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発明の名称 ディスク装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−85637
公開日 平成7年(1995)3月31日
出願番号 特願平5−231186
出願日 平成5年(1993)9月17日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小鍜治 明 (外2名)
発明者 羽澤 靖 / 沢田 幸夫 / 酒井 純一
要約 目的
ディスクに記録された情報に対して編集を行い、この編集に基づいた再生を行うことができるディスク装置を提供することにある。

構成
読取制御信号に応じてディスクに記録された情報データ及びTOCを読み取る光ピックアップ12と、TOCを抽出すると共に、信号制御信号に応じて情報データから情報編集データを生成し音声信号に変換して出力する信号処理部20と、編集データを入力するデータ入力部14と、編集データと編集データの対象となるディスクのTOCとを記憶するRAM30と、再生中のディスクに対応するTOCとRAMに記憶されたTOCとを比較して同一であることを示す一致信号を送出する比較器15と、一致信号に応じてRAM30に記憶された当該同一のTOCに対応する編集データを読み出して、編集データに基づいた読取制御信号及び信号制御信号を送出するCPU16とを有している。
特許請求の範囲
【請求項1】 読取制御信号に応じてディスクに記録された情報データ及び識別情報を読み取る読取手段と、前記識別情報を抽出すると共に、信号制御信号に応じて前記情報データから情報編集データを生成し、この情報編集データを音声信号に変換して出力する信号処理手段と、編集データを入力する操作手段と、この入力された編集データとこの編集データの対象となるディスクの識別情報とを記憶する記憶手段と、再生中のディスクに対応する識別情報と前記記憶手段に記憶された編集データに係る識別情報とを比較して同一であることを示す一致信号を送出する比較手段と、前記一致信号に応じて前記記憶手段に記憶された当該同一の識別情報に対応する編集データを読み出して、この編集データに基づいた前記読取制御信号及び信号制御信号を送出する制御手段とを有することを特徴とするディスク装置。
【請求項2】 前記編集データは、ディスクに記録された情報データ内に対して任意の位置での分割及び連結編集、分割編集又は連結編集を指示するデータであることを特徴とする請求項1記載のディスク装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報を担うディスクを記録又は再生するディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、このようなディスク装置としては、コンパクトディスク(以下、単にCDと称する)に記録された情報を再生するCDプレーヤが知られているが、近年においては、よりコンパクトなミニディスク(以下、単にMDと称する)を再生し、尚かつ、操作性及び簡便性に優れたMDプレーヤが今後普及されつつある。
【0003】このMDプレーヤとしては、MDに記録された情報を再生するだけの再生専用プレーヤと、MDに記録された情報を再生するばかりでなく、情報を記録する記録機能を備えた記録再生用プレーヤ(以下、単に録再用プレーヤと称する)との二種類がある。
【0004】また、これらMDプレーヤに使用されるMDにも、同様に再生のみに対応する光ディスクである再生専用ディスクと、再生のみでなく、情報の記録及び書換可能な光磁気ディスクである記録再生用ディスク(以下、単に録再用ディスクと称する)との二種類がある。
【0005】前記再生専用ディスクには、このディスクに記録された情報に関する内容、例えばアルバム名やアーティスト名、レコード番号、トータル演奏時間や各曲の演奏時間等といったディスク固有の識別情報としてTOC(Table of Contents)が記録されている。尚、このTOCのエリアであるリードインエリアは既に規格されたものでユーザーには開放されていない。
【0006】また、前記録再用ディスクには、前記TOCの他に、ユーザーサイドで記録可能なTOCとしてユーザーTOC(以下、単にUTOCと称する)のエリアが設けられている。
【0007】では、従来の前記再生専用プレーヤについて説明する。前記再生専用プレーヤは、再生専用ディスク又は録再用ディスクに記録された情報、つまりTOC及び楽曲等の音声データである情報データ、を光学的に読み取る光ピックアップと、この光ピックアップにて読み取られたTOCを抽出し、前記情報データを信号処理して出力する信号処理部と、前記抽出されたTOCを一時的に記憶するRAMと、この再生専用プレーヤ全体を制御するCPUとを有している。
