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情報記録媒体と情報記録媒体再生装置 - 松下電器産業株式会社
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発明の名称 情報記録媒体と情報記録媒体再生装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−121546
公開日 平成7年(1995)5月12日
出願番号 特願平5−262811
出願日 平成5年(1993)10月20日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】中島 司朗
発明者 山内 一彦 / 小塚 雅之
要約 目的
情報記録媒体と情報記録媒体再生装置において、音声情報によって索引項目の選択を行い、選択した索引情報に対応する記事情報の再生を行わせる。

構成
記事を読み上げる音声である音声情報を、複数個記録している情報記録媒体を再生しようとすると、それぞれの記事情報の題目を読み上げる音声である識別音声情報が再生される。それらの識別音声情報が再生されている際、情報分離部3は、再生情報を音声情報と索引情報と再生アドレス情報とに分離して出力する。再生音声識別部6は、索引情報を参照して、再生アドレス情報に対応する識別音声情報の識別子を獲得する。制御部8は、獲得した識別子を再生音声識別部6から取得し、その識別子が、どの記事情報に対応するかを判定して、その記事情報を再生部2に再生させる。
特許請求の範囲
【請求項1】デジタル情報をその記録位置を示すアドレス情報とともに変調して記録する情報記録媒体であって、複数の文章を音声情報として記録する文章領域と、それぞれの前記文章に対応する題目を音声情報として記録する目次領域と、それぞれの前記文章の先頭アドレスと、題目の音声情報が記録されている位置の範囲を示す位置情報とを対応させて記録する索引領域とを備えることを特徴とする情報記録媒体。
【請求項2】請求項1記載の情報記録媒体に記録されている情報を再生し、音声として出力する情報記録媒体再生装置であって、前記情報記録媒体上に記録されている情報を読み取って、デジタル情報に復調する再生部と、前記再生部で復調されたデジタル情報から、アドレス情報を分離するアドレス情報分離部と、前記再生部が復調している情報記録媒体上の読取位置が索引領域であるか否かを判定する再生位置判定部と、前記再生位置判定部が、索引領域であると判定したとき、全ての前記文章の先頭アドレスと、位置情報とを索引情報として記憶する索引情報記憶部と、前記再生位置判定部が、索引領域でないと判定したとき、復調されたデジタル情報を音声情報として音声出力する音声出力部と、前記アドレス情報分離部から入力されたアドレス情報が、前記索引情報記憶部に記憶されている索引情報の位置情報が指示する範囲内であるかを判定し、範囲内であると判定すれば、判定した位置情報に対応する先頭アドレスを取り出す先頭アドレス取出部と、前記先頭アドレス取出部が取り出した先頭アドレスからの読み取りを、前記再生部に行わせる再生制御部とを備えることを特徴とする情報記録媒体再生装置。
【請求項3】前記情報記録媒体再生装置は更に、前記再生位置情報分離部から入力されたアドレス情報について、前記先頭アドレス取出部が、何れの位置情報が指示する範囲にも属さないと判定した場合、目次領域の先頭からの再生を前記再生部に行わせる繰返再生制御部とを備えることを特徴とする請求項2記載の情報記録媒体再生装置。
【請求項4】請求項1記載の情報記録媒体に記録されている情報を再生し、音声として出力する情報記録媒体再生装置であって、前記情報記録媒体上に記録されている情報を読み取って、デジタル情報に復調する再生部と、前記再生部で復調されたデジタル情報から、アドレス情報を分離するアドレス情報分離部と、前記再生部が復調している情報記録媒体上の読取位置が、索引領域であるか否かを判定する再生位置判定部と、前記再生位置判定部が、索引領域であると判定したとき、全ての前記文章の先頭アドレスと、位置情報と、それぞれの先頭アドレス、位置情報を対応させる識別子とを索引情報として記憶する索引情報記憶部と、前記索引情報記憶部に記憶されている識別子のうち少なくとも一つを保持する識別子保持部と、前記アドレス情報分離部から入力されたアドレス情報が、前記索引情報記憶部に記憶されている索引情報の位置情報が指示する範囲内であるかを判定し、判定結果に該当する識別子を前記索引情報記憶部から取り出す識別子取出部と、前記索引情報記憶部から、識別子取出部が取り出した識別子に対応する先頭アドレスを取り出す先頭アドレス取出部と、前記先頭アドレス取出部が取り出した先頭アドレスからの読み取りを、前記再生部に行わせる再生制御部と前記識別子取出部が取り出した識別子と、識別子保持部に保持されている識別子とが一致するか否かを判定する識別子判定部と、前記再生部からデジタル情報を受信し、前記識別子判定部が一致を判定すれば、前記情報分離部から入力される音声情報であるデジタル情報に対して所定の加工を行い、前記音声出力部に出力する音声属性変更部と、前記再生位置判定部が、索引領域でないと判定したとき、前記音声属性変更部が出力したデジタル情報を音声情報として音声出力する音声出力部とを備えることを特徴とする情報記録媒体再生装置。
【請求項5】前記音声属性部が行う所定の加工とは、前記デジタル情報の成分の一部のビットをリセットすることで行う請求項4記載の情報記録媒体再生装置【請求項6】請求項1記載の情報記録媒体に記録されている情報を再生し、音声として出力する情報記録媒体再生装置であって、前記情報記録媒体上に記録されている情報を読み取って、デジタル情報に復調する再生部と、前記再生部で復調されたデジタル情報から、アドレス情報を分離するアドレス情報分離部と、前記再生部が復調している情報記録媒体上の読取位置が索引領域であるか否かを判定する再生位置判定部と、前記再生位置判定部が、索引領域であると判定したとき、全ての前記文章の先頭アドレスと、位置情報と、それぞれの先頭アドレス、位置情報を対応させる識別子とを索引情報として記憶する索引情報記憶部と、前記索引情報記憶部に記憶されている識別子のうち少なくとも一つを保持する識別子保持部と、前記アドレス情報分離部から入力されたアドレス情報が、前記索引情報記憶部に記憶されている索引情報の位置情報が指示する範囲内であるかを判定し、判定結果に該当する識別子を前記索引情報記憶部から取り出す識別子取出部と、前記索引情報記憶部から、識別子取出部が取り出した識別子に対応する先頭アドレスを取り出す先頭アドレス取出部と、前記先頭アドレス取出部が取り出した先頭アドレスからの読み取りを、前記再生部に行わせる再生制御部と前記識別子取出部が取り出した識別子と、識別子保持部に保持されている識別子とが一致するか否かを判定する識別子判定部と、前記再生部からデジタル情報を受信し、前記識別子判定部が一致を判定すれば前記識別子取出部が取り出した識別子に対応する位置情報を索引情報記憶部から取り出し、その位置情報が指示する記録範囲の最後まで再生部の再生位置を移動させる再生位置移動部と、前記再生位置判定部が、索引領域でないと判定したとき、前記再生部が出力したデジタル情報を音声情報として音声出力する音声出力部とを備えることを特徴とする情報記録媒体再生装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】音声情報の題目を読み上げる音声によって、複数個記録されている音声情報のうち、何れかの音声情報の再生を指示し、再生を行う情報記録媒体および情報記録媒体再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、カセットブックや電子ブック等の携帯型の音声再生機器に文章を読み上げる音声を再生させ、文章を音声で聞くスタイルの読書が行われてきている。