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発明の名称 磁気記録再生装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−98966
公開日 平成7年(1995)4月11日
出願番号 特願平5−241228
出願日 平成5年(1993)9月28日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小鍜治 明 (外2名)
発明者 杉本 好生 / 末廣 憲一
要約 目的
磁気テープ(以下テープ)に記録された番組内容の確認・検索操作を容易にし、テープの記録内容とその記録位置とを一目で確認できる、操作の容易な磁気記録再生装置を提供することを目的とする。

構成
テープに記録された番組の先頭を識別信号検出回路105によって検出する。システム制御回路101はテープに記録された番組の先頭及び番組内の数ヵ所で、時間データを時間データ記憶回路104に記憶させ、メモリ制御回路102により映像信号を画像メモリ103に記憶させる。システム制御回路101は、記憶させた画像とそのテープ上の記録位置とその位置に対応する時間データを表示制御回路113を用いて表示し、機器制御回路108を制御して、操作部109からのキー入力で選択された画像に対応するテープ位置にテープを移動させることにより、操作の容易な磁気記録再生装置が得られる。
特許請求の範囲
【請求項1】 磁気テープに記録された少なくとも1つ以上の番組のそれぞれの先頭部分を示す識別信号を検出し出力する識別信号検出手段と、前記識別信号が供給されると、画像取り込み信号を出力する番組画像取り込み信号発生手段と、前記磁気テープに記録された各番組の各記録区間に対し複数の箇所で、前記画像取り込み信号を出力する場面画像取り込み信号発生手段と、前記画像取り込み信号が供給されると、前記磁気テープに記録された映像信号を静止画像として記憶する画像記憶手段と、前記磁気テープに記録された映像信号に同期した信号から時間データを算出する時間データ算出手段と、前記時間データを記憶する時間データ記憶手段と、表示項目として、前記画像記憶手段が記憶した各静止画像と、前記各静止画像に対応する映像の前記磁気テープ上での記録位置と、前記記録位置に対応する前記時間データとを重畳した表示画面の映像信号を出力する表示信号出力手段と、前記表示画面の静止画像、記録位置、時間データの何れかの表示項目を選択する選択手段と、前記選択手段によって選択した前記表示項目に対応する映像信号が記録されたテープ位置まで前記磁気テープを移動させ、この位置から再生を行う機器制御手段からなる磁気記録再生装置。
【請求項2】 場面画像取り込み信号発生手段は、磁気テープに記録された1つの番組に対し、各番組の記録時間によらず同じ数、かつ前記各番組の記録時間を等分にするように画像取り込み信号を発生することを特徴とする請求項1記載の磁気記録再生装置。
【請求項3】 場面画像取り込み信号発生手段は、一定時間ごとに画像取り込み信号を発生することを特徴とする請求項1記載の磁気記録再生装置。
【請求項4】 時間データ記憶手段は、画像取り込み信号発生時のテープ残量データを記憶することを特徴とする請求項2または請求項3記載の磁気記録再生装置。
【請求項5】 時間データ記憶手段は、画像取り込み信号発生時のテープ始端からの経過時間を記憶することを特徴とする請求項2または請求項3記載の磁気記録再生装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気テープに記録されている内容の確認あるいは検索を行う際の操作性を向上させた磁気記録再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、磁気記録再生装置は機能が多様化し、その操作性の向上、特に磁気テープに記録されている映像の確認・検索を行う際の操作性の向上が求められている。従来、この課題を解決する磁気記録再生装置としては、マルチインデックスサーチ機能を備えるものがあった。このマルチインデックスサーチ機能は、使用者の操作により、または、自動的に複数の静止画像を画像メモリに書き込み、それをマルチ画面でモニタに映し出すことによって、その磁気テープ内にどのような映像が記録されているかを確認する機能である。また、所望の画面を選択することによって、その画面に表示された映像を頭出しすることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従来の方法に代表されるようなマルチ画面での表示においては、磁気テープから画像を取り込む位置が所定の時間間隔であったり、番組先頭部分に固定されていたために、記録された映像との相関が低く、例えば目的の記録部分を検索するときにマルチ画面で表示されていない場合には使用者自らが早送り・巻き戻しや再生等を繰り返し操作する必要があり、非常に面倒なものであった。また、マルチ画面で表示されたものの多くは磁気テープのどの辺りに記録されているかを確認することはできず、確認できるものについても、その確認方法は時間が表示されるなど、直感的にわかりやすいものではなかった。
