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発明の名称 フロッピーディスク装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−98803
公開日 平成7年(1995)4月11日
出願番号 特願平5−242458
出願日 平成5年(1993)9月29日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小鍜治 明 (外2名)
発明者 狩野 郁夫
要約 目的
フロッピーディスク装置において、読出し時の信頼性を向上させ、制御処理速度を向上させる。

構成
オアゲート24とスルーラッチ25とから成るラッチ保持回路23を備える。ラッチ保持回路23により書込み許可信号aが無効になって1msを越えない範囲において、書込、若しくは消去動作が終了するまで書込許可信号aが有効になったモード状態を保持する。これにより書込終了より1ms未満にモード設定が切り替わっても、書込許可信号aと同期したモードの書込、若しくは消去を正常に終了することができる。
特許請求の範囲
【請求項1】 インタフェース信号であるモード切り換え信号と装着されたフロッピーディスクの識別情報によって生成される設定信号により、書込み電流値と消去電流値の少なくとも一方を切り換え、インタフェース信号である書込許可信号が有効になることにより、書込電流と消去電流を磁気ヘッドに供給するようにしたフロッピーディスク装置であって、上記書込許可信号が無効になって1msを越えない範囲において、書込、若しくは消去動作が終了するまで上記書込許可信号が有効になったモード状態をラッチ保持する回路を備えたことを特徴とするフロッピーディスク装置。
【請求項2】 インタフェース信号である書込許可信号が有効になることにより、書込電流と消去電流を磁気ヘッドに供給するようにしたフロッピーディスク装置であって、インタフェース信号であるモード切り換え信号と装着されたフロッピーディスクの識別情報によって生成される設定信号により、書込みデータを生成する回路と、上記書込許可信号が無効になって1msを越えない範囲において、上記生成書込データでの書込動作を行なう回路および書込動作が終了するまで上記書込許可信号が有効になったモード状態をラッチ保持する回路を備えたことを特徴とするフロッピーディスク装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パーソナルコンピュータ、ワードプロセッサ等の外部記憶装置等に用いるフロッピーディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6、図7に示すように、従来のフロッピーディスク装置の磁気ヘッド1は、記録媒体である磁気ディスク6の記録トラックにデータを書込む記録再生ヘッド2と、トラックの両側または全体を消去する消去ヘッド3とが一体に組み合わされている。この記録再生ヘッド2と消去ヘッド3は、記録再生ギャップ4と消去ギャップ5を有し、相対位置がずれており、書込の際には、タイマによりいずれか一方のヘッド2または3に流す電流を1ms未満の時間差で遅らせて有効または無効にさせている。
【0003】すなわち、インタフェース信号である書込許可信号のタイミングにおいて、図6に示すように、磁気ディスク6の記録位置に対して記録再生ヘッド2が先行する方式では、記録再生ヘッド2の書込電流は書込許可信号と同期して流すのに対し、消去ヘッド3の消去電流は書込許可信号の有効から1ms未満の時間差で遅らせて流し、書込許可信号の無効から1ms未満の時間差で遅らせて遮断する。これにより磁気ディスク6の1トラックにおけるデータ記録部7、消去部8および遅延時間での消去部9は図示のようになる。
【0004】一方、図7に示すように、消去ヘッド3が先行する方式では、書込許可信号の有効から記録再生ヘッド2と消去ヘッド3に書込電流と消去電流を同時に流し、書込許可信号の無効と同時に消去ヘッド3の消去電流を遮断するのに対し、記録再生ヘッド2の書込電流は1ms未満の時間差で遅らせて遮断する。この書込許可信号の無効から記録再生ヘッド2を遅らせてオフさせる期間において、記録再生ヘッド2に一定の電流を流す際には、書込データの情報がインタフェースから与えられないので、フロッピーディスク装置内で各モードに対応した書込データを生成する。もし、この書込データを与えないと無記録状態が1ms未満の期間で発生し、読出し時(再生時)の信頼性を劣化させる。上記書込データの周期は、各モードのデータの転送レートが異なることからモード切り換えの度に2倍、4倍、1/2倍または1/4倍に切り換えることにより各モードに対応することができる。これにより磁気ディスク6の1トラックにおけるデータ記録部7、消去部8および遅延時間でのデータ記録部10は図示のようになる。