このようなスタイルの読書の利点は目を使わないことである。電車や自動車の車内など光量が少ない場所での読書は、このような読書スタイルによって行うのが望ましい。またこのような読書スタイルを用いれば、歩行中の読書も可能となる。またこのようなスタイルの読書では、目で文字を追うという煩わしさが無い。従来の電子ブックは、情報記録媒体にCD−ROMを使用する再生装置によって実現される。電子ブックに使用される情報記録媒体には、映像情報と音声情報とから成る電子本情報が記録されている。電子本情報のうち映像情報とは、文章の情報、その文章を画面上のどこに表示するかの情報、および静止画の映像データのことである。音声情報とは、文章を読み上げる音声データのことである。この電子本情報はブロック単位のデータに分割され、情報記録媒体に記録される。更にこれらのブロックが情報記録媒体上のどこにあるかという情報を、ブロックアドレスと呼ぶ。情報記録媒体の再生装置が、文章を構成する各記事を検索し、再生しようとするとき、情報記録媒体再生装置は、このブロックアドレスを手掛かりにして検索を行い、ブロック毎に再生を行う。
【0003】第8図は、情報記録媒体に記録される最小単位のデータであるブロックの構成を示す図である。1つのブロックには、上記電子本情報が分割して記録されるユーザデータ領域の他に、同期領域、ヘッダ領域がある。同期領域には、ブロックを区分けする同期信号が記録され、ヘッダ領域には、ブロックのアドレス情報が記録される。
【0004】次に情報記録媒体に記録される電子本情報の論理フォーマットについて第9図を用いて説明する。電子本情報は、第9図(a)に示すように複数の文献ファイルと、それぞれの文献ファイルへのポインタが記録されているヘッダ情報とで構成されている。文献ファイルは、第9図(b)に示すように複数の記事を読み上げる音声が記録されている本文データと、それぞれの記事が、どのブロックアドレスから記録されているかという情報を示す索引データと、本文データおよび索引データへのポインタが記録されているヘッダ情報とから構成されている。
【0005】索引データは、更に複数個の索引項目によって構成され、これらの索引項目が、本文データに対応するそれぞれの記事についての索引となる。索引項目は、第9図(c)に示すように、識別文字情報と、相対ブロックアドレスと、識別文字情報の前に置かれる開始コ−ドと、識別文字情報の後に置かれる終了コ−ドとで構成される。識別文字情報とは、索引項目が対応する各記事の題目を映像出力部によって出力するための題目の文字列であり、目次項目として表示されるものである。
【0006】相対ブロックアドレスとは、1つの文献ファイルの先頭のブロックアドレスから、記事が記録されているブロックアドレスまでのブロック数である。以下図面を参照しながら、上記した従来の電子本情報を記録した再生装置と情報記録媒体との一例について説明する。第10図は従来例の情報記録媒体再生装置の構成図である。情報記録媒体再生装置は情報記録媒体71と、再生部72と、情報分離部73と、映像出力部74と、音声出力部75と、索引データ管理部76と、再生制御部77とで構成される。
【0007】情報記録媒体71は、変調された音声情報、文字や静止画からなる映像情報、および索引データから構成される電子本情報がデジタル情報として記録されている情報記録媒体であり、CD−ROM等で実現される。デジタル情報は、8−14変調(以下EFM変調と呼ぶ)によって変調されて記録される。尚、EFM変調・復調については、本発明の主眼ではないので説明を省略する。
【0008】再生部72は、再生制御部77から制御情報を受信して、情報記録媒体71上の再生情報を再生する。更に再生部72は、再生信号にEFM復調を施してデジタルデータを得て、そのデジタルデータにエラー検出訂正処理を施し、再生情報として情報分離部73に出力する。情報分離部73は、再生部72からデジタルデータを受信し、デジタルデータを映像情報のデータと、音声情報のデータと、索引データとに分離する。更に情報分離部73は、分離したそれぞれのデータを映像出力部74、音声出力部75、索引データ管理部76に出力する。
【0009】映像出力部74は、情報分離部73から映像情報データを受信し、索引データ管理部76から識別文字情報を受信して、映像情報データ中の静止画のデータをビデオ信号にD/A変換し、図示しない液晶ディスプレイ装置等の映像表示装置に表示させる。また映像情報データ、識別文字情報に含まれているそれぞれの文字情報について、文字のフォント展開を行い、展開した文字を液晶ディスプレィの画面上のどこに表示するかというレンダリング処理を行い表示する。
【0010】音声出力部75は、情報分離部73から音声情報データを受信し、受信した音声情報データについて、アナログ音声信号にD/A変換し、図示しないスピーカ装置から出力する。索引データ管理部76は、索引データを記憶し、記憶した索引データから相対アドレス信号を取り出し、取り出したアドレス信号からの再生を指示する制御信号を出力する。具体的には、索引データ管理部76は、情報分離部73から索引データを受信し、第9図(c)に示したのと同様のフォーマットで索引データを記憶する。索引データを記憶後、索引データ中のうち、表示し得る索引項目に対する識別文章情報をデジタル映像データとして映像出力部74に出力する。また、索引データ管理部76は、ユーザが選択した記事がどれであるかが示される選択信号を、再生制御部77から受信する。更に索引データ管理部76は、その選択信号に対応した章の索引項目を、記憶した索引データから読み出す。索引データ管理部76は、読み出した索引項目から、その選択信号に対応する記事についての相対ブロックアドレスを獲得する。更に索引データ管理部76は、獲得した相対ブロックアドレスからの再生を指示する制御信号を、再生制御部77に出力する。
【0011】次にユーザによる索引項目の選択が行われたときの情報記録媒体再生装置の動作について第11図を用いて説明する。ここで上述の文献ファイルの内容は、アジアの経済情勢に関する”経済マガジン”であり、3つの記事情報によって構成されているものとする。また、識別文字情報は”第一章 概要”、”第二章 東アジアの華僑経済圏”、”第三章 マラッカ海峡通行税問題”という文字列となる。
