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発明の名称 パワーセーブ回路
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−95495
公開日 平成7年(1995)4月7日
出願番号 特願平6−120184
出願日 平成6年(1994)6月1日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小鍜治 明 (外2名)
発明者 佐々木 俊昭 / 由井 裕克 / 山際 啓司 / 山方 崇嗣
要約 目的
接続されたコンピュータの水平及び垂直同期信号周波数の組み合わせの状態に応じて、電源回路を適切に接続することにより、ディスプレイモニタの消費電力を低減させることを目的とする。

構成
電源回路1と、同期分離を行う同期分離回路2と、マイクロコンピュータ3と、偏向回路6と、映像回路7と、ユーザーがコントロール可能なキー回路5と、マイクロコンピュータ3からのデータによって映像信号をつくり出し、前記映像信号を映像回路7に送るOSD回路4を備え、回路2〜7は電源回路1より電源を供給され、マイクロコンピュータ3は同期分離回路2より出力される水平及び垂直同期信号を入力し、水平及び垂直同期信号の組み合わせの状態に応じて、偏向回路6及び映像回路7に供給する電源を制御する機能と、パワーセーブ動作中、キー回路5にキー入力するとパワーセーブ動作が解除する機能とを有することを特徴とする。
特許請求の範囲
【請求項1】 入力される水平同期信号及び垂直同期信号の周波数を計数する手段と、その計数結果から同期信号がない場合も含む水平同期信号及び垂直同期信号周波数の組み合わせによる複数の状態を判別する手段と、その判別結果から回路の電力消費量を低減させる複数の状態の制御を行う手段を有するマイクロコンピュータと、前記マイクロコンピュータに接続された電力消費量低減回路を有することを特徴とするディスプレイモニタのパワーセーブ回路。
【請求項2】 マイクロコンピュータが複数の状態の制御を行う手段と複数の状態の表示を行う回路を制御する手段とを有し、前記マイクロコンピュータに接続された電力消費量低減回路と状態表示回路とを有することを特徴とする、請求項1記載のディスプレイモニタのパワーセーブ回路。
【請求項3】 マイクロコンピュータが複数の状態の制御を行う手段と、複数の制御状態表示を行う回路を制御する手段と、ディスプレイモニタ上の任意のキー入力によりある1制御状態から別の1制御状態に移行するのを制御する手段(以下ディスプレイモニタ上の任意のキー入力によりある1制御状態から別の1制御状態に移行する機能をオーバーライド機能と記す)とを有し、前記マイクロコンピュータに接続された電力消費量低減回路と状態表示回路とユーザーがコントロール可能なキー回路とを有することを特徴とする、請求項1記載のディスプレイモニタのパワーセーブ回路。
【請求項4】 マイクロコンピュータが複数の状態の制御を行う手段と、複数の制御状態表示を行う回路を制御する手段と、請求項3で記されるオーバーライド機能とを有し、前記マイクロコンピュータに接続された電力消費量低減回路と状態表示回路とユーザーがコントロール可能なキー回路と前記マイクロコンピュータからのデータによって映像信号をつくり出し、前記映像信号を映像回路に送る回路(以下マイクロコンピュータからのデータによって映像信号をつくり出し、その映像信号を映像回路に送る回路をOn Screen Display回路と記し、これを以下OSD回路と記す)を有することを特徴とする、請求項1記載のディスプレイモニタのパワーセーブ回路。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスプレイモニタのパワーセーブ回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来は、ディスプレイモニタに接続されるコンピュータ側にディスプレイモニタの消費電力を低減させるための信号を出力する機能がなく、ディスプレイモニタ側でも消費電力を低減させる機能はなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、昨今の環境問題を背景に、ディスプレイモニタで消費電力を低減させる機能が要求され、またそのための規格も規格化されつつある。その規格に対応した機能を有するディスプレイモニタを開発することが課題である。
【0004】本発明は、上記従来の課題を解決するためになされたもので、コンピュータからの水平同期信号及び垂直同期信号の有無及び周波数の組み合わせからなる制御信号によりディスプレイモニタの消費電力を低減させる機能を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係わるディスプレイモニタのパワーセーブ回路は、入力される水平同期信号の周波数を計数する手段と、入力される垂直同期信号の周波数を計数する手段と、その水平及び垂直同期信号の計数結果からパワーセーブモードを判別する手段と、その判別結果から回路の消費電力を低減させる制御を行う手段と、パワーセーブ状態を外部に表示する手段とを有するマイクロコンピュータと、ユーザーがコントロール可能なキー回路と、マイクロコンピュータからのデータによって映像信号をつくり出し、前記映像信号を映像回路に送るOSD回路と、マイクロコンピュータからの制御信号により消費電力を低減させる回路とからなり、これらにより接続されたコンピュータからのパワーセーブ制御信号に従ったパワーセーブ動作を行うことができる。
【0006】
【作用】本発明において、マイクロコンピュータにより制御を行うことにより、各パワーセーブ状態への移行の際にディスプレイモニタの動作が異常にならないような最適なシーケンスに従ってパワーセーブ状態に移行することができる。
【0007】
【実施例】(実施例1)以下本発明の一実施例を図に基づいて説明する。
【0008】図1においてディスプレイモニタへの入力同期信号が同期分離回路2を通じてマイクロコンピュータ3に入力され、前記同期分離回路2から出力される同期信号の有無及び周波数の組み合わせの状態により電源回路1、偏向回路6、映像回路7を制御して電力を低減させる。
【0009】
【表1】

