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発明の名称 カラー受像管用偏向ヨーク装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−115655
公開日 平成7年(1995)5月2日
出願番号 特願平5−257379
出願日 平成5年(1993)10月15日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】森本 義弘
発明者 杉島 哲也
要約 目的
カラー受像管用偏向ヨーク装置において、Yh補正コイル装置のYh補正コイルの削減を目的とする。

構成
Yh補正回路にブリッジダイオード回路を用い、画面上部と下部補正を共用するYh補正コイル31,32を組み込み、前記Yh補正コイル31,32に一定方向の垂直電流を流すように構成する。
特許請求の範囲
【請求項1】 インライン方式カラー受像管用の偏向ヨークであって、その後方部に配置されたミスコンバーゼンス用の補正コイル装置が、第1、第2のコ字状コアと、第1のコ字状コアに巻かれた第1のYh補正コイルと、このYh補正コイルと上下に対向するように第2のコ字状コアに巻かれた第2のYh補正コイルよりなり、前記第1、第2のYh補正コイルはブリッジダイオード回路に組み込まれ、前記第1、第2の補正コイルに整流された電流を流すように構成したことを特徴とするカラー受像管用偏向ヨーク装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラーテレビジョン受像機などに用いられるカラー受像管用偏向ヨーク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、カラー受像管用偏向ヨーク装置はミスコンバーゼンスを補正するために、補正コイルを用いた補正回路が必要とされている。
【0003】以下従来のカラー受像管用偏向ヨーク装置のYh補正コイル装置の構成について図5〜図8を参照しながら説明する。図5は、従来のカラー受像管用偏向ヨーク装置のYh補正コイル装置の内部構成を示す正面図である。
【0004】ここで3はCRTネック部であり、インライン配列でR,G,Bの3つの電子銃を有する構成となっている。なお、電子銃の配列は、CRT側から見た配列となっている。カラー受像管用偏向ヨークのYh補正コイル装置は偏向ヨークの後部に配置され、前記CRTネック部3の両外側に配置された1対のコ字形磁性体11,12と、これの各磁脚に巻装されたYh補正コイル33〜36よりなっている。結線回路である図6で示すように、ここではYn補正回路を用いているが、Yh補正コイルのうち33,34は画面上辺部用のYh補正コイルであり、直列に接続され、35,36は画面下辺部用のYh補正コイルであり、直列に接続されている。これらのYh補正コイル33〜36は、画面上下独立でYh補正を可能としている。
【0005】また、Yh補正の調整は画面上辺部で画面上辺部用辺Yh補正コイル33,34に直列に接続された可変抵抗54、画面下辺部で画面下の部用のYh補正コイル35,36に直列に接続された可変抵抗55にて行われる。なお、図中の1,2は垂直コイル、D5 ,D6 はダイオードである。
【0006】以上のように構成されたカラー受像管用偏向ヨーク装置のYh補正コイル装置について、以下その動作について説明する。インライン配列の3つの電子銃を有するCRTに使用される偏向ヨークにおいては一般にピン磁界成分をもつ水平偏向コイルとバレル磁界成分をもつ垂直偏向コイルとにより構成された偏向ヨークが用いられる。
【0007】この場合、バレル型の垂直偏向磁界に起因して図4に示すようにY軸上でレッド左、ブルー右のミスコンバーゼンスが発生し、Yhの補正を必要とする。従来上記Yhの補正において図7、図8に示すように画面上辺部でYh補正コイル33,34、画面下辺部でYh補正コイル35,36を用い、垂直回路に電流を流すことによりb1,b2の磁界を発生させ、ブルー、レッドの電子に対しそれぞれF1,F2の力を与え、Yhが補正される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記の従来の構成では、Yh補正を画面上下部においてそれぞれ独立した上辺部のYh補正コイル33,34および下辺部のYh補正コイル35,36を用いているので、図5のように4個のYh補正コイル33〜36を必要とする。そのためこれらのYh補正コイル33〜36を作成するためにコ字形磁性体11,12にそれぞれ2つのコイルを巻き、同等のものを2つ必要とする。以上のことは配線が複雑となり、また工数高になるという問題点を有していた。
