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発明の名称 オンライン文字認識装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−160801
公開日 平成7年(1995)6月23日
出願番号 特願平5−304138
出願日 平成5年(1993)12月3日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】中島 司朗
発明者 戸田 俊之
要約 目的
大量の文字を連続入力した場合に、修正すべき箇所を使用者に視認性良く教示できるオンライン文字認識装置を提供する。

構成
入力装置1は、使用者により入力された筆跡を取り込む。表示装置2は、入力装置1に入力された筆跡および文字認識の結果を表示する。処理制御装置3は、文字認識処理および認識結果の修正処理を行ない、さらに、文字認識処理によって得られた少なくとも1つの文字候補の確信度を少なくとも1つ以上設定された確信度分類閾値によってランク付けし、そのランクの違いによって表示方法を変えて表示装置2の表示画面上に設定された認識結果を表示する文字認識結果表示部に文字候補を表示させる。
特許請求の範囲
【請求項1】 使用者により入力された筆跡を取り込む入力手段と、前記入力手段に入力された筆跡および文字認識の結果を表示する表示手段と、文字認識処理および認識結果の修正処理を行なう処理制御手段と、を備え、前記処理制御手段が、文字認識処理によって得られた少なくとも1つの文字候補の確信度を少なくとも1つ以上設定された確信度分類閾値によってランク付けし、そのランクの違いによって表示方法を変えて前記表示手段の表示画面上に設定された認識結果を表示する文字認識結果表示部に文字候補を表示させる構成としたことを特徴とするオンライン文字認識装置。
【請求項2】 処理制御手段が、文字候補の確信度が確信度分類閾値の最も低い値よりも低い場合に認識結果を棄却し、表示手段の表示画面上に設定された文字認識結果表示部に入力手段からの筆跡を表示させる構成としたことを特徴とする請求項1に記載のオンライン文字認識装置。
【請求項3】 処理制御手段が、確信度分類閾値の最も高いものを修正対象文字抽出閾値とし、その修正対象文字抽出閾値よりも確信度が低い文字候補を修正対象文字として、その修正対象文字を使用者の指示に基づいて順次抽出して表示手段の表示画面上に設定された修正対象文字表示修正部に表示させ、使用者の指示に基づいて修正を施す構成としたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のオンライン文字認識装置。
【請求項4】 表示手段の表示画面上に設定された修正対象文字表示修正部に、修正対象文字抽出閾値を変更するための修正対象文字抽出閾値変更部を設定し、この修正対象文字抽出閾値変更部に対する使用者の指示に基づいて処理制御手段が修正対象文字抽出閾値を変更する構成としたことを特徴とする請求項3に記載のオンライン文字認識装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、使用者により筆記された手書きの文字や図形を実時間で認識するオンライン文字認識装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、認識結果が逐次表示される型のオンライン文字認識装置においては、例えば特開平1−261794号公報に記載されているように、認識結果の表示方法として、最も有力な候補文字を色変えまたは点滅表示することによって、使用者の注意を引く方法を採用したものがあった。
【0003】しかし、バッチ処理もしくは連続入力型のオンライン文字認識装置においては、例えば使用者が一つの文章を書き終えた後に、認識結果として表示されている文字列の中から誤認識された文字を見つけ出して修正する必要がある。この場合、確信度が低く誤認識の可能性が高いと考えられるものも、確信度が高く誤認識の可能性が低いと考えられるものも、確信度の値にかかわらず画一的に表示を行なうと修正すべき誤認識文字を見つけ出すときの視認性が劣り、著しく確信度が低いもの、つまり修正を行なう必要が強いと考えられるものを強調して表示することができない。
【0004】そこで確信度の違いを使用者に通知する方法として、例えば特開昭61−226823号公報に記載されているように、候補文字数の違いによって異なった音を発生させる方法があるが、この方法では、連続的に文字が入力された後に誤認識文字を見つけ出して修正する場合、修正対象箇所が明示されないという問題があった。
