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発明の名称 電子ファイル装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−110856
公開日 平成7年(1995)4月25日
出願番号 特願平5−255601
出願日 平成5年(1993)10月13日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小鍜治 明 (外2名)
発明者 坂本 博孝
要約 目的
イメージデータ形式の画像を、元から記入されていた文字と同じ大きさの文字を用い容易に変更できる作業性に優れた電子ファイル装置を提供することを目的とする。

構成
イメージデータ形式の画像を得る画像読み取り部1と、この画像を記憶する画像記憶部2と、この画像等を表示する表示部3と、表示部3の画像上の変更を行う範囲を指定する範囲指定部4と、変更を行うための文字列等を入力する文字入力部5と、指定された範囲内に記入されていた文字列の文字数を指定するための文字数指定部6と、文字フォントを有する文字フォント記憶部7と、文字フォント記憶部7の文字を拡大/縮小して範囲指定部4で指定された範囲内に文字数指定部6で指定された文字数だけ記入できるようにしこの文字を用いて画像の変更を行う主制御部9とを備えた構成からなる。
特許請求の範囲
【請求項1】文書等を読み込んでイメージデータ形式の画像を得る画像読み取り部と、前記画像読み取り部等で得られた画像を記憶する画像記憶部と、前記画像記憶部に記憶されている画像等を表示する表示部と、前記表示部に表示されている画像上の変更・訂正を行う範囲を指定する範囲指定部と、前記範囲指定部で指定された範囲内の変更・訂正を行うための文字列等を入力する文字入力部と、前記範囲指定部で指定された範囲内に元から記入されていた文字列の縦方向の文字数及び横方向の文字数を指定するための文字数指定部と、同一の大きさの個々の文字のイメージデータを文字フォントとして有する文字フォント記憶部と、前記文字フォント記憶部に記憶された文字を拡大/縮小して文字の高さが前記範囲指定部で指定された範囲の高さを前記文字数指定部で指定された縦方向の文字数で割った値になるようにし文字の幅が前記範囲指定部で指定された範囲の幅を前記文字数指定部で指定された横方向の文字数で割った値になるようにしてこの文字を用い前記文字入力部から入力された文字列を画像上の前記範囲指定部で指定された範囲内に記入して画像を画像上に元から記入されていた文字と同じ大きさの文字によって変更・訂正する同一大文字変更・訂正手段を有する主制御部とを備えたことを特徴とする電子ファイル装置。
【請求項2】前記主制御部が前記文字数指定部で縦方向の文字数及び/または横方向の文字数の指定が省略された際にこの縦方向の文字数及び/または横方向の文字数に前記文字入力部から入力された変更・訂正を行うための文字列の縦方向の文字数及び/または横方向の文字数を代入して処理を行う文字数指定省略手段を有することを特徴とする請求項1に記載の電子ファイル装置。
【請求項3】前記文字入力部から入力された変更・訂正を行うための文字列の縦方向の文字数及び/または横方向の文字数が前記文字数指定部で指定された縦方向の文字数及び/または横方向の文字数を越えた場合に前記表示部に警告メッセージを表示する等して警告を出力する警告出力部を備えたことを特徴とする請求項1または2の内いずれか1に記載の電子ファイル装置。
【請求項4】前記範囲指定部で指定された範囲内に元から記入されていた文字列の縦方向の文字数または横方向の文字数を指定するための文字数指定部と、前記範囲指定部で指定された範囲の高さまたは幅を前記文字数指定部で指定された縦方向の文字数または横方向の文字数で割って前記範囲指定部で指定された範囲内に元から記入されていた文字の高さまたは幅を求めこれに前記文字フォント記憶部中に記憶されている文字フォントの高さと幅との比を掛けてその文字の幅または高さの値がいくらになるかを調べ、この調べた値で前記範囲指定部で指定された範囲の幅または高さを割って前記範囲指定部で指定された範囲内に元から記入されていた文字の横方向の文字数または縦方向の文字数を算出する文字数算出部と、前記文字指定部と前記文字数算出部とで得られた縦方向の文字数または横方向の文字数を用いて変更・訂正を行う際の文字の大きさを決定する同一大文字変更・訂正手段を有する主制御部と、を備えたことを特徴とする請求項1に記載の電子ファイル装置。
【請求項5】前記主制御部が前記文字数指定部での縦方向の文字数または横方向の文字数の指定が省略された際にこの縦方向の文字数または横方向の文字数に1を代入して処理を行う文字数指定省略手段を有することを特徴とする請求項4に記載の電子ファイル装置。
【請求項6】前記文字入力部から入力された変更・訂正を行うための文字列の縦方向の文字数及び/または横方向の文字数が前記文字数指定部と前記文字数算出部とから得られる前記範囲指定部で指定された範囲内に元から記入されていた文字の縦方向の文字数及び/または横方向の文字数を越えた場合に前記表示部に警告メッセージを表示する等して警告を出力する警告出力部を備えたことを特徴とする請求項4または5の内いずれか1に記載の電子ファイル装置。
