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発明の名称 ヘッドエンド機器の制御方法および信号処理装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−95555
公開日 平成7年(1995)4月7日
出願番号 特願平5−234457
出願日 平成5年(1993)9月21日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】宮井 暎夫
発明者 諸冨 哲明 / 田中 重和 / 田中 まさみ
要約 目的
スクランブル変調器の出力信号の混合用の同軸ケーブルの結線を行うと同時に、制御信号の結線も行い、信号線の数を少なくし、スクランブル変調器および制御装置全体の信頼性、組み立ての作業性を向上させる。

構成
制御装置30で制御可能なスクランブル変調器10において、その制御信号をスクランブル変調器10の出力信号線に重畳して伝送する。そのため、スクランブル変調器10は出力回路と出力端子間をハイパスフィルタ2で接続し、また前記出力端子と前記制御信号の受信回路間をローパスフィルタ4で接続する。また、各スクランブル変調器10の出力信号を混合する信号混合器20の信号入力端子間は、直流重畳可能な構成とし、信号混合器20の出力部にハイパスフィルタ21を接続し、信号混合器20の入力端子間を通して各スクランブル変調器10へ制御信号を伝送する。
特許請求の範囲
【請求項1】 ヘッドエンド機器を外部の制御装置により制御するヘッドエンド機器の制御方法であって、前記ヘッドエンド機器に対する制御信号を前記ヘッドエンド機器の出力信号線に重畳して前記外部の制御装置から前記ヘッドエンド機器へ伝送することを特徴とするヘッドエンド機器の制御方法。
【請求項2】 ヘッドエンド機器が出力する主信号を高周波信号とし、前記ヘッドエンド機器の制御信号を低周波信号とし、前記ヘッドエンド機器の出力信号線上の信号の高周波成分を抽出して出力するとともに、前記ヘッドエンド機器の出力信号線上の信号の低周波成分を抽出して制御信号の受信回路へ供給する請求項1記載のヘッドエンド機器の制御方法。
【請求項3】 制御信号はベースバンドのシリアル伝送信号である請求項1または請求項2記載のヘッドエンド機器の制御方法。
【請求項4】 ヘッドエンド機器と、このヘッドエンド機器を制御する外部の制御装置とを備え、前記ヘッドエンド機器に対する制御信号を前記外部の制御装置から前記ヘッドエンド機器の出力信号線に重畳して前記ヘッドエンド機器へ伝送するようにした信号処理装置。
【請求項5】 ヘッドエンド機器が出力する主信号を高周波信号とし、前記ヘッドエンド機器の制御信号を低周波信号とし、ヘッドエンド機器は出力回路と出力端子との間にハイパスフィルタを有し、前記ヘッドエンド機器の出力端子と前記制御信号の受信回路との間にローパスフィルタを有する請求項4記載の信号処理装置。
【請求項6】 ヘッドエンド機器が複数台あって、複数台のヘッドエンド機器の各出力信号線上の信号を混合するとともに複数の信号入力端子間では相互に低周波信号の重畳が可能な信号混合器を設け、この信号混合器の出力部にハイパスフィルタを設け、前記信号混合器の一つの信号入力端子に前記制御装置の出力信号線を接続し、前記信号混合器の残りの信号入力端子に前記ヘッドエンド機器の出力信号線を接続した請求項4または請求項5記載の信号処理装置。
【請求項7】 ヘッドエンド機器が複数台あって、複数台のヘッドエンド機器の出力部に低周波信号の重畳が可能な方向性結合器を内蔵し、前記複数のヘッドエンド機器の出力部の方向性結合器を同じ方向に直列接続し、結合側終端の方向性結合器の結合側端子に制御装置の出力信号線を接続するとともに、ハイパスフィルタを設けた請求項4または請求項5記載の信号処理装置。
【請求項8】 制御信号はベースバンドのシリアル伝送信号である請求項4または請求項5記載の信号処理装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】都市型CATVなどでは映像信号の盗視聴防止のため、その映像信号にスクランブルを実施する。スクランブルは、よりその秘匿性を高めるため、複数の動作モードを持っている。また、それをデスクランブルする端末も同じく複数のスクランブルモードに対応している。前記複数のスクランブルモードの変更は、CATVのセンターコンピュータよりの指示で、端末およびセンターに同時に実施される。
