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発明の名称 テレビジョン受信機
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−193756
公開日 平成7年(1995)7月28日
出願番号 特願平5−333387
出願日 平成5年(1993)12月27日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小鍜治 明 (外2名)
発明者 平嶋 正芳 / 逸見 英身 / 三好 圭哉
要約 目的
テレビジョン受信機の受信チャネルの選局を、新聞のテレビ番組欄や週間テレビガイド誌を用いず、文字放送で送られてくるテレビ番組の番組表をテレビジョン受信機の画面上に表示し、番組名を見ながら、所望の番組を選ぶ事により、何チャネルであるかを意識せず選局でき、且つテレビジョン受信機のみで選局が行えるようにする。

構成
2系統の独立したテレビジョン信号の選局受信回路1〜3と、文字放送受信機20と、テレビジョン受信機の表示装置7上でカーソルを動かし番組選択を行わせるための制御回路と、カーソルを動かすためのリモコン18のコンキーとで構成され、テレビ番組の番組表を表示装置7上に表示し、カーソルを動かして選局する。
特許請求の範囲
【請求項1】 チューナーと中間周波数増幅回路と映像信号権派回路とからなる受信系統(以下単に受信系統と記す)を独立に2系統以上備え、その中の1系統以上の受信系統は一定時間毎に同調受信周波数を変化させ、VHF,UHF,及び衛星放送の各チャネルを順次受信する機能を有し、前記VHF,UHF,衛星放送の各チャネルの中で、文字放送が行われている放送局の電波に同調し受信したときは、その放送局がテレビジョン信号の中の走査期間(垂直、水平の帰線消去期間を除いた部分)で送信している映像信号(以下「表の番組」と記す)の各番組の番組表を、文字放送により受信し記憶する記憶回路の容量を、少なくとも文字放送の一画面分の情報量の2倍以上の容量とし、前記表の番組の番組表をテレビ受信機の表示装置の全面又は、一部に表示し遠隔操作装置または、テレビ受信機に具備されているスイッチ、又は同等の機能を有する制御装置を操作し、番組表の中に示されている、表の番組のある特定のチャネル(以下Nと記す)に属する番組名を示す文字、数字又は記号を選択し、指定することにより、前記VHF,UHF,及び衛星放送の各チャネルを順次受信する機能を有しない受信系統中の1系統以上をNで示されるチャネルに同調させ、テレビ受信機の表示装置に表示する信号を文字放送の画面の信号から表の番組の映像信号に切り替えた時、前記Nで示されるチャネルの表の番組の映像信号を受信し表示することを特徴とするテレビジョン受信機。
【請求項2】 異なるチャネルの文字放送で送られている表の番組表を、テレビジョン受信機の表示装置上に同時に2チャネル分以上表示し、表の番組の受信チャネルの選局を行うことを特徴とする請求項1記載のテレビジョン受信機。
【請求項3】 文字放送を受信指定していない状態でテレビ受信機の表示装置に表示されているチャネル番号がKの場合、文字放送受信状態で第1項又は第2項のN=Kになれば、直ちに文字放送受信状態から、表の番組を表示する状態へ切り替わることを特徴とする請求項1又は2記載のテレビジョン受信機。
【請求項4】 文字放送の番組表に示されている、番組の送出時刻と現在の時刻とが同一である番組を選択し、指定したときのみ、文字放送受信状態からNで示されるチャネルの表番組を受信し表示する状態に、切り替わることを特徴とする請求項1、2または3記載のテレビジョン受信機。
【請求項5】 チューナと中間周波数増幅回路を有する受信系統を独立に2系統以上備える受信手段と、前記受信手段からの信号を入力して映像信号を処理する映像信号処理手段と、前記受信手段からの信号から文字放送の信号を抜き出す文字抜取回路と前記文字抜取回路の出力を記憶する記憶手段と各種のクロックパルスを発生するクロックパルス発生回路とを有する文字放送受信手段と、前記映像信号処理手段からの信号と前記文字放送受信手段からの信号を入力し一方を出力する選択手段と、前記選択手段からの信号を入力し画面に表示する表示手段と前記受信手段、映像信号処理手段、文字放送受信手段、選択手段の動作を制御する制御手段とを備え、前記受信手段は一定時間ごとに同期受信周波数を変化させ各チャンネルを順次受信し、文字放送が行われている放送局の電波に同期したときはその放送局の放送している番組の番組名等の番組情報を文字放送から前記文字抜取回路により抜き出し、前記記憶手段に記憶し、前記記憶手段に記憶した信号を文字図形処理を行い前記選択手段を介して前記表示手段の全面又は一部に番組情報を表示することを特徴とするテレビジョン受信機。
