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発明の名称 テレビカメラ
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−162734
公開日 平成7年(1995)6月23日
出願番号 特願平5−302627
出願日 平成5年(1993)12月2日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小鍜治 明 (外2名)
発明者 井上 直幸 / 和田 学明
要約 目的
視覚により容易にフォーカスのずれを検出できるノンインターレース方式のテレビカメラを提供する。

構成
撮像装置1により撮像された画像はノンインターレース方式の映像信号として出力され、ノンインターレース/インターレース変換回路2によりインターレース方式の映像信号に変換される。この映像信号は画像表示装置3によりインターレース方式の画像として表示される。これはノンインターレース方式の画像から単純に走査線を間引くだけでローパスフィルタを掛けたりしないので、垂直方向の周波数成分に折返しが生じ、光学系4のフォーカスが最も合う時に最も画像がちらつき、これを見ながらフォーカス調整手段5により容易にフォーカス調整できる。
特許請求の範囲
【請求項1】 画像をノンインターレース方式で撮像する撮像装置と、前記撮像装置により得られるノンインターレース方式の映像信号を画像の垂直方向に走査線の間引きを行うことによってインターレース方式の映像信号に変換するノンインターレース/インターレース変換回路と、前記ノンインターレース/インターレース変換回路により得られる映像信号をインターレース方式の画像として表示する画像表示装置と、前記撮像装置の光学系のフォーカスを調整するフォーカス調整手段とを備えたことを特徴とするテレビカメラ。
【請求項2】 画像をノンインターレース方式で撮像して主走査と副走査からなる2系統のインターレース方式の映像信号を出力する撮像装置と、前記撮像装置の出力のうち一方のインターレース方式の映像信号を画像として表示する画像表示装置と、前記撮像装置の光学系のフォーカスを調整するフォーカス調整手段とを備えたことを特徴とするテレビカメラ。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はノンインターレース方式で撮像するテレビカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、日本国内で運用されている地上波放送方式はアスペクト比4:3のインターレース(飛び越し走査)方式である。近年、この地上波放送の画面のワイド化と高画質化が求められるようになり、放送技術開発協議会(BTA)では現行の地上波放送方式との互換性を保ちながら、画面のワイド化(アスペクト比16:9)と高画質化を図る新放送方式である第2世代EDTVについて検討されている。
【0003】インターレース方式の場合には1/60秒ごとにフィールドが切り替わるために静止物体を撮像した際にも物体の輪郭部分にラインフリッカが生じて画像がちらつく。また、移動物体を撮像する際に隣接する2本の走査線を走査する間に1/60秒の間隔があるため物体の輪郭部分が1ラインごとにずれて表示されて解像度が低下する。
【0004】そこで、画面の高画質化を実現するための一方式として1フィールド(1/60秒)で525本の水平走査を行うノンインターレース(プログレッシブ)方式のテレビカメラの開発が進められている。ノンインターレース方式の場合には1/60秒で525本全走査が完結するため、ラインフリッカなどは生じず、また、隣接する2本の走査線の走査時間差がインターレース方式の場合に比べてはるかに小さいので移動物体を撮像する際の輪郭部分のずれも少なくなり、より高画質な画像が得られる。
【0005】図3に従来例におけるノンインターレース方式のテレビカメラのブロック図を示す。
【0006】図3において、1は画像をノンインターレース方式で撮像する撮像装置、7は撮像装置1により得られる映像信号をノンインターレース方式の画像として表示する画像表示装置、4は撮像装置1の光学系、5は光学系4のフォーカスを調整するフォーカス調整手段である。
【0007】以下、図3を用いて従来のノンインターレース方式のテレビカメラについて説明する。
【0008】撮像装置1より出力されたノンインターレース方式の映像信号は画像表示装置7に出力される。このテレビカメラを操作するカメラマンは自分が撮影している映像をこの画像表示装置7によりリアルタイムで見ながら、映っている物体の輪郭部分などを参照してフォーカス調整手段5により撮像装置1の光学系4のフォーカスを調整する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この画像表示装置としてノンインターレース方式のものを使用したとすると高画質であるがゆえに人間の視覚によりフォーカスのわずかなずれを検知してそれを補正することが困難になる。
【0010】本発明は上記の問題点を解決し、人間の視覚により容易にテレビカメラの光学系のフォーカスのずれの検知を行うことが可能なノンインターレース方式のテレビカメラを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成するために本発明のテレビカメラは、ノンインターレース方式で撮像する撮像装置と、この撮像装置により得られるノンインターレース方式の映像信号を画像の垂直方向に走査線の間引きを行うことによってインターレース方式の映像信号に変換するノンインターレース/インターレース変換回路と、ノンインターレース/インターレース変換回路により得られる映像信号をインターレース方式の画像として表示する画像表示装置と、撮像装置の光学系のフォーカスを調整するフォーカス調整手段とを備えた構成とする。
【0012】また、本発明のテレビカメラは、画像をノンインターレース方式で撮像して主走査と副走査からなる2系統のインターレース方式の映像信号を出力する撮像装置と、この撮像装置の出力のうち一方のインターレース方式の映像信号を画像として表示する画像表示装置と、撮像装置の光学系のフォーカスを調整するフォーカス調整手段とを備えた構成とする。
