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発明の名称 番組選択装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−115479
公開日 平成7年(1995)5月2日
出願番号 特願平5−280687
出願日 平成5年(1993)10月15日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】役 昌明 (外1名)
発明者 林 孝明
要約 目的
希望する番組を容易に選択でき、選択した番組コードを自動的に映像配信センターに伝送できる番組選択装置を提供する。

構成
配信センターから配信される番組を選択する番組選択装置において、配信センターから伝送された番組情報データの中の文字情報データを格納する格納手段10と、文字情報データをフォントに変換して画面13に表示する表示手段12と、画面に表示すべき文字の文字情報データを選んで表示手段に転送する転送手段9と、画面に表示される文字の文字情報データを画面の文字表示位置と対応するアドレスに記憶する記憶手段10と、画面に表示された文字列をユーザが選択したとき、この文字列に対応する番組コードを、記憶手段に記憶された文字情報データを基に検索する検索手段9と、検索された番組コードを配信センターに伝送する伝送手段8とを設ける。配信センターから送られた映画名等の番組情報が画面に複数表示され、ユーザがその中から選択すると、対応する番組コードが自動的に検索され、配信センターに送出される。
特許請求の範囲
【請求項1】 映像配信センターから配信される番組を選択する番組選択装置において、映像配信センターから伝送された番組情報データの中の文字情報データを格納する格納手段と、文字情報データをフォントに変換して画面に表示する表示手段と、前記画面に表示すべき文字の文字情報データを選んで前記表示手段に転送する転送手段と、前記画面に表示される文字の文字情報データを前記画面の文字表示位置と対応するアドレスに記憶する記憶手段と、前記画面に表示された文字列をユーザが選択したとき、前記文字列に対応する番組コードを、前記記憶手段に記憶された文字情報データを基に検索する検索手段と、検索された前記番組コードを映像配信センターに伝送する伝送手段とを設けたことを特徴とする番組選択装置。
【請求項2】 前記転送手段が、前記記憶手段に記憶された文字情報データの一部を前記表示手段に転送し、それによって前記画面に表示される文字を制限したことを特徴とする請求項1に記載の番組選択装置。
【請求項3】 前記記憶手段の記憶できる文字数が前記画面に表示される文字数より多くなるように設定し、前記記憶手段が前記画面に表示されない文字の文字情報データを記憶できるように構成したことを特徴とする請求項1に記載の番組選択装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CATV等において、多数の番組の中から希望の番組を選択して、その配信を受ける番組選択装置に関し、特に、ユーザが容易に番組を選ぶことができるように構成したものである。
【0002】
【従来の技術】従来のCATVでは、映像配信センターが多数の番組の映像信号を周波数多重して各家庭に配信し、各家庭のユーザは、映像RF信号チューナ内蔵のテレビにより、周波数多重されたCATV信号の中から見たい番組を選択して視聴している。映像配信センターでは、提供する番組の数を増やすことによって、ユーザの要望に応えてきている。
【0003】しかし、このような方式では、各番組の開始は、予定された番組運行に従って行なわれるため、ユーザの方が見たい番組の開始時間に合わせて視聴の態勢を取らなければならず、ユーザが見たいときに見たい番組を提供する体制には至っていない。
【0004】こうした点を改善するため、最近では、チャンネルの一部を使ってユーザが映像配信センターに希望する番組の配信を要求し、映像配信センターがこれに応えて指定された番組の配信を開始する、アドレッサブルCATVと呼ばれるシステムが作られている。
【0005】このシステムでは、映像配信センターからユーザに提供番組を知らせる印刷物が送られ、ユーザはこの印刷物によって見たい番組を探し、その番組のコードを映像配信センターに通知する。これを受けて映像配信センターは、要望のあった番組をユーザの特定チャネルに配信する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のシステムでは、ユーザは、提供番組の掲載された印刷物から希望する番組を選択する作業を強いられるが、提供する番組数が増えていることや番組が日によって変わることのために、印刷物に掲載された選択肢は膨大な数にのぼり、辞書を引くような感じでこの作業を行なわなければならず、作業負担が可成り大きい。
【0007】また、10桁にも及ぶ番組コードを間違いなく映像配信センターに通知することも易しいことではない。
