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発明の名称 文書作成装置及びカーソル表示方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−160470
公開日 平成7年(1995)6月23日
出願番号 特願平5−308255
出願日 平成5年(1993)12月8日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】中島 司朗
発明者 森 俊也
要約 目的
カーソルの表示位置が罫線の位置と一致する場合の識別性を向上させる。

構成
文書作成装置は、入力する入力部101と、文書情報を一時記憶する文書格納部106と、カーソルの表示位置と文書格納部106中の文書情報からカーソルの表示位置が縦横罫線の位置に一致しているかどうかを判定する縦横罫線位置判定部104と、種々のカーソル形状を記憶するカーソル格納部103cと、縦横罫線位置判定部104からカーソル形状の選択を行なうカーソル選択部103dと、選択されたカーソルをカーソル位置に出力するカーソル出力部103eと、出力された情報を表示する表示部108とを備える。
特許請求の範囲
【請求項1】 作成文書中の罫線の位置とカーソルの指示位置とが一致した場合に、カーソルの表示形態を変化させて操作者に識別させる機能を有する文書作成装置であって、 カーソルの移動指示を入力するための入力手段と、カーソルの表示位置情報を記憶するカーソル位置情報格納手段と、作成文書中に含まれる罫線の表示位置情報を記憶する罫線位置情報格納手段と、罫線とカーソルとの位置関係に対応した各々異なる表示形態を有する複数のカーソルの表示情報を格納するカーソル格納手段と、前記カーソル位置情報格納手段に記憶されているカーソルの表示位置情報と前記罫線位置情報格納手段に記憶された罫線の位置情報とを用いてカーソルと前記罫線との位置関係を判定する判定手段と、前記カーソル格納手段に格納された前記カーソル中から前記判定手段によって判定された前記位置関係に対応する表示形態を有する前記カーソルの表示情報を選択して抽出するカーソル選択手段と、前記カーソル選択手段によって抽出された前記カーソルの表示情報を前記カーソル位置情報格納手段に格納されたカーソルの表示位置に表示するためのカーソル表示出力情報を出力するカーソル出力手段と、前記カーソル出力手段から出力された前記カーソル表示出力情報に基づいて前記カーソルを表示する表示手段とを備えたことを特徴とする、文書作成装置。
【請求項2】 前記判定手段は、縦罫線および横罫線の少なくとも一方の罫線と前記カーソルとの位置関係を判定する縦横罫線位置判定部と、斜め罫線と前記カーソルとの位置関係を判定する斜め罫線位置判定部とを備えたことを特徴とする、請求項1記載の文書作成装置。
【請求項3】 該文書作成装置は、さらに、一定時間を計測するタイマー手段と、前記カーソル格納手段中から予め定めたカーソルの表示情報を抽出し、この抽出したカーソルの表示情報と前記カーソル選択手段によって抽出されたカーソルの表示情報とを前記タイマー手段によって計測された一定時間毎に変更して前記カーソル出力手段に出力するカーソル切替手段とを備えたことを特徴とする、請求項1記載の文書作成装置。
【請求項4】 前記カーソル格納手段は、複数の表示部分に分割され、かつその一部の指示位置が罫線の位置と一致する前記表示部分と他の表示部分とが異なる形態で表示される複数のカーソルの表示情報を格納したことを特徴とする、請求項1記載の文書作成装置。
【請求項5】 作成文書中の罫線の位置とカーソルの指示位置とが一致した場合に、罫線の表示形態を変化させて操作者に識別させる機能を有する文書作成装置であって、カーソルの移動指示を入力するための入力手段と、カーソルの表示位置情報を記憶するカーソル位置情報格納手段と、作成文書中に含まれる罫線の表示位置情報と表示属性情報を記憶する罫線情報格納手段と、罫線の位置とカーソルの指示位置とが一致した場合の罫線の変更表示属性情報を格納する罫線描画属性格納手段と、前記カーソル位置情報格納手段に記憶されているカーソルの表示位置情報と前記罫線情報格納手段に記憶された罫線の位置情報とを用いて前記カーソルと前記罫線との位置関係を判定し、前記カーソルの指示位置と一致する罫線を選択する罫線選択手段と、前記罫線選択手段によって選択された前記罫線の表示位置情報と前記罫線描画属性格納手段から抽出した前記変更表示属性情報とに基づいて前記罫線の罫線描画情報を出力する罫線描画出力手段と、前記罫線描画出力手段から出力された前記罫線描画情報に基づいて前記罫線を表示する表示手段とを備えたことを特徴とする、文書作成装置。
【請求項6】 前記判定手段は、前記縦罫線および前記横罫線の少なくとも一方の罫線と前記カーソルとの位置関係を判定する縦横罫線位置判定部と、前記斜め罫線と前記カーソルとの位置関係を判定する斜め罫線位置判定部とを備えたことを特徴とする、請求項5記載の文書作成装置。
【請求項7】 該文書作成装置は、さらに、一定時間を計測するタイマー手段と、前記罫線描画属性格納手段から前記変更表示属性情報を抽出し、この抽出した罫線の変更表示属性情報と前記罫線情報格納手段から抽出した前記表示属性情報とを前記タイマー手段によって計測された一定時間毎に変更して前記罫線描画出力手段に出力する罫線描画属性切替手段とを備えたことを特徴とする、請求項5記載の文書作成装置。