【0004】本発明は上記従来の問題点を解決するもので、1つの番組に対して番組の先頭とそれ以外に数ヵ所の位置で磁気テープから画像を取り込み、これを磁気テープに記録された全番組に対して行うことにより、磁気テープに記録された番組の確認・検索だけでなくその番組内の確認・検索が容易に行え、また、磁気テープの記録内容とその記録位置とを一目で確認できる、非常に操作し易い磁気記録再生装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、本発明の磁気記録再生装置は、磁気テープに記録された少なくとも1つ以上の番組のそれぞれの先頭部分を示す識別信号を検出し出力する識別信号検出手段と、識別信号が供給されると、画像取り込み信号を出力する番組画像取り込み信号発生手段と、磁気テープに記録された各番組の各記録区間に対し複数の箇所で、画像取り込み信号を出力する場面画像取り込み信号発生手段と、画像取り込み信号が供給されると、磁気テープに記録された映像信号を静止画像として記憶する画像記憶手段と、磁気テープに記録された映像信号に同期した信号から時間データを算出する時間データ算出手段と、時間データを記憶する時間データ記憶手段と、表示項目として、画像記憶手段が記憶した各静止画像と、各静止画像に対応する映像の磁気テープ上での記録位置と、記録位置に対応する時間データとを重畳した表示画面の映像信号を出力する表示信号出力手段と、表示画面の静止画像、記録位置、時間データの何れかの表示項目を選択する選択手段と、選択手段によって選択した表示項目に対応する映像信号が記録されたテープ位置まで磁気テープを移動させ、この位置から再生を行う機器制御手段とを備えた構成を有している。
【0006】
【作用】上記構成により、本発明の磁気記録再生装置では、複数の番組が記録された磁気テープに対し、各番組の先頭に書き込まれた識別信号を識別信号検出手段が検出し、番組画像取り込み信号発生手段から画像取り込み信号が出力され、番組の先頭部分の画像が静止画像として画像記憶手段に記憶される。また、場面画像取り込み信号発生手段がこの番組内の複数の場面位置で画像取り込み信号を出力し、番組内の複数の画像が静止画像として画像記憶手段に記憶される。また、画像を記憶する毎に、時間データ算出手段によって得られる時間データを、時間データ記憶手段が別々に記憶する。以上の動作が磁気テープに記録されている全ての番組に対して行われた後、画像記憶手段に記憶された各静止画像と時間データ記憶手段に記憶された各静止画像に対応する時間データと、時間データから得られる各静止画像に対応するテープ位置を重畳した映像信号を表示信号出力手段が出力し、この画面をもとに選択手段によって希望する番組を選択する。さらに、制御手段がこの選択した番組が記録されたテープ位置まで磁気テープを移動させ再生を行う。
【0007】したがって、従来の磁気記録再生装置のように、磁気テープに記録された複数の番組に対し、1つの場面の静止画像のみを表示し、それをもとに再生する番組を選択するのではなく、1つの番組に対し複数の静止画像と、各静止画像が記録されている磁気テープ上の位置と、そのときの時間データとを同時に表示した画面で、見たい番組や場面を選択するため、番組を象徴する静止画像と実際の番組との相関性も高まり、目的の番組が見つけやすく、磁気テープの内容が非常に把握しやすくなる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら説明する。
【0009】図1は、本発明の実施例の磁気記録再生装置を示すブロック図である。図1に示すように、本実施例の磁気記録再生装置は、識別信号検出手段となる識別信号検出回路105と、番組画像取り込み信号発生手段となる取り込み信号発生回路106と、場面画像取り込み信号発生手段を含みシステム全体の制御を行うシステム制御回路101と、メモリ制御回路102と、画像記憶手段となる画像メモリ103と、第1画像処理回路111及び第2画像処理回路112と、時間データ算出手段となるリニアタイム信号検出回路110と、時間データ記憶手段となる時間データ記憶回路104と、表示信号出力手段となる表示制御回路113と、選択手段となる操作部109と、機器状態検出回路107と、機器制御手段となる機器制御回路108とからなる。
【0010】識別信号検出回路105は、磁気テープ(不図示。以下、テープと記述する)に記録された番組の先頭部分を識別する識別信号を検出し、識別信号検出信号を取り込み信号発生回路106とシステム制御回路101に供給する。
【0011】取り込み信号発生回路106は、識別信号検出回路105から識別信号検出信号が供給されると、画像取り込み信号をメモリ制御回路102へ供給する。
【0012】システム制御回路101は、識別信号検出回路105から識別信号検出信号が供給されると、番組の先頭部分を示す時間データを記憶させるため、時間データ記憶回路104に時間データ記憶信号を供給する。また、システム制御回路101は、場面画像取り込み信号発生手段としても動作し、時間データ記憶回路104に保存した複数の番組先頭部分を示す時間データから、各番組の記録時間を算出し、これを基に番組内の画像を取り込む時間を算出して、この結果得られた時間データを時間データ記憶回路104に供給し、記憶させる。そして、時間データ記憶回路104に記憶させた時間データとリニアタイム信号検出回路110から供給される時間データを比較し、両方のデータが等しくなるよう、機器制御回路108に早送りや巻き戻しなどの動作を行わせるための制御信号を送り、時間データが等しくなると、メモリ制御回路102に、番組内の場面の取り込みを指示する信号を供給する。更に、システム制御回路101は、テープの交換が発生し、画像メモリの内容を消去しなければならない場合には、メモリ制御回路102に対して、画像メモリをリセットさせる信号を供給する。
