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発明の名称 電子メールシステム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−110791
公開日 平成7年(1995)4月25日
出願番号 特願平5−254168
出願日 平成5年(1993)10月12日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小鍜治 明 (外2名)
発明者 川口 さち子
要約 目的
電子メール送信中に発生する障害内容をその重要度、配信優先度を付加した電子メールとして管理者に送信することで、遠隔地にいる管理者がシステムの障害発生およびその重要度を逐次知ることを可能とする。

構成
電子メール送信中に発生する障害を検出する手段01021と、前記手段により検出された障害の内容、その重要度、配信優先度を示す電子メールを作成する手段01030と、作成された電子メールを障害通知メールとして管理者に送信する手段01032を設けることにより、管理者がどんな遠隔地にいてもシステムの障害発生を逐次知ることができるようになり、さらに、管理者は障害の重要度を容易に理解および緊急性の高い障害ほど早く知ることができるようになる。
特許請求の範囲
【請求項1】 電子メール送信中に発生する障害を検出する手段と、前記手段により検出された障害の内容を示す電子メールを作成する手段と、作成された電子メールを障害通知メールとして管理者に送信する手段を備えることを特徴とする電子メールシステム。
【請求項2】 請求項1記載の電子メールシステムに、障害の重要度を障害通知メールに付加する手段を備えることを特徴とする電子メールシステム。
【請求項3】 請求項1記載の電子メールシステムに、障害の大きさに従って管理者に配信する障害通知メールに優先度を付加する手段を備えることを特徴とする電子メールシステム。
【請求項4】 請求項1記載の電子メールシステムに、管理者に配信された複数の電子メールから障害通知メールを識別する手段と、前記手段により識別された障害通知メールを格納する手段と、障害通知メールの一覧を表示する手段を備えることを特徴とする電子メールシステム。
【請求項5】 請求項2記載の電子メールシステムに、管理者に配信された複数の電子メールから最も障害の重要度の高い障害通知メールを検出する手段と、前記手段により検出された結果を管理者に通知する手段を備えることを特徴とする電子メールシステム。
【請求項6】 請求項2記載の電子メールシステムに、管理者に配信された複数の障害通知メールの発生頻度の累積を集計する手段と、前記手段により集計された結果を管理者に通知する手段を備えることを特徴とする電子メールシステム。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子メール送信中に発生する障害を管理者に素早く通知し、管理者がシステム管理を効率的に行なう電子メールシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、計算機の普及に伴い、計算機をコミュニケーションの手段として利用する電子メールシステムが広く活用され、そのシステム管理、特に、障害の検出とその対処が重要視されている。
【0003】以下に従来の電子メールシステムのシステム管理について説明する。図7は、従来の電子メールシステムにおいて、ネットワークにより接続されている電子メールを転送する装置および電子メールを受信する装置のブロック図である。
【0004】図7において、07はネットワーク、070は電子メールを転送する電子メール転送装置、071は電子メールを受信する電子メール受信装置である。電子メール転送装置070は、転送メールを受信する転送メール受信部0700と、受信した転送メールを格納する転送メール格納部0701と、転送メールを送信する転送メール送信手段07020および転送中に生じる障害を検出する障害検出手段07021からなる転送メール送信部0702と、転送中に生じた障害内容を示すメッセージを作成する障害通知メッセージ作成手段07030および前記手段により作成されたメッセージを記録する障害記録手段07031からなる障害通知部0703から構成されている。
【0005】また、電子メール受信装置071は、電子メールを受信する電子メール受信部0710、受信した電子メールを格納する電子メール格納部0711、電子メールの一覧を表示する電子メール一覧表示手段07120および電子メールの内容を表示する電子メール内容表示手段07121からなる電子メール表示部0712により構成されている。