【0010】表1を用い、水平及び垂直入力同期信号の組み合わせA,B,C,Dによりパワーセーブ制御1,2,3,4を行う場合を例に説明する(以下、組み合わせAのパワーセーブ制御1の状態をontate、組み合わせBのパワーセーブ制御2の状態をstandbytate、組み合わせCのパワーセーブ制御3の状態をsusspendtate、組み合わせDのパワーセーブ制御4の状態をofftateと記す)。ここで入力同期信号の組み合わせA,B,C,Dは、水平及び垂直同期信号有無の組み合わせであったりそれぞれの周波数による組み合わせであったりする。一例に、水平同期周波数が10kHz以上でかつ垂直同期周波数が40Hz以上のときをA、水平同期周波数が10Hz以下でかつ垂直同期周波数が40Hz以上のときをB、水平同期周波数が10kHz以上でかつ垂直同期周波数が10Hz以下のときをC、水平及び垂直同期周波数が両方とも10Hz以下のときをDとする方法が挙げられるが、他の周波数設定にしてもよいことは言うまでもない。
【0011】図3はマイクロコンピュータ3の内部処理手順を示すフローチャートである。次に、図3のフローチャートを参照して動作について説明する。
【0012】まず入力同期信号の周波数を計数する(ステップ100)。次に前記ステップ100で計数された周波数と現在動作している周波数とを比較し、状態が変化したかどうかを調べる(ステップ200)。前記ステップ200で周波数の状態が変化していないときは前記ステップ100の動作を行う。前記ステップ200で周波数の状態が変化していた場合は、周波数の状態が変化してから一定時間経過したかどうか調べる(ステップ300)。前記ステップ300で周波数の状態が変化してから一定時間経過していないときは前記ステップ100の動作を行う。前記ステップ100、前記ステップ200、前記ステップ300はコンピュータの信号の周波数切り替え時などにおいて一瞬同期信号が他の周波数に変化することがあり、前記、一瞬同期信号が他の周波数に変化するときにパワーセーブ動作が誤動作するのを防ぐためのである。
【0013】次に前記ステップ100の周波数計数結果により移行するパワーセーブ状態を判断する(ステップ400)。前記ステップ400において、前記ステップ100の周波数計数結果の組み合わせがBの場合はontateのパワーセーブ制御を行う(ステップ500)。前記ステップ400において、前記ステップ100の周波数計数結果の組み合わせがBの場合はstandbytateのパワーセーブ制御を行う(ステップ600)。前記ステップ400において、前記ステップ100の周波数計数結果の組み合わせがCの場合はsuspendstateのパワーセーブ制御を行う(ステップ700)。前記ステップ400において、前記ステップ100の周波数計数結果の組み合わせがDの場合はofftateのパワーセーブ制御を行う(ステップ800)。
【0014】図5に、パワーセーブ制御における回路の消費電力を低減させる回路の一例を示す。
【0015】ある制御状態において消費電力を低減させる場合、マイクロコンピュータよりトランジスタへの信号はLOWレベルである。0VからHIGHレベルである5Vに変化させることにより、負荷で消費する電力を低減させることができる。また、マイクロコンピュータからの信号をLOWレベルにすることにより元の状態に戻る。制御の方法として、このような制御回路を図1の映像回路、偏向回路の各回路に接続することにより回路動作を停止させる。他の制御の方法として上記のような特別な制御回路を接続することなく、各回路に電源を供給する回路を制御することにより行うこともできる。
【0016】(実施例2)以下本発明の第2の実施例について図面を参照しながら説明する。
【0017】図2において5はユーザーがコントロール可能なキー回路で、4はマイクロコンピュータ3からのデータによって映像信号をつくり出し、前記映像信号を映像回路7に送るOSD回路であり、その他の構成は図2の構成と同様なものである。実施例2におけるマイクロコンピュータ3の内部処理手順は実施例1の内部処理手順を一部変更追加している。
【0018】図3はマイクロコンピュータ3の内部処理手順を示すフローチャートである。次に、図3のフローチャートを参照して動作について説明する。
