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発明の名称 コードレスリモコン給湯機
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−111685
公開日 平成7年(1995)4月25日
出願番号 特願平5−256858
出願日 平成5年(1993)10月14日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小鍜治 明 (外2名)
発明者 浅田 隆生 / 武智 弘 / 上田 欣弘 / 平田 千枝
要約 目的
ある周波数が他のシステムに専有されている場合でも、異なる周波数に切り替えて応答性の良い送受信を実現する。

構成
リモコン1のタイマー手段2と給湯機本体10の本体タイマー手段11は同期して計時しており、送信周波数変更手段4はタイマー手段2を確認して送信周波数を決定し、これに同期して本体受信周波数決定手段12は受信周波数を決定する。また、受信周波数決定手段4はタイマ手段2の計時回数をカウントして受信周波数を決定し、これに同期して本体送信周波数決定周波数13は送信周波数を決定する。これにより、送受信周波数をリモコン1と給湯機本体10がそれぞれ変更しても通信が可能となる。
特許請求の範囲
【請求項1】無線信号を送信する送信手段および受信する受信手段と、給湯運転条件を操作入力する操作手段と、前記送信手段が送信した操作手段の操作入力信号に対する応答信号を受信し、応答信号を送信した給湯機本体と基準時を合わせて計時するタイマー手段と、前記タイマー手段からの情報により送信電波の周波数を変更する送信周波数変更手段を有するリモコンを備えると共に、前記リモコンの操作手段からの操作入力信号を無線信号で受信する本体受信手段と、無線信号を送信する本体送信手段と、前記リモコンからの受信信号によりリモコンと基準時を同期して計時する本体タイマー手段と、前記本体タイマー手段からの情報により前記リモコンの送信電波周波数の変更に同期して本体の受信電波周波数を変更する本体受信周波数変更手段を有した給湯機本体を備えるコードレスリモコン給湯機。
【請求項2】リモコンのタイマー手段が計時する所定時間毎に電池電源から受信手段へ電源供給し間欠受信を行う電源制御手段と、間欠受信周波数を切り換える受信周波数変更手段をリモコンに備え、本体タイマー手段からの信号により前記リモコンの間欠受信と同期してリモコンへ送信する送信手段と、前記リモコンの受信周波数の変更に同期して本体の送信周波数を変更する本体送信周波数変更手段を有した請求項1記載のコードレスリモコン給湯機。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遠隔設置した器具とリモートコントローラ(リモコンとも言う)間を電波を用いて通信制御するコードレスリモコン給湯機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のコードレスリモコン給湯機のシステムについて図3により説明する。
【0003】給湯機本体とリモコンは固定された1つの周波数の電波を用いて通信を行っており、リモコンは電池電源により動作を行っている。また、本体は連続的に受信可能状態となっている。
【0004】まず、リモコンの電源投入後スイッチを操作すると(P1)、リモコンは操作信号を給湯機本体に向けて送信し(D)、給湯機本体はこの信号を受信する(C)。その後本体はリモコンへ応答信号を送信するが(B)、この応答信号の終了時点からT1秒後に給湯機本体とリモコンはタイミングをあわせて通信できるようにそれぞれのタイマーを起動する。この動作によりタイマー同期を確立しリモコンではこれ以降T2秒ごとに受信電源をオンさせ間欠的に受信を行い(E)、給湯機本体もT2秒毎にリモコンへの送信タイミングを持つようにする(A)。
【0005】例えば、P2でリモコンスイッチが操作されるとリモコンは直ちに操作信号を送信するが、本体から応答が返ってくるのはリモコンの受信タイミングであるP3となる。また、給湯機本体でP4において給湯燃焼状態となった場合、実際にリモコンに給湯燃焼の情報を送るタイミングはT3秒後のリモコンの受信タイミング(P5)となる。このように、リモコンは間欠的に受信をおこなうことで電池電源の省電力化を行いながら通信することが可能である。
【0006】なおリモコン、給湯機本体ともに電波を送信する直前に同一周波数の電波(キャリア)がすでに他のシステムから発信されていないかを確認し(以降キャリアセンスと呼ぶ)、キャリアがなければ送信を行い、キャリアがあれば一時送信を休止する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら1つの周波数を使用しての送受信を行う場合、少数のコードレス給湯機であれば給湯機相互の電波の干渉が少いので問題なく送受信できるが、マンション等の集合物件に多数のコードレス給湯機が設置され、数十台のリモコンを同時使用されるような状況があると、送信前にキャリアがあり送信できなかったり、電波の干渉が発生し送受信の確立までに時間がかかり応答が遅れるという課題があった。