【請求項8】 作成文書中の罫線の位置とカーソルの指示位置とが一致した場合に、カーソルの表示形態を変化させて操作者に識別させるためのカーソル表示方法であって、カーソルの移動指示を入力する入力ステップと、入力されたカーソルの表示位置情報を記憶するカーソル位置情報格納ステップと、作成文書中に含まれる罫線の表示位置情報を記憶する罫線位置情報格納ステップと、罫線とカーソルとの位置関係に対応した各々異なる表示形態を有する複数のカーソルの表示情報を予め格納するカーソル格納ステップと、記憶されたカーソルの表示位置情報と罫線の位置情報とを用いてカーソルと前記罫線との位置関係を判定する判定ステップと、予め格納された前記カーソル中から前記判定ステップにおいて判定された前記位置関係に対応する表示形態を有する前記カーソルの表示情報を選択して抽出するカーソル選択ステップと、前記カーソル選択ステップにおいて抽出された前記カーソルの表示情報を前記カーソル位置情報格納ステップにおいて格納されたカーソルの表示位置に表示するためのカーソル表示出力情報を出力するカーソル出力ステップと、出力された前記カーソル表示出力情報に基づいて前記カーソルを表示する表示ステップとを有することを特徴とする、カーソル表示方法。
【請求項9】 該カーソル表示方法は、さらに、前記カーソル格納ステップにおいて格納された前記カーソル中から予め定められたカーソルの表示情報を抽出し、この抽出したカーソルの表示情報と前記カーソル選択ステップによって抽出されたカーソルの表示情報とを一定時間毎に変更して出力するカーソル切替ステップを備えたことを特徴とする、請求項8記載のカーソル表示方法。
【請求項10】 作成文書中の罫線の位置とカーソルの指示位置とが一致した場合に、罫線の表示形態を変化させて操作者に識別させるためのカーソル表示方法であって、カーソルの移動指示を入力する入力ステップと、カーソルの表示位置情報を記憶するカーソル位置情報格納ステップと、作成文書中に含まれる罫線の表示位置情報と表示属性情報を記憶する罫線情報格納ステップと、罫線の位置とカーソルの指示位置とが一致した場合の罫線の変更表示属性情報を予め格納する罫線描画属性格納ステップと、前記カーソル位置情報格納ステップにおいて記憶されたカーソルの表示位置情報と前記罫線情報格納ステップにおいて記憶された罫線の位置情報とを用いて前記カーソルと前記罫線との位置関係を判定し、前記カーソルの指示位置と一致する罫線を選択する罫線選択ステップと、前記罫線選択ステップにおいて選択された前記罫線の表示位置情報と前記罫線描画属性格納手段から抽出した前記変更表示属性情報とに基づいて前記罫線の罫線描画情報を出力する罫線描画出力ステップと、前記罫線描画出力ステップにおいて出力された前記罫線描画情報に基づいて前記罫線を表示する表示ステップとを備えたことを特徴とする、カーソル表示方法。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文書作成装置及びカーソル表示方法に関し、特に、罫線処理された画面上で見易いカーソル表示が可能な文書作成装置の構成及びカーソル表示方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的に、文書作成装置は、罫線処理機能を備えている。罫線処理においては、画面上に表示されるカーソルを移動させることによって、所望の位置に罫線の描画等が行われる。従来の文書作成装置の罫線処理機能に関連する構成が図33に示されている。図33を参照して、文書作成装置は、入力部901と、入力処理部902と、カーソル表示制御部903と、罫線処理部904と、文書格納部905と、罫線描画部906と、表示部907とを備えている。
【0003】以下、従来の文書作成装置における罫線処理の動作について説明する。まず、操作者は、入力部901に対してカーソル移動指示や罫線描画指示を入力する。入力部901から得られた情報は、入力処理部902に渡され、各処理系に分配される。カーソル移動に関する情報は、カーソル表示制御部903に、罫線描画に関する情報は、罫線処理部904に渡される。
【0004】カーソル表示制御部903は、カーソル移動情報に基づいて表示部907にカーソルを表示する。また、罫線処理部904は、罫線描画に関する情報に基づいて文書格納部906に対して書き込み、変更、または削除等の処理を行なう。罫線描画部906は、文書格納部905の罫線情報を抽出し、罫線の描画処理を行なう。
【0005】図34(a)は、縦横罫線に対して処理を行う場合のカーソル表示の一例である。また、図34(b)には、同様に、縦横罫線と斜め罫線に対して処理を行う場合のカーソル表示の一例が示されている。カーソルの形状は、三角形をしており、罫線処理においては、この形状のカーソルが使用される。例えば、縦罫線を削除あるいは変更する場合には、三角形のカーソルの一辺を処理対象の縦罫線に一致させ、入力部901から削除あるいは変更の指示を入力する。
【0006】図35は、カーソル10aを横罫線30aに一致させた場合の拡大図を示している。通常、文書表示モードにおいては、表示部907の画面は、各文字単位で表示画素領域20a、20b、・・・が割り当てられている。また、各表示画素領域には、罫線あるいはカーソル移動の基準点、例えば21a、22a、23a、24a・・・が設定されている。そして、図示の例では、横罫線30aは、表示画素領域20aの基準点21a、22aを通って横方向に延びて引かれている。また、カーソル10aは、一つの角が基準点21aに一致し、この角を含む一辺が横罫線30aに一致している。
【0007】この状態において、罫線描画部906は、カーソルによって指定された横罫線を特定し、削除あるいは表示属性を変更する処理を行う。処理後の罫線は表示部907の画面上に表示される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従来の文書作成装置においては、たとえば、カーソルは三角形の黒色で表示されている。したがって、カーソルが、カーソルと同様に黒色表示された罫線に近接した場合、あるいは交差した場合に、カーソルが実際に指示している位置が特定すべき罫線の位置に一致しているか否かを操作者が画面表示を見て識別することが困難であった。
