米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 計算機;電気通信 -> 松下電器産業株式会社

発明の名称 記録装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−192408
公開日 平成7年(1995)7月28日
出願番号 特願平5−333857
出願日 平成5年(1993)12月27日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小鍜治 明 (外2名)
発明者 松見 知代子 / 山田 正純 / 池谷 章 / 西野 正一
要約 目的
誤り訂正符号の検査記号を含むブロックを単位とする伝送信号を、簡単で回路規模の小さい記録装置で記録する。

構成
入力部21に入力された信号に対し、第1の誤り訂正符号化器22で、1個のブロックを構成するシンボルは第1の誤り訂正符号の同じ符号語に割り当てられないように第1の誤り訂正符号化を行なう。第2の誤り訂正符号化器23で、1個のブロックを構成するシンボルは第2の誤り訂正符号の同じ符号語に割り当てられないように、また第1の誤り訂正符号の1個の符号語を構成するシンボルは第2の誤り訂正符号の同じ符号語に割り当てられないように第2の誤り訂正符号化を行なう。記録信号生成器24は、シンク・アドレスの付加、変調等を行なって記録信号を生成し、記録ヘッド25は記録信号をテープ26に記録する。
特許請求の範囲
【請求項1】誤り訂正符号の検査記号を含むブロックを単位とするデータを入力する入力手段と、前記入力されたデータに第1の誤り訂正符号化を行なう第1の誤り訂正符号化手段と、前記第1の誤り訂正符号化手段の出力に第2の誤り訂正符号化を行なう第2の誤り訂正符号化手段と、前記第2の誤り訂正符号化手段の出力を記録媒体に記録する記録手段とを有することを特徴とする記録装置。
【請求項2】第1の誤り訂正符号化は、1個のブロックを構成するシンボルが第1の誤り訂正符号のそれぞれ異なる符号語に含まれるように誤り訂正符号化を行なうことを特徴とする請求項1記載の記録装置。
【請求項3】第2の誤り訂正符号化は、1個のブロックを構成するシンボルが第2の誤り訂正符号のそれぞれ異なる符号語に含まれるように誤り訂正符号化を行なうことを特徴とする請求項項1または請求項2記載の記録装置。
【請求項4】第2の誤り訂正符号化は、1個の第1の誤り訂正符号の符号語を構成するシンボルが第2の誤り訂正符号のそれぞれ異なる符号語に含まれるように誤り訂正符号化を行なうことを特徴とする請求項3記載の記録装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタルビデオテープレコーダ等に用いて好適なる記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、ディジタルTV放送や、CATV、電話回線を利用した映像サービスなど、高能率符号化された映像信号をディジタル伝送により供給する事業が検討されている。そして、それにともなってディジタル伝送された映像信号を記録する記録装置も必要となっている。
【0003】従来の記録装置のブロック図を(図4)に示し、この記録装置の動作を説明する。また、映像信号の伝送フォーマットの一例を(図5)に、記録フォーマットに一例を(図6)に示す。(図4)において、11は入力部、12は伝送ブロック検出器、13は伝送誤り訂正復号化器、14は記録フォーマット変換器、15は記録信号生成器、16は記録ヘッド、17はテープである。
【0004】以上のように構成された記録装置では、まず入力部11に入力された信号は、伝送ブロック検出器12でブロック単位に区切られる。伝送ブロックは(図5)に示すように、チャンネルコントロールデータ、非同期データ、音声信号、システムコントロールデータ、映像信号に対して、シンクと誤り訂正符号化によって得られた伝送パリティを付加した構成であり、1個の第1の伝送ブロックと524個の第2の伝送ブロックが繰り返し伝送されている。伝送誤り訂正復号化器13では伝送時に生起した誤りを訂正する。このようにして伝送された映像信号をその他のデータとともに取り出した後、記録フォーマット変換器14で再生に必要な情報を生成しながら、映像信号とその他のデータを記録フォーマットに変換する。
