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発明の名称 ファクシミリ
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−115503
公開日 平成7年(1995)5月2日
出願番号 特願平5−260808
出願日 平成5年(1993)10月19日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小鍜治 明 (外2名)
発明者 渡辺 隆
要約 目的
原稿の厚さや腰の強さの違いに応じて搬送経路を切換えることにより、原稿搬送不良を生じない小型・小スペースのファクシミリを提供することを目的とする。

構成
腰の弱い原稿7aは、本体ケース1の前面に設けられた挿入口5から挿入し、送りローラ3に沿って大きく急角度で屈曲させながらイメージセンサ2を通過させ、この前面に設けられた排出口6から排出する。また腰の強い厚い原稿7bは、本体ケース1の側面に設けられた挿入口8から挿入し、イメージセンサ2と送りローラ3の間を直進させて、そのまま排出口9から排出する。排出口6と排出口9への搬送経路の切換えは、本体ケース1の側面に設けられた操作子11により行う。
特許請求の範囲
【請求項1】本体ケースの前面に原稿を挿入する第1の挿入口と原稿を排出する第1の排出口を開口するとともに、この前面の内方に読取部とこの読取部に当接する原稿の送りローラを配設し、前記第1の挿入口から挿入された原稿を前記送りローラに沿って迂回させながら前記第1の排出口から排出するようにしたファクシミリであって、前記読取部と前記送りローラの側方における前記本体ケースの一方の側面に第2の挿入口を形成するとともに他方の側面に第2の排出口を開口し、かつ前記第1の排出口と前記第2の排出口への原稿の搬送経路を切換える切換手段と、この切換手段の操作子とを設けたことを特徴とするファクシミリ。
【請求項2】前記読取部の背面にこの読取部を前記送りローラに当接させるばね材を設けるとともに、このばね材の端部を支持する押圧受け部材を設け、前記操作子の操作に連動してこの押圧受け部材を変位させることにより、原稿の品種に応じて前記ばね材のばね力による前記読取部の前記送りローラに対する押圧力の大きさを調整できるようにしたことを特徴とする請求項1記載のファクシミリ。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、イメージセンサやCCDを用いた原稿の読取部を備えたファクシミリに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリにおける原稿の読取り手段は、読取部に対して原稿を送りローラにより搬送するようになっており、搬送経路は多少の屈曲はあるものの殆どが直線的な経路になっていた。
【0003】ところが近年、ファクシミリの小型化が進むのにともない、読取部にも小型化が要求され、また原稿の搬送経路も小スペースで確保できるように屈曲された経路が多くなってきた。図5は従来のファクシミリの要部断面図である。図5において、1はファクシミリの本体ケースであり、その内部には読取部を構成するイメージセンサ2と送りローラ3が設けられており、イメージセンサ2はその背面のコイルばね4に弾発されて送りローラ3に押接されている。本体ケース1の前面の上部には挿入口5が開口され、また前面の下部には排出口6が開口されている。挿入口5から挿入された原稿7は、送りローラ3に沿って急角度で大きく迂回し、排出口6から送り出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】厚さが100μm以下のような薄くて腰の弱い原稿7は、図5に示すように大きく屈曲された経路に通紙してもよいが、100μmを超すような厚くて腰の強い原稿7の場合は、その腰の強さのため屈曲しながら搬送する際の抵抗が増大し、送りローラ3を駆動する図示しない駆動モータの出しうる発生トルクを超えることによる動作不良や読取部通過時の経路上での紙詰まりを発生させる等の問題点があった。また原稿7の腰の強さのために原稿7の先端がイメージセンサ2を押すことにより、イメージセンサ2と送りローラ3との押圧力が低下し搬送不能となりやすい問題点があった。また、はがき等の場合、はがき等が有する紙粉が送りローラ3の表面に付着し、イメージセンサ2との摩擦係数を低下させ、前記屈曲した搬送経路上での抵抗に加え送りローラ3の搬送力の低下も生じ、読取部に対する正確な搬送が困難になるという問題点があった。