【請求項7】少なくとも2種以上の文字サイズの文字フォントを記憶している文字フォント記憶部と、前記同一大変更・訂正手段で変更・訂正によって画像中に記入される文字の大きさが決定した場合に前記文字フォント記憶部にこの大きさと等しい文字フォントが記憶されていた場合にはその文字フォントを用いて画像の変更・訂正を行いこれがない場合には決定した文字の大きさよりも大きい文字フォントの内決定した文字の大きさに最も近い文字フォントを縮小することで決定した大きさの文字を作成する最適フォント選択手段を有する主制御部を備えたことを特徴とする請求項1乃至6の内いずれか1に記載の電子ファイル装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は文書の電子化・検索・変更等を行う電子ファイル装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、文書等の検索の際の作業性の向上、保管スペースの節約等のために、文書等の電子化等を行う電子ファイル装置が用いられるようになっている。この電子ファイル装置では、文書等のデータ情報をコードデータ形式とイメージデータ形式との2つの形式で管理している。コードデータ形式のものは、文書等における文字の種類,書体,大きさ,位置等を全てコードデータに変換して管理しており、これはワードプロセッサ,デスクトップパブリッシング(以下DTPと略す)機器,文字認識装置等によって得られる。一方、イメージデータ形式のものは、文書等の全体を単純に画像として取り込み、イメージデータに変換して管理しており、これはスキャナ等によって得られる。これらのデータ情報を訂正・変更する際に、コードデータ形式のものに対しては、文書等の中の文字の大きさ,位置,書体等がコードデータとして記憶されているために、文書等の中の文字と同じ大きさ,書体等の文字を用いて上書き等を行うことは極めて容易であるが、イメージデータ形式のものに対しては、文書等の中の文字の大きさ等の情報がないため、文書中の文字と同じ大きさの文字を用いて整然と訂正・変更を行うためには、まず、記入する文字を予め設定された大きさで画像中に貼り付け、次に、この文字列全体を矩形で囲む等して範囲指定し、拡大/縮小処理を行って、この文字列を構成する文字の大きさが文書等の中の訂正・変更を行う部分の文字の大きさと等しくなるように調節し、更に、移動処理を行って位置合わせを行わなければならず、煩雑で手数が掛かり作業性に欠けるという問題点を有していた。そこで、イメージデータ形式の文書等を、文書等の中の文字と同じ大きさの文字を用いて容易かつ整然と訂正・変更できる作業性に優れた電子ファイル装置が、特開平2−11883号公報(以下イ号と呼ぶ)に開示されたもの等、種々開発されている。
【0003】以下に従来のイ号に開示された電子ファイル装置について説明する。従来の電子ファイル装置は、画像等を表示する表示装置(図示せず)と、訂正・変更の際に記入する文字列を入力する文字入力部(図示せず)と、この文字列を記入する画像上の範囲を指定する座標指示装置(図示せず)と、文字入力部(図示せず)から入力された文字列が座標指示装置(図示せず)で指定された範囲の中に丁度納まるように電子ファイル装置が予め持っている文字フォントを拡大/縮小しこの拡大/縮小された文字を用いて文字入力部(図示せず)から入力された文字列を画像上の指定された範囲内に記入してイメージデータ形式の文書等の訂正・変更を行う主制御部(図示せず)と、を備えた構成を有している。
【0004】以上のように構成された従来の電子ファイル装置について、以下その動作を説明する。図10(a)乃至図13(c)は従来の電子ファイル装置のイメージデータ形式の画像に対する変更・訂正画面を示す図である。初めに、図10(a)に示すような画像において、「 3日」となっている部分を「15日」に変更する場合は、まず、図10(b)に示すように、「 3」の部分を座標指示装置(図示せず)を用いて範囲指定する。次に、文字入力部(図示せず)から「1」「5」と入力する。これにより、主制御部(図示せず)は、指定された範囲内の縦方向に1文字,横方向に2文字を記入する必要があると判断し、記入する文字の高さを指定された範囲の高さと同一になるように拡大/縮小し、文字の幅を範囲の2分の1になるように拡大/縮小して、この文字を用いて図10(c)に示すような画像の訂正を行う。この処理によって、イメージデータ形式の画像を、変更・訂正される部分の文字の大きさの文字を用いて、容易にかつ整然と変更・訂正することができる。
【0005】ところが、画像上の座標入力装置(図示せず)で指定された範囲内に、元から記入されていた文字の数よりも、変更・訂正の際に文字入力部(図示せず)から入力される文字の数の方が少ない場合には、変更・訂正の際に画像中に記入される文字の大きさが、画像上の文字の大きさよりも大きくなっていた。例えば、図11(a)に示すような「神奈川県横須賀市」,「国際電子(株)」となっている部分を「福岡県福岡市」,「東電器(株)」へと変更する場合、図11(b)に示すように、「神奈川県横須賀市」,「国際電子(株)」の部分を座標指示装置(図示せず)を用いて範囲指定し、文字入力部(図示せず)から「福岡県福岡市」,「東電器(株)」と入力すると、主制御部(図示せず)は、指定された範囲内の縦方向に2文字,横方向に6文字を記入する必要があると判断して、記入する文字の高さを指定された範囲の高さの2分の1になるように拡大/縮小し、文字の幅を範囲の幅の6分の1になるように拡大/縮小して、この文字を用いて図11(c)に示すような画像の変更を行う。しかし、図11(b)及び図11(c)より明らかなように、変更前は、指定された範囲の内に横方向に8文字が記入されていたのに対し、変更後は、範囲内に6文字が丁度納まるように記入されており、変更後の文字の横幅が広くなって、その大きさが変更前の文字よりも大きくなってしまう。
【0006】そこで、画像上の訂正・変更を行う部分の文字数よりも、画像中に記入する文字列の文字数が少ない場合に、両者の文字の大きさを同一にするには、以下のような操作を行う。例えば、図12(a)に示すような縦2文字,横8文字の文字列を「福岡県福岡市」,「東電器(株)」という縦2文字,横6文字の文字列に変更する場合には、画像上の文字列を同様に座標指示装置(図示せず)によって図12(b)に示すように範囲指定する。次に、「福岡県福岡市」,「東電器(株)」という横6文字の文字列に、各々2つのスペースを加えて、画像上の元の文字列と同じ横8文字にした文字列を文字入力部(図示せず)から入力する。これにより主制御部(図示せず)は、指定された範囲内の縦方向に2文字,横方向に8文字を記入する必要があると判断して、記入する文字の高さが範囲の高さの2分の1、文字の幅を範囲の幅の8分の1、すなわち、範囲内に元から記入されていた文字と同じ大きさになるように拡大/縮小し、この文字を用いて図12(c)に示すような同一の大きさの文字による整然とした画像の変更を行うことができる。