【0012】第11図は映像出力部74が映像表示部に出力した索引データの表示内容を示す図である。112は液晶ディスプレィ等で実現される映像表示装置であり、a、b、cは映像表示された目次項目の映像情報である。ユ−ザが、操作パネル上の十字型キーを備えた図示しない入力部に対して操作を行うと、画面上のカーソルが移動して目次項目の映像情報a、b、cのうち何れかに移動する。ユーザは、目次項目の映像情報a、b、cのうち目次項目の映像情報bを選択したとする。入力部は、目次項目の映像情報bに対応する選択信号bを再生制御部77に出力する。選択信号bは、本文データのうち”第二章 東アジアの華僑経済圏”の記事の再生を指示するものである。再生制御部77は、入力部から選択信号bを受信し、索引データ管理部76に選択信号bを出力する。索引データ管理部76は、選択情報bに対応する相対ブロックアドレス情報bを獲得する。索引データ管理部76は、求めた相対ブロックアドレス情報bからの再生を再生部72に指示する制御信号bを作成し、再生部72に出力する。再生部72は、制御信号bを受信して、第二章の記事についての音声出力を行い、必要があれば、映像情報に含まれた文章情報または静止画情報の表示を行う。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来技術では、情報記録媒体再生装置は、映像表示装置を用いて記事情報の選択を行なわせるので、映像表示装置を静止して見続けることができないような状況下では、ユーザは記事情報の選択が行いづらいという問題点があった。具体的には、歩行中あるいは自動車の運転中において、ユーザは表示機器を静止して見続けることができないので、記事情報の選択は非常に行いづらくなる。そこでこのような場合に対処する一方法として、目次項目を音声出力させる案も考えられる。具体的には、それぞれの記事情報の題目にそれぞれの記事情報が何番目であるかという情報を含ませ、そのような記事情報の題目を読み上げる音声を目次項目として情報記録媒体に記録し、情報記録媒体再生装置は、そのような目次項目を先ず再生し、更にユーザが所望する記事情報が先頭から何番目であるかの指示を受け付け、受け付けた番号に対応する記事情報を再生する。但しこの場合、目次項目には、それぞれの記事情報の題目にそれぞれの記事情報が何番目であるかという情報を含ませる必要があり、目次項目をそのような内容に統一する必要がある。
【0014】本発明はこのような問題点に鑑み、目次項目に、記事情報の題目以外にそれぞれの記事情報の先頭からの番号等を音声情報として付加しなくても、その目次項目が音声で再生されている間に記事情報再生の指示を受け付ければ、目次項目に対応する記事情報を音声で再生する情報記録媒体再生装置を提供することを第1の目的とする。
【0015】また本発明の第2の目的は、上記情報記録媒体再生装置に適した情報記録媒体を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記第2の目的を達成するために本発明の情報記録媒体は、デジタル情報をその記録位置を示すアドレス情報とともに変調して記録する情報記録媒体であって、複数の文章を音声情報として記録する文章領域と、それぞれの前記文章に対応する題目を音声情報として記録する目次領域と、それぞれの前記文章の先頭アドレスと、題目の音声情報が記録されている位置の範囲を示す位置情報とを対応させて記録する索引領域とを備えている。
【0017】また、上記第1の目的を達成するために本発明の情報記録媒体再生装置は、前記情報記録媒体に記録されている情報を再生し、音声として出力する情報記録媒体再生装置であって、前記情報記録媒体上に記録されている情報を読み取って、デジタル情報に復調する再生部と、前記再生部で復調されたデジタル情報から、アドレス情報を分離するアドレス情報分離部と、前記再生部が復調している情報記録媒体上の読取位置が索引領域であるか否かを判定する再生位置判定部と、前記再生位置判定部が、索引領域であると判定したとき、全ての前記文章の先頭アドレスと、位置情報とを索引情報として記憶する索引情報記憶部と、前記再生位置判定部が、索引領域でないと判定したとき、復調されたデジタル情報を音声情報として音声出力する音声出力部と、前記アドレス情報分離部から入力されたアドレス情報が、前記索引情報記憶部に記憶されている索引情報の位置情報が指示する範囲内であるかを判定し、範囲内であると判定すれば、判定した位置情報に対応する先頭アドレスを取り出す先頭アドレス取出部と、前記先頭アドレス取出部が取り出した先頭アドレスからの読み取りを、前記再生部に行わせる再生制御部とを備えている。
【0018】また、前記情報記録媒体再生装置は更に、前記再生位置情報分離部から入力されたアドレス情報について、前記先頭アドレス取出部が、何れの位置情報が指示する範囲にも属さないと判定した場合、目次領域の先頭からの再生を前記再生部に行わせる繰返再生制御部とを備えていてもよい。
【0019】また、請求項1記載の情報記録媒体に記録されている情報を再生し、音声として出力する情報記録媒体再生装置であって、前記情報記録媒体上に記録されている情報を読み取って、デジタル情報に復調する再生部と、前記再生部で復調されたデジタル情報から、アドレス情報を分離するアドレス情報分離部と、前記再生部が復調している情報記録媒体上の読取位置が、索引領域であるか否かを判定する再生位置判定部と、前記再生位置判定部が、索引領域であると判定したとき、全ての前記文章の先頭アドレスと、位置情報と、それぞれの先頭アドレス、位置情報を対応させる識別子とを索引情報として記憶する索引情報記憶部と、前記索引情報記憶部に記憶されている識別子のうち少なくとも一つを保持する識別子保持部と、前記アドレス情報分離部から入力されたアドレス情報が、前記索引情報記憶部に記憶されている索引情報の位置情報が指示する範囲内であるかを判定し、判定結果に該当する識別子を前記索引情報記憶部から取り出す識別子取出部と、前記索引情報記憶部から、識別子取出部が取り出した識別子に対応する先頭アドレスを取り出す先頭アドレス取出部と、前記先頭アドレス取出部が取り出した先頭アドレスからの読み取りを、前記再生部に行わせる再生制御部と、前記識別子取出部が取り出した識別子と、識別子保持部に保持されている識別子とが一致するか否かを判定する識別子判定部と、前記再生部からデジタル情報を受信し、前記識別子判定部が一致を判定すれば、前記情報分離部から入力される音声情報であるデジタル情報に対して所定の加工を行い、前記音声出力部に出力する音声属性変更部と、前記再生位置判定部が、索引領域でないと判定したとき、前記音声属性変更部が出力したデジタル情報を音声情報として音声出力する音声出力部とを備えている。
【0020】また、前記音声属性部が行う所定の加工とは、前記デジタル情報の成分の一部のビットをリセットすることで行ってもよい。また、請求項1記載の情報記録媒体に記録されている情報を再生し、音声として出力する情報記録媒体再生装置であって、前記情報記録媒体上に記録されている情報を読み取って、デジタル情報に復調する再生部と、前記再生部で復調されたデジタル情報から、アドレス情報を分離するアドレス情報分離部と、前記再生部が復調している情報記録媒体上の読取位置が索引領域であるか否かを判定する再生位置判定部と、前記再生位置判定部が、索引領域であると判定したとき、全ての前記文章の先頭アドレスと、位置情報と、それぞれの先頭アドレス、位置情報を対応させる識別子とを索引情報として記憶する索引情報記憶部と、前記索引情報記憶部に記憶されている識別子のうち少なくとも一つを保持する識別子保持部と、前記アドレス情報分離部から入力されたアドレス情報が、前記索引情報記憶部に記憶されている索引情報の位置情報が指示する範囲内であるかを判定し、判定結果に該当する識別子を前記索引情報記憶部から取り出す識別子取出部と、前記索引情報記憶部から、識別子取出部が取り出した識別子に対応する先頭アドレスを取り出す先頭アドレス取出部と、前記先頭アドレス取出部が取り出した先頭アドレスからの読み取りを、前記再生部に行わせる再生制御部と、前記識別子取出部が取り出した識別子と、識別子保持部に保持されている識別子とが一致するか否かを判定する識別子判定部と、前記再生部からデジタル情報を受信し、前記識別子判定部が一致を判定すれば前記識別子取出部が取り出した識別子に対応する位置情報を索引情報記憶部から取り出し、その位置情報が指示する記録範囲の最後まで再生部の再生位置を移動させる再生位置移動部と、前記再生位置判定部が、索引領域でないと判定したとき、前記再生部が出力したデジタル情報を音声情報として音声出力する音声出力部とを備えている。
