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発明の名称 移動無線機
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−95147
公開日 平成7年(1995)4月7日
出願番号 特願平5−237946
出願日 平成5年(1993)9月24日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小鍜治 明 (外2名)
発明者 吉積 徳行 / 大曲 尚之 / 中川 克己 / 吉田 康幸
要約 目的
使い勝手がよくまた応答性のよい移動無線機を提供することを目的とする。

構成
移動無線機の受信動作を行う受信部17と、移動無線機本体が充電中か否かを検知する充電信号検知部15と、充電信号検知部15の信号により受信部17を間欠または連続に動作させる間欠受信制御部16とを備え、充電中は連続受信、放電中は間欠受信するようにした。
特許請求の範囲
【請求項1】移動無線機の受信動作を行う受信部と、移動無線機本体が充電中か否かを検知する充電信号検知部と、この充電信号検知部の信号により前記受信部を間欠または連続に動作させる間欠受信制御部とを備え、充電中は連続受信、放電中は間欠受信するようにしたことを特徴とする移動無線機。
【請求項2】移動無線機の表示、点灯、音や音声出力を行う表示発光音出部と、移動無線機本体が充電中か否かを検知する充電信号検知部と、この充電信号検知部の信号により前記表示発光音出部を制御する信号制御部とを備え、充電中は電力消費の大きい動作状態、放電中は設定状態での電力消費にするようにしたことを特徴とする移動無線機。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、セルラー、コードレステレホン、アマチュア無線機、特定省電力無線機、パーソナル無線機、海上VHF無線機等に代表される移動無線機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ニッカド電池、リチュームイオンなどの2次電池を移動無線機の本体と一体化したものが実用化されている。以下、従来の移動無線機の構成についてコードレステレホンを例にとって説明する。図8は従来の移動無線機の構成を示すブロック図、図9は従来の移動無線機の内部構成図を示すものである。図8において、1はコードレステレホンの子機であり、アンテナ2および制御回路部3からなっている。4は電源部であり、電池5と電池保護回路6とを備えている。7は充電回路8を備えた充電器である。また図9の制御回路部3において、9は制御部、10は無線部、11は音声処理部、12は音声入力部、13はキー入力部、14は表示発光部である。
【0003】以上のように構成された従来の移動無線機についてその動作を説明する。図8において、電池5は充電器7に接続して充電される。そのとき、電池5にて子機1の制御回路部3が動作しているときは電池5の消耗を低減する目的で受信と受信停止とを繰返す間欠受信をしていることがある。次に通話動作について説明する。子機1を使用して電話をかける場合、子機1の電源を入れ、キー入力部13に配されているトークボタンを押下して移動無線機の親機(図示せず)と制御信号等の交信を行なう。親機との交信が確立したら回線を捕捉し、通話トーン確認する。相手の電話番号をテンキーや、短縮ダイヤルボタン、リダイヤルボタン等を回線に送出後、相手と話すことが可能となる。通話のための無線周波数を探す制御部9と、通話のための音声を増幅、変調、検波する無線部10と、電話番号や、動作モード、時計や通話時間等を表示する表示発光部14などで消費する電力は、電源部4の中の電池5より電池保護回路6を通して供給される。
【0004】次に、子機1が親機から受信すなわち呼出し等を受けた場合の着呼応答について説明する。子機1が親機から到来電波を受信すると、アンテナ2で受信し、制御部9は無線部10に対して受信信号の増幅、周波数変換及び検波を行なわせる。音声処理部11は受信信号のレベル及び周波数特性の補正を行なう。制御部9は受信信号が着呼信号であることを検出した後、表示発光部14へ着呼ベルを鳴らす信号、着呼を光で知らせる発光信号、着呼を振動により知らせる震動信号のいずれかの信号を送り、表示発光部14がこれらの信号に応じて着呼を知らせる動作を行なう。話すときは、本体の受話用のボタンを押して通話する。