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発明の名称 ディスク記録再生方法及びその装置及び記録再生ディスク
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−93873
公開日 平成7年(1995)4月7日
出願番号 特願平5−239698
出願日 平成5年(1993)9月27日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小鍜治 明 (外2名)
発明者 宮端 佳之 / 大原 俊次 / 石田 隆 / 東海林 衛 / 柴田 泰匡
要約 目的
ZCLV方式でゾーンを越えて記録再生する場合に安定して記録再生を行う。

構成
ゾーンを越えるときに、記録および再生しない状態にし、かつアドレス解読手段に、アドレスゲート信号を常に読み取り状態にし、モータ制御手段は新ゾーンの設定回転数になるように制御し、一定回転まで、スチルジャンプさせてトラック位置を保持し、モータ制御手段から出力された判別信号が一定回転であると判断し、アドレス解読手段からアドレス解読信号が読み取れた時点で、タイミング制御手段から、アドレス読み取り同期信号を出力し、スチルジャンプ発生手段により、新ゾーンのトラックの最終セクタでスチルジャンプさせ、先頭セクタから、記録ゲート信号または、再生ゲート信号を発生させ、記録状態または再生状態に復帰し、新ゾーンに移っても、連続記録及び連続再生できる。
特許請求の範囲
【請求項1】光ディスクをその径方向に複数のゾーンに分割し、前記分割されたゾーン毎に異なった回転数で記録および、再生を行うZCLV方式の光ディスクで、記録もしくは、再生中に前記ゾーンが変わったとき新しいゾーンに入り、新しいゾーンにて、ディスクの回転数が安定するまで、記録もしくは再生を中断し、ディスクの回転数が安定した後に、記録および再生を再開することを特徴とするディスク記録再生方法。
【請求項2】記録もしくは再生中にゾーンが変わったとき、新しいゾーンのディスクの回転数になってから、新しいゾーンの先頭トラックの先頭セクタから記録ゲートもしくは再生ゲートを出力することを特徴とする請求項1記載のディスク記録再生方法。
【請求項3】ZCLVの光ディスクと、”H”の時アドレス信号が出力、”L”の時前記アドレス信号が停止するアドレスゲート信号を発生するタイミング制御回路を有し、記録もしくは再生中にゾーンが変わった時、前記アドレスゲート信号は”H”を出力し続け、新しいゾーンでの前記光ディスクの回転数が設定回転数になり、かつ前記新しいゾーンのアドレスが読めると、前記アドレスゲート信号は光ディスク上のアドレス領域を含む区間で”H”、前記以外区間では”L”を出力することを特徴としたディスク記録再生装置。
【請求項4】ZCLV方式の光ディスク上のデータを記録もしくは再生していないときは、任意のトラックの最終セクタで1トラックジャンプさせることを特徴とする光ディスク記録再生方法。
【請求項5】ZCLV方式の光ディスクの任意のゾーン内のトラックの最終セクタアドレスが、共通のセクタアドレスを持つことを特徴とする記録再生ディスク。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ZCLV方式の光ディスクに記録再生を行う際に、連続記録及び、連続再生時に、ゾーンが変わっても、トラックに連続的に記録再生を行うための光ディスク記録再生方法及び、その装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、光ディスクは記憶容量が大きくなるように、さまざまなセクタ配置法が提案されている。その中の一つにZCLV方式がある。
【0003】ZCLV方式は、CLV方式(Constant Linear Velocity:線速一定)の記憶容量が大きいという利点を生かし、スピンドルモータの変速制御を簡易化できるように改良された方式である。
【0004】以下、上記した従来のZCLV方式の一例について説明する。図5は、ZCLV方式のフォーマットディスクである。