【0021】
【作用】上記の手段により、本発明の情報記録媒体において、文章領域には、複数の文章を音声情報として記録される。目次領域には、それぞれの前記文章に対応する題目を音声情報として記録される。索引領域には、それぞれの前記文章の先頭アドレスと、題目の音声情報が記録されている位置の範囲を示す位置情報とが対応して記録される。
【0022】上記部により、本発明の情報記録媒体再生装置において、前記情報記録媒体上に記録されている情報に対して、再生部が作動し、記録されている情報が読み取られ、デジタル情報に復調される。前記再生部で復調されたデジタル情報に対して、アドレス情報分離部が作動し、アドレス情報が分離される。前記再生部が復調している情報記録媒体上の読取位置に対して、再生位置判定部が作動し、再生位置が索引領域であるか否かを判定される。前記再生位置判定部が、索引領域であると判定したとき、全ての前記文章の先頭アドレスと、位置情報とを索引情報記憶部は、索引情報として記憶する。前記再生位置判定部が、索引領域でないと判定したとき、復調されたデジタル情報に対して音声出力部が作動し、音声情報として音声出力される。前記アドレス情報分離部から入力されたアドレス情報に対して、先頭アドレス取出部が作動し、前記索引情報記憶部に記憶されている索引情報の位置情報が指示する範囲内であるかを判定され、範囲内であると判定されれば、判定した位置情報に対応する先頭アドレスが取り出される。前記先頭アドレス取出部が取り出した先頭アドレスに対して、再生制御部が作動し、前記再生部に読み取りを行わせる。
【0023】また、前記情報記録媒体再生装置は、前記再生位置情報分離部から入力されたアドレス情報に対して、繰返再生制御部が作動し、前記先頭アドレス取出部が、何れの位置情報が指示する範囲にも属さないと判定した場合、目次領域の先頭からの再生を前記再生部に行わせる。また、上記手段により情報記録媒体再生装置は、前記情報記録媒体上に記録されている情報に対して、再生部が作動し、記録されている情報が読み取られ、デジタル情報に復調される。前記再生部で復調されたデジタル情報に対して、アドレス情報分離部が作動し、アドレス情報が分離される。前記再生部が復調している情報記録媒体上の読取位置に対して、再生位置判定部が作動し、索引領域であるか否かを判定される。前記再生位置判定部が、索引領域であると判定したとき、全ての前記文章の先頭アドレスと、位置情報と、それぞれの先頭アドレス、位置情報を対応させる識別子とを索引情報記憶部が、索引情報として記憶する。前記索引情報記憶部に記憶されている識別子のうち、識別子保持部は、少なくとも一つを保持する。前記アドレス情報分離部から入力されたアドレス情報に対して、識別子取出部が作動し、前記索引情報記憶部に記憶されている索引情報の位置情報が指示する範囲内であるかが判定され、判定結果に該当する識別子を前記索引情報記憶部から取り出される。前記索引情報記憶部に対して、先頭アドレス取出部が作動し、識別子取出部が取り出した識別子に対応する先頭アドレスを取り出される。前記先頭アドレス取出部が取り出した先頭アドレスに対して、再生制御部が作動し、先頭アドレスからの読み取りを、前記再生部に行わせる。前記識別子取出部が取り出した識別子と、識別子保持部に保持されている識別子とに対して 識別子判定部が作動し、一致するか否かが判定される。前記再生部からデジタル情報を受信し、前記識別子判定部が一致を判定すれば、前記情報分離部から入力される音声情報であるデジタル情報に対して音声属性変更部が作動し、所定の加工を行い、前記音声出力部に出力する。前記再生位置判定部が、索引領域でないと判定したとき、前記音声属性変更部が出力したデジタル情報に対して、音声出力部が作動し、デジタル情報が音声情報として音声出力される。また、前記音声属性部が行う所定の加工とは、前記デジタル情報の成分の一部のビットをリセットすることで行われる。
【0024】請求項1記載の情報記録媒体に記録されている情報を再生し、音声として出力する情報記録媒体再生装置であって、前記情報記録媒体上に記録されている情報に対して、再生部が作動し、記録されている情報が読み取られ、デジタル情報に復調される。前記再生部で復調されたデジタル情報に対して、アドレス情報分離部が作動し、アドレス情報が分離される。前記再生部が復調している情報記録媒体上の読取位置に対して、再生位置判定部が作動し、索引領域であるか否かが判定される。前記再生位置判定部が、索引領域であると判定したとき、全ての前記文章の先頭アドレスと、位置情報と、それぞれの先頭アドレス、位置情報を対応させる識別子とを索引情報記憶部が、索引情報として記憶する。前記索引情報記憶部に記憶されている識別子のうち少なくとも一つを、識別子保持部が保持する。前記アドレス情報分離部から入力されたアドレス情報に対して、識別子取出部が作動し、前記索引情報記憶部に記憶されている索引情報の位置情報が指示する範囲内であるかが判定され、判定結果に該当する識別子が前記索引情報記憶部から取り出される。前記索引情報記憶部に対して、先頭アドレス取出部が作動し、識別子取出部が取り出した識別子に対応する先頭アドレスが取り出される。前記先頭アドレス取出部が取り出した先頭アドレスに対して、再生制御部が作動し、先頭アドレスからの読み取りを、前記再生部に行わせる。前記識別子取出部が取り出した識別子と、識別子保持部に保持されている識別子とに対して、識別子判定部が作動し、一致するか否かが判定される。前記再生部からデジタル情報を受信し、前記識別子判定部が一致を判定すれば再生位置移動部が作動し、前記識別子取出部が取り出した識別子に対応する位置情報が索引情報記憶部から取り出され、その位置情報が指示する記録範囲の最後まで、再生部の再生位置が移動される。前記再生位置判定部が、索引領域でないと判定したとき、前記再生部が出力したデジタル情報に対して音声出力部が作動し、デジタル情報が音声情報として音声出力される。
【0025】
【実施例】以下本発明の第一の実施例の情報記録媒体と情報記録媒体再生装置について、第1図、第2図、第7図の図面を参照しながら説明する。先ず、第一実施例における情報記録媒体の論理フォーマットについて説明する。電子ブックで使用される情報記録媒体は、CD−ROMで実現され、電子本情報が記録されている。
【0026】第7図は、電子本情報のデータ論理フォーマットの構造模式図である。第7図(a)に電子本情報全体の論理フォーマットを示す。電子本情報の論理フォーマットは、索引情報と、本文内容情報と、複数個の識別音声情報である識別音声情報群と、これらのポインタであるヘッダ情報とで構成される。第7図(a)に示すように電子本情報は、構成要素のポインタであるヘッダ情報の領域が先頭に配置され、続いて索引情報、識別音声情報群、本文内容情報が並んでいる。
【0027】本文内容情報は、複数の記事情報で構成される。本実施例では、記事情報とは、経済関連の雑誌の記事を読み上げるナレータの音声のことである。識別音声情報は、本文内容情報を構成する記事の題目を読み上げるナレータの音声であり、目次項目となる。識別音声情報は、本文内容情報に付随している情報なので、本文内容情報を主情報、識別音声情報を副情報と呼ぶこともある。
