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発明の名称 画像検索装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開平7−85066
公開日 平成7年(1995)3月31日
出願番号 特願平5−225506
出願日 平成5年(1993)9月10日
代理人 【弁理士】
【氏名又は名称】小鍜治 明 (外2名)
発明者 伊藤 明 / 寺井 英夫 / 白神 和弘
要約 目的
本発明は、コード情報化されて低速な記憶装置に保存されている文書や図面などの画像情報を高速に連続ページめくりイメージ表示することで、効率的に目的の画像情報を検索することのできる画像検索装置を提供する。

構成
コード情報記憶部101は、文書や図面等の画像情報をコード情報化して保存している。コード情報変換部102は、このコード情報を読み出して、元のコード情報よりも小容量でかつ画像検索用の表示データを容易に生成できる画像検索用コード情報に変換してコードバッファ103に転送する。検索表示データ生成部104は、コードバッファ103の画像検索用コード情報を次々と連続的に読み出して画像検索用表示データに変換し、表示メモリ105に直接転送する。
特許請求の範囲
【請求項1】画像情報をコードデータ化した結果得られるコード情報を保存するコード情報記憶部と、前記コード情報記憶部に保存されているコード情報を読み出して画像検索用コード情報に変換するコード情報変換部と、前記画像検索用コード情報を記憶するコードバッファと、前記コードバッファに記憶されている画像検索用コード情報を読み出して画像検索用表示データに変換する検索表示データ生成部と、表示データを記憶する表示メモリと、前記表示メモリに記憶されている表示データに基づいて画像を表示する表示部とを具備し、前記コードバッファに記憶された画像検索用コード情報から前記検索表示データ生成部によって次々と連続的に画像検索用表示データを生成し、かつ表示メモリに転送して前記表示部に画像表示することで、対応するコード情報を検索することを特徴とする画像検索装置。
【請求項2】コード情報変換部は画像検索用コード情報への複数の変換方法を有しており検索画像表示速度に応じてこの変換方法がきりかわることを特徴とする請求項1記載の画像検索装置。
【請求項3】コード情報記憶部は可搬性を有し、コード情報変換部は前記コード情報記憶部が接続されると同時に保存されているコード情報を読み出して画像検索用コード情報に変換することを特徴とする請求項1記載の画像検索装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コード情報化されて保存されている文書や図面などの画像情報の検索を行う画像検索装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、文書や図面などの画像情報をコードデータとして生成し、フロッピーディスクなどの記憶装置に保存し、保存されているコードデータを必要に応じて検索して画像情報に対する編集や印刷出力等を行なう画像検索装置が実用化されている。
【0003】この画像検索装置では、目的の画像情報を視覚的に検索するために、検索対象文書の例えば第一ページを次々と連続的にあたかも本をめくるように表示(以下「連続ページめくりイメージ表示」と記す)できることが必要である。 以下図面を参照しながら、従来の画像検索装置の一例について説明する。
【0004】図8は、従来の画像検索装置の全体構成を示すブロック図である。501は、文書や図面などの画像情報をコードデータ化した結果得られるコード情報を保存するコード情報記憶部である。502は、前記コード情報記憶部に保存されているコード情報が転送されて一時的に記憶されるコードバッファである。503は、表示データを記憶する表示メモリである。504は、前記表示メモリに記憶されている表示データに基づいて画像を表示する表示部である。505は、前記コード情報記憶部に保存されているコード情報を読み出して前記コードバッファに転送し、このコード情報を画像情報に変換して前記表示メモリに転送したり、画像情報の編集や印刷出力などの各種制御を行なうCPUである。506は、各種制御情報、コード情報、画像情報を転送するためのシステムバスである。
