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発明の名称 AV用ラック
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−193877
公開日 平成7年(1995)7月28日
出願番号 特願平4−4593
出願日 平成4年(1992)1月14日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小鍜治 明
発明者 木村 直明 / 北虎 裕人
要約 目的
本発明は、ひとつのリモコンで各種のAV機器を制御するAVコントロール装置に関するものであり、AVコントローラーのリモコン信号と各AV機器制御する信号の干渉を防止するAVラックを提供することを目的とする。

構成
AVコントロール装置において、外部からのリモコンの信号は吸収または反射によりラックの内部に透過させず、ラック内部ではある程度反射させて各機器の制御を確実なものにする構造の扉を特長とするAV用ラック。
特許請求の範囲
【請求項1】 ひとつのリモコンで各種のAV機器をコントロールするAVシステム装置におけるAV用ラックにおいて、AV機器を収納する箱状の棚と、AVコントローラーからの信号を発信する発光源と、少なくとも片面に誘電体の多層膜を設け可視域の光は透過し近赤外域の光を反射する扉とから構成したことを特徴とするAV用ラック。
【請求項2】 前記扉の片面に近赤外線を反射し可視光を透過する誘電体の多層膜を蒸着し、前記扉は近赤外線を吸収し可視光を透過する材料で構成することを特徴とする請求項1記載ののAV用ラック。
【請求項3】 ひとつのリモコンで各種のAV機器をコントロールするAVシステム装置におけるAV用ラックにおいて、AV機器を収納する箱状の棚と、AVコントローラーからの信号を発信する発光源と、近赤外線を吸収し可視光を透過する材料からなり片面に金属薄膜を蒸着した扉とから構成したことを特徴とするAV用ラック。
【請求項4】 ひとつのリモコンで各種のAV機器をコントロールするAVシステム装置におけるAV用ラックにおいて、AV機器を収納する箱状の棚と、AVコントローラーからの信号を発信する発光源と、近赤外線を吸収し可視光を透過する材料と透明材料を重ねた扉とから構成したことを特徴とするAV用ラック。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リモコンを用いて操作を行うAV機器を収納するAV用のラックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ビデオ、レイザーディスク、BSチューナー、ステレオなど、ディスプレイに接続されるAV機器が増え、それにともなってそれぞれの機器をコントロールするリモコンが必要となり、操作がきわめて煩雑になっている。従って、これらの機器をひとつのリモコンで操作出来るAVコントロラーが注目をあつめている。
【0003】これらのAVコントローラーによる各AV機器の制御は各機器のリモコン信号を利用して行われている。即ち、外部のリモコンよりAVコントローラーに信号が送られると、各AV機器用の信号に翻訳され、AVラック内に設けられた発信器より各AV機器に適合したリモコン信号が発せられ各機器が制御される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のAV用ラックの前面部には、通常スモークガラスが用いられている。スモークガラスの分光特性は(図4)に示すように、可視域から近赤外域まで透過率にほとんど差がなく、外部からのリモコン信号が容易に透過してしまう。そのため、AVコントローラーからの信号と、外部からAVコントローラーを制御するリモコンの信号が干渉しあい、機器が誤動作を起こしたり、動作しなくなるというトラブルが発生した。
【0005】本発明は、上記の問題を解決するために、各AV機器を収納するラックの前面部に可視光線は透過し、リモコンの周波数として使用される近赤外線を透過しない構造の扉をもちいることにより、AVコントローラーによる各機器の制御をひとつのリモコンで確実におこなうことを可能にする手段を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の条件を解決するために本発明のAV用ラックは、前面扉として、少なくとも片面に誘電体の多層膜を設け近赤外域の光を反射する扉、または近赤外域の光を吸収する材料からなりさらに金属薄膜または誘電体の多層膜の蒸着する扉、または近赤外域の光を吸収する材料と透明材料の2重構造からなる扉を用いることが特徴である。
【0007】
【作用】本発明のAV用ラックによれば、ひとつのリモコンで各種のAV機器をコントロールするAVコントロール装置において、外部リモコンの信号と、その信号を中継して各機器への信号に変換しAVラック内部に再発信されるAVコントローラーの信号の干渉を防止し、しかも、内部反射により再発信された信号を確実に各機器に伝達することが出来る。
【0008】したがって、AVコントローラーを操作するリモコンを通常の機器のリモコンの周波数帯で使用することができ、また各機器のコントロールも通常のリモコン信号で行うことが出来るため、AVコントロール装置を簡便に構成できる。
【0009】
【実施例】以下に、本発明の1実施例について図1から図5を用いて説明する。
