米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 計算機;電気通信 -> 松下電器産業株式会社

発明の名称 画像通信端末装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−111639
公開日 平成7年(1995)4月25日
出願番号 特願平5−277372
出願日 平成5年(1993)10月12日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】役 昌明 (外1名)
発明者 村山 正美 / 松野 浩二 / 深川 貴弘
要約 目的
HSD(高速データ)またはLSD(低速データ)領域を利用してデータ伝送するアプリケーションに関して、送受信間で知っておくべき情報をBAS符号による制御手順の中で交換できる画像通信端末装置を提供する。

構成
CCITT勧告H.221に従って映像、音声、データを多重伝送する機能を備えた画像通信端末装置において、HSDまたはLSD領域でデータを伝送するアプリケーションに関して、勧告で未定義のBAS符号を用いて相手端末と情報交換する手段16を設ける。映像、音声等の通信途中で静止画データを伝送する必要が生じたとき、伝送される静止画データの圧縮/伸長方式等が未定義のBAS符号を使って相手に通知されので、送受信間の圧縮/伸長方式の認識相違が発生せず、正常にデータ伝送される。
特許請求の範囲
【請求項1】 CCITT勧告H.221に従って映像、音声、データを多重伝送する機能を備えた画像通信端末装置において、HSD(高速データ)またはLSD(低速データ)領域でデータを伝送するアプリケーションに関してCCITT勧告H.221で定義されていないBAS符号を用いて相手端末と情報を交換する情報交換手段を設けたことを特徴とする画像通信端末装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像、音声、データの多重伝送機能を備えた画像通信端末装置に関し、特に、HSDおよびLSD領域の有効活用を可能にしたものである。
【0002】
【従来の技術】近年、CCITT(国際電信電話諮問委員会)からオーディオビジュアル・サービス用のビデオ符号化方式および多重化方式並びに通信手順が正式勧告され、それに伴い各社からCCITT勧告に準拠したTV会議システムや動画TV電話などの画像通信端末装置が発売されている。
【0003】従来の画像通信端末装置は、図6に示すように、撮影用のカメラ1、マイク2、スピーカ3、静止画データを取り込むスキャナ4、送信先の電話番号を入力したり機能を選択したりするキ−操作部5、相手からの映像またはカメラ1で撮影した映像を表示するモニタ6等の付属装置が接続し、これらの各付属装置から出力され、またはそれらに入力する画像や音声等のデータが多重化されて相手端末との間で送受信される。
【0004】こうしたデータの送受信を行なうために、画像通信端末装置は、映像データおよび音声データを圧縮・符号化(伸長・復号化)するコーデック部7と、静止画データの圧縮/伸長を行なう静止画制御部8と、キー操作部5から入力された設定に従って端末全体を制御する端末制御部9と、モニタ6への表示画像の切換えを制御する表示制御部10と、映像、音声および静止画データをCCITT勧告H.221(オーディオビジュアルテレサービスにおける64Kbpsから1920Kbpsチャネルのフレーム構造)のフレームフォーマットで多重化し、相手から送られて来たフレームから映像、音声および静止画データをそれぞれ分離する多重/分離部11と、発/着信や切断等の呼制御を行なう呼制御処理部12と、システム全体を管理するシステム制御部13と、ISDN回線に端末を接続するための網インタフェース部14と、CCITT勧告H.242(1920Kbpsまでのデジタル・チャネルを使用したオーディオビジュアル端末間の通信を設定する方式)に基づく通信手順を実行するBAS(Bit-rate Allocation Signal)制御部15とを備えている。
【0005】また、図2には、CCITT勧告H.221で定義されているBASの数値表を示し、図3には、前記BAS符号のエスケープ(111)[16]に対応するエスケープ・テーブル(HSD/H−MLPの数値表)を、また、図4には、エスケープ(111)[18]に対応するエスケープ・テーブル(LSD/HSDチャネルにおけるアプリケーション用数値表)を示している。
【0006】この画像通信端末装置では、キー操作部5より相手端末の電話番号が入力され、発信操作が行なわれると、端末制御部9は、呼制御処理部12を起動して、システム制御部13および網インターフェイス部14を介して相手端末との間にBチャネルを接続させる。接続完了後、端末制御部9は、BAS制御部13を起動し、Bチャネルを使ってH.242に基づくモード初期化手順を行なわせる。
【0007】モード初期化手順においては、まずH.221で定義されるフレームの同期確立を行ない、同期確立後、図2に示したBAS数値表のオーディオ/転送レート能力、データ/ビデオ能力、エスケープの数値を用いて相手端末との間で端末能力の情報を交換する。それから、自端末と相手端末の能力を考慮の上、BAS符号中のオーディオコマンド、転送レートコマンド等のコマンドBAS符号を使って適当な動作モードに切り替える。
