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発明の名称 FAX用画像形成装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−115486
公開日 平成7年(1995)5月2日
出願番号 特願平5−262126
出願日 平成5年(1993)10月20日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小鍜治 明 (外2名)
発明者 松添 久宣
要約 目的
小型、低価格化及び読み取り品質の向上を図れるFAX用画像形成装置を提供することを目的とする。

構成
用紙収納用のカセット11を、揺動自在若しくは上下動自在な仕切り板26により原稿18を収納する空間と記録紙8を収納する空間に仕切り、且つこのカセット11内に収納された原稿18と記録紙8を共に導出する共用の給紙ローラ9,パッド押さえ板10,分離パッド16を設けた。
特許請求の範囲
【請求項1】光導電層を表面に有する感光体と、前記感光体の表面を一様に帯電させる帯電手段と、画像データに従って感光体表面を露光し、感光体表面上に静電潜像を形成する露光手段と、静電潜像を現像剤で現像して顕像にする現像手段と、前記感光体上の顕像を記録紙上に転写する転写手段と、前記感光体上の残留現像剤をクリーニングするクリーニング手段と、原稿の読み取り手段と、用紙収納用のカセットとを備え、このカセットを揺動自在若しくは上下動自在な仕切り板により原稿を収納する空間と記録紙を収納する空間に仕切り、且つこのカセット内に収納された原稿と記録紙を共に導出する共用の給紙手段を設けたことを特徴とするFAX用画像形成装置。
【請求項2】原稿有無センサにより給紙機構内の原稿の有無を検知し、原稿が前記給紙機構内に存在し、スタートボタンがONされない状態で外部より受信データを受けた時には、前記受信データをメモリ内に蓄えることを特徴とする請求項1記載のFAX用画像形成装置。
【請求項3】前記状態でメモリがいっぱいの時には自動的に原稿を排出することを特徴とする請求項2記載のFAX用画像形成装置。
【請求項4】原稿有無センサにより給紙機構内の原稿の有無を検知し、原稿が給紙機構内に存在し、スタートボタンがONされない状態である一定時間以上経過した時は、自動的に原稿排出を行うことを特徴とする請求項1記載のFAX用画像形成装置。
【請求項5】記録紙と原稿の先端を合わせ、原稿斜行を補正するためのレジストローラと転写部の間に原稿読み取り部とを設けることを特徴とする請求項1記載のFAX用画像形成装置。
【請求項6】転写部と定着部の間に搬送板を揺動可能にし、給紙されたものが原稿であれば前記定着部に入らないように搬送板が動いて搬送径路が変更され、前記定着部の影響を受けない構成としたことを特徴とする請求項1記載のFAX用画像形成装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿を読み取る手段と外部よりデータを受信する手段と感光体上の顕像を記録紙に転写、定着する手段とを有するFAX用画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、FAXの出力機器として電子写真法により画像形成装置が利用されるようになってきた。以下に従来のFAX用画像形成装置について図面を基に説明する。
【0003】図4は従来のFAX用画像形成装置を示す全体構成図である。まず、記録部について説明する。図中、1は表面に光導電層を有した感光体であり、矢印方向に回転する。感光体1の周りには、感光体1を一様に帯電させるための帯電器2、画像データに従って感光体1表面上に静電潜像を形成するための書き込み用のレーザースキャナーあるいはLEDヘッドなどで構成された露光手段3、静電潜像を顕像化するための現像器4が配置されている。感光体1の回転方向に対して現像器4の下流側に転写器5が配置されている。転写器5は感光体1から記録紙8に現像剤を転写させるためのものであり、高電圧の印加されたコロナ放電器や金属ローラや合成樹脂にカーボンなどを分散させた導電性ローラに高電圧を印加したもので構成されている。6は感光体1上の残留現像剤をクリーニングするクリーニング装置である。これらの構成部品は本体20の内部に配設されている。
