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発明の名称 光ディスク制御装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−85483
公開日 平成7年(1995)3月31日
出願番号 特願平5−232939
出願日 平成5年(1993)9月20日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小鍜治 明 (外2名)
発明者 芝野 正行 / 相馬 康人
要約 目的
光ディスク制御装置においてトラッキングエラー信号のオフセットを精度よく補正し、信頼性の高い記録再生ができる装置を提供する。

構成
差動増幅回路部のオフセット調整手段と、AD変換手段と、フィルタ、増幅、オフセットを演算する演算処理手段と、オフセット検出手段とを備え、検出したオフセットをまずオフセット調整手段で粗く補正し、その後はAD変換後のデータを演算処理部で補正する構成とし、AD変換回路の信号の入力範囲を損なわず、かつAD変換後の演算処理手段で補正するため高精度で補正できる。
特許請求の範囲
【請求項1】 光源から放射された光ビームを記録担体に形成された情報トラックと前記光ビームとの位置ずれを検出するトラックずれ検出手段と、前記情報トラックに略垂直方向に移動させるトラック移動手段と、前記トラックずれ検出手段の信号に応じて前記トラック移動手段を制御するトラック制御手段と、前記トラック検出手段の信号のオフセットを検出するオフセット検出手段と、前記オフセット検出手段の出力に応じて前記トラックずれ検出手段のオフセットを調整する第1のオフセット調整手段と、前記トラック制御手段でオフセットを調整する第2のオフセット調整手段とを備え、前記トラック制御手段を動作する前に前記オフセット検出手段の信号に応じて前記第1のオフセット調整手段により前記トラックずれ検出手段の信号のオフセットを調整し、第1のオフセット調整後は前記第2のオフセット調整手段を動作させることを特徴とする光ディスク制御装置。
【請求項2】 光源から放射された光ビームを記録担体に形成された情報トラックと前記光ビームとの位置ずれを検出するトラックずれ検出手段と、前記情報トラックに略垂直方向に移動させるトラック移動手段と、前記トラックずれ検出手段の信号に応じて前記トラック移動手段を制御するトラック制御手段と、前記トラック検出手段の信号のオフセットを検出するオフセット検出手段と、前記オフセット検出手段の出力に応じて前記トラックずれ検出手段のオフセットを調整する第1のオフセット調整手段と、前記トラック制御手段でオフセットを調整する第2のオフセット調整手段と、前記情報トラックから光ビームが前記トラック制御手段が動作時にはずれたことを検出するトラックはずれ検出手段とを備え、装置起動時または光ディスク交換時または前記トラックはずれ検出手段によりトラックはずれを検出したときは、前記トラック制御手段を動作させる前に前記オフセット検出手段の信号に応じて前記第1のオフセット調整手段により前記トラックずれ検出手段の信号のオフセットを調整し、記録または再生処理を行っていないときに前記オフセット検出手段を動作させ前記第2のオフセット調整手段により前記トラック制御手段でオフセットを補正することを特徴とする光ディスク制御装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は収束した光ビームを用いて記録担体面に信号を記録または再生する光学式記録再生装置の光ディスク制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の光ディスク制御装置のオフセットを補正する装置に関する技術としては特開平5−128565号公報に記載されているものがある。以下図面を参照しながら光ディスク制御装置の動作について説明する。
【0003】光ディスク制御装置は、光ディスクの記録担体に設けられた1.6μmピッチの情報トラックに約1μmφの光スポットを記録担体面に垂直方向に約±0.5μm精度で追従する高精度なフォーカス制御をする。
【0004】また、情報トラックと光スポットのトラックずれは約±0.1μm精度で追従する高精度なトラッキング制御を行う。
【0005】ここで、制御回路にオフセットがあったり、光ヘッドの調整がずれていたりすると高精度な制御が行えない。
【0006】例えば、トラッキングエラー信号が図2に示すようにオフセットAがあると制御位置がAずれていることになる。
【0007】従来はこのオフセットを補正するためボリュームで調整していた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のような構成では、トラックずれ信号の回路オフセットおよび光ヘッドの調整ずれが経時変化または温度により変化するとオフセットを精度よく補正することができない。
【0009】本発明は上記問題点に鑑み、オフセットを補正して光ディスクへの記録再生を安定にできる光ディスク制御装置を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するために本発明の光ディスク制御装置は、トラックずれ検出手段のオフセットを調整する第1のオフセット調整手段と、トラック制御手段でオフセットを調整する第2のオフセット調整手段とを備え、前記トラック制御手段を動作する前に前記オフセット検出手段の信号に応じて第1のオフセット調整手段により前記トラック検出手段の信号のオフセットを調整し、第1のオフセット調整後は第2のオフセット調整手段を動作させる構成とする。
