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発明の名称 同期信号発生回路
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−162354
公開日 平成7年(1995)6月23日
出願番号 特願平5−304493
出願日 平成5年(1993)12月6日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】森本 義弘
発明者 江崎 亨 / 萩尾 稔
要約 目的
主装置から従属装置へ同期信号を有線伝送するシステムにおける従属装置の同期信号発生回路であって、フレームパルスと同期信号送信ビットを用いて安定的に同期信号を発生させる。

構成
フレームパルス検出部8で検出されたフレームパルスをフレームパルスカウンタ部9でカウントし、フレームパルスカウンタ部9で同期信号送信ビットがアクティブになると予想されるフレームにおいて、同期信号送信ビット抽出部10により下りデータ列から同期信号送信ビットの情報を抽出し、その結果を判定部11で判定し、同期信号の発生および同期信号送信ビット検出部12の動作を制御する。これにより同期信号の伝送をフレームパルスと同期信号送信ビットで二重化することができ、安定した同期信号を発生することができる。
特許請求の範囲
【請求項1】 フレームの特定の位置に複数の従属装置の同期を取るための同期信号送信ビットを配置し、フレーム同期に用いるフレームパルスを再生するための信号をフレームパルス送信ビットとして配置することにより、主装置から従属装置へ同期信号を有線伝送するシステムにおける従属装置の同期信号発生回路であって、主装置から従属装置への下りデータ列DDより、フレームパルスを再生するフレームパルス検出部と、前記フレームパルス検出部で検出されたフレームパルスをカウントするフレームパルスカウンタ部と、下りデータ列DDより同期信号送信ビットの情報を抽出する同期信号送信ビット抽出部と、同期信号送信ビットのアクティブを検出する同期信号送信ビット検出部と、前記同期信号送信ビット抽出部の結果を判定し同期信号の発生および前記同期信号送信ビット検出部の動作を制御する判定部とを設けたことを特徴とする同期信号発生回路。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の無線接続装置を有線によりPBX本体に接続したTDMA方式のコードレスPBXにおいて各無線接続装置間のスロット同期を取るための同期信号を発生する同期信号発生回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、PBXのディジタル化および移動通信の普及には目覚ましいものがある。コードレスPBXは、一般のコードレス電話を発展させ、ビル内または構内などに設置した複数の無線接続装置に、どの携帯子機もアクセスすることが可能な携帯電話システムのことであるが、PBXや移動通信のディジタル化技術の発達によりディジタルコードレスPBXが考案されている。
【0003】図4は、コードレスPBXの構成図である。1,2はPBX本体および無線接続装置間のデータの送受信を行うモデム部、3はPBX本体からの受信信号より各無線接続装置間のスロット同期に必要な同期信号を発生させる同期信号発生回路、4は携帯子機に対し電波を介して信号を送受する無線部、5は通話可能範囲内で移動が可能な携帯子機である。このコードレスPBXにおいて同期信号発生回路3は、複数の無線接続装置間におけるスロット同期に必要な同期信号を発生する。スロット同期は周波数利用効率を上げるとともにスムーズなハンドオフを実現する上で必要である。
【0004】図5は、同期信号発生回路で扱うフレームパルスおよび同期信号送信ビットの関係の一例を示すタイミングチャートである。下りデータ列DDのみPBX本体より各無線接続装置に有線伝送される。下りデータ列DDはフレームパルスの再生に用いられるフレームパルス送信ビットf、PBX本体より各無線接続装置のスロット同期を取るために送られる同期信号送信ビットs、および音声信号データB1,B2で構成されたフレームの繰り返しである。