通話音声は、音声入力部12を構成するマイクから入力し、音声処理部11を通り無線部10にて変調されて、アンテナ2より電波として輻射され、親機を経由して通話の相手に伝達される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記した従来の構成では子機1の電源が入っているときは、子機1の充電中、非充電中にかかわらず、電池5の電力消費を低減するために一定時間の受信停止状態と受信状態とを繰り返す間欠受信をしているため、親機からの着呼信号を受信したときに子機1が受信停止状態である場合、子機1が次の受信状態に移るまでの間は着呼動作ができず、子機1の親機に対する応答が遅れるという問題点を有していた。
【0006】そこで本発明は、充電時の着呼応答を迅速にできる使用勝手のよい移動無線機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成するため、本発明の移動無線機は受信動作を行う受信部と、移動無線機本体が充電中か否かを検知する充電信号検知部と、この充電信号検知部の信号により前記受信部の間欠動作及び連続動作を切り換える受信制御部とを備える構成とした。
【0008】
【作用】以上のような構成とすることにより、充電中は連続受信、放電中は間欠受信することになる。また移動無線機の表示、点灯、音や音声出力を行う表示発光音出部と、移動無線機本体が充電中か否かを検知する充電信号検知部と、この充電信号検知部の信号により前記表示発光音出部を制御する信号制御部とを備え、充電中は電力消費の大きい動作状態、放電中は設定状態での電力消費にするようにした。
【0009】以上のように構成することにより、移動無線機の電源が入っているとき非充電中であれば、間欠受信やベル音量、発光輝度、震動等の動作を低消費電力状態、すなわちベル音量を下げるか、発光輝度を下げるか、震動量を下げるかし、電池の消費電力を低減する。また電力に十分余裕が有る充電中は間欠受信しないために、親機からの着呼信号を迅速に出力し、またベル音量を上げるか、発光輝度を上げるか、震動量を上げるかのいずれかをして着呼信号を明確化することで、着呼応答性能の向上が図れる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照して説明する。
【0011】図1は本発明の第1実施例における移動無線機の構成を示すブロック図、図2は本発明の第1実施例における移動無線機の充電信号検知部のブロック図である。なお、この第1実施例では、移動無線機の例として、コードレステレホンを用いて説明する。
【0012】図1において、15は充電信号検知部、16は受信部17の制御を行う間欠受信制御部、17は無線周波の受信動作を行う受信部である。図2において、18は充電器に接続される充電端子、19は動作用の電源である2次電池、20は2次電池19から外部への放電を阻止する逆流阻止部、21は2次電池19に熱結合しているサーミスタ、22は外来雑音への耐性向上のための雑音を除去する雑音阻止回路、23は2次電池19が充電中か非充電中かを検知する充電検知回路である。
【0013】図3は本発明の第1実施例における移動無線機の間欠受信制御部周辺のブロック図である。図3に於いて、24は商用電源や他の電源から電力を取り入れる電源入力部、25は商用電源から使用に適した電圧に変圧する変圧部、26は交流を直流に整流する整流部、27は脈流を平滑する平滑部、28は一定の電圧を充電端子に供給する定電圧部、29は一定の電流を充電端子に供給する定電流部、30は電池に充電電力を供給する充電端子、31は充電端子30から充電状態を検知する信号を入力する信号入力部、32は信号入力部31からの信号に対応して定電流と定電圧と停止とを切換える制御部である。
【0014】図4は本発明の第1実施例における移動無線機の間欠受信制御部周辺のブロック図である。図4に於いて、間欠受信制御部16は受信部17の電源を接断する受信部電源切換部33と制御用マイコン34からなる。その他35は電池である。
【0015】図5は本発明の第1実施例における移動無線機の受信タイミング図であり、間欠受信は、受信動作と受信停止を設定時間で繰返し、連続受信は受信動作を連続する。
【0016】以上のように構成された移動無線機すなわちコードレステレホンについて、次に動作を説明する。
