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発明の名称 端末網制御装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−107178
公開日 平成7年(1995)4月21日
出願番号 特願平5−250444
出願日 平成5年(1993)10月6日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小鍜治 明 (外2名)
発明者 山下 邦彦 / 安井 利彦
要約 目的
電話回線に接続されている場合のみ発信する。

構成
回線電源手段11が所定の直流電圧に変換して通話路手段9に電源供給する。また、回線電源手段11が出力する直流電圧を検出する場合にのみ電話回線5と接続されていると通信制御手段10が判断し通話路手段9を利用して発信する。
特許請求の範囲
【請求項1】呼出信号を検出すると通信を許可する呼出信号検出手段と、通信が許可されている時発信による通信を行う発呼通信手段とを備えた端末網制御装置。
【請求項2】ノーリンギング通信が行われると発信による通信を許可するノーリンギング通信手段と、通信が許可されている時発信による通信を行う発呼通信手段とを備えた端末網制御装置。
【請求項3】電話回線を接続する端子に電圧が印可されていると通信を許可する電圧印可検出手段と、通信が許可されている時発信による通信を行う発呼通信手段とを備えた端末網制御装置。
【請求項4】電話回線に接続して通話路を形成する通話路手段と、電話回線からの電流によって所定の直流電圧を出力し前記通話路手段等の電源とする回線電源手段と、この回線電源手段から所定の電圧が出力されている場合にのみ前記通話路手段を利用して発信による通信を行う通信制御手段とを備えた端末網制御装置。
【請求項5】発信による通信要求が発生しても、回線電源手段から所定の電圧が出力されていないため通信制御手段によって通信ができない場合、所定の時間間隔で回線電源手段を駆動しこの回線電源手段から所定の電圧が出力されていれば再発信を行うリトライ手段を備えた請求項4記載の端末網制御装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばガスメータ等の端末に接続され、電話回線を介して端末とセンタとの通信を中継する端末網制御装置に関し、特に、自動発信による通信機能を備えた端末網制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ガスメータ等の端末を接続すると共に電話回線を介してセンタに接続して、端末とセンタとの通信を中継する端末網制御装置は、例えばガスメータからガス漏れ等により発信による通信要求が生じると自動発信によりセンタを呼び出しガスメータとセンタ間の通信を中継する。
【0003】このような、端末網制御装置は、発信後、変復調手段によりセンタから電文を受信するとセンタとの接続が完了したと判断しガスメータとセンタ間の通信を中継するようになっている。発信とは電話回線の直流ループ回路を閉結して選択信号(電話番号)を送出することであるが、直流ループ回路を閉結すると交換機が選択信号を受信できることを示す400Hzのダイヤルトーン(DT)を受信する。このDTを検出してから選択信号を送出する手段は回路を簡素化するためあまり用いられておらず直流ループ回路を閉結した後十分に時間を経た後選択信号を送出する方法が通常用いられている。
【0004】発信後、センタからの電文を所定時間内に受信しない場合、あるいは、通信エラーが生じた場合、直流ループ回路を解放し発信による通信を中断する。そして自動再発信が3分間で2回以内となるように試行される。
【0005】また、端末網制御装置は、電話回線を電話機と共用するようになっている。通常、電話機は端末網制御装置を介して電話回線に接続されるようになっており、端末網制御装置が自動発信する場合、電話機が使われていないことを確認してから電話機を電話回線から切り離し、発信動作を開始することで、電話機の電話回線の使用と端末網制御装置の電話回線の使用が同時に生じないようにしている。電話機が使用中か否かの判定は、電話機がオフフックして電話回線の直流ループ閉回路ができることを電話回線に流れる電流を検出するオンフック検出手段等により実現している。また、呼出信号(ベル鳴動信号)を受信している場合、自動発信のための直流ループ回路の閉結を行わないように呼出信号検出手段を備えている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、端末網制御装置は、電話回線に接続されていない時にガスメータ等から発信による通信要求を受け付けると、オンフック検出手段により電話機が使用中とは判断しないし、呼出信号検出手段によりベル鳴動信号を受信しているとも判断しないため、発信動作に移る。そして、選択信号送出後、応答電文が受信できないため3分以内に2回を越えないように自動再発信が試行される。
