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発明の名称 パケット伝送方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−193616
公開日 平成7年(1995)7月28日
出願番号 特願平5−347883
出願日 平成5年(1993)12月24日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小鍜治 明 (外2名)
発明者 濱井 信二 / 飯塚 裕之 / 川上 靖程 / 黒崎 敏彦
要約 目的
受信側において、サイクル中にパケットが存在しないときに、パケットが元々送られていないのか、伝送エラーのためにパケットがないのか、あるいは伝送を終了したためパケットがないのかを判別する。

構成
入力されたデータはまずバッファ1に記憶される。また、フラグ生成回路2では伝送手順を示す識別子を生成しヘッダ生成回路3に出力する。また、ダミーデータ生成回路4では、出力すべきデータがなく、かつ出力すべきデータがないときにはダミーパケットを出力する時にはダミーデータを生成する。このようにして生成されたヘッダ、ダミーデータ及びデータは混合器6に入力され、制御回路5の指示によってパケットとされる。このパケットを、出力回路7に出力し同期通信モードで出力する。
特許請求の範囲
【請求項1】略一定時間のサイクル毎に時分割されているバスを用いて同期通信データを伝送するに際し、前記データを複数のパケットに分割し、前記サイクルへのパケットの伝送手順を示す識別子を前記パケットに内挿し、前記識別子に従った伝送手順でパケットを伝送することを特徴とするパケット伝送方法。
【請求項2】識別子は、送信すべきデータがないサイクルではパケットを送信しない第1の伝送手順と、送信すべきデータがないサイクルではデータの入っていないダミーパケットを送信する第2の伝送手順と、すべてのサイクルでデータを送信する第3の伝送手順との3種の伝送手順のうちの少なくとも2つを識別できる識別子であることを特徴とする請求項1記載のパケット伝送方法。
【請求項3】略一定時間のサイクル毎に時分割されているバスを用いて同期通信データを受信するに際し、前記データを複数のパケットに分割し、前記サイクルに内挿されたパケットの伝送手順を示す識別子に基づいて前記パケットの伝送手順を識別することを特徴とするパケット伝送方法。
【請求項4】識別子は、送信すべきデータがないサイクルではパケットを送信しない第1の伝送手順と、送信すべきデータがないサイクルではデータの入っていないダミーパケットを送信する第2の伝送手順と、すべてのサイクルでデータを送信する第3の伝送手順とのいずれかを示し、前記第2および第3の伝送手順で伝送しているときに前記パケットが受信されない時はエラーあるいは伝送終了とみなすことを特徴とする請求項3記載のパケット伝送方法。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データの伝送方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の伝送方法について図面を用いて説明する。図5は伝送システム全体のブロック図である。ここで、101はルートノード、102はルートでないノードである。このような、複数の装置間での伝送においてバスの共有を図り、かつ、例えば映像信号のような継続的かつ大容量の伝送を行うための方法について説明する。
【0003】図6は伝送プロトコルとして、現在IEEEで審議中のP1394を用いたときのタイミングチャートである。ここで、110はサイクルスタートパケット、111、113はアービトレーションフェーズ、112は同期通信モードによるパケット、114は非同期通信モードによるパケット、115は非同期通信モードによるアクノーリッジである。
【0004】図6(a)は125μs毎にサイクルスタートパケット110がルートノード101によって伝送されている場合である。ただし、同図(b)に示すように、125μs後にバスが使用されている場合には、サイクルスタートパケット110はバスの開放後に伝送される。そして、次のサイクルスタートパケット110は125μsから遅延した分早く伝送される。このようにして、ほぼ125μs毎にサイクルスタートパケット110は伝送される。
【0005】バスに接続されているひとつのノードがルートとしてバスを管理する。ルートは、まずバスにサイクルスタートパケット110と呼ばれるサイクルが始まったことを示すパケットを送出する。その後、各ノードがバスの使用権を確保するアービトレーションと呼ばれるフェーズに進む。アービトレーションを行うことにより、バスを使用できるノードが決定される。
【0006】この時、伝送手順として同期通信モードと非同期通信モードの二つが設けられている。非同期通信モードは、相手先を指定したパケットの伝送であり、パケット114の伝送と相手先のアクノーリッジ115によって1回の伝送が終了する。同期通信モードは相手先を指定しない伝送であり、パケット112の伝送のみで1回の伝送が終了する。
【0007】サイクルの始まった最初のアービトレーションフェーズ111では同期通信モードを用いた伝送のアービトレーションが行われる。この時、他のノードに比較して優先度が高ければ、所望のパケット112の伝送が可能である。
【0008】アービトレーションに成功したノードによるパケット112の伝送が終了し、一定の時間がすぎれば各ノードは非同期通信モードによる伝送のアービトレーションを始めることができる。これがアービトレーションフェーズ113である。アービトレーションに成功したノードはパケット114を伝送する。パケット114の伝送が終了すれば相手先であるノードはアクノーリッジ115を伝送し、一連の非同期通信モードによる伝送が終了する。この時、パケット114が相手先を指定しない同時通報のパケットであればアクノーリッジ115は存在せず、また、アクノーリッジ115が伝送エラーを示すパケットであれば、再びパケット114が伝送される。
【0009】非同期通信モードによる伝送では、バスが空いていなければ伝送できないのに対して、同期通信モードは非同期通信モードに比較して優先度が高く、バスの確保が可能である。このために映像信号などのように、実時間で伝送するデータを伝送するのに最適である。
