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発明の名称 デジタルデータ記録方法およびその記録装置と再生装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−85606
公開日 平成7年(1995)3月31日
出願番号 特願平6−120183
出願日 平成6年(1994)6月1日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小鍜治 明 (外2名)
発明者 水島 哲也 / 池谷 章 / 重里 達郎
要約 目的
デジタルデータを記録再生するデータ記録方法に関するものであり、トラックの構造を示す情報の検出精度を高めることを目的とする。

構成
145はサブコード位置検出回路、146はブロック番号生成回路、140は同期パターン生成回路、141はID生成回路、142はIDパリティ付加回路、143は第2の情報データ生成回路、144は情報データパリティ付加回路、147はサブコード領域生成回路である。ID生成回路141は、ブロック番号0〜10の場合は頭だし情報とテープの絶対位置情報とブロック番号とにより構成されるIDを、ブロック番号11の場合はデータの構造を示す情報とテープの絶対位置情報とブロック番号とにより構成されるIDを生成する。
特許請求の範囲
【請求項1】 記録媒体上にデジタルデータを構成するトラックを平行に並べて記録し、前記トラックは、前記トラックのデジタルデータの構造を示す情報を含む第1の信号領域と、ブロック化したデジタルデータの始まりを示しかつ他の信号領域と区別できる特定の同期パターンと、第1の情報データとブロックの順番を示す情報とを有するIDと、前記IDの誤りを検出または訂正するIDパリティと、第2の情報データの領域と、前記第2の情報データの誤りを検出叉は訂正する情報データパリティとから成る同期ブロックを複数連結して構成される第2の信号領域とを含むデジタルデータ記録方法であって、前記トラック中、前記第2の信号領域内の1個以上の特定の同期ブロックの第1の情報データの領域に前記トラックのデジタルデータの構造を示す情報を含むことを特徴とするデジタルデータ記録方法。
【請求項2】 記録媒体上にトラックを平行に並べて記録するデジタルデータ記録装置であって、前記トラックのデジタルデータの構造を示す情報を含む第1の信号領域を生成する第1の信号領域生成手段と、同期パターンを生成する同期パターン生成手段と、第1の情報データとトラック内のブロックの順番を示す情報とを有するIDと、前記IDの誤り検出または訂正に利用するIDパリティを生成するID生成手段と、第2の情報データの領域と、前記第2の情報データの誤り検出または訂正に利用する情報データパリティを生成する情報データ生成手段と、前記同期パターンと前記IDと前記IDパリティと前記第2の情報データと前記情報データパリティとにより構成される同期ブロックを生成する同期ブロック生成手段と、前記同期ブロックを複数個連結して構成される第2の信号領域を生成する第2の信号領域生成手段と、前記第1の信号領域と前記第2の信号領域と他の信号領域とにより前記トラックを生成するトラック生成手段とを有し、前記ID生成手段は、前記トラック中、1個以上の特定の同期ブロックの第1の情報データの領域に前記トラックのデジタルデータの構造を示す情報を含ませる手段を備えることを特徴とするデジタルデータ記録装置。
【請求項3】記録媒体上にトラックを平行に並べて記録したデジタルデータを再生する再生装置であって、前記トラックは、前記トラックのデジタルデータの構造を示す情報を含む第1の信号領域と、ブロック化したデジタルデータの始まりを示しかつ他の信号領域と区別できる特定の同期パターンと、第1の情報データとブロックの順番を示す情報とを有するIDと、前記IDの誤りを検出または訂正するIDパリティと、第2の情報データの領域と、前記第2の情報データの誤りを検出または訂正する情報データパリティとから成る同期ブロックを複数連結して構成される第2の信号領域とを含み、前記トラック中、前記第2の信号領域内の1個以上の特定の同期ブロックの第1の情報データの領域に前記トラックのデジタルデータの構造を示す情報を含んで記録された記録媒体から再生された再生データの第1の信号領域中から前記デジタルデータの構造を示す情報を検出する第1のデジタルデータ構造情報検出手段と、第2の信号領域中から前記デジタルデータの構造を示す情報を検出する第2のデジタルデータ構造検出手段と、第1のデジタルデータ構造情報検出手段の結果と、第2のデジタルデータ構造情報検出手段の結果とにより、デジタルデータ構造情報を検出する第3のデジタルデータ構造情報検出手段とを有することを特徴とするデジタルデータ再生装置。
