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発明の名称 テープ記録再生装置とテープ記録再生方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−110979
公開日 平成7年(1995)4月25日
出願番号 特願平5−258145
出願日 平成5年(1993)10月15日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小鍜治 明 (外2名)
発明者 佐原 康之 / 飯塚 裕之
要約 目的
ビデオテープ等のテープ状記録媒体のつなぎ撮りを行うテープ記録再生装置において、自動的に前回の記録終了位置を検索し、常に正確なつなぎ撮りができるようにする。

構成
終了信号記録手段10は、記録終了時にテープ状記録媒体1に終了信号を記録させた後、記録動作を終了させる手段である。終了信号検索手段13は、外部から記録待機が指示されると、そのときのテープ状記録媒体1の記録再生位置の近傍に終了信号が有るか無いか検索し、有れば終了信号の記録位置で、無ければ元の位置で記録待機とする手段である。
特許請求の範囲
【請求項1】 テープ状記録媒体に少なくとも映像音声信号および終了信号を記録再生する記録再生手段と、前記記録再生手段が記録動作中に外部から記録終了が指示されると、前記記録再生手段に終了信号を送出して前記テープ状記録媒体に前記終了信号を記録させた後、前記記録再生手段へ記録終了命令を送出して前記テープ状記録媒体への記録動作を終了させる終了信号記録手段と、外部から記録待機が指示されると、前記記録待機が指示された時点での前記テープ状記録媒体の記録再生位置の前後所定区間内に、前記終了信号が記録されているか否かを検索し、検出した場合には前記記録再生手段を前記終了信号の検出位置で記録待機状態にし、未検出の場合には前記記録再生手段を記録待機が指示された時点での前記テープ状記録媒体の記録再生位置に戻して記録待機状態にする終了信号検索手段と、を備えることを特徴とするテープ記録再生装置。
【請求項2】 終了信号検索手段は、終了信号を検出したときに検出信号を送出する終了信号検出手段と、テープ状記録媒体の記録再生位置を検出し位置信号を送出する記録再生位置検出手段と、外部からの記録待機の指示および前記検出信号および前記位置信号によって記録再生手段の信号再生動作および記録待機状態への移行を制御する記録待機制御手段と、から成ることを特徴とする請求項1記載のテープ記録再生装置。
【請求項3】 記録動作を終了する際には、テープ状記録媒体に終了信号を記録した後、記録動作を終了し、記録待機状態に移行する際には、記録待機が指示された時点での前記テープ状記録媒体の記録再生位置の前後所定区間内に前記終了信号が記録されているか否かを検索し、検出時には前記終了信号の検出位置で記録待機状態となり、未検出時には前記記録待機が指示された時点での前記テープ状記録媒体の記録再生位置に戻って記録待機状態となることを特徴とするテープ記録再生方法。
【請求項4】 所定区間内に複数の終了信号がある場合には、記録待機が指示された時点でのテープ状記録媒体の記録再生位置から最も近い終了信号の検出位置で記録待機状態となることを特徴とする請求項3記載のテープ記録再生方法。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオテープ等のテープ状記録媒体のつなぎ撮りを行うテープ記録再生装置およびテープ記録再生方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下、テープ記録媒体がビデオテープの場合を例にとって従来の技術を説明する。
【0003】ビデオテープレコーダー(以下、VTRと称す)の編集方法の1つに、ポーズ操作を使って次々と編集しながら記録するつなぎ撮りがあり、このつなぎ目の信号の乱れを防ぐための一方式として次のようなつなぎ撮り方式があった。この方式では、記録中に記録待機を指示すると、コントロール信号のデューティ比を変えた記録終了位置信号をコントロールトラックに一定時間記録した後にビデオテープを一定量巻き戻してから記録待機状態となる。次に、この状態で記録待機解除が指示されると、再生動作を開始する。すなわち、キャプスタンを起動し、速度サーボ、トラッキングサーボをかける。トラッキングが完了した時点から、記録終了位置信号を検索する。そして、記録終了位置信号を検出した時点で再生状態から記録状態に移行する。このようにして、再生時の画像が乱れないつなぎ撮りを行っている。