【0028】また、記事情報、識別音声情報の音声情報は共にステレオ音声情報であり、ステレオ音声の左音声成分(以降L成分と称する。)と、右音声成分(以降R成分と称する。)とから構成される。索引情報は、主情報である本文内容情報と、副情報である識別音声情報とを対応させるための情報であり、管理情報と呼ぶこともある。索引情報の構成を図7(b)に示す。索引情報は、複数の索引項目から構成される。それぞれの索引項目は、識別音声情報の識別子と、開始アドレス、終了アドレス、分岐先アドレスとで構成される。開始アドレス、終了アドレスとは、情報記録媒体上の識別音声情報の開始、終了位置のブロックアドレスである。分岐先アドレスとは、情報記録媒体上の記事情報の先頭位置のブロックアドレスである。
【0029】これらは、第7図(b)に示すように、識別音声情報の識別子、識別音声情報の開始アドレス、終了アドレス、分岐先アドレスの順で記録される。このように構成された電子本情報は、情報記録媒体上ではブロック単位に分割されて第8図に示したユーザデータ領域に記録される。1つのブロックの構成は、従来技術で説明しものと同一であり、説明を省略する。
【0030】情報記録媒体1は、CD−ROM等で実現される上述の情報記録媒体であり、情報記録媒体1にはステレオ音声情報からなる上述の電子本情報が、EFM変調されて記録されている。情報記録媒体再生装置10は、再生部2と、情報分離部3と、音声出力部4と、索引情報記憶部5と、再生音声識別部6と、入力部7と、制御部8とで構成される。
【0031】再生部2は、制御信号に従って情報記録媒体1上のそれぞれのブロックから、ヘッダ情報、ユーザデータ情報を再生し、再生信号としてEFM復調を行い、EFM復調された再生信号にエラー訂正処理を施して、デジタルデータとして情報分離手段3に出力する。情報分離部3は、再生部2から再生信号を受信し、再生信号中のユーザデータ情報を、再生アドレス信号として分離し、再生信号中のブロックアドレスについての情報を、音声出力部4あるいは索引情報記憶部5に出力する。具体的には、情報分離部3は、再生信号中のブロックアドレスについての情報を、再生アドレス信号として分離し、更に再生信号中のユーザデータ情報が索引情報の1部であるか、識別音声情報あるいは本文内容情報の1部であるかを判定する。ユーザデータ情報が索引情報の一部であれば、情報分離手段3は、再生信号中のユーザデータ情報を索引情報として索引情報記憶部5に出力する。ユーザデータ情報が、識別音声情報、本文内容情報の一部であれば、情報分離手段3は、再生信号のユーザデータを音声情報として音声出力部4に出力する。
【0032】音声出力部4は、情報分離部3からデジタル音声データを受信し、D/A変換を行い、図示しないスピーカ装置に出力する。索引情報記憶部5は、情報分離部3からデジタル索引情報を受信し、受信したデジタル索引デ−タを記憶し、再生音声識別部6、制御部8から索引情報読み出し信号を受信すれば、記憶したデジタル索引情報を、再生音声識別部6、制御部8とに出力する。
【0033】再生音声識別部6は、音声出力部4から現在再生されている識別音声情報がどれであるかを識別し、その識別音声情報に該当する識別子を取得する。具体的には、再生音声識別部6は、情報分離部3から再生アドレス信号を受信し、再生アドレス信号の受信後、索引情報記憶部5に索引情報読み出し信号を出力して、索引情報記憶部5からデジタル索引情報を読み出す。更に再生音声識別部6は、読み出した索引情報の、1つの索引項目を参照し、その索引項目に格納されている開始アドレスと終了アドレスとを読み出す。再生音声識別部6は、情報分離部3から受信した再生アドレス信号に対応するブロックアドレスが、索引項目から読み出した開始アドレスから、終了アドレスまでの領域に該当するか否かを調査する。該当するなら再生音声識別部6は、その索引項目に含まれている識別子を読み出し、読み出した識別子を再生音声識別子信号として制御部8に出力する。該当しないなら、残りの全ての索引項目に対して索引情報記憶部5は、上述の調査を繰り返し、該当する識別子を探し出して制御部8に出力する。該当しなければ、再生音声識別部6は、再生部2によって再生されているのは識別音声情報でないと判断する。
【0034】入力部7は、ユーザが操作するコントロールパネルを備え、入力部7は、再生開始、分岐再生、早送り、巻戻し、停止、一時停止等の指示内容が含まれているコマンド信号を制御部8に出力する。制御部8は、マイクロプロセッサとその動作プログラムで実現され、再生音声識別部6から再生音声識別子信号を受信し、入力部7からコマンド信号を受信して再生部2に制御信号を出力する。コマンド信号の指示内容が再生開始ならば、制御部8は再生開始制御動作を行い、コマンド信号の指示内容が分岐再生ならば、制御部8は分岐再生制御動作を行い、コマンド信号の指示内容が、早送り、巻戻し、停止、一時停止ならそれらに応じた制御信号を再生部2に出力する。
【0035】再生開始制御動作とは、制御部8が、再生部2に索引情報、識別音声情報を再生させる制御信号を、再生部2に出力する動作である。具体的には、制御部8は、再生部2に索引情報を再生させる制御信号を出力する。出力後、再生部2は、索引情報を再生し、続いて索引情報の後に記録されている識別音声情報を再生する。再生部2が識別音声情報を一通り再生した後、再生音声識別部6が、現在音声出力部4から再生されている音声が識別音声情報でないと判定すれば、制御部8は、再生部2が全ての識別音声情報を再生したことを検知し、もう一度再生部2に全ての識別音声情報を再生させるため、制御信号を出力する。このとき制御部8が出力する信号を、繰返再生制御信号と呼ぶ。
【0036】分岐再生制御動作とは、制御部8が、再生部2に記事情報を再生させるための制御信号を、再生部2に出力する動作である。具体的には、制御部8は、索引情報記憶部5から索引情報を読み出し、再生音声識別部6から再生音声識別子信号を受信して、読み出した索引情報に含まれている複数個の索引項目のうち、受信した再生音声識別子信号である識別子と同一の識別子を持つ索引項目はどれであるかを探し出し、探し出した索引項目から分岐先アドレスを取り出して、この分岐先アドレスからの再生を再生部2に指示する制御信号である分岐再生制御信号を再生部2に出力する。
【0037】次に制御部8の構成について説明する。第2図は制御部8の構成を示す詳細図である。制御部8は、再生制御部8aと、コマンド切り替え部8bと、分岐先決定部8cとで構成される。再生制御部8aは、コマンド切り替え部8bからコマンド信号を受信し、索引情報記憶部5から索引情報を読み出して、受信したコマンド信号に対応する制御信号を再生部2に出力する。具体的には、再生制御部8aは、停止、一時停止、早送り、巻戻しを指示するコマンド信号をコマンド切り替え部8bから受信すれば、受信したコマンド信号に該当する制御信号を再生部2に出力する。再生開始を指示するコマンド信号をコマンド切り替え部8bから受信すれば、制御部8が再生開始制御動作を行う。すなわち、再生制御部8aは、索引情報を再生させる制御信号を再生部2に出力し、再生部2が索引情報を出力後、索引情報記憶部5に索引情報読み出し信号を出力して索引情報を読み出し、索引情報に格納されている識別子に基づいて繰返再生制御信号を作成し、作成した繰返再生制御信号を再生部2に出力する。分岐再生を指示するコマンド信号をコマンド切り替え部8bから受信すれば、分岐再生制御動作を行う。すなわち、再生制御部8aは、分岐先アドレスを分岐先決定部8cから取り出し、再生部2に分岐再生を指示する制御信号を出力する。
【0038】コマンド切り替え部8bは、コマンド信号が分岐再生コマンド信号であれば分岐先決定部8cに起動信号を出力し、それ以外であれば再生制御部8aにコマンド信号を出力する。具体的には、コマンド切り替え部8bは、再生開始、早送り、巻戻し、停止、一時停止を指示するコマンド信号を入力部7から受信すれば、同じ内容のコマンド信号を再生制御部8aに出力する。コマンド切り替え部8bは、分岐再生を指定するコマンド信号を受信すれば、つまり分岐再生制御動作を行う場合には、分岐再生を指示する起動信号を分岐先決定部8cに出力する。