【0005】ZCLV方式は、径方向に複数の領域(以下ゾーンと呼ぶ)に分割しており、各ゾーンはそれぞれ固有のセクタ数をもっており、ゾーン毎のトラックに含まれるセクタ数が異なる。CLV方式では、トラック半径に反比例した回転速度になるように回転モータを制御しなければならないが、ZCLVでは、各ゾーンによって固有の線速度を設定して、変速制御を簡易化している。またゾーン毎に固有のセクタ数をもっている。記録再生においては、記録再生周波数が一定で、レーザパワーを各ゾーン毎によって変更する必要がない特徴がある。(例えば「光ディスク技術」株式会社ラジオ技術社222ページ)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】CLV方式の場合は、ゾーンのように領域が分割されていないため、線速度一定である。よって、アドレスを読み取るタイミングをつくるアドレスゲート信号が、いつでも同じ時間間隔で出力されるが、ZCLV方式の場合、各ゾーンによって回転数が異なるため、旧ゾーンから新ゾーンに移ると、旧ゾーンにおいては、アドレスゲート信号に同期してアドレス信号が読めているが、新ゾーンに移ると、旧ゾーンでの回転数が新ゾーンの回転数に変更され、新ゾーンに移った直後から新ゾーンの回転数になるまで時間遅れが生じる。例えば、内側から外側へゾーンを移した場合、内側の回転数より外側の回転数の方が遅くなる。つまり、内側の回転数のまま外側のゾーンでのトラックのセクタアドレスを読もうとすると、セクタアドレスの時間間隔は短くなる。このため、ゾーンを移った直後に新ゾーンの回転数になるまで、アドレスゲート信号と同期して、アドレスが読み取れなくなり、記録及び、再生ができなくなるという問題点を有していた。
【0007】また、新ゾーンに移った直後の先頭トラックの先頭セクタから記録及び再生ができなくなるという問題点も有する。
【0008】本発明は上記問題点に鑑み、ゾーンを変更したときに安定して記録及び再生を行い、変更したゾーンのトラックの先頭セクタから記録及び、再生を行えるようにし、連続記録及び再生を実現する光ディスク記録再生方法及び、その装置及び、光ディスクを提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するために本発明の光ディスク記録再生装置は、情報を光ディスクに記録再生するための情報記録再生ヘッドと、情報記録再生ヘッドから、アドレスゲート信号に同期してアドレス信号を読み込み、前記アドレス信号をアドレス値に変換したアドレス解読信号を出力するアドレス解読手段と、ディスクを回転させるモータの回転数を制御し、前記回転数が安定に回転しているかの判別信号を出力するモータ制御手段と、記録時は記録ゲート信号により記録データを前記情報記録再生ヘッドに出力し、再生時は再生ゲート信号により、前記情報記録再生ヘッドから再生信号を読み出す記録再生手段と、アクセスしているトラックの位置を保持するために、ジャンプ信号によってスチルジャンプさせるスチルジャンプ発生手段と、前記アドレス解読手段から発生するアドレス解読信号とモータ制御手段から出力する判別信号をもとに、アドレスゲート信号、記録ゲート信号、再生ゲート信号、ジャンプ信号および、モータの回転数を設定する信号を出力するタイミング制御手段を有した構成となってる。
【0010】
【作用】本発明は上記した構成によって、新ゾーンに移動した直後に、タイミング制御手段から、記録再生手段に、記録ゲートおよび、再生ゲート信号を記録および再生しない状態にし、かつアドレス解読手段に、アドレスゲート信号を常に読み取り状態にし、モータ制御手段は新ゾーンの設定回転数になるように制御し、モータ制御手段からの判別信号が一定回転であると判断するまで、スチルジャンプ発生手段で、スチルジャンプさせてトラック位置を保持し、モータ制御手段から出力された判別信号が一定回転であると判断し、アドレス解読手段からアドレス解読信号が読み取れた時点で、タイミング制御手段から、アドレス読み取り同期信号を出力し、スチルジャンプ発生手段により、新ゾーンのトラックの最終セクタでスチルジャンプさせ、新ゾーンのトラックの先頭セクタから、記録ゲート信号または、再生ゲート信号を発生させ、記録状態または再生状態に復帰し、新ゾーンに移っても、連続記録及び連続再生できることとなる。
【0011】
【実施例】以下本発明の一実施例の光ディスク記録再生装置について、図面を参照しながら説明する。
【0012】図1は本発明の実施例における光ディスク記録再生装置の構成図を示すものである。
