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発明の名称 磁気ディスク駆動装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−93879
公開日 平成7年(1995)4月7日
出願番号 特願平5−236227
出願日 平成5年(1993)9月22日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小鍜治 明 (外2名)
発明者 樋口 義忠
要約 目的
磁気ディスク駆動装置に関するもので、特に磁気ディスクを保持するロータフレームの接地構造と、前記ロータフレームを回転自在に保持する軸受を収納する空間と前記ロータフレームに取付けられた磁気ディスクが収納された空間とをシールするシール構造に特徴を有するものである。

構成
磁気ディスク14が固定されたロータフレーム2を軸受6,7を介して回転自在に支持する回転中心軸1の上端面に形成された凹部15に導電性の磁性流体17を充填し、導電体材よりなるカバー18を前記回転中心軸1の上端面および軸受6の上部を覆うように、その外周縁を前記ロータフレーム2に固定するとともに、そのカバー18に形成された突起19の先端を前記磁性流体17内に浸した。
特許請求の範囲
【請求項1】 取付用フレームに植設された導電体材よりなる回転中心軸を中心に環状に前記取付用フレームに固定されたステータコイルと、磁気ディスクを保持して前記回転中心軸に一対の転がり軸受を介して回転自在に取付けられた導電性のロータフレームと、前記ステータコイルと一定の隙間を有して対向するように前記ロータフレームに固定された円筒状のロータマグネットを有し、前記ロータマグネットとステータコイルとによって前記ロータフレームを回転するモータを構成した磁気ディスク駆動装置において、前記回転中心軸の上端面に形成された凹部に導電性の磁性流体を充填し、導電体材よりなるカバーを前記回転中心軸の上端面および転がり軸受の上部を覆うように、その外周縁を前記ロータフレームに固定するとともに、そのカバーに形成された突起の先端を前記磁性流体内に浸したことを特徴とする磁気ディスク駆動装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転駆動される磁気ディスクにデータを記録再生する磁気ディスク記録再生装置に用いられる磁気ディスク駆動装置に関するもので、特に磁気ディスクを保持するロータフレームの接地構造と、前記ロータフレームを回転自在に保持する軸受をシールするシール構造に特徴を有するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の磁気ディスク駆動装置の構成を示す縦断面図である。図2において、1は取付用フレーム8に植設された回転中心軸、2はその回転中心軸1に一対の転がり軸受6,7により回転自在に保持されたロータフレームであり、その外周部には磁気ディスク14が固定されている。
【0003】9は前記回転中心軸1を中心にして環状に前記取付用フレーム8に固定されたステータコイルであり、10は前記ステータコイル9の外周面との間に所定の間隙を有して対向するように、前記ロータフレーム2の内側にバックヨーク11を介して固定された環状のマグネットであり、このステータコイル9とマグネット10とにより、モータを構成している。
【0004】4は前記軸受6,7で発生するオイルミストが外部に飛散しないように、それら軸受6,7の配置されている空間と磁気ディスク14が配置されている空間とを遮断するための磁性流体シールを構成する磁気シール板であり、先端部が前記回転中心軸1に近接するように他端部が前記ロータフレーム2に固定されている。
【0005】そして4aは前記回転中心軸1と前記磁気シール板4との間の間隙に配置された磁性流体であり、この両者で磁性流体シールを構成している。また、この磁性流体シールは、ロータフレーム2と回転中心軸1とを電気的に接続し、ロータフレーム2を回転中心軸1を介して接地するように構成されている。3は前記磁性流体シールを保護するために磁性流体シールの上部を覆うように一端部がロータフレーム2に固定された防塵カバーである。12は磁気ディスク14が配置されている空間を外部と遮断するための外ケースであり、ビス13により回転中心軸1の先端に固定されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記構成では、磁性流体シールが回転中心軸1の側面に形成されているため、それだけ回転中心軸1が長くなり、装置の小型化を阻止することとなる。また、最近の高容量化に伴い磁気ディスクの回転数が高くなると、この回転にともなう遠心力により磁性流体4aの飛散を招くケースが発生する。本発明は、かかる問題を解決する具体的構成を提供せんとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気ディスク駆動装置は、回転中心軸の上端面に形成された凹部に導電性の磁気流体を充填し、導電体材よりなるカバーを前記回転中心軸の上端面および転がり軸受の上端面を所定の間隙を有して覆うように、その外周縁をロータフレームに固定するとともに、そのカバーに形成された突起の先端を前記磁気流体内に浸したことを特徴とする。
【0008】
【作用】この構成によれば、軸受の配置された空間と磁気ディスクが配置されている空間とは、カバーにより遮断されるため、従来例における磁性流体シールが不要となり、それだけ回転中心軸を短くすることができるものである。また、ロータフレームは、カバー、そのカバーに形成された突起、磁性流体を介して回転中心軸に接地されることとなるが、回転中心軸の中心部に磁性流体4aが位置することとなり、従来のように回転中心軸の外周部に磁性流体4aが位置する構成に比べ、遠心力は小さくなり、磁性流体の飛散は軽減除去されるものである。
【0009】
【実施例】図1は本発明の一実施例の磁気ディスク駆動装置の要部断面図であり、図2に示した従来例と同一構成部品には同一の符号を付している。本実施例の特徴は磁性流体シールを回転中心軸1の内部に形成した点である。
【0010】すなわち、回転中心軸1の先端に円柱状の凹部15を形成し、その凹部15の内側面に沿って円筒状のマグネット16を挿入固定している。そして、このマグネツト16の内部には導電性の磁性流体17が注入されている。18は前記凹部15および軸受6の上部を覆うように外周がロータフレーム2に密着固着された導電材よりなる円盤状のカバーであり、その中心部に一体的に形成された突起19の先端は、前記磁性流体17内に浸されて、磁気シールを形成している。
【0011】この構成によれば、軸受の配置された空間と磁気ディスクが配置されている空間とは、前記円板状のカバー18により遮断され、軸受の配置された空間と磁気ディスク14が配置されている空間とは、カバー18により遮断されるため、従来例における磁性流体シールが不要となり、それだけ回転中心軸1を短くすることができるものである。
【0012】また、ロータフレーム2は、カバー18、そのカバー18に形成された突起19、磁性流体17を介して回転中心軸1に接地されることとなるが、回転中心軸1の中心部に磁性流体4aが位置することとなり、従来のように回転中心軸1の外周部に磁性流体4aが位置する構成に比べ、遠心力は小さくなり、磁性流体4aの飛散は軽減除去されるものである。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、軸受の配置された空間と磁気ディスクが配置されている空間とは、カバーにより遮断されるため、従来例における磁性流体シールが不要となり、それだけ回転中心軸を短くすることができるものである。また、ロータフレームは、カバー、そのカバーに形成された突起、磁性流体を介して回転中心軸に接地されることとなるが、回転中心軸の中心部に磁性流体4aが位置することとなり、従来のように回転中心軸の外周部に磁性流体4aが位置する構成に比べ、遠心力は小さくなり、磁性流体の飛散は軽減除去されるものである。




 

 


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