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ディジタルデータ記録方法 - 松下電器産業株式会社
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発明の名称 ディジタルデータ記録方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−105631
公開日 平成7年(1995)4月21日
出願番号 特願平5−247908
出願日 平成5年(1993)10月4日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小鍜治 明 (外2名)
発明者 濱井 信二 / 重里 達郎 / 池谷 章 / 川上 靖程 / 山田 正純 / 松見 知代子
要約 目的


構成
記録装置を用いて任意のディジタルデータを記録する場合、映像情報を記録するときと同様に誤り訂正符号化し、この信号を映像情報領域と音声情報領域と両領域間の緩衝領域とからなるデータ領域22に続けてテープ20上に記録する。
特許請求の範囲
【請求項1】第1の映像信号に対して誤り訂正符号化して記録する記録装置を用いてディジタルデータを記録媒体上に記録する記録方法であって、記録媒体上に第1の映像信号と第1の音声信号を記録する場合には、前記第1の映像信号を記録するための専用の映像情報領域と、前記第1の音声信号を記録するための専用の音声情報領域と、前記第1の映像信号または前記第1の音声信号の少なくとも一方を再記録する場合の緩衝領域を形成して記録し、前記第1の映像信号および第1の音声信号を問わない任意の信号を記録する場合には、前記任意の信号を誤り訂正符号化し、この誤り訂正符号化した信号を前記映像情報領域と前記音声領域と前記緩衝領域とに続けて記録することを特徴とするディジタルデータ記録方法。
【請求項2】記録される信号の種類または記録方法を示す情報を、映像情報領域と音声情報領域と緩衝領域以外の領域に記録することを特徴とする請求項1記載のディジタルデータ記録方法。
【請求項3】任意の信号は、コンピュータデータとそれに関連する付加情報であることを特徴とする請求項2記載のディジタルデータ記録方法。
【請求項4】任意の信号は、少なくとも第2の映像信号と前記第2の映像信号の特殊再生用データである請求項2記載のディジタルデータ記録方法。
【請求項5】記録される信号の種類あるいは記録方法を、カセット上の補助記憶媒体に記憶することを特徴とする請求項3または請求項4記載のディジタルデータ記録方法。
【請求項6】第1の映像信号に対して訂正符号を用いて誤り訂正符号化して記録する記録装置を用いてディジタルデータを記録媒体上に記録する記録方法であって、記録媒体上に第1の映像信号と第1の音声信号を記録する場合には、前記第1の映像信号を記録するための専用の映像情報領域と、前記第1の音声信号を記録するための専用の音声情報領域と、前記第1の映像信号または前記第1の音声信号の少なくとも一方を再記録する場合の緩衝領域を形成し、前記第1の映像信号および第1の音声信号を問わない第1の任意の信号および第2の任意の信号を記録する場合には、前記第1の任意の信号を前記訂正符号を用いて誤り訂正符号化して前記映像情報領域に記録し、これに続けて前記第2の任意の信号を前記音声情報領域と前記緩衝領域とに記録することを特徴とするディジタルデータ記録方法。
【請求項7】記録される信号の種類または記録方法を示す信号を、映像情報領域と音声情報領域と緩衝領域以外の領域に記録することを特徴とする請求項6記載のディジタルデータ記録方法。
【請求項8】第1の任意の信号は少なくとも第1の映像信号とは異なる第2の映像信号であり、第2の任意の信号は少なくとも前記第2の映像信号の特殊再生用データであることを特徴とする請求項7記載のディジタルデータ記録方法。
【請求項9】記録される信号の種類あるいは記録方法を、カセット上の補助記憶媒体に記憶することを特徴とする請求項8記載のディジタルデータ記録方法。
【請求項10】第1の映像信号に対して誤り訂正符号化して記録する記録装置を用いてディジタルデータを記録媒体上に記録する記録方法であって、前記第1の映像信号と、第1の音声信号と、前記第1の映像信号および第1の音声信号の少なくとも一方の補助情報を記録する場合には、前記第1の映像信号を記録するための専用の映像情報領域と、前記第1の音声信号を記録するための専用の音声情報領域と、前記補助情報を記録するための補助情報領域と、前記第1の映像信号または前記第1の音声信号の少なくとも一方を再記録する場合の第1の緩衝領域と、前記第1の映像信号と前記補助情報の少なくとも一方を再記録する場合の第2の緩衝領域とを形成して記録し、任意の信号を記録する場合には、任意の信号を誤り訂正符号化し、この誤り訂正符号化した信号を前記映像情報領域と前記音声領域と前記第1の緩衝領域と前記第2の緩衝領域とに続けて記録することを特徴とするディジタルデータ記録方法。