【0013】メモリ制御回路102は、取り込み信号発生回路106あるいはシステム制御回路101から画像取り込み信号が供給されると、画像メモリ103に静止画像の取り込みを指示する信号を供給する。
【0014】時間データ記憶回路104は、システム制御回路101から供給される時間データ記憶信号が供給されると、リニアタイム信号検出回路110から供給される時間データを記憶する。
【0015】リニアタイム信号検出回路110は、時間データ記憶回路104とシステム制御回路101に時間データを供給する。
【0016】機器状態検出回路107は、システム制御回路101に機器の状態を示す信号を供給する。
【0017】操作部109は、使用者からのキー入力をキーデータとしてシステム制御回路101に供給する。
【0018】第1画像処理回路111は、入力映像信号として供給される映像信号をディジタル信号に変換し、さらに圧縮などの画像処理を行った後、画像メモリ103に記憶すべき画像データを供給する。
【0019】画像メモリ103は、メモリ制御回路102から静止画像の取り込みを指示する信号が供給されると、第1画像処理回路111から供給される画像データを記憶する。画像メモリ103が記憶した画像データは第2画像処理回路112に供給され、適宜読み出しが可能である。
【0020】第2画像処理回路112は、画像メモリ103に記憶された画像データを読み出し、表示される信号に変換し、これを表示制御回路113に供給する。
【0021】表示制御回路113は、システム制御回路101から制御信号を供給されると、第2画像処理回路112から供給される映像信号と、時間データ記憶回路104から供給される時間データと、さらに時間データから算出されるテープの位置をグラフ化したものを重畳した映像信号を出力映像信号として供給する。
【0022】以上のように構成された本実施例の磁気記録再生装置について、図1〜図4を用いてその動作を説明する。
【0023】図2に示すように、本実施例の磁気記録再生装置の動作を4つの状態に分け、各状態を、通常VTRモード、メニュー作成モード、メニュー表示モード、テープ検索モードと呼ぶことにする。これらの各モードはシステム制御回路101によって管理される。
【0024】通常VTRモードとは、従来の磁気記録再生装置と同等の動作を行うモードであり、本実施例の磁気記録再生装置は、通常VTRモードにおいて従来の磁気記録再生装置となんら変わるところはない。
【0025】メニュー作成モードは、テープの内容を確認するためのメニューの作成に必要な画像データ,時間データを取り込み、画像メモリ103および時間データ記憶回路104に記憶させるモードであり、磁気記録再生装置に対し、磁気テープの入れ替えを行う毎に一度行う必要がある。
【0026】メニュー表示モードは、テープの内容を確認するためのメニューを表示するモードで、このモードを実行するするためには、メニュー作成モードにおいて必要な画像データおよび時間データが画像メモリ103および時間データ記憶回路104に記憶されている必要がある。
【0027】テープ検索モードは、モニタ上に映し出された静止画像等を選択することにより、選択された静止画像が記録されているテープ上の位置から再生を始めるという処理を行うモードで、このモードを実行するためには、メニュー表示モードにおいて、メニューが表示されている必要がある。
【0028】システムの起動時には、システム制御回路101は、通常VTRモードとして起動する。通常VTRモードにおいて、テープが挿入されると、機器状態検出回路107は、システム制御回路101にテープ挿入信号を供給する。テープ挿入信号は、新しいテープが挿入されたことを表わし、システム制御回路101に画像メモリ103と時間データ記憶回路104のリセットを要求する信号である。テープ挿入信号を供給されたシステム制御回路101は、メモリ制御回路102に画像メモリリセット信号を供給し、時間データ記憶回路104の記憶内容をクリアする。画像メモリリセット信号を供給されたメモリ制御回路102は、画像メモリ103の内容の消去を行う。この動作により、画像メモリ103と時間データ記憶回路104のデータは初期化される。
【0029】次に、使用者がテープの内容を確認するための操作、例えばテープ内容確認のためのキーを押すといった操作を行った場合について説明する。
【0030】操作部109は、テープ内容の確認要求を意味するキーデータをシステム制御回路101に供給する。このキーデータの供給を受けたシステム制御回路101は、既にテープ内容の確認を行うための画像データと時間データが画像メモリ103と時間データ記憶回路104に記憶されている場合、表示制御回路113に表示を切り替える信号を供給し、この信号の供給を受けた表示制御回路113は、メニュー画面の表示信号を出力映像信号として出力し、メニュー画面をモニタ上に表示させる。画像データと時間データが画像メモリ103と時間データ記憶回路104に記憶されていない場合、システム制御回路101は、メニュー表示に必要なデータを取り込むメニュー作成モードに移行する。