【0039】分岐先決定部8cは、再生音声識別部6から再生音声識別子信号を受信しており、更にコマンド切り替え部8bから起動信号を受信すれば索引情報記憶部5に索引情報読み出し信号を出力して、索引情報を読み出し、読み出した索引情報に含まれている複数個の索引項目のうち、受信した再生音声識別子信号と該当する識別子と同一の識別子を持つ索引項目はどれであるかを探し出し、探し出した索引項目から分岐先アドレスを取り出して、再生制御部8aに出力する以上のように構成された情報記録媒体再生装置10について、その動作を説明する。
【0040】従来技術の説明において、電子本情報は、複数個の文献ファイルから構成されていると説明したが、本実施例においては、説明の便宜上電子本情報は、1つの文献ファイルのみで構成されるものとする。電子本情報に記録されている内容は、”経済マガジン”と呼ばれるアジアの経済情勢の現状に関する文献であり、更に”経済マガジン”は、アジアの経済情勢に関する5つの記事で構成されているものとする。これらの記事の題目は、それぞれ、”第一章 概要”、”第二章東アジアの華僑経済圏”、”第三章 マラッカ海峡通行税問題”、”第四章 乱立する日系デパート”、”第五章 離陸した第2の眠れる龍”とする。記事情報として、情報記録媒体にはこれらの記事の内容を読み上げるナレータの音声が記録されている。識別音声情報として、情報記録媒体にはこれらの記事の題目を読み上げるナレータの音声が記録されている。
【0041】ユーザが入力部7に対して再生開始の操作を行った場合、入力部7は、再生開始を指示するコマンド信号を制御部8に出力する。制御部8は、再生開始を指示するコマンド信号を受信して、再生開始制御動作を行う。再生部2は再生開始時に先ず索引情報を再生し、再生した索引情報を索引情報記憶部5が記憶する。再生部2は、制御部8から入力される制御信号に従って情報記録媒体1を再生し、再生信号を出力する。更に出力した再生信号に対してEFM復調を行い、所定のエラー検出訂正処理を施した後、再生信号を出力する。情報分離部3はデジタルデータからブロックアドレスについての情報を分離し、再生アドレス信号として再生音声識別部6に出力する。さらに情報分離部3は、再生信号中のユーザデータ情報を参照し、ユーザデータ情報が索引情報なら情報分離部3は、再生信号を索引情報記憶部5に出力する。索引情報記憶部5は、デジタル索引情報を受信し、第7図(b)で示すフォーマットと同様のフォーマットで記憶する。ユーザデータ情報が音声情報なら情報分離部3は、再生信号を音声出力部4に出力する。音声出力部4は、デジタル音声信号を図示しないD/A変換部によってアナログ音声信号に変換し、図示しないスピーカ装置から音声出力させる。再生音声識別部6は、再生アドレス信号を情報分離部3から受信し、再生処理中の再生信号が識別音声情報であるかどうかを判定して、識別音声情報であればその識別子に該当する再生音声識別子信号を制御部8に出力する。音声出力部4から、それぞれの識別音声情報に該当する”第一章 概要”、”第二章 東アジアの華僑経済圏”、”第三章 マラッカ海峡通行税問題”、”第四章 乱立する日系デパート”、”第五章 離陸した第2の眠れる龍”という音声が出力される間、再生音声識別部6は、それぞれの識別音声情報についての判定と、再生音声識別子信号の出力を行う。音声出力部4から一通り識別音声情報が出力されると、再生音声識別部6は、識別音声情報が一通り再生されたと判定する。
【0042】再生音声識別部6が上記の判定を行えば、制御部8は、繰返再生制御信号を再生部2に出力する。繰返再生制御信号を受信すると再生部2はもう一度、一通りの識別音声情報の再生を行う。このように、制御部8が繰返再生制御信号の出力を繰り返すと、再生部2は識別音声情報の再生を何度も行う。次に”第二章 東アジアの華僑経済圏”が音声再生されている際に、ユーザが分岐再生の操作を入力部7に対して行ったとする。このとき入力部7は、分岐再生を指示するコマンド信号であるコマンド信号bを制御部8に出力する。再生音声識別部6は、情報分離部3から再生アドレス信号を受信して、識別音声情報”第二章 東アジアの華僑経済圏”に該当する識別子である識別子bを取得する。制御部8は、入力部7からコマンド信号を受信し、再生音声識別部6から識別子bに該当する再生音声識別子信号を受信して分岐再生制御動作を行う。つまり分岐先決定部8cは、”第二章 東アジアの華僑経済圏”の記事情報が記録されている分岐先アドレスbを取り出し、再生制御部8aは、分岐先アドレスbからの再生を行わせる制御信号bを作成して、再生部2に出力する。再生部2は、分岐先アドレスbからの再生を行い、音声出力部4に第二章の記事情報の出力を行わせる。
【0043】また、”第五章 離陸した第2の眠れる龍”が音声再生されている際に、ユーザが分岐再生の操作を入力部7に対して行ったとすると、”第二章 東アジアの華僑経済圏”の場合と同様に、再生部2は指定された分岐先アドレスに分岐し、”第五章 東アジアの華僑経済圏”からの音声の再生を行う。以上のように本実施例によれば、 記事情報の題目を読み上げる音声が再生されている際、分岐再生の指示を行うことで、記事情報を再生することができる。
【0044】図3は、本発明の第2の実施例である情報記録媒体再生装置30を示す構成図である。同図において、第1の実施例の情報記録媒体再生装置と同じ構成要素については同一の参照符号を付して説明を省略し、相違点だけを述べることにする。情報記録媒体再生装置30は、情報記録媒体再生装置10の構成に加えて、音声属性変更部39、選択項目記憶部40を備える。また、制御部8に代えて、制御部38を備える。
【0045】入力部37は、入力部7と同様な動作を行う。異なる点は、ユーザの項目選択の操作を受け付けることができ、項目選択の動作が行なわれると、項目選択のコマンド信号を制御部38に出力することである。制御部38は、マイクロプロセッサとその動作プログラムで実現され、再生開始制御動作、分岐再生制御動作について制御部8と同様な動作を行う。更に、制御部8の動作に加えて選択項目記憶動作、音声属性変更動作を行う。
【0046】選択項目記憶動作とは、制御部38が、入力部37から選択項目記憶を指示するコマンド信号を受信すると、既に再生音声識別部6から入力される最新の再生音声識別子信号を選択項目記憶部40に出力する動作である。音声属性変更動作とは、制御部38が、音声属性切り替え信号を出力する動作である。具体的には、制御部38は、一つの識別音声情報の再生が終了し、次の識別音声情報が再生が開始される事により生じる再生音声識別子信号の識別子の更新のタイミングを検知して、そのタイミングで、選択項目記憶部40に選択項目読み出し信号を出力して、選択項目情報を読み出す。更に再生音声識別部6から受信した再生音声識別子信号の識別子と、選択項目情報の識別子とが一致するか否かを判定し、一致すると判定すれば、音声属性変更部39に音声属性の切り替えを行わせる音声属性切り替え信号を出力して、識別音声情報が音声出力部4からモノラル音声で再生されるようにし、一致しないと判定すれば音声属性変更部39に音声属性切り替え信号を出力せず、音声出力部4からステレオ音声が出力されるようにする。
