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発明の名称 高周波装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−106996
公開日 平成7年(1995)4月21日
出願番号 特願平5−250458
出願日 平成5年(1993)10月6日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小鍜治 明 (外2名)
発明者 岡崎 直毅 / 大炭 勇二
要約 目的
本発明は高周波装置に関するもので、消費電力を小さくすることを目的とする。

構成
そしてこの目的を達成するために本発明は、電気的に並列に配置された第1,第2の高周波回路の出力側に設けられたスイッチング手段30と、このスイッチング手段30に接続された出力端子31とを備え、前記出力端子31にマッチング回路としてインダクタンス素子47を接続したものである。
特許請求の範囲
【請求項1】 電気的に並列に配置された第1,第2の高周波回路と、これらの第1,第2の高周波回路の出力側に設けられたスイッチング手段と、このスイッチング手段に接続された出力端子とを備え、前記出力端子にマッチング回路を接続した高周波装置。
【請求項2】 マッチング回路はインダクタンス素子により構成した請求項1に記載の高周波装置。
【請求項3】 インダクタンス素子は導体パターンにより構成した請求項2に記載の高周波装置。
【請求項4】 導体パターンの一部分にはしご状のパターンを設けた請求項3に記載の高周波装置。
【請求項5】 導体パターンの外周の少なくとも一部分を接地パターンで囲んだ請求項3または4に記載の高周波装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコードレス電話などの高周波装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コードレス電話ではその内部に電気的に配置された第1,第2の高周波回路と、これらの第1,第2の高周波回路の出力側に設けられたスイッチング手段と、このスイッチング手段に接続された出力端子とを備えている。
【0003】そして、混信を防ぐためにスイッチング手段で第1,第2の高周波回路を選択し、それにより使用周波数を切り換えて交信を行うようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記構成において出力端子の前段あるいは後段には増幅器が介在させられている。その理由はスイッチング手段を設けて第1,第2の高周波回路を選択する構成とした結果、出力端子に接続される後続回路とのマッチングがとれず、それにより前記後続回路に十分にレベルの高い信号を供給するためにはこの増幅器がどうしても必要となるものであった。しかしながらこのように増幅器を介在させた場合、どうしてもその消費電力が大きくなってしまい、これは携帯機器にとっては致命的な欠点となるものであった。
【0005】そこで本発明は消費電力を小さくすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】そしてこの目的を達成するために本発明は、出力端子にマッチング回路を接続したものである。
【0007】
【作用】上記構成とすればスイッチング手段を設けたとしても出力端子とその後続回路とのマッチングがとれるので、従来の増幅器を取り除くことができ、この結果として消費電力を小さくすることができるのである。
【0008】
【実施例】図1はコードレス電話の無線部のブロック図を示し、1はアンテナ、2はバンドパスフィルタ、3はアンテナスイッチである。アンテナスイッチ3には、アンプ4、バンドパスフィルタ5、ミキサ6、バンドパスフィルタ7、アンプ8を介して受信系端子9が接続されている。一方、送信系端子10には、アンプ11、ローパスフィルタ12、ミキサ13、バンドパスフィルタ14、アンプ15を介してアンテナスイッチ3が接続されている。前記ミキサ6,13には、周波数シンセサイザ16が接続されており、その出力がミキサ6,13への局部発振入力となる。
【0009】この周波数シンセサイザ16は空きチャンネルに高速に移行するためにその構成は図2に示すようになっている。すなわち、図2において17は第1のPLLループ、18は第2のPLLループである。第1,第2のPLLループ17,18は、それぞれPLLIC(19a,19b)、ループフィルタ20a,20b、ローパスフィルタ21a,21b、VCO22a,22b、アンプ23a,23b、アッテネータ24a,24bをループ化することにより構成されている。また、アッテネータ24a,24bには、その出力側にそれぞれ、アッテネータ25a,25b、アンプ26a,26b、アッテネータ27a,27b、スイッチング手段28a,28b,29a,29bが接続されている。また、スイッチング手段29a,29bにはスイッチング手段30を介して出力端子31が接続されている。また、スイッチング手段28a,29a,29b,30には信号切り換え端子32が接続され、また、スイッチング手段28b,29a,29b,30には信号切り換え端子33が接続されている。一方、PLLIC(19a)には、データ入力端子34と、基準信号入力端子35が接続され、さらにPLLIC(19b)には、データ入力端子36と、基準信号入力端子35が接続されている。すなわち、今、第1のPLLループ17で設定された周波数によって通信を行っているときに、混信を検出すると、第2のPLLループ18は、データ入力端子36から送られたデータに基づき、空きチャンネルで通信を行うための周波数を準備する。そして、この切り換え準備が整うと、スイッチング手段28a,29a,30により、この第2のPLLループ18側の信号を出力端子31から、図1に示すミキサ6,13に局部発振信号として提供する。
【0010】図3はスイッチング手段30の回路図を示し、入力端子37aと出力端子31との間にはコンデンサ38a、ダイオード39a、コンデンサ40aが接続されている。また入力端子37bと出力端子31との間にはコンデンサ38b、ダイオード39b、コンデンサ40bが接続されている。また入力端子41aとダイオード39aの間にはインダクタンス素子42aが接続され、また入力端子41bとダイオード39bとの間にはインダクタンス素子42bが接続されている。
【0011】なお43a,43bはダイオード、44a,44bは抵抗、45a,45b,46a,46bはコンデンサ、47はマッチング回路として設けたインダクタンス素子である。
【0012】図4は入力端子41a,41bからの入力によりダイオード39aがON、39bがOFF、43aがOFF、43bがONの時の高周波的簡略回路を示す。bはダイオード39bがOFFしていることによる容量でこれをさらにわかりやすくすると図5になる。すなわち図5に示すごとく、インダクタンス素子37が無い場合には容量bが出力端子31の前段においてアースとの間に介在することとなるので、従来はマッチングはとれなくなるのであった。
【0013】そこで本実施例ではこの図5に示すごとく容量bと並列にインダクタンス素子37を接続し、共振させて、その結果マッチングをとれるようにしたものである。
【0014】図6はインダクタンス素子37の具体構成を示すものでこの図6に示すごとく、インダクタンス素子37ははしご状の導体パターン37aにより構成したものである。
【0015】すなわち、このパターンの内部を切り欠くことによりインピーダンス整合調整をするものである。なお48は導体パターン37aへの外来ノイズをカットするための接地パターンであり、ほぼ外周を囲っている。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明は、出力端子にマッチング回路を接続したものであり、上記構成とすればスイッチング手段を設けたとしても出力端子とその後続回路とのマッチングがとれるので、従来の増幅器を取り除くことができ、この結果として消費電力を小さくすることができるのである。




 

 


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