【0031】メニュー作成モードに移行したシステム制御回路101は、機器制御回路108に巻き戻しを指示する信号を供給し、テープを始端まで巻き戻す。テープが始端まで巻き戻されると、機器状態検出回路107からテープの始端を表わす信号がシステム制御回路101に供給される。この信号の供給を受けたシステム制御回路101は、リニアタイム信号検出回路110をリセットし、テープ始端を表わす時間データを0にする。
【0032】次に、システム制御回路101は、番組先頭画像とそのテープ位置の記憶動作を行う。
【0033】システム制御回路101は機器制御回路108に早送りを指示する信号を供給し、テープを早送りさせる。テープ走行中は、識別信号検出回路105が動作しており、識別信号検出回路105は、テープに記録されている番組先頭を表わす識別信号、例えばテープの下端に記録されているコントロール信号のデューティ比を変えることにより記録されたVISS信号を検出したときに、システム制御回路101と取り込み信号発生回路106に、識別信号を検出したことを知らせる識別信号検出信号を供給する。識別信号検出回路105からの識別信号検出信号の供給を受けたシステム制御回路101は、機器制御回路108にテープの再生を指示する信号を供給し、テープを再生状態にすると同時に、時間データ記憶回路104に時間データの取り込みを指示する信号を供給する。この信号の供給を受けた時間データ記憶回路104は、リニアタイム信号検出回路110から供給される時間データをシステム制御回路101で指定されたエリアに記憶する。取り込み信号発生回路106は、識別信号検出回路105からの信号の供給により、すぐにメモリ制御回路102に画像取り込み信号を供給する。メモリ制御回路102は画像取り込み信号を供給されると、画像メモリ103に制御信号を供給し、画像の取り込み処理を行う。画像の取り込み処理は、入力映像信号すなわちテープの再生映像信号を、第1画像処理回路111によってディジタル信号に変換した後、適当な大きさ、例えば縦横1/2に圧縮し、このデータを画像メモリ103に供給し、このデータを画像メモリ103が記憶することによって行われる。
【0034】番組先頭画像データおよびそのテープ位置を表わす時間データを画像メモリ103と時間データ記憶回路104に記憶させたシステム制御回路101は、次の番組の先頭部分を検索するため、再び機器制御回路108にテープの早送りを指示する信号を送る。この再生から早送りへの機器制御の切り替えは、画像メモリ103に静止画像を記憶させるのに十分な時間の経過後、例えば再生を指示する信号を供給して3秒後に行われる。
【0035】上記の動作はテープの終端まで行われ、テープに記録されている全ての番組の先頭の静止画像とテープ位置を表わす時間データを、画像メモリ103と時間データ記憶回路104が記憶する。テープの終端は機器状態検出回路107によって検出され、テープ終端を表わす信号が、システム制御回路101に供給される。テープの終端を表わす信号の供給を受けたシステム制御回路101は、番組内の場面画像およびそのテープ位置の記憶動作を行う。
【0036】図3は、記憶すべき番組内の場面が記録されているテープ位置を示したものである。この図では、1つの番組内で取り込む場面の数は4となっている。この図を用いて、番組内の場面画像およびそのテープ位置の記憶動作を説明する。
【0037】1つの番組内で取り込む場面の数を4とすると、図3からも明らかなように、場面取り込み間隔は番組の時間すなわち番組終了時間から番組開始時間を引いた時間を4で割ったものに等しい。さらに場面の取り込み位置は、番組内をできるだけ均等に標本化するために、番組終了時間から場面取り込み間隔の半分だけテープ始端の方向に移動した位置から、前の方向すなわちテープ始端の方向に向かって取り込みを行う。
【0038】システム制御回路101は、時間データ記憶回路104に記憶された最後の番組の開始時間(以降、番組開始時間と記述する)と、現在のリニアタイム信号検出回路110から得られる時間データすなわち最後の番組の終了時間(以降、番組終了時間と記述する)から、最後の番組の記録時間を計算し、この結果を4で割ることにより場面取り込み間隔を得る。次に、番組終了時間から場面取り込み間隔を2で割った時間を引くことによって場面取り込み位置を時間データ(第1の場面取り込み位置を表わす時間データ)として求め、これを時間データ記憶回路104に記憶させ、さらに、機器制御回路108にテープの巻き戻しを指示する信号を供給し、リニアタイム信号検出回路110から供給される時間データと第1の場面取り込み位置を表わす時間データが等しくなるまでテープを巻き戻す。
【0039】第1の場面取り込み位置を表わす時間データとリニアタイム信号検出回路110から供給される時間データが等しくなるかあるいはリニアタイム信号検出回路110から供給される時間データの方が小さくなると、システム制御回路101は機器制御回路108にテープの再生を指示する信号を供給し、テープを再生状態にし、同時に、メモリ制御回路102に画像取り込み信号を供給し、番組先頭の画像を取り込んだのと同様の方法で、画像メモリ103にそのときの再生映像信号を静止画像として記憶させる。
【0040】第1の場面取り込み位置に対応する画像データおよびそのテープ位置を表わす時間データを画像メモリ103と時間データ記憶回路104に記憶させたシステム制御回路101は、第1の場面取り込み位置を表わす時間データから場面取り込み間隔を引くことにより、次の場面取り込み位置である第2の場面取り込み位置を算出し、第2の場面取り込み位置を表わす時間データを時間データ記憶回路104に供給して記憶させ、機器制御回路108に巻き戻しを指示する信号を供給し、テープを巻き戻す。この再生から巻き戻しへの機器制御の切り替えは、画像メモリ103に静止画像を記憶させるのに十分な時間の経過後、例えば再生を指示する信号を供給して3秒後に行われる。