【請求項6】 文字信号抜取回路によって複数のチャンネルの文字放送から抜き取った番組情報信号を、文字図形処理を行い、表示手段に同時に複数のチャンネルの番組情報を表示することを特徴とする請求項5記載のテレビジョン受信機。
【請求項7】 表示手段に表示された番組情報から特定の番組を選択したとき、制御手段により受信手段の1つの受信系統を前記番組の放送されているチャンネルを同調し受信するように制御することを特徴とする請求項5または請求項6記載のテレビジョン受信機。
【請求項8】 選択手段により番組情報が表示されている文字放送画面から表の番組の映像画面に切り換えたとき、制御手段は前記文字放送画面で指定した番組情報の番組が表示されるように受信手段を制御することを特徴とする請求項5、請求項6または請求項7記載のテレビジョン受信機。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテレビジョン受信機の選局をテレビジョン受信機の表示装置上の文字図形を用いて容易に行わせる装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、テレビジョン受信機に組み込まれるマイクロプロセッサー(以下、MPUと記す)の性能向上に伴い、テレビジョン受信機の表示装置(以下、CRTと記す)上に文字図形を表示することが容易に行われるようになり、CRT上に表示されているチャネルを表す数字にカーソルを合わせて、対話型型式で選局を行わせようとする試みも見られる。
【0003】しかし、一般的には、リモコン或いは選局スイッチの数字キーか、UP,DOWNのキーを押さえることにより選局を行っている。何れの場合でも、放送されている番組内容は、新聞のテレビ番組欄か週間テレビガイド誌で確認しなければ分からないという欠点を有している。
【0004】図3は従来のテレビジョン受信機の選局の例である。図3において101は、チューナ、102はVIF、103は映像検波回路、104は映像信号を処理し、基底周波数帯のR,G,Bの色信号を形成する信号処理回路、105はCRT、106は同期信号処理回路、107は偏向回路、108は選局、リモコン信号処理等を行う制御用のマイクロコンピュータ及び周辺のROM,RAM,インターフェースICからなるマイコン部である。109はリモコン発信機の赤外線信号を受光し、処理する受光部である。これら101から110により構成されるカラーテレビジョン受信機は極めてありふれたものである。
【0005】このようなテレビジョン受信機の動作について簡単に述べる。101で、受信周波数を所望の放送局の周波数に同調させる。周波数の設定は110のリモコンのキーを操作し、チャネル番号のキーを押すことで一般に行われる。110の出力信号を109で受信し、これをマイコン部108で処理し、周波数シンセサイザ方式のチューナ101の同調周波数を設定する。このときテレビ画面の一部に選局されたチャネル番号、例えば「4」を表示する。この表示は必要に応じて表示と消去を選択できる。
【0006】
【発明が解決しようする課題】このような従来のテレビジョン受信機においては、選局に際して新聞のテレビ番組欄、或いは番組紹介の雑誌の番組欄を見ながら、選局を行っている。従ってテレビ受信機のみでは、選局してもその番組がどのような番組かはすぐには判らない。またCMの時間中は各放送局ともCMになることが多く、選んだチャネルが果たして所望の番組を放送しているのか、否かは、すぐには判らないという欠点があった。
