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発明の名称 画像通信端末装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−193799
公開日 平成7年(1995)7月28日
出願番号 特願平5−330899
出願日 平成5年(1993)12月27日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】宮井 暎夫
発明者 松野 浩二 / 深川 貴弘 / 村山 正美
要約 目的
異なる2局で同時またはほぼ同時に静止画送信が要求されたときに、静止画送信の衝突を解除し、効率的にHSDチャネルを利用する。

構成
静止画送信時には静止画送受信管理手段14により、「静止画送信中」として静止画送受信制御手段10の状態を管理するとともに、BAS送受信制御手段5にBAS符号のエスケープテーブルの空き領域を利用して静止画送信要求の場合には「HSDオン:送信」を意味する符号を送り、静止画送信要求に対する承認応答の場合には「HSDオン:受信」を意味する符号を送り、異なる2局で送信処理要求が同時またはほぼ同時に発行された場合には、BAS送受信制御手段5で上記符号を受信した時点でその受信符号と静止画送受信制御手段10の状態と照合するとともに、呼制御手段3の状態を管理し、通信チャネル接続時の発呼側を静止画送信側とし、着呼側を静止画受信側とする。
特許請求の範囲
【請求項1】 発着呼等の呼の管理を行う呼制御手段と、高速データとして伝送される静止画の送受信処理を行う静止画送受信制御手段と、通信チャネルを様々に構造化する端末能力を示すビットレート割当信号の送受信を行うとともに、静止画送信要求のときに「高速データ送信」を意味する符号を含んだ前記ビットレート割当信号を送信するビットレート割当信号送受信制御手段とを備え、画像信号,音声信号,データおよび会議制御信号を通信回線を介して送受信する機能を有する画像通信端末装置であって、自局における静止画送信要求のときに前記静止画送受信制御手段の状態を「静止画送信中」として管理する静止画送受信管理手段を設け、他局からの静止画送信要求を受信した場合に、前記静止画送受信管理手段により管理されている前記静止画送受信制御手段の状態が「静止画送信中」であるときに、前記呼制御手段に格納されている通信チャネル接続時の呼情報が発呼側であれば静止画の送信を行い、前記呼情報が着呼側であれば他局からの静止画の受信を行うようにしたことを特徴とする画像通信端末装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、通信回線を介して画像信号、音声信号、データおよび会議制御信号を通信回線を介して自局および他局で送受信する画像通信端末装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3に従来の画像通信端末装置の機能ブロック図を示す。図3において、1は通信回線、2は通信回線インタフェース、3は発呼、着呼、切断等の呼の管理を行う呼制御手段、4は画像信号、音声信号、データおよび会議制御信号の多重化および分離を行う多重化/分離手段、5は通信チャネルを様々に構造化する端末能力を送受信するためのビットレート割当信号(Bit rate Allocation Signal、以下「BAS」という)送受信制御手段、6は音声信号の符号化および復号化を行う音声送受信制御手段、7は音声入出力機器、8は動画像信号の符号化および復号化を行う動画送受信制御手段、9は画像入出力機器、10は静止画像信号の符号化、復号化および送受信等を行う静止画送受信制御手段、11は低速データの送受信を行う低速データ(Low SpeedData、以下「LSD」という)送受信制御手段、12はLSD通信端末装置、13は画像通信端末装置全体を管理するシステム制御手段である。
【0003】この従来の画像通信端末装置の動作について説明する。まず、呼制御手段3により発着呼等の呼設定信号を通信回線インタフェース2を通して送受信し、相手との通信チャネルの接続が確立される。通信チャネル接続完了後、その通信チャネルを介して多重化/分離手段4によりモード初期化手順を行い、同期確立後、BAS送受信制御手段5により能力交換を行い通信端末の能力が決定される。その結果、BAS送受信制御手段5は、音声送受信制御手段6、動画送受信制御手段8、静止画送受信制御手段10、LSD送受信制御手段11のうち通信能力があるものを各々起動し、音声、画像、データおよび会議制御信号の通信が各々可能となる。
【0004】以下、上記構成による従来の画像信号端末装置によって遠隔通信会議を行う際に、静止画の送受信を行う場合を考える。このとき、例えば静止画の送受信を行う静止画送受信制御手段10が同時に送受信ができない場合、異なる2局で同時またはほぼ同時に送信を開始すれば、静止画送信の衝突が起こる。図4に上記衝突のシーケンスを示す。図4は(A)局と(B)局によって上記に説明したように通信チャネルが確立した後、静止画送信要求が同時に発行された場合である。
