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発明の名称 コードレス電話機
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−95271
公開日 平成7年(1995)4月7日
出願番号 特願平5−237951
出願日 平成5年(1993)9月24日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小鍜治 明 (外2名)
発明者 石川 博也
要約 目的
2次電池の過充電を防止し、安全で信頼性の高い充電を可能にしたコードレス電話機を提供する。

構成
コードレス子機20がセットされる充電台10に充電用の発振回路12および該発振回路12の発振出力により駆動される充電用発振コイル13を設け、コードレス子機20には、充電用発振コイル13と電磁結合される充電用の電磁結合コイル21と、このコイル21に誘起される電圧を整流した直流電圧で充電される2次電池24と、この2次電池24の充電状態を検出するMPU27を設け、MPU24が2次電池24の満充電を検出したときに子機20内の制御用発振回路28およびその発振コイル29を介して充電台10内の制御用電磁結合コイル14で検出し、この検出信号により発振停止回路16を動作させて充電用発振回路を停止させる。
特許請求の範囲
【請求項1】 コードレス子機がセットされる充電台に設けられた充電用発振回路と、前記充電用発振回路からの発振信号により駆動される充電用の発振コイルと、前記コードレス子機に設けられ、前記充電用発振コイルと電磁結合される充電用の電磁結合コイルと、前記充電用電磁結合コイルに誘起される電圧を整流する整流回路と、前記コードレス子機に設けられ前記整流回路からの直流出力により充電される2次電池と、前記2次電池の充電状態を検出する充電検出手段と、前記コードレス子機に設けられ前記充電検出手段が前記2次電池の満充電を検出したときの信号により発振する制御用の発振回路と、前記コードレス子機に設けられ前記制御発振回路からの発振信号により駆動される制御用発振コイルと、前記充電台に設けられ前記制御用発振コイルと電磁結合される制御用電磁結合コイルと、前記制御用電磁結合コイルに誘起される信号により制御され前記充電用発振回路を停止制御する発振停止回路とを備えたコードレス電話機。
【請求項2】 コードレス子機がセットされる充電台に設けられ急速充電および通常充電用に切り替えられる充電用発振回路と、前記充電用発振回路からの発振信号により駆動される充電用の発振コイルと、前記コードレス子機に設けられ前記充電用発振コイルと電磁結合される充電用の電磁結合コイルと、前記充電用電磁結合コイルに誘起される電圧を整流する整流回路と、前記コードレス子機に設けられ前記整流回路からの直流出力により充電される2次電池と、前記2次電池の充電状態を検出する充電検出手段と、前記コードレス子機に設けられ前記充電検出手段により前記2次電池の急速充電の終了を検出したときの第1の信号および前記充電検出手段が2次電池の満充電を検出したときの第2の信号により異なる周波数で発振する制御用の発振回路と、前記コードレス子機に設けられ前記制御用発振回路からの発振信号により駆動される制御用発振コイルと、前記充電台に設けられ前記制御用発振コイルと電磁結合される制御用電磁結合コイルと、前記制御用電磁結合コイルに誘起される前記第1および第2の信号をそれぞれ検出する信号検出回路と、前記信号検出回路が第1の信号を検出したときの信号により制御され前記充電用発振回路を急速充電から通常充電モードへ切り替える切替回路と、前記信号検出回路が第2の信号を検出したときの信号により制御され前記充電用発振回路を停止制御する発振停止回路とを備えたコードレス電話機。