【0005】この従来の画像検索装置においては、コード情報記憶部501からの読み出し速度が一般的に低速であるため、画像検索のための連続ページめくりイメージ表示は、以下のようにして行なわれる。(101)まず、CPU505が、連続ページめくりイメージ表示の対象となる画像情報に対応するコード情報をコード情報記憶部501から読み出し、コードバッファ502に転送する。例えば、複数ページから構成される複数個の文書から一つの文書を検索するために、全文書の第一ページのコード情報をすべてコードバッファ502に転送する。(102)コードバッファ502にコード情報が揃うと、次にCPU505は、このコード情報を表示ページ単位に画像検索に適した表示データに変換して表示メモリ503に転送する。例えば、文書の第一ページのコード情報を該当ページの印刷時のイメージを表わす表示データに変換して転送する。(103)表示部504は、表示メモリ503に転送された表示データに基づいて、画像表示を行なう。(104)引続き、CPU505は、コードバッファ502に記憶されている次の表示ページのコード情報の変換と表示データの転送を行い、表示部504が画像表示を行なう。(105)以下同様に(104)を繰り返し、連続ページめくりイメージ表示を行なう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のような構成では、画像検索の効率を決める単位時間あたりの表示ページ数すなわち検索画像表示速度は、コードバッファ502に記憶されているコード情報をCPU505が画像検索用の表示データに変換し、表示メモリ503に転送する時間によって決定される。元の画像情報の複雑で多様な構造に対して、効率的な保存と高機能な編集を目的としてコードデータ化した結果得られるコード情報は、元の画像情報への変換に多大な処理時間を要する。さらに、画像検索用の表示データへの変換をするならば、ページあたりの表示に要する処理時間は、かなり長時間なものとなり、高速な連続ページめくりイメージ表示を実現することが困難であるという問題を有していた。
【0007】また、コード情報記憶部501に保存されているコード情報をそのままバッファリングするので、検索対象となる文書のコード情報の容量の総計だけコードバッファ502の容量が必要であるという問題を有していた。
【0008】本発明請求項1は、上記問題点に鑑み、読み出し速度が低速であるコード情報記憶部を有しながらも、小容量のコードバッファで高速な連続ページめくりイメージ表示を行なうことができる画像検索装置を提供することを目的とする。
【0009】本発明請求項2は、請求項1に加えて、単位時間あたりの表示ページ数すなわち検索画像表示速度に応じて画像検索用コード情報への変換方法を切り替えることで、検索画像の情報量あるいは表示品質を速度に応じて変化させることのできる画像検索装置を提供することを目的とする。
【0010】本発明請求項3は、請求項1に加えて、取り外し可能なすなわち可搬性を有するコード情報記憶部を有し、このコード情報記憶部が本装置に接続されるとすぐにコード変換を行なうことで、連続ページめくりイメージ表示が実際に動作し始め、画像検索が始まるまでの待ち時間を削減した画像検索装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、 請求項1の発明は、画像情報をコードデータ化した結果得られるコード情報を保存するコード情報記憶部と、前記コード情報記憶部に保存されているコード情報を読み出して、元のコード情報よりも小容量で表示データへの変換が容易な画像検索用コード情報に変換するコード情報変換部と、前記画像検索用コード情報を記憶するコードバッファと、前記コードバッファに記憶されている画像検索用コード情報を読み出して画像検索用表示データに変換する検索表示データ生成部と、表示データを記憶する表示メモリと、前記表示メモリに記憶されている表示データに基づいて画像を表示する表示部とを具備し、前記コードバッファに記憶された画像検索用コード情報から前記検索表示データ生成部によって次々と画像検索用表示データを生成し、かつ表示メモリに転送して前記表示部に画像表示することで、対応するコード情報を検索することを特徴としている。
【0012】請求項2の発明は、画像情報をコードデータ化した結果得られるコード情報を保存するコード情報記憶部と、前記コード情報記憶部に保存されているコード情報を読み出して、元のコード情報よりも小容量で表示データへの変換が容易な画像検索用コード情報に変換し、加えて、この変換方法が、検索画像表示速度に応じて切り替わるコード情報変換部と、前記画像検索用コード情報を記憶するコードバッファと、前記コードバッファに記憶されている画像検索用コード情報を読み出して画像検索用表示データに変換する検索表示データ生成部と、表示データを記憶する表示メモリと、前記表示メモリに記憶されている表示データに基づいて画像を表示する表示部とを具備し、前記コードバッファに記憶された画像検索用コード情報から前記検索表示データ生成部によって次々と画像検索用表示データを生成し、かつ表示メモリに転送して前記表示部に画像表示することで、対応するコード情報を検索することを特徴としている。