【0005】本発明は上記課題を解決するもので、厚い原稿の場合も搬送不良や動作不良を生じにくく、しかも小型化・小スペース化が可能なファクシミリを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このために本発明は、本体ケースの前面に原稿を挿入する第1の挿入口と原稿を排出する第1の排出口を開口するとともに、この前面の内方に読取部とこの読取部に当接する原稿の送りローラを配設し、第1の挿入口から挿入された原稿を送りローラに沿って迂回させながら第1の排出口から排出するようにしたファククシミリにおいて、読取部と送りローラの側方における本体ケースの一方の側面に第2の挿入口を形成するとともに他方の側面に第2の排出口を開口し、かつ第1の排出口と第2の排出口への原稿の搬送経路を切換える切換手段と、その操作子とを構成したものである。
【0007】
【作用】上記構成によれば、操作子を操作して搬送経路を切換えることにより、腰の弱い原稿は送りローラを急角度で大きく迂回させながら搬送でき、また腰の強い原稿は送りローラと読取部の間を直進させて搬送できるので、紙づまりや搬送不良を解消して、原稿の品種にかかわらず安定した原稿送りができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0009】図1、図2は本発明の一実施例におけるファクシミリの斜視図、図3は本発明の一実施例におけるファクシミリの要部断面図、図4は同じく断面図である。図1および図3は、腰の弱い薄い原稿7aの場合、図2および図4は腰の強い厚い原稿7bの場合を示している。図5の従来例と同一のものには同一符号を付すことにより説明は省略する。
【0010】本体ケース1の前面に直交する一方の側面のイメージセンサ2と送りローラ3に対応する位置には挿入口8が開口され、これと反対の他方の側面には排出口9が開口されている。また図3および図4において、排出口9の内方には、搬送経路の切換手段としてのフラッパ10が設けられている。図1および図2において、11はフラッパ10の操作子であり、これを矢印M方向に回すと、フラッパ10は図3において実線で示すように排出口6を開き、排出口9を塞ぐ。また矢印N方向に回すと、フラッパ10は図4に示すように排出口6を塞ぎ、排出口9を開く。図3および図4において、12は押圧受け板であって、コイルばね4の一端部を支持しており、操作子11を回すと、フラッパ10と連動して同方向に回転する。ここで、図3に示す状態では、コイルばね4は伸長し、イメージセンサ2を送りローラ3に押圧する押圧力は小さいが、図4に示すように押圧受け板12をイメージセンサ2の背面へ変位させると、コイルばね4は圧縮され、イメージセンサ2を送りローラ3に押圧する押圧力は増大する。
【0011】このファクシミリは上記のように構成されており、次に取り扱い方法を説明する。
【0012】腰の弱い薄い原稿7aの場合は、図1におよび図3に示すように本体ケース1を床面に横向きに置き、操作子11を矢印M方向に回す。すると図3に示すように排出口9はフラッパ10で塞がれる。そこで、挿入口5から薄い原稿7aを挿入すれば、薄い原稿7aは送りローラ3に沿って急角度で大きく迂回し、排出口6から排出される。
【0013】次に腰の強い厚い原稿7bの場合は、図2におよび図4に示すように本体ケース1を床面に立て、操作子11を矢印N方向に回す。すると図4に示すようにフラッパ10は排出口9を開く。そこで挿入口8から厚い原稿7bを挿入すれば、厚い原稿7bはイメージセンサ2と送りローラ3の間を直進し、そのまま排出口9から排出される。この場合、操作子11の回転操作により、イメージセンサ2と送りローラ3の押圧用の押圧受け板12も同方向に回転し、コイルばね4の変位ストロークをM方向の場合に比べ大きくすることによりコイルばね4の押圧力が増大する。したがって、原稿7がはがきなどの場合、その紙粉が送りローラ3に付着し、送りローラ3の摩擦係数の低下に起因する搬送力の低下を押圧力の増大により補償することができる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、原稿の厚さや腰の強さに応じて原稿の搬送経路を切換えることにより、腰の弱い原稿は送りローラに沿って大きく急角度で迂回させて搬送し、また腰の強い原稿はイメージセンサと送りローラの間をまっすぐ直進させて搬送できるので、原稿の紙づまりや搬送不良を解消し、安定した原稿送りが可能となる。またはがき等の紙粉が送りローラに付着し搬送力を低減させるような原稿の場合には、イメージセンサと送りローラの押圧力を増大させて、搬送力を確保することができるなど、小型・小スペースで原稿送りを確実に行えるファクシミリを実現できる。




 

 


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