【請求項3】 コードレス子機がセットされる充電台に設けられ急速充電および通常充電用に切り替えられる充電用発振回路と、前記充電用発振回路からの発振信号により駆動される充電用の発振コイルと、前記コードレス子機に設けられ前記充電用発振コイルと電磁結合される充電用の電磁結合コイルと、前記充電用電磁結合コイルに誘起される電圧を整流する整流回路と、前記コードレス子機に設けられ前記整流回路からの直流出力により充電される2次電池と、前記2次電池の充電状態から2次電池の急速充電の終了、通常充電の開始および満充電その他のコマンド情報を生成する第1の信号処理手段と、前記第1の信号処理手段から出力されるコマンド情報に応じて発振する制御用の発振回路と、前記制御用発振回路からの発振信号により駆動される制御用の発振コイルと、前記充電台に設けられ前記制御用発振コイルと電磁結合される制御用の電磁結合コイルと、前記制御用電磁コイルに誘起される前記コマンド情報を復号化して解析する第2の信号処理手段と前記第2の信号処理手段で解析されたコマンド情報に基づいて制御され前記充電用発振回路を急速充電から通常充電モードに切り替える切替回路と前記第2の信号処理手段で解析されたコマンド情報に基づいて制御され前記充電用発振回路を停止制御する発振停止回路と前記第2の信号処理手段で解析されたコマンド情報を表示する表示手段とを備えたコードレス電話機。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コードレス電話機の子機へ充電台から電磁誘導により充電するコードレス電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のコードレス電話機としては、特開平2−231845号公報に開示されているように、充電台に発振回路と、この発振回路からの発振信号により駆動される発振用コイルを設け、子機には発振用コイルと電磁結合される電磁結合用コイルと、この電磁結合用コイルに誘起される電力を整流する整流回路を設け、これにより充電用接点を用いることなく、2次電池を充電できる構成になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従来のコードレス電話機においては、コードレス子機が充電台上にセットされているとき、2次電池は常に充電状態になっているため、コードレス子機を余り使用せずに何日も充電台上にセットしたままにしておくと、2次電池は過充電状態になってしまう。その結果、2次電池の寿命を早めるという問題がある。
【0004】また、上述する従来の回路方式で2次電池を急速充電した場合は、大電流を流すための大電圧の発振回路を常に動作させているため、2次電池が満充電になっても子機に大きい電流が流れることになり、その結果、子機内の部品の温度が上昇し、部品の温度特性が変化するなどして子機の信頼性を低下させるおそれがある。
【0005】さらに、2次電池が満充電に達しても発振回路等を動作状態におかれ、電源から給電され続けるため、常に電力が清算され、経済性に欠けるという問題もあった。
【0006】本発明は、上記従来の問題を解決するものであり2次電池の過充電を防止し、安全で信頼性の高い充電を可能にしたコードレス電話機を提供することを目的とする【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために請求項1の発明は、コードレス子機がセットされる充電台に設けられた充電用発振回路と、前記充電用発振回路からの発振信号により駆動される充電用の発振コイルと、前記コードレス子機に設けられ、前記充電用発振コイルと電磁結合される充電用の電磁結合コイルと、前記充電用電磁結合コイルに誘起される電圧を整流する整流回路と、前記コードレス子機に設けられ前記整流回路からの直流出力により充電される2次電池と、前記2次電池の充電状態を検出する充電検出手段と、前記コードレス子機に設けられ前記充電検出手段が前記2次電池の満充電を検出したときの信号により発振する制御用の発振回路と、前記コードレス子機に設けられ前記制御発振回路からの発振信号により駆動される制御用発振コイルと、前記充電台に設けられ前記制御用発振コイルと電磁結合される制御用電磁結合コイルと、前記制御用電磁結合コイルに誘起される信号により制御され前記充電用発振回路を停止制御する発振停止回路とを備える構成にした。