【0004】他の例としては、特開昭61−269206号公報「ビデオテープのレックエンドサーチ装置」があった。この装置では、ビデオテープの記録済み部分と未記録部分との境界点を検出してこの境界点を記録終了位置と判断し、この点からビデオテープを所定量巻き戻した場所からつなぎ撮りを行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のつなぎ撮り方式では、記録中に停止を指示された時、例えば、記録中にカメラ/VTR切り替えスイッチをカメラ側からVTR側に切り替えた時には、コントロールトラックに記録終了位置信号を記録しない。このため、つなぎ撮りの動作を行えないので、つなぎ目に無記録部分が生じたり、画像が乱れたりする可能性がある。特に、短いシーンを多数記録するカメラ一体型VTRにおいては、各シーンの間が開いていると、ユーザーは違和感を感じることが多い。また、記録待機中に停止を指示された時には、次回記録時に記録終了位置信号を検出しないため、以前に記録したシーンの終端部が上書きされて消えてしまうという課題を有していた。
【0006】また、上記のレックエンドサーチ装置では、記録済み領域と未記録領域の境界を検索するので、記録済み領域に重ねて記録する場合には、記録済み領域と未記録領域との境界が前回の記録終了位置と一致するとは限らないという課題を有していた。例えば、全体が記録済みであるテープに重ね撮りした場合には、記録終了位置が無いことになってしまうため記録終了位置を検出できない。このため、前回の記録終了位置から正確につなぎ撮りをするためには、ユーザー自身が再生画像を確認しながら前回の記録終了位置を捜さなければならず、非常に面倒であった。
【0007】本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、テープを一旦停止、あるいはアンローディングした場合や記録済みテープに重ね撮りする場合でも自動的に前回の記録終了位置を検索し、常に正確なつなぎ撮りができるようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するために本発明のテープ記録再生装置は、外部から記録終了が指示されると、テープ状記録媒体に終了信号を記録させた後、記録動作を終了させる終了信号記録手段と、外部から記録待機が指示されると、記録待機が指示された時点でのテープ状記録媒体の記録再生位置(以下、検索開始位置と称す)の前後所定区間内に、終了信号が記録されているか否かを検索し、検出した場合には終了信号の検出位置で記録待機状態にし、未検出の場合には検索開始位置に戻して記録待機状態にする終了信号検索手段とを備えた構成を有している。
【0009】
【作用】本発明は上記した構成により、終了信号記録手段によって、テープ記録媒体の記録済み部分に重ねて再記録しかつ未記録部分に至るまでの途中部分で記録を終了した場合であっても、その終了位置に終了信号を記録し、また記録待機が指示されると、終了信号検索手段によって、検索開始位置の前後所定区間内に前記終了信号が記録されているか否かを自動的に検索し、検出すると前記終了信号の検出位置で記録待機状態になるので、前回の記録終了位置から正確なつなぎ撮りをすることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら説明する。
【0011】図1は本発明の一実施例におけるテープ記録再生装置の構成を示すブロック図である。
【0012】図1において、1はテープ状記録媒体である。2はテープ状記録媒体1に映像音声信号および終了信号を記録再生する記録再生手段であり、テープ状記録媒体1を走行または停止させるテープ駆動手段3と、記録再生ヘッド4と、録再切換スイッチ5と、記録信号処理回路6と、記録アンプ7と、再生アンプ8と、再生信号処理回路9とから構成される。
【0013】10は終了信号記録手段であり、終了信号を発生する終了信号発生回路11と、外部からの記録終了の指示によって、終了信号発生回路11に終了信号を発生させた後記録再生手段2に停止の制御信号を送出する記録終了制御手段12とから構成される。
【0014】13は終了信号検索手段であり、終了信号を検出したときに検出信号を送出する終了信号検出手段14と、テープ状記録媒体1の記録再生位置を検出し位置信号を送出する記録再生位置検出手段15と、外部からの記録待機の指示および前記検出信号および前記位置信号によって、記録再生手段2の信号再生動作および記録待機状態への移行を制御する記録待機制御手段16とから構成される。