【0006】以上のように構成された電子メールシステムにおいて、以下その動作について説明する。まず、電子メール転送装置070において、転送メール送信時に障害が検出され、障害通知メッセージが作成およびそのメッセージが出力されるまでの処理の流れを図8を用いて説明する。
【0007】まず、電子メール転送装置070は、転送すべき電子メールを転送メール受信部0700で受信すると(ステップ080)、転送メール格納部0701に格納し(ステップ081)、転送メール送信部0702により転送先へ送信する(ステップ082)。このとき、送信に失敗した場合には(ステップ083)、障害検出手段07021は、転送先で何らかの障害が発生しているとみなし、障害となった原因を検出する(ステップ084)。障害検出手段07021により障害が検出されると、障害通知メッセージ作成手段07030は、障害の原因およびそれへの対処方法を記した障害通知メッセージを作成する(ステップ085)。そして、障害記録手段07031は、作成された障害通知メッセージを、システムのコンソール、障害ログ、プリンタなどに出力する(ステップ086)。
【0008】次に、電子メール受信装置071において、電子メールを受信した場合の処理の流れを図9を用いて説明する。電子メール受信装置071は、配信された電子メールを電子メール受信部0710で受信すると(ステップ090)、電子メール格納部0711に格納し(ステップ091)、電子メール表示部0712の電子メール一覧表示手段07120を介して電子メール一覧を表示し(ステップ092)、電子メール受信装置071のユーザから電子メールの内容表示の要求があった場合には(ステップ093)、電子メール内容表示手段07121を用いて電子メールの内容を表示する(ステップ094)。
【0009】管理者が障害発生を知る手段には、直接的な手段と間接的な手段がある。例えば、直接的な手段には、障害通知メッセージの出力された電子メールシステムのコンソール、障害ログ、プリンタが設置されている場所に行く手段、間接的な手段には、電子メールシステムのユーザからクレームを聞く手段などがある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来の構成では、管理者は、障害通知メッセージが出力された電子メールシステムのコンソール、障害ログ、プリンタが設置されている場所以外で障害を知ることはできないため、WAN(Wide Area Netwark)で接続されている管理者、例えば電子メールシステムのメーカのメンテナンス者のように、実際の運用環境より遠隔地にいる管理者は、障害を逐次知ることはできないという課題を有していた。
【0011】また、管理者が障害の発生を検出しても、その障害内容を整理する手段を持たないため、効率良く障害を管理することができないという課題も有していた。
【0012】本発明は、上記従来の課題を解決するもので、管理者が遠隔地からでも障害の発生を逐次検出することができ、障害内容を効率良く管理できる電子メールシステムを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するために、本発明の電子メールシステムは、第一に電子メール送信中に発生する障害を検出する手段と、前記手段により検出された障害の内容を示す電子メールを作成する手段と、作成された電子メールを障害通知メールとして管理者に送信する手段を備える構成を有するものである。
【0014】第二に、第一の構成要素に加え、障害の重要度を障害通知メールに付加する手段を備える構成を有するものである。
【0015】第三に、第一の構成要素に加え、障害の大きさに従って管理者に配信する障害通知メールに優先度を付加する手段を備える構成を有するものである。
【0016】第四に、第一の構成要素に加え、管理者に配信された複数の電子メールから障害通知メールを識別する手段と、前記手段により識別された障害通知メールを格納する手段と、障害通知メールの一覧を表示する手段を備える構成を有するものである。
【0017】第五に、第二の構成要素に加え、管理者に配信された複数の電子メールから最も重要度の高い障害通知メールを検出する手段と、前記手段により検出された結果を管理者に通知する手段を備える構成を有するものである。
【0018】第六に、第二の構成要素に加え、管理者に配信された複数の障害通知メールの発生頻度の累計を集計する手段と、前記手段により検出された結果を管理者に通知する手段を備える構成を有するものである。
【0019】