【0009】具体的に説明すると、例えば、図35に示すように、カーソルは各基準点にその一角部が一致するように移動する。したがって、横罫線30aを指定するためにカーソルを移動させた場合、カーソル10bの位置にカーソルが移動すると、カーソル10bの一辺は横罫線30aに非常に近接した位置に移動する。この場合、カーソル10bは、横罫線30aに一致していないが、カーソル10bが特定する仮想の横罫線30bと、特定すべき横罫線30aとの距離は、画面上では非常に小さい。このため、実際上、操作者は、移動させたカーソルが所望の横罫線と一致しているか否かを判別することがきわめて困難となる。その為に、操作者がカーソルの表示位置にある罫線の削除や、所定の罫線に接するように別の罫線を線引きしようとするような場合には、罫線指示の失敗を引き起こし、何度も罫線削除、罫線描画等を操作を繰り返し行わなければならないという不都合があった。
【0010】したがって、本発明は上記の問題点に鑑み、カーソルの表示位置と罫線の位置とが一致しているか否かを操作者が容易に判断することが可能な文書作成装置及びカーソル表示方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る文書作成装置は、カーソルの移動指示を入力するための入力手段と、カーソルの表示位置情報を記憶するカーソル位置情報格納手段と、作成文書中に含まれる罫線の表示位置情報を記憶する罫線位置情報格納手段と、罫線とカーソルとの位置関係に対応した各々異なる表示形態を有する複数のカーソルの表示情報を格納するカーソル格納手段と、カーソル位置情報格納手段に記憶されているカーソルの表示位置情報と罫線位置情報格納手段に記憶された罫線の位置情報とを用いてカーソルと罫線との位置関係を判定する判定手段と、カーソル格納手段に格納されたカーソル中から判定手段によって判定された位置関係に対応する表示形態を有するカーソルの表示情報を選択して抽出するカーソル選択手段と、カーソル選択手段によって抽出されたカーソルの表示情報をカーソル位置情報格納手段に格納されたカーソルの表示位置に表示するためのカーソル表示出力情報を出力するカーソル出力手段と、カーソル出力手段から出力されたカーソル表示出力情報に基づいてカーソルを表示する表示手段とを有する。
【0012】請求項2の発明に係る文書作成装置は、請求項1の発明に対し、判定手段が、縦罫線および横罫線の少なくとも一方の罫線とカーソルとの位置関係を判定する縦横罫線位置判定部と、斜め罫線とカーソルとの位置関係を判定する斜め罫線位置判定部とを備えている。請求項3の発明に係る文書作成装置は、請求項1の発明に対し、さらに、一定時間を計測するタイマー手段と、カーソル格納手段中から予め定めたカーソルの表示情報を抽出し、この抽出したカーソルの表示情報とカーソル選択手段によって抽出されたカーソルの表示情報とをタイマー手段によって計測された一定時間毎に変更してカーソル出力手段に出力するカーソル切替手段とを備えている。請求項4の発明に係る文書作成装置は、請求項1の発明に対し、カーソル格納手段が、複数の表示部分に分割され、その一部の指示位置が罫線の位置と一致する前記表示部分と他の表示部分とが異なる形態で表示される複数のカーソルの表示情報を格納している。
【0013】請求項5の発明に係る文書作成装置は、カーソルの移動指示を入力するための入力手段と、カーソルの表示位置情報を記憶するカーソル位置情報格納手段と、作成文書中に含まれる罫線の表示位置情報と表示属性情報を記憶する罫線情報格納手段と、罫線の位置とカーソルの指示位置とが一致した場合の罫線の変更表示属性情報を格納する罫線描画属性格納手段と、カーソル位置情報格納手段に記憶されているカーソルの表示位置情報と罫線情報格納手段に記憶された罫線の位置情報とを用いてカーソルと罫線との位置関係を判定し、カーソルの指示位置と一致する罫線を選択する罫線選択手段と、罫線選択手段によって選択された罫線の表示位置情報と罫線描画属性格納手段から抽出した変更表示属性情報とに基づいて罫線の罫線描画情報を出力する罫線描画出力手段と、罫線描画出力手段から出力された罫線描画情報に基づいて罫線を表示する表示手段とを有している。
【0014】請求項6の発明に係る文書作成装置は、請求項5の発明に対し、判定手段が、縦罫線および横罫線の少なくとも一方の罫線とカーソルとの位置関係を判定する縦横罫線位置判定部と、斜め罫線とカーソルとの位置関係を判定する斜め罫線位置判定部とを備えている。請求項7の発明に係る文書作成装置は、請求項5の発明に対し、さらに、一定時間を計測するタイマー手段と、罫線描画属性格納手段から変更表示属性情報を抽出し、この抽出した罫線の変更表示属性情報と罫線情報格納手段から抽出した表示属性情報とをタイマー手段によって計測された一定時間毎に変更して罫線描画出力手段に出力する罫線描画属性切替手段とを備えている。
【0015】請求項8の発明に係るカーソル表示方法は、カーソルの移動指示を入力する入力ステップと、入力されたカーソルの表示位置情報を記憶するカーソル位置情報格納ステップと、作成文書中に含まれる罫線の表示位置情報を記憶する罫線位置情報格納ステップと、罫線とカーソルとの位置関係に対応した各々異なる表示形態を有する複数のカーソルの表示情報を予め格納するカーソル格納ステップと、記憶されたカーソルの表示位置情報と罫線の位置情報とを用いてカーソルと罫線との位置関係を判定する判定ステップと、予め格納されたカーソル中から判定ステップにおいて判定された位置関係に対応する表示形態を有するカーソルの表示情報を選択して抽出するカーソル選択ステップと、カーソル選択ステップにおいて抽出されたカーソルの表示情報をカーソル位置情報格納ステップにおいて格納されたカーソルの表示位置に表示するためのカーソル表示出力情報を出力するカーソル出力ステップと、出力されたカーソル表示出力情報に基づいてカーソルを表示する表示ステップとを備えている。