【0005】(図6)に示すように、伝送された映像信号は可変長のマクロブロックから構成されており、記録フォーマットでは、記録ブロック毎にどのマクロブロック(マクロブロックアドレスで与える)がどの位置から始まっているか(マクロブロックポインタで与える)を示す情報を必要とする。そして、記録信号生成器15で記録のための誤り訂正符号化、シンク・アドレスの付加、変調等を行なって、記録ヘッド16を用いてテープ17に記録する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記のように構成された記録装置においては、伝送信号の処理回路を持っており、また明らかに、このように記録された信号を再生する再生装置においても、再生された記録ブロックを伝送信号に変換する回路が必要となる。そして再生された信号に対し、誤り訂正復号化を行なった後、残留した誤りを、伝送信号の復号化装置が処理しなければならない。
【0007】また、様々な方式で伝送される映像信号を記録するためには、伝送信号の処理回路もそれぞれの方式に対応したものが必要となるという課題が存在している。
【0008】本発明はこのような従来の記録装置の課題を解決することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、誤り訂正符号の検査記号を含むブロックを単位とするデータを入力する入力手段と、前記入力されたデータに第1の誤り訂正符号化を行なう第1の誤り訂正符号化手段と、前記第1の誤り訂正符号化手段の出力に第2の誤り訂正符号化を行なう第2の誤り訂正符号化手段と、前記第2の誤り訂正符号化手段の出力を記録媒体に記録する記録手段とを備えた記録装置である。
【0010】
【作用】本発明は、誤り訂正符号の検査記号を含むブロックを単位とするデータをそのまま記録することにより、従来と比べて簡単に回路規模も小さい記録装置を構成する。
【0011】
【実施例】以下、本発明の記録装置の実施例を、図面を参照しながら説明する。
【0012】(図1)は本発明の第1の実施例における記録装置のブロック図であり、21は入力部、22は第1の誤り訂正符号化器、23は第2の誤り訂正符号化器、24は記録信号生成器、25は記録ヘッド、26はテープである。以下、この記録装置の動作を(図1)に基づいて説明する。
【0013】まず、入力部21に伝送信号が入力されると、第1の誤り訂正符号化器22で入力されたデータに対し、第1の誤り訂正符号化を行なう。ここで、伝送信号はブロックを単位としており、1個のブロックを構成するシンボルのそれぞれは、第1の誤り訂正符号の異なる符号語に割り当てられるようにする。第2の誤り訂正符号化器23で、第2の誤り訂正符号化を行なう。第1の誤り訂正符号化と同様に1個のブロックを構成するシンボルのそれぞれは、第2の誤り訂正符号の異なる符号語に割り当てられるようにする。また、第1の誤り訂正符号の1個の符号語を構成するシンボルのそれぞれは、第2の誤り訂正符号の異なる符号語に割り当てられるようにする。記録信号生成器24は、シンク・アドレスの付加、変調等、所定の記録信号処理を行なって記録信号を生成し、記録ヘッド25は記録信号をテープ26に記録する。
【0014】以上のように構成すれば、伝送信号の処理回路を持たずに伝送信号を記録できる。また、非常に再生状態が悪い場合に、第2と第1の誤り訂正符号の訂正後に残留した誤りは伝送信号の誤りになるので、伝送信号に用いられている訂正符号を用いた検出または訂正が可能となる。
【0015】(図2)に、第1の誤り訂正符号化器22の構成を示す。(図2)において、31はメモリ、32は第1のパリティ生成回路、33は制御回路である。まず、メモリ31に、入力された伝送信号が書込まれる。そして、書込み方向とは異なる方向で第1の誤り訂正符号の符号語の情報記号を符号語毎に読出し、第1のパリティ生成回路32で各符号語の検査記号を生成し、検査記号もメモリ31に書込む。最後に、さらに異なる方向に第1の誤り訂正符号の符号語の情報記号を符号語毎に読出して出力する。制御回路33はメモリ31の書込み・読出しアドレス及び制御信号の生成、及び第1のパリティ生成回路の制御信号の生成を行なう。誤り訂正復号においては、訂正できない場合には訂正できなかった符号語に誤ったシンボルが集中しており、第1の誤り訂正の符号語と第2の誤り訂正符号の符号語と伝送信号の符号語が重ならないようにすることにより、全体としての誤り訂正能力の強化が可能になる。