【0041】上記の場面取り込み動作は、1つの番組内で取り込む場面の数、すなわち本実施例では4回繰り返され、次の番組、すなわち今取り込みを完了した番組のひとつ前に記録されている番組内の場面の取り込み動作に移る。
【0042】システム制御回路101は、次の番組の番組開始時間として、時間データ記憶回路104に番組先頭を示す時間データとして記憶されている時間データのうち、後ろから2番目に記憶されている時間データを読み出し、さきほど取り込みを行った番組の番組開始時間をこの番組の終了時間として読み出し、読み出した番組開始時間と番組終了時間から必要な場面の時間データとその位置の再生映像を時間データ記憶回路104と画像メモリ103に記憶させ、これをテープに記録されている全ての番組について繰り返し、全ての番組についてこの動作を終了すると、メニュー作成モードを終了する。
【0043】メニュー作成モードが終了するか、あるいは既にメニューを作成するためのデータがそろっている場合、メニュー表示モードに移行する。
【0044】図4はモニタ上に表示されたメニューの一例を示す図解図である。メニュー表示モードでは、システム制御回路101は、表示制御回路113に制御信号を供給する。このとき、画像メモリ103から第2画像処理回路112に供給された静止画像のデータは、第2画像処理回路112によって実際にモニタ上で表示される大きさに変換され、表示制御回路113に供給される。例えば、図4では、1〜4は番組先頭部から取り込まれた画像であり、元の再生映像の16分の1(縦横各4分の1)の大きさに、1a〜4dは番組内の場面として取り込まれた画像であり、元の再生映像の256分の1(縦横16分の1)の大きさに縮小されている。システム制御回路101からの制御信号の供給を受けた表示制御回路113は、第2画像処理回路112から供給される静止画像のデータと時間データ記憶回路104に記憶させた時間データおよびこの時間データから算出したテープ上の位置を棒グラフ化したものを図4に示すように重畳し、これを出力映像信号として出力する。図4の棒グラフは、左端a1がテープ始端と番組1の記録開始位置を、a2〜a4が番組2〜番組4の記録開始位置を、右端a5がテープ終端を表わしており、棒グラフ中のa2〜a4は番組の区切りを表わしている。また、b1〜b4は番組1〜番組4の記録開始の時間を表わし、b5はテープの記録終了の時間を示している。
【0045】このようにして表示されたメニューの静止画像はテープに記録された番組を代表する画像であり、各画像が記録されているテープ上の位置と時間と共に表示されるため、使用者にとって非常にわかりやすいものとなる。
【0046】次に、上述の処理によって表示させたメニューを利用して、テープの検索を行う場合について説明する。
【0047】システム制御回路101は、メニュー表示の終了とともにテープ検索モードに移行する。操作部109に設けられた、テープ検索モードを抜け通常VTRモードに移行するためのキーが押されると、操作部109からメニュー表示のキャンセルを指示するキーデータがシステム制御回路101に供給され、このキーデータを供給されたシステム制御回路101は表示制御回路113に入力映像信号をそのまま出力映像信号として出力するよう指示する信号を供給し、通常VTRモードに移行する。操作部109には、メニューに表示された静止画像を選択するためのキーと選択を決定するためのキーが設けられており、これらのキーが押されると、システム制御回路101には操作部109からこのキーデータが供給される。システム制御回路101は、このキーデータを解釈し、押されたキーに対応して、現在選択している静止画像の変更あるいは、決定を行う。1つの静止画像が選択され、それが決定されると、システム制御回路101は決定された静止画像に対応する時間データを時間データ記憶回路104から読み出し、現在のテープ位置であるリニアタイム信号検出回路110から供給される時間データと比較し、両方の時間データが等しくなるように、機器制御回路108に制御信号を供給する。例えば、時間データ記憶回路から読み出した時間データの方が、リニアタイム信号検出回路から供給される時間データより大きい場合、システム制御回路101は、機器制御回路108に早送りを指示する信号を供給する。システム制御回路101は、機器制御回路108に信号供給後、リニアタイム信号検出回路110から供給される時間データを監視し、時間データ記憶回路104から読み出した時間データと等しくなったところで、機器制御回路108に再生を指示する信号を供給し、同時に、表示制御回路113に入力映像信号をそのまま出力映像信号として出力するよう指示する信号を供給し、通常VTRモードに移行する。
【0048】このようにして、モニタ上に表示されたメニューの静止画像を選択することにより、テープに記録された番組を代表する画像を簡単に検索することができ、使用者にとって非常に使いやすいものとなる。
【0049】次に、本実施例の磁気記録再生装置の動作を図5〜図8に示すフロー図と、図9,図10に示す説明図を用いてさらに具体的に説明する。
【0050】図5は、本実施例の磁気記録再生装置のシステム制御回路101をマイクロプロセッサによるソフトウェア処理によって実現した場合の処理のフローチャートである。