【0002】このようなシステム運用に対応するため、センター設置されるスクランブル変調器は、センターコンピュータと何らかの形で通信を行っている。この発明は、以上のようなセンターコンピュータと通信を行うセンターのヘッドエンドに設置される機器、つまりヘッドエンド機器を制御するヘッドエンド機器の制御方法および、ヘッドエンド機器およびそれを制御する制御装置を含む信号処理装置に関するものである。
【0003】
【従来の技術】従来のヘッドエンド機器(以下、HE機器と略す)と外部の制御装置(例えば、センターコンピュータ)とからなる信号処理装置と、この信号処理装置において実施されているHE機器の制御方法について、図6を用いて説明する。端末に送出する映像信号は、HE機器であるスクランブル変調器100に入力される。スクランブル変調器100は、前記映像信号を変調しかつ指定されたスクランブルを実施するスクランブル変調回路101と、センターコンピュータである制御装置130からの指示を受けスクランブル変調回路101にスクランブルモードを設定する制御回路102より構成される。スクランブル変調器100で変調かつスクランブルされた信号は、信号混合回路120で他のスクランブル変調器100の信号と混合され、CATVの伝送路を経由して、システム内の端末に伝送される。
【0004】制御装置130とスクランブル変調器100との接続は、図6のように専用線で並列(バス形式)で接続される。スクランブル変調器100は、固有のアドレス情報を持ち、制御装置130からそれらのアドレスを指定して制御する。図6とは別に、制御装置130から個々のスクランブル変調器100へ1対1のスター状に接続する場合もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のような従来例の構成では、変調されスクランブルされた信号を出力する信号線と、スクランブル変調器100を制御するための信号線とが存在し、HE機器(スクランブル変調器)内の接続を複雑化するとともに、接続のためのケーブルが多数必要となる。
【0006】また、将来的にシステムの拡張・変更を行うときにも、信号線の数が多いことから、システムの拡張・変更性に優れたものではなかった。この発明の目的は、HE機器と制御装置とを結ぶ信号線の数を少なくし、HE機器および制御装置等からなる信号処理装置の信頼性を高め、かつ組立の作業性を向上させることができ、さらにシステムの拡張・変更性に優れたHE機器の制御方法を提供することである。
【0007】この発明の他の目的は、HE機器と制御装置とを結ぶ信号線の数を少なくし、装置全体の信頼性を高め、かつ組立の作業性を向上させることができ、さらにシステムの拡張・変更性に優れた信号処理装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】まず、この発明のHE機器の制御方法は、HE機器を外部の制御装置により制御する場合に、HE機器に対する制御信号をHE機器の出力信号線に重畳して外部の制御装置からHE機器へ伝送する。この際、HE機器が出力する主信号を高周波信号とし、HE機器の制御信号を低周波信号とし、HE機器の出力信号線上の信号の高周波成分を抽出して出力するとともに、HE機器の出力信号線上の信号の低周波成分を抽出して制御信号の受信回路へ供給する。また、制御信号はベースバンドのシリアル伝送信号としている。
【0009】つぎに、この発明の信号処理装置は、HE機器と、このHE機器を制御する外部の制御装置とを備え、HE機器に対する制御信号を外部の制御装置からHE機器の出力信号線に重畳してHE機器へ伝送するようにしている。この場合、HE機器が出力する主信号を高周波信号とし、HE機器の制御信号を低周波信号としており、HE機器は、出力回路と出力端子との間にハイパスフィルタを有し、HE機器の出力端子と制御信号の受信回路との間にローパスフィルタを有する。
