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磁気ヘッド装置の製造方法 - 松下電器産業株式会社
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発明の名称 磁気ヘッド装置の製造方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−121844
公開日 平成7年(1995)5月12日
出願番号 特願平5−263397
出願日 平成5年(1993)10月21日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小鍜治 明 (外2名)
発明者 明田 由夫 / 手塚 裕司 / 福山 三千雄
要約 目的
予め円板状磁気記録媒体上に記録すべき記録軌跡に沿って形成されたガイドマーカを光学的に検出しながら、そのガイドマーカに沿って磁気ヘッドを誘導する方式の磁気記録再生装置に使用される磁気ヘッド装置の製造方法に関するもので、組立て作業効率が良く、かつ、作られた製品も温度、湿度の影響を受け難い製造方法を提供する。

構成
ガイドマーカを光学的に検出する光学装置Aが組立てられた基台1と磁気ヘッド8が固定された磁気ヘッドキャリッジBとをそれぞれ熱可塑性樹脂で構成し、その基台1と磁気ヘッドキャリッジBにそれぞれ一体的に形成された突起部2,3を、熱融着こてCにより互いに熱融着により接合することにより、前記光学装置Aと磁気ヘッド8とを一体化する。
特許請求の範囲
【請求項1】 予め磁気記録媒体面上に記録すべき記録軌跡に沿うように形成されたガイドマーカを検出する光学装置が組立てられた基台を磁気ヘッドが取付けられた磁気ヘッドキャリッジに、前記磁気ヘッドとの間に予め定められた相対的位置関係をもって固定するに際し、前記基台および磁気ヘッドキャリッジをそれぞれ熱可塑性樹脂で構成するとともに、その基台および磁気ヘッドキャリッジの双方にそれぞれ一体的に形成された複数の突起を、それぞれ互いに近接せしめた状態で熱融着せしめることを特徴とする磁気ヘッド装置の製造方法。
【請求項2】 熱融着は、加熱されたこてを近接した両突起の先端に当接せしめることによりおこなわれることを特徴とする請求項1記載の磁気ヘッド装置の製造方法。
【請求項3】 突起は、加熱されたこてと接する側が短辺となるような台形状断面を有することを特徴とする請求項2記載の磁気ヘッド装置の製造方法。
【請求項4】 加熱されたこての先端が、中央部が窪んだアーチ状に形成されていることを特徴とする請求項2記載の磁気ヘッド装置の製造方法。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転駆動される円板状の磁気記録媒体に、磁気ヘッドにより順次信号を記録再生する磁気記録再生装置に使用される磁気ヘッド装置の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、互換性を保持しつつより高密度の記録を可能にするために、予め円板状磁気記録媒体上に記録すべき記録軌跡に沿って形成されたガイドマーカを光学的に検出しながら、そのガイドマーカに沿って磁気ヘッドを誘導する方式の磁気記録再生装置が実用化されている。
【0003】この方式の磁気ヘッド装置においては、前記ガイドマーカを検出するための光学装置を磁気ヘッドが取付けられた磁気ヘッドキャリッジに、前記磁気ヘッドとの間に予め定められた相対的位置関係をもって固定する必要がある。
【0004】従来、光学装置の結像レンズによって形成される有限共役光学系の焦点が、磁気ヘッド、および磁気記録媒体面に対して適切な位置にくるように、光学装置と磁気ヘッドキャリッジの相対的位置を調整した後に、その両者を接着剤により接合固定していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、接着剤による接合は、周囲の温度あるいは湿度の影響による接着剤の不規則な膨脹、収縮によって光学装置と磁気ヘッドキャリッジの相対的位置が変化する問題があった。また、接着剤による固定においては、接着剤の塗布量や硬化時間の管理が必要であり、更に、塗布や硬化に要する時間が作業コストを増加させていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気ヘッド装置の製造方法は、光学装置が組み立てられた基台および磁気ヘッドが取付けられた磁気ヘッドキャリッジを、それぞれ熱可塑性樹脂で構成するとともに、その基台および磁気ヘッドキャリッジの双方にそれぞれ一体的に形成された複数の突起を、互いに近接せしめた状態で熱融着せしめることにより、両者を接合するものである。
