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発明の名称 CATV受信装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−111491
公開日 平成7年(1995)4月25日
出願番号 特願平5−280402
出願日 平成5年(1993)10月13日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】岡本 宜喜
発明者 浅加 信吉 / 宍戸 勉
要約 目的
占有帯域の異なるHDTV放送と従来の放送との双方を受信することができるCATV受信装置を提供すること。

構成
CATV伝送路から伝送されてきた信号をチューナ2によって選択し中間周波とする。このうち従来の放送波る含まれる音声中間周波を第1のバンドパスフィルタ5によって通過させ、中間周波増幅回路7を介して音声検波してモニタに入力する。そしてその信号を同時に分岐して電圧比較回路14によって信号の有無を判別し、マイクロコンピュータ15を介してチューナの選局範囲を選択すると共に、映像信号の切換回路4を切換えている。こうすれば1台の受像機でHDTV放送と在来の放送とを切換えることができる。
特許請求の範囲
【請求項1】 占有帯域の異なる複数の残留側波帯振幅変調波を受信するCATV受信装置であって、前記残留側波帯振幅変調波を中間周波信号に変換するチューナと、前記チューナにより選局された信号を2分配して中間周波のうち所定の音声周波数を通過させる第1のバンドパスフィルタと、前記チューナにより選局された中間周波のうち切換スイッチを介して入力される所定の中間周波数を通過させる第2,第3のバンドパスフィルタと、前記第1,第2,第3のバンドパスフィルタを通過した信号を夫々増幅する第1,第2,第3の中間周波増幅回路と、前記第1のバンドパスフィルタを通過した信号を復調する第1の検波回路と、前記第2,第3の中間周波増幅回路で増幅された信号を検波する第2,第3の検波回路と、前記第1のバンドパスフィルタを通過した信号の有無を判別する信号判別手段と、前記信号判別手段からの出力によって前記チューナの選択周波数帯域を切換える帯域切換手段と、を具備することを特徴とするCATV受信装置。
【請求項2】 前記第1のバンドパスフィルタはNTSC信号の音声周波数のキャリアを中心とする信号を通過させるものであり、前記第2,第3のバンドパスフィルタは夫々HDTV信号及びNTSCの映像中間周波信号の帯域を通過させるものであり、前記チューナは前記信号判別手段により検出される受信信号の有無に基づいてNTSC信号及びHDTV信号を通過させる帯域に変化させるものであることを特徴とする請求項1記載のCATV受信装置。
【請求項3】 前記信号判別手段は、前記第1のバンドパスフィルタを通過する信号に近接した周波数を発生する基準信号発振器と、前記基準信号発振器の出力と前記第1のバンドパスフィルタを通過した信号とをヘテロダイン検波するヘテロダイン検波器と、前記ヘテロダイン検波器より得られる出力の低周波分を通過させるローパスフィルタと、前記ローパスフィルタより得られる出力レベルに基づいて信号を判別する電圧比較回路と、を有することを特徴とする請求項1又は2記載のCATV受信装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はCATV放送の受信装置に関し、特にHDTV放送やNTSC放送のように方式の異なる放送波を受信し、復調するCATV受信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来テレビ放送のうちカラー放送と白黒放送においては占有帯域が同一であるため、復調器は共有していた。近年地上放送波の他にFM変調方式による衛星放送や、通信衛星を利用したCATVへの番組供給が普及してきた。このFM変調方式の放送をCATVの端末器で受信するために、FM変調方式で放送された信号を受信しFM復調器で一旦復調した後、再度AM変調器で変調して地上波と同様に周波数軸上で多重化して伝送している。又他方では、HDTV放送が普及するにつれCATVにおいてもHDTV信号の伝送が要求されている。HDTV放送波は衛星を利用してFM変調方式で放送されており、AM変調方式に変換しても従来の放送波と比べると占有帯域が2倍も広く、専用の受信復調器を用いる必要があった。