【請求項11】記録される信号の種類または記録方法を示す情報を、映像情報領域と音声情報領域と緩衝領域以外の領域に記録することを特徴とする請求項10記載のディジタルデータ記録方法。
【請求項12】任意の信号は、コンピュータデータとそれに関連する付加情報であることを特徴とする請求項10記載のディジタルデータ記録方法。
【請求項13】記録される信号の種類あるいは記録方法を、カセット上の補助記憶媒体に記憶することを特徴とする請求項12記載のディジタルデータ記録方法。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気テープなどの記録媒体上に映像信号・コンピュータデータなどのディジタルデータを記録する際の記録方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、磁気記録技術および映像圧縮技術の進歩によって、映像信号を量子化・サンプリングしディジタル信号として扱い、画像圧縮を施して記録する家庭用ディジタルVTRの開発が盛んである。磁気テープを用いて映像情報を記録する装置では、同時に音声情報も記録される。また、映像情報を記録した後に音声情報のみを書き換えあるいは追加して記録する、いわゆるアフレコを実現するために、磁気テープのトラック上に、映像情報を記録する領域と音声情報を記録する領域とをそれぞれ専用に設け、また、その領域間に映像情報あるいは音声情報を追加記録したときに、他の領域に影響を与えることを防止するためのギャップと呼ばれる緩衝領域を設けている。以下、映像情報を記録する領域を映像情報領域、音声情報を記録する領域を音声情報領域と呼ぶこととする。
【0003】また、トラックの先頭には、ヘッドをトラックの中央を走行させるためのサーボ情報が記録されたサーボ領域が設けられる。また、サーボ領域は、他の領域を書き換えあるいは追加記録するときにトラック上のヘッドの位置を確認し、追加記録する領域を判別するためにも用いられる。そのため、サーボ領域と他の領域の間にも、他の領域を追加記録したときにサーボ領域に影響を与えることを防止するためのギャップが設けられている。
【0004】さらに、映像情報・音声情報の高速な検索を行うために、記録されている番組の記録位置、時間情報などの検索情報を記録する領域を設けている。以下、この検索情報を記録する領域を検索情報領域と呼ぶこととする。編集などで、この検索情報のみを書き換えあるいは追加記録するために、検索情報領域と他の領域との間にもギャップを設ける。
【0005】ヘリカルスキャンのヘッドを用いる記録装置における1本のトラックの領域配置の一例を図8に示す。図8において、101はトラック、102はサーボ領域、103は音声情報領域、104は映像情報領域、105は検索情報領域、106、107、108はギャップである。
【0006】ディジタルVTRにおいては、トラックは1次元の構造である。映像情報領域および音声情報領域では、データを格子上に並べ、横方向および縦方向の2重に誤り訂正符号化し、再生時に誤り訂正をすることで所望の誤り特性を得ている。この時、先に符号化する誤り訂正符号をouter訂正符号、後に符号化する誤り訂正符号をinner訂正符号と呼ぶ。図8において、音声情報領域103の領域109に音声情報、領域110にouter訂正符号のパリティ、領域111にinner訂正符号のパリティを記録する。また、映像情報領域104の領域112に映像情報、領域113にouter訂正符号のパリティ、領域114にinner訂正符号のパリティを記録する。映像情報に比較して音声情報は一般的にその情報量が少なく、音声情報領域103と映像情報領域104の大きさは異なっているため、inner訂正符号は音声情報領域103と映像情報領域104で同じ訂正符号を用い、outer訂正符号は音声情報領域103と映像情報領域104で異なる訂正符号を用いている。
【0007】このようなディジタルVTRでは、映像信号や音声信号がディジタル化して記録されるので、コンピュータなどによる情報もディジタルVTRで記録することが可能である。
