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発明の名称 ディジタルデータ記録方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−111037
公開日 平成7年(1995)4月25日
出願番号 特願平5−258168
出願日 平成5年(1993)10月15日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小鍜治 明 (外2名)
発明者 今井 史計 / 濱井 信二 / 松見 知代子 / 重里 達郎
要約 目的
磁気テープ上のディジタルデータを高速に検索し、磁気テープの特定の場所の繰り返し利用を避けるディジタルデータ記録方法を提供する。

構成
ディジタルデータを磁気テープ11に記録するとき、ディジタルデータを管理する管理データの全てを全管理データ領域12に1箇所記録する。また、記録する度に管理データを記録する場所を変更する構成を有する。
特許請求の範囲
【請求項1】ディジタルデータを磁気テープに記録する時、このディジタルデータを管理する第1の管理データと、既に前記磁気テープに記録されているディジタルデータを管理する第2の管理データとをまとめて第3の管理データとして記録することを特徴とするディジタルデータ記録方法。
【請求項2】管理データを記録する領域を設定し、ディジタルデータを磁気テープに追加記録する毎に、前記領域に第3の管理データを順次記録することを特徴とする請求項1記載のディジタルデータ記録方法。
【請求項3】ディジタルデータを磁気テープに追加記録する毎に、第3の管理データを前記ディジタルデータを追加記録した領域内に記録することを特徴とする請求項1記載のディジタルデータ記録方法。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気記録再生装置等において記録媒体にディジタル信号を記録する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、テープを用いたデータのバックアップやソフトの配布、データの運搬等を行う為のテープストリーマとして、1/4インチ幅テープを使用したもの(例えば、文献 QIC-80 Revision E (24 Oct 1990))、8mmVCRを利用したもの(例えば、文献 ECMA-145 (1990))、R−DATを利用したもの(例えば、文献ECMA-150 2nd Edition (June 1992)、文献 ECMA-171(June 1992))が規格化され製品化されている。
【0003】従来のテープストリーマは、ディジタルデータの読み込みや検索を容易にするための管理データや、ディジタルデータの誤りを検出・訂正を行うための誤り訂正用データをディジタルデータに付加して同一の磁気テープ上に記録している。管理データとは、ファイル名、ファイルの属性、または磁気テープ上のファイルの位置を示すアドレス等である。ファイルとは、ディジタルデータの集合単位である。
【0004】図3に従来のディジタルデータ記録方法を示す。まず、図3(a)にファイル毎に管理データを付加して記録する方法を示す。図3(a)において、31は磁気テープ、32−1、33−1、34−1はファイルを管理するファイル管理データ、32−2、33−2、34−2はファイル、35は磁気テープの未使用領域である。
【0005】ディジタルデータを記録するときに、ファイル毎に管理データを付加して記録し、読み出すときにはディジタルデータと管理データを順次読み、検索時には管理データだけを読むことで時間の短縮を図り、必要なファイルを取り出していく方法である。なお、ここではディジタルデータをファイルを単位として記録したが、磁気テープ上に記録できる最小単位であるブロックや誤り訂正の符号で区切ったディジタルデータの集合を単位として記録する場合もある。いずれの場合も磁気テープ上に散らばった複数の管理データを読む動作を必要とする。
【0006】次に、図3(b)に管理データを磁気テープ上に階層的に配置して記録する方法を示す。図3(b)において、36は磁気テープ、37は磁気テープを複数の領域に分割した小領域(以下、小領域)を管理するテープ管理データ、38、39、40は小領域、41は磁気テープの未使用領域、42は小領域内のファイルを管理する小領域管理データ、43−1、44−1、45−1はファイルを管理するファイル管理データ、43−2、44−2、45−2はファイル、46は小領域内の未使用領域である。