【0005】まず、(A)局および(B)局において、静止画送信要求を受けたシステム制御手段13はBAS送受信制御手段5に静止画送信の要求を出し、その要求を受けたBAS送受信制御手段5は、多重化/分離手段4が静止画を送信するための高速データ(High Speed Data、以下「HSD」という)チャネルを確保するように、「HSDオン」のBAS符号を多重化/分離手段4に設定する。そのBAS符号を受けた多重化/分離手段4はHSDチャネルを開く(確保する)とともに、静止画送信要求を通信チャネル上のBASに乗せて通信回線インタフェース2および通信回線1を介して通信相手に送る。
【0006】その後、相手からの静止画送信要求が多重化/分離手段4で受信され、BAS送受信制御手段5に通知される。この相手からの静止画送信要求を静止画送信要求に対する承認応答と判断し、BAS送受信制御手段5は静止画送信のための処理を開始する。図4では、静止画送信の手順を初期化処理、圧縮(符号化)、送信、終了処理等の処理に分割して示している。最初、BAS送受信制御手段5は初期化処理(送信)要求を静止画送受信制御手段10に発行する。システム制御手段13は、その初期化処理(送信)要求に対する正常終了応答を受信後、同様に符号化処理を行い(図4中省略)、静止画送受信制御手段10に送信処理を発行する。静止画送受信制御手段10は、各々確保したHSDチャネルにより静止画の送信処理を開始するが、同時に送受信処理ができないので、(A),(B)局においてエラーが発生する。
【0007】この異常を、静止画送受信手段10は、システム制御手段13に通知し、その通知を受けたシステム制御手段13はBAS送受信制御手段5に静止画送信中止要求を発行する。静止画送信中止要求を受けたBAS送受信制御手段5は、HSDチャネルを閉じる(解放する)ように、「HSDオフ」のBAS符号を多重化/分離手段4に設定する。そのBAS符号を受けた多重化/分離手段5はHSDチャネルを解放するとともに、静止画送信中止要求を通信チャネル上のBASに乗せて通信回線インタフェース2、通信回線1を介して通信相手に送る。また、このときシステム制御手段13は、静止画送受信制御手段10に終了処理要求を発行し静止画通信処理を終了する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の画像通信端末装置では、静止画の送受信を行う静止画送受信制御手段10が同時に送受信できないため、異なる2局で同時またはほぼ同時に静止画送信が要求されたときに、静止画送信の衝突が起こり、静止画の通信が実際に行われなかったにもかかわらず、HSDチャネルが確保されている時間(無駄な処理時間)が生じ、全転送レートに占めるHSDチャネルの割合が無視できない場合は、音声、動画像等、他のメディアの通信に多大の悪影響を及ぼすこととなる。すなわち、静止画の送受信が実際に行われないにもかかわらず、音声が不明瞭になったり、画像が乱れたりする時間が生じる。HSDチャネルはCCITT(国際電信電話諮問委員会)勧告によれば最大番号のタイムスロット(64Kbit/s)で行われるので、通常よく利用される転送レートが2B(64Kbit/s×2)の通信時等、極めて重要な問題となる。
【0009】この発明の目的は、異なる2局で同時またはほぼ同時に静止画送信が要求されたときに、静止画送信の衝突を解除し、効率的にHSDチャネルを利用できる画像通信端末装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の画像通信端末装置は、発着呼等の呼の管理を行う呼制御手段と、高速データとして伝送される静止画の送受信処理を行う静止画送受信制御手段と、通信チャネルを様々に構造化する端末能力を示すビットレート割当信号の送受信を行うとともに、静止画送信要求のときに「高速データ送信」を意味する符号を含んだビットレート割当信号を送信するビットレート割当信号送受信制御手段とを備え、画像信号,音声信号,データおよび会議制御信号を通信回線を介して送受信する機能を有する。そしてさらに、自局における静止画送信要求のときに静止画送受信制御手段の状態を「静止画送信中」として管理する静止画送受信管理手段を設け、他局からの静止画送信要求を受信した場合に、静止画送受信管理手段により管理されている静止画送受信制御手段の状態が「静止画送信中」であるときに、呼制御手段に格納されている通信チャネル接続時の呼情報が発呼側であれば静止画の送信を行い、呼情報が着呼側であれば他局からの静止画の受信を行うようにしたことを特徴とする。
【0011】
【作用】この発明の構成によれば、静止画送受信制御手段の状態を管理する静止画送受信管理手段を設け、他局からの静止画送信要求を受信した場合に、静止画送受信管理手段により管理されている静止画送受信制御手段の状態が「静止画送信中」であるときに、呼制御手段に格納されている通信チャネル接続時の呼情報が発呼側であれば静止画の送信を行い、呼情報が着呼側であれば他局からの静止画の受信を行うようにしたことにより、自局と他局において、静止画送信要求が同時またはほぼ同時に発行された場合に、送信静止画送信の衝突を解除し、効率的にHSDチャネルを利用することができる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照し、この発明の実施例について具体的に説明する。図1はこの発明の一実施例の画像通信端末装置の機能ブロック図である。図1において、1は通信回線、2は通信回線インタフェース、3は発呼、着呼、切断等の呼の管理を行う呼制御手段、4は画像信号、音声信号、データおよび会議制御信号の多重化および分離を行う多重化/分離手段、5は通信チャネルを様々に構造化する端末能力を送受信するためのBAS送受信制御手段、6は音声信号の符号化および復号化を行う音声送受信制御手段、7は音声入出力機器、8は動画像信号の符号化および復号化を行う動画送受信制御手段、9は画像入出力機器、10は静止画像信号の符号化、復号化および送受信等を行う静止画送受信制御手段、11は低速データの送受信を行うLSD送受信制御手段、12はLSD通信端末装置、13画像通信端末装置全体を管理するシステム制御手段である。これら1〜13の各機器、手段の構成および機能は、基本的には従来の画像通信端末装置におけるものと同一である。