【0016】メモリ31で実現できる並替えの一例を説明する。まず、所定の時間に入力されるブロックの上限を504個、ブロック長を190シンボル以下とし、所定の時間に記録装置で形成されるトラックの本数を10、1本のトラックに記録できる記録ブロックのうち伝送信号を割り当てることができる記録ブロックを133個以上、各記録ブロックにおいて72シンボル以上のシンボルを伝送信号に割り当てることができるものとする。そして、所定の時間に入力される伝送信号をT[p,q](p=0,1,…,503;q=0,1,…,189)で示し、所定の時間に記録できるデータをD[x,y,z](x=0,1,…,9;y=0,1,…,132;z=0,1,…,71)、第1の誤り訂正符号の検査記号であるシンボルをK[x,y,z](x=0,1,…,9;y=0,1,…,C;z=0,1,…,71)とする。Cは記録装置により定められた値である。従って、(h+1)番目に入力されたブロックを構成するシンボルはT[h,q]となる。また、(i+1)番目のトラックに記録される記録ブロックを構成するシンボルはD[i,y,z]であり、(i+1)番目のトラックで伝送信号に割り当てられている記録ブロックのうち(j+1)番目の記録ブロックを構成するシンボルはD[i,j,z]である。さらに、伝送信号に割り当てられているシンボルD[i,j,z]のうち(k+1)番目のシンボルはD[i,j,k]である。
【0017】このような場合に、x=q/19y={(q/19)・5 + (p/72)}mod 7 + (q mod 19)・7z={(q mod 19) + p}mod 72となるように並替えれば、それぞれの誤り訂正符号の符号語の重なりはなくなる。また、xがrであり、かつzがtであるシンボルD[r,y,t](y=0,1,…,132)を集めて、これらを第1の誤り訂正符号の1個の符号語の情報記号とする。2種類以上の第1の誤り訂正符号を使い分けているときには、それらを組み合わせることもできる。xがrであり、かつyがsであるシンボルD[r,s,z](z=0,1,…,71)を集めて、これらを第2の誤り訂正符号の1個の符号語の情報記号とする。また、同様にシンボルK[r,s,z](z=0,1,…,71)も第2の誤り訂正符号の1個の符号語の情報記号とする。
【0018】ここで、伝送信号に割り当てられる記録ブロックは132個以上であるとしたが、133個以上であった場合には、余った記録ブロックには補助データを割り当て、第1、第2の誤り訂正符号の情報記号に含めることができる。同様に1個の記録ブロックで伝送信号に割り当てられるシンボルは72個以上であるとしたが、73個以上であった場合には余ったシンボルには補助データを割り当て、第1、第2の誤り訂正符号の情報記号に含めることができる。一方、伝送信号の方式が複数あった場合にはそれらの識別情報を記録しておけば再生する時に方式を区別した処理が可能である。また、TV信号であればそれらの信号のチャネルや記録日時、あるいは伝送された信号の著作権に関する情報など、伝送信号に関する情報であるが伝送信号そのものには含まれない情報も記録することが求められている。このようにすれば、これらの情報を補助データとして記録することも可能になる。これらの補助データも、制御回路33で所定の形式のパターンを生成し、メモリ31に書込むことにより処理できる。
【0019】なお、伝送信号のブロックを単位として述べたが、それぞれの誤り訂正符号の符号語が互いに重ならないようにするためには、伝送信号を任意の位置からブロック長毎に区切ることによって得られる疑似的なブロックを単位としても同様の効果が得られる。