【0051】ブランチ501において、システム制御回路101は機器状態検出回路107から供給される機器の状態に関する信号を監視し、その信号が前回と異なっているかどうかを調べることで、機器状態が変化したかそうでないかの判断を行い、機器状態が変化していた場合には、ブランチ502へ進む。ブランチ502から処理ブロック506では機器状態が変化した場合の処理を行う。システム制御回路101は、ブランチ502で機器状態の変化がテープ挿入であった場合には、処理ブロック503へ進み、そうでない場合には、処理ブロック506へ進む。処理ブロック503から処理ブロック505の処理は、テープの変更により、既に取り込まれているメニュー作成用のデータの利用が不可能になったことに伴う処理である。システム制御回路101は、処理ブロック503で画像データを、処理ブロック504で時間データを消去し、次にメニューを表示する場合には、メニュー作成用のデータを取り込む必要があることを示すために、処理ブロック505において内容確認メニュー作成フラグをリセットする。内容確認メニュー作成フラグのリセットは、同フラグに‘0’を設定することで実現する。処理ブロック506では、全ての機器状態の変化に応じた処理を行い、ブランチ501へ戻る。
【0052】ブランチ501において、機器状態の変化がなかった場合、システム制御回路101は、ブランチ507へ進み、使用者からのキー入力があったかどうかの判断を行う。この判断は、操作部109から供給されるキーデータを読み出すことによって行われ、操作部109から供給されるキーデータがなかった場合にはブランチ501に戻る。操作部109からキーデータが供給されていた場合、システム制御回路101は、ブランチ508へ進み、現在のモードがテープ検索モードであるかどうかの判断を行う。現在のモードがテープ検索モードであった場合、図6のフロー図に示すテープ検索モード時の処理へ進み、テープ検索モードでなかった場合、ブランチ509へ進む。ブランチ509では、操作部109から供給されたキーデータがテープ内容の確認を行うキーであるかどうかの判断を、システム制御回路101が行い、テープ内容の確認を行うキーであった場合、図7のフロー図に示すメニュー作成モード時およびメニュー表示モード時の処理へ進み、テープ内容の確認を行うキーでなかった場合、処理ブロック510へ進む。処理ブロック510では、入力されたキーに対する処理を行い、ブランチ510へ戻る。
【0053】図6は、本実施例の磁気記録再生装置のシステム制御回路101が行うテープ検索モード時の処理である。
【0054】システム制御回路101は、ブランチ601において操作部109から供給されたキーデータが画像選択キーであるかどうかの判断を行い、画像選択キーであった場合処理ブロック604へ進み、画像選択キーでなかった場合ブランチ602へ進む。処理ブロック604では、操作部109から供給された画像選択キーによって選択された画像を番組を表わす番号(番組選択番号)とその番組内の場面を表わす番号(場面選択番号)として管理し、図5に示すメインループ(ブランチ501)に戻る。ブランチ602において、システム制御回路101は、操作部109から供給されたキーデータが、再生キーであるかどうかの判断を行い、再生キーであった場合、処理ブロック605へ、再生キーでなかった場合、ブランチ603へ進む。処理ブロック605では、システム制御回路101は、処理ブロック604で既に設定された、番組選択番号と場面選択番号を変数iと変数jに代入し、処理ブロック606で時間データ記憶回路104に記憶されている時間データを読み出すためのインデックスとして用いる。図10は時間データ記憶回路104内の時間データ格納領域を示す図である。ここで、配列LTCは番組と場面の2次元配列として定義される。処理ブロック606において、システム制御回路101は時間データ記憶回路104から検索すべき画像が記録されているテープ位置を示す時間データLTC(i,j)を読み出し、これとリニアタイム信号検出回路110から供給される時間データが等しい位置をサーチする。この処理は、システム制御回路101から機器制御回路108に、時間データLTC(i,j)がリニアタイム信号検出回路110から供給される時間データより大きいときは早送りを、また時間データLTC(i,j)がリニアタイム信号検出回路110から供給される時間データより小さいときは巻き戻しを指示する信号を供給し、時間データLTC(i,j)とリニアタイム信号検出回路110から供給される時間データが等しくなるまで待機することで実現される。システム制御回路101は、処理ブロック607で、検索位置からの再生を行うために、機器制御回路108に対して再生を指示する信号を供給する。そして、処理ブロック608へ進み、テープ検索モードを終了するために、テープ検索モードをOFFに設定し、図5に示すメインループ(ブランチ501)に戻る。システム制御回路101は、ブランチ603で、操作部109から供給されるキーデータがテープ検索モード終了キーであるかどうかの判断を行い、テープ検索モード終了キーであった場合には、処理ブロック608へ進みテープ検索モードをOFFに設定した後、テープ検索モード終了キーでなかった場合にはなにも行わずに、図5に示すメインループ(ブランチ501)に戻る。
【0055】図7は、本実施例の磁気記録再生装置のシステム制御回路101が行うメニュー作成モード時およびメニュー表示モード時の処理である。