【0008】では、この再生専用プレーヤが行う通常の再生動作を図5に基づいて説明する。図5はこの再生専用プレーヤの再生動作におけるCPUの処理動作を示すフロー図である。
【0009】図5において前記光ピックアップにて情報データを担う再生専用ディスク又は録再用ディスクに記録されたTOCを読み取らせ(ステップS21)、前記信号処理部に前記読み取られたTOCを抽出させ、この抽出されたTOCを前記RAMに記憶させる(ステップS22)。次にこのRAMに記憶されたTOCに基づいて前記信号処理部に前記情報データを再生させる(ステップS23)。
【0010】尚、この再生専用プレーヤによれば、前記再生専用ディスク又は録再用ディスクを再生する場合に、ユーザーが前記情報データ内の曲毎の再生順序を指定するプログラム演奏を指示する入力を行うと、この指定入力されたプログラム及び前記TOCに基づいて指定された曲の再生順序でディスクを再生するプログラム演奏を行うことができる。
【0011】また、前記プログラム演奏とは異なる編集を行う場合、例えば曲内における任意位置での分割又は連結による編集を行う場合には前記録再用プレーヤが必要であった。
【0012】この録再用プレーヤには、前記演奏プログラムとは異なる編集を指示する編集データを入力して、この入力された編集データを前記録再用ディスクのUTOCに記録させる機能があった。
【0013】この録再用プレーヤによれば、前記編集データが記録された録再用ディスクを再生する場合、この録再用ディスクのUTOCに記録された前記編集データを読み取り、この読み取られた前記編集データに基づいてディスク再生を行うことができる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従来のディスク装置によれば、CDプレーヤは勿論のこと、殊にMDプレーヤの再生専用プレーヤにおける再生専用ディスク又は録再用ディスクの再生時、又は録再用プレーヤにおける再生専用ディスクの再生時においては、曲内における任意位置での分割又は連結するといった編集ができないといった問題点があった。
【0015】本発明は上記問題点に鑑みて成されたものであり、その目的とするところは、ディスクに記録された情報に対して編集を行い、この編集に基づいた再生を行うことができるディスク装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために請求項1に係る発明は、読取制御信号に応じてディスクに記録された情報データ及び識別情報を読み取る読取手段と、前記識別情報を抽出すると共に、信号制御信号に応じて前記情報データから情報編集データを生成し、この情報編集データを音声信号に変換して出力する信号処理手段と、編集データを入力する操作手段と、この入力された編集データとこの編集データの対象となるディスクの識別情報とを記憶する記憶手段と、再生中のディスクに対応する識別情報と前記記憶手段に記憶された編集データに係る識別情報とを比較して同一であることを示す一致信号を送出する比較手段と、前記一致信号に応じて前記記憶手段に記憶された当該同一の識別情報に対応する編集データを読み出して、この編集データに基づいた前記読取制御信号及び信号制御信号を送出する制御手段とを有するものである。
【0017】請求項2に係る発明は、請求項1における前記編集データがディスクに記録された情報データ内に対して任意の位置での分割及び連結編集、分割編集又は連結編集を指示するデータである。
【0018】
【作用】かかる構成により、本発明のディスク装置によれば、操作手段にて入力された編集データを前記記憶手段にて記憶するようにしたので、このディスク装置が再生専用プレーヤであっても、又は対象ディスクが再生専用ディスクであっても、ユーザー所望の高度な編集データに基づいてディスク再生をすることができる。
【0019】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明のディスク装置について説明する。図1は本発明のディスク装置を適用した再生専用プレーヤの概略を示すブロック図である。