【0008】また、コードレスリモコン給湯機の通信方式は発行の特定小電力規格テレコン・テレメータ用(STD−16)に準拠しており、連続的な送信は最大30秒まで公的に認められている。従って、給湯機以外の他社システムで1つの周波数を30秒間連続使用される可能性もあり、1周波数のみでは、この間は給湯機の状態変化やリモコンでの操作内容が送信できなくなるという課題があった。
【0009】そこで本発明は、複数の周波数を用いて通信を行い、多数のシステムが存在しても応答性の良い通信システムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するために、本発明のコードレスリモコン給湯機の第1の手段は、無線信号を送信する送信手段および受信する受信手段と、給湯運転条件を操作入力する操作手段と、前記送信手段が送信した操作手段の操作入力信号に対する応答信号を受信し、応答信号を送信した給湯機本体と基準時を合わせて計時するタイマー手段と、前記タイマー手段からの情報により送信電波の周波数を変更する送信周波数変更手段を有するリモコンを備えると共に、前記リモコンの操作手段からの操作入力信号を無線信号で受信する本体受信手段と、無線信号を送信する本体送信手段と、前記リモコンからの受信信号によりリモコンと基準時を同期して計時する本体タイマー手段と、前記本体タイマー手段からの情報により前記リモコンの送信電波周波数の変更に同期して本体の受信電波周波数を変更する本体受信周波数変更手段を有した給湯機本体を備えたものである。
【0011】また本発明の第2の手段は、リモコンのタイマー手段が計時する所定時間毎に電池電源から受信手段へ電源供給し間欠受信を行う電源制御手段と、間欠受信周波数を切り換える受信周波数変更手段をリモコンに備え、本体タイマー手段からの信号により前記リモコンの間欠受信と同期してリモコンへ送信する送信手段と、前記リモコンの受信周波数の変更に同期して本体の送信周波数を変更する本体送信周波数変更手段を備えたものである。
【0012】
【作用】本発明の第1の手段によれば、リモコンの送信周波数と給湯機本体の受信周波数を同期して変更していくことができ、ある周波数が連続的に使用されていても別の周波数で送受信が可能となり、リモコンでの操作内容を本体に遅れること無く伝えることが可能である。
【0013】また、本発明の第2の手段によれば、リモコンは本体のデータ送信タイミングに合わせてリモコンの受信手段の電源を投入し、本体の送信周波数はリモコンの受信周波数と同期して変更していくことが可能となる。従って、ある周波数が連続的に使用されていても別の周波数で送受信が可能となり、本体の状態変化を遅れることなくリモコンに表示させることが可能であり、同時にリモコンの電池電源の消費を節約し省電力化を図ることができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明する。図1(a)、(b)において、1はリモコン、2は給湯機本体10との同期タイミングを計時するタイマー手段、3は受信周波数変更手段、4は送信周波数変更手段でありそれぞれタイマー手段2の計時時間により周波数を変更する。5は無線信号を受信する受信手段、6は無線信号の送信手段、7はタイマー手段2の計時時間により受信手段5への電池からの電源供給を制御する電源制御手段、8は押しボタン等の操作手段、9は送受信用アンテナ、18は本体機器の状態を表示する液晶パネル等の表示手段である。送信手段6は操作手段8で操作された内容をアンテナ9を介し給湯機本体10へ送信し、受信手段5は給湯機本体10からアンテナ9を介して受信した信号から本体の状態を表示手段18に表示する機能を持つ。
【0015】11はリモコン1との同期タイミングを計時する本体タイマー手段、12は本体送信周波数変更手段、13は本体送信周波数変更手段でありそれぞれタイマー手段11の計時時間により周波数を変更する。14は無線信号を受信する本体受信手段、15は無線信号を送信する本体送信手段、16は本体の燃焼動作を制御する本体制御手段、17は送受信用アンテナである。送信手段15は本体制御手段16からの情報をアンテナ17を介してリモコン1へ送信し、受信手段14はリモコン1からアンテナ17を介して受信した操作信号を本体制御手段16へ伝える機能を持つ。上記した構成に基づいて以下動作について説明する。