【0008】磁気テープを用いたコンピュータデータの記録装置において、磁気テープ上に記録される情報とは、コンピュータなどのホストから入力される情報と、記録装置によって自動的に付加される情報の二つに分類することができる。ここでは、ホストから入力される情報をデータ、記録装置によって付加される情報を付加情報と呼ぶこととする。
【0009】付加情報とは、磁気テープの始点・終点、磁気テープ上の位置を示すアドレスなどである。また、ホストから入力されるデータは、ブロックに分割されて記録される。このブロックの大きさ、分割の仕方、大きさなどの情報もまた付加情報としてデータとともに記録される。
【0010】上述したような映像情報、音声情報、コンピュータデータなどの情報を記録する、従来の装置のブロック図を図9に示す。図9において、120は映像信号処理回路、121は音声信号処理回路、122,125,129はスイッチ、123は映像情報領域のouter訂正符号化を行う誤り訂正符号化回路、124は音声情報領域のouter訂正符号化を行う誤り訂正符号化回路、126はinner訂正符号化を行う誤り訂正符号化回路、127はサーボ情報生成回路、128は検索情報生成回路、130は変調回路、131は記録ヘッド、132は磁気テープ、133はデータ処理回路、134は付加情報生成処理回路である。
【0011】映像情報および音声情報を記録する場合、映像信号処理回路120に入力された映像信号は、必要に応じてサンプリング・量子化・画像圧縮などの処理を施され、所定の並びにされた後、映像情報として誤り訂正符号化回路123に出力される。誤り訂正符号化回路123は映像情報をouter訂正符号化する。また、音声信号処理回路121に入力された音声信号は、必要に応じてサンプリング・量子化・音声圧縮などの処理を施され所定の並びにされた後、音声情報として誤り訂正符号化回路124に出力される。誤り訂正符号化回路124は音声情報をouter訂正符号化する。誤り訂正符号化回路126は、誤り訂正符号化回路123および124の出力をinner訂正符号化する。また、サーボ情報生成回路127はサーボ情報を生成し、検索情報生成回路128は検索情報を生成する。これらの映像情報・音声情報・サーボ情報および検索情報は、スイッチ129により切り換えられるタイミングで変調回路130に入力される。変調回路130はそれぞれの情報をトラックの各領域に記録するタイミングで変調し、ギャップを挟み記録電流として記録ヘッド131に出力する。記録ヘッド131は記録電流を電磁変換し、磁気テープ132に記録する。
【0012】また、データを記録する場合には、入力されたデータはデータ処理回路133に入力されて所定の並びにされた後、誤り訂正符号化回路123に入力される。また、データは付加情報生成処理回路134にも入力され、その入力されたデータに従って付加情報を生成し、所定の並びにされた後、誤り訂正符号化回路124に入力される。以下、データは映像情報と同じ処理を施され、磁気テープ132に記録される。また、付加情報は音声情報と同じ処理を施され、磁気テープ132に記録される。
【0013】このようにして、音声情報および映像情報を記録する装置でもってコンピュータデータを記録する。この時、トラックの領域配置は音声情報および映像情報を記録するときと変わらず、音声情報領域103に付加情報が、映像情報領域104にデータが記録される。
【0014】この家庭用ディジタルVTRは、特定数の画面毎に映像を圧縮し、磁気テープに記録する。他の方法として、より多くの画面を同時に圧縮し、伝送する試みも成されているが、この方法では、特定数の画面毎に映像を圧縮する方法に比較して編集が困難であり、高速再生時の画質が劣るが、反面、圧縮率が高くより高画質あるいは安価に画像を伝送することが可能である。このような情報もまたディジタルデータであるから、ディジタルVTRで記録することが可能である。
【0015】しかし、より多くの画面をまとめて圧縮した場合は、高速再生等の特殊再生を行う際の、特殊再生用のデータを別に記録する必要がある。そこで、より多くの画面をまとめて圧縮した映像情報を家庭用ディジタルVTRで記録するときは、映像情報と音声情報とをひとつにまとめ、通常再生用データとして映像情報領域104に記録し、特殊再生用データを音声情報領域103に記録する。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記のような記録装置において、コンピュータなどによるデータを、映像情報領域104に記録し、付加情報を音声情報領域103に記録する場合には、ディジタルVTRにおけるアフレコのように各領域を独立に書き換える必要がなく、映像情報領域104と音声情報領域103の間のギャップ107は必要でないため、磁気テープの使用効率が落ちることとなる。また、検索情報の書き換え、追加記録が必要でない場合には、映像情報領域104と検索情報領域105との間のギャップ108も必要ではない。
