米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 計算機;電気通信 -> 松下電器産業株式会社

発明の名称 自動監視システム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−193743
公開日 平成7年(1995)7月28日
出願番号 特願平5−333393
出願日 平成5年(1993)12月27日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小鍜治 明 (外2名)
発明者 中山 達雄 / 知野見 岳人 / 高田 重和
要約 目的
本発明は、金融機関のキャッシュディシュペンサコーナー等において使用される監視システムに関するもので、常時、人の検知ができる監視システムを提供することを目的とする。

構成
人がCD5を使用するため一定領域内、すなわち熱画像検出装置1の視野内に現れると、熱画像検出装置1は人から発せられる赤外線により熱画像に変化を生じ、制御部2に信号を送る。信号を受けた制御部2は可視光CCDカメラ3及びVTR4の動作を開始させて、モニター及び録画が行われる。また、人がCD5より離れる時は、熱画像検出装置1の熱画像に変化が起こり、制御部2は熱画像検出装置1からの信号により、可視光CCDカメラ3及びVTR4の動作を停止させて、モニター及び録画を終了させることにより必要な時のみ可視光CCDカメラ3及びVTR4を回すことができる。
特許請求の範囲
【請求項1】 焦電型熱検出素子または焦電型熱検出素子群からなる熱画像検出装置と、この熱画像検出装置により得られた熱画像により撮像・録画を行う可視光撮像装置及び録画装置の動作を制御する制御部を備えてなる自動監視システム。
【請求項2】 焦電型熱検出素子または焦電型熱検出素子群からなる熱画像検出装置と、この熱画像検出装置により得られた熱画像により人の判定を行う人物判定手段と、この人物判定手段からの信号により撮像・録画を行う可視光撮像装置及び録画装置の動作を制御する制御部を備えてなる自動監視システム。
【請求項3】 熱画像検出装置により得られた熱画像により人の判定を行うとともに、人の顔の位置を判定する人物判定手段と、この人物判定手段からの情報に基ずいて録画装置の動作を制御するとともに、撮像を行う可視光撮像装置の方向及びその光学系をズームアップする制御部を備えてなる請求項2記載の自動監視システム。
【請求項4】 人物判定手段からの情報に基ずいてカメラの方向を制御してなる請求項2記載の自動監視システム。
【請求項5】 人物判定手段からの情報に基ずいて集音マイク及びその音声を記録する音声記録装置を制御してなる請求項1または2記載の自動監視システム。
【請求項6】 人物判定手段からの情報に基ずいてシャッターの開閉を制御してなる請求項1または2記載の自動監視システム。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金融機関のキャッシュディシュペンサコーナー(以下、CDコーナーと略す)や両替機、券売機、店舗等において使用される監視システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりCDコーナー等においては、防犯用として可視光CCDカメラを用いた自動監視システムにより、常時、モニター及び録画を行っており、犯罪等非常事態が発生した場合にはこれを再生することにより当時の状態を調べることができる様になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従来の技術では、可視光CCDカメラの映像をモニター及び記録するにあたり、可視光で人を検知するためには高度の画像処理・パターン認識手法等の技術を必要とする。しかも時間帯によって周辺の明るさが異なるため、常時、人の検知を行う精度を保つことは困難で、このため通常の防犯システムでは検知に際し、人の検知は行われていない。従って、人がいない時にもカメラを回し続ける必要があり、ロスが多いとともに、自動による連続監視時間は録画媒体の録画可能な時間の制約を受けていた。また、犯罪等の非常事態があった場合に当時の状態を再生しても、画面にはその大半が人の映っていない不要な部分であるということが多く、防犯システムとしては必ずしも有効に利用されていなかった。
【0004】また、必要な場面が記録されていたとしても、その映像に対し、十分な解像度が得られていないことが多いという問題もあった。