【0013】図1において、1は光ディスク、2は光ディスク1にデータを記録し、あるいは光ディスクから再生信号を読み取り、ディスクの各ゾーンへの移動が可能で、かつアクチュエータを備えた情報記録再生ヘッド、3は情報記録再生ヘッド2から、アドレスゲート信号に同期してアドレス信号を読み込み、アドレス信号をアドレス値に変換したアドレス解読信号を出力するアドレス解読手段と、4はディスクを回転させるモータと5は光ディスク1を回転させるモータ4の回転数を制御し、回転数が一定に回転しているかの判別信号を出力するモータ制御手段と、6は記録時は記録ゲート信号により記録データを情報記録再生ヘッド2に出力し、再生時は再生ゲート信号により、情報記録再生ヘッド2から再生信号を読み出す記録再生手段と、7はアクセスしているトラックの位置を保持するために、ジャンプ信号によってスチルジャンプさせるスチルジャンプ発生手段と、8はアドレス解読手段3から発生するアドレス解読信号とモータ制御手段5から出力する判別信号をもとに、アドレスゲート信号、記録ゲート信号および再生ゲート信号、ジャンプ信号、そしてアドレス解読信号からモータの回転数を設定する信号を出力するタイミング制御手段である。
【0014】以上のような構成により、旧ゾーンから新ゾーンに情報記録再生ヘッドが、移動した直後に、タイミング制御手段8から、記録再生手段6に、記録ゲートおよび、再生ゲート信号の出力を中断することにより、記録および再生しない状態にし、アドレス解読手段3に、アドレスゲート信号を常に読み取り状態にし、モータ制御手段5に、新ゾーンの設定回転数になるように制御し、モータ制御手段5からの判別信号が設定回転数になるまで、スチルジャンプ発生手段7で、トラックの最終セクタアドレスで、スチルジャンプさせてトラック位置を保持する。
【0015】そしてモータ制御手段5から出力された判別信号が一定回転であると判断し、アドレス解読手段3からアドレス解読信号が読み取れた時点で、タイミング制御手段8から、アドレスゲート信号を出力し、スチルジャンプ発生手段7により、新ゾーンのトラックの最終セクタでスチルジャンプさせ、新ゾーンの先頭セクタから、記録再生手段6に記録ゲート信号または、再生ゲート信号を出力し、記録状態または再生状態に復帰し、ゾーンを移動しても、先頭トラックの先頭セクタから記録あるいは再生できるようにする。
【0016】以上のように構成された光ディスク記録再生装置について、以下図1または、図2を用いてその動作を説明する。
【0017】図2は旧ゾーンから新ゾーンへ移ってから、ディスクの回転が安定になってからアドレス信号を読み取れるまでのタイムチャートである。なお図2は、旧ゾーンから新ゾーンへ連続的に変化する場合の動作について説明する。
【0018】図2で、点線部分から左は、旧ゾーンでのアドレス信号とアドレスゲート信号と判別信号そして、記録/再生ゲートの信号の様子を示しており、点線部右側は、新ゾーンの回転数が一定になるまでのアドレス信号とアドレスゲート信号、判別信号そして記録/再生ゲート信号の様子を示している。
【0019】アドレス信号は、トラックのセクタアドレス信号を示しており、旧ゾーンでは、アドレス信号の間隔が等間隔に現れているが、新ゾーンに移ってから、新ゾーンでの設定回転数になるまで、アドレス信号が等間隔に現れず、設定回転数になってからアドレス信号が旧ゾーンと同じ等間隔のアドレス信号が現れる。
【0020】アドレスゲート信号は、「Hi」のとき、アドレス信号を読み取るようになっている。
【0021】判別信号は、モータ制御手段5に新ゾーンの設定回転数に制御し、設定回転数になるまでは、「Low」信号を出力し、設定回転数になったとき「Hi」信号が出力される。
【0022】記録/再生ゲートは、「Hi」信号のときに、再生時は、再生信号を情報記録ヘッドから読み取り、また、記録時は、記録データを情報記録ヘッドに出力するためのゲート信号である。
【0023】旧ゾーンでは、旧ゾーンの設定回転数が一定に回転しており、等間隔にアドレスゲートが出力され、アドレスゲート信号に同期してアドレス信号が読み込まれ、記録/再生ゲートに同期して記録あるいは再生が行われる。
【0024】次に、旧ゾーンのトラックの最終セクタアドレスを読み取った後、新ゾーンに移った時点で、モータ制御手段5からの判別信号が「Hi」から「Low」に変化し、新ゾーンの設定回転数になるまで制御し続ける。アドレスゲート信号は出力を「Hi」信号を出力し、アドレス信号を常に読み取れる状態にする。それと同時に、記録/再生ゲートは「Low」にして、再生状態、あるいは、記録を中断する。
【0025】次に、新ゾーンに移ってから、新ゾーンの設定回転数になったことを知らせる判別信号が「Hi」になり、かつ新ゾーンのアドレス信号が読み込めたときに、アドレスゲート信号の出力を再開し、アドレスゲートに同期してアドレス信号を読み出す動作を行う。