【0004】本体20の下方の側部には記録紙8を収納するためのカセット11が設けられている。カセット11は内部に押し上げ板25、スプリング12を有し、押し上げ板25はスプリング12で常に押し上げられた構造となっている。カセット11の出口部に設けられた給紙ローラ9はゴムや金属等により構成されており、また給紙ローラ9に対向してパッド押さえ板10に取りつけられた分離パッド16が配置されている。分離パッド16はコルク材、樹脂などにより構成されており、スプリング17により給紙ローラ9に押圧された構成となっている。
【0005】7はレジストローラであり、ゴムあるいは金属ローラによって構成されており、スプリングクラッチあるいは、電磁クラッチ(図示せず)により記録紙8の先端の位置の制御と記録紙8の斜行の補正を行う。13は樹脂または板金で構成された搬送板である。15は定着部であり、定着ローラ14とプレスローラ14aにて構成され、定着ローラ14はアルミ素管表面にフッソ樹脂等をコーティングし、アルミ素管内にハロゲンヒータを配して熱源としている。プレスローラ14aはゴム硬度15°〜60°のゴム材で構成されている。
【0006】次に原稿読み取り部について説明する。図中、18は原稿であり、印字部を下にして設置される。原稿18は本体20の右側上方に斜設されたカセット21上に積層されており、その前方には給紙ローラ9、分離パッド16、パッド押さえ板10などが配設されており、スプリング17によって分離パッド16は給紙ローラ9に押圧された構成となっている。19は原稿18の搬送路に設けられた読み取り部であり、密着型イメージセンサあるいは、CCDを利用したものである。
【0007】以上のように構成されたFAX用画像形成装置について、以下にその動作を説明する。
【0008】まず、記録部の動作について説明する。暗部にて高抵抗を有する感光体1をコロナ放電によりコロナイオンを発生させる帯電器2により一様に帯電し、露光手段3により感光体1上を印字データに従い露光することにより光導電体である感光体1上に静電潜像を形成する。次に現像器4により感光体1上の静電潜像を現像することにより感光体1上に現像剤にて顕像を得る。
【0009】カセット11内に収納された記録紙8は押し上げ板25がスプリング12より押し上げられて給紙ローラ9に接触し、分離パッド16により分離され給紙される。給紙された記録紙8はレジストローラ7により先端位置と斜行が制御され、転写器5へと送りこまれ、転写器5により転写される。表面に感光体1上の顕像を転写された記録紙8は、搬送板13上を通り定着部15へ導かれる。定着部15は定着ローラ14とプレスローラ14aにて構成されており、記録紙8に熱と圧力を加えることにより記録紙8上に顕像を定着させる。顕像を定着させた記録紙8は本体20外へ排出される。
【0010】次に原稿読み取り部について説明する。まず、挿入された原稿18は給紙ローラ9と分離パッド16によって分離され一枚ずつ給紙される。給紙された原稿18は読み取り部19を通過し光学的に原稿内容を読み取る。内容を読み取られた原稿18は本体20外へと排出される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来のFAX用画像形成装置の構成では原稿読み取り部の原稿18と記録部の記録紙8の給紙機構が別々に設けられており、全体の小型化と低価格化が困難であるという問題点と、原稿の先端位置と斜行の制御ができないという問題点を有していた。
【0012】そこで本発明は、全体の小型化と低価格化を図り、読み取り品質の優れたFAX用画像形成装置を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決するため、カセット内の原稿の間に仕切り板を設けて同じカセット11内に原稿と記録紙を収納し、原稿と記録紙を同じ給紙手段によって給紙するようにしている。また原稿有無センサにより給紙機構内の原稿の有無を検知し、原稿が給紙機構内に存在し、スタートボタンがONされない状態では、受信データをメモリ内に蓄え、またこの状態でメモリがいっぱいの時には自動的に原稿を排出する構成としたものである。
【0014】
【作用】本発明は前記した構成により、記録紙と原稿の給紙手段を共用化しているので、全体の小型、低価格化と読み取り品質の向上を図ることができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面に基づいて説明する。