【0020】図1においてこの再生専用プレーヤは、読取制御信号に応じて再生専用ディスクに記録された情報データ及び固有の識別情報であるTOCを光学的に読み取って高周波信号に変換する読取手段である光ピックアップ12と、前記TOCを抽出すると共に、信号制御信号に応じて前記情報データに信号処理を施して情報編集データを生成し、この情報編集データを出力する信号処理手段である信号処理部20と、この信号処理部20から出力されるデジタル音声信号をアナログ信号に変換して図示せぬオーディオ出力部に出力するD/A変換器13と、編集データを入力する操作手段であるデータ入力部14と、この入力された編集データとこの編集データの対象となるディスクのTOCとを記憶する記憶手段であるRAM30と、再生中のディスクに対応するTOCと前記RAM30に記憶された編集データに係るTOCとを比較して同一であることを示す一致信号を送出する比較手段である比較器15と、この再生専用プレーヤ全体におけるメカ機構の動作を制御するメカ制御部40と、この再生専用プレーヤ全体を制御すると共に、前記一致信号に応じて前記RAM30に記憶された当該同一のTOCに対応する編集データを読み出して、この編集データに基づいた前記読取制御信号及び信号制御信号を送出する制御手段であるCPU16とを有している。
【0021】前記信号処理部20は、前記光ピックアップ12にて読み取られた高周波信号を増幅すると共に、波形整型してデジタル信号として送出するRFアンプ21と、このRFアンプ21からの出力信号を14ビットのデータから8ビットのデータに復調すると共に、8ビットのデータからTOCを抽出して前記CPU16に供給するEFMデコーダ22と、このEFMデコーダ22より入力された8ビットのデータ(圧縮データ)をダイナミックRAM(以下、単にDRAMと称する)23に記憶させると共に、このDRAM23に記憶された圧縮データを呼び出して出力するメモリコントローラ24と、このメモリコントローラ24より出力される前記圧縮データを時間軸伸長する音声伸長デコーダ25とを有している。
【0022】尚、前記音声伸長デコーダ25は、MDプレーヤの特徴でもあるATRAC(Adaptive Transform Acoustic Coding)方式を採用しており、前記メモリコントローラ24が前記光ピックアップ12から1.4Mbit/secで転送された圧縮データを前記DRAM23に記憶させる。前記音声デコーダ25は、このDRAM23に記憶された圧縮データを前記メモリコントローラ24を介して0.3Mbit/secの転送レートに伸長し、この伸長された情報データをD/A変換器13に供給するようにしてある。
【0023】また、前記メカ制御部40は、ターンテーブル上に装着されたディスク11を回転駆動させるスピンドールモーター41と、前記光ピックアップ12をディスク半径方向に移動させる送りモーター42と、このメカ制御部40全体を制御するサーボ制御回路43とを有している。
【0024】また、前記RAM30には、前記データ入力部14により入力された編集データを記憶するための編集データ用メモリ領域31と、前記光ピックアップ12にて読み取られたTOCを一時的に記憶するTOC用メモリ領域32とを有している。
【0025】では、次にこの再生専用プレーヤの動作について説明する。図2は再生専用ディスクに記録された曲のトラックNo.並びに曲及びアドレスの一部を示す図である。図3は前記RAM30の編集データ用メモリ領域31の一部を示すメモリマップである。
【0026】では、この再生専用プレーヤで再生専用ディスク11に対するユーザー所望の編集データ、例えば曲内から図2のハッチングで示す部分を連結して1つの曲として編集を行う場合に指示するデータ、を記憶する際の動作について説明する。
【0027】前記RAM30のTOC用メモリ領域32に記憶されたTOCのディスクに対して編集を行う場合、前記データ入力部14はユーザーの入力操作により図2に示すように曲内の任意位置、A(a1〜a2),B(b1〜b2),C(c1〜c2)を選択し、これら選択された任意位置に対応するアドレス番号を編集データとして前記CPU16に供給する。このCPU16は、図3に示すように前記RAM30に記憶したTOCのレコード番号を前記RAM30の編集データ用メモリ領域31に記憶し、この記憶されたレコード番号に対応するメモリ領域に前記データ入力部14にて入力された編集データを記憶させる。
【0028】次にこの編集データを記憶した再生専用プレーヤが再生専用ディスク11を再生する際の動作を図4のフロー図を交えて説明する。図4はこのCPU16の処理動作を示すフロー図である。
【0029】先に説明したように前記光ピックアップ12にてこの再生専用ディスク11に記録されたTOCを読み取り(ステップS11)、この読み取られたTOCに対して前記信号処理部20は信号処理を施して前記CPU16に供給する。このCPU16は現在読み取られたTOCを前記RAM30のTOC用メモリ領域32に一時記憶させる(ステップS12)。