【0003】そのため今までは従来の受信復調器とHDTV放送専用の復調器を登載して受信する受信器が考えられてきた(例えばMUSE信号のCATV−AM伝送システム検討:TV学会技術報告,No13.PP73−78,1990年)。
【0004】以下、上述した従来例について図面を用いて説明する。図2はHDTV信号をMUSE方式で帯域圧縮したHDTV放送を、CATV伝送路を経由して受信する受信器の構成を表したブロック図である。CATV局はVSB−AM変調したHDTV地上波とNTSC地上波とを周波数軸上で多重化して端子31より供給する。このときのNTSC放送波の周波数スペクトルは図3(a)のようであり、搬送波39は映像搬送波、搬送波40は音声搬送波、スペクトル41は映像信号を表している。又HDTV放送波は図3(b)のように、搬送波42に対し音声信号と映像信号の周波数スペクトル43を有している。これらの信号CATV伝送路32を介して分配器33に入力される。HDTV放送波はチューナ34により選局され、VSB−AM復調器35によってMUSE信号に復調する。そしてMUSEデコーダ36によってHDTV信号に変換し、HDTVモニタ36によって表示される。又NTSC放送波はCATV端末器38で選局、復調された後にNTSC−TV受信器39に供給される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの構成で受信したときには、HDTV放送とNTSC放送を個別の受信器で受信できるが、どちらか一方の放送を受信しているときには、他方の受信器を動作させる必要はなく、冗長度や消費電力が大きくなるという問題点がある。
【0006】これらの問題はCATVにおいて将来HDTV放送やNTSC放送を受信しようとする場合、受信システムの規模が大きくなりコスト高を招く。しかもシステム構成機器が増えるため、利用者が煩雑感を覚えCATVやHDTVの普及促進を妨げる要因とも成りかねない。
【0007】本発明はこのような従来の問題点に鑑みてなされたものであって、占有帯域幅の異なるHDTV放送とNTSC放送を受信することができるCATV受信装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は占有帯域の異なる複数の残留側波帯振幅変調波を受信するCATV受信装置であって、残留側波帯振幅変調波を中間周波信号に変換するチューナと、チューナにより選局された信号を2分配して中間周波のうち所定の音声周波数を通過させる第1のバンドパスフィルタと、チューナにより選局された中間周波のうち切換スイッチを介して入力される所定の中間周波数を通過させる第2,第3のバンドパスフィルタと、第1,第2,第3のバンドパスフィルタを通過した信号を夫々増幅する第1,第2,第3の中間周波増幅回路と、第1のバンドパスフィルタを通過した信号を復調する第1の検波回路と、第2,第3の中間周波増幅回路で増幅された信号を検波する第2,第3の検波回路と、第1のバンドパスフィルタを通過した信号の有無を判別する信号判別手段と、信号判別手段からの出力によってチューナの選択周波数帯域を切換える帯域切換手段と、を具備することを特徴とするものである。
【0009】
【作用】このような特徴を有する本発明によれば、第1のバンドパスフィルタを通過する信号の有無によって信号判別手段によりいずれの残留側波振幅変調波であるかを判別する。そして帯域切換手段を用いてその必要な周波数帯域を選択し、選局によって受信チャンネルを選択する。こうしてチューナより出力された信号は切換器によって第2又は第3のバンドパスフィルタに導かれる。第2又は第3のバンドパスフィルタを通過した信号は夫々第2,第3の中間周波増幅回路によって増幅され検波されて映像信号又は映像信号と音声信号とが復調されることとなる。
【0010】
【実施例】図1は第1の実施例を表すブロック図である。端子1にはCATV伝送路から送られてきたHDTV放送波とNTSC放送波が入力される。これらの信号は例えば図3(c)のように周波数配列されている。図3(c)において搬送波44,46はNTSC放送の映像搬送波を表し、搬送波45,47はNTSC放送の音声搬送波を表し、搬送波48,49はHDTV放送の搬送波を表している。又スペクトル50,51はNTSC、信号スペクトル52,53はHDTV信号のスペクトルを表している。