【0016】請求項9の発明に係るカーソル表示方法は、請求項8の発明に対し、さらに、カーソル格納ステップにおいて格納されたカーソル中から予め定められたカーソルの表示情報を抽出し、この抽出したカーソルの表示情報とカーソル選択ステップによって抽出されたカーソルの表示情報とを一定時間毎に変更して出力するカーソル切替ステップを備えている。
【0017】請求項10の発明に係るカーソル表示方法は、カーソルの移動指示を入力する入力ステップと、カーソルの表示位置情報を記憶するカーソル位置情報格納ステップと、作成文書中に含まれる罫線の表示位置情報と表示属性情報を記憶する罫線情報格納ステップと、罫線の位置とカーソルの指示位置とが一致した場合の罫線の変更表示属性情報を予め格納する罫線描画属性格納ステップと、カーソル位置情報格納ステップにおいて記憶されたカーソルの表示位置情報と罫線情報格納ステップにおいて記憶された罫線の位置情報とを用いてカーソルと罫線との位置関係を判定し、カーソルの指示位置と一致する罫線を選択する罫線選択ステップと、罫線選択ステップにおいて選択された罫線の表示位置情報と罫線描画属性格納手段から抽出した変更表示属性情報とに基づいて罫線の罫線描画情報を出力する罫線描画出力ステップと、 罫線描画出力ステップにおいて出力された罫線描画情報に基づいて罫線を表示する表示ステップとを有する。
【0018】
【作用】請求項1の発明に係る文書作成装置あるいは請求項8の発明においては、操作者が入力手段を用いてカーソルの移動指示を入力すると、その指示に応じてカーソルの表示位置情報がカーソル位置情報格納手段に記憶される。また、作成文書中に含まれる罫線の表示位置情報は罫線位置情報格納手段に記憶される。
【0019】さらに、カーソル格納手段は、罫線とカーソルとの位置関係に対応した各々異なる表示形態を有する複数のカーソルの表示情報を格納している。例えば、請求項4の発明では、カーソルは、複数の表示部分に分割され、その一部の指示位置が罫線の位置と一致する前記表示部分と他の表示部分とが異なる形態で表示される。
【0020】そして、判定手段は、カーソル位置情報格納手段に記憶されているカーソルの表示位置情報と罫線位置情報格納手段に記憶された罫線の位置情報とを用いてカーソルと前記罫線との位置関係を判定する。位置関係としては、例えば、縦罫線の位置とカーソルの指示位置が一致する関係、斜め罫線の始点あるいは終点とカーソルの指示位置が一致する関係、さらにはいずれの罫線の位置ともカーソルの指示位置が一致しない関係が判定される。特に、請求項2の発明においては、縦横罫線位置判定部が縦罫線および横罫線の少なくとも一方の罫線とカーソルとの位置関係を判定し、斜め罫線位置判定部が斜め罫線とカーソルとの位置関係を判定する。
【0021】カーソル選択手段は、カーソル格納手段に格納されたカーソル中から判定手段によって判定された位置関係に対応する表示形態を有するカーソルの表示情報を選択して抽出する。そして、カーソル出力手段は、カーソル選択手段によって抽出されたカーソルの表示情報をカーソル位置情報格納手段に格納されたカーソルの表示位置に表示するためのカーソル表示出力情報を出力し、表示手段に表示させる。
【0022】また、請求項3あるいは請求項9の発明において、カーソル切替手段は、カーソル格納手段中から予め定めたカーソルの表示情報を抽出し、この抽出したカーソルの表示情報とカーソル選択手段によって抽出されたカーソルの表示情報とをタイマー手段によって計測された一定時間毎に変更してカーソル出力手段に出力する。
【0023】請求項5の発明に係る文書作成装置あるいは請求項10の発明においては、操作者が入力手段を用いてカーソルの移動指示を入力すると、その指示に応じてカーソルの表示位置情報がカーソル位置情報格納手段に記憶される。また、作成文書中に含まれる罫線の表示位置情報と表示属性情報は罫線情報格納手段に記憶される。
【0024】さらに、罫線描画属性格納手段は、罫線の位置とカーソルの指示位置とが一致した場合の罫線の変更表示属性情報を格納する。そして、罫線選択手段は、カーソル位置情報格納手段に記憶されているカーソルの表示位置情報と罫線情報格納手段に記憶された罫線の位置情報とを用いてカーソルと罫線との位置関係を判定し、カーソルの指示位置と一致する罫線を選択する。特に、請求項6の発明においては、縦横罫線位置判定部が縦罫線および横罫線の少なくとも一方の罫線とカーソルとの位置関係を判定し、斜め罫線位置判定部が、斜め罫線とカーソルとの位置関係を判定する。
【0025】また、罫線描画出力手段は、罫線選択手段によって選択された罫線の表示位置情報と罫線描画属性格納手段から抽出した変更表示属性情報とに基づいて罫線の罫線描画情報を出力する。そして、表示手段が、罫線描画情報に基づいて罫線を表示する。さらに、請求項7の発明に係る文書作成装置においては、罫線描画属性切替手段が、罫線描画属性格納手段から変更表示属性情報を抽出し、この抽出した罫線の変更表示属性情報と罫線情報格納手段から抽出した表示属性情報とをタイマー手段によって計測された一定時間毎に変更して罫線描画出力手段に出力する。
【0026】
【実施例】以下、本発明の実施例について図を用いて説明する。
