のワードプロセッサーの入力盤と入力ストローク表示部に似たものである。
【0057】表示部は、CRTや液晶ディスプレイよりなる。また表示部はVRAM等の表示専用の記憶部を内蔵する。図形記憶部は、ワードプロセッサーに内蔵の高速半導体メモリ及び固定ディスク並びに着脱式ディスクよりなる。そして、図形記憶部はディジタイザーと電子ペンや光学装置等で読み取られた上入力された図形データについてはディジタル化した上で記憶している。この際、図形入力用のディジタイザーと電子ペン等から図形を構成する外形の主要部の位置の情報、具体的には手書きの絵画や文字等がアウトライン図形として入力された場合には、その各点の座標値と接続あるいは連続性についての情報として記憶している。又、必要に応じて色彩も、また白黒ならば結果的に輝度も記憶している。
【0058】記憶図形表示制御部は、図形記憶部の記憶しているデータを表示部に内蔵されているVRAM等の表示用記憶部の所定位置に必要な処理を施した上で転写させることにより、図形を表示させる。この場合、記憶している図形のデータは赤(R)、青(B)、緑(G)の色彩についての情報を有し、表示部は黒白のみ表示可能であるならば、VRAMでは色彩についてのデータは捨象される。
【0059】表示図形拡大、縮小部であるが、表示を拡大する場合には、図形記憶部の記憶する1画素分のデータを表示部の内蔵する記憶部の(2×2=)4画素分のデータとする、逆に縮する場合には図形記憶部の記憶する4(=2×2)画素分のデータのうち左下隅の1画素分のみとってきて表示部の内蔵する記憶部の1画素分のデータとする等の処理をなす。なお、図形の外形部の要部の位置座標のデータについては、座標値を所定の数で割ったり、所定の数を掛けたりした結果を表示に際しての座標値とする。更に、この図形データをもとに表示に際しての図形の外形等図形を構成する線の作成は、これらの座標の示す点間を順次直線や円弧等で補間して表示していくことによりなされる。また、この上で所定の範囲に色彩を施す等してビットマップ化した図形とすることもなされる。なお、これらはCADシステムやテレビジョンゲームはもとより手書きワードプロセッサーにおける手書き入力された文字の表示等家庭内でも見受けられる技術である。
【0060】表示部位置追加変更部であるが、表示部の一の部分に表示された特定の図形を他の領域の所定位置に追加して表示させたり、当該位置に表示されている図形と交換したりするのは、マルチウィンドウシステムの技術を転用している。回線接続部であるが、他のワードプロセッサーやテレビジョン受像機の表示部に図形記憶部の記憶している図形を表示するのは、当該機器の表示部の記憶部に図形データを転送の上書き込むことによりなされる。この場合、本イメージ編集装置の出力部は、転送先の機器の採用する各種規格、例えばJIS,CCITT(国際電信電話諮問委員会)等、にあわせて転送する図形データに必要な処理を施すのは勿論である。このような処理としては、例えば相手先のチューナーに合わせる、同じくCRTの走査線にあわせてデータの所定位置に行終了信号や頁終了信号を入れる、表示部の面積や色彩表示の可否にあわせての送信情報の削減や追加等である。なお、接続金具や接続用線は、本イメージ編集装置の製造者があらかじめそれらのことを前提に製造の上供給等し、また各ユーザが自身で取り付けており、また例えばテレビジョン受像機にはVTRの使用を想定してあらかじめ受信用接続金具や回線が設けられているため何等問題はない。
【0061】選択図形挿入イメージ合成部は、ユーザにより指定された領域内にある別途作成された図形とユーザの選択のもと当該部に追加表示若しくは移動されてきた図形とを当該領域に同時に表示するために、当該領域の表示用のVRAM等の記憶部の該当する領域に一のデータとして記憶させることによりなされる。また、出力部による合成されたイメージの外部への出力は、この記憶しているデータを読み込んだ上で、別途本イメージ編集装置の格納しているディスクや同じく印刷機等へ出力することによりなされる。この場合に、本イメージ編集装置の表示部は白黒表示であるが、出力先は,高解像での印刷やカラー印刷やカラー表示が可能な場合には、合成されたイメージの出力にあたり当該イメージを構成する新規表示若しくは移動して表示されている図形のデータについては、図形記憶部の記憶する生データを呼び出した上で、図形の大きさ等については必要な処理を施した上で出力することとなる。この際の手法であるが、当該図形部はその周囲を含めての四角形の外形を出力用のマイクロコンピュータが認識しておき、その四角形の内部のデータについては必要な処理を施した記憶データを出力することとなる。