【0016】図2は本発明の一実施例における通信タイミングチャート図である。給湯機本体10とリモコン1の通信が開始されていない状態では給湯機の送受信周波数、リモコンの送受信周波数共にチャンネル1に固定されている。この状態からリモコン1の操作手段8でスイッチ操作を行うと(P6)、リモコン1は操作信号を給湯機本体10に向けて送信し(J)、給湯機本体10はこの信号を受信する(H)。その後給湯機本体10はリモコン1へ応答信号を送信するが(F)、この応答信号の終了時点からT4秒後に給湯機本体10とリモコン1はタイミングをあわせて通信できるように、それぞれ本体タイマー手段11とタイマー手段2を起動する。
【0017】ここまでの送受信動作はあらかじめ固定された送受信周波数であるチャンネル1で行われる。この動作によりタイマー同期を確立し、リモコン1ではこれ以降T5秒ごとに電源制御手段7により受信手段5の電源をオンさせ間欠的に受信を行い(L)、給湯機本体10もT5秒毎にリモコンへの送信タイミングを持つようにする(G)。
【0018】また、タイマー同期の確立以降は次のようなタイミングで給湯機本体10、リモコン1とも送受信周波数を切り換えていく。まず、給湯機本体10の受信はリモコン1の間欠受信周期T5秒の1/2の周期T5/2秒で受信チャンネルを切り換えていく。これは、本体タイマー手段11の計時する時間を本体受信周波数変更手段12が確認してT5/2秒経過後にはチャンネル2に変更し、さらにT5/2秒後にはチャンネル3に変更し、次のT5/2秒後には最初のチャンネル1に戻すように本体受信手段14を制御するものである(I)。
【0019】これに対応するリモコン1の送信は給湯機本体10の受信チャンネルと同一のチャンネルで送信する必要がある。例えば、P8においてスイッチ操作があった場合、リモコン1は操作信号を送信するが(J)、この時に送信チャンネルは給湯機本体10が受信しているチャンネル2に合わせればよい。すなわち(K)で示すようにリモコン1の送信チャンネルはタイマー手段2の計時する時間を送信周波数変更手段4が確認して、本体と同一のタイミングで送信手段6の送信チャンネルを切り換えていけばよいのである。もし、リモコン1が送信直前に行うキャリアセンスで同一周波数の電波がすでに送信されていると判断したときは、次の送信チャンネル3まで待って送信すれば問題ない。
【0020】次に、リモコン1の受信は前記したようにT5秒周期で間欠受信を行っているが(L)、このときの受信はまずチャンネル1で受信し、T5秒後の受信タイミングではチャンネル2で受信し、次はチャンネル3、次は再度チャンネル1と周期的に変化させていく(M)。これはタイマー手段2が計時するT5秒の経過を受信周波数変更手段3がカウントし、T5秒毎に受信手段5の受信チャンネルを制御することで可能である。
【0021】これに対応する給湯機本体10の送信はリモコン1の受信チャンネルと同一のチャンネルで送信する必要がある。例えば、給湯機本体10でP9において給湯燃焼状態となった場合、実際にリモコン1に給湯燃焼の情報を送るタイミングはT6秒後のリモコン1の受信タイミング(P10)となるが、このときの送信チャンネルはリモコン受信チャンネルと同一の3チャンネルにあわせれば良い(G)。これは本体タイマー手段11が計時するT5秒の経過を本体送信周波数変更手段13がカウントし、T5秒毎に本体送信手段15の送信チャンネルを制御することで可能である。
【0022】もし、給湯機本体10が送信直前に行うキャリアセンスで同一周波数の電波がすでに送信されていると判断したときは、T5秒後のチャンネル1まで待って送信すれば問題ない。
【0023】上記のような構成により、仮にチャンネル1が他のシステムで連続的に使用されていても残り2、3チャンネルでリモコン1から給湯機本体10への送信、及び給湯機本体10からリモコン1への送信の双方向ともに送信が可能となり、T5の時間を数秒程度の範囲に納めれば応答遅れの少ない通信が可能となる。なお、リモコン1と給湯機本体10において同一の送受信チャンネルを3個記憶させる必要があるが、これはあらかじめスイッチ等により双方設定することも可能であるし、あらかじめ給湯機本体10のみに記憶させておき、通信初期のP6におけるスイッチ操作に対する給湯機本体10からの応答信号に送受信チャンネル情報を付加して、リモコン1に伝えることも可能である。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明の第1の手段によれば、ある送受信周波数が他のシステムにより連続的に使用された場合、または隣接して多数のコードレスリモコン給湯機が設置されて同時使用され電波環境が悪化した場合でも、複数の電波周波数を利用して送受信することにより、リモコンでの操作内容を応答遅れを少なくして本体に伝えることが可能である。
【0025】また本発明の第2の手段によれば、前記した状況においても、本体の状態変化を応答遅れを少なくリモコンに表示させることが可能であり、同時にリモコンの電池電源の消費を節約し省電力化を図ることができる。




 

 


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