【0047】制御部38の動作の詳細を説明するため、制御部38の構成を説明する。第4図は制御部38の詳細図である。制御部38は、再生制御部8aと、コマンド切り替え部38b、分岐先決定部8cと、選択項目決定部38d、音声属性変更制御部38eを備える。コマンド切り替え部38bは、コマンド切り替え部8bと同様の処理を行う。異なるのは、コマンド切り替え部38bは、項目選択を指示するコマンド信号を入力部37から受信すれば、選択項目決定部38dに起動信号を出力する。
【0048】選択項目決定部38dは、コマンド切り替え部38bから項目選択を指示する起動信号を受信すれば、制御部38は選択項目記憶動作を行う。すなわち、既に再生音声識別部6から入力された最新の再生音声識別子信号の識別子を、選択項目記憶部40に出力する。音声属性変更制御部38eは、分岐再生制御動作において、再生音声識別部6から再生識別信号の識別子を受信すれば、一つの識別音声情報の再生が終了し、次の識別音声情報が再生が開始される事により生じる再生音声識別子信号の識別子の更新のタイミングを検知し、その更新のタイミングで選択項目記憶部40から選択項目情報を読み出し信号を出力し、識別音声情報を読み出して、再生音声識別部6から入力された最新の識別子と、選択項目記憶部40から読み出した識別子とが一致するか否かを判定し、一致すれば、音声属性切り替え信号を音声属性変更部39に出力する。
【0049】音声属性変更部39は、音声属性切替えを指示する音声属性切替え信号を制御部38から受信し、情報分離部3からデジタル音声データを受信して、デジタル音声データのステレオ成分のR成分のデジタルビットを全て0にリセットし、音声出力部4に出力する。音声属性切替えを指示する音声属性切替え信号を受信しなければ、受信したデジタル音声データをそのまま音声出力部4に出力する。
【0050】選択項目記憶部40は、読み書き可能なメモリで実現され、制御部38から再生音声識別子信号を受信し、再生音声識別子信号が指示する識別子を選択項目情報として記憶し、制御部38が出力した読み出しの信号を受信すれば、記憶している選択項目情報を制御部38に出力する。以上のように構成された情報記録媒体再生装置30の動作を説明する。尚情報記録媒体再生装置10と類似する部分については説明を省略し、異なる点のみについて説明する。
【0051】上述の情報記録媒体1のそれぞれの識別音声情報が既に何度か再生されており、ユーザが、”第三章 マラッカ海峡通行税問題”という題目に興味を覚え、”第三章 マラッカ海峡通行税問題”が音声出力されている際に入力部37を操作して、項目選択を行ったものとする。入力部37は、制御部38に項目選択のコマンド信号を出力する。項目選択のコマンド信号を入力部37から受信した制御部38は、選択項目記憶動作を行い、”第三章 マラッカ海峡通行税問題”に対応する識別子である識別子cを取得し、これを選択項目情報として選択項目記憶部40に記憶させる。識別子cを記憶させた後、制御部38は、引き続き再生部2に識別音声情報を再生させる。識別音声情報が繰り返し再生されている間、制御部38は、再生音声識別子信号の更新のタイミングに、現在再生されている識別音声情報の識別子と、選択項目情報として記憶されている識別子が一致するか否かを判定し、一致すれば音声属性変更動作を行う。”第一章 概要”、”第二章 東アジアの華僑経済圏”が再生されようとするとき、制御部38は一致を判定しないので、音声属性変更動作を行わない。”第三章 マラッカ海峡通行税問題”が再生されようとするとき、制御部38は、選択項目として記憶されている識別子cとの一致を判定するので音声属性変更動作を行い、音声属性変更部39に音声属性切り替え信号を出力し、音声出力部4に”第三章 マラッカ海峡通行税問題”をモノラル音声で再生させる。”第三章 マラッカ海峡通行税問題”の再生後、音声出力部4から、”第四章 乱立する日系デパート”、”第五章 離陸した第2の眠れる龍”が再生されようとするとき、制御部38は、識別子cとの一致を判定しないので、音声属性変更動作を行わず、これらの識別音声情報をステレオ音声で再生させる。音声出力部4が、”第五章 離陸した第2の眠れる龍”を出力すれば、制御部38は、繰返再生制御信号を再生部2に出力する。繰返再生制御信号を出力後、音声出力部4は”第一章 概要”、”第二章 東アジアの華僑経済圏”を再びステレオ音声で出力し、”第三章 マラッカ海峡通行税問題”をモノラル音声で出力する。”第三章 マラッカ海峡通行税問題”が再度モノラル音声で出力されるのを聞いて、ユーザが入力部37を操作し、分岐再生のコマンド信号を制御部38に出力したとする。入力部37は、分岐再生のコマンド信号を制御部38に出力する。制御部38は分岐再生制御動作を行い、第三章の記事情報を再生させる。
【0052】以上のように本実施例によれば、興味を覚えた記事情報に対応した識別音声情報が再生されている間に、ユーザが項目選択の操作を入力部7に対して行えば、その識別音声情報だけはモノラル音声で再生される。そのためユーザは、興味を覚えた記事情報に対応する識別音声情報と、他の記事情報に対応する識別音声情報とを区別することができ、その識別音声情報に対応する記事情報を何度も再生することが容易になる。
【0053】尚、音声属性変更部39はステレオ音声のR成分を消去する事で音声情報の音声属性を変更したが、聴覚時に音声情報の意味内容が損なわれなければ音声属性の変更はこれに限るものではなく、例えばステレオ成分の片方の成分を遅延する残響効果や、トーンの変更、あるいは、ビープ音などの音声合成を音声情報に施して実現しても良い。
【0054】次に本実施例における第3の実施例における情報記録媒体再生装置50について第五図及び第六図を用いて説明する。第五図は本発明の第3の実施例であるにおける情報記録媒体再生装置50を示す構成図である。同図において、第1の実施例の情報記録媒体再生装置10と同じ構成要素については、同一の参照符号を付して説明を省略し、相違点だけを述べることにする。
【0055】情報記録媒体再生装置50は、情報記録媒体再生装置10の構成に加えて、削除項目決定記憶部59を備えており、入力部7、制御部8に代えて入力部57、制御部58を備えている。入力部57は入力部7と同様の動作を行う。異なる点は、入力部57は項目削除の指示をユーザから受け付け、項目削除を指示するコマンド信号を制御部58に出力する点である。
【0056】制御部58はマイクロプロセッサーとその動作プログラムから構成され、制御部8と同様な動作を行う。異なる点は、制御部58は、削除項目指定動作を行う点と、スキップ制御動作とを行う点である。削除項目指定動作とは、入力部7から項目削除を指示するコマンド信号を受信して、現在再生音声識別部6から、受信している再生音声識別子信号の識別子を、削除項目として削除項目決定記憶部59に出力する動作である。
【0057】スキップ制御動作とは、再生部2の再生位置を削除項目に該当する識別音声情報の記録範囲だけスキップさせる制御信号を作成し、再生部2に出力する動作である。制御部58の内部の構成について説明する。制御部58は、再生制御部8aと、コマンド切り替え部58bと、分岐先決定部8cと、削除項目決定部58dと、スキップ制御部58eとで構成される。
【0058】コマンド切り替え部58bは、コマンド切り替え部8bと同様の処理を行う。異なるのは、コマンド切り替え部58bは、項目削除を指示するコマンド信号を入力部57から受信すれば、削除項目決定部58dに起動信号を出力する。削除項目決定部58dは、削除項目指定動作において、再生音声識別部6から再生音声識別子信号を受信し、受信した再生音声識別子信号を削除項目決定記憶部59に出力し、削除項目決定記憶部59に記憶させる。