(第1実施例)図1は、本発明の第1実施例における文書作成装置の構成を示すブロック図である。本図において、101は入力部、102は入力処理部、103はカーソル表示制御部、103aはカーソル処理部、103bはカーソル位置情報格納部、103cはカーソル格納部、103dはカーソル選択部、103eはカーソル出力部、104は縦横罫線位置判定部、105は罫線処理部、106は文書格納部、107は罫線描画部、108は表示部である。
【0027】図4は、この文書作成装置の表示部108の画面の一部の拡大図を示している。画面上には、行方向及び桁方向に複数の表示画素領域10が整列配置されている。一つの表示画素領域10は、例えば32×32ドットの画素から構成され、この領域内で一つの文字や記号を表示する。また、表示画素領域内の四隅には、4つの基準点21a、22a、23a、24aが設定されている。カーソル10は、この基準点21a・・にカーソル10の基準座標点が一致するように移動する。したがって、カーソル10は、一つの表示画素領域20内において、図示のように、左上、右上、左下、右下の4つの位置に移動する。
【0028】カーソル位置情報格納部103bは、図6に示すように、表示画面上におけるカーソルの基準座標値とカーソルの指示位置が縦罫線の位置あるいは横罫線の位置と一致している罫線か等を示すカーソル形状とを有している。例えば、図中の縦横罫線指示カーソルは、縦罫線の位置と横罫線の位置の両方に一致するカーソルであることを示している。
【0029】カーソル格納部103cは、図7に示すように、カーソルと罫線との位置関係に応じて選択される種々のカーソル形状の表示データが格納されている。例えば、カーソルが縦罫線と横罫線の両方に一致する位置に移動された場合、図7の左端に示す枠内白抜きのカーソル形状がカーソル選択部103dによって選択される。 文書格納部106は、入力された文字情報等とともに、作成すべき文書中に引かれた罫線の位置情報が格納されている。図5は、罫線位置情報の一例を示している。罫線位置情報は、属性情報として罫線幅、罫線色を有し、位置情報としてページ、行、桁情報を有し、桁内位置の罫線種情報として上罫線、下罫線、左罫線、右罫線を有している。
【0030】以下、本実施例による文書作成装置の動作について、図2及び図3のフローチャートに従って、図1、図4乃至図8を参照して説明する。なお、以下の説明においては、主として罫線の入力・編集動作について説明する。まず、操作者は、入力部101に対して罫線描画入力あるいはカーソル移動入力を行なう。入力部101で得られた情報は、入力処理部102に渡され、各処理系に分配される(図2のステップS101)。
「罫線描画入力」罫線描画入力がなされた場合(ステップS102、S103)、罫線描画に関する情報が罫線処理部105に渡される。罫線処理部105は、入力部101から入力された罫線描画に関する情報に従って、文書格納部106に対して書き込み、変更または削除等の処理を行なう(ステップS105)。
【0031】さらに、罫線描画部107は、文書格納部106中から罫線情報を抽出し、罫線の描画処理を行なう。表示部108は、罫線描画部107からの出力情報に基づいて入力された罫線の表示を行なう(ステップS106)。
「カーソル移動入力」また、ステップS101において、カーソル移動入力がなされた場合(ステップS102)、カーソル移動に関する情報は、カーソル表示制御部103に渡される。
【0032】カーソル表示制御部103中のカーソル処理部103aは、カーソル移動についての情報が送られてくると、カーソル位置情報を変更し、カーソル位置情報格納部103bにカーソル位置情報を格納する(ステップS104)。また、縦横罫線位置判定部104は、文書格納部106に格納されている縦横罫線の位置情報とカーソル位置情報格納部103bに格納されたカーソル位置情報からカーソルの表示位置が縦横罫線の位置に一致しているか否かを判定する。判定は、以下のように行われる。先ず、文書格納部106に格納された、図5に示すような罫線位置情報の中から各罫線毎に始点、終点の位置情報を取り出す。さらに、カーソル位置情報格納部103bに格納された、図6に示すようなカーソル位置情報中からカーソルの基準座標値を取り出す。そして、このカーソルの基準座標値が、縦横罫線上に存在するか否かを各罫線毎に計算する。これによって、各罫線が、縦罫線のみ、横罫線のみ、縦横罫線あるいはいずれの罫線とも一致しないかが判定される。そして、各場合に応じて、図3のステップS107に示すように処理を行う。なお、この縦横罫線とは、文字データで表示される罫線のことで、各文字に罫線描画されるものである(図3のステップS107)。
【0033】上記の判定結果に基づいて、カーソル選択部103dは、カーソル格納部103cから該当するカーソルの選択を行なう(図3のステップS108)。判定結果が縦横罫線に一致、縦罫線に一致、横罫線に一致、いずれの罫線にも一致しない場合、各々に対して図7の左から順にカーソルが選択される。次にカーソル出力部103eは、選択されたカーソルを表示部108に出力する。
【0034】表示部108は、カーソル出力部103eの出力情報から移動後のカーソル表示を行なう(図3のステップS109)。カーソル表示例が図8に示される。図8(a)は、カーソルの指示位置が縦罫線の位置に一致する場合を示し、図8(b)は、横罫線の位置に一致する場合を示している。両図から分かるように、罫線の位置に一致した側のカーソル部分は白抜きで表示されている。このため、操作者は、カーソルがどの罫線の位置に一致したかを容易に判断することができる。
【0035】なお、図7において、選択されるカーソルは白黒表示部分が異なる4種類のものが用意されているが、例えば、形状の異なるカーソルを複数組用意して、カーソル選択部103dから選択させることも可能である。