【0007】これとは逆に、指定された範囲内に、元から記入されていた文字の数よりも、変更・訂正の際に文字入力部(図示せず)から入力された文字の数の方が多い場合には、図13(a)乃至図13(b)に示すように、主制御部(図示せず)が、指定された範囲内に入力された文字の全てが丁度納まるように、記入される文字の大きさを調節して画像の変更・訂正を行うため、図13(b)及び図13(c)より明らかなように、変更訂正によって記入される文字の大きさが、範囲内の画像中に元から記入されていた文字の大きさよりも小さくなっていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来の構成では、イメージデータ形式の画像を変更・訂正する際に、主制御部が変更・訂正によって画像上に記入される文字の大きさを、文字入力部から入力された全ての文字列が、座標入力装置によって指定された範囲の中に丁度納まるように、電子ファイル装置が予め持っている文字フォントを拡大/縮小して、単純に決定するために、画像上の指定された範囲内に元から記入されていた文字列の縦方向及び横方向の文字数と、変更・訂正によって範囲内に記入される文字列の縦方向及び横方向の文字数とが異なっていた場合に、画像上の範囲内に元から記入されていた文字の大きさと、変更・訂正によって画像中に記入される文字の大きさが変わってしまい、イメージデータ形式の画像を、元から記入されていた文字と同じ大きさの文字を用いて、整然と変更・訂正することができず汎用性に欠けるという問題点を有していた。また、変更・訂正によって記入される文字列の縦方向及び/または横方向の文字数が、画像上の指定された範囲内に、元から記入されていた文字列の縦方向及び/または横方向の文字数よりも少ない時には、変更・訂正によって記入される文字列にスペース等を付加し、その縦方向及び横方向の文字数が、範囲内に元から記入されていた文字列の文字数と等しくなるようにして、これを文字入力部から入力することで、範囲内に元から記入されていた文字と同一の大きさの文字による、整然とした変更・訂正が可能となるが、このスペース等を付加して入力を行うことが、極めて煩雑で作業性に欠けるという問題点を有していた。
【0009】本発明は上記従来の問題点を解決するもので、イメージデータ形式の画像を、画像上に元から記入されていた文字と同一の大きさの文字を用いて、容易かつ整然と変更・訂正することができる汎用性、作業性に優れた電子ファイル装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するために本発明の請求項1に記載された電子ファイル装置は、文書等を読み込んでイメージデータ形式の画像を得る画像読み取り部と、前記画像読み取り部等で得られた画像を記憶する画像記憶部と、前記画像記憶部に記憶されている画像等を表示する表示部と、前記表示部に表示されている画像上の変更・訂正を行う範囲を指定する範囲指定部と、前記範囲指定部で指定された範囲内の変更・訂正を行うための文字列等を入力する文字入力部と、前記範囲指定部で指定された範囲内に元から記入されていた文字列の縦方向の文字数及び横方向の文字数を指定するための文字数指定部と、同一の大きさの個々の文字のイメージデータを文字フォントとして有する文字フォント記憶部と、前記文字フォント記憶部に記憶された文字を拡大/縮小して文字の高さが前記範囲指定部で指定された範囲の高さを前記文字数指定部で指定された縦方向の文字数で割った値になるようにし文字の幅が前記範囲指定部で指定された範囲の幅を前記文字数指定部で指定された横方向の文字数で割った値になるようにしてこの文字を用い前記文字入力部から入力された文字列を画像上の前記範囲指定部で指定された範囲内に記入して画像を画像上に元から記入されていた文字と同じ大きさの文字によって変更・訂正する同一大文字変更・訂正手段を有する主制御部と、を備えた構成を有しており、本発明の請求項2に記載された電子ファイル装置は、請求項1において、前記主制御部が前記文字数指定部で縦方向の文字数及び/または横方向の文字数の指定が省略された際にこの縦方向の文字数及び/または横方向の文字数に前記文字入力部から入力された変更・訂正を行うための文字列の縦方向の文字数及び/または横方向の文字数を代入して処理を行う文字数指定省略手段を有する構成を有しており、本発明の請求項3に記載の電子ファイル装置は、請求項1乃至2の内いずれか1において、前記文字入力部から入力された変更・訂正を行うための文字列の縦方向の文字数及び/または横方向の文字数が前記文字数指定部で指定された縦方向の文字数及び/または横方向の文字数を越えた場合に前記表示部に警告メッセージを表示する等して警告を出力する警告出力部を備えた構成を有しており、請求項4に記載された電子ファイル装置は、請求項1において前記範囲指定部で指定された範囲内に元から記入されていた文字列の縦方向の文字数または横方向の文字数を指定するための文字数指定部と、前記範囲指定部で指定された範囲の高さまたは幅を前記文字数指定部で指定された縦方向の文字数または横方向の文字数で割って前記範囲指定部で指定された範囲内に元から記入されていた文字の高さまたは幅を求めこれに前記文字フォント記憶部中に記憶されている文字フォントの高さと幅との比を掛けてその文字の幅または高さの値がいくらになるかを調べこの調べた値で前記範囲指定部で指定された範囲の幅または高さを割って前記範囲指定部で指定された範囲内に元から記入されていた文字の横方向の文字数または縦方向の文字数を算出する文字数算出部と、前記文字指定部と前記文字数算出部とで得られた縦方向の文字数または横方向の文字数を用いて