【0005】フレームパルスはフレームの区切りを知るのに用いられ、これによりフレームの各ビットの位置の判別が可能になり各ビットの内容を抽出できる。またフレームパルス送信ビットは各フレームに1ビットあるが、複数フレームに渡って一定のパターン、たとえば”10001100”のようなパターンを繰り返しており、フレームパルスは各無線接続装置において下りデータ列DDにおけるフレーム時間だけ離れたビットを決められたパターン分取り込み、このデータパターンがあらかじめ決められたフレームパルス送信ビットのパターンと一致していれば、フレームを捕捉したとしてフレームパルスを再生し、そのうち1ビットが誤りを起こしていても他の複数ビットが一致していれば、フレームパルスは正しいものとして保護される。
【0006】同期信号送信ビットはPBX本体からの下りデータ列DDに毎フレームに1ビット含まれるがスロット同期のために各無線接続装置において既知である一定のインターバルたとえば40フレーム毎に”1”を取り、その他は”0”取るものである。ここで”1”はそのビットがアクティブ、”0”はそのビットがインアクティブであることを示す。
【0007】以下、図面を参照しながら従来の同期信号発生回路の構成について説明する。図3は従来の同期信号発生回路の構成を示すブロック図である。6はPBX本体から送信された下りデータ列DDよりフレームパルスを再生するフレームパルス検出部、7は下りデータ列DDから同期信号送信ビットの情報を抽出する同期信号送信ビット抽出部である。
【0008】以上のように構成された従来の同期信号発生回路について、以下その動作を説明する。まずPBX本体からの下りデータ列DDよりフレームパルス検出部6がフレームパルスを検出し同期信号送信ビット抽出部7へ同期信号送信ビット抽出のためのタイミング信号を送る。同期信号送信ビット抽出部7はタイミング信号が送られてくると下りデータ列中の同期信号送信ビットの内容を抽出し、そのまま同期信号として出力する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、有線データ伝送はケーブル長や伝送路の周波数特性などによりわずかながら伝送誤りを生じ、上記した従来の同期信号発生回路では時間の経過とともに発生する同期信号送信ビットの誤りにより同期信号が不安定になり、同期信号にジッタが発生すると無線接続装置と携帯子機間の安定的無線接続が出来ず、データ誤り、最悪の場合無線回路の切断となってしまう。
【0010】本発明は上記問題を解決するもので、同期信号送信ビットの誤りの影響を受けにくく安定な同期信号の発生が可能な同期信号発生回路を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成するために、無線接続装置の同期信号発生回路において、フレームパルス検出部で検出された下りデータ列DDのフレームパルスをカウントするフレームパルスカウンタ部と、下りデータ列DDより同期信号送信ビットの情報を抽出する同期信号伝送ビット抽出部と、同期信号送信ビット=”1”を検出する同期信号送信ビット検出部と、同期信号送信ビット抽出部の結果を判定し同期信号の発生および同期信号送信ビット検出部の動作を制御する判定部を設けたものである。
【0012】
【作用】上記した構成により、フレームパルスカウンタ部で同期信号送信ビット=”1”となるフレームを予想し、その予想したフレームの同期信号送信ビットを同期信号送信ビット抽出部で抽出した結果が同期信号送信ビット=”0”であっても判定部がビット誤りのためと判断して同期信号を発生させるか、さもなくばフレームの予想をやめ同期信号送信ビット検出部で同期信号送信ビット=”1”を検出することで新たにフレームの予想を始めるかを判定部により判定するので、安定的な同期信号の発生を維持することができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参照しながら説明する。図1は本発明に係る一実施例の同期信号発生回路の構成を示すブロック図である。8はPBX本体からの下りデータ列DDよりフレームパルスを再生するフレームパルス検出部、9はフレームパルス検出部8にて再生されたフレームパルスをカウントするフレームパルスカウンタ部、10はPBX本体からの下りデータ列DDより同期信号送信ビットの情報を抽出する同期信号送信ビット抽出部、11は同期信号送信ビット抽出部10の結果を判定し、同期信号の発生および同期信号送信ビット検出部12の動作を制御する判定部、12は判定部11により制御され同期信号送信ビット=”1”を下りデータ列DDより検出する同期信号送信ビット検出部である。