【請求項4】 第2のデジタルデータ構造検出手段は、再生データ中の同期パターンを検出する同期パターン検出手段と、前記同期パターン検出手段の結果に従って、前記再生データ中のIDとIDパリティとから、第1の情報データとブロックの順番を示す情報とを検出するID検出手段と、前記ブロックの順番を示す情報により、前記検出した第1の情報データの内、デジタルデータの構造を示す情報を含む第1の情報データを検出する特定情報データ検出手段と、前記特定情報データ検出手段が示す前記第1の情報データから、前記デジタルデータの構造を示す情報を検出するデジタルデータ構造情報選別手段とにより構成されることを特徴とする請求項3記載のデジタルデータ再生装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタルデータを記録再生するデジタルデータ記録方法及びその記録装置と再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタル記録再生技術は広い分野に応用されるようになり、特にデジタルAV分野ではめざましい発展を遂げ、業務用の回転ヘッド方式ではD1,D2,D3方式のデジタル・ビデオなどが実用化され、オーディオ分野ではRDATが実用化されるに至っている。
【0003】そして、上記フォーマットを使った、データストリーマ等への応用が考えられている(「7th Draft PROPOSED AMERICAN NATIONAL STANDARD HELICAL−SCAN DIGITALCOMPUTER TAPE CARTRIDGE 3.81mm(0.150in) DATA/DAT RECORDED FORMAT FOR INFORMATION INTERCHANGE」 1st November 1990、「7th Draft PROPOSED AMERICAN NATIONAL STANDARD HELICAL−SCAN DIGITAL COMPUTER TAPE CARTRIDGE 3.81mm(0.150in)DIGITAL DATA STRAGE(DDS) RECORD FORMAT FOR INFORMATION INTERCHANGE」9thApril 1990)。
【0004】上記データストリーマは、記録トラック内のデータ構造は、オーディオ用記録の場合の構造と同じもので、中身のデータのみが異なる。
【0005】しかし、この方法では、記録するデータに合った、トラック構造で記録することができない。
【0006】別の従来例としては、記録トラック中に、トラックのデジタルデータの構造を示す情報を含む信号領域を含んで記録する方法がある。このトラックのデジタルデータの構造を示す情報を含む信号領域のみ同一フォーマットとし、それ以外のトラックの構造は、前記トラックのデジタルデータの構造を示す情報に従うものとする。この記録方法は、記録するデータに合った、トラック構造で記録することができる。ここで、トラックのデジタルデータの構造を示す情報を含む信号領域をITI領域と定義する。
【0007】再生時、上記ITI領域を検出することにより、トラック内のデータ構造、データ内容を認識することができ、システムと異なるデータの再生誤動作の防止、及び、複数のトラックフォーマットの異なる記録パターンの正常な再生が可能となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従来の構成では、ITI領域に、テープ走行方向の傷が発生した場合、ITI領域が正常に検出できず、トラック内のデジタルデータ構造、デジタルデータ内容を認識することができないという問題があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するために、本発明のデジタルデータ記録装置は、前記トラックのデジタルデータの構造を示す情報を含む第1の信号領域を生成する第1の信号領域生成手段と、同期パターンを生成する同期パターン生成手段と、第1の情報データとトラック内のブロックの順番を示す情報とを有するIDと、前記IDの誤り検出または訂正に利用するIDパリティを生成するID生成手段と、第2の情報データの領域と、前記第2の情報データの誤り検出または訂正に利用する情報データパリティを生成する情報データ生成手段と、前記同期パターンと前記IDと前記IDパリティと前記第2の情報データと前記情報データパリティとにより構成される同期ブロックを生成する同期ブロック生成手段と、前記同期ブロックを複数個連結して構成される第2の信号領域を生成する第2の信号領域生成手段と、前記第1の信号領域と前記第2の信号領域と他の信号領域とにより前記トラックを生成するトラック生成手段とを有し、前記ID生成手段は、1個以上の特定の同期ブロックの第1の情報データの領域に前記トラックのデジタルデータの構造を示す情報を含ませる手段を備えることを特徴とするデジタルデータ記録装置である。
【0010】