【0013】請求項3の発明は、画像情報をコードデータ化した結果得られるコード情報を保存し、可搬性を有していて、本装置との取り外しが可能なコード情報記憶部と、前記コード情報記憶部に保存されているコード情報をこのコード情報記憶部が接続されたと同時に読み出して、元のコード情報よりも小容量で表示データへの変換が容易な画像検索用コード情報に変換するコード情報変換部と、前記画像検索用コード情報を記憶するコードバッファと、前記コードバッファに記憶されている画像検索用コード情報を読み出して画像検索用表示データに変換する検索表示データ生成部と、表示データを記憶する表示メモリと、前記表示メモリに記憶されている表示データに基づいて画像を表示する表示部とを具備し、前記コードバッファに記憶された画像検索用コード情報から前記検索表示データ生成部によって次々と画像検索用表示データを生成し、かつ表示メモリに転送して前記表示部に画像表示することで、対応するコード情報を検索することを特徴としている。
【0014】
【作用】請求項1の発明において、コード情報記憶部は、画像情報をコードデータ化した結果得られるコード情報を保存する。コード情報変換部は、前記コード情報記憶部に保存されているコード情報を読み出して、元のコード情報よりも小容量で表示データへの変換が容易な画像検索用コード情報に変換する。コードバッファは、前記画像検索用コード情報を記憶する。検索表示データ生成部は、前記コードバッファに記憶されている画像検索用コード情報を読み出して画像検索用表示データに変換する。表示メモリは、表示データを記憶する。表示部は、前記表示メモリに記憶されている表示データに基づいて画像を表示する。そして、前記コードバッファに記憶された画像検索用コード情報から前記検索表示データ生成部が次々と連続的に画像検索用表示データを生成し、かつ前記表示メモリに転送して前記表示部が画像表示する。
【0015】請求項2の発明において、コード情報記憶部は、画像情報をコードデータ化した結果得られるコード情報を保存する。コード情報変換部は、前記コード情報記憶部に保存されているコード情報を読み出して、元のコード情報よりも小容量で表示データへの変換が容易な画像検索用コード情報に変換し、さらに画像検索用コード情報への複数の変換方法を有しており、この変換方法が検索画像表示速度に応じて切り替わる。コードバッファは、前記画像検索用コード情報を記憶する。検索表示データ生成部は、前記コードバッファに記憶されている画像検索用コード情報を読み出して画像検索用表示データに変換する。表示メモリは、表示データを記憶する。表示部は、前記表示メモリに記憶されている表示データに基づいて画像を表示する。そして、前記コードバッファに記憶された画像検索用コード情報から前記検索表示データ生成部が次々と連続的に画像検索用表示データを生成し、かつ表示メモリに転送して前記表示部が画像表示する。
【0016】請求項3の発明において、コード情報記憶部は、画像情報をコードデータ化した結果得られるコード情報を保存し、可搬性を有している。コード情報変換部は、前記コード情報記憶部に保存されているコード情報をこのコード情報記憶部が接続されると同時に読み出して、元のコード情報よりも小容量で表示データへの変換が容易な画像検索用コード情報に変換する。コードバッファは、前記画像検索用コード情報を記憶する。検索表示データ生成部は、前記コードバッファに記憶されている画像検索用コード情報を読み出して画像検索用表示データに変換する。表示メモリは、表示データを記憶する。表示部は、前記表示メモリに記憶されている表示データに基づいて画像を表示する。そして、前記コードバッファに記憶された画像検索用コード情報から前記検索表示データ生成部が次々と連続的に画像検索用表示データを生成し、かつ表示メモリに転送して前記表示部が画像表示する。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に説明する。