【0008】本発明は、こうした従来の問題点を解決するものであり、希望する番組を容易に選択することができ、また、選択した番組コードをユーザの手を煩わすことなく自動的に映像配信センターに伝送することができる番組選択装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、映像配信センターから配信される番組を選択する番組選択装置において、映像配信センターから伝送された番組情報データの中の文字情報データを格納する格納手段と、文字情報データをフォントに変換して画面に表示する表示手段と、画面に表示すべき文字の文字情報データを選んで表示手段に転送する転送手段と、画面に表示される文字の文字情報データを画面の文字表示位置と対応するアドレスに記憶する記憶手段と、画面に表示された文字列をユーザが選択したとき、この文字列に対応する番組コードを、記憶手段に記憶された文字情報データを基に検索する検索手段と、検索された番組コードを映像配信センターに伝送する伝送手段とを設けている。
【0010】また、転送手段が、記憶手段に記憶された文字情報データの一部を表示手段に転送し、それによって画面に表示される文字を制限するように構成している。
【0011】また、記憶手段の記憶できる文字数が画面に表示される文字数より多くなるように設定し、記憶手段が画面に表示されない文字の文字情報データを記憶できるように構成している。
【0012】
【作用】そのため、映像配信センターから送られた映画名等の番組情報が画面に複数表示され、ユーザがその中から選択すると、対応する番組コードが自動的に検索され、映像配信センターに送出される。
【0013】この番組コードは、記憶手段には記憶されるが、画面には映らないようにすることができ、ユーザは、番組コードを意識することなく、番組選択を行なうことができる。
【0014】
【実施例】本発明の実施例における番組選択装置では、図3に示すように、番組を選択する時に、まず、番組の大きなジャンルを表わす階層1の画面30がTV画面に表示され、その1つの項目、例えば「映画」を選択すると、次に、映画の内容を複数のジャンルに区分した階層2の画面31が画面に表示される。階層2の画面31から「ムード」というジャンルを選択すると、そのジャンルに属する映画のタイトルとその映画のコードとを表わす階層3の画面32が画面に表示される。ユーザが、階層3の画面32から好みの映画を選択すると、TV画面を通じて、選択された映画の放映が開始される。
【0015】この番組選択装置は、図1に示すように、ユーザの操作により新しいビデオ番組の配信要求信号を出力するリモコン15と、リモコン信号を受信する受光素子14と、文字コードを図形・文字に変換するオンスクリーン・キャラクタLSI12と、変換された図形・文字を表示するTV画面13と、映像配信センターから送られたデータを格納するRAM10と、MPEG(Moving Picture Coding Experts Group)規格に従って圧縮されたビデオおよびオーディオデータを復号するMPEG復号部11と、家庭内の装置全体を制御する中央演算装置(CPU)9と、RS232Cやモデムから成るシリアル通信設備8と、通信交換設備として機能するADSL4とを備えており、このADSL4には、双方向通信が可能な低容量の上り通信回線5と片方向通信が可能な大容量の通信回線6とが接続している。
【0016】一方の映像配信センターは、MPEG規格に従って圧縮された多数のビデオデータを蓄えているストレージ装置1と、番組のメニューデータ・ブロックを格納しているRAM2と、映像配信の制御を行なう中央演算装置(CPU)3と、通信交換設備のADSL4とを備えており、ADSLには通信回線5と通信回線6とが接続し、映像配信センターと家庭との間を伝送回線7が繋いでいる。
【0017】また、メニューRAM2に蓄えられた番組メニュー・データブロックは、図2の20の構造に成形されて家庭に伝送される。そのデータ部分21は、TV画面13に表示される各文字についてのデータ22によって構成され、このデータ22は、1つの文字について、エスケープ・コードと、データの属する階層とジャンルとを表わす階層/ジャンルコードと、TV画面上の表示位置を表わす水平位置コードおよび垂直位置コードと、表示する文字の文字コードと、データの属性を表わす属性コードとを含んでいる。
【0018】この番組選択装置の動作について説明する。
【0019】ユーザが、リモコン15を使用して、別のビデオ(番組)への変更を要求する信号を出力すると、番組選択装置は、TV表示モードから特定ビデオ要求モードに移行し、この要求を認識した中央演算装置9が、シリアル通信設備8にメニュー要求コマンドを発行する。
【0020】このコマンドは、双方向通信が可能な低容量の上り通信回線5を通って、映像配信センターの中央演算装置(CPU)3に受信され、CPU3は、メニュー要求コマンドを理解し、メニューRAM2に記憶されているメニューデータを図2のデータ構造20に成形し、ADSL4および片方向通信が可能な大容量の通信回線6を通じて、要求を出した家庭に伝送する。