【作用】本発明は上記したデジタルデータ記録装置により、テープ上にテープの走行方向に傷が入り、第1の信号領域が正常に検出できない場合でも、第2の信号領域の前記トラックのデジタルデータの構造を示す情報を含む同期ブロックを検出することにより、正常にトラック内のデータ構造、データ内容を認識することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
【0012】本発明を説明するために、円筒状のシリンダ上に取り付けられた2個のヘッドにより、テープ上の斜めのトラックとして、デジタル信号を記録再生するデジタル信号記録再生装置を例にとる。
【0013】図1は本発明の第1の実施例におけるデジタルVTRでの記録トラックの構造の例を示す。
【0014】図1に示すように、トラック1は、トラックのデータ構造を示す情報を含むITI領域2とテープ記録内容検索用情報や日時の情報等を記録するサブコード領域3と音声信号を記録するオーディオ領域4と映像信号を記録するビデオ領域5とにより構成される。
【0015】サブコード領域3は、連続する12個の同期ブロック6,7から構成される。図2に同期ブロックを示す。同期ブロックは、ブロック化したデジタルデータの始まりを示しかつ他の信号領域と区別できる特定の同期パターン21と、第1の情報データとブロックの順番を示す情報とを有する16ビット長のID22と、ID22の誤りを検出または訂正する8ビット長のIDパリティ23と、40ビット長の第2の情報データの領域24と、第2の情報データの誤りを検出または訂正する16ビット長の情報データパリティ25とから構成される。
【0016】また、12個の同期ブロックの内、最後の同期ブロック7は、第1の情報データとしてITI領域に含まれるトラックのデータ構造を示す情報を含む。
【0017】次に、本発明の第2の記録トラックの構造の例として、データストリーマでの記録トラック構造の例を示す。
【0018】図3に示すように、トラック31は、トラックのデータ構造を示す情報を含むITI領域2と、信号テープ記録内容検索用情報や日時の情報等を記録するサブコード領域33と、メインデータを格納するメインデータ領域34とにより構成される。
【0019】サブコード領域33は、連続する8個の同期ブロック36,37から構成される。
【0020】図4に同期ブロックの構造を示す。同期ブロックは、ブロック化したデジタルデータの始まりを示しかつ他の信号領域と区別できる特定の同期パターン21と、第1の情報データとブロックの順番を示す情報とを有する16ビット長ID22と、ID22の誤りを検出または訂正する8ビット長のIDパリティ23と、24ビット長の第2の情報データの領域44と、第2の情報データの誤りを検出または訂正する8ビット長の情報データパリティ45とから構成される。
【0021】また、8個の同期ブロック36,37の内、最後の同期ブロック37は、第1の情報データとして、ITI領域2に含まれるトラックのデータ構造を示す情報を含む。
【0022】ここで、両トラック1,31において、ITI領域は同一構造である。また、サブコード領域3,33は、同期ブロック長も、同期ブロック数も異なるが、同期パターン21、ID22、IDパリティ23の構造は同一である。
【0023】図5に第1の情報データと同期ブロックの順番を示す情報を含むID22の構造の例を示す。データ構造を示す情報を含まない場合のIDは、4ビット長の頭だし情報101と8ビット長のテープの絶対位置情報102と同期ブロックの順番を示す4ビット長のブロック番号103とにより構成される(IDa)。また、データ構造を示す情報を含む場合のIDは、4ビット長のデータ構造情報104と16ビット長のテープの絶対位置情報102と同期ブロックの順番を示す4ビット長のブロック番号103とにより構成される(IDb)。
【0024】デジタルVTRの場合のテープ上のトラックパターンの一例を図6に、データストリーマの場合のテープ上のトラックパターンの一例を図7に示す。ここで、51はテープ、52はヘッドのスキャン方向、53はトラックの記録順である。また、両トラックパターンにおいて、オーディオ領域4とビデオ領域5とメインデータ領域34は省略している。
【0025】次に、図6のデジタルVTRの場合の記録パターンを形成するデジタルデータ記録再生装置の例を図8に、動作タイミングを図9に示す。
【0026】115はトラック位置検出回路であり、ヘッドのテープに対する位置を表すヘッド位置情報129によりトラック内の信号発生のタイミングを生成する。
【0027】ヘッド位置情報129はヘッドがトラックの始点に来た時に0、1が反転するトグル信号である。130はITI領域信号を発生するタイミングを示すITIトリガ信号、131はオーディオ領域信号とビデオ領域信号とを発生するタイミングを示すオーディオビデオトリガ信号、132はサブコード領域信号を発生するタイミングを示すサブコードトリガ信号である。また、133,134,135は、ITI領域信号126とオーディオ領域とビデオ領域との信号127とサブコード領域信号128とから選択してトラック信号を生成する為の制御信号である。
