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発明の名称 スピーカ接続用コード付プラグ装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−184292
公開日 平成7年(1995)7月21日
出願番号 特願平6−219970
出願日 昭和62年(1987)9月14日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小鍜治 明 (外2名)
発明者 遠藤 裕隆 / 河野 一則 / 樋口 厚一 / 水上 達人 / 大内 克朗
要約 目的
簡単な構成で音声信号と制御信号を独立して接続することができ、音質の劣化が無く、スピーカーの信頼性を確保できるプラグ装置を提供する。

構成
スピーカ接続用コード10と複数の接続プラグ接点4a〜4dを有するプラグ装置であって、上記コード10の途中にリモコン操作スイッチ8を備えてなり、かつ上記スピーカ14a,14bに接続される音声信号系用の複数の接続プラグ接点4a〜4cを設けると共に、当該音声信号系用の接続プラグ接点とは異なる上記リモコン操作スイッチ8による制御信号系専用のリング状の接続接点1を同軸上に設け、それぞれ上記コード10を介して、音声信号用の接続プラグ接点をスピーカに接続すると共に、制御信号系専用の接続接点をリモコン操作スイッチに接続するように構成した。
特許請求の範囲
【請求項1】 スピーカ接続用コードと複数の接続プラグ接点を有するプラグ装置であって、上記コードの途中にリモコン操作スイッチを備えてなり、かつ上記スピーカに接続される音声信号系用の複数の接続プラグ接点を設けると共に、当該音声信号系用の接続プラグ接点とは異なる上記リモコン操作スイッチによる制御信号系専用のリング状の接続接点を同軸上に設け、それぞれ上記コードを介して、音声信号用の接続プラグ接点をスピーカに接続すると共に、制御信号系専用の接続接点をリモコン操作スイッチに接続するように構成したことを特徴とするスピーカ接続用コード付プラグ装置。
【請求項2】 リモコン操作スイッチは、複数の接続プラグ接点のうち音声信号系に使用されない接点とリング状の接続接点とに接続したことを特徴とする請求項1記載のスピーカ接続用コード付プラグ装置。
【請求項3】 制御信号系専用の接続接点を、音声信号系用の接続プラグと一体に設けたばね性を有するリング状の接点としたことを特徴とする請求項1記載のスピーカ接続用コード付プラグ装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テープレコーダやCDプレーヤ等に使用するヘッドホンに適用して有効な、スピーカ接続用コードを有しかつそのコードの途中にリモコン操作スイッチを備えたスピーカ接続用コード付プラグ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、スピーカ接続用コード付プラグ装置はテープレコーダやCDプレーヤ等の本体に設置された接続ジャックに接続するヘッドホンに用い、音声信号を流すと共に、スピーカ接続用コードの中途にリモコン操作スイッチを設け、その操作スイッチの操作で、前記テープレコーダやCDプレーヤ等の機器本体の操作ができるように制御信号も流されている。
【0003】以下図面を参照しながら、上述した従来のスピーカ接続用コード付プラグ装置の一例について説明する。
【0004】図5は従来のスピーカ接続用コード付プラグ装置の回路ブロックを示すものである。図5において、図(イ)は接続ジャック31を含むテープレコーダやCDプレーヤ等の機器本体側、図(ロ)は接続プラグ32を含むヘッドホン側の構成を示しており、ここで接続ジャック31と接続プラグ32には3端子型のものを使用している。接続ジャック31のa端子はステレオの一方の低周波電力増幅器33aの出力側にコンデンサ34aを介して、一方b端子は同他方の低周波電力増幅器33bの出力側にコンデンサ34bを介してそれぞれ接続され、c端子はグランドに接続されている。リモコン切替スイッチ35の一方の接点部端子は、抵抗36を通じて電源に接続し、もう一方の端子は接続ジャック31のa端子に接続されると共にと抵抗37を通してトランジスタ38のベースにも接続されている。前記トランジスタ38のコレクタは制御回路3接続され、前記トランジスタ38のオン、オフによってテープレコーダ等の機器本体の駆動制御等を行う。ヘッドホンは接続プラグ32と、一方を前記接続プラグ32の各端子a,b,cに、他方をヘッドホン用の左右2個のスピーカー42a,42bに接続した3本のコードを一体としたヘッドホンコード40と、このヘッドホンコード40の途中に前記接続プラグ32の端子aと前記スピーカー42aの間にリモコン操作スイッチ41を接続してある。
