米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 計算機;電気通信 -> 松下電器産業株式会社

発明の名称 磁気カードリーダライタ
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−121979
公開日 平成7年(1995)5月12日
出願番号 特願平5−264685
出願日 平成5年(1993)10月22日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小鍜治 明 (外2名)
発明者 荒瀬 進治
要約 目的
磁気カードをローラ対により搬送しながら、磁気ヘッドで記録再生を行う磁気カードリーダライタにおいて、ローラ対間に受渡す際に、磁気カードに速度変動が生じて記録再生エラーが生じるのを解消できる磁気カードリーダライタを提供することを目的とする。

構成
磁気カード1を取り込み駆動ローラ2と押圧ローラ5で本体ケース13内に取り込み、さらにメイン駆動ローラ3と押圧ローラ6で搬送しながら磁気ヘッド8で記録再生を行うようにした磁気カードリーダライタにおいて、メイン駆動ローラ3とその押圧ローラ6の押圧力を、取り込み駆動ローラ2とその押圧ローラ5の押圧力よりも強くすることにより、取り込み駆動ローラ2からメイン駆動ローラ3へ磁気カード1を受渡す際に速度変動が生じないようにした。
特許請求の範囲
【請求項1】本体ケースの挿入口から挿入された磁気カードをこの本体ケース内に取り込む第1のローラ対と、前記第1のローラ対により取り込まれた前記磁気カードを前記本体ケースの排出口へ向かって搬送する第2のローラ対とを同一直線上に配設して成り、前記第1のローラ対と前記第2のローラ対が、モータに駆動されて回転する駆動ローラと、この駆動ローラに弾性的に押圧される押圧ローラとから成る磁気カードリーダライタであって、前記第2のローラ対の駆動ローラと押圧ローラの押圧力を、前記第1のローラ対の駆動ローラと押圧ローラの押圧力よりも強くしたことを特徴とする磁気カードリーダライタ。
【請求項2】前記第2のローラ対の前記排出口側の前記直線上に第3のローラ対を備え、前記第2のローラ対の駆動ローラと押圧ローラの押圧力を、前記第3のローラ対の駆動ローラと押圧ローラの押圧力よりも強くしたことを特徴とする請求項1記載の磁気カードリーダライタ。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、IDカードやプリペイドカードなどの磁気カードの磁気データを記録再生する磁気カードリーダライタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】IDカードなどの磁気カードの磁気データの記録再生を行う磁気カードリーダライタは、近年次第に普及する傾向にある。以下、従来の磁気カードリーダライタにおける磁気カードの搬送機構について説明する。図5は従来の磁気カードリーダライタの本体ケース内の搬送系の側断面図、図6は同側面図である。磁気カード1を搬送する搬送系は、取り込み駆動ローラ2とこれに弾性的に押圧される押圧ローラ5から成る第1のローラ対と、メイン駆動ローラ3とこれに弾性的に押圧される押圧ローラ6から成る第2のローラ対と、送り駆動ローラ4とこれに弾性的に押圧される押圧ローラ7から成る第3のローラ対を、磁気カード1の挿入口から排出口(何れも図示せず)へ向かって同一直線上に配設して構成されている。また磁気カード1のデータの記録再生を行う磁気ヘッド8は押圧ローラ6の中心軸上に配設されている。
【0003】図6において、9は各押圧ローラ5,6,7を軸受する軸受フレームであり、固定フレーム10に垂直に設けられたシャフト11にばね12を介して上下動自在に配設されている。したがって各押圧ローラ5,6,7は、ばね12のばね力により各々取り込み駆動ローラ2、メイン駆動ローラ3、送り駆動ローラ4に押圧されている。
【0004】したがって磁気カードリーダライタの本体ケースの挿入口から挿入された磁気カード1は、取り込み駆動ローラ2と押圧ローラ5から成る第1のローラ対により本体ケース内に取り込まれ、次にメイン駆動ローラ3と押圧ローラ6から成る第2のローラ対に受渡されて磁気ヘッド8上を通過し、さらに送り駆動ローラ4と押圧ローラ7に受渡されて右方へ搬送される。
【0005】ところで磁気カード1の磁気データの記録再生を磁気ヘッド8で行っている場合、取り込み駆動ローラ2から磁気カード1が抜け出る瞬間または突入する瞬間に搬送負荷の変動により速度変動が生じ、記録再生エラーが発生する。これを防止するために、各押圧ローラ5,6,7は軸受フレーム9に回転自由に固定し、中央の押圧ローラ6に対してその前後の押圧ローラ5と押圧ローラ7はその中心位置を寸法xだけ変位させてある。また軸受フレーム9は固定フレーム10に固定されたシャフト11により各押圧ローラ5,6,7が平行に上下可能なように配設してあり、ばね12のばね力により各押圧ローラ5,6,7を各々取り込み駆動ローラ2、メイン駆動ローラ3、送り駆動ローラ4に押圧させる構造となっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のような従来の磁気カードリーダライタの構成では、磁気カードを搬送する際の速度変動を除去するための機構が非常に複雑であるという問題点があった。