【0007】本発明はこのような、従来の問題点に鑑みてなされたもので、テレビジョン放送の番組表を文字放送により受信し、テレビジョン受信機の表示画面上に、複数のチャネルの番組表を表示し、番組の名前を見て選局する手段を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、テレビジョン信号に多重して送信される文字放送を受信し、処理する機能を有するテレビジョン受信機に関するものであって、文字放送により送られてくる表の番組(文字放送が多重されている垂直帰線消去期間ではなく、垂直走査期間と水平走査期間の論理積の時間に送られている信号を指す。通常のテレビジョン受信機でその画面に表示される映像信号の番組のことであり、以下、「表の番組」と記す)の番組表をテレビジョン受信機の表示装置上に表示し、表示されている番組名と時刻を見て、その部分にカーソルをあわせることで選局を行わせる。
【0009】この目的のためにはテレビジョン受信機として、表の番組を受信するためのチューナの他に、現在受信中のチャネルの文字放送と、他のチャネルの文字放送を順次受信しするためのチューナを具備し、各チャネルの表の番組の番組表を受信し、記憶するための大容量メモリを具備する。前記大容量メモリから、各放送局の番組表を順次読み出し、表示装置上に表示し、カーソルを移動させて、番組名を指定することにより選局する。
【0010】また、本発明のテレビジョン受信機は、文字放送で送られてくる番組表を2局分以上同時に表示し、恰かも新聞のテレビ番組欄を見ているような感じの選局を可能にすることを特徴すものでもあるる。
【0011】
【作用】このような特徴を有する本発明のテレビジョン受信機によれば、予め大容量メモリに複数の放送局の表の番組の番組表が記憶される。そして例えば、最初にVHFの4チャネルを選択して受信しているときに、リモコンの番組表選択の専用キーを押すと、テレビジョン受信機の表示装置の表示が表の番組から文字放送の番組表(この場合は4チャネルの番組表)が表示される。現在の表の番組名が「X」であり、面白くない場合にはリモコンの矢印キーを右又は左に動かしたのち他のチャネルの表の番組表を表示する。仮に、10チャネルの「Y」という番組が面白そうであれば、「Y」のところへカーソルを移動し、リモコン上の確定キーを押すことにより、表の番組の受信チャネルは10チャネルに変化する。このようにすれば、新聞やその他の印刷物に記載されている番組表を見なくても番組名を知って選局できる。
【0012】
【実施例】次に本発明の一実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0013】図1は本発明の一実施例である文字放送受信機能を有するテレビジョン受信機のブロック図である。図1の符号9〜15に示される文字放送受信機20の内容については、既に公知の技術内容が多いのでその部分の説明は省略したが、公知例としては、例えば、National Technical ReportVol.27 No.4(Aug.1981)の570頁第54図等がある。
【0014】図1は、文字放送受信機の機能とVTRの機能を合わせ有する複合型のテレビジョン受信機のブロック図である。VTRを内蔵したテレビジョン受信機も数多く発売されており、多くはチューナ、VIF,検波回路を2系統独立に有し、所謂裏番組録画機能を有している。
【0015】図1の各部の動作について述べる。1A、1Bはチューナ、2A,2BはVIF,3A,3Bは映像信号の検波回路であり、1Aと1B、2Aと2B、3Aと3Bの両方とも同一の性能・機能を有している。ここではB系統をVTR用とし、A系統を表の番組受信用の系統とする。チューナ1A,1B、VIF2A,2B、映像検波回路3A,3Bの動作は公知であるので省略する。
【0016】さて通常のテレビジョン受信機としての動作を行わせているときは、映像検波回路3Aの出力が信号セレクタ4を介して、映像信号処理部5へ伝えられ、処理されてR,G,Bの色信号が出力される。
【0017】一方、信号セレクタ4の出力の映像信号は文字放送受信機20の同期信号処理とクロック発生回路11へ伝えられ、ここで同期信号の再生、カラーバースト信号抜き取りーゲートの発生及び、色副搬送波の再生、更には、テレビジョン信号の同期信号に同期した各種のクロックパルス等を形成してマイコン等を動作させている。9は従来例で述べたのと同じ構成のマイコン等で構成される制御部(以下、CPUと記す)であり、従来例とはメモリの容量が異なる。