【0008】また、請求項2の発明は、コードレス子機がセットされる充電台に設けられ急速充電および通常充電用に切り替えられる充電用発振回路と、前記充電用発振回路からの発振信号により駆動される充電用の発振コイルと、前記コードレス子機に設けられ前記充電用発振コイルと電磁結合される充電用の電磁結合コイルと、前記充電用電磁結合コイルに誘起される電圧を整流する整流回路と、前記コードレス子機に設けられ前記整流回路からの直流出力により充電される2次電池と、前記2次電池の充電状態を検出する充電検出手段と、前記コードレス子機に設けられ前記充電検出手段により前記2次電池の急速充電の終了を検出したときの第1の信号および前記充電検出手段が2次電池の満充電を検出したときの第2の信号により異なる周波数で発振する制御用の発振回路と、前記コードレス子機に設けられ前記制御用発振回路からの発振信号により駆動される制御用発振コイルと、前記充電台に設けられ前記制御用発振コイルと電磁結合される制御用電磁結合コイルと、前記制御用電磁結合コイルに誘起される前記第1および第2の信号をそれぞれ検出する信号検出回路と、前記信号検出回路が第1の信号を検出したときの信号により制御され前記充電用発振回路を急速充電から通常充電モードへ切り替える切替回路と、前記信号検出回路が第2の信号を検出したときの信号により制御され前記充電用発振回路を停止制御する発振停止回路とを備える構成にした。
【0009】さらに請求項3の発明は、コードレス子機がセットされる充電台に設けられ急速充電および通常充電用に切り替えられる充電用発振回路と、前記充電用発振回路からの発振信号により駆動される充電用の発振コイルと、前記コードレス子機に設けられ前記充電用発振コイルと電磁結合される充電用の電磁結合コイルと、前記充電用電磁結合コイルに誘起される電圧を整流する整流回路と、前記コードレス子機に設けられ前記整流回路からの直流出力により充電される2次電池と、前記2次電池の充電状態から2次電池の急速充電の終了、通常充電の開示および満充電その他のコマンド情報を生成する第1の信号処理手段と、前記第1の信号処理手段から出力されるコマンド情報に応じて発振する制御用の発振回路と、前記制御用の発振回路からの発振信号により駆動される制御用発振コイルと、前記充電台に設けられ前記制御用発振コイルと電磁結合される制御用の電磁結合コイルと、前記制御用電磁コイルに誘起される前記コマンド情報を復号化して解析する第2の信号処理手段と前記第2の信号処理手段で解析されたコマンド情報に基づいて制御され前記充電用発振回路を急速充電から通常充電モードに切り替える切替回路と前記第2の信号処理手段で解析されたコマンド情報に基づいて制御され前記充電用発振回路を停止制御する発振停止回路と前記第2の信号処理手段で解析されたコマンド情報を表示する表示手段とを備える構成にした。
【0010】
【作用】したがって、本発明は請求項1の構成により2次電池が満充電になると、充電用の発振回路が停止されるから、2次電池の過充電がなくなり、省電力化が可能になる。
【0011】また、本発明は、請求項2の構成により、2次電池を急速充電から通常充電へ自動的に行うことができるとともに、2次電池が満充電に達したときは充電用の発振回路を停止することにより、2次電池の過充電を防止でき、かつ回路部品の発熱を抑制し得るほか、省電力化も可能になる。
【0012】さらに本発明は請求項3の構成により、2次電池の過充電が防止され、かつ急速充電も可能になるほか、発熱も抑制でき、さらに2次電池の充電状態および子機の状態を表示し得る。
【0013】
【実施例】(実施例1)図1および図2により本発明の第1の実施例について説明する。
【0014】図1は、本実施例におけるコードレス電話機のブロック図を示し、10は充電台、20は充電台10上にセット可能なコードレス子機である。
【0015】充電台10は、AC100Vの交流を直流に変換する整流回路11と、この整流回路11の直流出力端に接続された充電用の発振回路12と、この発振回路12の出力端に接続された充電用の電磁発振コイル13と、コードレス子機20側の電磁結合される制御用の電磁結合コイル14と、この電磁結合コイル14に誘起される信号を整流する整流回路15と、この整流回路15からの直流出力信号により動作される発振停止回路16とから構成される。