【0030】次にこのCPU16は前記編集データ用メモリ領域31に記憶されているレコード番号から検索し、この検索されたレコード番号と、前記TOC用メモリ領域32に記憶されたTOCのレコード番号とを比較器15に供給する(ステップS13)。この比較器15に現在読み取られたTOCのレコード番号と前記編集データ用メモリ領域31に記憶されたレコード番号とを比較検知させ(ステップS14)、同一であれば一致信号を前記CPU16に供給する。尚、前記RAM30の編集データ用メモリ領域31に記憶されたレコード番号が複数ある場合には、現在読み取られたレコード番号と前記編集データ用メモリ領域31に記憶されている全てのレコード番号とを前記比較器15にて比較検知させるものとする。
【0031】前記CPU16は、前記一致信号に応じて前記RAM30の編集データ用メモリ領域31から当該同一のレコード番号に対応する編集データを読み出し(ステップS15)、この読み出された編集データに基づいて、前記メカ制御部40を制御する読取制御信号を前記サーボ制御回路43に、前記信号処理部20を制御する信号制御信号を前記メモリコントローラ24に供給する(ステップS16)。
【0032】この際、前記ATRAC方式を採用しているために前記任意位置での連結を指示する編集データに基づいて読み取られた情報データを1.4Mbit/secの転送レートで前記DRAM23に記憶させ、このDRAM23に記憶された情報データを前記音声伸長デコーダ25により0.3Mbit/secの転送レートで伸長してD/A変換器13に送出するようにしたので、DRAM23に対する情報データの書き込みに要する時間は読み出しの約5分の1で良いことになり、残りの時間は編集データに基づいたアクセスに費やすことができるので、再生時に音切れが生じることがない。
【0033】また、ステップS14にてこの比較器15が同一のレコード番号を検知することができなかった場合には、前記CPU16は前記RAM30のTOC用メモリ領域32に記憶されたTOCに基づいて、各読取制御信号及び信号制御信号を前記サーボ制御回路43及びメモリコントローラ24に供給する(ステップS17)。
【0034】上記実施例によれば、データ入力部14にて入力された編集データ、例えば曲内における任意位置での分割又は連結して編集を指示するデータ、を前記RAM30の編集データ用メモリ領域31にて記憶するようにしたので、このディスク装置が再生専用プレーヤであっても、又は対象ディスクが録再用ディスクはもちろんのこと、再生専用ディスクであっても、ユーザー所望の高度な編集データに基づいて音切れなくディスクを再生することができる。
【0035】尚、便宜上、上記実施例の再生専用プレーヤにおいては再生専用ディスクに対する編集について説明したが、録再用ディスクに記録された情報データに対する編集についても同様の効果が得られることは言うまでもない。
【0036】また、上記実施例においてはMDプレーヤの再生専用プレーヤに適用して説明したが、録再用プレーヤに適用すれば再生専用ディスクに記録された情報データに対しても編集を行うことができる。
【0037】また、上記実施例においては前記比較器15の比較対象をTOC中のレコード番号としたが、その他の情報であっても良いことは言うまでもない。
【0038】
【発明の効果】上記のように構成された本発明のディスク装置は、読取制御信号に応じてディスクに記録された情報データ及び識別情報を読み取る読取手段と、前記識別情報を抽出すると共に、信号制御信号に応じて前記情報データから情報編集データを生成し、この情報編集データを音声信号に変換して出力する信号処理手段と、編集データを入力する操作手段と、この入力された編集データとこの編集データの対象となるディスクの識別情報とを記憶する記憶手段と、再生中のディスクに対応する識別情報と前記記憶手段に記憶された編集データに係る識別情報とを比較して同一であることを示す一致信号を送出する比較手段と、前記一致信号に応じて前記記憶手段に記憶された当該同一の識別情報に対応する編集データを読み出して、この編集データに基づいた前記読取制御信号及び信号制御信号を送出する制御手段とを有している。
【0039】従って、本発明のディスク装置によれば、操作手段にて入力された編集データを前記記憶手段にて記憶するようにしたので、このディスク装置が再生専用プレーヤであっても、又は対象ディスクが再生専用ディスクであっても、ユーザー所望の高度な編集データに基づいてディスク再生をすることができる。




 

 


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