【0005】また、装着されたフロッピーディスクの識別とインタフェース信号であるモード切り換え情報により書込許可情報が決定される。この書込情報とは、記録再生ヘッド2に流す書込電流値、消去ヘッド3に流す消去電流値および書込許可信号無効時からの書込データの周期設定である。従来においては、この書込情報は、インタフェース信号である書込許可信号の有効タイミングから書込許可信号の無効タイミング後の1ms未満の時間ではインタフェース信号であるモード切り換え信号を切り換えないようにタイミングを規定していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記のように書込許可信号が無効になってから1ms未満のタイミングにおいてインタフェース信号であるモード切り換え信号が切り換えられた場合には、記録再生ヘッド2が先行する方式では、モード設定による消去電流の切り換えを行うことができず、消去電流の設定値が最適な状態でないため、トラック両側の消去特性が十分得られず、また、モードに合致していない書込データの周期が書込まれる事態が発生し、読出し時の信頼性が劣化する。図5に示すように、モード切り換え信号の各モードで書込電流および消去電流が設定されている状態で、破線で示すタイミングによりモード設定が変更された場合、消去電流が多く、または少なくなる。このとき、図6に示すように消去動作が保証されていない場合には、旧データの消し残り11が生じる。このように消去電流が各モード設定状態に保持されていないと、旧データ記録を十分消去すことができないこととなり、読出し時のノイズ成分となり、読出しデータにノイズ成分が含まれて安定なデータを得ることができない。
【0007】一方、後者の消去ヘッド3が先行する方式では、書込許可信号の無効後にフロッピーディスク装置内部でモード設定に対応した書込データが与えられなくなることにより、再生系のデータ取込回路でのPLL回路のロック状態が外れるなどの読出しの信頼性劣化を招く。図7に示すように、記録再生ヘッド2がデータ部12の書込を終了した際、既に先行している消去ヘッド3によりtのエリアでは、ギャップ部13を消去した状態であり、無記録状態となる。この無記録エリアでは、読出されるヘッド出力がないため、イノズだけの読出しとなり、不安定なデータを送出することになる。従来においては、この無記録エリアはフロッピーディスク装置でギャップデータを書込むことで、無記録状態でなくすようにしている。このとき、データの周期は、各モードで異なり、2倍、4倍、1/2倍または1/4倍の周期設定に変更する必要があり、このtの期間でも書込開始時のモード設定を保持した周期設定にする必要がある。もしこのtの期間でモードに合致していないギャップパターンを書込んでしまったときには、モードと合致しない周期のデータが書き込まれることになることから再生回路でのPLL回路のロック状態が外れるなどの障害が発生し、読出しの信頼性が損われる。
【0008】本発明は上記のような従来の問題を解決するものであり、インタフェース信号である書込許可信号が無効になって1msを越えない範囲において、書込動作、若しくは消去動作を終了するまでのモード状態を保持することができ、したがって、各モードの書込、若しくは消去を正常に行うことができ、読出しの信頼性を向上させることができ、また、制御処理速度の向上を図ることができるようにしたフロッピーディスク装置を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達成するために、インタフェース信号であるモード切り換え信号と装着されたフロッピーディスクの識別情報によって生成される設定信号により、書込み電流値と消去電流値の少なくとも一方を切り換え、インタフェース信号である書込許可信号が有効になることにより、書込電流と消去電流を磁気ヘッドに供給するようにしたフロッピーディスク装置であって、上記書込許可信号が無効になって1msを越えない範囲において、書込、若しくは消去動作が終了するまで上記書込許可信号が有効になったモード状態をラッチ保持する回路を備えたものである。
