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発明の名称 カラートラッキング回路
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−193833
公開日 平成7年(1995)7月28日
出願番号 特願平5−331660
出願日 平成5年(1993)12月27日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】武田 元敏
発明者 鳥居 浩光
要約 目的
ディスプレイ装置のカラー画質を向上させるために、ブライトネス操作子による調整時に色調(色温度)が変化するという課題を解決し、自動的にカラートラッキングを取ることのできるようにする。

構成
ブライトネス操作キー1の操作時、マイクロコンピュータ2はブライトネス操作キー1が押されたのを検出し、ブライトネス制御信号C1の値を決定する。マイクロコンピュータ2はブライトネス制御信号C1の値が決定されると、メモリ装置3を用い、R,G,B各原色のサブブライトネス制御信号C2の値を色温度が維持されるよう演算し決定する。そして、D/Aコンバータ4を用い、ブライトネス制御信号C1と各原色のサブブライトネス制御信号C2を出力し、加算出力手段5を用いてそれぞれ加算し輝度調整回路6に出力することにより、ブライトネスについてカラートラッキングを実現している。
特許請求の範囲
【請求項1】 ブライトネス制御信号を制御するブライトネス操作手段と、前記ブライトネス制御信号に対し、R,G,B各原色の輝度をそれぞれ制御する3原色のサブブライトネス制御信号の値を記憶するメモリ装置と、前記ブライトネス制御信号と前記3原色のサブブライトネス制御信号の値を演算し決定するマイクロコンピュータと、前記ブライトネス制御信号を出力するブライトネス制御信号出力手段と、前記3原色のサブブライトネス制御信号を出力するサブブライトネス制御信号出力手段と、前記ブライトネス制御信号と前記3原色のサブブライトネス制御信号をそれぞれ加算し、各原色のカットオフレベルと映像信号の黒レベルとの差レベルを調整する制御信号として出力する加算出力手段を有することを特徴とするカラートラッキング回路。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CRTディスプレイ装置や液晶ディスプレイ装置等のディスプレイ装置のカラートラッキング回路に関し、特にカラー画質を向上させようとするものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、テレビジョン受像機に組み込まれたCRTディスプレイや、パーソナルコンピュータの出力装置として用いられるCRTディスプレイ装置においては、ユーザが画質に対して調整可能な操作子として、コントラスト操作子やブライトネス(輝度)操作子が備えられており、ユーザ等はこれら操作子を適宜操作して所望のカラー画質を得るようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近では、コントラストおよびブライトネスだけではなく、色調(全白時の色温度で規定される:以下では色温度と呼ぶ)の厳密さも求めるユーザ等が多くなってきている。
【0004】動画を取り扱うテレビジョン受像機に対しては、その動き変化によって色温度を厳密に認識できないので、このような要求は少ないが、静止画を取り扱う情報処理装置のディスプレイ装置に対しては、このような要求は多く生ずる。例えば、コンピュータグラフィック装置やアパレルデザイン装置等では、色の再現性が重要であり、そのためディスプレイ装置での表示色に対する厳密性の要求も強い。
【0005】実際、ディスプレイ装置を工場から出荷する際には色温度の調整を行っている。すなわち、ディスプレイ装置内部に設けられているコントラストやブライトネスの3原色の個別調整用操作子(サブコントラスト操作子やサブブライトネス操作子)を検査員が適宜操作することで色温度を調整していた。
【0006】しかし、色温度が調整された後、ブライトネスを操作した場合に、色温度が変化するという問題があった。なお、コントラストやブライトネスの調整前後で色温度が変化しないことをカラートラッキングが取れていると呼ぶ。
【0007】本発明は、以上の点を考慮してなされたものであり、ブライトネス調整時に、自動的にカラートラッキングを取ることができるディスプレイ装置におけるカラートラッキング回路の提供を目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる上記課題を解決し目的を達成するため、ブライトネス制御信号を制御するブライトネス操作手段と、前記ブライトネス制御信号に対し、R,G,B各原色の輝度をそれぞれ制御する3原色のサブブライトネス制御信号の値を記憶するメモリ装置と、前記ブライトネス制御信号と前記3原色のサブブライトネス制御信号の値を演算し決定するマイクロコンピュータと、前記ブライトネス制御信号を出力するブライトネス制御信号出力手段と、前記3原色のサブブライトネス制御信号を出力するサブブライトネス制御信号出力手段と、前記ブライトネス制御信号と前記3原色のサブブライトネス制御信号をそれぞれ加算し、各原色のカットオフレベルと映像信号の黒レベルとの差レベルを調整する制御信号として出力する加算出力手段を有することを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明によれば、ブライトネス操作手段によってブライトネス制御信号が変化するときには、ブライトネス制御信号とR,G,B各原色のサブブライトネス制御信号の和である、各原色のカットオフレベルと映像信号の黒レベルの差レベルを調整する制御信号は、ブライトネス制御信号が変化しても色温度が維持されるように、マイクロコンピュータがメモリ装置を用い各原色のサブブライトネス制御信号を演算し決定して、ブライトネスについてのカラートラッキングを実現している。