【0007】個々のファイルに対してファイル管理データを配置する点は図3(a)の場合と同様であるが、更に、小領域管理データ42に小領域内にあるファイルのファイル名や、ファイル管理データの位置を示すアドレス等のファイルを管理する管理データをまとめて記録し、テープ管理データ37に磁気テープ上にある小領域の名前や、小領域の位置を示すアドレス等の小領域を管理する管理データをまとめて記録する階層構造となっている。例えば、希望するディジタルデータとしてファイル43−2を読み込む時や検索する時には、テープ管理データ37、小領域管理データ42、ファイル管理データ43−1、ファイル43−2というように複数の場所の管理データを読む動作を必要とするのは、図3(a)の場合と同じである。また、テープ管理データ37の位置は固定されており、追加記録等を行う度に書き換える必要がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記のようなファイル毎に管理データを付加して記録する従来の方法では、希望するディジタルデータを取り出すためには磁気テープ上に散らばった複数の場所の管理データを読むために磁気テープの最後まで読み込まなければならず、希望するディジタルデータの取り出しに時間を要するという問題点を有していた。
【0009】また、管理データを磁気テープ上に階層的に配置して記録する従来の方法においては、階層的に書かれた複数の場所の管理データを読まなければならず、希望のディジタルデータの取り出しにはやはり時間を要していた。更に、テープ管理データを特定の場所に書いているため、その場所を頻繁に使用することになって磁気テープの信頼性の低下を招き、管理データの一部が失われたときには磁気テープ上のディジタルデータを得ることが困難になって、最悪の場合には、磁気テープ上の全てのディジタルデータを失う危険性も有り得るという問題点も有していた。
【0010】本発明は、上記の問題点を解決するため、磁気テープ上のディジタルデータを高速に検索することができ、また管理データを記録する磁気テープの特定場所の繰り返し利用を避けることができるディジタルデータ記録方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するために本発明のディジタルデータ記録方法は、新たなディジタルデータを磁気テープに記録する時、このディジタルデータを管理する第1の管理データと、既に磁気テープに記録されているディジタルデータを管理する第2の管理データとをまとめて第3の管理データとして記録するものである。
【0012】
【作用】本発明はこの方法によって、磁気テープ上に記録されているディジタルデータの検索を行うために必要な最新の管理データを1箇所に記録することにより、磁気テープ上に記録されているディジタルデータを高速に検索する事ができる。
【0013】また、ディジタルデータを追加記録していく度に、管理データを記録する場所を変更することにより、特定の場所が集中して使用されることが無くなり、ディジタルデータが失われる危険性を大きく低減できる。更に、ファイルの見かけ上の消去や更新を行うことができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0015】図1は、本発明のディジタルデータ記録方法の一実施例による、磁気テープ上のレイアウト図である。図1において、11は磁気テープ、12は全管理データを記録する全管理データ領域、13、14、15はそれぞれ1回目、2回目、m回目にディジタルデータを記録した領域、16は磁気テープの未使用領域、17は全管理データ領域の未使用領域である。
【0016】ここで説明の簡単のため、たとえばm(mは正整数)を管理データを記録する回数とし、m回のディジタルデータの記録を行ったとしてi回目(i=1、2、・・・ 、m)にはni(niはそれぞれ正整数)個のファイルが記録されたテープを考えると、1回目に記録されたファイルを101−1、101−2、・・・、101−n1、2回目に記録されたファイルを102−1、102−2、・・・、102−n2、・・・、m回目に記録されたファイルを103−1、103−2、・・・、103−nmとする。また、1回目に記録された各ファイル毎のファイル管理データを201−1、201−2、・・、201−n1、2回目に記録された各ファイル毎のファイル管理データを202−1、202−2、・・・、202−n2、・・・、m回目に記録された各ファイル毎のファイル管理データを203−1、203−2、・・・ 、203−nmとする。また、1回目に記録する時にファイル管理データ201−1、201−2、・・・、201−n1をまとめた全管理データを301、2回目に記録する時にファイル管理データ202−1、202−2、・・・、202−n2と全管理データ301をまとめた全管理データを302、以下同様にして、m回目に記録する時にファイル管理データ203−1、203−2、・・・、203−nmと(m−1)回目の記録時の全管理データをまとめた全管理データを303とする。
【0017】全管理データ領域12を磁気テープ11の先頭に設定し、1回目の記録時にはファイル101−1、101−2、・・・、101−n1を全管理データ領域12の後のの領域13に記録し、全管理データ301を全管理データ領域12に記録する。次に、2回目の記録時にはファイル102−1、102−2、・・・、102−n2を領域13の後の領域14に記録し、全管理データ302を全管理データ領域12の中の全管理データ301の後の場所に記録する。同様にしてm回目の記録時にはファイル103−1、103−2、・・・、103−nmを(m−1)回目に記録されたファイルの後の領域15に記録し、全管理データ303を全管理データ領域12に記録する。記録は複数のヘリカルトラックを順次形成することによりなされる。