【0017】また、上述した記録方法によれば、データと付加情報を独立の領域に記録することから、どちらかの領域がいっぱいになれば他方の領域はそれ以上使用できず無駄な部分が発生する。たとえば1フレームの中にひとつの大きなブロックからなる信号のみを記録した場合、付加情報は全体の付加情報と記録した1ブロックの付加情報のみとなるため、音声情報領域103に使用されない部分が生じる。また逆に、1フレームに小さなブロックからなる信号を多数記録するときには、付加情報も大きくなり、音声情報領域103がいっぱいになったときにはそれ以上のブロックは付加情報が記録できず、映像情報領域104に空きがあってもそのフレームには記録することができず、映像情報領域104に無駄が生じる。
【0018】さらに、方式の異なる映像情報をディジタルVTRに記録する時にも、通常再生用データと特殊再生用データは、独立に書き換えることはなく、映像情報領域104と音声情報領域103の間のギャップ107は必要でないため、磁気テープの使用効率が落ちることとなる。
【0019】一般に、音声情報領域は映像情報領域に比較して、その情報量の違いから記録する容量に大きな差がある。この時、inner訂正符号に同じ訂正符号を用いれば、より情報量の小さい音声情報領域のouter訂正符号は映像情報領域のouter訂正符号より短くなり、必要なバースト誤りの訂正能力を得るためには、映像情報領域に比較してouter訂正符号のパリティの比率を大きくする必要があり、音声情報領域の冗長率が大きくなる。
【0020】また、二つの領域に対して異なるouter訂正符号を用いることから、音声情報領域103に対する誤り訂正符号化回路と、映像情報領域104に対する誤り訂正符号化回路という、二つの誤り訂正符号化回路を設ける必要がある。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決するために、第1の発明のディジタルデータ記録方法は0、第1の映像信号に対して誤り訂正符号化して記録する記録装置を用いてディジタルデータを記録媒体上に記録する記録方法であって、記録媒体上に第1の映像信号と第1の音声信号を記録する場合には、前記第1の映像信号を記録するための専用の映像情報領域と、前記第1の音声信号を記録するための専用の音声情報領域と、前記第1の映像信号または前記第1の音声信号の少なくとも一方を再記録する場合の緩衝領域を形成して記録し、前記第1の映像信号および第1の音声信号を問わない任意の信号を記録する場合には、前記任意の信号を誤り訂正符号化し、この誤り訂正符号化した信号を前記映像情報領域と前記音声領域と前記緩衝領域とに続けて記録することを特徴とするものである。
【0022】また第2の発明のディジタルデータ記録方法は、第1の映像信号に対して訂正符号を用いて誤り訂正符号化して記録する記録装置を用いてディジタルデータを記録媒体上に記録する記録方法であって、記録媒体上に第1の映像信号と第1の音声信号を記録する場合には、前記第1の映像信号を記録するための専用の映像情報領域と、前記第1の音声信号を記録するための専用の音声情報領域と、前記第1の映像信号または前記第1の音声信号の少なくとも一方を再記録する場合の緩衝領域を形成し、前記第1の映像信号および第1の音声信号を問わない第1の任意の信号および第2の任意の信号を記録する場合には、前記第1の任意の信号を前記訂正符号を用いて誤り訂正符号化して前記映像情報領域に記録し、これに続けて前記第2の任意の信号を前記音声情報領域と前記緩衝領域とに記録することを特徴とするものである。
【0023】また第3の発明のディジタルデータ記録方法は、第1の映像信号に対して誤り訂正符号化して記録する記録装置を用いてディジタルデータを記録媒体上に記録する記録方法であって、前記第1の映像信号と、第1の音声信号と、前記第1の映像信号および第1の音声信号の少なくとも一方の補助情報を記録する場合には、前記第1の映像信号を記録するための専用の映像情報領域と、前記第1の音声信号を記録するための専用の音声情報領域と、前記補助情報を記録するための補助情報領域と、前記第1の映像信号または前記第1の音声信号の少なくとも一方を再記録する場合の第1の緩衝領域と、前記第1の映像信号と前記補助情報の少なくとも一方を再記録する場合の第2の緩衝領域とを形成して記録し、任意の信号を記録する場合には、任意の信号を誤り訂正符号化し、この誤り訂正符号化した信号を前記映像情報領域と前記音声領域と前記第1の緩衝領域と前記第2の緩衝領域とに続けて記録することを特徴とするものである。