【0026】以上の動作を行うことで、連続して記録あるいは再生中に旧ゾーンから新ゾーンへ移った場合、新ゾーンの設定回転数が一定にならないうちに、記録及び再生を行うこと無く、安定に記録及び、再生が行うことができる。またゾーンを変更してアドレス信号が読み取れなくなることを防ぐことができる。以下本発明の第2の実施例について図面を参照しながら説明する。
【0027】図3は、連続記録あるいは連続再生を新ゾーンのトラックの先頭セクタからはじめるためのタイミングチャートである。アドレス信号、アドレスゲート信号、記録/再生ゲートは、図2で示したものと同一である。ジャンプ信号は、「Hi」信号が出力されると、アクセスしているトラック位置を保持するためにスチルジャンプを行うための信号である。
【0028】新ゾーンへ移ってからアドレス信号を読み取る動作とアドレスゲート信号の出力の方法は、第1の実施例と同様である。
【0029】新ゾーンに入ってから、アドレスゲート信号に同期してアドレス信号が読めるようになると、先頭トラックの最終セクタアドレスを読み込んだ後、ジャンプ信号を発生し、新ゾーンの先頭トラックの先頭セクタにスチルジャンプし、先頭トラックの先頭セクタから記録/再生ゲートを出力し、旧ゾーンから新ゾーンへの連続記録あるいは連続再生を実現する。
【0030】先頭トラックの最終セクタアドレス以前でスチルジャンプした場合、情報記録再生ヘッドは、旧ゾーンのトラックにスチルジャンプすることになり、アドレスゲート信号に同期して、アドレス信号を読むことができなくなる恐れがある。
【0031】このため、新ゾーンの先頭トラックの最終セクタアドレスを読み込んだ時点でジャンプ信号を発生させ、スチルジャンプを行い新ゾーンの先頭トラックの先頭セクタから記録/再生ゲートを発生させる。
【0032】以上のように本実施例によれば、旧ゾーンから新ゾーンに移って、記録あるいは再生を再開する際に、新ゾーンの先頭トラックの先頭セクタから記録あるいは再生を行うために、新ゾーンの先頭トラックの最終セクタからスチルジャンプすることによって、新ゾーンの先頭トラックの先頭セクタから、記録あるいは再生を行うことができる。
【0033】以下本発明の第3の実施例について図面を参照しながら説明する。図4は、あるゾーンのトラックのセクタアドレスの配置を示したものである。1つのトラックの先頭セクタアドレスはそのトラック中のセクター数nより1減じたセクターアドレスから始まり最終セクタアドレスを0にしている。
【0034】旧ゾーンから新ゾーンに移って連続記録及び連続再生を行う場合、新ゾーンの先頭トラックの最終セクタアドレスを読みこんでから、スチルジャンプし、新ゾーンの先頭トラックの先頭セクタから、連続記録及び連続再生を行う。
【0035】このとき各ゾーンのトラックのセクタ数が異なるため、ゾーンのトラックの最終セクタアドレスを読み込んでから、最終セクタアドレスであることを判別する必要がある。そのために、各ゾーンのトラックのセクタ数の情報を持たなければならなかったり、最終セクタアドレスを判定する回路が必要になる。
【0036】そこで、すべてのゾーンにおけるトラックの最終セクタアドレスを共通にすることによって、最終セクタアドレスを読み込んだ時点で、ゾーンに関係なく無条件にスチルジャンプすることができ、最終セクタアドレスを判定する回路が簡素化でき、またROMなどに書き込む情報量を減らすことができ、さらにメモリへのアクセス時間を減らすことができる。
【0037】なお、本実施例ではセクタアドレスを先頭から1つずつ減ずる方法を取り、最終セクタアドレスを0にしたが、最終セクタアドレスのみを共通にすればよく、セクタアドレスを1から順次1つ加算した値にして、最終セクタアドレスを0にする方法をとっても良い。また、最終セクタアドレスを0にする必要がなく共通のアドレスの値にすればよい。
【0038】
【発明の効果】本発明は、ZCLV方式で、ゾーンが変わっても正しいタイミングでのアドレスゲートを生成でき、アドレスを読むことができる。また、ゾーンが変わったとき新ゾーンの先頭セクターから正しく記録あるいは再生を行うことができる。そして、簡単な回路で最終セクタを見つけることができ、先頭セクタから安定して記録あるいは再生を行うことができる効果がある。




 

 


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