変更・訂正を行う際の文字の大きさを決定する同一大文字変更・訂正手段を有する主制御部とを備えた構成を有しており、請求項5に記載された電子ファイル装置は請求項4において、前記主制御部が前記文字数指定部での縦方向の文字数または横方向の文字数の指定が省略された際にこの縦方向の文字数または横方向の文字数に1を代入して処理を行う文字数指定省略手段を有する構成を有しており、請求項6に記載された電子ファイル装置は、請求項4または5の内いずれか1において、前記文字入力部から入力された変更・訂正を行うための文字列の縦方向の文字数及び/または横方向の文字数が前記文字数指定部と前記文字数算出部とから得られる前記範囲指定部で指定された範囲内に元から記入されていた文字の縦方向の文字数及び/または横方向の文字数を越えた場合に前記表示部に警告メッセージを表示する等して警告を出力する警告出力部を備えた構成を有しており、請求項7に記載された電子ファイル装置は、請求項1乃至6の内いずれか1において、少なくとも2種以上の文字サイズの文字フォントを記憶している文字フォント記憶部と、前記同一大変更・訂正手段で変更・訂正によって画像中に記入される文字の大きさが決定した場合に前記文字フォント記憶部にこの大きさと等しい文字フォントが記憶されていた場合にはその文字フォントを用いて画像の変更・訂正を行いこれがない場合には決定した文字の大きさよりも大きい文字フォントの内決定した文字の大きさに最も近い文字フォントを縮小することで決定した大きさの文字を作成する最適フォント選択手段を有する主制御部を備えた構成を有している。
【0011】ここで、文字フォント記憶部にゴシック体,教科書体等の複数のタイプの文字フォントを記憶させておき、変更・訂正を行う際に、利用者に画像上の指定された範囲内に元から記入されていた文字列と同じタイプの文字フォントを選択させ、その文字フォントを用いて変更・訂正を行うようにすると汎用性の面から好ましい。
【0012】
【作用】この構成によって、画像上の範囲指定部で指定された範囲内に、元から記入されていた文字列の縦方向の文字数及び横方向の文字数を、文字数指定部で指定し、主制御部が、範囲指定部で指定された範囲の高さ及び幅を、この縦方向の文字数及び横方向の文字数で割って、画像上へ文字入力部から入力された変更・訂正のための文字列を画像上に記入する際の文字の大きさを決定し、文字フォント記憶部に記憶されている文字フォントを、この大きさになるように拡大/縮小した文字を用いて、画像上に文字入力部から入力された文字列を記入するために、画像中の指定された範囲内に元から記入されていた文字列の文字の大きさと、変更・訂正のために画像上に記入される文字の大きさが常に同一となり、イメージデータ形式の画像を、画像上に元から記入されていた文字と同一の大きさの文字を用いて、容易かつ整然と変更・訂正することができる。また、文字数指定部で縦方向の文字数及び/または横方向の文字数の指定が省略された場合、この縦方向の文字数及び/または横方向の文字数に、文字入力部から入力された変更・訂正のために記入する文字列の縦方向の文字数及び/または横方向の文字数を代入することによって、指定された範囲内に元から記入されていた文字列の縦方向の文字数及び/または横方向の文字数と、変更・訂正のために記入する文字数及び/または横方向の文字数が等しい時に、この文字数の指定を省略することができるため、イメージデータ形式の画像の変更・訂正を極めて容易に行うことができる。また、警告出力部が、文字入力部で入力された変更・訂正のための文字列の縦方向の文字数及び/または横方向の文字数が、文字数指定部で指定した、画像上の範囲指定部で指定されている範囲内に元から記入されていた文字列の縦方向及び/または横方向の文字数を越えた場合に、表示部に警告メッセージを表示する等して、警告を出力することによって、変更・訂正のために記入される文字列が、範囲指定部で指定した範囲からはみ出すことを防止できる。また、文字数指定部で、範囲指定部で指定された範囲内に元から記入されていた文字列の縦方向の文字数または横方向の文字数の内いずれか一方のみを指定し、文字数算出部が、範囲指定部で指定された範囲の高さまたは幅を、文字数指定部で指定された縦方向の文字数または横方向の文字数で割って、指定された範囲内に元から記入されていた文字列の文字の高さまたは幅を求め、これに、文字フォント記憶部に記憶されている文字フォントの高さと幅との比を掛けて、その文字の幅または高さを調べ、範囲指定部で指定されている範囲の幅または高さを、先に調べた幅または高さで割って、文字数指定部で指定されなかった範囲内に元から記入されていた文字列の横方向の文字数または縦方向の文字数を算出し、主制御部が、文字数指定部と文字数算出部とで得られた縦方向の文字数及び横方向の文字数を用いて、入力部から入力された変更・訂正のための文字列を画像中に記入する際の文字の大きさを決定することで、範囲指定部で指定されている範囲内に記入されている文字列の、縦方向の文字数または横方向の文字数のいずれか一方のみを文字数指定部から指定するだけで、同一の大きさの文字による整然とした変更・訂正を極めて容易に行うことができる。また、文字入力部から入力される変更・訂正のための文字列の縦方向の文字数または横方向の文字数が省略された際に、この縦方向の文字数または横方向の文字数に1を代入することによって、画像上の1行毎または1桁毎の、同一の大きさの文字による変更・訂正を、指定された範囲内の文字列の文字数を全く指定することなく極めて容易に行うことができる。また、文字入力部から入力された変更・訂正のための文字列の縦方向の文字数及び/または横方向の文字数が、文字数指定部と文字数算出部から得られた、範囲指定部で指定されている範囲内に元から記入されていた文字列の縦方向の文字数及び/または横方向の文字数を越えた場合に、表示部に警告メッセージを表示する等して、警告を出力することによって、変更・訂正のために記入される文字列が、画像記入時に範囲指定部で指定した範囲からはみ出すことを防止できる。更に、文字フォント記憶部に複数の文字サイズの文字フォントを記憶させておき、変更・訂正によって画像中に記入される文字列の文字の大きさを決定し、この文字の大きさと同一の文字サイズの文字フォントがある場合はその文字フォントを用い、これがない場合には決定した文字よりも大きい文字サイズの文字フォントを縮小して作成した文字を用いて、変更・訂正を行うことによって、記入される文字を美しくすることができ、高品質な画像を作成することができる。