【0010】また、HE機器を複数台とする場合においては、第1の構成として、複数台のHE機器の各出力信号線上の信号を混合するとともに複数の信号入力端子間では相互に低周波信号の重畳が可能な信号混合器を設け、この信号混合器の出力部にハイパスフィルタを設け、信号混合器の一つの信号入力端子に制御装置の出力信号線を接続し、信号混合器の残りの信号入力端子にHE機器の出力信号線を接続している。
【0011】さらに、HE機器を複数台とする場合において、第2の構成としては、複数台のHE機器の出力部に低周波信号の重畳が可能な方向性結合器を内蔵し、複数のHE機器の出力部の方向性結合器を同じ方向に直列接続し、結合側終端の方向性結合器の結合側端子に制御装置の出力信号線を接続するとともに、ハイパスフィルタを設けている。また、制御信号はベースバンドのシリアル伝送信号としている。
【0012】
【作用】この発明の構成によれば、HE機器に対する制御信号をHE機器の出力信号線に重畳して外部の制御装置からHE機器へ伝送する。このため、HE機器の出力信号を混合するための出力信号ケーブル(同軸ケーブル)の結線を行うと同時に、制御信号の結線も行える。
【0013】このとき、HE機器の出力信号は高周波信号であり、制御信号は低周波信号である。したがって、高周波信号はハイパスフィルタを通して出力端子へ送り、低周波信号である制御信号はローパスフィルタを通して制御信号の受信回路へ送ることになる。なお、制御信号としては、ベースバンドのシリアル伝送信号が用いられる。
【0014】HE機器が複数台ある場合においては、それらの出力信号がHE機器と別に設けた信号混合器で混合されるか、HE機器に内蔵された方向性結合器を直列接続することで、各HE機器の出力信号が混合される。また、制御信号は、信号混合器または方向性結合器を介して各HE機器へ送られる。
【0015】
【実施例】この発明の一実施例の信号処理装置およびこの信号処理装置におけるHE機器の制御方法について、図1を用いて説明する。図1において、1はスクランブル変調回路、2はハイパスフィルタ(以下、HPFと記す)、3はスクランブル変調回路1のスクランブルモード等を制御する制御信号(データ)を出力する制御回路、4はローパスフィルタ(以下、LPFと記す)で、以上によりHE機器であるスクランブル変調器10を構成する。
【0016】20は信号混合器、22は信号入力端子、24は信号出力端子、21はHPF、30は制御装置、31はLPFである。なお、スクランブル変調器10と信号混合器20とは同軸ケーブルからなる信号出力ケーブルで接続されている。以下に、この実施例の動作について説明する。
【0017】各端末に送信される映像信号は、スクランブル変調器10のスクランブル変調回路1に入力される。ここで映像信号が変調され、また、指定されたスクランブルモードでスクランブル処理される。前記スクランブル変調回路1の出力はHPF2を経て、信号混合器20の信号入力端子22に出力され、他のスクランブル変調器10の出力と混合されたのち、出力端子24、HPF21を経て出力され、CATVの伝送路を経由して各端末に伝送される。
【0018】前記スクランブルモードの制御信号は、例えばセンターコンピュータからなる制御装置30からシリアルの信号列として出力され、LPF31を経て信号混合器20の信号入力端子22(複数個あるうちの1個)に入力される。前記シリアル信号は、信号混合器20の信号入力端子(複数個あるうちの残り)22に接続されたスクランブル変調器10に伝送され、LPF4を経て制御回路3に入力される。制御回路3で前記シリアル信号列を解析し、スクランブル変調器1のスクランブルモードを指定されたものに設定する。
【0019】前記シリアル信号列は、TTLレベル、またはRS232C等の信号レベルで、その伝送スピードは、2400bpsや9600bps、64kbpsなどを用いる。前記HPF2とHPF21は前記シリアル信号列をスクランブル変調回路1や、CATV伝送路に出力させないためのフィルタで、カットオフ周波数は数十MHz(例:70MHz)以上に設定されたものである。また、LPF4とLPF31は前記シリアル信号列を通過させるためのもので、カットオフ周波数は数MHz(例:1MHz)以下に設定されている。