【0062】次に、ソフト若しくはプログラム面の実現性について説明する。マルチウィンドウシステムは、オフィスにおけるマイクロコンピュータはもとより、大型テレビジョン受像機の片隅における裏番組の表示、いわゆるカットインカット(場面の中の場面)等家庭内でも見受けられる技術である。表示部に表示された図形の位置の変更、拡大等は、基本的にはテレビジョンゲームにおける人物等の移動やワードプロセッサーにおける文字の移動等家庭内でも見受けられる技術である。
【0063】データの出力や送受信に際して相手方機器にあわせることは、オフィスで見受けられるファクシミリ装置等では自動的になされており(G3規格とG4規格間等)、また人手を介するならばVTRに記録された画像におけるβ規格とVHS規格間での移し替え等家庭内でも見受けられる技術である。表示された図形の大きさが表示部の面積等に比較して適切か否か、見易いか否かの判断はユーザや内蔵のプログラムによりなされ、この上で必要ならば拡大、縮小がなされるが、これはオフィスにおけるCADシステムはもちろんマイクロコンピュータを使用したワードプロセッサー等家庭内でも見受けられる技術である。例えば、表示面積と表示する図形一個の縦横の比が定まれば、一度に表示される図形はせいぜい10個程度であるので、この縦横比と表示図形個数に応じてあらかじめ図形の配置や拡大、縮小比を定めている等である。
【0064】表示された複数の図形中から意図するものを選択の上、この選択に伴い必要な処理をすることは、銀行における現金自動払出し機やマイクロコンピュータにおけるメニューシステム等極く日常生活でも見受けられる技術である。表示順序の変更等の学習能力については、日本語ワードプロセッサー等で入力された「仮字」に対して出力する「漢字」に各種のものが広く採用されている等これまた周知の技術であり、本発明では「図形番号」を学習の上これと対応する「図形」を出力するように転用したものである。
【0065】このため、これらのソフト面の技術についての詳しい説明は省略する。なお、本イメージ編集装置はユーザが必要な操作を行い、また指示、判断を与えるのであるから、その機能発揮に何等問題はない。また、プログラム作成にあたっても、自動化された機器に比較して問題点がはるかに少ないのは勿論である。以上のごとく、本イメージ編集装置は既存の周知の技術で充分実現可能なものである。
【0066】次に、以上のもとで、本発明の各実施例をその作用を中心に説明する。
(第1実施例)本発明の一実施例を図1、図11、図12、図13及び図14を用いて説明する。図1は、本実施例の構成図である。本図において、101はビットマップ図形データベース部であり、102は置き換え図形表示制御部であり、103は置き換え図形選択部であり、104は表示部であり、106は置き換え要求入力部であり、107はアウトライン図形データベース部であり、108はアウトライン展開部であり、109は置き換え実行部であり、110は図形表示制御部である。
【0067】図11は、本実施例の処理流れ図である。アウトライン展開部108は、アウトライン図形データベース部107に格納されたアウトライン図形をビットマップ図形に展開する。展開されたビットマップ図形を図形表示制御部110が表示部104に表示する。図12は、本実施例を年賀状作成に利用した様子を示すものである。本図は、干支である鳥の図形をアウトライン図形からビットマップ図形へ展開して、ワープロ等の文書作成装置で予め作成した本文上に表示した様子を示すものである。
【0068】ユーザが、この図形を他の図形に置き換えたい場合には、置き換え要求入力部106より置き換え要求を入力する。なお、ここに置き換え要求入力部106は、例えばキーボード、マウス及びペン等のポインテイング装置よりなる。さて、置き換え図形表示制御部106は、置き換え要求入力部106からの置き換え要求に対して、ビットマップ図形データベース部101から置き換え図形候補を取り出した上、これを表示部104に表示する。ユーザは、この表示された置き換え候補の中から元の図形と置き換える図形を選択した上で、その図形を図形選択部103に指定する。
【0069】図13は、上記図12の年賀状の表示において、置き換え要求に基づいて年賀状の右側に各種の候補図形が表示され、それらの候補として表示された図形中から左上隅のものを選択した際のCRTに表示された画面の様子を示す。本図において、選択された左上隅の図形は太枠にて囲まれ、選択指定がなされたことを示している。なお、実際には他の図形も四角形の外枠があるが、この図示は省略してある。
【0070】意図する置き換え候補が最終的に選択された後、この選択された置き換え候補のアウトライン図形はアウトライン図形データベース部107から取り出され、アウトライン展開部108がビットマップ図形に展開する。置き換え実行部109が元の図形と置き換え候補図形を置き換え、更に図形表示制御部110が表示部104に置き換えた図形を表示させる。