【0013】この実施例においては、従来の画像通信端末装置の構成に加えて、静止画送受信管理手段14を設けている。この静止画送受信管理手段14は、静止画送受信制御手段10の状態および呼制御手段3の状態を管理し、通信相手局の静止画送受信制御手段10からの送信要求か送信要求に対する応答かを受けて、各々「HSDオン:送信」(静止画送信衝突以外の通常時)か「HSDオン:受信」(静止画送信衝突時)を意味する符号をBAS送受信制御手段5に設定し、静止画送信衝突以外の通常時および静止画送信衝突時に静止画送信の衝突を解除する等、静止画送受信制御手段10の全体を効率よく管理するものである。
【0014】上記のように構成されるこの実施例の画像通信端末装置の動作について説明する。まず、呼制御手段3により発着呼等の呼設定信号を通信回線インタフェース2を通して送受信し、相手との通信チャネルの接続が確立される。このとき呼制御手段3に発呼か着呼かの情報を格納しておく。通信チャネルの接続完了後、その通信チャネルを介して多重化/分離手段4によりモード初期化手順を行い、同期確立後BAS送受信制御手段5により能力交換を行い通信端末の能力が決定される。その結果、通信能力があるものは各々、音声送受信制御手段6、動画送受信制御手段8、静止画送受信制御手段10、LSD送受信制御手段11を起動し、音声、画像、データおよび会議制御信号の通信が各々可能となる。
【0015】このとき、静止画の送受信を行う静止画送受信制御手段10が同時に送受信ができない場合に、異なる2局(A)−発呼側、(B)−着呼側で同時に送信を開始したときのシーケンスを図2に示す。まず、(A)局および(B)局において、静止画送信要求を受けたシステム制御手段13は、静止画送受信管理手段14に「静止画送信中」として静止画送受信制御手段10の状態を設定するとともに、BAS送受信制御手段5にCCITT勧告に示されたBAS符号のエスケープテーブルの空き領域を利用して「HSDオン:送信」を意味する符号を送る。
【0016】その後、多重化/分離手段4、通信回線インタフェース2、通信回線1を介して相手方から送られてきた「HSDオン:送信」符号を受信し、自局の多重化/分離手段4を通して、BAS送受信制御手段5は静止画送受信管理手段14に静止画送信要求が通信相手局から来たことを通知する。その通知を受けて静止画送受信管理手段14は、その通知内容(静止画送信要求)と静止画送受信制御手段10の状態(静止画送信中)とを照合し、静止画送信が衝突したと判断し、呼制御手段3に格納された呼情報(発呼/着呼)により、発呼側なら静止画の送信側として、また着呼側なら静止画の受信側として、初期化処理要求を静止画送受信制御手段10に発行し、静止画送信/受信処理を開始する。
【0017】図2では、静止画送信/受信の手順を初期化処理、圧縮(符号化)、送信、受信、伸長(復号化)、終了処理等の処理に分割して示している(符号化、復号化の処理は図2中省略)。上記にしたがって、(A)局は静止画送信側として符号化、送信処理、終了処理を行い、(B)局は静止画受信側として、(A)局とのネゴーシエーションを行い、受信、復号化、終了処理を行う。
【0018】ここで、(B)局においては、静止画送受信制御手段10の状態を静止画送受信管理手段14により、静止画の受信待ち状態を「静止画受信中」として、また静止画受信後の処理(復号化または表示、保存等)実行状態を「静止画受信後処理中」として示している。また、図2中「空」とは、静止画送受信制御手段10が何ら実行制御されていない状態を指す。
【0019】以上のようにこの実施例によれば、異なる2局で同時またはほぼ同時に静止画送信が要求された場合にも自動的に送信衝突を解除し、通常の送信・受信シーケンスと同様にHSDチャネルの効率的な利用が図れる。
【0020】
【発明の効果】この発明の画像通信端末装置は、静止画送受信制御手段の状態を管理する静止画送受信管理手段を設け、他局からの静止画送信要求を受信した場合に、静止画送受信管理手段により管理されている静止画送受信制御手段の状態が「静止画送信中」であるときに、呼制御手段に格納されている通信チャネル接続時の呼情報が発呼側であれば静止画の送信を行い、呼情報が着呼側であれば他局からの静止画の受信を行うようにしている。このため、自局と他局において、静止画送信要求が同時またはほぼ同時に発行された場合に、送信静止画送信の衝突を解除し、効率的にHSDチャネルを利用することができる。




 

 


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