米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 計算機;電気通信 -> 松下電器産業株式会社

発明の名称 コンバーゼンス補正装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−111656
公開日 平成7年(1995)4月25日
出願番号 特願平5−256773
出願日 平成5年(1993)10月14日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小鍜治 明 (外2名)
発明者 秋久 正之 / 田上 知久
要約 目的
走査周波数が変化しても自動的に追随して、コンバーゼンス補正信号を発生し、これまで走査周波数の変化毎の調整を不要とし、安定動作かつ各種信号源に対応可能なコンバーゼンス補正装置を提供する。

構成
偏向電流の大きさによって画面中心位置を検出する画面位置検出回路2と、アナログコンバーゼンス回路部4からの補正信号を電流増幅してコンバーゼンスヨーク12に補正電流を供給するコンバーゼンスヨーク駆動回路11と、この補正電流の最小値の位置を検出するデータ位置検出回路13とを有し、位相比較器14で得た2種類の検出パルスの位相差を位相制御回路3に送り、コンバーゼンス補正信号の最小値の位相を走査周波数が変化しても常に画面の中心位置になるように制御し、コンバーゼンス補正データと偏向電流の位相一致時にデジタルコンバーゼンス補正データを加算する構成である。
特許請求の範囲
【請求項1】映像信号の同期信号から画面に表示する領域を示す信号を発生する偏向手段と、前記偏向手段の信号によって画面上の位置を検出する画面位置検出手段と、前記映像信号の同期信号の位相を制御する位相制御手段と、前記位相制御手段からのタイミングパルスで画面上の色ずれをアナログ的に補正するための信号を出力するアナログコンバーゼンス補正手段と、前記位相制御手段からのタイミングパルスを切り換えるスイッチ手段と、前記スイッチ手段からのタイミングパルスで画面上の色ずれをデジタル的に補正するための信号を出力するデジタルコンバーゼンス補正手段と、前記アナログコンバーゼンス補正手段と前記デジタルコンバーゼンス補正手段の補正信号からコンバーゼンス補正電流を出力するコンバーゼンス出力手段と、前記コンバーゼンス出力手段の補正電流からコンバーゼンス補正データの位置を検出するデータ位置検出手段と、前記画面位置検出手段と前記データ位置検出手段の出力に接続され信号の位相差を検出して前記位相制御手段と前記スイッチ手段に制御信号を供給する位相比較手段とを備えたことを特徴とするコンバーゼンス補正装置。
【請求項2】データ位置検出手段は、微分回路と、前記微分回路に接続されたゼロクロスコンパレータを備えたことを特徴とする請求項1記載のコンバーゼンス補正装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカラーテレビジョン受像機のコンバーゼンス補正において各種の信号源に対応し高精度な補正を自動的に行うコンバーゼンス補正装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にカラーテレビジョン受像機においては、表示画面で3色(赤、緑、青)の重ね合わせが悪いために色ずれが生じる。いわゆるコンバーゼンスは、水平および垂直走査周期に同期させてアナログ的にコンバーゼンス補正波形をつくり、この波形の大きさ、形を変えて調整する方式をとっているが、各種信号源に対応させる場合にコンバーゼンス精度の点で問題がある。そこで各種信号に対応可能でコンバーゼンス精度の高い方法として、例えば特開平2ー32693号公報に示されているデジタルコンバーゼンス装置がある。
【0003】図7はこの従来のデジタルコンバーゼンス補正装置のブロック図を示すものであり、21はアドレス発生部、22は加算器、23はフレームメモリ、24はDAコンバータ、25はLPFである。また、26はゼロクロスコンパレータ、27はセンタアドレス検出部、28は比較器、29は補正用センタ固定アドレス、30はクロスハッチ発生部、31はマーカ発生部である。
【0004】以上のように構成された従来のコンバーゼンス補正装置においては、水平同期信号および垂直同期信号がアドレス発生部21に入力され、アドレス発生部21で画面表示位置に対応したアドレスを加算器22とセンタアドレス検出部27に出力する。また、ゼロクロスコンパレータ26は水平および垂直に対して画面表示信号の偏向電流から偏向センタ点を示すタイミングパルスを得て中心点を検出し、AND回路により画面センタを検出する。この信号によりアドレス発生部21からのデータをセンタアドレス検出部27でラッチし、センタアドレスを検出している。
【0005】比較器28によりセンタアドレスと補正用センタ固定アドレスとを比較し、調整点のずれ量をセンタオフセット値として出力し、加算器22に入力してアドレス発生部21で出力されたアドレスにオフセットをもたせることによりフレームメモリ23のアドレスは常に画面の中心に同期したタイミングとなるように構成されている。また、クロスハッチ発生部30、マーカ発生部31のアドレスも加算器22より供給して常に画面の中心に同期したタイミングとなるように構成されている。したがって、常に偏向センタに同期したコンバーゼンス補正が行えるため、ミスコンバーゼンスの少ない、高画質の画像を得ることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記のような従来の構成では、通常のコンバーゼンス調整時には精度よく調整できるが、水平および垂直周波数が変化した場合、コンバーゼンス補正電流を流すコンバーゼンスヨークでは周波数に関係なく一定遅延時間が生じてしまうのでコンバーゼンス補正電流のデータ位相が異なってしまい、画面上のコンバーゼンス調整点での読み出しアドレスがずれを生じてしまうという課題を有していた。