【0071】図14は、図12で示した図形が図13で選択された置き換え候補に置き換えられた様子を示す。なお、本実施例では年賀状中に図形が1個しか表示されていないが、複数個表示したい場合でも同様に置き換えることが可能である。また、アウトライン図形をビットマップ図形に展開して表示する際に、その展開倍率は図では1であるが、アウトライン展開部108は拡大もしくは縮小する事もできるのはいうまでもない。
(第2実施例)本発明の他の実施例を図2及び図15を用いて説明する。
【0072】図2は、本実施例の構成図である。本図において、201はビットマップ縮小部である。なお、置き換え図形表示制御部102、置き換え図形選択部103、表示部104、置き換え要求入力部106、アウトライン図形データベース部107、アウトライン展開部108、置き換え実行部109、図形表示制御部110は前記第1実施例と同様の構成、作用であるため、同一の符号を付すことにより、その説明は省略する。また、後に説明する他の実施例においても、同一の構成、作用をなす部については同一の名称及び符号を付し、その説明は省略する。
【0073】図15は、本実施例の処理流れ図である。先の第1実施例と比較した場合に、本実施例が異なる点は、置き換え候補は置き換え要求が入力された後、アウトライン図形データベース部107から取り出され、アウトライン展開部108によって展開されたビットマップ図形をビットマップ縮小部201が縮小してから、図形表示制御部110が表示部104に表示する点にある。
(第3実施例)本発明の他の実施例について、図3及び図16を用いて説明する。
【0074】図3は、本実施例の構成図である。本図において、301はビットマップ保持部である。なお、ビットマップ縮小部201は、第2実施例のものと同様であり、置き換え図形表示制御部102等は、第1実施例のものと同様である。このため、既述のごとくこれらについては、同一の符号を付すことにより、その構成、作用の説明は省略する。
【0075】図16は、本実施例の処理流れ図である。本実施例においては、アウトライン図形は、第1実施例と同様に表示部104に表示される。更に、置き換え候補もアウトライン図形データベース部107から取り出され、アウトライン展開部108がビットマップ図形に展開後、ビットマップ縮小部201によって縮小されてから、ビットマップ保持部301に保存される。ユーザが置き換え要求入力部106に置き換え要求を入力したときに、置き換え図形表示制御部102はビットマップ保持部301から、置き換え候補のビットマップ図形を取り出し、表示部104に表示する。以降の処理は第1実施例と同様である。
(第4実施例)本発明の他の実施例を図4、図17及び図18を用いて説明する。
【0076】図4は、本実施例の構成図である。本図において、401はビットマップ拡大部であり、これ以外の構成部は先の第3実施例と同様である。図17は、本実施例の処理流れ図である。本実施例において、アウトライン図形及びその置き換え候補は、第3実施例と同様に表示部104に表示される。置き換え候補を元図に置き換えた場合の様子をユーザに提示するために、置き換え実行部109は、ビットマップ保持部301から1個ずつ取り出され、ビットマップ拡大部401により拡大された置き換え候補を元図と置き換えて表示部104に表示する。
【0077】図18は、本実施例を年賀状作成に利用したものである。本図は、図14に示す年賀状で、干支である鳥の図形を当初の駝鳥から第2番目の置き換え候補である鳥の頭部の図形に変更したものである。このため、本実施例では、元の駝鳥の図形は表示面から消去されている。ユーザは、年賀状全体の調和を考慮の上、置き換え候補を決定し、この上で置き換え図形選択部103により、置き換え候補を選択する。これ以降の処理は、第3実施例と同様に行われる。
【0078】なお、拡大されたビットマップ図形の追加表示は、置き換え候補1個づつ行われているが、ユーザが指定する順番又はユーザが指定する複数の置換え候補で行う事もできる。
(第5実施例)本発明の他の実施例を図5、図19及び図20を用いて説明する。
【0079】図5は、本実施例の構成図である。本図において、501は置き換え図形順序交換部であり、502は置き換え図形順序入力部である。図19は、本実施例の処理流れ図である。本実施例において、アウトライン図形及びその置き換え候補は前記第3実施例と同様に表示部104に表示される。置き換え候補の表示順序は、アウトライン図形データベース部107に保存されている順序と同じである。ユーザがこの表示順序を変更したいときには、置き換え図形順序入力部502に表示順序を入力する。置き換え図形順序交換部501は、置き換え図形順序入力部502に入力された順序に従って、順序を交換して、置き換え図形表示制御部102が表示部104に表示する。