【0016】コードレス子機20は、該コードレス子機20が充電台20上にセットされたときに充電用電磁発振コイル13と電磁結合される充電用の電磁結合コイル21と、この電磁結合コイル21に誘起される電圧を整流する整流回路22と、この整流回路22の直流出力側に接続した電流検出回路23と、整流回路22の直流出力側に接続した2次電池24と、2次電池24の後段に接続した電圧安定化回路25と、この安定化回路25に接続したコードレス回路26と、コードレス子機20全体を制御するとともに電流検出回路23で検出された電流値に基づいて2次電池24の満充電の有無を判定するマイクロプロセッサ(以下CPUと略称する)27と、CPU27が2次電池24の満充電を判定したときの信号により動作する制御用の発振回路28と、この発振回路28に接続した制御用の電磁発振コイル29とから構成される。
【0017】次に、上記第1の実施例の動作について、図2に示すタイミング図を参照しながら説明する。
【0018】図1において、充電台10が交流電源(AC100V)に接続されると、そのAC100Vの交流は整流回路11により直流に変換され発振回路12に供給される。これにより発振回路12は所定の周波数で発振動作し、その交流信号を充電用電磁発振コイル13に加えることにより、該発振コイル13から時間と共に変化する磁束が発生する。
【0019】かかる状態において、コードレス子機20を充電台10上にセットすると、コイル13とコイル21はコイル13から発生する誘導磁束によって電磁結合される。これに伴いコイル13に誘起される交流電圧は整流回路22により直流電圧に変換され、この直流電圧は2次電池24の充電に供される。この時、2次電池24に流れる充電電流は電流検出回路23により検出され、その検出信号aはCPU27に入力される。この検出信号aは、図2(a)に示すように充電台10上に子機20をセットした時点t0で”L”から”H”に反転する。
【0020】CPU27では、CPU27が内蔵する図略のタイマにより充電完了までの2次電池24の充電時間T1を計数する。この充電時間T1は2次電池の種類に応じて予め設定されている。
【0021】CPU27内のタイマの計数値が時間T1に達すると、CPU27から制御用発振回路28に対し、図2(b)に示す波形の起動信号bが出力される。その結果、制御用発振回路28が発振動作し、その交流信号を制御用発振コイル29に供給することにより、発振コイル29に交流信号に応じて変化する磁束が発生する。この磁束が制御用の磁気結合コイル14と交わることにより、該コイル14に電磁誘導作用で交流電圧が誘起される。この交流電圧は整流回路15により直流電圧に変換され、この直流電圧を発振停止回路16に加えて、該停止回路16を動作することにより、該停止回路16から図2(c)に示すように、信号bの立ち上がり時点より僅かに遅れて停止信号cを発振回路12に出力し、発振回路12を停止させる。これに伴いコイル13と21間の電磁誘導作用がなくなるため、電流検出回路23の出力信号aは”H”から”L”に反転するとともに、2次電池24への充電も停止する。
【0022】一方、充電停止時に2次電池24の自己放電およびコードレス回路26等への電力供給により、2次電池の容量が減少する時点、すなわち、図2に示すようにT1の経過時点から時間T2に相当する時間が経過したことがCPU27で判定されると、出力信号bは、図2(b)に示すように”H”から”L”に変化し、これにより制御用発振回路28の発振動作を停止する。その結果、発振停止回路16の出力信号cは”H”から”L”に変化するため、充電用発振回路12は再び発振動作を開始する。これにより、2次電池24が再度充電される。
【0023】以下、CPU27により、図2に示す動作モードが繰り返される。このような第1の実施例においては、2次電池24が満充電になると充電用発振回路12の発振動作を停止して2次電池24への充電を停止するから、コードレス子機20が充電台20上にセットされたまま長時間放置されていても、2次電池24が過充電になるのを防止できるとともに、省電力化も可能になる。
【0024】(実施例2)図3および図4により本発明の第2の実施例について説明する。