【0005】機器本体の接続ジャック31にヘッドホンの接続プラグ32をさし込みそれぞれの端子a,b,cを接続し、リモコン切替スイッチ35をオンにしてリモコン操作可能な状態とすると、スピーカー42aには低周波電力増幅器33aで増幅した音声信号と電源から抵抗36を通じて直流電流が流れる。抵抗36の抵抗値Rがスピーカー42aの直流抵抗rに対して非常に大であるように設定すれば、リモコン操作スイッチ41がオンの時、トランジスタ38はオフとなり、上記リモコン操作スイッチ41をオフとすると抵抗36、37を通じてベース電流が流れトランジスタ38がオンとなって制御回路39に制御信号を入力している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のような従来のスピーカ接続用コード付プラグ装置は、音声信号に制御信号を重畳するため、この重畳した微小な直流電流によって音質やスピーカーの信頼性の劣化、大音量時の音声信号による制御回路の誤動作が発生するという問題点を有していた。
【0007】さらに、音声信号出力回路にBTL構成の低周波電力増幅器とした場合、ヘッドホンの2個のスピーカーの共通端子を接続する接続ジャックの端子は直流的にグランド電位ではないため、音声信号に制御信号として直流電流を重畳して流すことができない。このような場合、従来は、音声信号用として一つの接続ジャックを設け、さらに、これとは別に制御信号用として接続ジャックをテープレコーダやCDプレーヤ等の機器本体に設置する必要があった。このため前記機器本体を小型化することが非常に困難であるばかりでなく、ヘッドホンにも同様に二つの接続プラグを設ける必要があるため、操作性を著しく害するのみならず、携帯性をも損なうという問題があった。
【0008】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、簡単な構成で音声信号と制御信号を独立して接続することができるため、音質の劣化が無く、スピーカーの信頼性を確保し、小型化、操作性、携帯性の面でも優れたスピーカ接続用コード付プラグ装置を提供することを目的としてなされたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するために本発明のスピーカ接続用コード付プラグ装置は、スピーカ接続用コードと複数の接続プラグ接点を有するプラグ装置であって、上記コードの途中にリモコン操作スイッチを備えてなり、かつ上記スピーカに接続される音声信号系用の複数の接続プラグ接点を設けると共に、当該音声信号系用の接続プラグ接点とは異なる上記リモコン操作スイッチによる制御信号系専用のリング状の接続接点を同軸上に設け、それぞれ上記コードを介して、音声信号用の接続プラグ接点をスピーカに接続すると共に、制御信号系専用の接続接点をリモコン操作スイッチに接続するように構成したものである。
【0010】
【作用】本発明は上記した構成によって、音質の劣化が無く、スピーカーの信頼性を確保し、小型化、操作性、携帯性の面でも優れたスピーカ接続用コード付プラグ装置を提供することとなる。
【0011】
【実施例】以下本発明スピーカ接続用コード付プラグ装置の実施例について、図を参照しながら詳細に説明する。
【0012】図1は本発明の実施例におけるスピーカ接続用コード付プラグ装置の斜視図を示すものである。図1において、接続プラグ本体6は、接続プラグ4と同軸上に形成した接続突起5を一部に設けたリング状接点1とにより構成し、テープレコーダやCDプレーヤー等の機器本体9に内蔵され、低周波電力増幅器等の電気回路用のプリント基板7に搭載された口金2を配置した接続ジャック3に挿入し接続する。