【0028】111はITI領域生成回路であり、ITIトリガ信号130を出力タイミングとして、データ構造を示す情報121によりITI領域信号126を生成する。112はオーディオ領域ビデオ領域生成回路であり、オーディオビデオトリガ信号を出力タイミングとして、音声信号と映像信号123によりオーディオ領域とビデオ領域との信号127を生成する。113はサブコード領域生成回路であり、サブコードトリガ信号132を出力タイミングとして、データ構造を示す情報121と頭だし情報とテープの絶対値情報124と前記以外のテープ記録内容検索用情報や日時の情報125とよりサブコード領域信号128を生成する。
【0029】114はトラック生成回路であり、制御信号133,134,135とにより、ITI領域信号126とオーディオ領域とビデオ領域との信号127とサブコード領域信号128とから選択してトラック信号136を生成する。
【0030】116は、円筒上の回転シリンダであり、180度の対向位置に記録/再生ヘッド117が設置されている。記録/再生ヘッド117により、トラック信号136がテープ51に記録される。
【0031】更に、図10にサブコード領域生成回路を図11にその動作タイミングを示す。
【0032】145はサブコード位置生成回路であり、サブコードトリガ信号132によりサブコード領域内の信号発生のタイミングを生成する。
【0033】151は同期パターン発生タイミングを示す同期パターントリガ信号、152はIDとIDパリティを発生するタイミングを示すIDトリガ信号、153は第2の情報データと第2の情報データパリティとを発生するタイミングを示す情報データトリガ信号である。また、160,161,162は、同期パターン155、IDとIDパリティ157、第2の情報データと第2の情報データパリティ159とから選択してサブコード領域信号128を出力する為の制御信号である。
【0034】146はブロック番号生成回路であり、サブコードトリガ信号132により、同期ブロックの順番を示すブロック番号154を生成する。
【0035】140は同期パターン生成回路であり、同期パターントリガ信号151を出力タイミングとして同期パターン155を発生する。
【0036】141はID生成回路であり、IDトリガ信号152を出力タイミングとして、データ構造を示す情報121と頭だし情報とテープの絶対位置情報とを合わせた信号124とブロック番号154により図5に示すID156を生成する。ここで、ブロック番号0から10の場合は頭だし情報とテープの絶対位置情報とブロック番号とにより構成されるIDaをブロック番号11の場合はデータの構造を示す情報とテープの絶対位置情報とブロック番号とにより構成されるIDbを生成する。
【0037】142はIDパリティ付加回路であり、ID156にIDパリティを付加した信号157を出力する。
【0038】143は第2の情報データ生成回路であり、情報データトリガ信号153を出力タイミングとして、テープ記録内容検索用情報や日時の情報125により第2の情報データ158を生成する。
【0039】144は情報データパリティ付加回路であり、第2の情報データ158に情報データパリティを付加した信号159を生成する。
【0040】147はサブコード領域生成回路であり、制御信号160,161,162とにより、信号155と157と159とを切り換えて同期パターンを生成し、サブコード領域信号128を出力する。
【0041】また、図7のデータストリーマの場合の記録パターンを形成する回路も図8とほぼ同様になる。
【0042】また、実施例として、図8に示す回路により記録パターンを生成したが、前記記録パターンと同じパターンが生成できる回路であればどのような回路であっても良い。また、実施例として図8に示す回路により記録パターンを生成したが、前記実施例の回路の一部もしくは前記実施例の回路の全てをマイクロコンピュータのソフトウェアにより実現することも可能である。
【0043】図6と図7とのどちらのトラックパターンもITI領域2は同一であるので、どちらのシステムでも、ITI領域を検出でき、トラック内のデータ構造、データ内容を認識することができ、システムと異なるデータの再生誤動作の防止ができる。又、共用のシステムの場合、トラック内のデータ構造、データ内容を認識することにより、両トラックパターンを正常に再生できる。
【0044】ここで、図12、図13に示すようにそれぞれのテープパターン上のITI領域2に、テープ走行方向の傷71、81が発生した場合、ITI領域が正常に検出できず、トラック内のデータ構造、データ内容を認識することができない。
【0045】しかし、各々サブコード領域の最終同期ブロック7,37を検出することにより、トラック内のデータ構造、データ内容を認識することができる。
【0046】ここで、本発明の第1の信号領域とは、ITI領域に当たり、本発明の第2の信号領域は、サブコード領域に当たる。