【0008】静止画データをHSD(高速データ)−64Kbpsで送信したい場合には、前記の端末能力の交換時に、図2および図3に示すBAS符号のエスケープ(111)[16]:HSD、エスケープ・テーブル(101)[17]:64kを相手端末に送信することにより通知することができる。なお、エスケープ符号は、それ自体はインデックスで、次のバイト以降が実質のメッセージを表わす符号となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の画像通信端末装置では、例えば、静止画像データがどのような圧縮/伸長方式で生成されているか、というような情報について、勧告で規定されているBAS符号による制御手順の中で相手側に示すことができない。そのため、送信側、受信側が、お互いに異なる方式の静止画データを送受信しようとして、正常な静止画像データの伝送ができない事態が発生する。
【0010】本発明は、こうした従来の問題点を解決するものであり、HSD(高速データ)またはLSD(低速データ)領域を利用してデータを伝送するアプリケーションに関して、送信受信間で知っておくべき情報を、BAS符号による制御手順の中で相手端末とやりとりすることができる画像通信端末装置を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、CCITT勧告H.221に従って映像、音声、データを多重伝送する機能を備えた画像通信端末装置において、HSD(高速データ)またはLSD(低速データ)領域でデータを伝送するアプリケーションに関してCCITT勧告H.221で定義されていないBAS符号を用いて相手端末と情報を交換する情報交換手段を設けている。
【0012】
【作用】そのため、映像と音声とを通信している途中で静止画データを伝送する必要が生じたような場合に、HSD領域を用いて伝送される静止画データの圧縮/伸長方式が、勧告で未定義のBAS符号を使って相手端末に通知される。従って、送受信間で、圧縮/伸長方式に関する認識の相違は発生せず、データ伝送が不正常になる事態が避けられる。
【0013】
【実施例】本発明の実施例における画像通信端末装置は、図1に示すように、HSD領域を用いて伝送するデータに関して、その種類や圧縮/伸長方式等についての情報交換を処理するHSD制御部16を備えている。その他の構成は、従来の装置(図6)と変わりがない。
【0014】この画像通信端末装置により、64kbpsのHSDを用いて、CCITT勧告のJPEG方式で圧縮/伸長された静止画データを伝送する場合の動作について説明する。なお、このときの端末間の能力情報交換シーケンスは、図5に示している。
【0015】操作者がキー操作部5から静止画データ送信を選択すると、端末制御部11は、それを検知し、HSD制御部16に通知する。それを受けたHSD制御部16は、BAS制御部15に対して、HSDを用いて静止画データを送信すること、さらに静止画データはJPEG方式によることを通知する。
【0016】BAS制御部15は、相手端末にこの内容を知らせるために、能力情報交換時に、従来通りBAS符号のエスケープ(111)[16]:HSD、エスケープ・テーブル(101)[17]:64kを送信し、それに引き続き、HSD制御部16の指示により、BAS符号のエスケープ(111)[18]:Data−apps、さらに、図4のBAS(111)[18]に対応するエスケープ・テーブルの割り当てられていない未定義値である(101)[26]に、静止画データ(JPEG方式)という意味を割り当てて送信する。
【0017】続いて、図5(a)に示すように、相手側端末から端末の能力として自端末が送信したものと同じHSD能力が送信されてきた場合には、相手端末にHSDを用いてJPEG方式による静止画データ伝送の能力があることが確認され、静止画データを送信することが可能となる。
【0018】一方、図5(b)に示すように、相手側端末から前記のような能力が送信されてこなかった場合や、静止画の圧縮/伸長方式が異なっていることが判明した場合には、自端末は、HSD能力なし、との能力情報を送信し直す。このときは、HSDでの静止画データの送信は行なわれない。
【0019】このような処理を行なうことにより、HSDの使用用途が異なっている場合や静止画の圧縮/伸長方式が異なっている場合に、HSD領域を開いたものの意図したデータの伝送が行なえず、意味のないHSDデータ送受信を行なってしまうというような事態を避けることができる。
【0020】なお、LSD(低速データ)を用いてデータを伝送する場合にも、同様に、そのデータに関する情報交換を処理するLSD制御部を設けることにより、圧縮/伸長方式等についての能力情報の交換が可能になる。
【0021】
【発明の効果】以上の実施例の説明から明らかなように、本発明の画像通信端末装置は、HSDまたはLSD領域を用いてデータを伝送する場合に、そのデータが図4の数値表に定義されているGraphics cursor、G3FAX、G4FAX、V.120以外のデータであっても、データの種類や圧縮/伸長方式等の情報について、H.221で定義されていないBAS符号を使って相手端末とやり取りすることができるため、適切且つ正確なデータ伝送が可能となる。
【0022】そのため、様々なアプリケーションのデータ伝送ために、LSDやHSD領域を有効活用することが可能になる。
【0023】また、こうした機能は、CCITT勧告に基づく多重化制御機能に簡単な制御手順を加えるだけで実現することができる。




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013