【0080】図20は、本実施例を年賀状作成に利用したものである。干支である鳥の図形及びその置き換え候補の一部が表示された後、置き換え候補の新しい表示順序に従って、置き換え候補を表示した画面を示す。なお、変更前の表示順序は、例えば図13に示す画面であり、この場合単なる表示位置の置き換えのみならず、一部図形の表示そのものの変更もなされていることとなる。
【0081】ユーザは置き換え図形選択部103により、置き換え候補を選択する。以降の処理は先の第3実施例と同様に行われる。なお、表示順序の入力方法としては、1から順に昇順で数字を各置き換え候補に与える、表示したくない候補を選択する等によりなされる。
(第6実施例)本発明の他の実施例を図6及び図21を用いて説明する。
【0082】図6は、本実施例の構成図である。本図において、601は格納順序変更部である。その他の構成部に関しては、先の第5実施例と同じである。図21は、本実施例の処理流れ図である。本実施例において、アウトライン図形及びその置き換え候補の表示、置き換え候補の表示順序の変更及び元図の置き換えは、先の第5実施例と同様である。置き換え実行後に、格納順序変更部601がアウトライン図形データベース部107の置き換え候補の格納順序を、変更された表示順序に一致する様に変更する。この結果、置き換え候補を表示する場合には、新しい順序で表示することとなる。
(第7実施例)本発明の他の実施例を図7及び図22を用いて説明する。
【0083】図7は、本実施例の構成図である。本図において、701は置き換え図形順序学習部である。その他の構成部は、先の第6実施例と同様である。図22は、本実施例の処理流れ図である。本実施例において、アウトライン図形及びその置き換え候補の表示、置き換え候補の表示順序の変更及び元図の置き換えは、先の第5実施例と同様に行われる。置き換え実行後に、置き換え図形順序学習部701が、ユーザが好む置き換え候補の表示順序を学習する。その学習結果により、格納順序変更部601がアウトライン図形データベース部107の置き換え候補の格納順序を変更する。
【0084】置き換え図形の表示順序の学習方法としては、本実施例では使用頻度による学習を採用している。図13に示す鳥の図形の置き換え候補を左より右へ、次いで上より下への順で鳥1、鳥2等と示す。各々の置き換え候補について、現在迄に入力された表示順序の総和を求め、これを表示順序が入力された回数で割る。例えば鳥3が4、2、3の表示順序を入力された場合には前記の値は(4+2+3)/3=3になる。この値が少ない順に、アウトライン図形データベース部107の格納順序が決定される。
【0085】なお、表示順序の学習方法として、直前に入力された表示順序を学習する方法、頻度と直前の入力順序双方を組み合わせて学習する方法等でもよい。
(第8実施例)本発明の他の実施例を図8、図23及び図24を用いて説明する。図8は、本実施例の構成図である。本図において、801は置き換え図形候補限定部であり、802は置き換え図形限定候補選択部である。その他の構成部に関しては、先の第3実施例と同様である。
【0086】図23は、本実施例の処理流れ図である。本実施例において、アウトライン図形及びその置き換え候補は先の第3実施例と同様に表示部104に表示される。表示された置き換え候補の中から更に候補を絞り込んで、この絞り込んだ候補のみを再度比較したいときに、置き換え図形限定候補選択部802が作用発揮をなす。置き換え図形候補限定部801は、置き換え候補を置き換え図形限定候補選択部802により絞り込まれた候補に限定し、この上で置き換え図形表示制御部102の制御のもと表示部104に表示する。
【0087】図24は、本実施例を年賀状作成に利用したものである。最初は、図13に示す画面が表示された後、絞り込まれた置き換え候補のみを表示した画面を示す。このもとで、ユーザは置き換え図形選択部103により、置き換え候補を選択する。これ以降の処理は先の第3実施例と同様である。なお、絞り込みたい置き換え候補を指定するために、不必要な置き換え候補を選択する事も可能である。
(第9実施例)本発明の他の実施例を図9、図25及び図26を用いて説明する。
【0088】図9は、本実施例の構成図である。本図において、901は置き換え図形拡大部である。その他の構成部に関しては、先の第8実施例と同様である。図25は、本実施例の処理流れ図である。本実施例においても、アウトライン図形及びその置き換え候補表示、置き換え候補の絞り込みは先の第8実施例と同様に実行される。しかしながら、置き換え候補を絞ったままであると、その表示領域は不変であるため、余白が生じることが多い。そこで本実施例では、表示領域を有効に使うと共に絞り込んだ候補の細部の違いもより明確に提示できるべく、置き換え図形拡大部901が、絞り込まれた置き換え候補を拡大して表示する。拡大倍率としては、絞り込まれた候補の数を考慮の上、表示領域を最大限活用しうる倍率が採用される。
