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発明の名称 画像通信端末装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−107451
公開日 平成7年(1995)4月21日
出願番号 特願平5−271160
出願日 平成5年(1993)10月5日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】役 昌明 (外1名)
発明者 谷口 純彦
要約 目的
テレビ会議における発言者をモニタ画面に分かり易く表示することができる画像通信端末装置を提供することを目的としている。

構成
テレビ会議に使用する画像通信端末装置において、発言者の音声を登録する登録手段8と、登録された音声と発言中の音声とを比較して発言者を特定する特定手段7と、特定された発言者に対応する表示を画面に表わす表示手段5とを設ける。受信側は発言者が誰であるかを知ることができるので、発言者の確認のために会議の進行が妨げられたり、発言者を誤って認識して会議が混乱する事態が防げ、出席者は会議に集中できる。
特許請求の範囲
【請求項1】 テレビ会議に使用する画像通信端末装置において、発言者の音声を登録する登録手段と、登録された前記音声と発言中の音声とを比較して発言者を特定する特定手段と、特定された発言者に対応する表示を画面に表わす表示手段とを設けたことを特徴とする画像通信端末装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビ会議システムに使用される画像通信端末装置に関し、特に、会議が円滑に遂行できるように構成したものである。
【0002】
【従来の技術】近年、CCITT(国際電信電話諮問委員会)からオーディオビジュアル・サービス用のビデオ符号化方式、静止画像符号化方式、多重化方式、通信手順等が正式に勧告され、それに伴い各社からCCITT勧告に準拠したテレビ会議システム用の画像通信装置が発売されている。
【0003】テレビ会議システムは、二箇所または数箇所の会議室を画像と音声の伝達で結び、テレビ画面を見ながら全員が同一の会議室にいるような雰囲気で会議を行なうことができるように構成されている。
【0004】このテレビ会議システムに使用される従来の画像通信端末装置は、図2に示すように、会議の模様を撮影するカメラ1と、受信した映像を画面に表示するモニタ2と、送信する画像信号を符号化すると共に受信した画像信号を復号化する画像信号符号化/復号化部3と、受信した音声信号を復号化すると共に復号化した音声信号を増幅する受信音声増幅回路を含む音声信号復号化部6と、音声信号を音声に変えて出力するスピーカー4と、音声を入力するマイクロホン9と、入力音声信号を符号化する音声信号符号化部10と、画像信号、音声信号、データおよび会議制御信号を多重/分離する多重化/分離部11と、通信回線13とのインターフェイスを取る通信インターフェイス12とを備えている。
【0005】この画像通信端末装置では、通信回線13を介して多重化されて送られてきた相手先からの符号化信号は、通信インターフェイス12を通して多重化/分離部11に入力し、この多重化/分離部11の分離部により、画像信号、音声信号、データおよび会議制御信号に分離される。
【0006】この内、分離部11で分離された音声信号は、音声信号復号化部6により復号・増幅されてスピーカ4より音声出力される。また、分離された画像信号は、画像信号符号化/復号化部3の復号化部により復号され、モニタ2の画面に相手先の会議室の映像が映し出される。
【0007】こちら側の会議室の状況は、カメラ1で撮影され、その画像信号が画像信号符号化/復号化部3の符号化部で符号化される。発言者の音声は、マイクロホン9で音声信号に変換され、音声信号符号化部10で符号化される。これらの符号化された画像信号および音声信号は、多重化/分離部11の多重化部において、データおよび会議制御信号と共に多重化され、通信回線インターフェイス12を介して通信回線13に出力され、相手先に伝送される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の画像通信端末装置では、テレビ会議への出席者が多数に及ぶ場合には、出席者の顔がモニタに小さくしか映らない上、発言者にカメラのアングルが合わされる訳でもないから、誰が発言しているのかをモニタ画面から特定することが難しい。
【0009】そのため、会議の途中で、頻繁に発言者の確認が行なわれ、会議の進行が妨げられたり、発言者を誤って認識して、混乱を招いたりする事態がしばしば発生する。
【0010】本発明は、こうした従来の問題点を解決するものであり、テレビ会議における発言者をモニタ画面に分かり易く表示することができる画像通信端末装置を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、テレビ会議に使用する画像通信端末装置において、発言者の音声を登録する登録手段と、登録された音声と発言中の音声とを比較して発言者を特定する特定手段と、特定された発言者に対応する表示を画面に表わす表示手段とを設けている。
【0012】