【0018】10は、文字放送受信機本体(テレビジョン受信機に組み込まれている場合はテレビジョン受信機の本体)に取り付けられている操作キー群からなる操作部であり、ほぼ同じ内容の機能を有するキー群の操作部がリモコン18にも設けられているのが通常である。12は文字信号抜取回路であり、垂直帰線消去期間中の水平走査線期間に重畳されている文字放送の信号を適当なレベルで2値信号に変換し、サンプリングする。13は大容量のメモリで、複数ページ分の文字放送の画面の情報をコード信号のまま、又は、パターン信号に変換して記憶する(ここではコード信号のまま記憶するものとする)。
【0019】14はメモリ13に記憶されているコード信号に対応した漢字のパターンを出力する漢字ROMである。15は所謂VRAMと呼ばれる表示用のメモリ(以下、表示RAMを記す)で、垂直、水平の走査に合わせて、その内容を読み出し表示装置上にパターン信号の形で文字図形を表示する。これらの動作は所謂文字放送受信機に共通であり、前述の公知例にも記載されている。
【0020】18は遠隔操作キー即ちリモコンであり、その赤外線出力を受光部17で電気信号に変換し、CPU9で処理する。この動作も通常のテレビ受信機のリモコン操作と共通である。
【0021】16はD/Aコンバータで、表示RAM15の出力をアナログ信号に変換する。表示すべき文字信号(図形を含む)が2値のみなら不要である。階調性を持たせる場合は必要である。D/Aコンバータ16の出力をセレクタ6に伝え、セレクタ6で文字信号のみを表示する場合は、映像信号処理部5の出力の替りにD/Aコンバータ16の出力をセレクタ6の出力として表示装置7に送り、文字・図形を表示する。表示装置7は一般的にはCRTであるがLCD等他の表示装置でもよい。
【0022】さて本発明の一実施例としては、文字放送により送られてくる番組表を図2に示すごとく、4局分まとめて表示する場合を考える。通常の文字放送の画面では標準文字15.5字×8行とヘッダー1行で構成されており、標準文字は縦18ドット×横16ドットである。すなわち1行当たり横方向には、248ドットの表示が可能である。文字の大きさを少し小さくして、横12ドット×縦10ドット程度にしても大半の文字はなんとか判読できる。送出側で予め12ドット×10ドットで表示できるような文字のみで送出することは極めて容易である。
【0023】そのような信号を受信するものとし、表示RAM15の水平方向の読み出しクロックを通常の2倍(約11MHz)とし、横方向に40字並べたのが図2に示す番組表である。この場合、テレビジョン受信機の水平方向の周波数特性は余り高くはないが、11MHzのクロックということは、最高周波数成分はその半分の5.5MHzであるから、映像出力段の周波数特性をそれ程広げなくても支障なく表示できる。ちなみに図2では大阪地区の受信例を示している。
【0024】図1、図2とを用いて本発明の一実施例について説明する。図2で、例えばいま受信している表の番組が「6」チャネルで、時刻が12時10分とする。このときリモコン18のキーの中の番組表のキーを押さえて表の番組の表示から番組表の表示に切り替える。このとき表の番組を受信しているチャネルの番組表が左から2番目に表示される(「6 ABCテレビ」)ようにCPU9のプログラムを組んでおく。
【0025】次にリモコンの【0026】
【外1】

【0027】キーを押さえてカーソルの位置を「8」チャネルへ動かす。ここで確定キーを押すと、表の番組の受信チャネルが「8」チャネルに替る。カーソルの位置はCPUで管理できるので「8」チャネルであることは、容易に検知できる。また、チューナ1Aの同調周波数を「8」チャネルに設定することも容易である。更に確定キーが押された後に、セレクタ6を切り替えて、映像信号処理部5の出力をセレクタ6から出力することも容易である。
【0028】図2の番組表をメモリ13に蓄える方法を以下に述べる。前述の如くチューナ1Bはチューナ1Aと同じ構成のチューナである。CPU9によりチューナ1Bの同調周波数を順次変化させる。大阪地区では、「2」,「4」,「6」,「8」,「10」及び「19」の各チャネルで文字放送が行われている。ここでは、仮に「12」チャネルも文字放送を行っていると考え、各放送局とも同一の番組番号で表の番組表を送出しているものとする。また、受信機側で時刻を表す数字か、番組名の中の数字かを区別出来るように一定の約束で文字画面のコード信号が送られているものとする(例えば「各行の先頭及び◇の直後の数字が時刻を示す」という約束。このような約束で信号を送出することは現在の文字放送の規格の範囲内で可能である)。