【0056】システム制御回路101は、ブランチ701において、内容確認メニュー作成フラグを調べ、このフラグがセットされていれば処理ブロック703へ進み、このフラグがリセットされていれば処理ブロック702へ進む。処理ブロック702では、メニュー作成モード時の処理、すなわち、メニュー表示の際に必要になる画像データと時間データの画像メモリ103と時間データ記憶回路104への取り込みが行われる。システム制御回路101は画像メモリ103に記憶されている画像データと時間データ記憶回路104に記憶されている時間データとこの時間データから得られるテープ上の位置を示すデータを表示制御回路113に供給させ、図4に示したようなメニューとして表示させる。処理ブロック704では、番組選択番号と場面選択番号の初期値として1と0を設定する。処理ブロック705では、メニュー表示が終わったのでメニュー表示モードからテープ検索モードに移行するため、テープ検索モードをONにし、図5に示すメインループ(ブランチ501)に戻る。
【0057】次に、処理ブロック702で行われる、メニュー作成モード時の処理について詳しく説明する。
【0058】図8は、処理ブロック702で行われるメニュー作成モード時の処理の詳細なフロー図である。まず、処理ブロック801で、システム制御回路101は、機器制御回路108にテープの巻き戻しを指示する信号を供給し、機器状態検出回路107からテープの始端であることを示す信号が供給されるまで待機する。テープの始端まで巻き戻しが行われると、処理ブロック802へ進み、テープに記録されているコントロール信号をカウントすることによって得られるリニアタイムカウンタを0にリセットする。これによって、必ずテープの始端を表わすリニアタイムカウンタの値は0となる。次に、処理ブロック803へ進み、番組数を表わす変数iを1として、処理ブロック804へ進む。処理ブロック804で、システム制御回路101は、機器制御回路108に対してテープの早送りを指示する信号を供給し、テープを早送り状態にして、ブランチ805へ進む。ブランチ805では、システム制御回路101は、本実施例で識別信号として用いているVISS信号の検出を、識別信号検出回路105からシステム制御回路101に供給される信号を調べることで行い、VISS信号が検出されなければブランチ810へ、VISS信号が検出されれば処理ブロック806へ進む。
【0059】処理ブロック806において、システム制御回路101は、テープの再生を指示する信号を機器制御回路108に供給し、テープを再生状態にした後、処理ブロック807へ進む。処理ブロック807では、識別信号検出回路105から取り込み信号発生回路106に識別信号検出信号が供給され、識別信号検出信号の供給を受けた取り込み信号発生回路106からメモリ制御回路102へ画像取り込み信号が供給される。図9は、画像メモリ103内の画像格納領域を示す図である。画像取り込み信号の供給を受けたメモリ制御回路102は、画像メモリ103の(i,0)番目の画像格納領域に、入力映像信号すなわち再生映像信号を第1画像処理回路111によってディジタル変換した静止画像を記憶させ、処理ブロック808へ進む。処理ブロック808では、時間データ記憶回路104の時間データ格納領域LTC(i,0)に、リニアタイム信号検出回路110から供給される時間データであるリニアタイムカウンタの値を記憶し、処理ブロック809へ進む。処理ブロック809でシステム制御回路101は、番組数を表わす変数iを1増加させ、VISS信号を検出時の処理を終了し、ブランチ810へ進む。
【0060】ブランチ810において、システム制御回路101は、機器状態検出回路107から供給される信号によりテープが終端まで送られたかどうかの判断を行い、テープの終端でなければ、処理ブロック804へ戻り、テープの終端であった場合には、処理ブロック811へ進む。処理ブロック811でシステム制御回路101は、テープの記録終端位置を時間データで表わすため、時間データ記憶回路104の時間データ格納領域LTC(i,0)にリニアタイム信号検出回路110から供給されるリニアタイムカウンタの値を記憶させ、処理ブロック812へ進む。
【0061】処理ブロック812から処理ブロック823で、システム制御回路101は、処理ブロック804から処理ブロック811の処理で時間データ記憶回路104に記憶させた複数番組の先頭位置及び記録終端位置を表わす時間データであるリニアタイムカウンタ値LTCを用いて、各番組から場面として取り込む画像のテープ上の記録位置を時間データとして算出し、この時間データを時間データ記憶回路104に記憶させ、その時間データが表わすテープ位置に記録されている画像を画像メモリ103に取り込む処理を行う。ここでは、番組内の場面の取り込み数を番組の時間によらず同じ数にし、さらに取り込む時間間隔が等間隔になるような処理が行われる。以下でこの処理を詳しく述べる。
【0062】システム制御回路101は、処理ブロック812において、記録されていた番組数を求めるため、番組数をカウントしていた変数iから1を減じ、処理ブロック813へ進む。処理ブロック813で、システム制御回路101は、場面取り込み間隔を表わす変数mの値を(数1)を用いて算出し、処理ブロック814へ進む。
【0063】
【数1】