【0025】図3は、本発明の第2の実施例の構成を示すブロック図であり、図1と同一の部分には同一符号を付してその構成説明を省略し、図1と異なる部分を重点に述べる。
【0026】図3からも明らかなように、この第2の実施例では2次電池の急速充電、通常充電および充電停止を可能にしたところに特徴を有する。
【0027】このために充電台10には、図1の整流回路15に代えて、制御用の電磁結合コイル14に誘起される周波数f1を検出する第1の周波数検出回路17と、制御用の電磁結合コイル14に誘起される周波数f2を検出する第2の周波数検出回路18を設け、さらに第1の周波数検出回路17からの出力信号eにより動作され充電用発振回路12を急速充電/通常充電用に切り替える出力切替回路19を新たに付加する。
【0028】なお、第2の周波数検出回路18の出力信号dは発振停止回路16に入力される。
【0029】また、コードレス子機20には、図1の制御用発振回路28に代えて、CPU27から出力される出力切替用の信号cにより周波数f1で発振動作する第1の制御用発振回路28aと、CPU27から出力される発振停止用の信号bにより周波数f2で発振動作する第2の制御用発振回路28bを新たに設け、この第1、第2の制御用発振回路28a、28bの出力側には制御用発振コイル29を共通に接続する。
【0030】次に、上記第2の実施例の動作を図4のタイミング図を参照して説明する。図3において、充電台10上にコードレス子機20がセットされていない状態では、第1、第2の周波数検出回路17、18の出力信号e、dは”L”である。従って、充電台10がAC100Vの交流電源に接続されると、充電用発振回路12は急速充電が可能な周波数で発振動作し、これによる交流信号は充電用発振コイル13に印加される。
【0031】かかる状態の充電台10上にコードレス子機20がセットされると、電磁誘導作用により、充電用電磁結合コイル21に急速充電用の電圧が誘起されるとともに、この電圧は整流回路22により直流に変換されて2次電池24の両端に印加され、2次電池24は、コードレス子機20を充電台10上にセットした時点t0(図4参照)から急速充電される。
【0032】このとき、2次電池24には電流検出回路23を通して充電電流が流れるため、この充電電流は電流検出回路23により検出され、その結果、電流検出回路23の出力信号aは図4(a)に示すようにt0時点から”H”に反転する。この出力信号aがCPU27に入力されると、CPU27に内蔵した図略のタイマが動作を開始し、2次電池24の急速充電時間T1を計数する。
【0033】タイマの計数値が時間T1に達したことがCPU27で判定されると、出力信号cが”H”となり、第1の制御用発振回路28aが周波数f1で発振動作し、その発振信号が制御用発振コイル29に供給される。これに伴いコイル29とコイル14との電磁誘導作用によりコイル13には周波数f1の交流信号が誘起される。この交流信号の周波数f1は第1の周波数検出回路17により検出されると、該検出回路17の出力信号eは図4(e)に示すように”L”から”H”に変化する。この出力信号eが出力切替回路19に加えられると、出力切替回路19は充電用発振回路12の発振状態を通常充電に必要な発振周波数に切り替え、この周波数で発振する交流信号を充電用発振コイル13に加える。
【0034】その結果、コイル21には、両コイル13と21との電磁誘導作用により、通常充電レベルに相当する電圧が誘起され、この電圧により2次電池24が図4のt1の時点から通常充電される。このときの通常充電時間T2はCPU27に内蔵したタイマにより監視される。
【0035】通常充電時間T2が経過したことがCPU27で判定されると、図4に示すように、CPU27の出力信号cは”H”から”L”に変化し、出力信号bは”L”から”H”に変化する。出力信号bが”H”に変化すると、第2の制御用発振回路28bが周波数f2で発振動作し、その発振信号が制御用発振コイル29に供給される。これに伴い、コイル29と電磁結合されるコイル14には周波数f2の交流信号が誘起される。この交流信号の周波数f2は第2の周波数検出回路18で検出されると、図4に示すように検出回路18の出力信号dは”L”から”H”に変化し、検出回路19の出力信号eは”H”から”L”に変化する。”H”の出力信号dが発振停止回路16に加えられると、発振停止回路16は充電用発振回路12を停止する。これに伴いコイル13とコイル21との電磁誘導作用がなくなるため、電流検出回路23の出力信号aは、t2の時点で”H”から”L”に反転するとともに、2次電池24への充電も停止する。このとき、2次電池24は満充電状態になっている。