【0015】記録終了制御手段12と、終了信号検出手段14と、記録再生位置検出手段15と、記録待機制御手段16はマイコン17で実行されるプログラムによって実現している。
【0016】図2は本実施例に示すテープ状記録媒体1の記録信号のフォーマットである。このフォーマットにおいてすべての記録再生信号はデジタル信号であり、10トラックで1フレーム分のデータ量となり、各トラックにはビデオ信号を記録するビデオ信号領域と、オーディオ信号を記録するオーディオ信号領域と、インデックス信号を記録するインデックス領域と、少なくとも終了信号を含む1バイトのフラグデータを記録するフラグ領域から成っている。また、終了信号としては最終フレームの信号が記録される10トラックのフラグ領域に1バイトデータFFhを記録する。
【0017】以上のように構成された本実施例のテープ記録再生装置について、以下その動作について説明する。
【0018】まず、記録終了時の動作について説明する。外部から記録終了が指示されると、記録終了制御手段12は終了信号発生回路11に終了信号を発生するように指示を出す。この指示を受けた終了信号発生回路11は、終了信号を記録信号処理回路6に出力する。記録信号処理回路6は、終了信号発生回路11から入力された終了信号をフラグ領域のデータとして出力する。記録信号処理回路6から出力されたフラグ領域のデータは、記録アンプ7を通して記録再生ヘッド4によってテープ状記録媒体1のフラグ領域に記録される。また、終了信号発生回路11は1フレーム分の終了信号の発生を完了した時点で記録終了制御手段12に発生が完了したことを知らせる。これを受けた記録終了制御手段12が記録を終了するように制御信号を送出し、これを受けたテープ駆動手段3がテープ状記録媒体1の走行を停止し、録再切換スイッチ5が信号の記録を停止して記録を終了する。
【0019】次に、記録待機が指示された時の動作について説明する。外部から記録待機が指示されると、最初にテープ状記録媒体1の現在の記録再生位置を記憶しておく。次に、巻き戻し方向に終了信号の検索を行うために、記録待機制御手段16が巻き戻し再生の制御信号を送出し、テープ駆動手段3によってテープ状記録媒体1を巻き戻し方向に走行させ、録再切換スイッチ5を再生側に切り換えることによって、再生信号を再生アンプ8を通して再生信号処理回路9に出力させる。
【0020】再生信号処理回路9から再生信号のフラグ領域のデータが入力される終了信号検出手段14は、入力されるフラグ領域のデータが終了信号かどうかを判断し、終了信号ならば記録待機制御手段16に終了信号が検出できたことを知らせる。
【0021】記録再生位置検出手段15は、常にテープ状記録媒体1の記録再生位置の検出を行う。
【0022】記録待機制御手段16は巻き戻し方向の終了信号の検索を、(1)終了信号検出手段14によって終了信号が検出できた、(2)所定区間巻き戻った、(3)テープ状記録媒体1の始端まで巻き戻った、のいずれかの条件で終了する。終了信号が検出できた場合には記録待機制御手段16はその検出位置を記憶しておく。次に早送り方向に終了信号の検索を行うために、記録待機制御手段16からテープ駆動手段3に早送り方向にテープ状記録媒体1を走行させるように制御信号を送出する。
【0023】記録待機制御手段16は早送り方向の終了信号の検索を、(1)終了信号検出手段14によって終了信号が検出できた、(2)所定区間早送りした、(3)テープ状記録媒体1の終端まで早送りした、のいずれかの条件で終了する。
【0024】以上のようにして、記録待機制御手段16は検索開始位置の前後所定区間内の終了信号の検索を終了する。記録待機制御手段16は検索結果に応じて以下の3種類の動作を行う。
【0025】終了信号検出手段14によって終了信号が検出できた場合には、検出できた終了信号が1ヵ所だけならこの終了信号の検出位置で記録待機状態に移行するように、記録待機制御手段16から記録再生手段2へ記録待機の制御信号を送出する。検出できた終了信号が検索開始位置の前後2ヵ所あるなら、検索開始位置に近い方の終了信号の検出位置で記録待機状態に移行するように、記録待機制御手段16から記録再生手段2へ制御信号を送出する。
【0026】終了信号が検出できていない場合には、検索開始位置に戻って記録待機状態に移行するように、記録待機制御手段16から記録再生手段2へ制御信号を送出する。
【0027】次に、記録終了制御手段12および終了信号検索手段13を実現するマイコン17のプログラムに関して詳しく説明する。