【0024】
【作用】第1の発明では、上記構成によって、緩衝領域にも任意の信号を磁気テープに記録するよう作用する。
【0025】また第2の発明では、緩衝領域にも第2の任意の信号を磁気テープに記録するよう作用する。
【0026】また第3の発明では、第1の緩衝領域と第2の緩衝領域にも任意の信号を磁気テープに記録するよう作用する。
【0027】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。
【0028】図1は、第1の発明によるディジタルデータ記録方法を実現する、一実施例に係る装置のブロック図である。ここで、1は映像信号処理回路、2は音声信号処理回路、3,6,10はスイッチ、4,5,7は誤り訂正符号化回路、8はサーボ情報生成回路、9は検索情報生成回路、11は変調回路、12は記録ヘッド、13は磁気テープ、14は信号処理回路である。
【0029】映像信号および音声信号を記録する場合、映像信号処理回路1に入力された映像信号は、必要に応じてサンプリング・量子化・画像圧縮などの処理を施され、所定の並びにされた後、映像情報として誤り訂正符号化回路4に出力される。誤り訂正符号化回路4は映像情報をouter訂正符号化する。一方、音声信号処理回路2に入力された音声信号は、必要に応じてサンプリング・量子化・音声圧縮などの処理を施され所定の並びにされた後、音声情報として誤り訂正符号化回路5に出力される。誤り訂正符号化回路5は音声情報に対してouter訂正符号化する。誤り訂正符号化回路7は、誤り訂正符号化回路4および5の出力をinner訂正符号化する。また、サーボ情報生成回路8はサーボ情報を生成し、検索情報生成回路9は検索情報を生成する。これらの映像情報・音声情報・サーボ情報および検索情報は、スイッチ10により切り換えられるタイミングで変調回路11に入力される。変調回路11は、それぞれの情報をトラックの各領域に記録するタイミングでギャップを挟んで変調し、記録電流として記録ヘッド12に出力する。記録ヘッド12は記録電流を電磁変換し、磁気テープ13に記録する。
【0030】また、任意の信号を記録する場合には、入力された任意の信号は信号処理回路14に入力される。信号処理回路14は、入力された任意の信号を信号処理し、所定の並びに並べ換えて誤り訂正符号化回路4に出力する。誤り訂正符号化回路4は、映像情報をouter訂正符号化するときの生成多項式を用いて、入力された任意の信号を誤り訂正符号化し、誤り訂正符号化回路7に出力する。誤り訂正符号化回路7は、outer訂正符号化した任意の信号をinner訂正符号化した後、変調回路11に出力する。サーボ情報生成回路8はサーボ情報を生成し、検索情報生成回路9は検索情報を生成する。変調回路11は、入力された任意の信号、サーボ情報および検索情報をトラックの各領域に記録するタイミングでギャップを挟んで変調し、記録電流とする。記録ヘッド12は記録電流を電磁変換し、磁気テープ13に記録する。
【0031】上記任意信号を記録したときのトラックの領域配置を図2に示す。ここで、20はトラック、21はサーボ領域、22はデータ領域、23は検索情報領域、24,25はギャップ、26はデータ領域内の上記任意信号、27はouter訂正符号のパリティ、28はinner訂正符号のパリティである。データ領域22は上記任意信号を記録する領域であり、音声情報領域103とギャップ112と映像情報領域104とからなる。また、映像情報と音声情報を記録したのトラック配置は従来例と同一である。
【0032】また、記録される信号の種類あるいは記録方法あるいはこれらを表す信号を、トラックのサーボ情報領域に記録することによって、再生時に、記録されている信号の種類を判別することが可能である。
【0033】このようにして任意信号を記録することにより、図8で述べたギャップ107を無駄にすることなく記録できるため、従来に比較してより大容量の情報を記録することが可能となる。