【0018】上記の様に全管理データを順次記録することにより、常に磁気テープ11上に記録された全ファイルの最新の管理データがまとめて記録されることになるので、m回の記録で最後に記録された全管理データ303を読むことで、直ちに希望するファイルの検索動作に移ることができるため高速な検索が実現できる。また、全管理データを順次記録していくので、全管理データを記録する場所がその度に変更され、特定の場所が集中して使用されることが無く磁気テープの信頼性の低下によるディジタルデータの消失の危険性を大きく低減することができる。
【0019】なお、ここでは全管理データ領域の場所として磁気テープの先頭としたが、磁気テープ上の任意の場所に設定しても良い。また、この磁気テープ以外の記録媒体(磁気テープやメモリ)が一体化されている場合にはそれらの記録媒体に全管理データを記録しても、あるいは両方に記録しても同様の効果を得ることができる。
【0020】以下、本発明の第2の実施例について図面を参照しながら説明する。図2において、21は磁気テープ、22、23、24はm回の記録をおこなったとしてそれぞれ1回目、2回目、m回目にディジタルデータを記録した領域、25は磁気テープの未使用領域である。ファイル、ファイル管理データ、全管理データは第1の実施例と同様である。
【0021】ディジタルデータを1回記録する毎に全管理データを記録するのは第1の実施例と同様であるが、第1の実施例と異なる点は、ディジタルデータを記録するのと同時に全管理データをディジタルデータの後に配置して記録する点である。
【0022】これにより、最新の全管理データ303を読むことにより直ちに希望するファイルの検索動作に移ることができるため、高速な検索が実現できる。また、全管理データを記録する場所がその度に変更されるので特定の場所が集中して使用されることがなくなり、磁気テープの信頼性の低下によるディジタルデータの消失の危険性を大きく低減できる。
【0023】なお、ここでは全管理データを記録する場所を磁気テープ上の1度に記録するディジタルデータの後に設定し、例えばm回目の記録ではファイル103−1、103−2、・・・、103−nm、全管理データ303の順番で記録したが、この順番はどういう順番に選んでも良い。また、この磁気テープ以外の記録媒体(磁気テープやメモリ)が一体化されている場合には、として、更にそれらの記録媒体に全管理データを記録しても同様の効果を得ることができる。
【0024】更に、第1の実施例と第2の実施例のどちらの場合にも、次に述べる効果が得られる。
【0025】すなわち、第1の実施例と第2の実施例において、例えばファイル管理データ201−1を含まない全管理データ303を記録することにより、磁気テープ11上に記録されているファイル101−1を見かけ上消去することが可能である。このように、任意のファイルの見かけ上の消去機能を実現できる。
【0026】更に、例えばファイル101−1とファイル102−2が同一ファイル名である時に、全管理データ302にファイル管理データ201−1を含めないことによりファイルの見かけ上の更新を行うことができる。ここでファイル管理データに持つ情報に時間(例えば記録時間やコンピュータ上の更新時間等)があれば、全管理データ302にファイル管理データ201−1とファイル管理データ202−2の両方を含めることにより、同一ファイル名のファイルを管理することも可能である。
【0027】更に、ファイルの記録をすること無しに、全管理データのみを変更して記録することにより、ファイル名の変更やファイルの見かけ上の消去または更新等のファイルの整理を行うことができる。
【0028】更に、実際には磁気テープ上に古いファイル管理データとファイルが残っているため、ファイルの見かけ上の消去または更新や整理を行った後でも見かけ上の消去または更新や整理をする前のファイルを得ることもできる。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明は、ディジタルデータを記録する時に、最新の管理データをまとめて記録することにより、ディジタルデータを高速に検索することができる。また、ディジタルデータを追加記録する度に、管理データを記録する場所を変更することにより、磁気テープ上の特定の場所の繰り返し利用を避けることができる。更に、ディジタルデータの見かけ上の消去機能や更新機能を実現することができ、かつ、ディジタルデータの見かけ上の消去や更新を行った後でも、そのディジタルデータを得ることができる優れたディジタルデータ記録方法である。




 

 


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