【0005】また確信度を通知する別の方法として、例えば特開平4−266184号公報に記載されているように、候補文字を確信度に対応して表示時間を変えて次々に表示する方法があるが、この方法では、確信度が高い第1候補文字が常時表示されないという問題があった。また誤認識文字の指定方法として、例えば特開平4−336688号公報に記載されているように、誤認識と認められる箇所を使用者が筆記ペンによって指定する方法があるが、この方法では、修正しなければならない箇所を使用者が見落とす可能性があるほか、修正作業の迅速性に欠けるという問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のオンライン文字認識装置では、大量の文字を連続入力した場合に、修正すべき箇所を使用者に視認性良く教示できず、また修正を確実かつ迅速に行えなかった。本発明はかかる事情に鑑みて成されたものであり、大量の文字を連続入力した場合に、修正すべき箇所を使用者に視認性良く教示できるオンライン文字認識装置を提供することを目的とする。
【0007】さらに本発明は、修正を確実かつ迅速に行えるオンライン文字認識装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、使用者により入力された筆跡を取り込む入力手段と、入力手段に入力された筆跡および文字認識の結果を表示する表示手段と、文字認識処理および認識結果の修正処理を行なう処理制御手段と、を備え、処理制御手段が、文字認識処理によって得られた少なくとも1つの文字候補の確信度を少なくとも1つ以上設定された確信度分類閾値によってランク付けし、そのランクの違いによって表示方法を変えて表示手段の表示画面上に設定された認識結果を表示する文字認識結果表示部に文字候補を表示させる構成としたことを特徴としている。
【0009】請求項2の発明は、処理制御手段が、文字候補の確信度が確信度分類閾値の最も低い値よりも低い場合に認識結果を棄却し、表示手段の表示画面上に設定された文字認識結果表示部に入力手段からの筆跡を表示させる構成としたことを特徴としている。請求項3の発明は、処理制御手段が、確信度分類閾値の最も高いものを修正対象文字抽出閾値とし、その修正対象文字抽出閾値よりも確信度が低い文字候補を修正対象文字として、その修正対象文字を使用者の指示に基づいて順次抽出して表示手段の表示画面上に設定された修正対象文字表示修正部に表示させ、使用者の指示に基づいて修正を施す構成としたことを特徴としている。
【0010】請求項4の発明は、表示手段の表示画面上に設定された修正対象文字表示修正部に、修正対象文字抽出閾値を変更するための修正対象文字抽出閾値変更部を設定し、この修正対象文字抽出閾値変更部に対する使用者の指示に基づいて処理制御手段が修正対象文字抽出閾値を変更する構成としたことを特徴としている。
【0011】
【作用】請求項1の発明において、入力手段は、使用者により入力された筆跡を取り込む。表示手段は、入力手段に入力された筆跡および文字認識の結果を表示する。処理制御手段は、文字認識処理および認識結果の修正処理を行ない、さらに、文字認識処理によって得られた少なくとも1つの文字候補の確信度を少なくとも1つ以上設定された確信度分類閾値によってランク付けし、そのランクの違いによって表示方法を変えて表示手段の表示画面上に設定された認識結果を表示する文字認識結果表示部に文字候補を表示させる。
【0012】請求項2の発明において、処理制御手段は、文字候補の確信度が確信度分類閾値の最も低い値よりも低い場合に認識結果を棄却し、表示手段の表示画面上に設定された文字認識結果表示部に入力手段からの筆跡を表示させる。請求項3の発明において、処理制御手段は、確信度分類閾値の最も高いものを修正対象文字抽出閾値とし、その修正対象文字抽出閾値よりも確信度が低い文字候補を修正対象文字として、その修正対象文字を使用者の指示に基づいて順次抽出して表示手段の表示画面上に設定された修正対象文字表示修正部に表示させ、使用者の指示に基づいて修正を施す。
【0013】請求項4の発明において、処理制御手段は、表示手段の表示画面上に設定された修正対象文字表示修正部に設定された修正対象文字抽出閾値変更部に対する使用者の指示に基づいて修正対象文字抽出閾値を変更する。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に説明する。図2は本発明の一実施例におけるオンライン文字認識装置の概略構成図で、このオンライン文字認識装置は、入力装置1と、表示装置2と、処理制御装置3とを備えている。入力装置1は、表示装置2と一体に構成されており、使用者が文字の入力や編集作業の指示を行うためのものである。表示装置2は、入力された筆跡や文字認識結果を表示する。処理制御装置3は、文字認識および修正処理を行なう。
