米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 計算機;電気通信 -> 松下電器産業株式会社

発明の名称 ペンコンピュータ装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−121299
公開日 平成7年(1995)5月12日
出願番号 特願平5−266945
出願日 平成5年(1993)10月26日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小鍜治 明 (外2名)
発明者 麻生 忠臣
要約 目的
従来のタブレット入力方式の携帯情報端末において、指で入力する場合、マウスの右クリック操作を実現する事を目的とする。

構成
LCD表面とタブレットとON/OFFの検知可能なスイッチを備え、それらスイッチのON/OFFと、指でタブレット面を操作する事により、アプリケーションの操作を行なう。
特許請求の範囲
【請求項1】表示画面と、前記表示画面上に設置されたタブレットと、開状態及び閉状態の二状態を取り得るスイッチと、前記スイッチの状態とタブレット上のペンまたは指の状態に応答して前記タブレットによって指示された座標に対応する処理を行なう処理手段とを備えたペンコンピュータ装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンピュータの表示画面上をペンや指で指し示して入力を行なうタブレットを備えたペンコンピュータ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータのポインティングデバイスとして、マウスが広く使用されてきた。図4、図5は代表的なマウスを示す。マウスは1〜3個のボタンを備えており、これらのボタンは各操作のトリガとして使用するものであって、OSによって使用するボタンの数が決まっている。例えば、アップル社のマッキントッシュOSでは1個のボタンが必要で、マイクロソフト社のWindows では2個、XWindows システムでは3個のボタンが必要である。
【0003】図6にマウスをポインティングデバイスとした装置の例を示す。ここで、1はシステムを制御するCPU、2はシステム起動の為のプログラムやフォントなどの固定データを格納する為のROM、3はプログラム実行のためのRAM、4は座標点を入力する為のマウス、5はそのマウスから出力される移動量とボタンのON/OFFを検出する回路、6はLCD表示装置で、7はLCDを制御するLCDコントローラ、8はハードディスクなどの外部記憶装置、9は外部記憶装置を制御するコントローラである。
【0004】図7はこのような装置を実現する為のソフトウェア構成を示す。ここで、10はアプリケーション、11はOS、12はドライバ、13はマウスなどの入力デバイス、14はLCDやCRT等の表示装置、15はハードディスクやフロッピディスクなどの外部記憶装置である。入力デバイス13、表示装置14、外部記憶装置15等はドライバ12で制御される。
【0005】最近では、マウスに代わるポインティングデバイスとしてタブレットが脚光を浴びるようになってきた。図8にペンコンピュータ装置の外観図を示す。装置の構造を詳しく説明するために断面を示したのが図9である。図9において、16はタブレット、17は装置本体、18はLCD画面であってLCDの上にタブレットを置いた構造になっている。操作は表示された画面上の位置を直接指で指定する。また、図10はペンコンピュータ装置の構成図を示す。図10において図6と同等の機能を有するブロックは同一の符号を用いて説明は省略する。19は指やペンで文字や図形を入力する為のタブレット、20はそのタブレットを制御する為のタブレットコントローラである。
【0006】今まで、マウスで行なっていたボタンのアップ、ダウン、クリック、ダブルクリックなどは指で行なうことになる。このような操作の検出は、コンピュータシステムのドライバ12で行なわれる。
【0007】ここで問題となるのが、マウスに備えられている複数のボタンは一本の指では実現が困難であるということである。そのため、対応前の古いアプリケーション上の操作について問題が発生し、解決の為には、アプリケーションの操作方法を変更することにより、タブレットに対応する必要があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的はアプリケーションレベルのソフトウェアを変更することなしに、ドライバレベルの変更のみで、古いアプリケーションや、マウス等をドライバとして想定したアプリケーションを、問題なく動作させ、かつ、良好な操作性を実現することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決する為に、装置上にCPUが検知可能なマウスのボタンに替わるスイッチを装備する。
【0010】
【作用】上記手段により、スイッチのON/OFFとをタブレット操作の組み合せによって、アプリケーションの変更なしに、マウスの複数ボタンと同様の機能を実現することが可能となる。
【0011】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0012】図1は本発明の一実施例におけるペンコンピュータ装置の構成図である。21はペンコンピュータ装置本体、22は装置本体21の側面に付けられたロック機構なしのスイッチであり、通常はOFFで、押した時だけONになる構造になっている。23はタブレットを操作する指、24はタブレットの操作面である。スイッチは実現すべきマウスボタンの数によって個数は異なる。例えば、2ボタンマウスを実現する場合には1個のスイッチが必要であり、3ボタンマウスを実現するのであれば最低2個のスイッチが必要である。本実施例では2ボタンマウスを実現する方法として説明する。図2は本発明の一実施例におけるペンコンピュータ装置の構成図である。図2において図6と同等の機能を有するブロックは同一の符号を用いて説明は省略する。19は指やペンで文字や図形を入力する為のタブレット、20はそのタブレットを制御する為のタブレットコントローラ、25はマウスの右ボタンと左ボタンを区別するスイッチ、26はスイッチのON/OFFをCPUに知らせるための入力回路である。
【0013】ここで、このペンコンピュータ装置を使用した操作について、図3のフローチャートに沿って説明を行なう。
【0014】ステップ1としてタブレット上の指の状態がダウン、アップ、クリック、ダブルクリックの4つがあげられる。
【0015】ステップ1で指の状態がダウンの場合、ステップ2aでスイッチ25がONであればマウスの右ボタンがダウンされていることに相当し、スイッチ25がOFFであればマウスの左ボタンがダウンされていることに相当し、CPUはタブレット上の指の座標に対応した処理を行なう。
【0016】ステップ1で指の状態がアップの場合、ステップ2bでスイッチ25がONであればマウスの右ボタンがアップされていることに相当し、スイッチ25がOFFであればマウスの左ボタンがアップされていることに相当する。これらはいずれもCPUはアプリケーションに影響を与えない。
【0017】ステップ1で指の状態がクリックの場合、ステップ2cでスイッチ25がONであればマウスの右ボタンがクリックされていることに相当し、スイッチ25がOFFであればマウスの左ボタンがクリックされたことに相当し、CPUはタブレット上の指の座標に対応した処理を行なう。
【0018】ステップ1で指の状態がダブルクリックの場合、ステップ2dでスイッチ25がONであればマウスの右ボタンがダブルクリックされていることに相当し、スイッチ25がOFFであればマウスの左ボタンがダブルクリックされていることに相当し、CPUはタブレット上の指の座標に対応した処理を行なう。
【0019】以上の操作を行なうことによって、2個のボタンを持つマウスの操作をすべて実行することが可能になる。
【0020】
【発明の効果】本発明により、アプリケーションレベルの変更をせずに、ドライバレベルの変更のみで、マウス等を想定したアプリケーションやOSを操作することが可能となる。また、操作性の向上も可能となる。




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013