【作用】そのため、受信側は発言者が誰であるかを知ることができるので、発言者の確認のためにテレビ会議の進行が妨げられたり、発言者を誤って認識して会議が混乱したりする事態を防ぐことができ、出席者は会議に集中することができる。
【0013】
【実施例】本発明の実施例における画像通信端末装置は、図1に示すように、通信相手先の出席者の氏名および発言者の音声を登録する通信相手先情報記憶部8と、通信相手先情報記憶部8における登録を制御すると共にこの登録に基づいて発言者を特定する通信相手先認識部7と、特定された発言者の氏名をモニタ2に表示する通信相手先表示部5とを備えている。その他の構成は、従来の装置(図2)と変わりがない。
【0014】この画像通信端末装置では、相手先から送られてきた信号は、多重化/分離部11で画像信号、音声信号、データおよび会議制御信号に分離され、この内、画像信号は、画像信号符号化/復号化部3で復号された後、通信相手先表示部5を経てモニタ2に送られ、モニタの画面に相手先の映像を映し出す。また、音声信号は、音声信号復号化部6で復号・増幅された後、スピーカ4に送られ音声として出力される。音声信号は、同時に、通信相手先情報記憶部8および通信相手先認識部7に送られる。
【0015】通信相手先情報記憶部8は、不揮発性メモリ(EEPROM等)で構成され、音声信号が入力したとき、通信相手先認識部7からの指示がある場合には、入力した音声データを格納する。また、通信相手先情報記憶部8は、別に入力された相手先の会議出席者の氏名を音声データと関連付けて記憶する。
【0016】通信相手先認識部7は、音声信号が入力すると、通信相手先情報記憶部8に格納された音声データを読出し、入力音声信号の音声データと比較する。それらの一致を検出したときは、その音声データに対応する出席者氏名のデータを通信相手先情報記憶部8から読出し、その出席者氏名のデータを通信相手先表示部5に出力する。
【0017】通信相手先表示部5は、通信相手先認識部7から出席者氏名のデータを受けとると、このデータを画像信号に加えてモニタ2に送り、モニタ2は、相手先から送られた映像に重ねて出席者氏名を画面に表示する。
【0018】この画像通信端末装置を用いてテレビ会議を開く場合は、会議冒頭に各出席者が自己紹介を行ない、その間を利用して、受信側は、通信相手先認識部7を通じて通信相手先情報記憶部8に音声データの記憶を行なわせる。同時に受信側は、発言中の出席者氏名を、入力装置を用いて通信相手先情報記憶部8に入力し、通信相手先情報記憶部8に、出席者氏名と音声データとの関連テーブルを記憶させる。
【0019】こうして通信相手先情報記憶部8における準備が整った後は、相手先の出席者が発言した場合には、その音声信号を受信した通信相手先認識部7が、音声データを通信相手先情報記憶部8に記録された音声データと比較し、発言者の氏名を検出する。検出された発言者氏名は、通信相手先表示部5に送出され、モニタ画面に表示させる。従って、受信側の出席者は、モニタに表示された氏名から発言者を認識することができる。
【0020】また、会議の進行に伴って通信相手先情報記憶部8の登録データを拡充していく方式を採ることも可能である。この場合は、発言者の会議における発言中に、その音声データを通信相手先情報記憶部8に記憶させると共に、その発言者の氏名を確認して通信相手先情報記憶部8に登録する。
【0021】通信相手先認識部7は、会議中、通信相手先情報記憶部8に記憶されたデータと発言者の音声データとを常時比較し、一致する音声データを検出した場合は、通信相手先情報記憶部8から発言者氏名を読出し、それをモニタ2の画面に表示する。
【0022】一方、音声データが一致しない場合は、その音声データを通信相手先情報記憶部8に登録すると共に、発言者氏名を確認して通信相手先情報記憶部8に登録する。
【0023】この方式では、会議において発言しない者の音声データを記録する必要がないため、記録すべきデータ量が少なくて済む。
【0024】こうして、音声認識に基づいて、会議における発言者をモニタ上で明らかにすることにより、出席者は、発言者を正しく認識することができ、テレビ会議を円滑に進めることができる。
【0025】なお、発言者を表示する手段としては、氏名の表示以外に、顔写真の静止画を表示したり、モニタ画像中の発言者の位置を矢印で表示する等の方法を採ることもできる。
【0026】また、発言者に応じた記号を画面に表示させて、受信者に発言者を理解させる方法を採ることもできる。この場合には、通信相手先情報記憶部8に予め格納した複数種類の記号と音声データとの対応テーブルを通信相手先情報記憶部8内に形成するだけで足りるため、通信相手先情報記憶部8への発言者の氏名の入力が不要になり、構成および操作を簡略化することができる。
【0027】なお、発言者のモニタ上への表示は、必要に応じて行なう。
【0028】
【発明の効果】以上の実施例の説明から明らかなように、本発明の画像通信端末装置は、簡単なハードウェアを追加するだけで、テレビ会議における発言者を特定することを可能にし、会議の進行を円滑にし、混乱の発生を未然に防ぐことができる。




 

 


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