【0010】または、インタフェース信号である書込許可信号が有効になることにより、書込電流と消去電流を磁気ヘッドに供給するようにしたフロッピーディスク装置であって、インタフェース信号であるモード切り換え信号と装着されたフロッピーディスクの識別情報によって生成される設定信号により、書込みデータを生成する回路と、上記書込許可信号が無効になって1msを越えない範囲において、上記生成書込データでの書込動作を行なう回路および書込動作が終了するまで上記書込許可信号が有効になったモード状態をラッチ保持する回路を備えたものである。
【0011】
【作用】したがって、本発明によれば、インタフェース信号である書込許可信号が有効になってから書込動作、若しくは消去動作を終了するまでのモード状態を保持することができるので、書込終了より1ms未満にモード設定が切り替わった場合でも、書込許可信号と同期したモードでの書込、消去を正常に終了することができる。また、書込許可信号の無効後、1ms未満のモード切り換え信号の規定がなくなる。
【0012】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の第1の実施例について図面を参照しながら説明する。
【0013】図1は本発明の第1の実施例におけるフロッピーディスク装置を示す要部のブロック図である。
【0014】図1において、1は磁気ヘッドであり、本実施例においては、図6に示すように、記録再生ギャップ4が先行する方式に構成されている。21はタイマであり、書込許可信号aの有効および無効から1ms未満でタイミング信号である消去ヘッド動作信号bを生成する。22はフリップフロップであり、書込許可信号aと消去ヘッド動作信号bとから消去許可信号cを生成する。23はラッチ保持回路であり、書込許可信号aと消去許可信号cを入力とするオアゲート24と、モード設定信号eとオアゲート24の出力信号dを入力とするスルーラッチ25とから構成されている。26は記録/再生回路であり、書込許可信号aにより、設定された書込電流を磁気ディスク1に流し、消去許可信号cにより、設定された消去電流を磁気ヘッド1に流す。
【0015】以上の構成において、以下、その動作について図2に示すタイミング説明図を参照しながら説明する。
【0016】記録/再生回路26へ送出して磁気ヘッド1の書込動作を実施するインタフェース信号である書込許可信号aは、Highレベルで有効となり、Lowレベルで無効となる。この書込許可信号aの有効および無効から1ms未満にタイマ21で消去ヘッドを動作させるためのタイミング信号bを作成する。次段のフリップフロップ22はタイマ21で作成されたタイミング信号bの立ち上がりのエッジでD端子に入力された書込許可信号aを取込み、消去許可信号cとしてQ端子から記録/再生回路26へ出力する。
【0017】モード設定信号eはスルーラッチ25のD端子に印加され、スルーラッチ25のゲート(G)端子にオアゲート24で書込許可信号aと消去許可信号cから論理ORされた信号dが印加される。スルーラッチ25はG端子がLowレベルの際にはD端子に入力したモード設定信号eをそのままQ端子に出力し、G端子が立ち上がるエッジでD端子の入力状態を保持し、G端子がLowレベルになるまでその状態を保持し続ける。このスルーラッチ25の出力信号fを記録/再生回路26の記録/消去電流端子に印加する。
【0018】そして、記録/再生回路26は書込許可信号aにより、設定された書込電流を磁気ヘッド1に流し、消去許可信号cにより、設定された消去電流を磁気ヘッド1に流す。これにより磁気ヘッド1は磁気ディスクに対する書込み、消去を行う。
【0019】従来においては、モード設定信号eを記録/再生回路26に直接接続していたが、本発明実施例においては、オアゲート24、スルーラッチ25から成るラッチ保持回路23により消去動作が終了するまで各電流設定を維持することができる。このようにインタフェース信号である書込許可信号aが有効になってから消去動作を終了するまでのモード状態を保持するので、書込終了より1ms未満にモード設定が切り替わった場合でも、書込許可信号aと同期したモードでの書込を確実に、かつ正常に終了することができ、読出し時の信頼性を向上させることができる。
【0020】(実施例2)以下、本発明の第2の実施例について図面を参照しながら説明する。
【0021】図3は本発明の第2の実施例におけるフロッピーディスク装置を示す要部のブロック図である。