【0010】サイクルスタートパケット110はルートノード101によって、ほぼ125μs毎に出力されるが、バスの使用状況などによってその出力周期は変化する。また、一般的にデータのレートはP1394のサイクルと非同期であり、パケットが伝送されるサイクルとパケットが伝送されないサイクルが生じる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の方法では、パケットが伝送されるサイクルと、パケットが伝送されないサイクルの両方が考えられるときに、受信側においてサイクル中にパケットが存在しないときにパケットが元々送られていないのか、伝送エラーのためにパケットがないのか、あるいは伝送を終了したためパケットがないのかを知る方法が無かった。
【0012】
【課題を解決するための手段】第1の発明によるデータ伝送方法は、上記課題を解決するために、略一定時間のサイクル毎に時分割されているバスを用いてデータを伝送するに際し、データを複数のパケットに分割し、サイクルへのパケットの配置状態を示す識別子をパケットに内挿し、識別子に従った手順でパケットを伝送することを特徴とする伝送方法である。
【0013】第2の発明によるデータ伝送方法は、上記課題を解決するために、略一定時間のサイクル毎に時分割されているバスを用いてデータを伝送するに際し、データを複数のパケットに分割し、サイクルに内挿されたパケットの配置状態を示す識別子に基づいてパケットの配置状態を識別することを特徴とする伝送方法である。
【0014】
【作用】第1の発明では、サイクルへのパケットの配置状態を示す識別子をパケットに内挿するよう作用する。
【0015】また、第2の発明では、パケットへ内挿された識別子によって、サイクルへのパケットの配置状態を知るよう作用する。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら説明する。
【0017】本発明は、伝送手順を示す識別子をパケット中に内挿し伝送するものである。以下、伝送手順を示す識別子をPTTと呼ぶこととする。各伝送手順におけるデータの伝送図を図2に示す。ここで、10はサイクルスタートパケット、11は出力した同期通信パケット、12はダミーパケットである。PTTは2ビットのフラグであり、PTTが図2(a)に示す「00」である時には、パケットのレートが一定であり、送るべきデータがないときには、パケットを送らないことを示す。また、PTTが同図(b)に示す「01」である時には、パケットレートが不定で、送るべきデータがないときには、パケットを送らないことを示す。また、PTTが同図(c)に示す「10」の時には全サイクルでパケットを出力することを示す。また、PTTが同図(d)に示す「11」の時には全サイクルでパケットを出力することを示し、データが無いパケットではダミーパケットを伝送することを示す。
【0018】以下、第1の発明の実施例を図面を用いて説明する。図1は送信側のパケット出力装置のブロック図である。ここで、1はバッファ、2はフラグ生成回路、3はヘッダ生成回路、4はダミーデータ生成回路、5は制御回路、6は混合器、7は出力回路である。
【0019】入力されたデータはまずバッファ1に記憶される。また、フラグ生成回路2では伝送手順を示す識別子PTTを生成し、ヘッダ生成回路3に出力する。また、ダミーデータ生成回路4では、出力すべきデータがなく、かつ出力すべきデータがないときにはダミーパケットを出力する時にはダミーデータを生成する。
【0020】パケットの構成図を図4に示す。ここで、31はパケットヘッダであり、P1394で定められたパケットのヘッダである。32はデータヘッダであり、データのヘッダを伝送する部分であり、ここでPTT35を伝送する。33はデータフィールドであり、実際のデータを伝送する領域である。34はCRC(サイクリックリダンダンシーチェック)である。
【0021】このようにして生成されたヘッダ、ダミーデータ及びデータは混合器6に入力され、制御回路5の指示によってパケットとされる。このパケットを、出力回路7に出力し同期通信で出力する。
【0022】図3は伝送されたパケットの受信回路のブロック図である。ここで、21はサイクルスタート検出回路、23はヘッダ分離回路、24はスイッチ、25は制御回路である。
【0023】まず、入力されたパケット群をサイクル単位に分割するために、サイクルスタート検出回路21でサイクルスタートパケットを検出する。そして、パケットのヘッダをヘッダ分離回路23で分離する。ここで、同期通信パケットである時にPTTを検出し、制御回路26に出力する。そして制御回路26はヘッダに含まれる宛て先などの情報によってスイッチ24を制御し、所望のデータを出力する。一連の同期通信パケットが伝送されるとき、このPTTは制御回路26に保存される。そして、あるサイクルにこの一連の同期通信パケットが伝送されない時には所定の判断によって伝送エラーあるいは伝送終了と判断する。
【0024】先に送られたPTTが「00」、「01」の場合、パケットの送られないときには、そのサイクルに送るべきデータが無かったと判断される。また、PTTが「10」、「11」の時にはパケットが伝送されないときには伝送誤りまたは、伝送終了と判断することができる。
【0025】このように、PTTをデータヘッダに内挿して伝送することで、パケットが受信されないときに伝送エラーあるいは伝送終了と判断することが可能となる。
【0026】なお、PTTがあらかじめ決定される装置においては、PTTを固定とし、ダミーデータ生成回路を省いてもよい。
【0027】なお、本実施例におけるパケットの構成は一例であり、他の構成においても伝送手順のフラグを伝送をすれば本実施例と同様の効果が得られることは言うまでもない。
【0028】また、本実施例では送信装置と受信装置とを分けて説明したが、送信・受信兼用装置の送信部と受信部であって、送信部と受信部の構成に共用部分がある構成でも同様な効果が得られる。
【0029】
【発明の効果】以上のように、本発明のデータ伝送方法は、同期通信パケット中に伝送手順を示す識別子を内挿することにより、サイクル中にパケットが存在しないときに、データが送られなかったのか、あるいは伝送エラーもしくは伝送終了なのかを明確に判断でき、サイクルレートと非同期なデータレートを持つ映像信号などの伝送に際し、信頼度の高い伝送を行うことが可能となる。




 

 


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