【0034】また、従来は音声情報領域と映像情報領域でそれぞれ異なるouter訂正符号化を用いていたのに対して、ひとつの領域で、冗長率の小さい、長い符号長を持つ1個のouter訂正符号を用いることができるため、従来に比較してより大容量の情報を記録することが可能となる。さらに、映像および音声情報を記録せず任意信号のみを記録する記録装置を構成する場合には、outer訂正符号化を行う誤り訂正符号化回路がひとつで済み、回路構成が簡単になるというメリットがある。
【0035】また、コンピュータデータを磁気テープに記録するときの信号処理回路14のブロック図を図3に示す。入力されたコンピュータデータは、付加情報生成回路30とデータ処理回路31に入力される。付加情報生成回路30は、入力されたコンピュータデータから付加情報を生成し、データ処理回路31に出力する。データ処理回路31は、入力されたコンピュータデータと付加情報とを所定の並びに並べ変えて出力する。このようにして、コンピュータデータを磁気テープに記録する。
【0036】また、映像信号処理回路1、音声信号処理回路2に入力される映像信号、音声信号とは異なる方式の映像信号または音声信号を磁気テープに記録するときの、信号処理回路14のブロック図を図4に示す。入力された異なる方式の映像信号または音声信号は、特殊再生用データ生成回路35とフォーマッタ36に入力される。特殊再生用データ生成回路35は、入力された通常再生用データである、異なる方式の映像信号または音声信号から特殊再生用データを生成し、フォーマッタ36に出力する。フォーマッタ36は、入力された通常再生用データおよび特殊再生用データを所定の並びに並べ変えて出力する。このようにして、異なる方式の映像信号または音声信号が磁気テープに記録される。
【0037】以下、第2の発明の実施例を図面を用いて説明する。図5は第2の発明によるディジタルデータ記録方法を実現する、一実施例に係る装置のブロック図である。ここで、1は映像信号処理回路、2は音声信号処理回路、6,10,42,43はスイッチ、4,5,7は誤り訂正符号化回路、8はサーボ情報生成回路、9は検索情報生成回路、11は変調回路、12は記録ヘッド、13は磁気テープ、40,41は信号処理回路である。
【0038】映像信号および音声信号を記録する場合は、映像信号処理回路1に入力された映像信号は、必要に応じてサンプリング・量子化・画像圧縮などの処理を施され、所定の並びにされた後、映像情報として誤り訂正符号化回路4に出力される。誤り訂正符号化回路4は映像情報をouter訂正符号化する。音声信号処理回路2に入力された音声信号は、必要に応じてサンプリング・量子化・音声圧縮などの処理を施され所定の並びにされた後、音声情報として誤り訂正符号化回路5に出力される。誤り訂正符号化回路5は音声情報をouter訂正符号化する。誤り訂正符号化回路7は誤り訂正符号化回路4および5の出力をinner訂正符号化する。また、サーボ情報生成回路8はサーボ情報を生成し、検索情報生成回路9は検索情報を生成する。これらの映像情報、音声情報、サーボ情報および検索情報はスイッチ10により切り換えられるタイミングで変調回路11に入力される。変調回路11は、それぞれの情報をトラックの各領域に記録するタイミングでギャップを挟んで変調し、記録電流として記録ヘッド12に出力する。記録ヘッド12は記録電流を電磁変換し、磁気テープ13に記録する。
【0039】また、二つの任意信号(以下、第1の信号、第2の信号とする)を記録する場合には、入力された第1の信号は信号処理回路40に入力される。信号処理回路40は、入力された第1の信号を信号処理し、所定の並びに並べ換えて誤り訂正符号化回路4に出力する。誤り訂正符号化回路4は、入力された第1の信号に映像情報をouter訂正符号化するときの訂正符号を用いて誤り訂正符号化し、誤り訂正符号化回路7に出力する。また、入力された第2の信号は信号処理回路41に入力される。信号処理回路41は、入力された第2の信号を所定の並びに並べ換えて誤り訂正符号化回路7に出力する。誤り訂正符号化回路7はinner訂正符号化した後、変調回路11に出力する。サーボ情報生成回路8はサーボ情報を、検索情報生成回路9は検索情報を生成し、それぞれ変調回路11に出力する。変調回路11は、入力された第1および第2の信号、サーボ情報および検索情報を、トラックの各領域に記録するタイミングでギャップを挟んで変調し、記録電流とする。記録ヘッド12は記録電流を電磁変換し、磁気テープ13に記録する。
【0040】二つの任意信号を記録したときのトラックの領域配置を図6に示す。ここで、20はトラック、21はサーボ領域、23は検索情報領域、24,25はギャップ、45は第1のデータ領域、46は第2のデータ領域、47は第1の信号、48はinner訂正符号のパリティ、49は第2の信号、50はouter訂正符号のパリティ、51はinner訂正符号のパリティ、が各々記録される領域である。