【0020】なお、図1において、破線の矢印は変調されたRF信号の流れを示し、また、二点鎖線は制御装置30からの制御信号(データ)の流れを示している。図2に信号混合器20の一構成例を示し、説明する。図2において、23は4分配の信号分配器で、4つの信号入力端子22からの入力信号の混合回路として使用している。また、シリアル信号列は通過させるため、内部にチョークコイルが内蔵されたもので、直流や交流(50Hzや60Hz)が入出力全端子間で通過する「電通型」と呼ばれるものである。本例では、上記信号分配器23で混合された信号をさらに信号分配器23で混合し、信号出力端子24に出力している。出力端子24へはHPF21が接続される。
【0021】本例では、信号分配器23を5個使用して、16個の信号混合器を構成している。また、図1の制御装置30、LPF31は上記16個の信号入力端子22のうちの1個所に接続される。よって、シリアル信号列は他の15個所の信号入力端子22および出力端子24に伝送される。図3にLPF4、LPF31の構成例を示す。図3において、41はコイル、42はコンデンサで、パイ型のLPFを構成している(本図は構成例を示すもので、LPF4とLPF31が同一の素子で構成されている必要はない)
図4にHPF2、HPF21の構成例を示す。図4で、44はコンデンサ、45はコイルでパイ型のHPFを構成している(本図は構成例を示すもので、HPF2とHPF21が同一の素子で構成されている必要はない)。
【0022】この発明の他の実施例を図5に示す。図5において、5は電通型の方向性結合器、60はスクランブル変調器、51,52はHPF、53は終端抵抗で、図1と同一符号のものは、図1と同一の機能を有する。この実施例では、スクランブル変調器60に方向性結合器5を内蔵し、スクランブル変調器60を同じ向きに直列に接続することにより、スクランブル変調回路1で変調した信号を順次方向性結合器5で混合しHPF52を経てCATV伝送路に出力するものである。この場合、HPF52は、結合側終端の方向性結合器5の結合側端子に接続されている。
【0023】制御装置30から出力されるシリアル信号列はLPF31を経て、結合側終端の方向性結合器5の結合側端子に接続され、上記変調信号の流れとは逆に順次スクランブル変調器60に伝送され、スクランブル変調器60内の方向性結合器5、LPF4を経て制御回路3に入力される。HPF52は図1のHPF21と同様に、前記シリアル信号列がCATV伝送路に出力されないようにするものである。また、終端抵抗53はRF信号用の終端抵抗で、HPF51は前記シリアル信号列に対して、終端抵抗53の影響がないようにするための処置である(制御装置30からの前記シリアル信号列が、RF信号と同一の信号インピーダンスで送出される場合は、HPF51は不要である)。
【0024】図5において、図1と同様に、破線の矢印は変調されたRF信号の流れを示し、また、二点鎖線は制御装置30からの制御信号(データ)の流れを示している。なお、この実施例では、制御装置30はCATVのセンターコンピュータとしているが、センターコンピュータからの指示を受け、スクランブル変調器10、スクランブル変調器60等を制御するためのインターフェース、または制御専用機器であっても良い。
【0025】また、スクランブル変調器10、スクランブル変調器60、信号混合器20はこの実施例の構成に限定されず、他の構成であっても良い。
【0026】
【発明の効果】この発明によれば、HE機器に対する制御信号をHE機器の出力信号線に重畳して外部の制御装置からHE機器へ伝送するので、HE機器の出力信号を混合するための出力信号ケーブル(同軸ケーブル)の結線を行うと同時に、制御信号の結線も行うことができるため、信号線の数を少なくし、HE機器および制御装置からなる信号処理装置の全体の信頼性、組み立ての作業性も向上する。
【0027】また、将来の拡張、変更時も、前記出力信号線の結線のみでよく、拡張性に優れたものとなる。




 

 


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