(第2実施例)図9は、本発明の第2の実施例における文書作成装置の構成を示すブロック図である。本図において、第1実施例の構成との相違点は、斜め罫線位置判定部209を付加したことである。この斜め罫線は、縦横罫線とは罫線のデータ構造が異なり、始点座標と終点座標のデータから罫線描画されるものである。図36は、斜め罫線の一例を示している。斜め罫線位置情報は、属性情報として実線、点線、一点鎖線等の罫線種、罫線幅、罫線色を有し、位置情報として罫線の始点終点位置及び罫線の表示基準となる桁位置を有している。例えば、この桁位置情報が「左上」の場合、図4におけるカーソル10dの位置を示している。
【0036】さらに、斜め罫線の位置とカーソルの指示位置との一致判断の容易のために、第1実施例のカーソルに新たな種類のカーソルを加えてカーソル格納部203cに格納されている。図12は、カーソル格納部203cに格納されたカーソルの形状を示している。この実施例で使用されるカーソルは、3つの部分に分割されている。1つは、縦罫線の位置との一致判断のため、もう1つは横罫線の位置との一致判断とのため、最後の1つは斜め罫線の位置との一致の判断のために、各々異なる色で表示される。
【0037】以下、第2実施例の文書作成装置の動作、特に第1実施例との相違点について、図10、図11のフローチャートに従って、図9、図12、図13を参照して説明する。以下の動作は、入力部201からカーソル移動が指示された後の動作について説明される。まず、カーソル位置情報格納部203bからカーソルの位置情報を抽出する(ステップS201)。
【0038】さらに、文書格納部206から縦罫線、横罫線および斜め罫線の位置情報を抽出する(ステップS202、S203)。そして、斜め罫線位置判定部209は、斜め罫線の始点と終点とを結ぶ線上にカーソルの基準座標点が位置するか否かを計算する。線上に位置すれば、ステップS207に移り、位置しなければ、ステップS205に移行する(ステップS204)。
【0039】ステップS205において、第1実施例と同様に、縦横罫線位置判定部204は、文書格納部206の縦横罫線の位置情報とカーソル位置情報格納部203bのカーソル位置情報とからカーソルの表示位置が縦横罫線の位置に一致しているか否かを判定する(ステップS205)。この判定結果に基づいて、カーソル選択部203dは、カーソル格納部203c中から該当するカーソル形状を選択する。図12を参照して、縦横罫線の位置ともカーソルの指示位置と一致する場合は、図上段左端の縦横罫線指示カーソルが選択される。同様に、縦罫線の位置とカーソルの指示位置が一致する場合は、縦罫線指示カーソルが、横罫線の位置とカーソルの指示位置が一致する場合は、横罫線指示カーソルが、いずれの罫線の位置とも一致しない場合は、罫線指示カーソルが選択される(ステップS206)。
【0040】また、ステップS207(図11参照)において、カーソルの指示位置と斜め罫線の位置とが一致すると判定された場合、さらに縦横罫線位置判定部204は、文書格納部206の縦横罫線の位置情報とカーソル位置情報格納部203bのカーソル位置情報からカーソルの表示位置が縦横罫線の位置に一致しているかどうかを判定する(ステップS207)。
【0041】この判定結果に基づいて、カーソル選択部203cは、カーソル格納部203c中から該当するカーソル形状を選択する。図12を参照して、縦横罫線の位置ともカーソルの指示位置と一致する場合は、図下段左端の斜め縦横罫線指示カーソルが選択される。同様に、縦罫線の位置とカーソルの指示位置が一致する場合は、斜め縦罫線指示カーソルが、横罫線の位置とカーソルの指示位置が一致する場合は、斜め横罫線指示カーソルが、いずれの縦横罫線の位置とも一致しない場合は、斜め罫線指示カーソルが選択される(ステップS208)。
【0042】次に、カーソル出力部203eは、選択されたカーソルを表示部208に出力する。カーソル表示例を図13に示す。図13において、(a)は縦罫線の位置のみに一致する場合の表示例で、(b)は斜め罫線の位置と横罫線の位置とに一致する場合の表示例である。なお、上記の例では、選択されるカーソルは図12に示す8種類としたが、異なる形状のカーソルを複数組用意して、カーソル選択部203dが選択することも可能である。また、図示のカーソル形状は一例であり、他の形状の異なるカーソルでも構わない。
(第3実施例)図14は、本発明の第3実施例における文書作成装置の構成を示すブロック図である。第3実施例の文書作成装置と第1実施例の装置の相違点は、カーソルの表示形態を所定の時間間隔で変更して表示するようにしたことである。そのために、図14に示すように、第3実施例の文書作成装置は、第1実施例の装置に対し、カーソル表示制御部303にタイマー部303fとカーソル切替部303gが付加されている。
【0043】また、図15のフローチャートにおいて、第1実施例との相違点は、ステップS304が付加されたことである。以下、第1実施例との相違点について、図15のフローチャートに従って説明する。ステップS301、S302を経て、カーソル選択部303dがカーソル格納部303cに格納されたカーソル形状(図7参照)の中から所定のカーソルを選択したとする。そして、カーソルの位置がいずれかの罫線の位置と一致する場合には、ステップS304に移行する。
【0044】ステップS304において、タイマー部303fは、設定された時間毎にカーソル切替部303gに対してカーソル切替えを行なうよう指示する。カーソル切替部303gは、カーソル選択部303dで選択されたカーソルと図7中の罫線指示カーソル(いずれの罫線とも一致しない場合のカーソル)との変換を行なう(ステップS304)。