【0007】
【作用】この構成によれば、接着剤を使用しないため、周囲の温度あるいは湿度の影響による接着剤の不規則な膨脹、収縮による相対位置の変化が軽減され、接合時における接着剤の塗布量や硬化時間の管理、更に、塗布や硬化に要する時間も必要なく作業コストも低減できるものである。
【0008】
【実施例】以下図面を参照して本発明の一実施例を説明する。図1は、接合前の光学装置Aと磁気ヘッドキャリッジBとの配置を示すもので、光学装置Aは、光源となるLED4、そのLED4からの光を磁気記録媒体E上に集光する結像レンズ5(図4参照)、前記磁気記録媒体Eからの反射光をフォトディテクタ7に導くミラー6等より構成され、熱可塑性の樹脂であるポリカーボネート樹脂により形成された筒状の光学基台1上に組立てられている。
【0009】また、この筒状の光学基台1の両側には、上端部が短辺となる断面が台形状の突起部2が複数個一体的に形成されている。前記磁気ヘッドキャリッジBも、熱可塑性の樹脂であるポリカーボネート樹脂により形成されており、図3および図4に示すように、その下面には磁気ヘッド8が固定されている。この磁気ヘッドキャリッジBにも上端部が短辺となる台形状の突起部3が複数個一体的に形成されている。
【0010】そして、前記突起部2と突起部3は、前記光学装置Aと磁気ヘッドキャリッジBの結合時、前記結像レンズ5による光学系焦点13の磁気ヘッド8に対する3次元的位置を、所定の位置関係になるように専用の調整装置により調整したとき、前記突起部2と突起部3とがそれぞれ0.1mm ないし0.5 mmの間隔で近接するように配置されている。この時、突起部2,3が充分近接できるように、台形状の突起部2,3の垂直面が互いに対向するように構成されている。
【0011】なお、図3および図4におけるDは、一端に磁気記録媒体Eの裏面側に当接する磁気ヘッド8が固定された磁気ヘッドアームであり、その磁気ヘッドアームDの他端は前記磁気ヘッドキャリッジBに結合されている。
【0012】このような調整がなされた後、図3および図4に示すように、ポリカーボネート樹脂の溶融温度以上に加熱された熱融着こてCにより前記突起部2と突起部3とをそれぞれ同時に融着する。この時、突起部2,3の前記熱融着こてCと当接する上端部は、それぞれ前述のようにその厚みが小さくなるように構成されているので、速やかに融着が行われるものである。
【0013】前記熱融着こてCは、例えば銅のように熱伝導率のよい金属で形成されており、その中央部には、電熱ヒータ11が埋込まれている。そして、下面には複数対の近接している突起部2と突起部3にそれぞれ同時に当接するように、複数のこて先部9が形成され、その各こて先部9の先端の接触面15は、融着接合部の肉厚の減小を軽減するために、アーチ状の窪みをもった断面形状を有し、さらに、この窪みの表面は、溶融樹脂の付着を軽減するために鏡面に近い状態に研磨されている。
【0014】すなわち、各突起部2と突起部3よりなる対に、それぞれこて先部9を当接せしめ、各突起部2と突起部3を図2に示すように溶融接合することにより、光学基台1と磁気ヘッドキャリッジBとは一体化されるものである。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明は、光学基台1と磁気ヘッドキャリッジとの接合を、光学基台1と磁気ヘッドキャリッジにそれぞれ一体的に形成された突起部を熱融着せしめるものであるため、従来のように接着剤により接合する方法に比べ、周囲の温度あるいは湿度の影響による接着剤の不規則な膨脹、収縮による相対位置の変化、および塗布量や硬化時間の管理、更に、塗布や硬化に要する時間も必要なく作業コストも低減できるものである。




 

 


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