【0007】このような端末網制御装置は、電池を電源として用いるため、電話回線に接続されていないにもかかわらず無意味な発信の繰り返しを行うと、電池の消耗が生ずるといった課題がある。
【0008】そこで、本発明は、電話回線に接続されるまでは、発信による通信動作を行なわないようにした端末網制御装置を提供することを第1の目的とする。
【0009】第2の目的は、第1の目的を達成するための第2の代替手段を備えた端末網制御装置を提供することである。
【0010】第3の目的は、電話回線と一旦接続されたが再び断線等が生じた場合にも無意味な発信による通信動作を行わない端末網制御装置を提供することである。
【0011】第4の目的は、電話回線を介して交換機から給電される電力を端末網制御装置の電源として動作する端末網制御装置である場合、第3の目的を実現する第2の代替手段を簡易に実現する端末網制御装置を提供することである。
【0012】第5の目的は、電話回線と接続されていないと一旦判定した後、電話回線と接続が復旧したことを判断し発信による通信動作を再び行う端末網制御装置を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】そして上記第1の目的を達成するために、本発明の端末網制御装置は、呼出信号を検出すると通信を許可する呼出信号検出手段と、通信が許可されている時発信による通信を行う発呼通信手段とを備えたものである。
【0014】第2の目的を達成するため、ノーリンギング通信が行われると発信による通信を許可するノーリンギング通信手段と、通信が許可されている時発信による通信を行う発呼通信手段とを備えたものである。
【0015】第3の目的を達成するため、電話回線を接続する端子に電圧が印可されていると通信を許可する電圧印加検出手段と、通信が許可されている時発信による通信を行う発呼通信手段とを備えたものである。
【0016】第4の目的を達成するため、電話回線に接続して通話路を形成する通話路手段と、電話回線から電流を引き所定の直流電圧を出力して前記通話路手段等の電源とする回線電源手段と、回線電源手段から所定の電圧が出力されている場合にのみ前記通話路手段を利用して発信による通信を行う通信制御手段を備えたものである。
【0017】第5の目的を達成するため、発信による通信要求が発生したが、回線電源手段から所定の電圧が出力されていないため通信制御手段により発信による通信ができない場合、所定の時間間隔で回線電源手段を駆動し回線電源手段から所定の電圧が出力されていれば再発信を行うリトライ手段を備えたものである。
【0018】
【作用】第1の目的を達成する本発明の端末網制御装置は、呼出信号検出手段が呼出信号を検出すると発信による通信を行う発呼通信手段の動作を許可する。
【0019】第2の目的を達成する端末網制御装置は、ノーリンギング通信手段がノーリンギング通信を行うとが行われると発呼通信手段の動作を許可する。
【0020】第3の目的を達成する端末網制御装置は、電話回線を接続する端子に電圧が印可されている場合にのみ電圧印可手段が発呼通信手段の動作を許可する。
【0021】第4の目的を達成する端末網制御装置は、回線電源手段が所定の直流電圧に変換して通話路手段に電源供給する。また、回線電源手段が出力する直流電圧を検出することで電話回線と接続されている場合のみ発信による通信動作を行う。
【0022】第5の目的を達成する端末網制御装置は、リトライ手段により発信による通信の再試行を行う。
【0023】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例について、図1にもとづいて説明する。