【0009】本発明は前記従来の問題点を解決するもので、数少ない2つのYh補正コイルのみで、画面の上辺部および下辺部のYhの補正ができるカラー受像管用偏向ヨーク装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するために本発明のカラー受像管用偏向ヨーク装置は、インライン方式カラー受像管用の偏向ヨーク装置であって、その後方部に配置されたミスコンバーゼンス用の補正コイル装置が、第1、第2のコ字状コアと、第1のコアに巻かれた第1のYh補正コイルと、この第1のYh補正コイルと上下に対向するように第2のコ字状コアに巻かれた第2のYh補正コイルよりなり、前記第1、第2のYh補正コイルはブリッジダイオード回路に組み込まれ、前記第1、第2の補正コイルに整流された電流を流すように構成する。
【0011】
【作用】本発明は上記構成によって、Yh補正コイルに流す電流を常に一定方向にすることが可能であり、画面上部と下部においてそれぞれ別々のYh補正コイルを必要としない。そのため、Yh補正コイルが画面上部と下部において共用でき、Yh補正コイルが4つから2つへ半減できる。そのため、今まで複雑であった配線がシンプル化され、それに伴い作業コストも削減することができるものである。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1〜図3を参照しながら説明する。なお、従来例として説明したものと同一構成部材には同符号を用いる。
【0013】図1は本発明の一実施例カラー受像管用偏向ヨーク装置の補正コイル装置の構成図である。図1において、3はインライン方式のCRTネック部であり、その左右に補正コイル装置におけるコ字形磁性体11,12が配置され、このコ字形磁性体11,12にそれぞれYh補正のためYh補正コイル31,32巻かれている。前記Yh補正コイル31,32の巻き方向としては、ブルーを左、レッドを右方向の力で作用可能な磁界を発生するように巻かれるように設定する。つまり図3のような磁界で、左のYh補正コイル31において上部にN極、下部にS極、右のYh補正コイル32において上部にS極、下部にN極を発生できるような巻き方向とする。
【0014】図2は垂直回路でのYh補正コイル31,32の結線図を示している。図に示すようにダイオードD1 〜D4 、可変抵抗51,52、直列に接続されたYh補正コイル31,32により前記Yh補正コイル31,32が中に位置するようにブリッジダイオード回路を構成し、Yh補正コイル31,32に常に一定方向からの電流を流すように結線されている。図中の1,2は垂直偏向コイル、41,42は抵抗である。
【0015】つぎに以上のように構成されたカラー受像管用偏向ヨーク装置の補正回路装置の動作について、図3を参照して説明する。まず、Yhのミスコンバーゼンスを補正するためには図4に示すレッド左、ブルー右の状態より、それぞれをセンターに合わせる必要がある。。そのためには図3に示すようなb1,b2の磁界をYh補正コイル31,32にて発生させ、ブルー、レッドの電子をそれぞれF1,F2の方向へ引くことによりYhの補正は可能となる。このYhの補正を一対のYh補正コイル31,32で可能にするには、常に一定の磁界b1,b2を発生させる必要がある。つまり、Yh補正コイル31,32へ常に一定方向から電流を流す必要があるということになる。そのために図2で示すように、hot側より電流が流れる場合は、ダイオードD1 ,D4 を介してまたはcold側より電流が流れる場合はダイオードD2 ,D3 を介して、Yh補正コイル31,32に電流が流れ込むようにするとよい。またYhの補正量の調整は画面上部では可変抵抗51、画面下部では可変抵抗52を用いて可能である。
【0016】
【発明の効果】以上の実施例の説明より明らかなように、本発明は垂直回路中のYh補正回路部にYh補正コイルの削減のためのブリッジダイオードを設けることにより、Yh補正においてYh補正コイルを2つに減少でき、従来のように画面上部と下部側でYh補正コイルを分けて用いたことによる複雑配線および作成工数高になる問題を解消でき、優れたカラー受像管用偏向ヨーク装置を提供できる。




 

 


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