【0011】
【作用】本発明は上記した構成によって、第1のオフセット調整手段でトラックずれ検出手段のオフセットを補正し、トラックずれ信号のオフセットを補正した信号をトラック制御手段に用い、第2のオフセット調整手段でトラック制御手段において演算精度でオフセットを補正し、精度よくオフセット補正してトラッキング制御する構成とし、装置の起動時、または所定時間経過時に調整する。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例の光ディスク制御装置について、図面を参照しながら説明する。
【0013】図1は本発明の一実施例における光ディスク制御装置の構成図を示すものである。
【0014】半導体レーザ1から出た光ビームはコリメータレンズ2により平行光となり、ビームスプリッタ3,絞りレンズ4を介して光ディスク5の情報トラック6に集光される。光ディスク5はモータ12により回転している。
【0015】次に、光ディスク5より反射された光は再び絞りレンズ4を通って平行光となり、ビームスプリッタ3,1/2波長板7,ビームスプリッタ8を透過し、シリンドリカルレンズ9を介してフォーカスずれ検出器10に入り非点収差形のフォーカスずれ検出を構成する。
【0016】トラックずれ検出器11はビームスプリッタ8で分割された光ビームが入りファーフィールド形のトラックずれ検出を構成している。
【0017】それぞれの検出器の信号を増幅回路13,14,19,20で増幅、または電流電圧変換する。
【0018】増幅した検出信号を差動増幅回路15でフォーカスずれ信号、差動増幅回路21でトラックずれ信号を得る。
【0019】フォーカスずれ信号はAD変換回路16でアナログからディジタル信号に変換されディジタル信号処理回路17に入る。
【0020】ディジタル信号処理回路17ではフォーカス制御系の位相補償処理を行い、ドライブ回路18を介してフォーカス移動手段であるフォーカスアクチュエータ23を移動して光ビームを光ディスク5に収束させる。
【0021】同様に、トラックずれ信号はAD変換回路16でディジタル信号に変換されディジタル信号処理回路17に入りトラック制御系の位相補償処理を行い、トラック移動手段であるトラッキングアクチュエータ24を移動させ光ビームを光ディスク5の情報トラック6に追従させる。
【0022】ディジタル信号処理回路17はトラッキング制御を行っていない状態でAD変換回路16を介してトラッキングエラー信号のオフセットを検出し記憶する。
【0023】また、トラッキング制御を行った状態でトラッキングエラー信号のオフセットを検出し、可変増幅回路13の増幅率を変化させオフセットを補正する。
【0024】トラッキングオフ状態では図2に示すような波形が測定でき、トラックずれ信号の最大値B,最小値Cを求め、B−Cによりトラックずれ信号のオフセットが得られる。
【0025】トラッキングオン状態では図3のAが基準レベルに対するオフセットであり、ディジタル信号処理回路で検出し、AD変換後のデータに加算して補正する構成となっている。
【0026】可変増幅回路によるオフセットの補正は図4に示すようにDの信号に対してEの信号を増幅することによりFに示すようにGのオフセットを補正することができる。FはD−Eを示しており差動増幅回路の出力でオフセットを補正することができる。
【0027】可変増幅回路の構成の一例は図5に示す。抵抗回路25の抵抗値をスイッチ回路26で切り換え増幅回路27の増幅率を変化させる。
【0028】まず、ディジタル信号処理回路で検出したオフセットは可変増幅回路と差動増幅回路で補正し、AD変換回路の入力信号の振幅レベルを確保する。
【0029】次に、オフセットを可変増幅回路と差動増幅回路で切り換えた後、ディジタル信号処理回路で残りのオフセットを補正する。
【0030】このようにして精度よくオフセットの補正を行う。差動増幅回路のオフセット補正回路で粗く補正し、ディジタル信号処理回路で精度よく補正する構成とし、AD変換回路へのトラッキング信号の入力レンジを損なわずに精度よく補正できる。
【0031】図5のような増幅率を切り換えて補正する構成のみでは補正精度を高くするには回路規模が大きくなる。
【0032】また、フォーカスずれ信号のオフセットも同様に高精度に簡単な回路構成で補正ができる。
【0033】オフセット補正は光ディスク装置の起動時、または光ディスクの交換時に差動増幅回路によりオフセットを補正する。
【0034】また、記録、再生動作を行っていないときでフォーカス動作、トラッキング動作を行い、記録再生動作の待機状態のときにはAD変換後のディジタル信号処理回路でオフセットを補正する。
【0035】また、トラックはずれ、またはフォーカスはずれをディジタル信号処理回路が検出した場合は差動増幅回路およびディジタル信号処理回路、またはディジタル信号処理回路で行う。
【0036】トラックはずれ検出およびフォーカスはずれ検出はトラックずれ信号、フォーカスずれ信号または光ディスクからの反射光量和により検出できる。
【0037】反射光量和はトラックずれ検出器11またはフォーカスずれ検出器10により検出できる。
【0038】
【発明の効果】以上のように本発明は、差動増幅回路の増幅率を切り換えてオフセットを補正する第1のオフセット補正回路で粗く補正し、ディジタル信号処理回路で精度よく補正する構成とし、AD変換回路に入るトラッキング信号の入力範囲をオフセットで損なうことなく、かつ、精度よいオフセット補正回路を簡単な回路構成で可能とするものである。




 

 


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