【作用】本発明は、上記構成によって、以下に示す六つの作用がある。
(1)電子メール転送装置において、管理者への障害通知に電子メールを用いることで、管理者は、遠隔地でも障害の発生を逐次知ることができる。
(2)電子メール転送装置において、障害通知メールに障害の重要度を付加することで、管理者は、障害の内容および障害の程度を容易に理解できる。
(3)電子メール転送装置において、障害通知メールに配信優先度を付加することで、管理者は、緊急性の高い障害ほど早く知ることができる。
(4)電子メール受信装置において、障害通知メールとそれ以外の電子メールを区別して表現することで、管理者は、容易に双方の区別をつけることができる。
(5)電子メール受信装置において、複数の電子メールから最も重要度の高い障害通知メールを自動的に抜きだし通知することで、管理者は重要度の最も高い障害を見落とさずに、確実に対処することができる。
(6)電子メール受信装置において、障害通知メールの示す障害の発生頻度の累積および現在の障害発生状況を通知することで、管理者は障害の管理を効率的に行なうことができる。
【0020】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の第一の実施例について、図面を参照しながら説明する。図1は、電子メールシステムにおいて、ネットワークにより接続されている電子メール転送装置および電子メール受信装置の構成を示すブロック図である。
【0021】図1において、01はネットワークであり、010は電子メールを転送する電子メール転送装置、011は電子メールを受信する電子メール受信装置である。電子メール転送装置010は、転送メールを受信する転送メール受信部0100と、受信した転送メールを格納する転送メール格納部0101と、転送メールを送信する転送メール送信部0102と、障害内容を管理者に通知する障害通知部0103により構成されている。転送メール送信部0102は、転送メールを送信する転送メール送信手段01020および転送中に生じる障害を検出する障害検出手段01021を有し、障害通知部0103は、転送中に生じた障害内容とその重要度と配信優先度を付加した電子メールを作成する障害重要度および配信優先度付き障害通知メール作成手段01030、前記手段により作成された障害通知メールの内容を記録する障害記録手段01031および障害通知メールを管理者宛に送信する障害通知メール送信手段01032を有している。
【0022】また、電子メール受信装置011は、電子メールを受信する電子メール受信部0110、受信した電子メールを格納する電子メール格納部0111、電子メールの一覧を表示する電子メール一覧表示手段01120および電子メールの内容を表示する電子メール内容表示手段01121からなる電子メール表示部0112により構成されている。
【0023】なお、図1では、ネットワーク01で接続された電子メール転送装置010および電子メール受信装置011は一組で構成されているが複数で構成されていても良い。また、ネットワーク01は、LAN(Local Area Network)またはWAN(WideArea Network)どちらでも良い。
【0024】以上のように構成された電子メールシステムにおいて、以下その動作について説明する。まず、電子メール転送装置010が、転送メール送信中に障害を検出し、障害重要度および配信優先度付き障害通知メールを作成および送信するまでの処理の流れを図2を用いて説明する。
【0025】電子メール転送装置010は、転送すべき電子メールを転送メール受信部0100で受信する(ステップ020)と、転送メール格納部0101に格納し(ステップ021)、転送メール送信部0102により転送先へ送信する(ステップ022)。そして、電子メール転送装置010は、転送メールの送信に成功したことを確認すると(ステップ023)、転送メール受信待ちの状態となる(ステップ020)。
【0026】このとき、電子メール転送装置010が、転送メールの送信に失敗したことを確認すると(ステップ023)、転送先で何らかの障害が発生しているとみなし、障害検出手段01021を用いて、障害になった原因を検出し(ステップ024)、障害重要度および配信優先度付き障害通知メール作成手段01030により、障害重要度および配 信優先度付き障害通知メールを作成する(ステップ025)。障害重要度および配信優先度付き障害通知メール作成手段01030は、障害通知メールの内容、障害重要度および配信優先度を決定するために、図3に示すテーブルを使用する。