【0007】本発明はかかる点に鑑み、表示画面の中心を検出する画面位置検出手段とアナログコンバーゼンス補正データの画面中心のデータを検出するデータ位置検出手段のタイミングパルスの位相を常に一致させるように制御する位相制御手段を用いることにより、水平および垂直周波数が変化しても自動的に追随して、偏向センタに同期したコンバーゼンス補正信号を発生することができ、周波数の変化に伴う再調整を行う必要がないコンバーゼンス補正装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達するため、偏向手段の信号によって画面上の位置を検出する画面位置検出手段と、映像信号の同期信号の位相を制御する位相制御手段と、位相制御手段からのタイミングパルスで画面上の色ずれをアナログ的に補正するための信号を出力するアナログコンバーゼンス補正手段と、前記位相制御手段からのタイミングパルスを切り換えるスイッチ手段と、前記スイッチ手段からのタイミングパルスで画面上の色ずれをデジタル的に補正するための信号を出力するデジタルコンバーゼンス補正手段と、前記アナログコンバーゼンス補正手段と前記デジタルコンバーゼンス補正手段の補正信号からコンバーゼンス補正電流を出力するコンバーゼンス出力手段と、前記コンバーゼンス補正電流からコンバーゼンス補正データの位置を検出するデータ位置検出手段と、前記画面位置検出手段と前記データ位置検出手段の出力に接続された信号の位相差を検出して前記位相制御手段と前記スイッチ手段に制御信号を供給する位相比較手段とを備えた構成である。
【0009】
【作用】本発明は前記した構成により、水平および垂直周波数が変化した場合でも、画面上の位置を検出する画面位置検出手段により画面の中心位置を検出し、アナログコンバーゼンス補正手段の補正信号からアナログコンバーゼンス補正データの位置を検出するデータ位置検出手段により画面の中心の補正データの位置を検出して、画面位置検出手段とデータ位置検出手段の出力信号から位相差を検出し、位相制御手段に制御信号を供給して補正データのタイミングパルスを得て、さらに、スイッチ手段の切り換えによりデジタルコンバーゼンス補正データを読み出すことによって、水平および垂直周波数が変化しても補正データのデータ位相が画面表示領域を示す信号の位相に一致するように制御する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。図1は本発明の実施例におけるコンバーゼンス補正装置のブロック図を示すものである。
【0011】図1において、1は水平および垂直同期信号により画面上に映像を表示する偏向回路、2は偏向回路1より得られた偏向電流の大きさによって画面位置を検出する画面位置検出回路、3は水平および垂直同期信号の位相を制御する位相制御回路、4は位相制御回路3からのタイミングパルスにより色ずれをアナログ的に補正するアナログコンバーゼンス補正信号を発生するアナログコンバーゼンス回路部、5は色ずれをデジタル的に補正するデジタルコンバーゼンス回路部、11はアナログコンバーゼンス回路部4とデジタルコンバーゼンス回路部5からのコンバーゼンス補正信号を補正電流として発生するコンバーゼンスヨーク駆動回路である。
【0012】12はコンバーゼンスヨーク駆動回路11からの補正電流を流しコンバーゼンス調整を行うコンバーゼンスヨーク、13はコンバーゼンスヨーク駆動回路11の補正電流から補正データの位置を検出するデータ位置検出回路、14は画面位置検出回路2とデータ位置検出回路13の出力信号の位相差を検出し制御信号を発生する位相比較器、15は位相制御回路3より得られたタイミングパルスを位相比較器14の制御電圧に従ってON/OFFするスイッチ回路である。
【0013】以上のように構成されたこの実施例のコンバーゼンス補正装置において、図2を用いて以下その動作を説明する。入力端子から同期信号を入力し、偏向回路1に供給する。偏向回路1では表示画像を得るために偏向電流(図2の(a))をつくり、偏向ヨークに流して規定のラスターを得ている。そして、偏向回路1からの偏向電流を画面位置検出回路2に与える。画面位置検出回路2は、例えば、ゼロクロスコンパレータで構成され、偏向電流の零(表示画面の中心部)の位置を検出する。図2の(b)は、図2の(a)から画面位置検出回路2で検出されたパルスの例である。
【0014】また、入力端子からの同期信号は位相制御回路3にも入力され、タイミングパルスを発生させる。位相制御回路3から出力されたタイミングパルスはアナログコンバーゼンス回路部4およびスイッチ回路15に供給される。スイッチ回路15の動作については後述する。また、アナログコンバーゼンス回路部4では位相制御回路3からのタイミングパルスによりアナログ補正を行うためのパラボラ波形や鋸歯状波形を発生させて補正データを出力する。
【0015】このアナログ補正データをコンバーゼンスヨーク駆動回路11に供給して、コンバーゼンス駆動回路11で電流増幅して補正電流を作成する。コンバーゼンスヨーク駆動回路11からの補正電流はコンバーゼンスヨーク12に供給されてコンバーゼンス調整を行う。