【0021】家庭内では、ADSL4に転送されたデータをCPU9管理下のRAM10に蓄積し、データ解析を行なう。CPU9は、データ解析の結果、伝送されたデータが番組メニュー・データブロックであると判定したときは、まず、そのデータ部分21のみをRAM10のメニュー領域に転送する。
【0022】次いで、メニュー領域に蓄積したデータ21を先頭から順に検索し、それらの中で階層コードが1のデータ22を抜出し、オンスクリーン・キャラクタLSI12に転送する。オンスクリーン・キャラクタLSI12は、データ22中の文字コードを図形・文字に変換し、TV画面13は、これを水平位置コードおよび垂直位置コードで指定された画面上の位置に表示する。
【0023】CPU9は、オンスクリーン・キャラクタLSI12へのデータ転送と同時に、同じ内容のデータ22をRAM10の表示画面領域にも転送する。この表示画面領域は、図4に示すように、その領域41がTV画面13の領域40と1対1に対応している。つまり、TV画面13の領域40がn×mに区分されている場合、RAM10の表示画面領域41も同様にn×mに区分され、TV画面40の第a行第b列の領域に表示されるデータが、表示画面領域41の同じ第a行第b列の領域に格納される。CPU9は、各データ22を、その水平位置コードおよび垂直位置コードによって決まる表示画面領域41のアドレス位置に書込む。そのため、水平位置コードおよび垂直位置コードそのものは、表示画面領域には転送されない。
【0024】図4では、TV画面40に、後述する階層3の画面40、即ち、映画名とその番組コードとが表示されているとき、RAM10の表示画面領域41にどのような形で文字コードおよび番組コードが格納されるかを示している。なお、番組コードは、データ22の文字コードとして伝送される。
【0025】このTV画面40には、第1行第1列から第1行第3列の領域に映画名を表わす「ABC」という文字列が、また、第1行第5列および第6列に、この映画の番組コードが表示されている。これに対して、RAM10の表示画面領域41には、TV画面40の第1行第1列に対応するメモリアドレス42のD000に文字「A」の文字データ「40」が、第1行第2列のメモリアドレスD001に文字「B」の文字データ「41」が、第1行第3列のメモリアドレスD002に文字「C」の文字データ「42」が格納され、また、第1行第5列および第6列のメモリアドレスD004およびD005に番組コードを表わす「xxxx」が格納されている。また、第1行第4列のメモリアドレスD003には、区切りコード「A0」が格納され、さらに第1行第7列のメモリアドレスD006には、スペースを表わすコード「20」が格納されている(なお、メモリアドレスおよび文字データは、16進数により表示(hex表示)している)。
【0026】また、階層/ジャンルコードおよび属性コードについては、バンク切替えやアドレスオフセットの手法で図4に示す文字コード格納メモリ41と同様の形態のメモリが形成され、表示画面領域に格納される。
【0027】RAM10のメニュー領域から階層1のデータ22の抜出しが全て終了したとき、TV画面13には、ジャンル分けされた階層1のメニュー画面30が表示され、その最初の一行が反転表示される。
【0028】この状態でユーザーが<決定>キーを押すと、CPU9は、反転表示を移動する<カーソル>キーが押されることなく、<決定>キーが押されたことを検出して、現在表示中の一番上の行のジャンルが選択されたことを認識する。
【0029】CPU9は、次いで、RAM10の表示画面領域に格納されたメモリから、選択された行の先頭文字の属性コードを利用して、選択されたジャンルコードを知り、このジャンルコードを有し且つ階層が2であるデータ22をRAM10のメニュー領域から検索する。
【0030】CPU9は、検索したデータ22を、階層1の場合と同様に、オンスクリーン・キャラクタLSI12に転送し、同時にRAM10の表示画面領域に転送する。なお、CPU9は、この転送に先立ってRAM10の表示画面領域を20hex(空白文字コード)で初期化する。
【0031】RAM10のメニュー領域から、該当するジャンルの階層2のデータ22が全て抜出されたとき、TV画面13には、階層2のメニュー画面31が表示され、その最初の一行が反転表示される。
【0032】この画面を見たユーザが<カーソル>キー・下矢印を押すと、CPU9は、下矢印が押されたことを認識し、反転表示を一行下げるように、オンスクリーン・キャラクタLSI12を制御する。次いで、ユーザーが<決定>キ−を押すと、CPU9は、現在反転表示中の2番目のジャンルが選択されたことを認識し、RAM10の表示画面領域のメモリから選択されたジャンルコードを知る。