【0018】図1は本発明の第1の実施例における画像検索装置の全体構成を示すブロック図である。101は、ワードプロセッサやCAD(コンピュータ・エイディッド・デザイン)などで作成された文書や図面等の画像情報をコードデータ化した結果得られるコード情報を保存しているコード情報記憶部であり、本装置への接続と切断を自由に行うことが可能でいわゆる可搬性を有する。一例として、フロッピーディスクや光磁気ディスクなどのディスク記録媒体を使用する。102は、コード情報記憶部101の本装置への接続あるいは切断をモニター管理し、コード情報記憶部101の本装置への接続を検知すると、コード情報記憶部101に保存されているコード情報を読み出して、検索画像表示速度に応じた変換方法で画像検索用コード情報に変換して出力するコード情報変換部である。103は、画像検索用コード情報を記憶するコードバッファであり、一例として半導体メモリで構成され、データ読み出し速度に関してコード情報記憶部101からの読み出し速度と比較して十分に高速である。104は、コードバッファ103に記憶されている画像検索用コード情報を読み出して、画像検索用表示データに変換して出力する検索表示データ生成部である。105は、表示データを記憶する表示メモリである。106は、表示メモリ105に記憶されている表示データに基づいて画像を表示する表示部である。107は、コード情報変換部102と検索表示データ生成部104に対する動作命令の発行、ユーザーがキーボードやマウスやタブレット等のデータ入力部(図示せず)から入力した画像情報のコード情報化、画像情報の編集などの各種制御を行うCPUである。108は、CPU107、コード情報記憶部101、コード情報変換部102、コードバッファ103、検索表示データ生成部104、表示メモリ105を相互に接続するシステムバスであり、各種制御情報およびコード情報を転送する。109は、コードバッファ103と、検索表示データ生成部104と表示メモリ105を相互に接続する画像バスであり、画像検索用コード情報および表示データを転送する。
【0019】図2はコード情報変換部102の要部の構成と、コード情報記憶部101およびコードバッファ103との信号接続を示すブロック図である。201は、コード情報記憶部101が本装置に接続されているかどうかを検知しその接続情報を管理するコード情報記憶部接続管理ブロックである。202は、検索者が連続ページめくりイメージ表示を行う際に設定する単位時間あたりの表示ページ数、すなわち検索画像表示速度を保持する検索画像表示速度設定ブロックである。203は、検索画像表示速度設定ブロック202に保持されている検索画像表示速度に対応して、コード情報から画像検索用コード情報への変換方法を決定するコード情報変換方法設定ブロックである。204は、コード情報記憶部接続管理ブロック201で管理されているコード情報記憶部の接続情報に基づいてコード情報記憶部101をコントロールし、保存されているコード情報を読みこむコード情報転送ブロックである。205は、コード情報転送ブロック204が読みこんだコード情報をコード情報変換方法設定ブロック203で決定された変換方法に基づいて画像検索用コード情報に変換する画像検索用コード情報生成ブロックである。206は、画像検索用コード情報生成ブロック205で変換された結果出力される画像検索用コード情報をコードバッファ103に直接転送する画像検索用コード情報転送ブロックである。207は、データを転送するためのデータバスであり、アドレスバス208とコントロールバス209とともにシステムバス108を構成する。208は、アドレスを転送するためのアドレスバスであり、データバス207とコントロールバス209とともにシステムバス108を構成する。209は、コントロール信号を転送するためのコントロールバスであり、データバス207とアドレスバス208とともにシステムバス108を構成する。210は、データを転送するためのデータバスであり、アドレスバス211とコントロールバス212とともに画像バス109を構成する。211は、アドレスを転送するためのアドレスバスであり、データバス210とコントロールバス212とともに画像バス109を構成する。212は、コントロール信号を転送するためのコントロールバスであり、データバス210とアドレスバス211とともに画像バス109を構成する。