【0041】このようにして、任意の信号を映像情報領域と音声情報領域とその間のギャッ(図8における107)プに記録する。このとき、第1の信号は映像情報を記録したときと同じように、誤り訂正符号化され映像情報領域104と同じ領域である第1のデータ領域に記録される。また第2の信号は映像および音声情報を記録するときと同じinner訂正符号化され、音声情報領域103とギャップ107とを合わせた領域と同じ領域である第2のデータ領域に記録される。また、映像情報と音声情報を記録したときには従来のトラック配置と同一である。
【0042】このような記録方法では、第2の信号に対してouter訂正符号化をしないため、第1の信号と第2の信号の誤り特性に差が生じる。よって、第2の信号としては第1の信号ほどの訂正能力を必要としない信号や、多重記録により訂正能力が保証される信号を用いればよい。
【0043】また、特殊再生時には通常再生時とヘッドのパスが異なるため、その記録された領域をすべて得ることができず、outer訂正符号を用いて誤り訂正を行うことができない。そこで、特殊再生用データを、第2の信号として用いることができる。
【0044】また、記録される信号の種類あるいは記録方法あるいはこれらを表す信号を、トラックのサーボ情報領域に記録することによって、再生時に記録されている信号の種類を判別することが可能である。
【0045】このようにして、任意信号を記録することにより、ギャップ107を無駄にすることなく記録できるため、従来に比較してより大容量の情報を記録することが可能となる。
【0046】また、音声情報領域103の冗長率の高いouter訂正符号を用いずにすむため、従来に比較してより大容量の情報を記録することが可能となる。
【0047】また、従来音声情報領域と映像情報領域で、それぞれ異なるouter訂正符号を用いていたのに対して、第1のデータ領域で1個のouter訂正符号を用いることによって、映像および音声情報を記録せず第1の信号と第2の信号を記録する記録装置を構成する場合には、outer訂正符号化を行う誤り訂正符号化回路がひとつで済み、回路構成が簡単になるというメリットがある。
【0048】以下、第3の発明の実施例を図面を用いて説明する。第3の発明のディジタルデータ記録方法は、上述した図1に示すブロック図で実現できる。
【0049】映像情報および音声情報を記録する場合、および任意信号を記録する場合の各回路の処理動作は、基本的に図1で説明した内容と同一であるので、その説明は省略する。
【0050】任意の信号を記録したときのトラックの領域配置を図7に示す。ここで、20はトラック、21はサーボ領域、60はデータ領域、23は検索情報領域、24はギャップ、61はデータ領域内の上記任意信号、62はouter訂正符号のパリティ、63はinner訂正符号のパリティである。データ領域61は任意信号を記録する領域であり、図8に示した、音声情報領域103とギャップ107と映像情報領域104とギャップ108からなる。また、映像情報と音声情報を記録したときのトラック配置は従来例と同一である。
【0051】また、記録される信号の種類あるいは記録方法あるいはこれらを表す信号を、トラックのサーボ情報領域に記録することによって、再生時に記録されている信号の種類を判別することが可能である。
【0052】このようにして、任意信号を記録することにより、ギャップ107,108(図8)を無駄にすることなく記録できるため、従来に比較してより大容量の情報を記録することが可能となる。
【0053】また、従来は音声情報領域と映像情報領域で、それぞれ異なるouter訂正符号を用いていたのに対して、ひとつの領域で、冗長率の小さい、長い符号長を持つ1個のouter訂正符号を用いることができるため、従来に比較してより大容量の情報を記録することが可能となる。さらに、映像および音声情報を記録せず任意の信号のみを記録する記録装置を構成する場合には、outer訂正符号化を行う誤り訂正符号化回路がひとつで済み、回路構成が簡単になるというメリットがある。
【0054】また、コンピュータデータを磁気テープに記録するときの信号処理回路14は、図3のブロック図に示した回路で、第1の発明の実施例と同様に実現できる。入力されたコンピュータデータは、付加情報生成回路30とデータ処理回路31に入力される。付加情報生成回路30は、入力されたコンピュータデータから付加情報を生成しデータ処理回路31に出力する。データ処理回路31は、入力されたコンピュータデータと付加情報を所定の並びに並べ変えて出力する。このようにして、コンピュータデータを磁気テープに記録する。
