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発明の名称 光学的情報記録再生装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−111076
公開日 平成7年(1995)4月25日
出願番号 特願平5−255620
出願日 平成5年(1993)10月13日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小鍜治 明 (外2名)
発明者 ▲吉▼松 敏夫
要約 目的
光ディスク等の光学的情報記録再生装置において、光学ヘッド及び記録媒体をホコリによる汚れから保護する構成が簡単な防塵機構を提供する事を目的とする。

構成
光ディスク4を収納したカートリッジ1と、光ディスクから情報信号を検出する光学ヘッドユニット5、6と、光学ヘッドユニットとカートリッジの間に設けた第1の防塵カバー8と、光学ヘッドのカートリッジに対して反対の部分を密閉する第2の防塵カバー9とから構成し、カートリッジを所定の位置に収納した状態では第1の防塵カバーと第2の防塵カバーと光学ヘッドとカートリッジにて光学ヘッドユニットの内部を密閉する構成とした事により、構成が簡略化され信頼性の向上、静粛性の向上、部品点数半減、装置小型化、低価格が可能となった。
特許請求の範囲
【請求項1】 光学的情報記録媒体を収納したカートリッジと、前記光学的情報記録媒体から情報信号を検出する光学ヘッドユニットと、前記カートリッジを光学的情報記録媒体記録再生装置の所定の位置に収納及び取り出し動作を行うローディング機構と、前記光学的情報記録媒体と光学ヘッドとの間に所定の相対運動を発生する媒体駆動機構と、前記の光ヘッドユニット上の光ヘッドを前記光学的情報記録媒体の記録再生位置を移動させる移動機構とから成る記録再生装置において、前記光学的ユニットと前記カートリッジをはさみ前記光学ヘッドユニットの側面と前記カートリッジの間に第1の防塵カバーを、また前記光学ヘッドユニットの前記カートリッジに対して反対の部分を密閉する第2の防塵カバーを設け、前記カートリッジを所定の位置に収納した状態では前記第1の防塵カバーと前記第2の防塵カバーと前記光学ヘッドと前記カートリッジにて前記光学ヘッドユニットの光学ヘッドのある空間と外気を遮蔽する事を特徴とする光学的情報記録再生装置。
【請求項2】 前記第1と第2の防塵カバーをカートリッジをはさみ上下1対備えることを特徴とする請求項1記載の光学的情報記録再生装置。
【請求項3】 前記第1と第2の防塵カバーが一体で成形し箱状の防塵カバーとしたことを特徴とする請求項1または2記載の光学的情報記録再生装置。
【請求項4】 前記カートリッジは情報読み出し用の開口部と開口部を開閉可能に覆うシャッターを有し、前記第1の防塵カバーは前記開口部形状よりも大きく開口部を全面に覆いかつ光学ヘッドユニットの空間内で完全に開口できることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の光学的情報記録再生装置。
【請求項5】 前記第1の防塵カバーは前記カートリッジと弾性変形によりほぼ完全に密着できる粘弾性部材であることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の光学的情報記録再生装置。
【請求項6】 前記第1、第2の防塵カバーは一定の大きさの微小孔を多く有するフィルター構造であることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の光学的情報記録再生装置。
【請求項7】 前記第1、第2の防塵カバーは少なくとも表面を導電性材料で覆い光学ヘッドユニット、及び装置のシャーシと電位がほぼ同一になるように導電処理および電気的接続処理を施したことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の光学的情報記録再生装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光学的情報記録媒体から情報信号を検出する光ディスク等の情報記録再生装置において、情報信号を検出する光学ヘッド及び光ディスクをホコリによる汚れから保護するための防塵構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】レーザ光を利用して記録媒体に情報を記録する技術は、既に光ディスク装置等として実用化されている。このような装置では従来、光学ヘッド及び光ディスクをホコリによる汚れから保護するために、光学ヘッドユニットとカートリッジ全体をカバーする様な防塵カバーに入れて保護していた。そのため、防塵カバーが大型化し装置全体が大型化していた。また、ディスクのローディング機構をも含めて防塵カバーを構成する必要があるため構成が困難化していた。