【0047】このように、トラックパターン上に同期ブロックの同期パターンが同一で、IDとIDパリティの構造が同一である同期ブロックで構成される信号領域を常に有し、その信号領域の最終同期ブロック内のID領域にトラックのデータ構造を示す情報を含めることにより、トラックのデータ構造を示す情報の検出精度を高めることができる。
【0048】次にトラックのデータ構造を検出するデジタルデータ再生装置の例を図14に示す。
【0049】171はITI検出回路であり、再生データ181からデータ構造情報を検出し第1の検出データ構造情報182を出力する。
【0050】172は同期パターン検出回路であり、記録/再生ヘッド117から再生された再生データ181から同期パターンを検出して同期パターン検出信号183を出力する。173はID検出回路であり、同期パターン検出信号183が示す再生データ181中のIDとIDパリティを検出し、誤りのない正常なIDのブロック番号184とIDの上位4ビットである頭だし情報またはデータ構造情報185を出力する。174はブロック番号最大値検出回路であり、ブロック番号184の最大値を検出し、最大ブロック番号186を出力する。175はデータ構造情報検出回路であり、最大ブロック番号186と一致する同期ブロック番号184に対応する信号185の値を第2の検出データ構造情報187として出力する。176はデータ構造情報選択回路であり、第1の検出データ構造情報182と第2の検出データ構造情報187とにより、第3の検出データ構造情報188を出力する。第1の検出情報データが検出された場合は、第1の検出情報データを第3の検出情報データとして出力し、第1の検出情報データが検出されない場合は、第2の検出情報データを第3の検出情報データとして出力する。
【0051】図12に示すデジタルVTRのテープパターンを再生する場合の動作タイミングを図15に、図13に示すデータストリーマのテープパターンを再生する場合の動作タイミングを図16に示す。どちらの場合も、ITI領域2に、テープ走行方向の傷71,81が発生しているため第1の検出データ構造情報182を出力できない。従って、最大ブロック番号184の示す同期ブロックから検出された第2の検出データ構造情報187により、データ構造が判別できる。
【0052】従って、テープ上にテープの走行方向に傷が入り、ITI領域が正常に検出できない場合でも、サブコード領域のデータの構造を示す情報を含む同期ブロックを検出することにより、正常にトラック内のデータ構造、データ内容を認識することができる。
【0053】なお、本実施例において、ブロック番号最大値検出回路はブロック番号の最大値を1回で決定しているが、再生データ誤りにより同期ブロックが検出できないことがあるため、数回最大値を検出してから一番大きなブロック番号を選べば誤検出を防ぐことができる。
【0054】トラックのデータ構造を示す情報を含む信号領域は、同期ブロックの同期パターンが同一で、IDとIDパリティの構造が同一である同期ブロックで構成されていればサブコード領域に限る必要は全くない。
【0055】更に、トラックのデータ構造を示す情報を含む信号領域は、同期ブロックの同期パターンから特定の位置に符号化されて含まれていれば良く、ID領域に限る必要はない。
【0056】また、本実施例では、信号領域の最終同期ブロック内のID領域にトラックのデータ構造を示す情報を含めたが、最終同期ブロックに限らず特定の位置であれば良い。また、1信号領域中1同期ブロックに限らず複数同期ブロックに存在してもかまわない。本実施例では、サブコードの最終同期ブロックにデータ構造情報が含まれているため、図14のデジタルデータ再生装置に示すように、サブコードのブロック番号の最大値を検出して、最終同期ブロックを検出していたが、サブコードの先頭から特定の位置の同期ブロックにデータ構造情報が含まれている場合は、ブロック番号を検出するだけで、データ構造情報を検出することができる。
【0057】また、デジタルデータ記録装置と同様に、デジタルデータ再生装置に付いても、前記実施例の回路の一部もしくは前記実施例の回路の全てをマイクロコンピュータのソフトウェアにより実現することも可能である。
【0058】
【発明の効果】本発明は上記した記録方法により、トラックパターン上に同期ブロックの同期パターンが同一で、IDとIDパリティの構造が同一である同期ブロックで構成される信号領域を常に有し、その信号領域の最終同期ブロック内のID領域にトラックのデータ構造を示す情報を含めることにより、テープ上にテープの走行方向に傷が入り、ITI信号領域(第1の信号領域)が正常に検出できない場合でも、サブコード領域(第2の信号領域)のトラックのデジタルデータの構造を示す情報を含む同期ブロックを検出することにより、正常にトラック内のデータ構造、データ内容を認識することができる。




 

 


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