【0028】図3は、マイコン17のメインルーチンを示すフローチャートである。図4は、マイコン17の外部割り込み処理ルーチンで実現している記録再生位置検出手段15の処理内容を示すフローチャートである。
【0029】図5は、マイコン17の外部割り込み処理ルーチンで実現している終了信号検出手段14の処理内容を示すフローチャートである。
【0030】図3,図4,図5において、12,16,15,14は、それぞれ図1の同一符号を付けた各手段に対応している。すなわち、記録終了制御手段12は記録終了ルーチン302(図3参照)、記録待機制御手段16は終了信号検索ルーチン304(図3参照)、記録再生位置検出手段15は記録再生位置検出ルーチン(図4参照)、終了信号検出手段14は終了信号検出ルーチン(図5参照)で実現されている。
【0031】図3において、各ルーチンは、時間調整ルーチン306によって時間調整されることにより、60分の1秒ごとに1回ずつ実行される。
【0032】記録終了ルーチン302は記録中にのみ実行されるため、ステップ301で記録中かどうかを判断する。
【0033】終了信号検索ルーチン304は記録待機中以外にのみ実行されるため、ステップ303で記録待機中かどうかを判断する。
【0034】ステップ305では、記録終了ルーチン302および終了信号検索ルーチン304および時間調整ルーチン306以外のルーチンを実行する。
【0035】図4において、テープ状記録媒体1の記録再生位置を表わす位置カウンタは、メモリ上に設定した16ビットの内部カウンタである。
【0036】テープ状記録媒体1の走行を制御するキャプスタンモータ(図示せず)には周波数発電機(以下、FGと略記する)が取り付けられている。FGはキャプスタンモータが一定の角度回転する毎にパルス信号を出力する。このパルス信号はマイコン17の外部割り込み入力端子に供給され、マイコン17はパルス信号が入力される毎に図4のルーチンを実行する。
【0037】図4の記録再生位置検出ルーチンでは、テープ状記録媒体1の走行方向に応じて(ステップ311)、早送り方向ならば位置カウンタをインクリメントし(ステップ312)、巻き戻し方向ならば位置カウンタをデクリメントする(ステップ313)。
【0038】図5の終了信号検出ルーチンは、マイコン17が再生信号処理回路9から1バイト分のフラグ領域のデータが入力される毎に実行される。
【0039】終了信号検出ルーチンでは、再生信号処理回路9から入力された1バイト分のフラグ領域のデータが終了信号を表わすFFhならば(ステップ321)終了信号検出フラグをセットする(ステップ322)。
【0040】図6は記録終了ルーチン302の処理内容を示すフローチャートである。図6において、終了処理モードとは、記録終了制御手段12の処理の流れを分岐するためにメモリ上に設定したパラメータであり、記録が始まったときに「指示待ち」設定される。
【0041】記録終了ルーチン302が実行されると、まずステップ601で終了処理モードが「指示待ち」かどうかを判断する。終了処理モードが「指示待ち」のときには、ステップ602へ進む。
【0042】マイコン17は外部からのキー入力をモニターしており、新たにキーが入力されると、そのキーのキーコードをキーメモリにセットする。ステップ602では、このキーメモリにセットされているキーコードが停止のキーコードかどうかを判断し、停止のキーコードならば終了信号発生回路11に終了信号発生を指示し(ステップ603)、終了処理モードを「終了信号発生待ち」にして(ステップ604)終了する。
【0043】終了信号発生を指示された終了信号発生回路11は、1フレーム分すなわち10トラック分の終了信号FFhを記録信号処理回路6に出力し、終了信号の出力を終えると記録終了制御手段12に終了信号の出力完了を知らせる。
【0044】次に、記録終了ルーチン302が実行されると、終了処理モードが「終了信号発生待ち」のとき、すなわちステップ601で終了処理モードが「指示待ち」でないときには、ステップ605に進んで終了信号の発生が終了したかどうかを判断し、終了すれば、すなわち終了信号発生回路11が終了信号の出力を完了していればステップ606で記録再生手段2に停止の制御信号を送出してテープ状記録媒体1の走行を停止させ、録再切換スイッチ5を再生側に切り換えて記録を終了する。次に、終了処理モードを「指示待ち」にして(ステップ607)記録終了ルーチン302を終了する。
【0045】図7および図8は終了信号検索ルーチン304の処理内容を示すフローチャートである。
【0046】図7および図8において、検索処理モードとは、終了信号検索ルーチン304の処理の流れを分岐するためにメモリ上に設定したパラメータであり、記録待機以外の動作を指示されたときに「指示待ち」に設定される。