【0003】以下図面を用いて従来の防塵構成について簡単に説明する。図3は従来例であり、下部光学ヘッドユニット5と上部光学ヘッドユニット6は防塵カバー13の中に入れられていて、カートリッジ1はフロントシャッター14を開けてから挿入され、カートリッジが挿入を完了するとフロントシャッターが閉じられてホコリ等が入らないようにされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の記録再生装置においては、光学ヘッドユニットとカートリッジ全体を防塵カバーで包み込む構成のためどうしてもカートリッジのローディング機構も防塵カバーの中に構成することになる。そのため、防塵カバーが非常に大型化し構成が複雑になっていた。また、防塵構成が大型化するため、必要な機構構成や回路部品をもこの防塵カバーの中に構成することになり信頼性や組立性等が下がり、且つ高価になっていた。
【0005】本発明は、上記した課題を解決するものであり、構成が簡単で信頼性の高い防塵構成を提供する事を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】光ディスクを収納したカートリッジと、光ディスク等の情報記録媒体から情報信号を検出する光学ヘッドユニットと、光学ヘッドユニットとカートリッジの間に設けた第1の防塵カバーと、光学ヘッドのカートリッジに対して反対の部分を密閉する第2の防塵カバーとから構成し、カートリッジを所定の位置に収納した状態では第1の防塵カバーと第2の防塵カバーと光学ヘッドとカートリッジにて光学ヘッドユニットの内部を密閉する構成とした事により光学ヘッドユニットの中にホコリが侵入するのを防止する構成を有している。さらに第1、第2の防塵カバーに粘弾性材による密着性構造、フィルター構造による通気性構造、導電部材のコーティングによる導電性処理を取り入れ防塵以外の機能も実現できる構成を有している。
【0007】
【作用】この構成により、カートリッジ部と光学ヘッドユニットと防塵カバーにより防塵構成を形成するため、ローディング機構や回路部品等を防塵構成の中に構成する必要がなくなるため、自由に構成することが可能となる。そのため、構成が簡略化、部品点数も削減でき防塵構成の信頼性を向上すると共に、装置の小型化もでき、且つ低価格で実現する事が可能となった。
【0008】
【実施例】以下本発明の一実施例に基づいて説明する。
【0009】図1は本実施例で、カートリッジを装置に挿入する途中の状態を示している。カートリッジ1には光ディスク4が入っている。そしてカートリッジ1の開口部3を覆うシャッター2は横に移動していて開口部3から光ディスク4が見える状態になっている。カートリッジ1はこの状態で矢印10の方向に所定の位置までローディング機構(図示せず)で移動される。一方、光学ヘッドユニットについては、図の様に下部光学ヘッドユニット5と上部光学ヘッドユニット6は支点11を支点として上部光学ヘッドユニット6が持ち上がり開いた状態になっている。下部光学ヘッドユニット5及び上部光学ヘッドユニット6には、それぞれ第1の防塵カバー8、第2の防塵カバー9及び光学ヘッド7が設けてある。
【0010】次に、カートリッジ1が所定の位置まで移動されると、上部光学ヘッドユニット6は矢印12の方向に支点11を軸として回動し、図2のようになる。この状態では、カートリッジ1と上部光学ユニット6の隙間は第1の防塵カバー8により遮蔽され、且つ上部光学ユニット6のカートリッジ1に対して反対の側は第2の防塵カバー9により遮蔽されていて、全体として光学ヘッド7と光ディスク4のある空間と外気を遮蔽する。