【0064】ここで、(数1)中のnは1番組あたりの場面取り込み数を表わし、例えば1つの番組の中で4場面の取り込みを行う場合、nは4となる。処理ブロック814において、システム制御回路101は、番組内の場面数をカウントする変数jを番組毎の場面取り込み数nに初期化する。これは、場面をテープの後ろから前向きに取り込んで行くためである。次に、処理ブロック815において、システム制御回路101は、各々の番組から取り込む最初の場面の位置すなわちその番組内で取り込まれる最後の場面を表わす時間データであるリニアタイムカウンタ値を(数2)を用いて算出し、時間データ記憶回路104の時間データ格納領域LTC(i,j)に保存し、処理ブロック816へ進む。
【0065】
【数2】

【0066】処理ブロック816で、システム制御回路101は、時間データ記憶回路104の時間データLTC(i,j)とリニアタイム信号検出回路110から供給される時間データであるリニアタイムカウンタ値とを比較し、その大小に応じた早送りあるいは巻き戻しの信号を機器制御回路108に供給し、リニアタイムカウンタ値と時間データLTC(i,j)が等しくなる位置までテープを移動させた後、処理ブロック817へ進む。
【0067】処理ブロック817で、システム制御回路101は、テープの再生を指示する信号を機器制御回路108に供給し、テープを再生状態にした後、処理ブロック818へ進む。処理ブロック807では、識別信号検出回路105から取り込み信号発生回路106に識別信号を検出したことを表わす信号が供給され、その信号の供給を受けた取り込み信号発生回路106からメモリ制御回路102へ画像取り込み信号が供給される。画像取り込み信号の供給を受けたメモリ制御回路102は、画像メモリ103の(i,j)番目の画像格納領域に、入力映像信号すなわち再生映像信号を第1画像処理回路111によってディジタル変換した静止画像を記憶させ、処理ブロック819へ進む。処理ブロック819で、システム制御回路101は、取り込み場面数を表わす変数jから1を減らし、ブランチ820へ進む。ブランチ820で、システム制御回路101は、場面数を表わす変数jと1とを比較し、j<1の場合には、その番組内で取り込むべき場面の取り込みは終了しているので、ブランチ822へ進み、jが1以上の場合には、その番組内の全ての場面の取り込みが終了していないので、処理ブロック821へ進む。処理ブロック821において、システム制御回路101は、次の取り込み位置を表わす時間データLTC(i,j)の値を(数3)を用いて算出し、時間データ記憶回路104の時間データ格納領域LTC(i,j)に保存し、処理ブロック816へ戻る。
【0068】
【数3】

【0069】ブランチ822で、システム制御回路101はiと1とを比較し、i>1の場合にはブロック812へ戻り、1以下の場合は処理ブロック823へ進む。処理ブロック823において、システム制御回路101はメニュー作成モードを終了し、テープの入れ替えがないかぎりメニューの作成を行う必要がないことを表わすため、内容確認メニュー作成フラグをセットし、メニュー作成モードを終了する。内容確認メニュー作成フラグのセットは、同フラグに‘1’を設定することで実現する。
【0070】以上のような処理により、本発明の磁気記録再生装置においては、テープの記録内容を確認するための静止画像として、各番組の先頭部と、それら番組内の複数の場面との2種類のグループがあり、それらの画像をテープを象徴する棒グラフ上の位置と対応付けて表示することにより、テープに記録された番組の内容を用意に確認することができ、また、同表示画像を選択することで、その表示画像が記録されているテープの位置を自動的に検索するため、テープの検索における操作性も著しく改善することができる。
【0071】なお、本実施例では、見たい画面の検索時に画面に表示された静止画像を選択するとしたが、画面に表示されている時間データを選択する方法や、あるいは画面に表示されているテープを象徴する棒グラフから任意の位置を指定する等の方法を用いても、まったく同様の効果が得られる。また、操作部109にメニューに表示された静止画像を選択するためのキーと選択を決定するためのキーが設けられていたが、これらのキーの機能は従来のキーに割り付けることができ、キーの数を増やす必要がないため、操作性を損うものではない。また、本実施例では、メニュー表示するための画像を各番組の記録時間によらず同じ数だけ取り込むように処理しているが、各番組の記録時間に比例した数の画像を取り込むような処理にしても同様の効果を得ることができる。さらに、メニューのレイアウトについて、本実施例では、図3に示したように横向きにレイアウトしたものを用いたが、これ以外にも、図11に示したように縦向きにレイアウトしたものや、図12に示したように1枚の表示画像をより大きくし、番組毎に表示するようにレイアウトしたもの、あるいは図13に示したように番組と場面とを分けて表示するようにレイアウトしたものなどを用いても、本実施例と同様の効果が得られることは言うまでもない。
【0072】
【発明の効果】以上のように本発明の磁気記録再生装置は、磁気テープの記録内容をモニタ上に階層的に表示し、また表示された静止画像から所望の静止画像を選択することにより、自動的にその静止画像が記録されている位置を検出し、その位置から再生を行うので、磁気テープの確認・検索操作が容易になる。




 

 


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