【0005】更には、CDコーナーにおいて利用時間終了時に利用者がCDコーナー内にいても、人の有無の検知ができないことから誤って閉じ込めたままシャッターを閉めてしまうという問題もあった。
【0006】本発明は上記問題点を解決するものであり、常時、人の検知のできる監視システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく、本発明は焦電型熱検出素子または焦電型熱検出素子群からなる熱画像検出装置と、この熱画像検出装置により得られた熱画像により撮像・録画を行う可視光撮像装置及び録画装置の動作を制御する制御部を備えたものである。
【0008】また、焦電型熱検出素子または焦電型熱検出素子群からなる熱画像検出装置と、この熱画像検出装置により得られた熱画像により人の判定を行うとともに、人の顔の位置を判定する人物判定手段と、この人物判定手段からの情報に基ずいて録画装置の動作を制御するとともに、撮像を行う可視光撮像装置の方向及びその光学系をズームアップする制御部を備えたものである。
【0009】更に、上記人物判定手段からの情報に基ずいてカメラの方向を制御してなるものである。
【0010】また、上記人物判定手段からの情報に基ずいて集音マイクおよびその音声を記録する音声記録装置を制御したものである。
【0011】更には上記人物判定手段からの情報に基ずいてシャッターの開閉を制御したものである。
【0012】
【作用】上記構成により、熱画像検出装置は人が発する赤外線を検知するため、人が所定範囲内に現れたり消えたりした時、熱画像の変化により人が来たこと、及び人がいなくなったことを検知する。そしてこの信号に基き、制御部が可視光撮像装置及び録画装置の動作を制御して人がいる時のみ動作させることができる。
【0013】また、得られた熱画像により、人かどうかの判定を行うことにより、日差しや照明等による温度上昇部分を人と誤認することなく、可視光CCDカメラを動作させることができる。
【0014】更に、人物判定手段からの情報に基ずいて録画装置の動作を制御するとともに、撮像を行う可視光撮像装置の方向およびその光学系をズームアップすることにより、鮮明な人の映像を記録することができる。
【0015】更には、人物判定手段からの情報に基ずいてシャッターの開閉を制御することにより、誤って人を閉じ込めるという事故を防止することができる。
【0016】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の第1の実施例を図面を参照しながら説明する。
【0017】図1において、1は焦電型薄膜素子群からなる熱画像検出装置であり、1次元に配列された焦電型薄膜素子を一体として走査することにより2次元熱画像を得るものである。このように焦電体を薄膜にすることで、高感度及び高応答性が得られ、2次元熱画像検出装置に適している。また、2は熱画像検出装置1からの信号により可視光CCDカメラ3及びVTR4の動作を制御する制御部である。5はキャッシュディスペンサ(以下CDと略す)である。
【0018】以上の構成についてその動作を説明する。熱画像検出装置1はCD5の前のある一定領域の温度分布を計測している。今、人がCD5を使用するため一定領域内、すなわち熱画像検出装置1の視野内に現れると、熱画像検出装置1は人から発せられる赤外線により熱画像に変化を生じ、制御部2に信号を送る。そして信号を受けた制御部2は可視光CCDカメラ3及びVTR4の動作を開始させて、モニター及び録画が行われる。
【0019】また、人がCD5より離れる時は、上記と同様、熱画像検出装置1の熱画像に変化が起こり、制御部2は熱画像検出装置1からの信号により、可視光CCDカメラ3及びVTR4の動作を停止させて、モニター及び録画を終了させる。
【0020】よって上記構成により、展示物の近辺に人がいる必要な時のみ可視光CCDカメラ3及びVTR4を回すことができる。
【0021】(実施例2)以下、本発明の第2の実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0022】なお、上記第1の実施例と同様のものは同一符号を付してその説明を省略する。 図2において、6は熱画像検出装置1より得られた熱画像により、人の判定を行う人物判定手段である。また7は集音マイク、8はそれを収録するテープレコーダーである。さらに9はカメラである。