【0015】図1は本発明の一実施例におけるオンライン文字認識装置の構成図で、処理制御装置3は、入力データ前処理部4と、制御部5と、文字認識部6と、筆跡データ蓄積部7と、認識結果データ蓄積部8とを備えている。入力データ前処理部4は、入力装置1からの筆跡データのノイズなどを除去して制御部5に渡す。制御部5は、入力データ前処理部4からの筆跡データを文字認識部6および筆跡データ蓄積部7に渡し、認識結果データ蓄積部8からの候補文字情報や確信度情報を処理して表示装置2に渡す。文字認識部6は、制御部5からの筆跡データに対して認識処理を行ない、その結果として得られる候補文字情報や確信度情報を認識結果データ蓄積部8に渡す。筆跡データ蓄積部7は、制御部5からの筆跡データを保存する。認識結果データ蓄積部8は、文字認識部6からの候補文字情報や確信度情報を保存する。
【0016】図3は表示装置2による表示内容の説明図で、表示装置2の表示画面11には、文字の入力時に文字認識結果表示部12が設定され、文字認識の結果を表示する。また表示装置2の表示画面11には、文字の修正時に修正対象文字表示修正部13が設定され、候補文字などを表示する。図4は修正対象文字表示修正部13の説明図で、修正対象文字表示修正部13には、候補文字表示部14と、文字再入力部15と、修正対象文字送りボタン16と、修正対象文字確信度設定ボタン17とが表示される。
【0017】次に動作を説明する。先ず文字認識動作について、図5のフローチャートを参照しながら述べる。入力装置1が、使用者により入力された筆跡の筆跡データを生成し、入力データ前処理部4に渡す(ステップS1)。これにより入力データ前処理部4が、入力装置1からの筆跡データに対してノイズ除去などの処理を施し、1文字毎に制御部5に渡す(ステップS2)。これにより制御部5が、入力データ前処理部4からの筆跡データを筆跡データ蓄積部7に渡して保存させると共に(ステップS3)、文字認識部6に渡す。これにより文字認識部6が、制御部5からの筆跡データに基づいて文字を認識し(ステップS4)、その結果として得られた候補文字情報とそれに付随する確信度情報とを、各文字毎に認識結果データ蓄積部8に渡して保存させる(ステップS5)。これにより制御部5が、認識結果データ蓄積部8からの候補文字情報を、確信度情報に応じて表示装置2に表示させる(ステップS6)。すなわち、確信度の違いによって背景の網掛けの濃さを変えて表示する。本実施例では、図6に示すように確信度と背景の網掛けとの対応を定義しているので、得られた文字の確信度が30%であるときには、図3の背景aが表示され、確信度が80%であるときには、図3の背景bが表示され、確信度が4%以下もしくは候補文字が見つからなかったときには、筆跡データ蓄積部7に保存されている筆跡データに基づいて、図3の背景cと共に、筆跡が表示される。
【0018】次に修正動作について述べる。上記のように表示された認識結果の中から、使用者が背景の網掛け表示などを参照して修正文字の存在を見つけ出し、文字認識結果表示部12を例えばペンでタップすると、制御部5が、図4のような修正対象文字表示修正部13を表示画面11に表示させ、修正対象文字確信度設定ボタン17を用いて使用者により設定された修正対象文字抽出閾値よりも確信度の低い文字を抽出し、例えばそのうちの最初に入力された1文字を修正対象文字として選択する。ここで、選択した修正対象文字に候補文字情報があれば、認識結果データ蓄積部8に保存されている候補文字を候補文字表示部14に表示させる。候補文字がない場合は、筆跡データ蓄積部7に保存されている筆跡データを文字再入力部15に重ねて表示させる。使用者は、候補文字表示部14に入力したい文字が候補として表示されていれば、それを選択する。また、候補文字表示部14に入力したい文字が候補として表示されていなければ、文字再入力部15に文字を筆記入力する。これにより、選択された修正対象文字の認識結果が変更され、使用者の所望する文字に置き換えられる。
【0019】次の修正対象文字に移る場合、使用者は、修正対象文字送りボタン16を操作する。これにより制御部5が、次の修正対象文字について、同様の動作を実行する。また、使用者により修正対象文字確信度設定ボタン17が操作されると、制御部5が、修正対象文字抽出閾値を変更する。これにより、修正対象文字として選択される文字の確信度が変更される。