【0016】図1は本発明の一実施例におけるFAX用画像形成装置を示す全体構成図、図2は本発明の一実施例におけるFAX用画像形成装置を示す給紙機構の斜視図である。本体20の中央やや下部には、感光体1、帯電器2、露光手段3、現像器4、転写器5、クリーニング装置6、レジストローラ7が配設されている。また本体20の左側部には、定着ローラ14とプレスローラ14aを備えた定着部15が設けられており、転写器5と定着部15の間には搬送板13が設けられている。
【0017】本体20の中央上部には、用紙収納用のカセット11が傾斜姿勢で配設されている。カセット11内には押し上げ板25があり、スプリング12により上方へ押し上げられている(図2も参照)。カセット11の内部には、仕切り板26が押し上げ板25の上方に配設されており、カセット11の内部を上下に仕切っている。仕切り板26の側部にはアーム27が垂設されている。このアーム27に形成された長孔28は押し上げ板25の側部に突設されたピン29に相対的に揺動自在若しくは上下動自在となっている。記録紙8は押し上げ板25上の空間に積層されており、また原稿18は仕切り板26上の空間に積層されている。したがって給紙ローラ9は原稿18がセットされている状態では原稿18を給紙し、原稿18のない状態では記録紙8を給紙する。すなわち給紙ローラ9などで構成される給紙手段は、記録紙8と原稿18の共用の給紙手段となっている。
【0018】カセット11の前方上部には、給紙ローラ9と分離パッド16を備えたパッド押さえ板10が配設されており、その背面のスプリング17により給紙ローラ9へ弾発されている。またカセット11の前方やや下方には読み取り部19が配設されている。21,22は原稿18を読み取り部19へ搬送するための送りローラである。なお従来例と同一のものには同一符号を付している。
【0019】また、原稿18の有無を検知するために、カセット11の上方には原稿検知有無センサ30が設けてある。原稿検知有無センサ30は反射型センサまたは透過型センサ等により構成されている。この原稿検知有無センサ30により、給紙機構であるカセット11内の原稿18の有無を検知し、原稿18がカセット11内に存在し、かつスタートボタン(図外)がONされない状態では、外部からの受信データをメモリ内に蓄える。また、この状態でメモリがいっぱいの時には自動的に原稿18を排出するようになっている。あるいは、カセット11内に原稿18が存在し、スタートボタンが押されない状態が一定時間経過すると、原稿18を給紙、排出するようになっている。
【0020】このFAX用画像形成装置は上記のような構成より成るので、原稿18と記録紙8の給紙手段が共用化され、それだけ全体構造を小型化できる。
【0021】次に、図3を参照しながら他の実施例を説明する。図3は本発明の他の実施例におけるFAX用画像形成装置を示す全体構成図であり、レジストローラ7と転写器5の間に原稿18の読み取り部19が設けられている。また転写器5と定着部15の間には、次のような搬送路の切替手段が設けられている。32は可動板であり、その後端部はピン33に軸着されており、またその先端部はスプリング34により弾持されている。可動板32の後端部はソレノイド36のロッド37に結合されている。
【0022】読み取り部19により内容を読み込まれた原稿18は可動板32上を通るが、このときソレノイド36のロッド37が引き込んで可動板32が傾斜することにより、原稿18は斜上方へ排出される。また記録紙8が転写器5を通過するときは、ソレノイド36のロッド37は突出して可動板32は水平となり、記録紙8は定着部15へ送られる。
【0023】このように記録紙8と原稿18に応じて搬送路を切り替えれば、原稿18が定着ローラ14やプレスローラ14aに付着している定着オイルや現像剤で汚染されるのを回避することができる。また原稿18を搬送するためのローラや駆動系が不要になり、コストダウンを図ることができるだけでなく、一般的な原稿給紙、搬送にはレジストローラ7が付加されておらず、原稿18の読み取り位置のズレや原稿18が斜めに入っていき斜行等の課題が発生しているが、前記構成にすることによりこのような課題をコストアップすることなしに解決することができる。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、原稿給紙手段と記録給紙手段の共用化を簡単に図り、小型、低価格で、読み取り品質の優れたFAX用画像形成装置を得ることができる。




 

 


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