【0045】なお、カーソル選択部303dで選択されたカーソルが罫線指示カーソル(カーソルの表示位置に罫線がない場合のカーソル形状)である場合(ステップS302)、カーソル切替部303gは、カーソルの表示変更を行なわない。次に、カーソル出力部303eは、カーソルを表示部308に出力する。出力例が図16に示される。図16において、(a)はカーソル選択部303dによって選択されたカーソルを示し、(b)は罫線指示カーソルを示しており、この両者のカーソルがタイマー部303fで設定された時間間隔で交互に繰り返し表示変更される。
【0046】このように、罫線の位置と一致したカーソルの部分を点滅表示させることによって、操作者は、より一層容易にカーソルの指示位置と罫線の位置との一致状態を識別することができる。
(第4実施例)図17は、本発明の第4実施例における文書作成装置の構成を示すブロック図である。第4実施例の文書作成装置は、第3実施例と同様に、第2実施例の装置に対して、カーソルの表示形態を所定の時間間隔で変更して表示するように構成されている。そのために、図17に示すように、新たに、カーソル表示制御部403に、タイマー部403fとカーソル切替部403gが付加されている。
【0047】また、図18及び図19のフローチャートにおいては、第2実施例のフローチャート(図10、図11)に対して、新たにステップS407、S411が付加されている。ステップS407、S411において、タイマー部403fは、セットされた時間毎にカーソル切替部403gに対してカーソルの表示変更を行なうよう指示する。カーソル切替部403gは、カーソル選択部403dで選択されたカーソルと図12中の罫線指示カーソル(いずれの罫線とも一致しない場合のカーソル)との表示変更を行なう。
【0048】なお、カーソル選択部403dで選択されたカーソルが罫線指示カーソルである場合、カーソル切替部403gはカーソルの表示変更を行なわない。次に、カーソル出力部403eは、カーソルを表示部408にカーソルを画面出力する。カーソル表示例を図20に示す。図20において、(a)はカーソル選択部404dによって選択されたカーソル例を示し、(b)は罫線指示カーソルを示しており、この両者が、タイマー部403fで設定された時間間隔で交互に繰り返し表示変更される。
(第5実施例)図21は、本発明の第5実施例における文書作成装置の構成を示すブロック図である。この実施例による文書作成装置は、第1実施例に対して、カーソルの指示位置が罫線の位置と一致した場合に、一致した罫線の表示形態を変更するように構成されている。
【0049】図21において、501は入力部、502は入力処理部、503はカーソル表示制御部、503aはカーソル処理部、503bはカーソル位置情報格納部、503cはカーソル格納部、503eはカーソル出力部、504は縦横罫線選択部、505は罫線処理部、506は文書格納部、507は罫線描画部、508は表示部、509は罫線描画属性格納部、510は罫線描画属性選択部である。
【0050】縦横罫線選択部504は、カーソルの指示位置と罫線の位置とが一致しているか否かを判定する。罫線描画属性格納部509は、罫線の表示を変更すべき属性情報を格納している。罫線の属性情報の一例が図25に示されている。罫線情報としては、鎖線、点線、実線等の罫線種、または罫線の幅、あるいは罫線の色等が設定される。
【0051】罫線描画属性選択部510は、縦横罫線選択部504が判定したカーソルの指示位置と罫線の位置との一致状態に応じて、該当する罫線の表示属性を罫線描画属性格納部509中から選択する。以下、第5実施例の文書作成装置の動作について、主に第1実施例と異なる部分について図22、図23のフローチャートに従って説明する。
【0052】例えば、入力部501からカーソル移動指示入力がなされたとする。縦横罫線選択部504は、文書格納部506の縦横罫線の位置情報とカーソル位置情報格納部503bのカーソル位置情報とから、カーソルの指示位置が罫線の位置に一致しているかどうか判定する(図22のステップS501)。カーソルの指示位置が縦横罫線の位置に一致している場合、縦横罫線選択部504は、カーソルの指示位置にある罫線を選択する(図22のステップS502)。
【0053】次に、罫線描画属性選択部510は、罫線描画属性格納部509から選択された罫線の表示属性を変更するための描画属性を取り出す(図22のステップS503)。そして、罫線描画属性選択部510は、選択された罫線に対して、罫線の描画属性を変更して、罫線描画部507に罫線描画情報を出力する。表示部508は、変更された罫線描画属性に従って罫線を表示する(図22のステップS504)。
【0054】なお、カーソル表示に関しての処理は、カーソル出力部503eが、カーソル位置情報格納部503bのカーソル位置情報を取り出し、カーソル格納部503cから罫線指示カーソルを選択し、カーソル位置に罫線指示カーソルを表示する(図23のステップS505、S506、S507)。カーソルの表示例を図24に示す。罫線描画属性格納部に格納された変更後の表示属性が図25に示されるものである場合、図24(a)において選択された横罫線は、図24(b)に示されるように、罫線種:鎖線、罫線幅:0.2mm、罫線色:blackの横罫線に変更され表示される。
【0055】なお、罫線描画属性格納部の例として図25に示す例を挙げたが、これは一例であり、他の属性または属性値を追加することは可能である。また、この罫線描画属性は、描画処理に関してのものであり、文書格納部506の罫線の情報を変更するものではない。
(第6実施例)第6実施例の文書作成装置は、第5実施例の変形例であり、第2実施例に対して、カーソルの指示位置が罫線の位置と一致した場合に、一致した罫線の表示形態を変更するように構成されている。