【0055】また、映像信号処理回路1、音声信号処理回路2に入力される映像信号、音声信号とは異なる方式の映像信号または音声信号を磁気テープに記録するときの信号処理回路14は、図4のブロック図に示した回路で、第1の発明の実施例と同様に実現できる。入力された、異なる方式の映像信号および音声信号は特殊再生用データ生成回路35とフォーマッタ36に入力される。特殊再生用データ生成回路35は、入力された通常再生用データである、異なる方式の映像信号または音声信号から特殊再生用データを生成し、フォーマッタ36に出力する。フォーマッタ36は、入力された通常再生用データと特殊再生用データとを所定の並びに並べ変えて出力する。このようにして、異なる方式の映像信号および音声信号を磁気テープに記録する。
【0056】なお、上記した第1の発明、第2の発明、第3の発明の実施例においては、映像情報と音声情報を記録するときのトラック内での順番を、音声情報の次に映像情報としたがその逆でもよい。また、ここに示したブロック図は一例であり、他の方法によってデータおよび付加情報を記録してもよい。
【0057】また、記録される信号の種類あるいは記録方法あるいはこれらを表す信号はトラックのサーボ情報領域に記録するとしたが、サーボ情報領域、データ記録領域、映像情報領域、音声情報領域、検索情報領域のどれでも、あるいは複数の領域に記録してもよい。またこの場合、磁気テープの収められたカセット上にメモリー等の補助記憶媒体がある場合、補助記憶媒体に記憶してもよいし、磁気テープの長手方向に形成するリニアトラックがある場合には、リニアトラックに記録してもかまわない。
【0058】なお、第1の発明の実施例において、異なる方式の映像信号と音声信号を記録するときに、映像情報の特殊再生用データが生成されて記録されるとしたが、音声情報の特殊再生用データを加えて記録することも可能である。
【0059】また、第2の発明の実施例において、特殊再生用データとして映像情報の特殊再生用データを記録したが、音声情報の特殊再生用データを加えて記録してもよい。
【0060】
【発明の効果】以上のように、第1の発明によれば、家庭用ディジタルVTRを利用し、コンピュータデータや異なる方式の映像信号などの任意の信号を記録する装置において、映像情報領域と音声情報領域とその間のギャップをまとめてひとつの領域として用い、任意の信号を記録することにより、磁気テープの使用効率を高め、コストを下げる、あるいは多くの容量を記録することが可能となる。さらに、コンピュータデータなどのみを記録する場合、誤り訂正にディジタルVTRの映像情報領域における誤り訂正方法を用いることで、回路の簡素化、家庭用ディジタルVTRとの回路の共用化を図ることができ、そのコストメリットは大きいものがある。
【0061】また、第2の発明によれば、ディジタルVTRを利用し異なる方式の映像信号とその特殊再生用データなど、二つの任意の信号を記録する装置において、映像情報領域と音声情報領域とその間のギャップをまとめてひとつの領域として用い、通常再生用データと特殊再生用データを記録することにより、磁気テープの使用効率を高め、コストを下げる、あるいは長時間の記録をすることが可能となる。さらに、異なる方式の映像信号等のみを記録する装置においては、誤り訂正回路の簡素化、家庭用ディジタルVTRとの回路の共用化を図ることができ、そのコストメリットは大きいものがある。
【0062】また、第3の発明によれば、家庭用ディジタルVTRを利用し、コンピュータデータや異なる方式の映像信号などの任意の信号を記録する装置において、映像情報領域と音声情報領域とその間のギャップと映像情報領域と検索情報領域の間のギャップをまとめてひとつの領域として用い、任意の信号を記録することにより、磁気テープの使用効率を高め、コストを下げる、あるいは多くの容量を記録することが可能となる。さらに、コンピュータデータなどのみを記録する場合、誤り訂正にディジタルVTRの映像情報領域における誤り訂正方法を用いることで、回路の簡素化、家庭用ディジタルVTRとの回路の共用化を図ることができ、そのコストメリットは大きいものがある。




 

 


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