【0027】図3は、障害内容030から、障害重要度031、配信優先度032および障害内容を示すメッセージ内容033を参照するためのテーブルの一例である。図3では、障害重要度031および配信優先度032を3段階に分けており、例えば、障害重要度の高いものから順に、(1) A:ハードウエアおよびソフトウエア内部に関する致命的な障害(2) B:電子メールシステムの資源および環境に関する致命的な障害(3) C:自動復旧および障害拡大防止可能な障害とする。
【0028】また、例えば、配信優先度の高いものから順に、(1) HIGH:配信速度は、緊急(2) NORMAL:配信速度は、普通(3) LOW:配信速度は、不急とする。
【0029】例えば、障害検出手段01021において、障害内容030が転送先の「メモリ不足」と判断されるならば、障害重要度031はB、配信優先度032はHIGH、メッセージ内容は、「相手先○○○は、現在メモリ不足のため配信不能です。相手先○○○のメモリ不足を解消して下さい。」となる。障害重要度031および配信優先度032は、障害通知メールに付加することとする。そして、障害通知メール送信手段01032は、前記障害通知メールの配信優先度032に従って、障害通知メールを管理者宛に送信する(ステップ026)。このとき、管理者へ障害通知メールの送信が成功ならば(ステップ027)、転送メールの受信待ち(ステップ020)となり、失敗ならば(ステップ027)、従来例と同様、障害記録手段01031を用いて、電子メールシステムのコンソール、障害ログ、プリンタに障害重要度および配信優先度付き障害通知メールの内容を出力する(ステップ028)。
【0030】なお、障害重要度および配信優先度付き電子メール作成手段01030では、テーブル参照以外の方法で作成することも可能である。また、テーブルを使用する場合には、テーブルの構成、内容は自由である。
【0031】次に、電子メール受信装置011において、電子メールを受信した場合の処理の流れを図4を用いて説明する。電子メール受信装置011は、配信された電子メールを電子メール受信部0110で受信すると(ステップ040)、電子メール格納部0111に格納し(ステップ041)、電子メール表示部0112の電子メール一覧表示手段01120を介して電子メール一覧を表示し(ステップ042)、電子メール受信装置011のユーザから電子メールの内容表示の要求があった場合には(ステップ043)、電子メール内容表示手段01121を用いて電子メールの内容を表示する(ステップ044)。
【0032】このとき、管理者が障害に対処するまでの動作について説明する。まず、管理者が電子メール一覧表示手段01120により表示された障害通知メールに対し、電子メール内容表示手段01121を用いて内容表示の要求をする。そして、その結果、管理者は、表示された障害通知メールの内容を参照することで、障害に対処することができる。
【0033】以上のように本実施例によれば、第一に、電子メールシステムに、電子メール送信中に発生する障害を検出する手段と、前記手段により検出された障害の内容を示す電子メールを作成する手段と、作成された電子メールを障害通知メールとして管理者に送信する手段を設けることにより、管理者が遠隔地にいてもシステムの障害発生を逐次知ることができるようになる。
【0034】第二に、第一の電子メールシステムに、障害通知メールに障害の重要度を付加する手段を設けることにより、管理者は障害の重要度を容易に理解できるようになり、第三に、第二の電子メールシステムに、管理者に配信する障害通知メールの障害の程度に従って優先度を付加する手段を設けることにより、管理者は緊急性の高い障害ほど早く知ることができるようになる。よって、障害に対処するために生じる管理者の負担を大幅に減らし、システム管理の効率化を図ることができる。
【0035】(実施例2)以下本発明の第二の実施例について図面を参照しながら説明する。図5は、電子メールシステムにおいて、ネットワークにより接続されている電子メール転送装置および電子メール受信装置の構成を示すブロック図である。
【0036】図5において、050は電子メールを転送する電子メール転送装置であり、その構成は第一の実施例と同様である。また、051は、電子メールを受信する電子メール受信装置であり、電子メールを受信する電子メール受信部0510、受信した電子メールを格納する電子メール格納部0511、障害通知メールの示す障害の頻度および障害の重要度が最も高い障害通知メール(以後、最重要障害通知メールと呼ぶ。)を自動的に検出する障害通知メール重要度集計部0512、前記手段の結果を管理者に通知する障害通知メール着信通知部0513、最重要障害通知メールをユーザに参照されたことを確認する最重要障害通知メール確認部0514、電子メール格納部0511に格納されている電子メールの一覧および内容を表示する電子メール表示部0515で構成されている。