【0007】そこで本発明は、磁気カードの搬送用ローラ間での受渡し時の速度変動を低減し、簡単な構成で安定した磁気カードの搬送を行える磁気カードリーダライタを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このために本発明は、本体ケースの挿入口から挿入された磁気カードをこの本体ケース内に取り込む第1のローラ対と、前記第1のローラ対により取り込まれた前記磁気カードを前記本体ケースの排出口へ向かって搬送する第2のローラ対とを同一直線上に配設し、前記第1のローラ対と前記第2のローラ対が、モータに駆動されて回転する駆動ローラと、この駆動ローラに弾性的に押圧される押圧ローラとから成る磁気カードリーダライタにおいて、前記第2のローラ対の駆動ローラと押圧ローラの押圧力を、前記第1のローラ対の駆動ローラと押圧ローラの押圧力よりも強くしたものである。
【0009】
【作用】上記構成によれば、第1のローラ対と第2のローラ対の押圧ローラの押圧力を変えるという簡単な手段により、磁気カードを第1のローラ対から第2のローラ対に受渡す際の磁気カードの速度変動を大巾に低減し、速度変動にともなう記録再生エラーの発生を解消できる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら説明する。図1は本発明の一実施例の磁気カードリーダライタの側断面図、図2は同内部平面図、図3および図4は同搬送用ローラ部の拡大側面図である。なお各図において、上記従来例と同一の構成部品には同一符号を付している。
【0011】図1において、13は磁気カードリーダライタの本体ケースであり、その前面には磁気カード1の挿入口13aが開口されており、またその背面には排出口13bが開口されている。挿入口13aと排出口13bを結ぶ同一直線上には、第1のローラ対である取り込み駆動ローラ2および押圧ローラ5、第2のローラ対であるメイン駆動ローラ3および押圧ローラ6、第3のローラ対である送り駆動ローラ4および押圧ローラ7が配設されている。また各ローラ対の間には、上板14aと下板14bが配設されており、その間が磁気カード1の搬送路15になっている。
【0012】16,17,18は線ばねであり、その一端部は下板14bにねじ19により固着されている。各線ばね16,17,18の先端自由端部は、そのばね力により各押圧ローラ5,6,7を上方へ弾発し、それぞれ取り込み駆動ローラ2、メイン駆動ローラ3、送り駆動ローラ4に押圧している。ここで、中央の線ばね17のばね力P1(図4参照)は、その前後の線ばね16,18のばね力P2よりも大きく、したがって中央の押圧ローラ6は、その前後の押圧ローラ5,7よりも強い押圧力でメイン駆動ローラ3に押圧されている。図2において、磁気ヘッド8はホルダ20に保持されて、押圧ローラ6の中心軸上の下板14b上に配設されている。
【0013】図1において、21はモータであり、その回転はモータ21の軸に圧入されたモータプーリ22からベルト23によりメイン駆動ローラ3の軸に固定された大プーリ24に伝達される。またその回転は取り込み駆動ローラ2及び送り駆動ローラ4に従動プーリ25とベルト26(図2参照)を介して伝達される。
【0014】この磁気カードリーダライタは上記のように構成されており、次にその動作を説明する。図1において、挿入口13aから挿入された磁気カード1は、取り込み駆動ローラ2と押圧ローラ5から成る第1のローラ対により本体ケース13内に取り込まれ、次のメイン駆動ローラ3と押圧ローラ6から成る第2のローラ対へと引継ぎ搬送され、磁気カード1上の磁気デーラの記録再生を磁気ヘッド8により行う。ここで、図3は磁気データの記録再生時で磁気カード1が取り込み駆動ローラ2及びメイン駆動ローラ3の両方に完全にまたがっている状態を示しており、また図4は磁気データの記録再生時で、取り込み駆動ローラ2から磁気カード1が抜け出る瞬間を示している。磁気カード1が取り込み駆動ローラ2から抜け出る瞬間においては、磁気カード1はばね力P1の強い線ばね17によりメイン駆動ローラ3とメイン押圧ローラ6で強く保持されており、また抜け出る側はばね力P2の弱い線ばね16により取り込み駆動ローラ2と取り込み押圧ローラ5で弱く保持されており、したがって磁気カード1が抜け出る瞬間の速度変動を大巾に低減することができる。また、逆転の時にも送り駆動ローラ4とメイン駆動ローラ3との同様の関係で上記と同様に作用し、速度変動を低減できる。
【0015】本発明は上記実施例に限定されないのであって、例えば第3のローラ対である送り駆動ローラ4と押圧ローラ7はなくてもよいものである。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明の磁気カードリーダライタは、磁気カードを搬送するローラ対の押圧ローラの押圧力の強さを異らせるという簡単な構成により、磁気カードの速度変動を大巾に低減し、磁気カードの記録再生エラーを解消できる。




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013