【0059】スキップ制御部58eは、再生部2に、削除項目に該当する識別音声情報の記録範囲のみをスキップさせて再生させる制御信号を作成し、再生部2に出力する。具体的には、スキップ制御部58eは、再生音声識別部6から再生識別信号の識別子を受信して、一つの識別音声情報の再生が終了し、次の識別音声情報が再生が開始されることにより生じる再生音声識別子信号の更新のタイミングを検知し、このタイミングで削除項目決定記憶部59から削除項目として記憶されている識別子を読み出すための読み出し信号を出力して識別子を読み出し、再生音声識別部6から入力された最新の識別子と、削除項目決定記憶部59から読み出した識別子とが一致するか否かを判定する。一致を判定すればスキップ制御動作を行う。すなわち、削除項目決定記憶部59からその識別子に該当する識別音声情報の終了アドレスを読み出し、読み出した終了アドレスまで、再生部2の再生位置をスキップさせるような制御信号を作成して再生部2に出力する。
【0060】削除項目決定記憶部59は、読み書き可能なメモリを備え、制御部58から識別音声情報に対応する識別子を受信して、削除項目として記憶し、削除項目として記憶した識別子に該当する識別音声情報の終了アドレスを、索引情報記憶部5に記憶されている索引情報から取り出して記憶する。更に制御部58から削除項目読み出し信号を受信すれば、削除項目である識別子を出力し、その識別子に該当する識別音声情報の終了アドレスを制御部58に出力する。
【0061】以上のように構成された情報記録媒体再生装置50の動作を説明する。尚情報記録媒体再生装置10と類似する部分については説明を省略し、異なる点のみについて説明する。上述の情報記録媒体1のそれぞれの識別音声情報が次々と再生されており、ユーザが、”第三章 マラッカ海峡通行税問題”に興味を覚え、”第三章 マラッカ海峡通行税問題”が音声出力されている際に入力部37を操作して、項目選択を行ったものとする。入力部57は制御部58に削除項目を指定するコマンド信号を出力する。制御部58は、項目削除を指示するコマンド信号を受信して削除項目指定動作を行う。つまり制御部58は再生中の”第三章 マラッカ海峡通行税問題”の識別子である識別子cを受信し、受信した識別子cを削除項目として削除項目決定記憶部59に書き込む。削除項目が書き込まれた削除項目決定記憶部59は、”第三章 マラッカ海峡通行税問題”の終了アドレスを索引情報記憶部5から読み出し、記憶する。削除項目決定記憶部59が削除項目と終了アドレスを記憶後、制御部58は、引き続き再生部2に識別音声情報を再生させる。識別音声情報が繰り返し再生されている間、制御部58は、再生音声識別子信号の更新のタイミングに、現在再生された識別音声情報の識別子と、削除項目情報として記憶されている識別子とが一致するか否かを判定する。”第一章 概要”、”第二章 東アジアの華僑経済圏”が再生されようとするとき、制御部58は一致を判定しないのでスキップ制御動作を行わない。”第三章 マラッカ海峡通行税問題”が再生されようとするとき制御部58は削除項目との一致を判定するのでスキップ制御動作を行い、再生部2の再生位置を”第三章 マラッカ海峡通行税問題”の終了アドレスまでスキップさせる。再生位置のスキップ後、再生部2は、”第四章 乱立する日系デパート”を再生する。続いて”第五章 離陸した第2の眠れる龍”が出力され、識別音声情報の再生が一通り終了する。このように再生部2は、繰返再生制御信号を受信する度毎に、全ての識別音声情報のうち”第一章 概要”、”第二章 東アジアの華僑経済圏”、”第四章 乱立する日系デパート”、”第五章 離陸した第2の眠れる龍”のみを再生する。次に”第一章 概要”が再生されようとするとき、ユーザが項目削除を指示する操作を入力部7に対して行えば、”第一章 概要”に該当する識別子が削除項目決定記憶部59に記憶される。”第三章 マラッカ海峡通行税問題”の場合と同様に、”第一章 概要”が再生されようとするとき、制御部58は一致を判定するので、スキップ制御動作を行い、再生部2の再生位置を、”第一章 概要”の終了アドレスまでスキップさせる。そのため再生部2は、繰返再生制御信号を受信する度毎に、全ての識別音声情報のうち”第二章 東アジアの華僑経済圏”、”第四章乱立する日系デパート”、”第五章 離陸した第2の眠れる龍”のみを出力する。これらの識別音声情報が再生されている間、ユーザが入力部7に対して分岐再生の操作を行えば、制御部58は分岐再生制御動作い、第二章、第四章、第五章のうち、何れかの記事情報の再生を行う。
【0062】以上のように本実施例によれば、ユーザは、再生を必要としない識別音声情報を削除項目として入力できる。削除項目として入力された識別音声情報は、音声出力部からが再生されないので、再生される識別音声情報の総数を少なくすることができ、そのため記事情報を選択するための時間を短縮することができる。尚、全ての実施例において、情報記録媒体1はCD−ROM(光ディスク)としたが、ランダムアクセスが可能で分岐再生を行え、識別音声情報に該当する音声情報と、索引情報のためのデータが記憶できればこれに限るものではない。例えば、光磁気ディスクや磁気ディスクでもよいことは言うまでもない。
【0063】尚、全ての実施例において情報記録媒体1に記録される索引情報の構成要素である分岐先アドレスを識別音声情報に対応する記事情報の開始アドレスとしたが、部分領域を指定できればこれに限るものではなく、例えば、開始アドレスと終了アドレスから構成されてもよいし、終了アドレスと開始アドレスへのオフセット値から構成されてもよい。
【0064】尚、全ての実施例において情報記録媒体再生装置は、制御部から出力された識別子を記憶する記憶部を備え、入力部は、識別子の記憶の指示を受け付けることができ、制御部は、再生候補の指示を入力部7から受信すれば、再生音声識別部6から受信した識別子を再生候補記憶部に出力し、分岐再生の指示を入力部7から受信すれば、再生候補記憶部に記憶されている識別子に該当する記事情報を再生させる構成を備えていてもよい。このような情報記録媒体再生装置を用いれば、興味を覚えた識別音声情報が再生されている識別子を一旦、記憶部に記憶させることができるので、ユーザは、識別音声情報の内容を一通り聞いた後に分岐再生の指示を行って、興味のある記事情報を再生させることができる。
【0065】尚、全ての実施例において情報記録媒体に記録する主情報は音声情報のみであるとしたが、これに限るものではなく、音声情報に加えて映像情報や文章情報を記録し、情報記録媒体再生装置は、これらの映像情報や文字情報を再生する映像出力部を備えていてもよい。情報分離部3、は再生情報から映像情報を分離し、これを出力する映像出力部を情報記録媒体再生装置の構成に加える必要がある。
【0066】尚、全ての実施例において情報記録媒体に記録される識別音声情報は記事情報のタイトルを読み上げるナレータの音声であるとしたが、記事情報のそれぞれを識別できるような情報であればこれに限るものではなく、例えば、主情報の部分領域を要約する音声情報でもよい。
【0067】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の情報記録媒体再生装置によれば、記事情報の題目を読み上げる識別音声情報が再生されている間に分岐再生の指示を入力部に対して行うことで、その識別音声情報に対応する記事情報が再生されるので、記事情報の選択に映像表示装置を必要とせず、また目次項目にそれぞれの記事情報が何番目であるかという情報を付加する必要が無いという効果がある。




 

 


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