【0013】
【実施例】
(実施例1)以下本発明の一実施例における電子ファイル装置について、図面を参照しながら説明する。図1は本発明の一実施例における電子ファイル装置の機能ブロック図であり、図2は本発明の一実施例における電子ファイル装置の回路ブロック図である。1はスキャナ等からなり文書等を読み込んでイメージデータ形式の画像を得る画像読み取り部、2は画像読み取り部1等で得られた画像を記憶する画像記憶部、3は画像記憶部2に記憶されている画像等を表示する表示部、4は表示部3に表示されている画像上の変更・訂正を行う範囲を指定する範囲指定部、5は範囲指定部4で指定された範囲内の変更・訂正を行うための文字列等を入力する文字入力部、6は範囲指定部4で指定された範囲内に元から記入されていた文字列の縦方向の文字数及び横方向の文字数を指定するための文字数指定部、7は少なくとも2種以上の文字サイズの文字フォントのイメージデータを記憶している文字フォント記憶部、8は文字入力部5から入力された変更・訂正を行うための文字列の縦方向の文字数及び/または横方向の文字数が文字数指定部6で指定された縦方向の文字数及び/または横方向の文字数を越えた場合に表示部3に警告メッセージを表示する等して警告を出力する警告出力部、9は文字フォント記憶部7に記憶された文字を拡大/縮小して高さが範囲指定部4で指定された範囲の高さを文字数指定部6で指定された縦方向の文字数で割った値になるようにし幅が範囲指定部4で指定された範囲の幅を文字数指定部6で指定された横方向の文字数で割った値になるようにしてこの文字を用い文字入力部5から入力された文字列を画像上の範囲指定部4で指定された範囲内に記入して画像を画像上に元から記入されていた文字と同じ大きさの文字によって変更・訂正する同一大文字変更・訂正手段と文字数指定部6で縦方向の文字数及び/または横方向の文字数の指定が省略された際にこの縦方向の文字数及び/または横方向の文字数に文字入力部5から入力された変更・訂正を行うための文字列の縦方向の文字数及び/または横方向の文字数を代入して処理を行う文字数指定省略手段と同一大変更・訂正手段で変更・訂正によって画像中に記入される文字の大きさが決定した場合に文字フォント記憶部7にこの大きさと等しい文字フォントが記憶されていた場合にはその文字フォントを用いて画像の変更・訂正を行いこれがない場合には決定した文字の大きさよりも大きい文字フォントの内決定した文字の大きさに最も近い文字フォントを縮小することで決定した大きさの文字を作成する最適フォント選択手段とを有する主制御部である。図2において、10は本発明の一実施例における電子ファイル装置の本体、11は主制御部9を構成し電子ファイル装置全体を制御するCPU、12はワークエリア等として用いられるRAM、13はCPU11での制御の指示を記載したプログラム,文字フォント記憶部7を構成するイメージデータが記憶された文字フォントデータ領域等を有するROM、14はスキャナ等からなり画像読み取り部1を構成する光学読み取り装置、15はCRT,LCD等からなり表示部3を構成する表示装置、16はキーボード等からなり文字列,数値等の入力を行って文字入力部5及び文字数指定部6を構成する入力装置、17はマウス等からなり表示装置15上の座標を指示して範囲指定部4を構成する座標指示装置、18はフロッピーディスク,ハードディスク,光磁気ディスク等からなり光学読み取り装置14等で得られた画像,追加の文字フォントのイメージデータ等を記憶して画像記憶部2及び文字フォント記憶部7を構成する外部記憶装置である。
【0014】以上のように構成された本発明の一実施例における電子ファイル装置について、以下そのイメージデータ形式の画像に対する変更・訂正時の動作を説明する。図3は本発明の一実施例における電子ファイル装置の画像変更・訂正動作の全体フローチャートであり、図4は記入文字サイズ決定処理のフローチャートであり、図5は記入用文字フォント作成処理のフローチャートである。
【0015】初めに、主制御部9は、変更・訂正を行うイメージデータ形式の画像を新規に読み取るか調べる(S1)。Yesである場合は、画像読み取り部1を用いて文書等を新規に読み取って画像を得て、S4へjumpし(S2)、Noである場合は、画像記憶部2に予め記憶されていた画像を読み出す(S3)。次に、主制御部9は、S2またはS3で得られた画像を表示部3に表示する(S4)。次に、主制御部9は、範囲指定部4を用いて、利用者に、表示部3に表示されている画像上の、変更・訂正を行う範囲を指定させるとともに、表示部3に表示されている画像中に、この範囲指定部4で指定された範囲を示す領域枠(図示せず)等を表示する(S5)。次に、主制御部9は、文字数指定部6を用いて、利用者に、S5で表示された領域枠(図示せず)の内部の画像上に元から記入されていた文字列の縦方向の文字数と横方向の文字数とを指定させる(S6)。ここで、この縦方向の文字数及び/または横方向の文字数の指定は省略してもよい。次に、主制御部9は、文字入力部5を用いて、利用者に、S5で表示された領域枠(図示せず)の内部の画像中に変更・訂正によって新たに記入される文字列を入力させる(S7)。次に、警報出力部8は、S7で入力された文字列の縦方向の文字数及び/または横方向の文字数が、利用者がS6で指定した、S5で表示部3に表示された領域指定枠(図示せず)の内部の画像上に元から記入されていた文字列の縦方向の文字数及び/または横方向の文字数を越えているか調べる(S8)。