【0016】ここで、コンバーゼンスヨーク駆動回路11の補正電流の最小値の位置は表示画面の中心点になる。したがって、補正電流の最小値の位置をデータ位置検出回路13で検出して、画面位置検出回路2で偏向電流の零の位置を検出したパルスと位相比較器14で位相比較し、位相差を電圧に変換して制御電圧を位相制御回路3に供給する。このとき位相差が常に零となるように位相を制御すれば、周波数が変化してもコンバーゼンスヨーク12に流れる補正電流の位相と偏向電流の位相は常に一致する。
【0017】次に、スイッチ回路15の動作について説明すると、スイッチ回路15は、例えばコンパレータとスイッチで構成されていて、位相比較器14から制御電圧がコンパレータに供給される。コンパレータでは制御電圧が零になるタイミングを得て、そのタイミングの時にスイッチがONになる。スイッチがONになると、デジタルコンバーゼンス回路部5には、位相制御回路3からのタイミングパルスが供給されてデジタルコンバーゼンス回路部5でデジタル的な補正データが発生される。制御電圧が零でない場合にはスイッチがOFFとなり、位相制御回路3からのタイミングパルスが供給されず、デジタルコンバーゼンス回路部5の出力も零となる。
【0018】次に、デジタルコンバーゼンス回路部5について図3を用いて説明すると、デジタルコンバーゼンス回路部5は図3に示すように構成されている。6は位相制御回路3からのタイミングパルスに同期したアドレス信号を発生するアドレス発生回路、7はアドレス発生回路6からのアドレス信号の補正データを読み出すフレームメモリ、8はフレームメモリ7より得られた補正データをアナログ量に変換するD/A変換回路、9は補正データの平滑を行うLPF、また10はアドレス発生回路6からのアドレス信号よりクロスハッチ信号を発生させるクロスハッチ発生回路である。
【0019】ここで、クロスハッチ発生回路10では、例えば図4に示すように水平方向13行、垂直方向11列のクロスハッチパターンを発生して画面に映出する。図4のA点は画面の中心位置である。さらに、フレームメモリ7にはこのクロスハッチ信号の交点のデータが記憶されていて、アドレス発生回路6からのアドレス信号によってその交点データを出力する。フレームメモリ7により発生した交点データはD/A変換回路8でアナログ量に変換され、LPF9で補正データの平滑を行い、クロスハッチ信号の交点間の補正データを作成している。この補正データはアナログコンバーゼンス回路部4のアナログ的な補正データと加算されてコンバーゼンスヨーク駆動回路11に与えられる。そして、コンバーゼンスヨーク駆動回路11からの補正電流をコンバーゼンスヨーク12に流し、コンバーゼンス調整を行う。
【0020】次に、データ位置検出回路13の本発明における一実施例を図5に示す。図5において、16は微分回路、17はゼロクロスコンパレータである。また、データ位置検出回路13の動作について図6の波形図を用いて説明する。図6の(a)はアナログ補正電流の波形である。この補正電流を微分回路16に入力すると、補正電流の変化率は図6の(b)に示すようになる。補正電流の最小値の位置は変化率が零の位置になるので、ゼロクロスコンパレータ17で補正データの画面の中心位置を検出する(図6の(c))。
【0021】次に、位相制御回路3の動作について図7を用いて説明すると、図7の(b)はデータ位置検出回路13から入力された信号で補正電流の変化率が最小値の位置tcを検出したもので、位相比較器14に供給され、図7の(a)の画面位置検出回路2から入力された画面の中心位置thとの位相比較を行っている。位相比較器14からは位相差を電圧に変換したものを出力して、位相差をオフセット値として位相制御回路3に供給する。位相制御回路3は、外部からの直流制御電圧により出力パルスの位相が制御されるように構成されており、位相制御回路3の出力のタイミングパルスは位相比較器14のオフセット値によって、位相を制御することができる。
【0022】この位相制御回路3からのタイミングパルスはアナログコンバーゼンス回路部4とスイッチ回路15に供給され、アナログコンバーゼンス回路部4とデジタルコンバーゼンス回路部5でコンバーゼンス補正信号を発生する。したがって、補正データのデータ位相はth=tcとなる。よって、最終的にコンバーゼンスヨークに流れる補正電流は図7の(d)に示すような補正波形となり、補正電流の最小値の位置が図7の(c)に示す偏向電流の零の位置(画面の中心点)と一致する。
【0023】以上のようにこの実施例によれば、画面位置検出回路2とデータ位置検出回路13を設けて、画面の中心位置を検出して補正データの位相を制御することにより、水平および垂直周波数の変化に関わらず、再調整を行う必要なく、安定で高精度な自動調整を可能にすることができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、画面の中心位置とアナログ的な補正データの最小値の位置を検出し、この2種類の検出位置の位相を一致させるように制御し、位相が一致したときにデジタル的な補正データを発生することにより、水平および垂直周波数の変化に関わらず、自動的にデータ位相の調整を行い安定で高精度なコンバーゼンス補正装置を実現することができ、その実用的効果は大きい。




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013