【0010】(実施例1)図1(a)において、1はAVコントローラー、2、3は各種のAV機器、4はAV用ラック本体、5は前面扉、6は再発信用のLED、7はAVコントローラーのリモコン発信器、8はAVコントローラーのリモコン受信部、9はAV機器のリモコン受信部を示している。
【0011】AVコントローラー用のリモコン発信器7より送られた信号は、AVコントローラーのリモコン受信部8にとどき、各AV機器2、3の制御用信号に変換され、再発信用LED6より各AV機器2、3のリモコン受信部9に信号が送られ、各AV機器2、3が作動する。この時、前面扉5は、AVコントローラーのリモコン発信器7からの信号を遮断し、ラック内部の再発信用LED6からの信号との干渉を防止するとともに、再発信用LED6の信号がAV機器2、3のリモコン受信部9に確実に伝達されるように、その信号を反射させている。
【0012】上記の前面扉の機能を実現するために発明した構成を、下記の実施例によって説明する。図1(a)は前面扉の内面に図2bに示すの分光特性を有する誘電体の多層膜を蒸着した実施例である。扉の材料は図2(a)にしめす分光特性を持つスモークガラスがもちいられているが、同様の特性をもつアクリルなどの樹脂材料でもよい。また、近赤外域(波長800から1000nm付近)での透過率は2%以下が好ましく、これはスモークガラスと誘電体多層膜の両方で実現できればよい。リモコン発信器7からの信号はAVコントローラーのリモコン受信器8に到達出来るが、前面扉5に向かうものはスモークガラス10で減衰され、さらに誘電体の多層膜11で反射されてラックの内部にはとどかない。また、再発信用LED6からでた信号は誘電体の多層膜11で反射されAV機器2、3のリモコン受信部9に確実に伝達される。この時、可視域(波長400から700nm付近)での透過率は50%程度確保されており、内部の機器の動作状態を十分確認できる。
【0013】(実施例2)図3(a)は、前面扉12に近赤外線を吸収し可視光を透過する図4(a)の分光特性を有するガラス13を使用した場合のAV用ラックの構成の一実施例で、このガラス13の内面に図5の分光特性を有する誘電体多層膜15を蒸着した実施例である。図3(b)にガラス13のB部の拡大図を示す。また、扉の材質は、図4(b)の分光特性を有するアクリル樹脂14でも同様の効果がえられる。リモコン発信器7からの信号はAVコントローラーのリモコン受信機8に到達出来るが、前面扉12に向かうものは近赤外線を吸収するガラス13により吸収され2%以下に減衰され内部にはとどかない。また、再発信用LED6からでた信号は誘電体の多層膜15で反射されAV機器のリモコン受信部9に確実に伝達されるが、この時の反射は10%程度でよい。また、可視域(波長400から700nm付近)での透過率は60%以上確保されており、内部の機器の動作状態を十分確認できる。
【0014】(実施例3)図6(a)は、前面扉18に近赤外線を吸収し可視光を透過する図4(a)の分光特性を有するガラス13を使用したときのAV用ラックの構成を示す図であり、この前面扉18の内面に図7の分光特性を有する金属薄膜17,たとえばアルミ薄膜,を蒸着した実施例である。図6(b)に前記前面扉18のC部の拡大図を示す。また、扉の材質は、図4(b)の分光特性を有するアクリル樹脂14でも同様の効果がえられ、金属薄膜については直接蒸着せずに、金属薄膜がコーティングされたシートをはりつけてもよい。リモコン発信器7からの信号はAVコントローラーのリモコン受信機8に到達出来るが、前面扉18に向かうものは近赤外線を吸収するガラス13により吸収され2%以下に減衰され内部にはとどかない。また、再発信用LED6からでた信号は金属薄膜17で反射されAV機器のリモコン受信部9に確実に伝達されるが、この時の反射は10%程度でよい。また、可視域(波長400から700nm付近)での透過率は30%以上確保されており、内部の機器の動作状態を十分確認できる。
【0015】(実施例4)図8(a)は、前面扉18に近赤外線を吸収し可視光を透過する図4(a)の分光特性を有するガラス13を使用したときのAV用ラックの構成であり、前記ガラス13の内面に透明な板材を重ねた構造とした実施例である。図8(b)に前記前面扉18のD部の拡大図を示す。また、扉の材質は、図4(b)の分光特性を有するアクリル樹脂14でも同様の効果がえられる。リモコン発信器7からの信号はAVコントローラーのリモコン受信機8に到達出来るが、前面扉18に向かうものは近赤外線を吸収するガラス13により吸収され2%以下に減衰され内部にはとどかない、また、再発信用LED6からでた信号は透明の板材の表面と裏面さらに近赤外線を吸収するガラス13の表面でも反射されAV機器のリモコン受信部9に確実に伝達されるが、この時の反射は図9に示す様に10%程度以上となる。また、可視域(波長400から700nm付近)での透過率は30%以上確保されており、内部の機器の動作状態を十分確認できる。
【0016】
【発明の効果】本発明は、各AV機器を収納するラックの前面部に可視光線は透過し、リモコンの周波数として使用される近赤外線を透過しない構造の扉をもちいることにより、AVコントローラーによる各機器の制御をひとつのリモコンで確実におこなうことを可能にする手段を提供することにより、AVコントローラーを操作するリモコンを通常の機器のリモコンの周波数帯で使用することができ、また各機器のコントロールも通常のリモコン信号で行うことが出来るため、AVコントロール装置を簡便に構成できる。




 

 


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