【0033】次いで、CPU9は、階層2のジャンル選択画面を表示したときと同様の手順で、階層3の個別番組選択画面32を表示する。
【0034】ユーザが個別番組選択画面32からタイトルを選択すると、CPU9は、選択された行にある番組コードを抽出する。
【0035】この番組コードの抽出は、このときのRAM10の表示画面領域のメモリ(図4の41)から行なう。CPU9は、組込まれたプログラムに従って、現在のカーソル位置に対応する先頭アドレス(図4のアドレスD007hex)から検索を開始し、区切りコード(A0hex)から、それ以後に出現するスペース(20hex)までの文字情報データを番組コードとして認識する(図4のアドレスD004hex、D005hex)。
【0036】CPU9は、こうして抽出した番組コードのみを配信要求コマンドと共に再度シリアル通信設備8に発行する。
【0037】映像配信センターでは、CPU3が、受信した番組コードについて認識し、ビデオデータを蓄えているストレージ装置1に配信番組の伝送開始を指示する。ビデオデータは、通信回線6を通じて配信要求を行なった家庭に送られ、RAM10に一時蓄えられた後、MPEG復号部11で復号され、オンスクリーン・キャラクタLSI12からTV画面13に表示される。
【0038】また、メニュー選択時のTV画面に、目障りな番組コードが表示されないように制御することもできる。
【0039】この場合には、RAM10のメニュー領域から抜き出した文字データを、オンスクリーン・キャラクタLSI12に転送する前に、先ず、TV画面の状態と1対1に対応するRAM10の表示画面領域に転送し、ここで水平方向の連続的データ整列を行なう。その後、区切りコードが出現するまでのデータのみを取出してオンスクリーン・キャラクタLSI12に転送し、TV画面13に表示させる。
【0040】こうすることにより、番組コードのTV画面への表示を除くことができ、ユーザは、番組コードの存在を意識することなく、メニュー選択画面から番組を選択することができる。但し、この場合には、RAM10の表示画面領域からオンスクリーン・キャラクタLSI12へのデータ転送に当たって、各文字情報データに、再度、水平位置コードおよび垂直位置コードを付加することが必要になる。
【0041】メニュー選択画面に番組コードを表示しないようにする別の手法として、次の手段を採ることもできる。
【0042】この場合には、図5に示すように、RAM10の表示画面領域をTV画面に実際に表示される領域(図4の41)以上に広く設定し、映像配信センターは、メニューデータ作成時に、番組コードが、この表示画面領域における非表示領域50に来るようにデータを設定する。
【0043】映像配信センターから配信されたメニューデータは、RAM10のメニュー領域に蓄えられた後、前述したように、オンスクリーン・キャラクタLSI12とRAM10の表示画面領域とに転送されるが、このとき、オンスクリーン・キャラクタLSI12には、非表示領域に相当する水平位置コードおよび垂直位置コードを有するデータ22の転送を行なわない。こうすることにより、TV画面13への番組コードの表示は回避できる。
【0044】また、この場合には、水平位置コードおよび垂直位置コードによって表示文字と番組コードとの区別が可能であるため、伝送データに区切りコードデータ(A0hex)を挿入する必要がなく、表示画面領域のアドレスから番組コードを抽出することができる。
【0045】図5の例では、アドレスD007hexからD009hexまでがTV画面に表示されないデータであり、ユーザが一行目のメニューを選択する操作を行なった場合には、アドレスD007hexとD008hexのデータが番組コードとして抽出される。なお、53には、アドレスD007hexに対応するTV画面の水平、垂直位置の番組コードを伝えるデータ22構造について示している。
【0046】こうした手段は、番組コードの画面への表示を制限する以外にも使用することができる。例えば、TV画面の一行に表示できる文字数が限られている場合に、この手段を適用して、番組タイトルの前記文字数を超える文字について非表示とすることが可能である。
【0047】なお、実施例では、番組メニューを3段階の階層に分けて表示する場合について説明したが、この段階数は言うまでもなく変更することができる。勿論、場合によっては1段階で足りることもある。
【0048】
【発明の効果】以上の実施例の説明から明らかなように、本発明の番組選択装置を使用するとき、ユーザは、膨大な数の番組の中から希望する番組を容易に選択することができる。また、本発明の番組選択装置は、選択された番組の番組コードを自動的に映像配信センターに通知するため、ユーザは、それを自ら入力する手間が省け、入力ミスの虞れも解消できる。
【0049】本発明の番組選択装置は、新たな回線の付設を伴わずに、こうした効果を上げることが可能である。




 

 


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