【0020】(図3)は本発明の第2の実施例における記録装置のブロック図であり、41は映像信号入力部、42は音声信号入力部、43は映像/音声信号処理器、44はスイッチ、45は記録信号生成器、46は記録ヘッド、47はテープ、48はアダプタ入力部、49は伝送信号入力部、50はアダプタ、51はメモリ、52は制御回路である。以下、この記録装置の動作を(図3)に基づいて説明する。
【0021】この記録装置は、今までの音声信号や映像信号の記録装置を用いて伝送信号を記録する装置であり、映像信号入力部41、音声信号入力部42からそれぞれ入力された映像信号と音声信号に対し、映像/音声信号処理器43でフィルタリング、並替え、補助データの生成、必要であれば高能率符号化などの信号処理を行なう。そして、スイッチ44を通して、映像/音声信号処理器43の出力を記録信号生成器45に入力し、記録信号生成器45は、第1・第2の誤り訂正符号化、シンク・アドレスの付加、変調等、所定の記録信号処理を行なって記録信号を生成し、記録ヘッド46は記録信号をテープ47に記録する。なお、(図3(b))はアダプタ50の内部ブロック図である。
【0022】伝送信号を記録する場合には、スイッチ44をアダプタ入力部48と接続させ、伝送信号入力部49から入力された伝送信号を、記録信号生成器45が要求する形式にアダプタ50で変換して、記録信号生成器45に入力する。アダプタ50では、メモリ51に入力された伝送信号が書込まれる。そして第1の誤り訂正符号化、第2の誤り訂正符号化は映像信号あるいは音声信号に対するものと同じ符号を用いるので、それ以降の回路を全く共用できるような順序で読み出しを行なう。即ち、伝送信号の1個のブロックを構成するシンボルのそれぞれは、第1の誤り訂正符号の異なる符号語に割り当てられるように、また1個のブロックを構成するシンボルのそれぞれは、第2の誤り訂正符号の異なる符号語に割り当てられるように並べ替える。制御回路52はメモリ51の書込み・読出しアドレス及び制御信号の生成を行なう。また、第1の実施例と同様に、これらの補助データも制御回路52で所定の形式のパターンの補助データを生成し、メモリ51に書込んで伝送信号と同時に並替えている。実際の信号の並べ替えの方法は第1の実施例と全く同じで良く、アダプタ入力部48に入力される信号は、まだ第1の誤り訂正符号化がなされていないだけである。
【0023】以上のように構成すれば、非常に簡単な構成で伝送信号を記録でき、さらに現行の音声または映像信号の記録装置を利用することもできる。また、第1の実施例と同様に、非常に再生状態が悪い場合に、第2と第1の誤り訂正符号の訂正後に残留した誤りは伝送信号の誤りになるので、伝送信号に用いられている訂正符号を用いた検出または訂正が可能となる。
【0024】なお、第1、第2の本実施例における構成は記録装置であるが、記録再生兼用装置の記録部分であっても良く、また25、46は記録ヘッドとしたが、記録再生兼用ヘッドであっても良い。
【0025】また、実施例では、補助データをテープ上に伝送信号と同時に記録しているが、テープを収容するカセットに取付けられた補助記憶媒体(メモリや磁気テープ)がある場合には、補助記憶媒体にこれらの情報またはその一部を記憶させることも可能である。このようにすれば、再生動作を開始する前に、記録された伝送信号の方式の識別情報を正しく得ることができる。
【0026】また、並べ替えの方法の一例を述べたが、所定の時間に入力されるブロックの個数、ブロック長、所定の時間に記録装置で形成されるトラックの本数、1本のトラックに記録できる記録ブロックのうち伝送信号を割り当てることができる記録ブロックの個数、各記録ブロックにおいて伝送信号に割り当てることのできるシンボル数をそれぞれ異なる値にしても、また異なった並替えの手法を用いても同様の効果が得ることができる。
【0027】このように、本実施例における構成は一例であり、他の構成によっても同様の効果が得られる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の記録装置によれば、誤り訂正符号の検査記号を含むブロックを単位とするデータをそのまま記録することにより、簡単で回路規模も小さい記録装置を構成するとができ、その実用的効果は大きい。




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013