【0037】電子メール受信部0510は、障害通知メールとそれ以外の電子メール(以後、一般電子メールと呼ぶことにする。)を識別する障害通知メール識別手段05100を、電子メール格納部0511は、一般電子メールを格納する一般電子メール格納部05110および障害通知メールを格納する障害通知メール格納部05111を有している。障害通知メール重要度集計部0512は、障害通知メールの示す障害の発生頻度の累計、現在の障害の発生状況を集計する障害通知メール重要度集計手段05120および複数の障害通知メールから緊急を要する最重要障害通知メールを検出する最重要障害通知メール検出手段05121からなり、障害通知メール着信通知部0513は、障害通知メール重要度集計手段05120および最重要障害通知メール検出手段05121の結果を管理者に通知する重要度集計情報通知手段05130および最重要障害通知メール通知手段05131からなっている。
【0038】また、電子メール表示部0515は、一般電子メール格納部05110に格納された電子メールの一覧を表示する一般電子メール一覧表示手段05150、障害通知メール格納部05111に格納された電子メールの一覧を表示する障害通知メール一覧表示手段05150、前記二つの一覧表示手段からユーザが指定した電子メールの内容を表示する電子メール内容表示手段05152により構成されている。
【0039】なお、図5では、ネットワーク05、電子メール転送装置050および電子メール受信装置051は一組で構成されているが複数で構成されてもいても良い。また、ネットワーク05は、LAN(Local Area Network)またはWAN(Wide Area Network)どちらでも良い。
【0040】以上のように構成された電子メールシステムにおいて、以下その動作について説明する。電子メール転送装置050の処理の流れは、第一の実施例における電子メール転送装置010の処理の流れと同様である。
【0041】次に、電子メール受信装置051が、障害重要度および配信優先度付き障害通知メールを受信した場合の処理の流れを図6を用いて説明する。
【0042】まず、電子メール受信装置051は、電子メール受信部0510で受信した電子メールを(ステップ060)、障害通知メール識別手段05100を用い、電子メール転送装置050から管理者宛に送信された電子メールを障害通知メールとすることで、一般電子メールと障害通知メールとを区別し(ステップ061)、一般電子メール格納部05110および障害通知メール格納部05111に格納する(ステップ062、0611)。最重要障害通知メール検出手段05121が、障害通知メール格納部05111から最重要障害通知メールがあれば(ステップ063)、最重要障害通知メール通知手段05131は、その存在を管理者が確認するまでビープ音を鳴らすとともに、電子メール内容表示手段05152を用いて、障害通知メールの内容を表示する(ステップ064)。
【0043】管理者は、最重要障害通知メール通知手段05131により生じているビープ音で、最重要障害通知メールの着信を知る。このとき、最重要障害通知メール確認部0514で、管理者が最重要障害通知メールの内容を参照したことが確認されれば(ステップ065)、次のステップ063に進むことが可能となる。障害通知メール格納部05111に最重要障害通知メールがなければ、障害通知メール重要度集計手段05120は、障害通知メール格納部05111に格納された電子メールの今までの障害の発生頻度の累計および現在の障害発生状況を計算する(ステップ066)。
【0044】そして、重要度集計情報通知手段05130が、ステップ66の結果を管理者に通知する(ステップ067)。例えば、その方法として、障害通知メールの各重要度がいくつ存在しているかディスプレイに表示する方法がある。
【0045】次に、障害通知メール格納部05111に格納されている障害電子メールの一覧が、障害電子メール一覧表示手段05151により、ディスプレイに障害の重要度を明示的に示した形式で表示される(ステップ068)。一般電子メール格納部06110に格納された一般電子メールの一覧は、一般電子メール一覧表示段05150により、ディスプレイに表示される(ステップ0612)。