【0020】図3は本実施例の画像検索装置における文書を表現する画像情報のコード情報の構造と、連続ページめくりイメージ表示の際にコード情報変換部102で生成され、コードバッファ103に記憶される画像検索用コード情報の構造を示す説明図である。301は、文書のコード情報のうち、用紙サイズ、縦横の用紙方向、縦横の印字方向、一行の文字数、一頁の行数、印刷時の設定、作成日時等の情報から構成される書式情報である。302は、文書のコード情報のうち、ユーザーが文書中に自由に作成したビットマップからなる図形とその図形のページ中での位置等から構成される図形情報である。303は、文書のコード情報のうち、文字コードと文字サイズや強調、網掛け等を制御する文字制御情報とから構成されるテキスト情報である。304は、文書のコード情報のうち、直線、円、長方形、矢印など図形の種類とサイズ等のデータ構造が定められている線画情報である。305は、画像検索用コード情報のうち、イメージ表示の大きさ等の書式を定める表示書式情報である。306は、画像検索用コード情報のうち、文書のレイアウトを表現する線画情報である。307は、画像検索用コード情報のうち、文書において、強調や網掛けを施されている文字、全角サイズを越えるサイズの文字に関する情報から構成されている強調テキスト情報である。308は、画像検索用コード情報のうち、ユーザーが文書中に自由に作成したビットマップからなる図形とその図形のページ中での位置等から構成される図形情報である。
【0021】図4〜図7は本実施例の画像検索装置における文書を表現する元の画像情報と連続ページめくりイメージ表示の際の表示イメージを示す説明図である。ここでは、検索画像表示速度が、高速、中速、低速の場合について示している。
【0022】次に、図1、図2を用いて、連続ページめくりイメージ表示の際の動作の流れを具体的に説明する。ここでは、コード情報記憶部101としてフロッピーディスクを使用し、複数枚のフロッピーディスクの中から目的の画像情報を連続ページめくりイメージ表示によって検索する場合について説明する。
(連続ページめくりイメージ表示の動作の流れ)
(201)CPU107が、検索者によってキーボード等の入力部(図示せず)から入力された検索画像表示速度を検索画像表示速度設定ブロック202に設定する。また、コード情報変換部102から画像検索用コード情報を転送すべきコードバッファ103のスタートアドレスを画像検索用コード情報転送ブロック206に設定する。さらに、検索表示データ生成部104によって画像検索用コード情報を読み出すべきコードバッファ103のスタートアドレスと生成した表示データを転送すべき表示メモリ105のスタートアドレスを検索表示データ生成部104に設定する。
【0023】(202)一枚目のフロッピーディスクであるコード情報記憶部101を本装置に接続すると、コード情報変換部102内のコード情報記憶部接続管理ブロック201によってその接続が検知され、コード情報転送ブロック204にデータ転送の起動がかかる。
【0024】(203)コード情報転送ブロック204は、コード情報記憶部101に対して、システムバス108上でデータ読み出し命令を転送し、コード情報をシステムバス108のデータバス207で読みこむ。このコード情報記憶部101からのコード情報読み出しは、読み出しヘッドの機械的な移動やディスクの回転待ちによるオーバーヘッドを最小限に抑制してコード情報すべてを最短時間で読み出すような命令によって実行される。
【0025】(204)一表示ページのコード情報が読みこまれると、コード情報変換方法設定ブロック203で決定された変換方法によって、画像検索用コード情報生成ブロック205においてコード情報が画像検索用コード情報に変換される。
【0026】(205)画像検索用コード情報生成ブロック205で生成された画像検索用コード情報は、画像検索用コード情報転送ブロック206によって、あらかじめ(201)でアドレス設定されたコードバッファ103に直接転送される。
【0027】(206)(203)から(205)がくり返され、フロッピーディスク上のすべてのコード情報が変換されてコードバッファ103に転送されると、コード情報変換部102は、変換終了の通知をCPU107に行う。
【0028】(207)CPU107は、表示メモリ105にメッセージ表示データを転送し、表示部106にメッセージを表示することで、検索者に二枚目のフロッピーディスクの接続要求とその接続を行うことによる一枚目のフロッピーディスクに保存されていた画像情報の連続ページめくりイメージ表示の開始を知らせる。
【0029】(208)検索者が二枚目のフロッピーディスクを接続すると、(202)と同様にコード情報変換部102が動作を開始する。また、CPU107は、コード情報記憶部接続管理ブロック201によって二枚目のフロッピーディスクの接続を知り、検索表示データ生成部104に動作命令を発行する。