【0017】図1において、子機1に充電できる2次電池19を搭載しているとき、2次電池19を充電して使用する必要がある。そこで、充電信号検知部15は充電台から子機1への充電電圧を検出して、子機1が充電中であることを検知する。図2に示すように子機1の外部から充電端子18に印加された電圧は、外来雑音に対して誤動作を除去、あるいは支障のないレベルまで減衰する雑音阻止回路22を通り、電圧を検知して論理1または論理0やハイまたはロー等の信号に変換する充電検知回路23に至る。充電検知回路23の検知出力に応じて、図1の間欠受信制御部16は、受信部17を充電状態を検出したときは連続受信に、充電中でないときは間欠受信に切換える。また、充電中は間欠受信の受信時間比率を充電していないときの受信時間比率よりも大きくすることも可能である。
【0018】また図2の充電端子18から、電池5からの逆流を防ぐ逆流防止部20を経て、内蔵された2次電池19の充電が行われる。2次電池19に熱結合されたサーミスタ21は2次電池19が充電される時に発熱するため、充電完了のための温度管理を行うとともに、2次電池19の熱を抵抗値に変換して充電器7へ伝達する。
【0019】図2において、充電台に乗せられた2次電池19は、動作できないまで放電している場合と、多少残っている場合と、満充電された状態である場合のいずれかであり、電圧と温度を測定して満充電を検知しているので、間欠受信から連続受信へ切り変わるのを満充電検知後に行うことも可能である。これによって、満充電に満たないときは、着呼応答時、仕様に表示した通話時間の確保ができないことがあるが、電池5が満充電状態にある時、連続受信中に着呼に応対したときは、仕様を満足する時間の通話が可能となる利点がある。
【0020】図6は本発明の第2実施例における移動無線機の構成を示すブロック図、図7は本発明の第2実施例における移動無線機の信号制御部のブロック図である。図6において、15は第1実施例と同様の充電信号検知部、36は表示のコントラストや発光体の輝度や発音体の音量を制御する信号制御部、37は表示発光部である。
【0021】図7において、信号制御部36は制御用マイコン38と音量や音質を変化させる音声切換部39と発光体の輝度や光量を変化させる発光光量切換部40とLCDやプラズマディスプレイのコントラストや明るさを変化させる表示光量切換部41からなっている。
【0022】相手の電話番号や時刻の動作状態を表示する液晶ディスプレイやプラズマディスプレイ、CRT等の表示部は表示の濃淡を示すコントラストや明るさの変化が可能であり、高コントラスト、明るい表示の方が、低コントラスト、暗い表示よりも電力消費が大きくなる。また電源入りや、設定中や、通話等の表示に用いる発光ダイオードも明るさを変更でき、明るい表示の方が、暗い表示よりも発光に関する消費電力が大きい。さらに、着呼時の呼び出しベル音、違反操作をしたときの警報音、通話の相手方の音声や信号音を鳴らす音出部は、音量が大きいほど回路の消費電力は大きくなる。
【0023】子機1を充電器7に接続したことにより充電信号検知部15が充電中を検知した場合、表示発光部37の消費電力は大きくなるが、表示発光部37の発光が明るくなったり、大きな呼出し音量によって着呼がより早く知ることができ、掛けてきた相手を長く待たせることがない。そこで充電していることを充電信号検知部15にて検知して、表示光量切換部41は表示を光量を増加させるか輝度を上昇して明るくし、また発光光量切換部40は発光ダイオードや電球の光量増加か輝度を上昇して明るくし、また音声切換部39は、スピーカー、発音体、イヤホンなどへ入力電力を大きくするかのいずれかの制御を制御用マイコン38にて行う。ただし、消費電力を増加させない状態も設定可能である。消費電力増加の設定は、本発明の第1実施例と同様に、電池容量が満充電時に動作できるように設定できる。このようにこの第2実施例の構成によれば、非充電時は低消費電力状態に、充電時は余裕ある電力を使用して高消費電力状態にできる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明の移動無線機によれば、非充電時は間欠受信や音量低下の低消費電力状態に、充電時は電池単体動作のときよりも電力に余裕があるため、連続受信あるいは音量や表示輝度を向上させるなどして電力消費を上げる動作が可能になり、これによって充電時の着呼を迅速にでき応答性が上がり、使い勝手を向上することができる。




 

 


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