【0010】
【実施例】まず色温度とブライトネスの関係について図1を用いて説明する。
【0011】図1(A)は各原色R,G,BについてのカットオフレベルVRCO,VGCO,VBCOと、映像信号の黒レベルVRB,VGB,VBBと、白レベルVRW,VGW,VBWの一例を示したものである。
【0012】ここで、ブライトネスaの調整とは、カットオフレベルVRCO,VGCO,VBCOと、黒レベルVRB,VGB,VBBの差を調整することである。また、コントラストbの調整とは、黒レベルVRB,VGB,VBBと、白レベルVRW,VGW,VBWの差を調整することである。さらに、カットオフレベルVRCO,VGCO,VBCOと白レベルVRW,VGW,VBWの差であるVR,VG,VBの比が色温度を規定するものである。コントラストbまたはブライトネスaが変化しても、VR,VG,VBの比をある一定比に維持する限り色温度は変化しない。
【0013】図1(A)のようにVR:VG:VBが1:1:1である場合はカットオフレベルVRCO,VGCO,VBCOと、黒レベルVRB,VGB,VBBの差をR,G,Bそれぞれ同一に変化させても色温度は変化しないが、図1(B)のようにVR,VG,VBがそれぞれ異なる場合には、色温度が変化してしまう。ブライトネスaを変化させるときに色温度を維持するためには、VR,VG,VBの比でカットオフレベルVRCO,VGCO,VBCOと、黒レベルVRB,VGB,VBBの差を変化させることが必要となる。
【0014】図2は本発明の一実施例におけるカラートラッキング回路の構成を示すブロック図である。図2において、1はブライトネス操作手段であるブライトネス操作キー、2はマイクロコンピュータ、3はメモリ装置、4はブライトネス制御信号C1とR,G,B各原色のサブブライトネス制御信号C2の出力手段であるD/Aコンバータ、5は、ブライトネス制御信号C1と、R,G,B各原色のサブブライトネス制御信号C2をそれぞれ加算し、各原色のカットオフレベルと映像信号の黒レベルの差レベルを調整する制御信号として出力する加算出力手段、6は輝度調整回路である。
【0015】以上のように構成されたカラートラッキング回路について、その動作を説明する。まずブライトネス操作キー1を押しブライトネスの変化を試みると、マイクロコンピュータ2はブライトネス操作キー1が押されたのを検出し、次に設定するブライトネス制御信号C1の値を決定する。ブライトネス制御信号C1の値が決定されると、マイクロコンピュータ2はこのブライトネス制御信号C1の値に対応するR,G,B各原色のサブブライトネス制御信号C2の値をメモリ装置3を用いて決定するが、その方法を図3を用い以下に示す。
【0016】メモリ装置3には、ブライトネス制御信号C1の最大値d3、最小値d1およびその中間値d2の3点に対応するR,G,B各原色のサブブライトネス制御信号C2の値がそれぞれ記憶されており、この値はあらかじめ色温度が同一の値になるよう調整されている。マイクロコンピュータ2はブライトネス制御信号C1の値が決定されると、メモリ装置3の値を用い、図3のようにブライトネス制御信号C1電圧の最小値から最大値にわたる3点d1,d2,d3の補間計算をして各原色のサブブライトネス制御信号C2の値を決定する。すなわち、ブライトネス制御信号C1の値の変化に対し、色温度を保つ一定の比で各原色のサブブライトネス制御信号C2の値を変化させるため、色温度は変化しない。
【0017】以上により決定されたブライトネス制御信号C1の値とR,G,B各原色のサブブライトネス制御信号C2の値は、マイクロコンピュータ2よりD/Aコンバータ4を用いて出力される。
【0018】出力されたブライトネス制御信号C1とR,G,B各原色のサブブライトネス制御信号C2の値は、加算出力手段5により加算され、各原色のカットオフレベルと映像信号の黒レベルとの差レベルを調整する制御信号として、輝度調整回路6に出力される。
【0019】このように本発明によれば、各原色のカットオフレベルと映像信号の黒レベルとの差レベルを、ブライトネス制御信号とR,G,B各原色それぞれのサブブライトネス制御信号の和で制御しており、マイクロコンピュータとメモリ装置によりその値を決定することにより、ブライトネスの変化によらず色温度が維持できる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のカラートラッキング回路は、ブライトネスが可変された場合にも色温度が維持され、表示色の厳密性を満たしたディスプレイ装置を実現し得る。




 

 


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