【0030】(209)検索表示データ生成部104は、(205)で転送された画像検索用コード情報を読み出すために画像バス109のアドレスバス211にコードバッファ103のアドレスをコントロールバス212に読み出し命令を出力し、データバス210で読みこむ。
【0031】(210)検索表示データ生成部104は、一表示ページの画像検索用コード情報を読みこむと、画像検索用表示データに変換し、あらかじめ設定されていた表示メモリ105のアドレスに画像バス109で直接転送し、表示部106に画像表示する。
【0032】(211)検索表示データ生成部104は、(209)と(210)の動作を繰り返す。それと同時にコード情報変換部102は、(203)から(206)までの動作を行って二枚目のフロッピーディスクのコード情報を画像検索用コード情報に変換してコードバッファ103に転送する。
【0033】(212)一枚目のフロッピーディスクに関する連続ページめくりイメージ表示によって目的の画像情報を検索できたならば、おわり。検索できなかった場合は、コード情報変換部102による二枚目のフロッピーディスクの画像検索用コード情報への変換の終了後、変換終了の通知をコード情報変換部102がCPU107に行ない、以下三枚目以降のフロッピーディスクについて(207)から(212)までの処理を繰り返す(動作の流れおわり)。
【0034】次に、本実施例において文書のコード情報から変換される画像検索用コード情報について、図3〜図7を用いて具体的に説明する。
【0035】コード情報記憶部101に保存されているコード情報は、図3(a)に示すような構造をしており、従来の画像検索装置の構成では、連続ページめくりイメージ表示を行なう際、コードバッファにコード情報を構成するすべての情報を記憶して、一表示ページごとに画像検索用の表示データに変換する必要があった。本実施例のコード情報変換部102が出力する画像検索用コード情報は、図3(b)に示すような構造で、検索者が設定した検索画像表示速度が高速である場合(図中b−1)は、表示書式情報305と線画情報306のみから構成される。表示書式情報305は、元のコード情報の書式情報301からイメージ表示の際の大きさ、行数、桁数等の連続ページめくりイメージ表示による画像検索時に必要な書式情報を作成したものである。また、線画情報306は、画像情報をすべて線画としてレイアウト表現するもので、例えば、元の図形情報302は図形枠の大きさと位置だけの情報にして図形枠を線画表現する。また、テキスト情報303は各行の文字列を線画の線分で表わし、文字サイズの大きさや強調文字は線分の太さで表わす。線画情報304に関しては、全図形あるいは高速に表示データを生成できる線分や長方形などの限られた図形のみを線画情報306として構成する。このようなコード情報の変換を行い、検索表示データ生成部104を直線描画や塗り潰しなどの線画コード情報から表示データへの変換を高速に処理するような構成とする。検索者が設定した検索画像表示速度が中速である場合(図中b−2)は、表示書式情報305と線画情報306に加えて強調テキスト情報307によって画像検索用コード情報が構成される。強調テキスト情報307によって、テキストすべてを線画表現するのではなく、文書作成者が特に強調する意図をもって使用した強調や網掛けを施されている文字、全角サイズを越える文字を元の画像情報のまま表示することとする。さらに、検索者が設定した検索画像表示速度が低速である場合(図中b−3)は、より情報量を増やすために図形情報308を画像検索用コード情報に含め、ビットマップ図形情報を表示する。
【0036】図5〜図7に具体的なイメージで表示イメージを示しており、図3のb−1の構造に対応する表示例を図5に示し、図3のb−2の構造に対応する表示例を図6に示し、図3のb−3の構造に対応する表示例を図7に示している。表示速度が高速な場合は、文書全体を線画のみで表し、中速の場合は、加えて作成時に強調の意図があったと考えられるアンダーライン付き文字や倍角文字をそのまま表し、さらに低速の場合は、ビットマップ図形情報を表している。 このように、コード情報変換部102は、コード情報記憶部101の本装置への接続を検知するとすぐに、コード情報記憶部101からのコード情報の読み出しと小容量かつ表示データへの変換が容易な画像検索用コード情報への変換を行いコードバッファ103に転送する。そして、それと同時にあらかじめ記憶されていたコードバッファ103上の画像検索用コード情報を検索表示データ生成部104が表示データに次々と連続に変換して表示メモリに転送する。