【0014】以上のように構成された同期信号発生回路について、以下その動作を図1,図2を用いて詳説する。図2は本発明の一実施例の同期信号発生回路における動作手順を示したフローチャートである。同期信号送信ビット=”1”となる周期はあらかじめ決まっており、カウンタを用いることで容易に次に同期信号送信ビット=”1”となるフレームが予想できる。先ず最初に同期信号送信ビット検出部12が同期信号送信ビット=”1”となるフレームを検出し動作を開始する(ステップ0)。フレームパルス検出部8がフレームパルスを下りデータ列DDより再生する度にフレームパルスカウンタ部9がその数を一つ増加させていく(ステップ1)。同期信号送信ビット=”1”と予想されるフレームになるとフレームパルスカウンタ部9より同期信号送信ビット抽出部10へ同期信号送信ビットを抽出するためのタイミング信号を渡す(ステップ2)。同期信号送信ビット抽出部10はフレームパルスカウンタ部9からのタイミングで同期信号送信ビット=”1”となると予想されるフレームの同期信号送信ビットを抽出し、その結果を判定部11へ渡す(ステップ3)。判定部11は同期信号送信ビット抽出部10において同期信号送信ビット=”1”を抽出したならば同期信号を発生させフレームパルスカウンタ部9をリセットする(ステップ4、ステップ5、ステップ6)。
【0015】しかし、同期信号送信ビット抽出部10が予想に反して同期信号送信ビット=”0”を抽出した場合でも、予想されたフレームで同期信号送信ビット=”0”を抽出した回数が連続一定回数Nまでは同期信号を発生させフレームパルスカウンタ部9をリセットする(ステップ7、ステップ8、ステップ9)。そして一定回数Nを越えた場合には同期信号送信ビット=”1”となると予想されるフレームの推定が誤っていると判断し、改めて同期信号送信ビット検出部12に同期信号送信ビット=”1”を検出させる(ステップ10)。同期信号送信ビット検出部12は判定部11より同期信号送信ビット検出の指令があると全てのフレームで同期信号送信ビット”=”1”を探し、検出するとそのフレームでフレームパルスカウンタ部9をリセットし(ステップ11)、次に同期信号送信ビット=”1”となるフレームの予想を始めるためフレームパルスのカウントを開始する。このようにしてPBX本体より送られる同期信号送信ビットにビット誤りがある場合にも安定的な同期信号を発生することができる。
【0016】下りデータ列中において同期信号送信ビットsとフレームパルス検出に用いるフレームパルス送信ビットfは別のビットであるとともに、フレームパルスは複数フレームのフレームパルス送信ビットfのパターンをモニターすることにより検出していることから、同期信号送信ビットsと比較してより信頼性が高く、さらに同期信号の伝送をフレームパルスと同期信号送信ビットで二重化することにより同期信号発生の信頼性を高めることができる。なお、ここではコードレスPBXに関して説明を行ったが複数の装置間で有線により同期信号を伝送する場合にも広く当てはまる。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、無線接続装置の同期信号発生回路において、フレームパルス検出部で検出された下りデータ列DDのフレームパルスをカウントするフレームパルスカウンタ部と、下りデータ列DDより同期信号送信ビットの情報を抽出する同期信号送信ビット抽出部と、同期信号送信ビット=”1”を検出する同期信号送信ビット検出部と、同期信号送信ビット抽出部の結果を判定し同期信号の発生および同期信号送信ビット検出部の動作を制御する判定部を設け、前記フレームパルスカウンタ部で同期信号送信ビット=”1”となるフレームを予想し、そのフレームの同期信号送信ビットを同期信号送信ビット抽出部で抽出した結果が同期信号送信ビット=”0”であっても前記判定部がビット誤りのためと判断して同期信号を発生させるか、さもなくば同期信号送信ビット検出部で同期信号送信ビット=”1”を検出することで新たにフレームの予想を始めるかを判定部により判定するようにする。このように、PBX本体から無線接続装置への有線伝送の同期ビット(同期信号送信ビット)とフレームパルスを使用することでビットの誤りの影響を受けにくくでき、安定的に同期信号を発生させることが可能となる。




 

 


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