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発明の名称 テープカセット
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−122029
公開日 平成7年(1995)5月12日
出願番号 特願平5−270619
出願日 平成5年(1993)10月28日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小鍜治 明 (外2名)
発明者 小西 章雄 / 平林 晃一郎
要約 目的
前蓋や上蓋に外力が加わっても、変形、破壊しないテープカセットを提供することを目的とする。

構成
カセット筐体の側面でかつガイド溝の端部に突起部29を設け、蓋の閉時に上蓋26の側面部の端部30を突起部29と係合させる。
特許請求の範囲
【請求項1】 一対のテープリールを内蔵したカセット筐体と、前記カセット筐体の開口面に沿って架張されたテープの前面を開閉自在に覆う前蓋と、前記前蓋の開閉動作と連動して前記開口面に沿って架張されたテープの上面を開閉自在に覆う上蓋を備えたテープカセットであって、前記上蓋の側面部の端部が前記カセット筐体の側面部に設けた突起部に係合することを特徴とするテープカセット。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばビデオテープレコーダ(以下、VTR)のような記録再生装置、あるいは各種の情報処理装置などに適用されるテープカセットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、VTR特にカメラ一体型VTRなどは、小型、軽量化が進み、旅行に携帯するなど屋外での使用頻度が増している。
【0003】同時にそれらに用いるテープカセットも旅行への携帯や屋外での取扱いに耐え得るような構成が必要となってきている。
【0004】具体的に言えばテープカセットの蓋などの構成部品がテープカセット取扱い時にかける衝撃や、落下等によって破壊することのないように構成されていなければならない。
【0005】以下従来のテープカセットの構成について図面を参照しながら説明する。図4は従来のテープカセットの構成を示し(a)はその平面図、(b)はその側面図である。
【0006】1はカセット筐体であり、上ハーフ2と下ハーフ3とから構成されており、上ハーフ2と下ハーフ3が上下から相互に嵌合されて一体の筐体を形成している。
【0007】カセット筐体1内には一対のテープリール4,5が回転自在に収納されており磁気テープ6がこれら両テープリール4,5に巻装されて収納されている。
【0008】カセット筐体1の前面には略カセット全幅に亘って開口面7が設けられており、左右両端部に設けられた一対のテープガイド31,32に案内されて磁気テープ6が開口面7に沿って架張されている。
【0009】開口面7は略コの字形に形成された前蓋8によって覆われ、その両側面部8aの内側には一対の支点ピン9が一体に形成されており、この支点ピン9がカセット筐体1に設けられた軸穴10に係合して前蓋8が回動自在に保持されている。
【0010】また開口面7に沿って架張された磁気テープ6の上部は支軸11を介して前蓋8と連結された上蓋12によって覆われ、その両側面部12aの内側には一対のガイドピン13が一体に形成されており、上ハーフ2の両側面に設けられたガイド溝14に沿って摺動自在となるように係合されている。
【0011】なお前蓋8は図示されていない付勢手段により常に閉口状態となる方向に付勢されているとともに図示されていないロック手段によりロック手段を解除しない限り前蓋8は簡単には開閉しないように構成されている。
【0012】以上のように構成された従来のテープカセットの前蓋の開閉動作を図面を参照しながら説明する。
【0013】図5はテープカセットの側面図であり(a)は蓋が閉じた状態、(b)は蓋が開いた状態の図である。
【0014】図5(b)に示すように前蓋8が開くと、支軸11を介して、上蓋12もガイドピン13が上ハーフ2に設けられたガイド溝14に沿って摺動するように上ハーフ2の上面へ移動していく。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のテープカセットでは、テープカセットを落下させてしまったり、あるいは服のポケットに入れたテープカセットを取り出そうとした時などに、前蓋8や上蓋12に外力が加わり、上蓋12と前蓋8との連結する支軸11が変形して破壊してしまったり、上蓋12の両端部12aが変形してガイドピン13が上ハーフ2に設けられたガイド溝14から係合が外れてしまったりしてしまうという問題点を有していた。