【0046】例えば、障害通知メール一覧の表示内容は、障害通知メールのタイトル、発信者、送信相手、送信日時、配信優先度および障害の重要度であり、一般電子メール一覧の表示内容は、電子メールのタイトル、発信者、送信日時ある。また、ディスプレイ上では、双方の一覧は独立して表示される。電子メール受信装置051において、ユーザである管理者がどちらかの一覧表示から、ある電子メールの内容表示を要求した場合には(ステップ069、0613)、電子メール内容表示手段05152は、内容表示を要求した電子メールの内容を表示する(ステップ0610、0614)。管理者が電子メールの内容表示を要求する限り、電子メールの内容表示は行なわれる。
【0047】なお、ここでは、最重要障害通知メール通知手段05131で、最重要障害通知メールの存在をビープ音および最重要障害通知メールの内容を表示することにより管理者に知らせているが、他の方法でも良い。
【0048】最後に、管理者が障害通知メールの着信を確認し、その障害に対処するまでの動作を説明する。管理者は、電子メール受信装置051から最重要障害通知メールを受信したことを報告されると、その内容を参照し障害に対処する。この動作は、障害通知メール格納部05111に最重要障害通知メールが格納されている限り繰り返される。このとき、障害通知メール格納部05111に最重要障害通知メールが格納されていなければ、重要度集計情報通知手段05130により表示された障害通知メールの着信状況に基づき、管理者は障害通知メール一覧から重要と思われるものを指定し、その内容を参照し障害に対処する。
【0049】以上のように本実施例によれば、第一に、電子メールシステムに、電子メール送信中に発生する障害を検出する手段と、前記手段により検出された障害の内容を示す電子メールを作成する手段と、作成された電子メールを障害通知メールとして管理者に送信する手段を設けることにより、管理者が遠隔地にいてもシステムの障害発生を逐次知ることができるようになる。
【0050】第二に、上記電子メールシステムに、障害通知メールに障害の重要度を付加する手段を設けることにより、管理者は障害の重要度を容易に理解できるようになる。
【0051】第三に、第二の電子メールシステムに、管理者に配信する障害通知メールの障害の程度に従って優先度を付加する手段を設けることにより、管理者は緊急性の高い障害ほど早く知ることができるようになる。
【0052】第四に、第三の電子メールシステムに、管理者に配信された複数の電子メールから障害通知メールを識別する手段と、それにより識別された障害通知メールを格納する手段と、障害通知メールの一覧を表示する手段を設けることにより、管理者は障害通知メールと一般電子メールの区別を容易に行なうことができるようになる。
【0053】第五に、第四の電子メールシステムに、管理者に配信された複数の電子メールから最も障害の重要度の高い障害通知メールを検出する手段と、その手段により検出された結果を管理者に通知する手段を設けることにより、管理者は最重要障害通知メールを見落とさずに確認できるようになる。
【0054】第六に、第五の電子メールシステムに、管理者に配信された複数の障害通知メールの発生頻度の累計を集計する手段と、その集計結果を管理者に通知する手段を設けることにより、管理者は障害の発生頻度の累積および現在の発生状況を容易に理解および管理できる。
【0055】以上のように本実施例によれば、管理者が障害に対処するまでに生じる負担を大幅に減らし、さらにシステム管理の効率化を図ることができる。
【0056】
【発明の効果】以上のように本発明は、電子メール送信中に発生する障害を検出する手段と、前記手段により検出された障害の内容を示す電子メールを作成する手段と、作成された電子メールを障害通知メールとして管理者に送信する手段と、障害の重要度を障害通知メールに付加する手段と、障害の程度に従って管理者に配信する障害通知メールに優先度を付加する手段と、管理者に配信された複数の電子メールから障害通知メールを識別する手段と、それにより識別された障害通知メールを格納する手段と、障害通知メールの一覧を表示する手段と、管理者に配信された複数の電子メールから最も障害の重要度の高い障害通知メールを検出する手段と、管理者に配信された複数の障害通知メールの発生頻度の累計を集計する手段と、前記二つの手段により検出された結果を管理者に通知する手段を電子メールシステムに設けることにより、管理者が遠隔地からでも障害の発生を逐次検出することができる、および障害内容を効率良く管理できる電子メールシステムを実現できるものである。




 

 


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