【0022】図3において、1は磁気ヘッドであり、本実施例においては、図7に示すように、消去ギャップ5が先行する方式に構成されている。21はタイマであり、書込許可信号aの有効および無効から1ms未満でタイミング信号bを生成する。22は書込許可信号aとタイミング信号bを入力とするフリップフロップ、27はオアゲートであり、書込許可信号aとフリップフロップ22の出力信号から書込許可信号cを生成する。23はラッチ保持回路であり、書込許可信号aとcを入力とするオアゲート24と、モード設定信号eとオアゲート24の出力信号dを入力とするスルーラッチ25とから構成されている。28は書込許可信号aと書込データgを入力とするアンドゲート、29はスルーラッチ25の出力信号fから書込データgの周期を決定するクロックを生成するクロック生成回路、30はクロック生成回路29の出力をもとに書込パターンを生成する書込みパターン生成回路、31はアンドゲート28の出力と書込パターン生成回路30の出力を入力とし、書込データを出力するオアゲートである。26は記録/再生回路であり、書込許可信号aにより、設定された消去電流を磁気ディスク1に流し、書込許可信号cにより、設定された書込電流を磁気ヘッド1に流す。
【0023】以上の構成において、以下、その動作について図4に示すタイミング説明図を参照しながら説明する。
【0024】記録/再生回路26へ送出して磁気ヘッド1の消去動作を実施するインタフェースの書込許可信号aは、Highレベルで有効となり、Lowレベルで無効となる。この書込許可信号aの有効および無効から1ms未満にタイマ21でタイミング信号bを作成する。次段のフリップフロップ22はタイマ21で作成されたタイミング信号bの立ち上がりのエッジでD端子に入力された書込許可信号aを取込み、その出力をQ端子に出力する。このフリップフロップ22の出力信号と書込許可信号aをオアゲート27で論理ORして書込許可信号cとして記録/再生回路26へ出力する。
【0025】モード設定信号eはスルーラッチ25のD端子に印加され、スルーラッチ25のゲート(G)端子にオアゲート24で書込許可信号aとcから論理ORされた信号dが印加される。スルーラッチ25はG端子がLowレベルの際にはD端子に入力したモード設定信号eをそのままQ端子に出力し、G端子が立ち上がるエッジでD端子の入力状態を保持し、G端子がLowレベルになるまでその状態で保持し続ける。このスルーラッチ25の出力信号fを記録/再生回路26の記録/消去電流端子に印加する。更に、スルーラッチ25の出力信号fをクロック生成回路29に印加して書込みデータgの周期を決定するクロックを生成し、書込パターン生成回路30で書込パターンを生成する。一方、書込データgをアンドゲート28により書込許可信号aでゲートし、書込許可信号無効時からは書込みパターン生成回路30で生成される書込みデータを記録/再生回路26へ印加する。
【0026】そして、記録/再生回路26は書込許可信号aにより、設定された消去電流を磁気ヘッド1に流し、書込許可信号cにより、設定された書込電流を磁気ヘッド1に流す。これにより磁気ヘッド1は磁気ディスクに対する消去、書込みを行う。
【0027】従来においては、モード設定信号eで消去および書込の電流と書込データの周期を設定していたが、本発明実施例においては、オアゲート24、スルーラッチ25から成るラッチ保持回路23により書込動作が終了するまで各電流設定と書込許可信号無効後のギャップ書込データの周期を維持することができる。このようにインタフェース信号である書込許可信号aが有効になってから書込動作を終了するまでのモード状態を保持するので、書込終了より1ms未満にモード設定が切り替わった場合でも、書込許可信号aと同期したモードでの書込を確実に、かつ正常に終了することができ、読出し時の信頼性を向上させることができる。また、書込許可信号が無効後の1ms未満において、安定した書込みギャップパターンを得ることができる。
【0028】
【発明の効果】請求項1によれば、書込許可信号の無効後、1ms未満において、書込、若しくは消去の動作を終了するまでのモード状態を保持することができるので、書込許可信号と同期したモードでの書込、消去を正常に終了することができるので、読出し時の信頼性を向上させることができる。また、書込許可信号の無効後、1ms未満のモード切り換え信号の規定がなくなり、制御処理速度の向上を図ることができる。
【0029】請求項2によれば、上記効果に加え、書込許可信号の無効後、1ms未満において安定した書込ギャップパターンを得ることができる。




 

 


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