【0011】上記したように、光学ヘッドユニットとカートリッジの開口の必要な範囲を防塵カバーで覆い、且つ密着遮蔽するという簡単な機構により、光学ヘッドや光ディスク表面の埃による汚れ、劣化を極端に少なくすることができ装置の信頼性向上を実現することができる。また防塵とともに遮蔽することによって、光ヘッドのレンズやユニット全体の高速な動きによる不要な雑音を外部に洩れにくくするため装置の静粛性向上の点でも大きな効果を発揮するものである。さらにカートリッジと光学ヘッドユニットが一定の強度で押さえつけられて固定されるため、カートリッジのがたつきによって従来発生していた、不要な振動や共振を軽減する上でも大きな効果がある。
【0012】なお上記防塵カバー8の材質については、カートリッジ1と光学ヘッドユニット5、6を密着させる必要があるため、剛性が高すぎると組立精度が必要となりカートリッジの撓み等が発生すると隙間ができ、剛性が低すぎると振動や内部の空気流などで隙間ができ遮蔽効果が下がることになる。そのため剛性、組立性、遮蔽性を総合すると、ゴムや樹脂等の粘弾性材、布や紙などの繊維の加工ブロックなど防塵カバー自身が若干変形することによって隙間を埋める様な材質が好ましい。また防塵カバー9は単に蓋をする機能を満たせば足りるため金属、樹脂、ゴム、布、あるいは上記組み合わせによるフィルタ等、防塵性の高い構造部材であればどのようなものでも利用可能である。ここで防塵カバー9を微少な無数の孔を有するフィルタを構成することによって、防塵と同時に一定量の空気の流動が実現でき、電磁的な原理によるレンズ可動体など可動部分に発熱がある場合には密閉するよりも有効である。
【0013】なお、本実施例では上下に2個の光学ヘッドユニットを有する両面記録再生の場合について述べているが、片側記録再生の場合にも同様であり、光学ヘッドユニットのない面については、第1の防塵カバーと第2の防塵カバーで構成される防塵カバーで一定の空間を有する第1、第2の防塵カバーを構造物と共に箱状にして設けることは、単一ヘッドの装置においてもカートリッジの開口部を遮蔽する構成となり防塵上非常に有効である。また、カートリッジの開口が片面のみであれば開口しない側の遮蔽は不要になる。
【0014】また第1と第2の防塵カバーを箱状防塵カバーとして樹脂や、ゴムなどで一体成形し、ヘッドユニットを覆うように構成することは組立性を向上する上で有効である。
【0015】さらに実施例では支点11を中心に一方の光学ヘッドユニットが扇状に開く構造で説明したが、一方の光学ヘッドユニットもしくは1ヘッド構造の装置では蓋部材が平行に移動しカートリッジ開口上に防塵カバーを覆うような構造も本発明の範囲である。
【0016】さらに防塵カバー8、9は光学ヘッドユニットをほぼ全面に覆う形態になるため、表面に金属等の導電部材コーティングした上で必要に応じ装置のシャーシに電気的に接続し接地することにより、光学ヘッドユニット内部にレーザのノイズ除去用に設置している高周波重畳用の回路の数百メガHzの高周波や、レンズの位置制御、モータの回転等の各駆動部分をスイッチングすることにより発生する数百から数メガHzのスイッチィングノイズ等の外部の装置や装置内の他の回路への影響を軽減する高周波シールド効果を持たせることもできるものである。
【0017】なお実施例では光ディスクを用いて説明したが、光カードや磁気方式の記録媒体を扱う装置において、信号検出用のヘッド部分と必要な媒体の開口部のみを遮蔽空間の中で扱い、防塵、通気確保、振動軽減、電磁放射の軽減等を実現する上で応用可能な技術であることは自明である。
【0018】
【発明の効果】上記したように、本発明は、光学ヘッドユニットとカートリッジの開口の必要な範囲を防塵カバーで覆い、且つ密着遮蔽するという簡単な機構により、光学ヘッド及び光ディスクの防塵構成の小型化、構成の簡略化により、防塵性能の向上により装置及び光ディスクの信頼性向上を図ることができる。また構成部品の配置が容易になり装置全体の小型化が可能になるとともに、組立性向上、コストダウン等の効果も奏するものである。
【0019】さらに、光学ヘッドユニットの外気との遮蔽、カートリッジとの密着性を確保したことにより、動作音の軽減による静粛性の向上、がたつきの軽減による外部振動の影響軽減、また導電処理により電磁放射の軽減など防塵以外の非常に大きな効果も有するものである。




 

 


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