【0024】1は本発明の端末網制御装置で、電話回線5を介して受信する16Hzで75Vrmsの交流信号(呼出信号)を検出する呼出信号検出手段6と、端末4からの発信による通信要求を受け付けて電話回線5の直流ループ回路を閉結して選択信号を送出することでセンタを呼び出しセンタと接続後センタと端末4との通信を行う(発信による通信)発呼通信手段2と、発信による通信が可能’1’か不可能’0’かを示すフラグ3で構成される。呼出信号を検出する手段は既に電話機などに搭載されているため具体的な説明は省く。このフラグ3は、あらかじめ発信による通信が不可能であることを示す’0’が設定されているものとする。製造出荷時に設定してもよいし、端末網制御装置を設置した後、ハンディターミナル等の設定器などにより設定する手段をとってもよい。さらには発呼通信手段2を実現する主要部品であるマイコンをリセットするためのリセットスイッチを押すような仕組みにする方法がある。なお、発呼通信手段2は、フラグ3が’1’の時のみ発信による通信動作を行うものとする。従って、このような状態において、端末4から発信による通信要求が生じてもフラグ3が’0’であるため、発呼通信手段2は発信による通信動作を行うことはない。電話回線5に接続され、この電話回線5を介して交換機から給電されている状態であっても発信による通信動作はしない。
【0025】さて、本発明の端末網制御装置1が電話回線5に接続され、交換機から電話回線5を介して呼出信号が送出されたとする。呼出信号検出手段6は、この16Hzの交流信号を検出するとフラグ3を’1’に設定する。従って、発呼通信手段2は、端末4から発信による通信要求が生じた場合、発信による通信動作を行うようになる。
【0026】このように、呼出信号を受信することで電話回線に接続されたことを判断し発信による通信サービスを開始する。
【0027】次に第2の実施例について図2により説明する。1は発明の端末網制御装置であり、第1の実施例の呼出信号検出手段6の替わりにノーリンギング通信手段7を備えたもので他の構成は要素は第1の実施例と同じ構成である。ノーリンギング通信手段7は、ノーリンギング通信サービスを受け付ける手段である。ノーリンギング通信サービスは、ご家庭の電話機のベルを鳴動させずに端末網制御装置1をセンタから呼び出し接続するサービスであり、既に利用されている技術であるため説明は省く。フラグ3は第1の実施例と同じで設置された時点では’0’であるものとする。
【0028】さて、本発明の端末網制御装置1が電話回線5に接続され、センタから電話回線5を介してノーリンギング通信サービスによりノーリンギング呼び出しが行われノーリンギング通信手段7が動作すると、ノーリンギング通信手段7はフラグ3を’1’に設定する。従って、発呼通信手段2は、端末4から発信による通信要求が生じた場合、発信による通信動作を行うようになる。
【0029】このように、ノーリンギング通信が行われることで電話回線に接続されたと判断し発信による通信サービスを開始する。
【0030】次に第3の実施例について図3により説明する。1は発明の端末網制御装置であり、第1の実施例の呼出信号検出手段6の替わりに電圧印可検出手段8を備えたもので他の構成は要素は第1の実施例と同じ構成である。電圧印可検出手段8は、電話回線5を接続する端子に直流電圧が印可されていることを検出する手段である。電話回線5は端末網制御装置1が直流ループ回路を開放している場合には48V程度の直流電圧が印可されている。また、本端末網制御装置を介して接続される電話機がオフフックしていても5Vから10V程度の直流電圧が印可される。フラグ3は第1の実施例と同じで設置された時点では’0’であるものとする。電圧印可検出手段8の具体的な実現方法としては、例えば、電話回線5の直流ループ回路を高抵抗で終端して微弱な電流を引いて、その抵抗の両端の電圧降下を検出する手段がある。非通信時は電話回線5は1MΩ以上で終端する必要があるため、終端するためのトランジスタスイッチ等を付与して電圧を検出する場合のみトランジスタスイッチをオンにして検出する手段もある。
【0031】さて、本発明の端末網制御装置1が電話回線5に接続されると、電圧印可検出手段8は電圧を検出するためフラグ3を’1’に設定する。従って、発呼通信手段2は、端末4から発信による通信要求が生じた場合、発信による通信動作を行うようになる。また、電圧印可検出手段8が常時あるいは所定の時間間隔例えば20分毎に電圧を検出することで断線を検出しフラグ3を更新すれば、断線時の無効な発信による通信動作をなくすこともできる。端末4から発信による通信要求が生ずる毎に電圧印可検出手段8を発呼通信手段2が駆動する方法をとってもよい。
【0032】このように、電話回線5を接続する端子に電圧が印可されているか否かで電話回線に接続されているか否かを判断して無効な発信による通信動作を排除できる。