【0047】終了信号検索ルーチン304が実行されると、まずステップ701で検索処理モードが「指示待ち」かどうかを判断する。検索処理モードが「指示待ち」のときには、ステップ702に進む。
【0048】ステップ702では、キーメモリにセットされているキーコードが記録待機のキーコードかどうかを判断する。記録待機のキーコードならばステップ703に進んで検索処理モードを「巻き戻し方向検索」にし、ステップ704に進む。
【0049】ステップ704では、テープ状記録媒体1の記録再生位置を表わす位置カウンタの値を、検索開始位置を表わす16ビットデータ8000h(以下、初期値と略記する)にセットし、以下の処理で用いる終了信号検出フラグおよび検出済みフラグをクリアする。次に、テープ状記録媒体1を巻き戻し方向に走行させて、巻き戻し方向に終了信号の検索を開始し、ステップ704の処理を終了する。
【0050】次に、終了信号検索ルーチン304が実行されると、ステップ701、ステップ705を経てステップ706に進む。
【0051】ステップ706では、終了信号が検出できたか、すなわちステップ320の割り込み処理で終了信号検出フラグがセットされているかどうかを判断する。終了信号検出フラグがセットされているならばステップ707に進んで、そのときの記録再生位置を表わす位置カウンタの値を検出位置Aとして位置記憶メモリAに記憶し、検索処理モードが「巻き戻し方向検索」のときに終了信号が検出できたことを知らせる検出済みフラグをセットした後、終了信号検出フラグをクリアしてステップ709に進む。ステップ706で終了信号が検出できていないときにはステップ708に進んで、テープ状記録媒体1が所定区間巻き戻ったかどうか、すなわち位置カウンタの値が7000hよりも小さくなったかどうかを判断し、小さければステップ709に進む。
【0052】ステップ709では検索処理モードを「2度読み防止」にし、次いで検出開始位置まで戻ってから早送り方向に終了信号の検索を開始するために、ステップ510でテープ状記録媒体1を早送り方向に走行させる。
【0053】次に、終了信号検索ルーチン304が実行されると、ステップ701、ステップ705、ステップ711を経てステップ712に進む。
【0054】ステップ712では、位置カウンタの値が初期値まで戻ったかどうかを判断する。初期値まで戻ればステップ713に進んで、早送り方向に終了信号の検索を行うために検索処理モードを「早送り方向検索」にして次の処理に移る。
【0055】次に、終了信号検索ルーチン304が実行されると、ステップ701、ステップ705、ステップ711、ステップ714を経てステップ715に進む。
【0056】ステップ715では、終了信号が検出できたかどうか、すなわちステップ320の割り込み処理で終了信号検出フラグがセットされているかどうかを判断する。終了信号検出フラグがセットされているならばステップ716に進んで、そのときの記録再生位置を表わす位置カウンタの値を検出位置Bとして位置記憶メモリBに記憶した後、終了信号検出フラグをクリアして、ステップ717に進む。
【0057】ステップ717では、検索開始位置の前後2ヵ所で終了信号が検出されたかどうか、すなわち検出済みフラグがセットされているかどうかを判断する。1ヵ所検出されていれば、すなわち検出済みフラグがセットされていなければステップ718に進んで、検出位置Bが記録されているフレームの先頭トラックで記録待機状態にするように記録再生手段2に制御信号を送出して記録再生手段2を記録待機状態へ移行させ、ステップ719に進んで、処理モードを「指示待ち」にしてつぎの処理に移る。2ヵ所検出されていれば、すなわち検出済みフラグがセットされていればステップ720に進んで、検出位置Aと検出位置Bのどちらが検索開始位置に近いか、すなわち【0058】
【数1】

【0059】と【0060】
【数2】

【0061】のどちらの値が小さいかを判断する。(数1)の値の方が小さい、すなわち検出位置Aの方が近いならばステップ721に進んで、検出位置Aで記録待機状態とするために検索処理モードを「記録待機A」にし、テープ状記録媒体1を巻き戻し方向に走行させて(ステップ722)次の処理に移る。(数2)の値の方が小さい、すなわち検出位置Bの方が近いならばステップ718に進んで、検出位置Bで記録待機状態にする。
【0062】また、ステップ715において終了信号が検出できていない、すなわちステップ320の割り込み処理で終了信号検出フラグがセットされてないならば、所定区間早送りしたかどうか、すなわち位置カウンタの値が9000hよりも大きくなったかどうかを判断し、大きければステップ724に進む。