【0013】図2は上記のようにして接続ジャックを接続プラグに挿入接続した状態の要部断面を示す。接続ジャック3には低周波電力増幅器の出力である音声信号用接点11a、11b、11cと、上記機器本体9の最外側に音声信号用として使用されない第一の制御信号用接点11dと第二の制御信号用接点である口金2が一体形成されている。一方、接続プラグ6には前記接続ジャック3の音声信号用接点11a、11b、11cに対向する音声信号用接続端子4a、4b、4cと、制御信号用接続端子11dおよび口金2に対向する制御信号用接続端子4dとリング状接点1が一体形成されている。上記リング状接点1には口金2との接続をより安定化させるためにリングの要所に接続突起5を設けている。
【0014】図3は前記機器本体と接続プラグの要所を示す外観斜視図を示す。リング状接点1を設けた接続プラグ6は、その先端にスピーカーを、途中にリモコン操作スイッチ8接続してあるヘッドホンコード10が付くプラグ装置を形成している。
【0015】図4に前記機器本体の内部回路およびヘッドホンのブロックを示す。(イ)図は機器本体9側を、(ロ)図はヘッドホン側を示している。機器本体9の音声回路は2つの低周波電力増幅器15a、15bと、その2つの低周波信号のうち低音部分のみを反転して増幅する反転低音域電力増幅器16とをBTL接続して構成されている。接続ジャック3の接続端子11a、11bは、低周波電力増幅器15a、15bの出力側にコンデンサ17a、17bを介して、接続端子11cは、重低音増強用の反転低域電力増幅器16の出力側に接続して音声信号出力回路を構成する。さらに、接続端子11dは抵抗18を介して電源と、口金2は抵抗19を介してトランジスタ13のベースに接続され、このトランジスタ13のコレクタを制御回路12の入力に接続して制御信号入力回路を構成する。一方、接続プラグ4側の接続端子4a、4bは、スピーカー14a、14bのそれぞれ一方の端子と、接続端子4cは、上記スピーカー14a、14bのもう一方同志を接続し共通端子とした部分とヘッドホンコード10で接続され音声信号系を形成する。さらに、ヘッドホンコード10の途中に設置したリモコン操作スイッチ8の各端子は同じくヘッドホンコード10によって接続端子4dと口金1に接続され制御信号系を形成する。
【0016】以上のように構成されたスピーカ接続用コード付プラグ装置について、以下その動作について説明する。
【0017】まず、テープレコーダやCDプレーヤー等の機器本体9の前記接続ジャック3にヘッドホンの接続端子である接続プラグ6を挿入すると、各接続接点11a、11b、11c、11dおよび口金2と、それぞれ各接続端子4a、4b、4c4dおよびリング状接点1とが一括して接続される。こうして接続された各接続部は、各接続接点11a、11b、11cと各接続端子4a、4b、4cとの各接続によりヘッドホンコード10を介してスピーカーの各端子が独立して低周波電力増幅器15a,15bおよび反転電力増幅器16に接続され音声信号系回路を形成し、同様に接続接点11d、口金2と接続端子4d、リング状接点1の接続によりリモコン操作スイッチ8の制御信号系入力回路を形成する。
【0018】以上のように本実施例によれば、音声信号系回路と制御信号系回路を完全分離し、かつ各接続が同軸状で構成されているため容易な挿入により実現することができる。
【0019】また、本実施例では制御信号系の接続を接続突起を設けたリング状接点としたが、バネ性を有するリング状の接点として接続の安定性を図ることもできる。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明は、ヘッドホン等に使用されるコードの途中にリモコン操作スイッチを設け、その操作によってテープレコーダやCDプレーヤー等の本体動作を制御する機器にあって、スピーカーを接続する音声回路系を接続する複数プラグ接点と同軸上にリング状接点によって制御信号系回路をを接続することによりスピーカーに制御信号を流さないため音質の劣化や、スピーカーの信頼性劣化を生ずることがないばかりでなく、大音量時の音声信号による制御回路の誤動作を防止することができる。また、一つのジャックを挿入することで接続可能な操作性や機器の小型化、携帯性を損なうことのない優れたスピーカ接続用コード付プラグ装置を提供することができる。




 

 


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