【0020】このように、使用者により入力された筆跡を取り込む入力装置1と、入力装置1に入力された筆跡および文字認識の結果を表示する表示装置2と、文字認識処理および認識結果の修正処理を行なう処理制御装置3と、を備え、処理制御装置3が、文字認識処理によって得られた少なくとも1つの文字候補の確信度を少なくとも1つ以上設定された確信度分類閾値によってランク付けし、そのランクの違いによって表示方法を変えて表示装置2の表示画面11上に設定された認識結果を表示する文字認識結果表示部12に文字候補を表示させる構成としたので、大量の文字を連続入力した場合に、文字認識の結果、確信度が低く誤認識の可能性が強いものと、確信度が高く誤認識の可能性の低いものとを区別して表示することから、修正すべき箇所を使用者に視認性良く教示できる。
【0021】また、処理制御装置3が、文字候補の確信度が確信度分類閾値の最も低い値よりも低い場合に認識結果を棄却し、表示装置2の表示画面11上に設定された文字認識結果表示部12に入力装置1からの筆跡を表示させる構成としたので、再入力時に前回書かれた筆跡を表示しておくことから、誤入力を防ぐことができる。
【0022】また、処理制御装置3が、確信度分類閾値の最も高いものを修正対象文字抽出閾値とし、その修正対象文字抽出閾値よりも確信度が低い文字候補を修正対象文字として、その修正対象文字を使用者の指示に基づいて順次抽出して表示装置2の表示画面11上に設定された修正対象文字表示修正部13に表示させ、使用者の指示に基づいて修正を施す構成としたので、修正洩れを防止できると共に、修正作業の迅速化が図れる。
【0023】また、表示装置2の表示画面11上に設定された修正対象文字表示修正部13に、修正対象文字抽出閾値を変更するための修正対象文字確信度設定ボタン17を設定し、この修正対象文字確信度設定ボタン17に対する使用者の指示に基づいて処理制御装置3が修正対象文字抽出閾値を変更する構成としたので、状況に応じて修正対象文字の確信度を変更でき、修正作業の合理化を図ることができる。
【0024】なお上記実施例では、確信度に応じて文字の背景の網掛けの表示を異ならせたが、図7のように、確信度に応じて文字または背景の表示色を異ならせるようにしてもよく、あるいは図8のように、文字または背景の点滅時間間隔を異ならせるようにしてもよい。また、確信度分類閾値のとるべき間隔は等間隔である必要はない。
【0025】また上記実施例では、次の修正対象文字に進むときに修正対象文字送りボタン16を操作したが、ジェスチャを用いてつぎの修正対象文字に進むように構成してもよい。なお、文字認識結果表示部12の任意の文字を選択することにより、確信度の高い文字をも修正できるように構成してもよい。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、使用者により入力された筆跡を取り込む入力手段と、入力手段に入力された筆跡および文字認識の結果を表示する表示手段と、文字認識処理および認識結果の修正処理を行なう処理制御手段と、を備え、処理制御手段が、文字認識処理によって得られた少なくとも1つの文字候補の確信度を少なくとも1つ以上設定された確信度分類閾値によってランク付けし、そのランクの違いによって表示方法を変えて表示手段の表示画面上に設定された認識結果を表示する文字認識結果表示部に文字候補を表示させる構成としたので、大量の文字を連続入力した場合に、文字認識の結果、確信度が低く誤認識の可能性が強いものと、確信度が高く誤認識の可能性の低いものとを区別して表示することから、修正すべき箇所を使用者に視認性良く教示できる。
【0027】また、処理制御手段が、文字候補の確信度が確信度分類閾値の最も低い値よりも低い場合に認識結果を棄却し、表示手段の表示画面上に設定された文字認識結果表示部に入力手段からの筆跡を表示させる構成とすれば、再入力時に前回書かれた筆跡を表示しておくことから、誤入力を防ぐことができる。また、処理制御手段が、確信度分類閾値の最も高いものを修正対象文字抽出閾値とし、その修正対象文字抽出閾値よりも確信度が低い文字候補を修正対象文字として、その修正対象文字を使用者の指示に基づいて順次抽出して表示手段の表示画面上に設定された修正対象文字表示修正部に表示させ、使用者の指示に基づいて修正を施す構成とすれば、修正洩れを防止できると共に、修正作業の迅速化が図れる。
【0028】また、表示手段の表示画面上に設定された修正対象文字表示修正部に、修正対象文字抽出閾値を変更するための修正対象文字抽出閾値変更部を設定し、この修正対象文字抽出閾値変更部に対する使用者の指示に基づいて処理制御手段が修正対象文字抽出閾値を変更する構成とすれば、状況に応じて修正対象文字の確信度を変更でき、修正作業の合理化を図ることができる。




 

 


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