【0063】ステップ724では検索処理モードが「巻き戻し方向検索」のときに終了信号が検出できたかどうか、すなわち検出済みフラグがセットされているかどうかを判断する。セットされているならばステップ721に進んで、検出位置Aで記録待機状態とするために検索処理モードを「記録待機A」にし、テープ状記録媒体1を巻き戻し方向に走行させて(ステップ722)次の処理に移る。セットされていなければステップ725に進んで、検索開始位置で記録待機状態とするために検索処理モードを「記録待機0」にし、テープ状記録媒体1を巻き戻し方向に走行させて次の処理に移る。
【0064】次に、終了信号検索ルーチン304が実行されたときに検索処理モードが「記録待機A」ならば、ステップ701、ステップ705、ステップ711、ステップ714、ステップ726を経てステップ727に進んで、検出位置Aまで巻き戻ったかどうかを判断する。巻き戻ったならばステップ728に進んで、検出位置Aが記録されているフレームの先頭トラックで記録待機状態にするように記録再生手段2に制御信号を送出して記録再生手段2を記録待機状態へ移行させ、ステップ729に進んで、処理モードを「指示待ち」にして終了する。
【0065】次に、終了信号検索ルーチン304が実行されたときに検索処理モードが「記録待機0」ならば、ステップ701、ステップ705、ステップ711、ステップ714、ステップ726を経て730に進んで、検索開始位置まで巻き戻ったかどうかを判断する。巻き戻ったならばステップ731に進んで、検索開始位置であるフレームの先頭トラックで記録待機状態にするようにテープ駆動手段3に制御信号を送出して記録再生手段2を記録待機状態へ移行させ、ステップ732に進んで、処理モードを「指示待ち」にして終了する。
【0066】以上のように本実施例によれば、記録終了時に、終了信号記録手段10によって終了信号をテープ状記録媒体1に記録してから記録を終了し、記録待機状態へ移行する際に、終了信号検索手段13によって現在のテープ状記録媒体1の記録再生位置の近傍に終了信号が記録されているかどうかを検索し、検出できたときには信号検出位置で記録待機状態となり、また検出できなかったときには検索開始位置に戻って記録待機状態となることによって、次回記録時に記録開始位置をユーザー自身が調整する必要がなくなるので操作性が向上する。
【0067】なお、上記実施例においては記録再生位置検出手段15がテープ状記録媒体1の記録再生位置を検出する手段として、FG信号によってテープ状記録媒体1の記録再生位置の移動量を検出していたが、記録再生位置検出手段15はテープ状記録媒体1の記録再生位置を検出できればどのような手段を用いても良い。例えば、タイマを用いて時間を計測することもできる。また、テープ状記録媒体1上にアドレスを記録しておき、そのアドレスを読み出しても良い。
【0068】また、テープ状記録媒体1の記録信号のフォーマットは、本実施例に示したフォーマットに限るものではない。
【0069】また、終了信号は1バイトデータであるFFhに限るものではなく、テープ状記録媒体1の記録フォーマットに適したもので、他の信号と区別できるものであれば良い。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、記録終了時に、終了信号発生手段から出力する終了信号をテープ状記録媒体に記録してから記録を終了する。次に、記録待機状態へ移行する際に、終了信号検索手段によって自動的に前回の記録終了位置を検索することによって、次回記録時に記録開始位置をユーザー自身が調整する必要がなくなり操作性が向上する。例えば、記録中にカメラ/VTR切り換えスイッチをカメラ側からVTR側に切り換えた時などの記録中に停止を指示された場合や、イジェクト動作等によってテープを一旦アンローディングした場合、また、記録済みテープに重ね撮りする場合でも上記の動作を行うため、特に、短いシーンを多数記録するカメラ一体型VTRにおいては、再生時の画像がつなぎ目でも乱れないので非常に有効である。
【0071】また、記録待機中に停止を指示された場合にも、終了信号を記録してから停止状態となり、次回記録時に前回の記録終了位置を検索するので、つなぎ撮り時に記録済みシーンの終端部が上書きされて消されてしまうこともない。




 

 


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