また、コード情報変換部102における変換方法を検索画像表示速度が高速である場合は、表示データへの変換を高速に行なうことができ視覚的な画像検索を行なうには十分な情報量を有するコード情報への変換とし、速度が低速になるにつれ、容量は増えるが情報量も増えてより確実に検索できるコード情報への変換に切り替えることができ、その結果、高速に連続ページめくりイメージ表示をし、効率的に画像検索を行なうことができる。 なお、本実施例では、可搬性を有するコード情報記憶部として、ディスク記録媒体であるフロッピーディスクについて説明したが、8mmテープやディジタルオーディオテープなどのテープ記録媒体にも応用できることはもちろんのこと、本装置への接続を通信回線上の接続とすれば、ローカルエリアネットワーク等の通信手段によって接続された記録媒体にも応用できることはもちろんである。
【0037】また、本実施例では、コード情報記憶部が可搬性を有する場合についてのみ説明したが、可搬性を有しない例えばハードディスクのような低速の固定的なコード情報記憶部の場合についても、小容量のコードバッファを効率的に使用して高速な連続ページめくりイメージ表示を行うことができる。
【0038】また、本実施例では、各構成要素がシステムバスおよび画像バスによって相互に接続されている場合について説明したが、各構成要素間の物理的な接続方法としては、すべてがひとつのバスによってのみ相互に接続されていても同様の効果が得られるし、コード情報記憶部からコード情報変換部へ、コード情報変換部からコードバッファへ、コードバッファから検索表示データ生成部へ、検索表示データ生成部から表示メモリへ、表示メモリから表示部へのデータのパスが確保されている構成であれば、同様の効果が得られる。
【0039】また、本実施例では、機能による構成要素の分割を行い、コード情報変換部と検索表示データ生成部とは独立してCPUを設けたが、実際の物理的な回路構成においては、これら3つの構成要素を独立させる必要はなく、例えばひとつのマイクロプロセッサと表示データ作成専用アクセラレータによって構成し、このマイクロプロセッサによって実施例のCPUとコード情報変換部の機能を実現し、表示データ作成専用アクセラレータによって検索表示データ生成部の機能を実現することも可能であり、同様に、コードバッファと表示メモリを大容量の半導体メモリ1チップで構成することも可能である。
【0040】また、本実施例では、検索画像表示速度によって画像検索用コード情報への変換方法を切り替える場合についてのみ説明したが、例えば実施例で高速表示の場合に説明した変換方法のみの固定した変換方法で、その表示速度を切り替えたとしても、表示データが画像検索するために十分な情報量を有するならば、小容量のコードバッファによる高速な連続ページめくり表示を行うことができることはもちろんである。
【0041】また、本実施例では、コード情報記憶部のすべてのコード情報を画像検索用コード情報に変換してコードバッファに記憶してから画像検索用表示データへの変換と転送を開始する場合について説明したが、ある定められた表示ページ数分の画像検索用コード情報への変換が完了した時点で、画像検索用表示データへの変換と転送を開始することも可能である。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、コード情報をより小容量で表示データへの変換が容易な画像検索用コード情報に変換してバッファリングするので、画像検索するための付加情報をあらかじめコード情報に対応付けて保存しておく必要がなく、読み出し速度が低速なコード情報記憶部を有しながらも、小容量のコードバッファで高速な連続ページめくりイメージ表示を行なうことができる。
【0043】また、連続ページめくりイメージ表示の際の検索画像表示速度に応じて画像検索用コード情報への変換方法を切り替えることで、検索画像の情報量あるいは品質を速度に応じて変化させることができ、コードバッファを効率的に使用して画像検索を行なうことができる。
【0044】さらに、可搬性を有するコード情報記憶部を有する場合に、このコード情報記憶部が本装置に接続されるとすぐにコード変換を行ってコードバッファに画像検索用コード情報を転送し始めることで、連続ページめくりイメージ表示が実際に動作し始めて画像検索を開始するまでの待ち時間を削減することができる。




 

 


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