ここで、S7で文字数の指定が省略されている時には、その方向については指定された文字数を越えていないものとみなす。Yesである場合には、警告出力部8が、表示部3にS7で入力された文字列の文字数が多すぎることを表す警告メッセージを表示させる等して、警告を出力し、利用者にこの文字列を再入力させるためにS7へjumpし(S9)、Noである場合は、主制御部9は、S5で表示部3に表示されている領域枠(図示せず)の内部の画像上に元から記入されていた文字列の文字の大きさを算出し、この文字の大きさと同一になるように、S7で入力された文字列をこの領域枠(図示せず)内部に新たに記入する際の文字の大きさを決定する(S10)。このステップの詳細は後述する。次に、主制御部9は、文字フォント記憶部7に予め記憶されている各々の文字のイメージデータを参照しながら、S10で決定された文字の大きさに合致する文字フォントを作成する(S11)。このステップの詳細は後述する。次に、S5で表示部3に表示されている領域枠(図示せず)の内部に、S7で入力された文字列を、S11で作成された文字フォントを用いて新たに記入するとともに、表示部3に表示して、画像上に元から記入されていた文字と同一の大きさの文字による画像の整然とした変更・訂正を行い、全ての処理を終了する(S12)。
【0016】次に、S10における記入文字サイズ決定処理について説明する。図4において、まず、S6での領域枠(図示せず)の内部の画像上に元から記入されていた文字列の縦方向の文字数及び/または横方向の文字数の指定が省略されていたか調べる(S13)。Yesである場合は、S6で指定が省略されていた縦方向の文字数及び/または横方向の文字数に、利用者がS7で入力した、変更によって画像中に新たに記入される文字列の縦方向の文字数及び/または横方向の文字数を代入してS15へjumpし(S14)、Noである場合は、S5で表示された領域枠(図示せず)の高さを、S5で指定されたか、またはS14で代入された縦方向の文字数で割り、この商を仮文字高さとして算出し、同様に、領域枠(図示せず)の幅を横方向の文字数で割り、この商を仮文字幅として算出する(S15)。次に、S15で算出された仮文字高さと仮文字幅の内、小さい方を文字高さあるいは文字幅として確定する(S16)。次に、文字フォント記憶部7を参照して、領域枠(図示せず)の内部の画像上に元から記入されていた文字列と同じ文字フォントの高さと文字フォントの幅との比を調べ、これをS16で確定された値に掛けることで、S16で確定されなかった文字高さあるいは文字幅を算出し、記入文字サイズ決定処理を終了する(S17)。
【0017】次に、S11における文字フォント作成処理について説明する。図5において、まず、S10で決定された記入文字サイズと同じ大きさの文字フォントが、文字フォント記憶部7に記憶されているか調べる(S18)。Yesである場合は、その文字フォントを記入用文字フォントとして、記入用文字フォント作成処理を終了し(S19)、Noである場合は、文字フォント記憶部7から、S10で決定された記入文字サイズより大きく、かつ最も大きさの近い文字フォントを選択する(S20)。次に、S20で選択された文字フォントを、S10で決定された記入文字サイズと等しい大きさになるように縮小し、記入用文字フォントを作成して、記入用文字フォント作成処理を終了する(S21)。
【0018】以上のように本実施例によれば、範囲指定部4で指定された範囲内の画像上に元から記入されていた文字列の文字数を指定する文字数指定部6と、この文字数指定部6で指定された文字数と範囲指定部4で指定された範囲の大きさから変更・訂正のために新たに画像中に記入される文字列の文字の大きさを決定する主制御部9と、を備えたことにより、イメージデータ形式の画像を、画像上に元から記入されていた文字と同一の大きさの文字によって、容易かつ整然と変更・訂正を行うことができる。
【0019】尚、本実施例においては、警告出力部8によって、変更・訂正のために新たに記入される文字列が範囲指定部4で指定された範囲からはみ出す場合に警告を出力しているが、これはなくともよい。また、文字数指定部6での縦方向及び/または横方向の文字数の指定を省略可能としているが、これは省略不可能なものであってもよい。更に、文字フォント記憶部7に複数の大きさの文字フォントを記憶させ、最適な文字フォントを縮小して記入用文字フォントを作成しているが、これは一種の文字フォントを単純に拡大/縮小するものであってもよい。また、警告出力部8が、記入される文字列が指定範囲からはみ出す場合に警告を出力するようにしているが、これを、全ての記入される文字列を所定の大きさで書き込むにはどのくらいの範囲が必要かを示す第2の領域枠を表示させ、利用者が許可した場合に、この第2の領域枠全体を所定位置に移動させる等して、記入される文字列を画像上の第2の領域枠内に記入するようにすると、操作性の面から好ましい。
【0020】(実施例2)以下本発明の第2の実施例における電子ファイル装置について、図面を参照しながら説明する。図6は本発明の第2の実施例における電子ファイル装置の機能ブロック図である。1は画像読み取り部、2は画像記憶部、3は表示部、4は範囲指定部、5は文字入力部、7は文字フォント記憶部であり、これらは従来例と同様なものなので、同一の符号を付して説明を省略する。