【0036】一方、充電停止時に2次電池24の自己放電およびコードレス回路26等への電力供給により、2次電池24の容量が減少する時点、すなわち、図4に示すようにT2の経過時点t2から時間T3に相当する時間が経過したことがCPU27で判定されると、図4に示すようにt3の時点で出力信号bは”H”から”L”へ変化し、出力信号cは”L”から”H”へ変化するとともに、出力信号dは”H”から”L”へ、出力信号eは”L”から”H”へそれぞれ変化する。このため、充電用発振回路12は図4のt3の時点から通常充電の発振周波数で再び発振動作され、2次電池24は再び通常充電へ移行する。
【0037】以下、CPU27により、通常充電と充電停止の動作モードが繰り返される。上記のような第2の実施例においては、第1の実施例と同様な効果が得られるほか、2次電池の急速充電を安全に行うことができ、そして、急速充電後は通常充電により2次電池を充電するから、電池の劣化が少なくなり、回路部品の発熱を抑えることができるとともに、子機の信頼性の低下を防止できる。
【0038】(実施例3)図5および図6により本発明の第3の実施例について説明する。
【0039】図5は、本発明の第3の実施例の構成を示すブロック図であり、図1と同一の部分には同一符号を付してその構成説明を省略し、図1と異なる部分を重点に述べる。
【0040】図5から明らかなように、この第3の実施例では、第2の実施例と同様に急速充電/通常充電の制御を可能にするとともに、2次電池の充電状態を表示できるようにしたところに特徴がある。
【0041】このために、第3の実施例においては、電流検出回路23により検出される充電電流を基にして急速充電、通常充電、発振停止、2次電池24の充電状態を表す各種のコマンド情報を生成する機能を子機20のCPU(第1の信号処理手段)27に持させ、このCPU27から出力されるコマンド情報に応じた「1」、「0」の信号により制御用発振回路28を発振制御する。また、充電台10には、上記発振コイル29との電磁誘導作用によりコマンド信号を整流する整流回路15と、この整流回路15から出力される信号を波形整形してコマンド情報に復号化するコマンド受信部101と、電磁結合コイル14に誘起されるこのコマンド受信部101からのコマンド情報を処理するCPU(第2の信号処理手段)102と、このCPU102に接続された充電状態表示用のLED103およびLCD104と、CPU102からの指令信号により充電用発振回路12を急速充電/通常充電用に切り替え出力切替回路19を設ける。
【0042】次に、上記第3の実施例の動作について説明する。図5において、2次電池24の充電の初期段階では、充電台10がAC100V電流に接続されると、第2の実施例と同様に充電用発振回路12は急速充電が可能な周波数で発振動作している。従って、かかる状態の充電台10上にコードレス子機20がセットされると、コイル13と21との電磁誘導作用により、コイル21に誘起された電圧で2次電池24が整流回路22を介して急速充電される。このとき、2次電池24に流れる充電電流は電流検出回路23により検出され、CPU27に取り込まれる。
【0043】CPU27では、2次電池24への充電の進行に伴い減少方向に変換する充電電流を監視し、その充電電流値が予め設定された値に達したことが判定されると、CPU27から通常充電への切替用コマンド情報、例えば図6(a)に示す「1010」が出力される。このコマンド情報が制御用発振回路28に加えられると、制御用発振回路28は「1010」に応じてバースト状に発振動作し、この発振信号により制御用発振コイル29を励磁する。これに伴い発振コイル29と電磁結合された電磁結合コイル14には、「1010」のコマンド情報に応じたバースト状の信号が誘起される。