【0056】第6実施例の文書作成装置の構成が図26に示される。図26において、この文書作成装置は、第5実施例の装置に対して、斜め罫線選択部611が付加されている。また、この文書作成装置の動作においては、第5実施例の装置の動作に対して、斜め罫線の位置とカーソルの指示位置との一致の有無判断動作のみが異なる。以下、図27のフローチャートに従って、相違する動作について説明する。
【0057】斜め罫線選択部611は、文書格納部606の斜め罫線の位置情報とカーソル位置情報格納部603bのカーソル位置情報からカーソルの指示位置が斜め罫線の始点座標と終点座標とを結ぶ直線上に存在するかどうかを判定する(ステップS601)。存在する場合、その斜め罫線を選択する(ステップS602)。
【0058】次に、縦横罫線選択部604は、カーソルの指示位置が縦横罫線の位置に一致しているか否か判定する(ステップS603)。カーソルの指示位置が縦横罫線の位置に一致している場合、縦横罫線選択部604は、カーソルの指示位置にある罫線を選択する(ステップS604)。選択された罫線が存在する場合、罫線描画属性格納部609から罫線の描画属性を取り出し、選択された罫線に対して、罫線の描画属性を変えて、罫線描画部607に出力され描画処理が行なわれる(ステップS605、S606、S607)。
【0059】カーソルの表示例を図28に示す。罫線描画属性格納部610に格納された描画属性が図25に示されるものである場合、図28(a)において選択された罫線は、図28(b)に示されるように、罫線種:鎖線、罫線幅:0.2mm、罫線色:blackに変更され表示される。
(第7実施例)本発明の第7実施例による文書作成装置は、第5実施例に装置に対して、第3実施例の特徴、すなわちカーソルの指示位置と罫線の位置とが一致した場合に、所定の時間間隔で罫線の表示属性を変更して画面上に表示するものである。
【0060】図29は、この第7実施例における文書作成装置の構成を示すブロック図である。本図において、第5実施例の構成との相違点は、711タイマー部、罫線描画属性切替部712を付加したことである。また、図30のフローチャートにおいて、実施例5の動作との相違点は、ステップS704が付加されたことである。 以下、第7実施例による文書作成装置の動作について、主に第5実施例との相違点を中心に説明する。
【0061】縦横罫線選択部704から選択された罫線が存在する場合、罫線描画属性選択部710は、罫線描画属性格納部709から罫線の描画属性を取り出す(ステップS703)。次に、タイマー割り込みをする為のタイマーであるタイマー部711は、セットされた時間ごとに罫線描画属性切替部712に対して罫線描画属性の変更を行なうよう指示する。
【0062】罫線描画属性切替部712は、文書格納部の罫線属性と罫線描画属性選択部710で選択された描画属性とを変更する。罫線描画部707は、変更された罫線の画面表示を行なう(ステップS704)。カーソルの表示例を図24に示す。カーソルは、図24(a)に示す形態と図24(b)に示す形態とをタイマー部で設定された時間間隔で繰り返し表示変更される。
(第8実施例)本発明に第8実施例による文書作成装置は、第6実施例に装置に対して、第4実施例の特徴、すなわちカーソルの指示位置と罫線の位置とが一致した場合に、所定の時間間隔で罫線の表示属性を変更して画面表示するものである。
【0063】図31は、第8実施例における文書作成装置の構成を示すブロック図である。本図において、第6実施例の構成との相違点は、タイマー部812、罫線描画属性切替部813を付加したことである。また、図32のフローチャートにおいて、実施例6との相違点は、ステップS807が付加されたことである。以下、第8実施例による文書作成装置の動作について、主に第6実施例との相違点を中心に説明する。
【0064】縦横罫線選択部804、斜め罫線選択部811によって選択された罫線が存在する場合、罫線描画属性選択部810は、罫線描画属性格納部809から罫線の描画属性を取り出す(ステップS803)。次に、タイマー割り込みをする為のタイマーであるタイマー部812は、タイマー部でセットされた時間ごとに罫線描画属性切替部813に対して罫線描画属性の変更を行なうよう指示する。
【0065】罫線描画属性切替部813は、文書格納部の罫線属性と罫線描画属性選択部810で選択された描画属性とを変更し、罫線描画部807は変更された罫線の画面表示を行なう(ステップS804)。カーソルの表示例を図28に示す。カーソルは、図28(a)に示す形態と図28(b)に示す形態とをタイマー部で設定された時間間隔で繰り返し表示変更される。
【0066】
【発明の効果】このように、請求項1、請求項2、請求項4及び請求項8の発明においては、カーソルの指示位置が罫線の位置に一致している場合に、カーソルの表示形態を変化させるように構成されているので、操作者は、カーソルがどの罫線と一致した位置に存在するかを容易に識別することができる。この結果、カーソルを用いた罫線処理を容易かつ確実に行うことが可能となる。
【0067】また、請求項3及び請求項9の発明においては、罫線と一致したカーソルを異なる表示形態で一定時間毎に変更して表示するように構成されているので、操作者は、上記と同様に、カーソルがどの罫線と一致した位置に存在するかを容易に識別することができる。さらに、請求項5、請求項6、及び請求項10の発明においては、カーソルの指示位置が罫線の位置に一致している場合に、一致した罫線の表示属性を変更して表示するように構成されているので、操作者は、カーソルがどの罫線と一致した位置に存在するかを容易に識別することができる。この結果、カーソルを用いた罫線処理を容易かつ確実に行うことが可能となる。




 

 


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