19は範囲指定部4で指定された範囲内の画像上に元から記入されていた文字列の縦方向の文字数または横方向の文字数のいずれか一方のみを指定する文字数指定部、20は範囲指定部4で指定された範囲の大きさを文字数指定部19で指定された文字数で割りこれに文字フォント記憶部7に記憶されている文字フォントの高さと幅との比を掛けこの値で範囲指定部4で指定された範囲の大きさを割ることによって文字数指定部で指定されなかった横方向の文字数または縦方向の文字を算出する文字数算出部、21は文字入力部5から入力された変更・訂正のための文字列の縦方向の文字数及び/または横方向の文字数が文字数指定部19と文字数算出部20とで得られた範囲指定部4で指定された範囲の内部の画像上に元から記入されていた文字列の縦方向の文字数及び/または横方向の文字数を越えた場合に表示部3に警告メッセージを表示する等して警告を出力する警告出力部、22は範囲指定部4で指定された範囲の大きさと文字数指定部19と文字数算出部20で得られた範囲指定部4で指定された範囲の内部の画像上に元から記入されていた文字列の縦方向の文字数及び横方向の文字数を用いて実施例1と同様にして画像の範囲指定部4で指定された範囲の内部に文字入力部5から入力された文字列を画像上に元から記入されていた文字列の文字の大きさの文字を用いて変更・訂正を行う同一大文字変更・訂正手段と文字数指定部19における文字数の指定が省略された場合にこの文字数に1を代入して処理を行う文字数指定省略手段と実施例1と同様の最適フォント選択手段を有する主制御部である。
【0021】以上のように構成された本発明の第2の実施例における電子ファイル装置について、以下その動作を説明する。図7は本発明の第2の実施例における電子ファイル装置の画像変更・訂正動作の全体フローチャートであり、図8は本発明の第2の実施例における電子ファイル装置の文字数算出処理のフローチャートであり、図9は本発明の第2の実施例における電子ファイル装置の記入文字サイズ決定処理のフローチャートである。
【0022】初めに、実施例1と同様にして、画像を読み取るか、読み出して、表示部3に表示するとともに、画像上の変更・訂正を行う範囲を指定する(S1〜S5)。次に、主制御部22は、文字数指定部19を用いて、利用者にS5で表示されている領域枠(図示せず)の内部に元から記入されていた文字列の縦方向の文字数または横方向の文字数を指定させる(S22)。ここで、この文字数の指定は省略してもよく、縦方向の文字数及び横方向の文字数の両方を指定してもよい。次に、実施例1と同様にして、変更・訂正を行うための文字列の入力を行う(S7)。次に、文字数算出部20が、S5で表示されている領域枠(図示せず)の大きさと、S22で指定された縦方向の文字数または横方向の文字数と、文字フォント記憶部に記憶されている文字フォントの高さと幅との比等から、S22で指定されなかった縦方向の文字数または横方向の文字数を算出する(S23)。このステップの詳細は後述する。次に、警告出力部21が、S7で入力された文字列の縦方向の文字数及び/または横方向の文字数が、S22とS23とで得られた、S5で表示されている領域枠(図示せず)の内部の画像上に元から記入されていた文字列の縦方向の文字数及び/または横方向の文字数を越えているか調べる(S24)。Yesである場合は、実施例1と同様にして警告を出力してS7へjumpし(S9)、Noである場合は、S5で表示されている領域枠(図示せず)の大きさと、S22とS23とで得られた縦方向及び横方向の文字数とから、記入文字サイズを決定する(S25)。このステップの詳細は後述する。次に、S25で決定された記入文字サイズを元に、実施例1と同様にして記入用文字フォントを作成し、この記入用文字フォントを用いてS7で入力された文字列を画像中に書き込んで、全ての処理を終了する(S11〜S12)。
【0023】次に、S23における文字数算出処理について説明する。図8において、まず、S22で縦方向の文字数と横方向の文字数の両方が指定されているか調べる(S26)。Yesである場合は、文字数算出処理を終了し、Noである場合は、S22で縦方向の文字数または横方向の文字数のいずれか一方が指定されているか調べる(S27)。Yesである場合は、S31へjumpし、Noである場合は、S7で入力された変更・訂正のための文字列の縦方向の文字数が1であるか調べる(S28)。Noである場合は、S5で表示されている領域枠(図示せず)の内部の画像上に元から記入された文字列の横方向の文字数に1を代入し(S29)、Yesである場合は、同様に縦方向の文字数に1を代入する(S30)。次に、S22で指定されたか、あるいはS29,S30で代入された縦方向の文字数または横方向の文字数で、S5で表示されている領域枠(図示せず)の高さまたは幅を割り、その商を求めて、画像上に元から記入されていた文字の大きさ(幅または高さ)を算出する(S31)。次に、文字フォント記憶部7に記憶されている文字フォントの高さと幅との比を調べ、この値をS31で算出された文字の大きさ(幅または高さ)に掛け、S31で算出されていない文字の大きさ(幅または高さ)を算出する(S32)。次に、S32で算出された文字の大きさ(幅または高さ)で、S5で表示されている領域枠(図示せず)の大きさ(幅または高さ)を割り、その商を求めて、S22,S29,S30で得られていない領域枠(図示せず)の内部の画像上に元から記入されていた文字列の横方向の文字数または縦方向の文字数を算出して、文字数算出処理を終了する(S33)。
【0024】次に、S25における文字サイズ決定処理について説明する。図9において、まず、前述の処理によって得られた、S5で表示されている領域枠(図示せず)の内部の縦方向の文字数で、この領域枠(図示せず)の高さを割り、その商を求めて、変更・訂正によって画像中に記入する文字の高さを算出する(S34)。次に、同様に横方向の文字数で、この領域枠(図示せず)の幅を割り、その商を求めて、記入する文字の幅を算出して、文字サイズ決定処理を終了する(S35)。
【0025】以上のように本実施例によれば、範囲指定部4で指定された範囲内の画像上に元から記入されていた文字列の縦方向の文字数または横方向の文字数を指定する文字数指定部19と、文字数指定部19で指定された縦方向の文字数または横方向の文字数と範囲指定部4で指定された範囲の大きさと文字フォント記憶部7に記憶されている文字フォントの高さと幅との比から文字数指定部19で指定されていない横方向の文字数または縦方向の文字数を算出する文字数算出部20と、文字数指定部19と文字数算出部20とで得られる縦方向の文字数と横方向の文字数と範囲指定部4で指定された範囲の大きさから変更・訂正のために新たに画像中に記入される文字列の文字の大きさを決定する主制御部22とを備えたことにより、範囲指定部で指定されていた範囲の内部の画像上に元から記入されていた文字列の縦方向の文字数または横方向の文字数のいずれか一方を指定するだけで、イメージデータ形式の画像を、画像上に元から記入されていた文字と同一の大きさの文字によって、極めて容易かつ整然と変更・訂正を行うことができる。