【0029】図1のテレビジョン受信機の電源が投入されると、表示装置7に表示されている番組(チャネル)とは関係なく、CPU9の制御により、チューナ1Bが先ず「2」チャネルに同調する。「2」チャネルの映像信号の垂直帰線消去期間中の水平走査期間に重畳されている文字放送の信号を抜き取り、文字放送の番組番号、例えば「N1」 で番組表が送られているとすれば、「N1」 を検出するまでは、文字放送の番組番号を順次チェックする。
【0030】「N1」 を検出した後、図2左端に示されているような番組表に対応するコード信号をメモリ13に記憶する。メモリ13のアドレスを予め番組表の記憶用とそれ以外用に分割しておき、1チャネル分の番組表(2日分)を記憶するアドレスを8組み準備するものとする。この数は任意に設定してよい。
【0031】番組表は放送時間(例えば午前6時から午後12時)内の全番組の名前を示すものとする。この場合通常の文字放送の1画面(15字×8行)を5〜6枚使えば表示できる。一般的には、一画面(1ページ)は20秒に1回の割合で送られいるので、1日分の番組表を受信するには、100〜120秒かかる。仮に120秒とすれば2分である。翌日の番組表も予め送っておくなら、2日分の番組表を受信し終えるのに4分かかる。「2」チャネルの番組表を全部受信し、メモリ13の第1のアドレスに記憶し終えた後(約4分後)に、CPU9の制御によりチューナ1Bは「4」チャネルに同調する。「4」チャネルの表の番組の番組表を4分でメモリ13の第2のアドレスに記憶し終えた後、チューナ1Bは「6」チャネルに同調する。以下これを繰り返し「19」チャネルまで7局ぶんを28分かけて記憶する。
【0032】図2のように複数の放送局の番組表を一度にテレビの画面に表示すれば、恰かも新聞のテレビ番組欄を見ている如く極めて使い易くなる。第2図の縦方向の表示文字の行数は実際にテレビジョン受信機に表示出来る行数より多くなっているは単に説明の便宜上のためである。衛星放送では現在文字放送が行われていないが、行われる場合には、チューナ1A,1B共にBSIF(1GHz帯)を受信可能とし、かつBSアンテナとBSコンバータをチューナ1A、1Bの前段に接続せねばならぬことは言うまでもない。また、文字放送の行われている全ての放送局の番組表を記憶するか、一部を選んで記憶するかは、CPU9のプログラムメモリをプリセットすることにより実現できる。
【0033】番組表が記憶されている時、図2のリモコンの「番組表」キーを押すと、図2の表示部21(太線内)の4局の番組表がCRT(表示装置17)に表示される。いま仮に、「番組表」キーを押す直前に受信表示されていた表の番組が「6」チャネルであったとすると、図2の如く表示され、また時刻が仮に午後1時18分であったとすれば、カーソルが図2の領域22、即ち[◇15〜 31 「減量で股間ひりひり!?」高島政宏]の部分に来る。
【0034】この番組の受信を止めて他の番組、例えば、「4」チャンネルの[家族の物語]にカーソルを合わせ、もう一度、図2のリモコンの「番組表」キーを押すと、CPU9がカーソルの位置が4チャネルにあることを検出し、チューナ1Aの同調周波数を「4」チャネルに設定し、「4」チャネルの表の番組の映像信号がセレクタ4を介し、映像信号処理部5へ伝えられ、セレクタ6を介し、表示装置(CRT)7に表示される。CPU9が、セレクタ4、6及びチューナ1A,1Bの同調周波数を制御することは容易である。ここでは音声の処理については省略したが、映像信号と同じ様に扱えば良いことは言う迄もない。
【0035】番組表のデータ(信号)がメモリ13に記憶されていない場合は、上記で説明したように番組表を記憶する時間を待たねばならないが、図1の如くVTR8と一体のテレビでは、テレビジョン受信機の表示部に表の番組を表示していない状態でも、VTR8とチューナ1B、VIF2B、映像検波回路3Bを動作させ、いわゆる裏番組録画を行えることは公知である。