【0013】
【作用】この構成によって、本発明のテレビカメラでは、ノンインターレース方式の撮像装置で撮像された高画質な映像信号をノンインターレース/インターレース変換回路により画像の垂直方向に走査線の間引きを行うことによってインターレース方式の映像信号に変換し、それを表示することができる。このノンインターレース/インターレース変換では単純に垂直方向の走査線の間引きを行うだけでローパスフィルタを掛けたりしないので、垂直方向の周波数成分に折返しが生じることになり、最もフォーカスが合っている時には最も大きな画像のちらつきが見られる。フォーカスが合っていない時には画像の垂直方向に低周波成分しか存在せず、高周波成分が存在しないため折返しも発生しなくなる。この構成のテレビカメラを操作するカメラマンは、このような画像を見ながらフォーカス調整手段によりフォーカスを調整することができるため、画像が最もちらつくところにフォーカスを合わせればよく調整が容易となる。
【0014】また、このインターレース方式の画像表示装置としてはインターレース方式のカメラに従来から採用されているものをそのまま使用することができるため、ノンインターレース方式の画像表示装置を新たに開発して使用した場合に比べてより安価にノンインターレース方式のテレビカメラを実現することができる。
【0015】すなわち、本発明はインターレース方式の欠点である画像の垂直解像度の低下を積極的に利用することにより、人間の視覚により容易にテレビカメラの光学系のフォーカスのずれの検出を行うことができるため、フォーカス調整が簡単なノンインターレース方式のテレビカメラを安価に実現することを可能にするものである。
【0016】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例におけるテレビカメラの構成を示すブロック図である。
【0017】図1において、1は画像をノンインターレース方式で撮像する撮像装置、2は撮像装置1により得られるノンインターレース方式の映像信号を画像の垂直方向に走査線の間引きを行うことによってインターレース方式の映像信号に変換するノンインターレース/インターレース変換回路、3はノンインターレース/インターレース変換回路2により得られる映像信号をインターレース方式の画像として表示する画像表示装置、4は撮像装置1の光学系、5は光学系4のフォーカスを調整するフォーカス調整手段である。
【0018】以下、図1を用いて本発明の第1の実施例のテレビカメラの動作を説明する。本実施例のテレビカメラは上記のように構成したので、撮像装置1により撮像された画像はノンインターレース方式の映像信号として出力される。この映像信号はノンインターレース/インターレース変換回路2に入力され、画像の垂直方向に走査線の間引きを行うことによってインターレース方式の映像信号に変換されて出力される。インターレース方式に変換された映像信号は画像表示装置3に入力され、インターレース方式の画像として表示される。画像表示装置3に表示された画像はノンインターレース方式の画像から単純に垂直方向の走査線の間引きを行うだけでローパスフィルタを掛けたりしないので、垂直方向の周波数成分に折返しが生じることになり、光学系4のフォーカスが最も合っている時には最も大きな画像のちらつきが見られる。カメラマンはこの画像のちらつきを見ながらフォーカス調整手段5により容易にフォーカスの調整を行うことができる。
【0019】図2は本発明の第2の実施例におけるテレビカメラの構成を示すブロック図である。
【0020】図2において、6は画像をノンインターレース方式で撮像して主走査と副走査からなる2系統のインターレース方式の映像信号を出力する撮像装置、3は撮像装置6の出力のうち一方のインターレース方式の映像信号を画像として表示する画像表示装置で、図1に示す第1の実施例のテレビカメラの画像表示装置3と同じものである。光学系4およびフォーカス調整手段5は図1に示す第1の実施例のテレビカメラの光学系4およびフォーカス調整手段5と同じものである。
【0021】以下、図2を用いて本発明の第2の実施例のテレビカメラの動作を説明する。本実施例のテレビカメラは上記のように構成したので、撮像装置6により撮像された画像は主走査と副走査からなる2系統のインターレース方式の映像信号として出力される。この撮像装置6の出力のうち一方のインターレース方式の映像信号は画像表示装置3に入力され、インターレース方式の画像として表示される。撮像装置6により得られる2系統のインターレース方式の映像信号のうち一方のみが画像表示装置3により表示されるので、本発明の第1の実施例のテレビカメラと同様に垂直方向の周波数成分に折返しが生じることになり、光学系4のフォーカスが最も合っている時には最も大きな画像のちらつきが見られる。カメラマンはこの画像のちらつきを見ながらフォーカス調整手段5により容易にフォーカスの調整を行うことができる。
【0022】また、本発明の第1および第2の実施例のテレビカメラに使用するインターレース方式の画像表示装置としてはインターレース方式のカメラに従来から採用されているものをそのまま使用することができるため、ノンインターレース方式の画像表示装置を新たに開発して使用した場合に比べてより安価にノンインターレース方式のテレビカメラを実現することができる。
【0023】すなわち、本発明のテレビカメラは上記のような構成により、インターレース方式の欠点である画像の垂直解像度の低下を積極的に利用することにより、人間の視覚により容易にテレビカメラの光学系のフォーカスのずれの検出を行うことができるためフォーカス調整が簡単なノンインターレース方式のテレビカメラを安価に実現することを可能にするものである。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明のテレビカメラは、人間の視覚により容易にテレビカメラの光学系のフォーカスのずれの検知を行うことができるため、フォーカス調整が簡単なノンインターレース方式のテレビカメラを安価に実現することを可能にするものである。




 

 


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