【0011】現在検討されているHDTV放送の1つとしてMUSE方式の圧縮信号を用いてCATV伝送路によって伝送するためにVSB−AM変調を行ったときには、HDTVの1チャンネルは従来のNTSC放送に比べて2倍の伝送帯域を必要とする。従って搬送波44と搬送波46の周波数間隔は6MHzであるが、搬送波48と搬送波49の周波数間隔は12MHzである。
【0012】これらの信号はチューナ2によって選局回路16からの選局信号によって希望チャンネルに選局して中間周波数(例えば58.75 MHz)に変換する。このときチューナ2の帯域制限フィルタはHDTV放送かNTSC放送かにより切換えられる。中間周波信号は分配器3により2分配され切換スイッチ4及び第1のバンドパスフィルタ5に入力される。バンドパスフィルタ5はNTSCの音声用IF信号、例えば54.25 MHzの周波数を抽出するフィルタであって、その出力は分配器6を介して中間周波増幅回路7及びヘテロダイン検波器8に入力される。中間周波増幅回路7は音声周波数を増幅するものであって、その出力は音声検波回路9に入力される。音声検波回路9は音声信号を復調し端子10を介してNTSCのTVモニタ11の音声入力端に出力する。
【0013】一方ヘテロダイン検波器8には基準信号発振器12が接続される。基準信号発振器12は例えば54.2MHzの周波数を発振する発振器である。従ってヘテロダイン検波器8からは、NTSC信号を選局していた場合は発振周波数と音声IF信号の中心周波との差分の周波数、即ち50KHzの信号が得られる。この信号はローパスフィルタ13に入力される。ローパスフィルタ13の出力はNTSC信号の選局時には一定レベルの信号が出力され、HDTV信号の選局時には出力が0レベルとなっている。従ってこの出力を電圧比較回路14によって比較することにより、NTSCかHDTVかが判別される。この判別信号はマイクロコンピュータ15に入力される。マイクロコンピュータ15はチューナ2及び切換回路4を切換えるものであって、帯域切換手段を構成している。又選局回路16は使用者の操作によってチューナ2の選択チャンネルを切換えるものである。
【0014】一方切換回路4の出力側には第2,第3のバンドパスフィルタ17,18が接続される。第2のバンドパスフィルタ17は中間周波(58.75 MHz)を中心とする12MHzの帯域を有しており、バンドパスフィルタ18は58.75 MHzを中心とする6MHzの帯域を有しており、夫々HDTV,NTSCの中心周波信号を抽出するものである。これらのバンドパスフィルタを通過した信号は中心周波増幅回路19,20に入力されて増幅される。中間周波増幅19で増幅された信号はHDTV検波回路21に供給される。HDTV検波回路21はMUSE信号がVSB−AM変調してCATV伝送路を介して伝送されているため、これを復調するVSB−AM復調器である。HDTV検波回路21の出力は端子22を介してMUSEデコーダ14を含むHDTVモニタ23に入力される。
【0015】又希望信号がNTSC信号であった場合にはNTSC信号を中間周波増幅回路20で増幅する。中心周波増幅回路20の出力はNTSC検波回路24に入力され、検波されて端子25に接続される。端子25にはTVモニタ11の映像入力端が接続される。
【0016】尚本実施例は信号判別手段としてバンドパスフィルタ5を通過した信号をヘテロダイン検波して低周波成分とし、そのレベルを電圧比較回路によって比較するようにしているが、第1のバンドパスフィルタを通過した信号の有無を判別するためそのレベルを直列検出してもよく、他の種々の方法によって信号の有無を判別することができることはいうまでもない。又本実施例ではNTSC通信方式とHDTV通信方式とを同一のCATV伝送路で伝送した信号を受信するものとしているが、NTSCに限らずPAL,SECAM等の他の方式とHDTV放送波を周波数スペクトル上で多重化した伝送信号を受信するCATV受信器に適用することができることはいうまでもない。
【0017】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれば、1台の受信器によってHDTV放送と従来からの放送とを識別してチューナの帯域及び検波器を切換えることができる。そのため従来の受信器に比べて高性能でCATV受信装置が低価格で実現できるという効果が得られる。




 

 


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