【0026】尚、本実施例においては、警告出力部21によって、変更・訂正のために新たに記入される文字列が範囲指定部4で指定された範囲からはみ出す場合に警告を出力しているが、これはなくともよい。また、文字数指定部6での縦方向及び横方向の文字数の指定を省略可能としているが、これは省略不可能なものであってもよい。更に、文字フォント記憶部7に複数の大きさの文字フォントを記憶させ、最適な文字フォントを縮小して記入用文字フォントを作成しているが、これは一種の文字フォントを単純に拡大/縮小するものであってもよい。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明は、画像上の範囲指定部で指定された範囲内に元から記入されていた文字列の縦方向の文字数及び横方向の文字数を、文字数指定部で指定し、主制御部が、範囲指定部で指定された範囲の高さ及び幅を、この縦方向の文字数及び横方向の文字数で割って、画像上へ文字入力部から入力された変更・訂正のための文字列を画像上に記入する際の文字の大きさを決定し、文字フォント記憶部に記憶されている文字フォントを、この大きさになるように拡大/縮小した文字を用いて、画像上に文字入力部から入力された文字列を記入するために、画像中の指定された範囲内に元から記入されていた文字列の文字の大きさと、変更・訂正のために画像上に記入される文字の大きさが常に同一となり、イメージデータ形式の画像を、画像上に元から記入されていた文字と同一の大きさの文字を用いて、容易かつ整然と変更・訂正することができ汎用性、作業性に優れ、文字数指定部で縦方向の文字数及び/または横方向の文字数の指定が省略された場合、この縦方向の文字数及び/または横方向の文字数に、文字入力部から入力された変更・訂正のために記入する文字列の縦方向の文字数及び/または横方向の文字数を代入することによって、指定された範囲内に元から記入されていた文字列の縦方向の文字数及び/または横方向の文字数と、変更・訂正のために記入する文字数及び/または横方向の文字数が等しい時に、この文字数の指定を省略することができるため、イメージデータ形式の画像の変更・訂正を極めて容易に行うことができ、警告出力部が、文字入力部で入力された変更・訂正のための文字列の縦方向の文字数及び/または横方向の文字数が、文字数指定部で指定した、画像上の範囲指定部で指定されている範囲内に元から記入されていた文字列の縦方向及び/または横方向の文字数を越えた場合に、表示部に警告メッセージを表示する等して、警告を出力することによって、変更・訂正のために記入される文字列が、範囲指定部で指定した範囲からはみ出すことを防止でき作業性に優れ、文字数指定部で、範囲指定部で指定された範囲内に元から記入されていた文字列の縦方向の文字数または横方向の文字数の内いずれか一方のみを指定し、文字数算出部が、範囲指定部で指定された範囲の高さまたは幅を、文字数指定部で指定された縦方向の文字数または横方向の文字数で割って、文字数指定部で指定されなかった、範囲指定部で指定された範囲内に元から記入されていた文字列の文字の高さまたは幅を求め、これに、文字フォント記憶部に記憶されている文字フォントの高さと幅との比を掛けて、その文字の幅または高さを調べ、範囲指定部で指定されている範囲の幅または高さを、先に調べた幅または高さで割って、文字数指定部で指定されなかった、範囲内に元から記入されていた文字列の横方向の文字数または縦方向の文字数を算出し、主制御部が、文字数指定部と文字数算出部とで得られた縦方向の文字数及び横方向の文字数を用いて、入力部から入力された変更・訂正のための文字列を画像中に記入する際の文字の大きさを決定することで、範囲指定部で指定されている範囲内に記入されている文字列の、縦方向の文字数または横方向の文字数のいずれか一方のみを文字数指定部から指定するだけで、同一の大きさの文字による整然とした変更・訂正を極めて容易に行うことができ、文字入力部から入力される変更・訂正のための文字列の縦方向の文字数または横方向の文字数が省略された際に、この縦方向の文字数または横方向の文字数に1を代入することによって、画像上の1行毎または1桁毎の、同一の大きさの文字による変更・訂正を、指定された範囲内の文字列の文字数を全く指定することなく極めて容易に行うことができ、文字入力部から入力された変更・訂正のための文字列の縦方向の文字数及び/または横方向の文字数が、文字数指定部と文字数算出部から得られた、範囲指定部で指定されている範囲内に元から記入されていた文字列の縦方向の文字数及び/または横方向の文字数を越えた場合に、表示部に警告メッセージを表示する等して、警告を出力することによって、変更・訂正のために記入される文字列が、画像記入時に範囲指定部で指定した範囲からはみ出すことを防止でき作業性に優れ、文字フォント記憶部に複数の文字サイズの文字フォントを記憶させておき、変更・訂正によって画像中に記入される文字列の文字の大きさを決定し、この文字の大きさと同一の文字サイズの文字フォントがある場合はその文字フォントを用い、これがない場合には決定した文字よりも大きい文字サイズの文字フォントを縮小して作成した文字を用いて、変更・訂正を行うことによって、記入される文字を美しくすることができ、高品質な画像を作成することができる信頼性に優れた電子ファイル装置を実現できるものである。




 

 


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