【0019】まず入力同期信号の周波数を計数する(ステップ100)。次に前記ステップ100で計数された周波数と現在動作している周波数とを比較し、状態が変化したかどうか調べる(ステップ200)。前記ステップ200で周波数の状態が変化していないときは前記ステップ100の動作を行う。前記ステップ200で周波数の状態が変化していた場合は、周波数の状態が変化してから一定時間経過したかどうか調べる(ステップ300)。前記ステップ300で周波数の状態が変化してから一定時間経過していないときは前記ステップ100の動作を行う。前記ステップ100、前記ステップ200、前記ステップ300はコンピュータの信号の周波数切り替え時などにおいて一瞬同期信号が他の周波数に変化することがあり、前記、一瞬同期信号が他の周波数に変化するときにパワーセーブ動作が誤動作するのを防ぐためである。
【0020】次に前記ステップ100の周波数計数結果により移行するパワーセーブ状態を判断する(ステップ400)。前記ステップ400において、前記ステップ100の周波数計数結果の組み合わせがBの場合はontateのパワーセーブ制御を行う(ステップ500)。前記ステップ400において、前記ステップ100の周波数計数結果の組み合わせがBの場合はstandbytateのパワーセーブ制御を行う(ステップ600)。前記ステップ400において、前記ステップ100の周波数計数結果の組み合わせがCの場合はsuspendstateのパワーセーブ制御を行う(ステップ700)。前記ステップ400において、前記ステップ100の周波数計数結果の組み合わせがDの場合は図4のフローチャートの動作を行う(ステップ800)。
【0021】図4は実施例2におけるマイクロコンピュータ3の内部処理手順を示すフローチャート図3の、変更追加を示すフローチャートである。
【0022】次に、図4のフローチャートを参照して、動作について説明する。図4は、図3における計数結果がDの場合の制御4(ステップ800)を変更追加したものである。まず前記計数結果がDであるにもかかわらず、前記キー回路5からのキー入力により、offtateからontateに制御状態を移行してパワーセーブ制御を行っている状態(以下キー入力により、計数結果がofftateの状態にあるにもかかわらず、ontateのパワーセーブ制御を行っている状態をオーバーライド状態と記す)であるかを調べる(ステップ800)。前記ステップ800において、オーバーライド状態であれば、前記キー回路5からのキー入力の有無を調べる(ステップ810)。前記ステップ800において、オーバーライド状態でない場合、または前記ステップ810においてキー入力の有った場合はofftateのパワーセーブ制御を行う(ステップ820)。前記ステップ820後、前記キー回路5からのキー入力の有無を調べる(ステップ830)。前記ステップ830において、キー入力のない場合はofftateのパワーセーブ制御を行う。前記ステップ810においてキー入力のない場合、または前記ステップ830において、キー入力があった場合はontateのパワーセーブ制御を行う(ステップ840)。前記ステップ840動作後、ディスプレイモニタの画面上に状態表示する(ステップ850)。前記ステップ850動作後、状態フラグをオーバーライド状態にする(ステップ860)。
【0023】以上のようにしたことで、offtateのパワーセーブ制御を行っているときに、任意のキー入力により、offtateからontateへのパワーセーブ状態の移行ができ、かつ移行後、ontateからofftateへの再移行が可能な機能を有した。
【0024】また、offtateからontateへ制御状態移行したときにディスプレイモニタの画面上に映像表示する機能を有した。
【0025】これらの機能を付加したことで、off tateからontateへの制御状態移行が可能になり、かつその制御状態移行を使用者に明確に伝えることができ、さらに、誤操作により制御状態を移行させてしまった場合にも、再び容易に移行前の状態に戻すことができるのが、第1の実施例より優れた点である。
【0026】制御方法はこれらの例に限らないが、どのパワーセーブ制御においても、ディスプレイモニタの動作が異常にならないような最適な動作シーケンスにて状態を移行させる。
【0027】図4の説明において、パワーセーブ制御1としたが、パワーセーブ制御2、パワーセーブ制御3、パワーセーブ制御4にしてもよいことは言うまでもない。
【0028】さらに、図4の説明において、パワーセーブ制御4としたが、パワーセーブ制御1、パワーセーブ状態2、パワーセーブ状態3にしてもよいことは言うまでもない。
【0029】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば接続されたコンピュータからの同期信号の状態に応じて、電源回路を適切に制御することにより、消費電力を低減させることができるディスプレイモニタを実現することができる。




 

 


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