【0036】次に文字放送を受信し、表示している状態から、図2のリモコン18の「番組表」キーを押す場合を考える。この場合も、「6」チャネルの文字放送を受信中であったとする。前述の如く図2が表示される。カーソルを動かせば、前述の如く動作し、時刻が仮に午後1時18分であったとすれば、カーソルが図2の領域22、すなわち[◇15〜 31 「減量で股間ひりひり!?」高島政宏]の部分にから他の番組、例えば、「4」チャンネルの[家族の物語]にカーソルを合わせ、もう一度「番組表」キーを押すと「4」チャネルに切り変わるのは前述と全く同じであり、かつ、このとき文字放送受信から、表の番組受信に切り替える手間を省くことも、CPU9により実現できる。
【0037】一方、カーソルが図2の領域32[◇15〜 31 「減量で股間ひりひり!?」高島政宏]の部分にあり、この番組を見たければ、同様に「番組表」キーをもう一度押せば、「6」チャネルの表の番組が表示装置上に表示されるのは今まで述べたのと同様である。
【0038】以上述べた如く構成すれば、図2の番組表により、番組名を見てその番組を指定することにより、選局を行う事が出来る。
【0039】次に、以上の説明のなかでは文字放送の受信表示について、説明が不十分であるので補足する。
【0040】番組表、及びその他の文字放送の番組(画面)は、メモリ13に蓄えられて(記憶されて)いるコード信号(及びDRCSで送られて来るパターン信号)をクロック発生回路11のクロックによりメモリ13から読み出して、一度表示RAM15に蓄える。このとき、コード信号を漢字ROM14により漢字のパターンに変換してRAM15に蓄える。アルファベットや数字も漢字ROM14の一部にパターンの形で書き込んでおき、漢字と同じ様にパターン信号に変換して、表示RAM15に蓄える。従って、表示RAM15には、画面に表示されるべきパターン信号が記憶(蓄積)されている。
【0041】テレビ画面(CRT)の垂直、水平の操作に合わせて表示RAM15の内容を読み出せば、図2の太線の枠内(表示部21)の信号やその他の文字放送の画面の信号が読み出され表示される。
【0042】D/Aコンバータ16は表示RAM15の出力がデジタル信号であるので、アナログ信号に変換するためのD/Aコンバータである。
【0043】さらにVTR部について補足する。通常の動作時は、VTR部8は、チューナ1B,VIF2B,映像検波回路3Bで受信された映像信号、音声信号を記録し、再生時にはVTR部8の出力をセレクタ4へ戻し、映像検波回路3Aの出力に替えて、VTR部8の出力を映像信号処理部5へ伝え、セレクタ6を介して、表示装置7に表示することにより、VTR記録された信号を再生して見ることが出来る。
【0044】本発明の実施例においては、文字放送の番組表の信号をメモリ13へ書き込み中はVTR部8の動作を止めるか、または、チューナ1A,VIF2A,映像検波回路3A,の系統の信号を記録するようにすれば良い。或いは、逆に、メモリ13へ記憶させる番組表をチューナ1A、VIF2A,映像検波回路3Aの系統の映像信号中の文字放送の信号から抜き取ってもよい。この場合は、チューナ1Aの同調周波数を順次切り替えねばならぬことはいうまでもない。しかし、これはCPU9の制御により容易に実現出来る。
【0045】また、番組表を文字放送で送出していない局がある場合の選局についても、図2で「4」、「6」、「8」、「10」チャネルのいずれかが白紙の状態となるが、その他の局については、選局出来る。白紙の局が有れば、その局は選ばれる事が少なくなるので、何れ文字放送によりおもての番組表を送出刷ることになるであろう。白紙の局でも、カーソルをその局に合わせれば、その局を選局し、おもての番組を表示できることはいうまでもない。
【0046】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明によるテレビジョン受信機によって選局を行えば、新聞雑誌等のテレビ番組欄を見なくても、テレビ受信機の画面上で番組名を見て、番組を選ぶことが可能になる。従って、テレビ受信機のみで操作が簡潔することになる。例えば、車載テレビ或いは、船等移動体上でのテレビでは、地域を変わる毎にその地区の番組表を準備しないと、選局出来ないという不便さがあった。これらの不便さもほん発明により解決出来る。




 

 


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