【0044】電磁結合コイル14に誘起されたバースト状の信号は整流回路5により波形整形され、さらにコマンド受信部101により図6(b)に示すように復号化されてCPU102に取り込まれる。CPU102では、取り込まれたコマンド情報を解析することにより、該コマンド情報が通常充電への切替指令であると認識したならば、出力切替回路19に切替指令を出力し、発振回路12を急速充電から通常充電に対応する発振周波数に切り替える。これにより、2次電池24は通常充電される。
【0045】また、上記通常充電時に2次電池24が満充電に達したことがCPU27で判定されると、CPU27から発振停止のコマンド情報、例えば図6(a)に示す「1011」が出力される。このコマンド情報は制御用発振回路28および制御用発振コイル29を通して充電台10の電磁結合コイル14に伝達される。電磁結合コイル14で受信したコマンド情報は整流回路15およびコマンド受信部101により、図6(b)に示す「1011」の如き元のコマンド情報に復号化されてCPU102に取り込まれる。
【0046】CPU102では、取り込んだコマンド情報を解析することにより、発振停止情報であると認識したならば、発振停止回路16に動作指令を出力し、これにより発振回路12を停止させる。そして、CPU102からLED103に点灯指令を出してLED103を点灯させることにより、2次電池24が満充電に達したことを表示する。
【0047】また、コマンド情報の数を増すことにより、2次電池24の充電状態をLCD104にキャラクタ表示できるほか、子機20の情報も表示できる。
【0048】上記のような第3の実施例においては、第1の実施例と同様な効果が得られるほか、コマンド情報を利用することにより、子機の小型化に伴い2次電池24の充電状態等を子機内に表示できない場合でも、充電状態を含めた子機の状態をもLCD、LEDで充電台に容易に表示することができる。
【0049】なお、本発明は上記実施例に示す構成するものに限定されず、請求項に記載された範囲を逸脱しない限り、種々の変形が可能である。
【0050】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1の発明によれば、2次電池が満充電に達すると、この情報が電磁結合されたコイルを通してコードレス子機から充電台へ伝達されこれにより充電用発振回路を停止して充電が行われないように構成したから、2次電池の過充電を防止できるとともに、2次電池の長寿命化および省電力化を実現できるという効果がある。
【0051】また、請求項2の発明によれば、コードレス子機に2次電池の充電状態に応じて異なる複数の周波数を発振する制御用発振回路および該発振回路の各周波数を充電台側へ伝送する制御用発振コイルを設け、充電台側に制御用発振コイルと電磁結合される電磁結合コイルおよび該電磁結合コイルに誘起される各周波数を検出する検出回路を設け、この検出回路が各周波数を検出したときの信号によって充電用発振回路を急速充電、通常充電および充電停止の各モードに制御できる構成にしたから、急速充電を安全に実現できるとともに、子機側部品の発熱を抑制でき、かつ2次電池の過充電も防止できるほか、省電力化が可能になる。
【0052】さらに、請求項3の発明によれば、2次電池の急速充電、通常充電、満充電等の充電状態に応じたコマンド情報を生成し、このコマンド情報を互いに電磁結合されるコイルを介してコードレス子機から充電台側へ伝送し、この伝送されてきたコマンド情報を解析することにより充電用発振回路を急速充電、通常充電および充電停止の各モードに制御するとともに、各充電状態を表示手段で表示できる構成にしたから、子機の小型化により2次電池の充電状態が子機側で表示できない場合でも2次電池の充電状態を充電台側で表示することができ、かつ急速充電を安全に実現できるほか、子機側部品の発熱を抑制でき、さらに過充電の防止および省電力化が可能になる。




 

 


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