【0023】上記構成においてその動作を説明する。今、人がCD5のを使用するため一定領域内、すなわち熱画像検出装置1の視野内に現れると、熱画像検出装置1は人から発せられる赤外線により熱画像に変化を生じ、人物判定手段6に情報を送る。この情報は図4に示す熱画像であり、適当な処理により周囲と異なる温度領域が10aで示す画素領域のように浮かび上がる。また、図3は人物判定手段6のフローチャートを示し、先の領域の大きさ及び形状等より、その周囲と温度の異なる領域が人であるかどうかを判定する。そして、人であると判定すると信号を制御部2に送り、制御部2はこの信号により、可視光CCDカメラ3、VTR4、集音マイク7及びテープレコーダー8を開始させる。
【0024】また、人がCD5より離れる時にも、上記と同様にして、可視光CCDカメラ3、VTR4、集音マイク7及びテープレコーダー8を停止させる。
【0025】上記構成により、人の検知に際し、人以外の日差しや照明等の熱的要因による誤作動を防止できる。
【0026】(実施例3)以下、本発明の第3の実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0027】なお、上記第1及び第2の実施例と同様のものについては、同一符号を付してその説明を省略する。
【0028】図4において、11は熱画像検出装置1より得られた熱画像により、人の判定を行うとともに、人の顔の位置を判定する人物判定手段である。また、12は可視光CCDカメラ3の方向を制御する可視光CCDカメラ方向制御部、13は可視光CCDカメラ3のズームを制御する光学系ズームアップ制御部である。
【0029】上記構成において、今、人がCD5のを使用するため一定領域内、すなわち熱画像検出装置1の視野内に現れると、熱画像検出装置1は人から発せられる赤外線により熱画像に変化を生じ、人物判定手段6に情報を送る。この情報は図4に示す熱画像であり、適当な処理により周囲と異なる温度領域が9で示す画素領域のように浮かび上がる。また、図6は人物判定手段6のフローチャートを示し、先の領域の大きさ及び形状等より、その周囲と温度の異なる領域が人であるかどうかを判定する。そして、人であると判定すると信号を制御部2に送り、制御部2はこの信号により可視光CCDカメラ方向制御部12に情報を送り、可視光CCDカメラ3を人の顔の位置に向け、光学系ズームアップ制御部13によりズームアップさせて顔部分の解像度を上げることができる。
【0030】(実施例4)以下、本発明の第4の実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0031】なお、上記実施例と同様のものについては同一符号を付してその説明を省略する。
【0032】第7図において、14はCDコーナー15を開閉するシャッターであり、熱画像検出装置1により、CDコーナー15内で人が検知されている場合は、閉店時間がきてもシャッター14を閉じないよう制御部2で制御することにより、人が閉じ込められるという事故を防止することができる。
【0033】
【発明の効果】以上から明らかなように、本発明によれば、焦電型熱検出素子または焦電型熱検出素子群からなる熱画像検出装置と、この熱画像検出装置により得られた熱画像により撮像・録画を行う可視光撮像装置および録画装置の動作を制御する制御部を備えているため、人が発する赤外線を熱画像検出装置が検出するため、人の存在を検知でき、可視光撮像装置によるモニター及び録画を効率的に行うことができる。
【0034】また、熱画像検出装置により得られた熱画像により人の判定を行う人物判定手段と、この人物判定手段からの信号により撮像・録画を行う可視光撮像装置及び録画装置の動作を制御する制御部を備えることにより、日差しや照明等、人以外の熱的要因による誤動作を防止でき、より正確に効率良く映像を撮影・記録できる。
【0035】更に熱画像検出装置により得られた熱画像により人の判定を行うとともに、人の顔の位置を判定する人物判定手段と、この人物判定手段からの情報に基ずいて録画装置の動作を制御するとともに、撮像を行う可視光撮像装置の方向及びその光学系をズームアップする制御部を備えることにより、人の顔部分の解像度を上げてより鮮明な顔の映像を得ることができる。
【0036】また、人物判定手段からの情報に基ずいてカメラの方向を制御して写真撮影を行うことも可能となり、より鮮明な写真をとることもできる。
【0037】更には、人物判定手段からの情報に基ずいてシャッターの開閉を制御することにより、人を内部に閉じ込めたまま、誤ってシャッターを閉じることがなく、安全性も確保できるものである。




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013