発明の名称 |
磁気ディスク記憶装置 |
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発行国 |
日本国特許庁(JP) |
公報種別 |
公開特許公報(A) |
公開番号 |
特開平7−192449 |
公開日 |
平成7年(1995)7月28日 |
出願番号 |
特願平5−335838 |
出願日 |
平成5年(1993)12月28日 |
代理人 |
【弁理士】 【氏名又は名称】小鍜治 明 (外2名)
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発明者 |
戸田 明夫 / 塩津 正士 |
要約 |
目的 OA機器に用いられる磁気ディスク記憶装置に関するものであり、携帯耐振動衝撃性に優れた磁気ディスク記憶装置を提供することを目的にする。
構成 1は磁気ディスク記憶装置本体、2は上シールドケース、3は下シールドケース、4はフロントパネル、5はバックパネル、6はバックサブパネル、7は30ピンコネクタであり、この構成により磁気ディスク記憶装置本体は上下のシールドケース2,3と前後のパネル4,5に保護され外界からの耐振動衝撃性に優れたものとなり、30ピンコネクタを通じOA機器本体と着脱可能となるので携帯性に優れたものとすることができる。 |
特許請求の範囲
【請求項1】 少なくとも記憶再生する磁気ディスク記憶装置を上下のシールドケースと前後のパネルではさみ込みネジで係止しケーブルにて30ピンコネクタとつなげることによりOA機器本体と接続可能とした磁気ディスク記憶装置。
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発明の詳細な説明
【0001】 【産業上の利用分野】本発明は各種OA機器に利用される携帯性を有する磁気ディスク記憶装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来この種の磁気ディスク記憶装置を図2により説明する。図2のように磁気ディスク記憶装置を本体10に取り付けタップ穴11を設け、これによりOA機器に磁気ディスク記憶装置を装着し、前方に磁気ディスク12を挿抜することにより後方のケーブル13から信号の記憶再生をOA機器とやりとりできるように構成されている。そして一般的には磁気ディスク記憶装置単体では使用せずOA機器に組込まれ一体化されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】近年各種のOA機器の薄型化、携帯化に伴い携帯性を有する磁気ディスク記憶装置の需要が増している。しかし、携帯性を有するには従来の装置では耐振動衝撃性が弱く実使用上支障があるという課題を有していた。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成するために上下のシールドケースと前後のパネルではさみ込みネジにて装置を係止することにより耐振動衝撃性を向上させようと構成した物である。 【0005】 【作用】上記構成によって、磁気ディスク記憶装置は上下のシールドケースや前後のパネルに保護されるので、振動衝撃が直接伝えられることがなく衝撃強度を高めることができるものである。 【0006】 【実施例】以下本発明の磁気ディスク記憶装置の一実施例について、図1により説明する。 【0007】同図において、1は磁気ディスク記憶装置本体、2は上シールドケース、3は下シールドケース、4はパネルを示し、ネジ8にて4箇所で1に係止されている。6はバックサブパネルでバックパネル5に挿入係止され、5は上、下シールドケース2,3にはさみ込まれ係止されている。7は、30ピンコネクタで磁気ディスク記憶装置の本体1にケーブル(図示せず)でつながれバックサブパネル6にネジ9で係止されている。 【0008】以上の構成によって、磁気ディスク記憶装置の本体1は上、下シールドケース2,3、パネル4、バックパネル5で保護されることになる。 【0009】また、30ピンコネクタを通じて機器側と信号のやりとりが行なわれる。 【0010】 【発明の効果】以上のように本発明は、少なくとも記憶再生する磁気ディスク記憶装置を上下のシールドケースと前後のパネルで保護係止することで衝撃強度を向上させ、コネクタによってOA機器と接続できるので磁気ディスク記憶装置の日常的な携帯化を実現できるものである。
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