【0033】次に第4の実施例について図4により説明する。1は、本発明の端末網制御装置で、電話回線5に接続して通話路を形成する通話路手段9と、電話回線5から電流を引き所定の直流電圧を出力して前記通話路手段9等の電源とする回線電源手段11と、回線電源手段11から所定の電圧が出力されている場合にのみ前記通話路手段9を利用して発信による通信を行う通信制御手段10で構成したものである。通話路手段9は、電話回線5の直流ループを閉結ならびに通信制御手段10から送出される通信信号を増幅する機能等を搭載したものであり、例えば電話機等に搭載されている通話路用ICなどで実現されるものである。他の実施例で説明した発呼通信手段2は、通話路手段9と通信制御手段10に相当する。また、本実施例は、第3の実施例で説明した電圧印可検出手段8の替わりに回線電源手段11を用いたものであり、本実施例が第3の実施例と異なる箇所は、端末網制御装置1の電源を電話回線5から供給する手段と兼用した点である。なお、回線電源手段11は、端末4からの発信による通信要求が生じた時点で通信制御手段10により駆動され、電話回線5から交換機が直流ループ回路を閉結したと判断しない程度の微少な電流を引くことで通話路手段9等に例えば5V程度の電圧に変換して電力供給するように動作するものとする。また、フラグ3に相当する情報は回線電源手段11内に有しているものとし、電源供給が可能ならば’1’に不能ならば’0’に相当する情報あるいは信号が設定される。よって、回線電源手段11は、端末網制御装置1が電話回線5に接続されていなければ電流を電話回線5から引けないため電話回線に接続されていないと判断できる。なお、電話回線5を介して交換機から給電される電力を利用して端末網制御装置1の電源とする手段は、既に公知の技術であり具体的な実現手段についての説明は省く。
【0034】さて、本発明の端末網制御装置1は、電話回線5に接続され、且つ端末4から発信による通信要求が生じると、通信制御手段10は、回線電源手段11を駆動する。回線電源手段11は、電話回線5から電流を引き通話路手段9等に電力を供給する。通信制御手段10は、回線電源手段11が電力を供給していると判断できるため、通話路手段9を利用して発信による通信動作を行う。もし、電話回線5に接続されていない場合、あるいは電話回線5が断線していると、回線電源手段11は電力を供給できない。従って、通信制御手段10は発信による通信動作を行わない。
【0035】このように、回線電源手段11を利用することで無効な発信による通信動作を排除できる。
【0036】次に第5の実施例について説明する。この実施例は第4の実施例の端末網制御装置1の通信制御手段10にリトライ手段を備えたものである。リトライ手段は、端末4から発信による通信要求が生じ、回線電源手段11を駆動したが回線電源手段11が電力供給できず発信を断念した場合に駆動される。リトライ手段は、所定の時間間隔で回線電源手段11を駆動し回線電源手段から電源供給が可能となると再発信を行う。
【0037】
【発明の効果】以上のように本発明の端末網制御装置によれば、次のような効果が得られる。
【0038】(1)同一電話回線に接続される電話機等を呼び出すための呼出信号を検出することで電話回線に接続されていることが判断できるため、無効な発信による通信動作を排除でき電池の消耗を防ぐことができる。端末網制御装置に電話回線に接続された旨の情報を設定する手段や作業の手間が省ける。
【0039】(2)ノーリンギング通信が行われると電話回線に接続されていると判断できるため、センタからノーリンギング通信のテストが行われると発信による通信サービスも開始する運用管理ができる。
【0040】(3)電話回線を介して交換機から給電される電圧を検出することで電話回線が接続状態か否かが判断できるため、電話機が同一回線に接続されない場合、あるいはノーリンギング通信をサポートしない端末網制御装置にも適用できる。
【0041】(4)交換機から電話回線を介して供給される電力を利用して駆動する手段と、電話回線に接続されているか否かの判断の手段が共用できるため廉価で低消費電力な端末網制御装置が提供できる。
【0042】(5)一時的な電話回線の断線が生じ発信による通信ができない場合でも、復旧した段階で発信による通信が行われるため、電池を消耗するだけの無意味な発信による通信動作を無くせ、且つガス漏れ通報等がなされず大きな事故につながることがない通信システムが構築できる。




 

 


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