【0089】図26は、本実施例を年賀状作成に利用した様子を示すものである。本図においては、絞り込まれた置き換え候補が拡大して表示されている。ユーザは置き換え図形選択部103により、置き換え候補を選択する。以降の処理は先の第3実施例と同様になされる。なお、絞り込まれた置き換え候補の拡大倍率として、予め決められた固定倍率、絞り込まれた置き換え候補が表示領域を満たすような倍率等もできる。
【0090】以上、本発明を実施例に基づいて説明してきたが、本発明は何も上記実施例に限定されないのは勿論である。すなわち、例えば以下のものも本発明に含まれる。
(1)各実施例は、表示部は本イメージ編集装置に固有の一の物として説明してきたが、余剰のワードプロセッサーやテレビジョン受像機の表示部を使用する。これにより、表示される図形は大きく見易くなる。特に、図形読み取り装置で入力された図形の入力情況の確認に便利である。また、候補図形も多数表示可能となる。
(2)各実施例では図形とは鳥の絵、イメージとは文章と鳥の絵よりなるものとして説明してきたが、両方とも文章、両方とも絵等である。
【0091】また、図形とはアウトラインやビットマップ的な絵に限定されず、設計図、円や四角形等の幾何学的形状や写真等である。また、注文伝票等定型的な文書でもよい。この場合、あらかじめユーザにより別途入力されている映像とは、発注先名等となる。
(3)図形記憶部が記憶している図形が絵の外形のみ等である場合に、これに色彩を施して表示したり外部へ出力したりする機能が付加されている。勿論、逆も可能としている。
(4)図形がその外形等の重要部の点の位置についての情報たるアウトライン図形として記憶されている場合に、その外形線等の補間は直線でなく、二点の両隣りの点をも考慮の上別途ユーザの指定した二次曲線等でなされる。
(5)製造の都合で、一の構成要素(要件)を複数に分割したり、逆に複数の構成要素を一体としたり、適宜これらを組み合わせたりしている。
(6)外部の表示部は複数としている。
(7)図形は、別途専門の画家が作成の上ディスクに収納されているものを購入の上、本イメージ編集装置にこれを格納して利用あるいは使用可能としている。
(8)光/電気変換による読み取り部は、ファクシミリ装置のものを流用可能としている。
(9)図形入力部は、キーボードにより文字を入力可能としている。
【0092】
【発明の効果】以上説明してきた様に、本発明によれば、(1)アウトライン図形等の置き換え候補をユーザに見易い状態で提示して、この上で選択された候補のアウトライン図形等に置き換えることにより、画質が良いイメージを編集可能となる。しかも、この処理を高速、かつ不必要な記憶資源を使わずに実行可能である。
(2)置き換え候補を選択する前に、あらかじめアウトライン図形をビットマップ図形等に変換した上で記憶しているので、置き換えた後の様子を高速に提示できるので、不調和な候補を選択する危険性も少なくなる。
(3)置き換え候補の表示順序をユーザが自由に変更でき、その変更を記憶する事も可能である。
(4)ユーザの変更履歴から学習して、表示順序を最適なものとすることも可能である。これは、定型的な文書を相手に応じて小変更して作成するような場合に特に便利である。
(5)置き換え候補を絞り込んで、絞り込んだ候補のみを比較検討することも可能である。
(6)絞り込んだ候補を拡大表示可能なため細部も比較検討した上で最終的に最適な候補を選択することが可能である。
(7)余剰のワードプロセッサー等他の機器の表示部も有効に活用しうる。
(8)相手装置にあわせて合成したイメージを出力できる。
(9)ディジタイザーと電子ペンや専用の図形読み取り部等を備えるため、ユーザが大きな図形を入力できる。このため表示や印刷に際して図形が綺麗である。特に、図形を縮小した場合この効果が大きい。
(10)光/電気変換で紙等に綺麗に印刷された図形をそのまま入力可能なため、既にある美しい図形、絵等の流用が可能となる。
(11)他の機器のCRT等を流用して、記憶している図形を大きく表示しえるため、編集そのもののみならず入力されている図形の良否も判別可能となる。またこの場合、入力されている図形の追加、削除、訂正にも便利である。
(12)各表示装置、印刷機、フロッピーディスク等の図形データに対する処理能力を充分に活用しうる。
(13)光/電気変換による図形読み取り部等をファクシミリ装置のものを兼用している場合に、該ファクシミリ装置が自動式の磁気記録部等を有しているならば、本イメージ編集装置の図形読み取りや印刷出力等に共有部を流用するに際してファクシミリの送受信に対する不都合も少なく、より一層の機器の活用が図れる。




 

 


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