【0016】本発明は上記問題点を解決するためのものであり、テープカセットに外力が加わってもその蓋が破壊することのないようなテープカセットを提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために本発明のテープカセットは、開口面に沿って架張されたテープの上部を覆う上蓋の側面部の端部が係合する突起部をカセット筐体の側面部に設けるという構成を有している。
【0018】
【作用】上記構成により、本発明のテープカセットは上蓋の側面部の端部がカセット筐体の側面部に設けた突起部に係合しているため、テープカセットの前蓋や上蓋に外力が加わってもテープカセットが変形や破壊することのない、堅牢な構成になっている。
【0019】
【実施例】以下、本発明の一実施例におけるテープカセットの構成を図面を参照しながら説明する。
【0020】図1は本発明の実施例のテープカセットの構成を示し、(a)はその平面図、(b)はその側面図である。
【0021】図2(a)は同実施例のテープカセットの側面図を示し、図2(b)はその断面図を示す。
【0022】15はカセット筐体であり、上ハーフ16と下ハーフ17とから構成されており上ハーフ16と下ハーフ17が上下から相互に嵌合されて一体の筐体を形成している。
【0023】カセット筐体15内には一対のテープリール18,19が回転自在に収納されており磁気テープ20がこれら両テープリール18,19に巻装されて収納されている。
【0024】カセット筐体15の前面には略カセット全幅に亘って開口面21が設けられており、左右両端部に設けられた一対のテープガイド33,34に案内されて磁気テープ20が開口面21に沿って架張されている。
【0025】開口面21は略コの字形に形成された前蓋22によって覆われ、その両側面部22aの内側には一対の支点ピン23が一体に形成されており、この支点ピン23がカセット筐体15に設けられた軸穴24に係合して前蓋22が回動自在に保持されている。
【0026】また開口面21に沿って架張された磁気テープ20の上部は支軸25を介して前蓋22と連結された上蓋26によって覆われ、その両側面部26aの内側には一対のガイドピン27が一体に形成されており、上ハーフ16の両側面に設けられたガイド溝28に沿って摺動自在となるように係合されている。
【0027】29は上ハーフ16に設けられた突起部であり、上蓋26の両側面部26aの端部30がガイドピン27の摺動を防げないように係合されている。
【0028】なお前蓋22は図示されていない付勢手段により常に閉口状態となる方向に付勢されているとともに図示されていないロック手段によりロック手段を解除しない限り前蓋22は簡単には開閉しないように構成されている。
【0029】以上のように構成された本発明の実施例のテープカセットの前蓋の開閉動作を図面を参照しながら説明する。
【0030】図3はテープカセットの蓋が開いた状態の側面図である。図3に示すように前蓋22が開くと、支軸11を介して、上蓋26もそのガイドピン27が上ハーフ16に設けられたガイド溝28に沿って摺動するように上ハーフ16の上面へ移動していく。
【0031】又、蓋の閉時には図2(b)に示すように上蓋26の側面部26aの端部30が上ハーフ16に設けられた突起部29と係合する。
【0032】この上蓋26の一端30と上ハーフ16の突起部29との係合により、前蓋や上蓋に外力が加わったりしても、上蓋はカセット筐体と一体となり、カセット筐体に対して、所定の位置から大きくずれることがなくなり、その構成上の構造強度が大きくなり、上蓋が変形してそのガイドピンが上ハーフのガイド溝から外れたり、上蓋と前蓋を連絡する支軸部が破壊するというような問題を起こすことのない堅牢なテープカセットを実現することができる。
【0033】なお本発明の実施例において、前蓋が回動自在にカセット筐体に軸支され、上蓋と前蓋が回動自在に連結され、上蓋のガイドピンがカセット筐体のガイド溝に沿って摺動するという構成をとったが、各蓋の支持構成はこれ以外のものであってもよい。例えば上蓋とカセット筐体にガイドピンとガイド溝がなく上蓋が常に閉方向にバネ付勢されているといった構成でもよい。又、上蓋の側面部の端部は蓋の閉時のみ上ハーフの突起部と係合するような構成としたが、蓋の開閉動作途中や開時でも係合するようにしてもよい。
【0034】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明によれば、テープカセットの前蓋や上蓋に外力が加わったりしても、上蓋はカセット筐体と一体となり、カセット筐体に対して所定の位置から大きくずれることがなくなり、その構成上の構造強度が大きくなり、上蓋が変形してそのガイドピンが上ハーフのガイド溝から外れたり、上蓋と前蓋を連絡する支軸部が破壊するというような問題を起こすことのない堅牢なテープカセットを実現することができる。




 

 


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